JPH10322906A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JPH10322906A
JPH10322906A JP27306097A JP27306097A JPH10322906A JP H10322906 A JPH10322906 A JP H10322906A JP 27306097 A JP27306097 A JP 27306097A JP 27306097 A JP27306097 A JP 27306097A JP H10322906 A JPH10322906 A JP H10322906A
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Akihiko Morita
彰彦 森田
Masami Otani
正美 大谷
Yasuo Imanishi
保夫 今西
Masao Tsuji
雅夫 辻
Masaki Iwami
優樹 岩見
Joichi Nishimura
讓一 西村
Kazuhiro Nishimura
和浩 西村
Tetsuya Hamada
哲也 濱田
Satoshi Yamamoto
聡 山本
Kenji Kamei
謙治 亀井
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1951Control of temperature characterised by the use of electric means with control of the working time of a temperature controlling device

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時の瞬間最大消費電力が低減された
基板処理装置を提供することである。 【解決手段】 複数の処理ユニット11,12,13,
14の受電部は、それぞれスイッチ41,42,43,
44を介して電源投入スイッチ30の一端に接続されて
いる。電源投入スイッチ30の他端はブレーカ20を介
して外部電源Eに接続されている。タイマ51,52,
53,54にはそれぞれタイマ値T1 ,T 2 ,T3 ,T
4 が予め設定されている。電源投入スイッチ30がオン
されると、タイマ51〜54がそれぞれタイマ値T1
4 で規定される時間の経過後に対応するスイッチ41
〜44をオンさせることにより、処理ユニット11〜1
4に一定時間ずつ遅延しながら電力が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の処理部を備
えた基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用ガラス基
板等の基板に種々の処理を行うために基板処理装置が用
いられている。例えば、半導体デバイスの製造プロセス
では、生産効率を高めるために、一連の処理の各々をユ
ニット化し、複数の処理ユニットを統合した基板処理装
置が用いられている。このような基板処理装置は、一般
に、工場内の電力供給設備(外部電源)に接続され、そ
の電力供給設備から供給される電力により複数の処理ユ
ニットが駆動される。
【0003】図9は従来の基板処理装置における電力系
統を示すブロック図である。図9において、基板処理装
置1aは、それぞれ基板に所定の処理を行う複数の処理
ユニット11,12,13,14を備える。複数の処理
ユニット11〜14の受電部は電源投入スイッチ30お
よびブレーカ20を介して外部電源Eに接続される。電
源投入スイッチ30をオンにすると、外部電源Eからの
電力が複数の処理ユニット11〜14に供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各処理ユニット11〜
14には、例えば、ランプのフィラメント、ヒータのニ
クロム線等の抵抗体が用いられている。このような抵抗
体に電流が流れると、大きな熱を発生するが、抵抗体の
電気抵抗は温度が低いほど小さくなる。電源投入時に
は、抵抗体の温度が低く、時間の経過とともに温度が上
昇し、ある一定の温度で安定する。したがって、電源投
入直後には、定常状態に比べると、大きな電流が流れる
ことになる。
【0005】図10は図9の基板処理装置1aにおける
使用電力の時間的変化を示す図である。図9の基板処理
装置1aでは、電源投入時に複数の処理ユニット11〜
14に同時に電力が供給されるので、各処理ユニット1
1〜14の上記の電気的挙動により、図10に示すよう
に、電源投入時t0から一定の時間が経過するまでの間
は、基板処理装置1aの全体の使用電力が大きくなり、
定常状態になると使用電力がある一定のレベルWdより
も低くなる。この場合、ブレーカ20の動作レベルWa
を電源投入直後の使用電力よりも大きく設定し、外部電
源Eの電力供給能力をブレーカ20の動作レベルWaよ
りも大きくする必要がある。
【0006】しかしながら、外部電源Eの電力供給能力
を増大させることは、安全上の点から好ましくなく、設
備も大がかりとなり、維持費の増大にもつながる。これ
らのことは、基板処理装置1aのユーザにとって大きな
負担となる。
【0007】また、処理ユニットとして複数の加熱ユニ
ット(ホットプレート)を有する基板処理装置では、各
加熱ユニットの処理温度を調整するための温調コントロ
ーラが設けられている。加熱ユニットは、基板を支持す
る基板支持プレート、およびこの基板支持プレートを加
熱するヒータを備える。温調コントローラには、各加熱
ユニットの処理温度が設定温度として設定されている。
【0008】電源投入時には、温調コントローラは、各
加熱ユニットのヒータに外部電源からの電力を供給して
基板支持プレートを加熱し、各加熱ユニットの基板支持
プレートの温度が設定温度になると、基板支持プレート
の温度を設定温度に保つために、加熱ユニットのヒータ
に供給する電流をオンオフ制御する。
【0009】したがって、電源投入時から各加熱ユニッ
トの温度調整が完了するまでの間は、基板処理装置の全
体の使用電力が高くなり、各加熱ユニットの温度調整の
完了後の保温時には、使用電力が低くなる。
【0010】また、処理される基板のロットの変更等に
よりレシピ(処理手順)が変更されると、それに伴って
温調コントローラに設定される各加熱ユニットの設定温
度も変更される。
【0011】この場合、温調コントローラは、各加熱ユ
ニットの基板支持プレートの温度が変更後の設定温度に
なるまで外部電源からの電力を各加熱ユニットのヒータ
に供給し、各加熱ユニットの温度調整の完了後は、各加
熱ユニットの基板支持プレートの温度を設定温度に保つ
ために各加熱ユニットのヒータに供給する電流をオンオ
フ制御する。
【0012】したがって、設定温度の変更後の各加熱ユ
ニットの温度調整時に、基板処理装置の全体の使用電力
が高くなり、各加熱ユニットの温度調整の完了後の保温
時には、使用電力が低くなる。
【0013】この場合、電源投入時から各加熱ユニット
の温度調整が完了するまでの間および設定温度の変更後
の各加熱ユニットの温度調整が完了するまでの間は、外
部電源には温度調整完了後の使用電力よりも大きな電力
供給能力が要求されるとともに、電力系統の線材部品に
も、その使用電力に応じた容量が要求される。これらの
結果、省エネルギー化および低コスト化を図ることが困
難となる。
【0014】本発明の目的は、電源投入時の瞬間最大消
費電力が低減された基板処理装置を提供することであ
る。
【0015】本発明の他の目的は、電源投入時の温度調
整に要する最大消費電力が低減された基板処理装置を提
供することである。
【0016】本発明の他の目的は、設定温度の変更時の
温度調整に要する最大消費電力が低減された基板処理装
置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う複
数の処理部と、外部電源に接続される電源投入手段と、
電源投入手段による電源投入時に、外部電源から供給さ
れる電力を時間的にずらせながら複数の処理部に順次供
給する電力供給制御手段とを備えたものである。
【0018】本発明に係る基板処理装置においては、電
源投入時に外部電源から供給される電力が時間的に異な
るタイミングで複数の処理部に順次供給されるので、複
数の処理部での初期の電力消費のタイミングが分散され
る。それにより、電源投入直後に基板処理装置の全体で
消費される瞬間最大電力が低減される。したがって、外
部電源の電力供給能力を低減することが可能となる。
【0019】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、電力供給制御
手段が、電源投入手段と複数の処理部との間にそれぞれ
接続された複数のスイッチ手段と、複数のスイッチ手段
を電源投入手段による電源投入時からそれぞれ予め設定
された時間の経過後にオン状態にする計時手段とを含む
ものである。
【0020】この場合、電源投入時に複数のスイッチ手
段がそれぞれ予め設定された時間の経過後に順次オン状
態になるので、複数の処理部での初期の電力消費のタイ
ミングが分散され、電源投入直後に基板処理装置全体で
消費される瞬間最大電力が低減される。
【0021】第3の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、電力供給制御
手段が、電源投入手段と複数の処理部との間にそれぞれ
接続された複数のスイッチ手段と、複数の処理部で使用
中の電力を計測する電力計測手段と、電力計測手段の計
測値に基づいて複数のスイッチ手段を順次オン状態にす
るスイッチ制御手段とを含むものである。
【0022】この場合、電力計測手段の計測値に基づい
て複数のスイッチ手段が順次オン状態になるので、電源
投入直後に基板処理装置の全体で消費される瞬間最大電
力をある一定のレベル以下にすることが可能となる。
【0023】第4の発明に係る基板処理装置は、第3の
発明に係る基板処理装置の構成において、スイッチ制御
手段が、電力計測手段の計測値が予め定められた基準レ
ベルよりも低いときに各スイッチ手段を予め定められた
順序でオン状態にするものである。
【0024】この場合、電力計測手段の計測値が基準レ
ベルよりも高いときにはスイッチ手段がオン状態にされ
ず、電力計測手段の計測値が基準レベルよりも低下した
ときに次のスイッチ手段がオン状態にされる。それによ
り、複数のスイッチ手段が予め定められた順序で遅延し
ながらオン状態になる。
【0025】第5の発明に係る基板処理装置は、第3の
発明に係る基板処理装置の構成において、スイッチ制御
手段が、予め設定された最大許容レベルと電力計測手段
の計測値との差に基づいて複数の処理部のいずれかを選
択し、選択された処理部をオン状態にするものである。
【0026】この場合、最大許容レベルと電力計測手段
の計測値との差よりも低い消費電力を有する処理部をオ
ン状態にすることができるので、電源投入直後に基板処
理装置の全体で消費される瞬間最大電力を最大許容レベ
ル以下にすることができる。
【0027】第6の発明に係る基板処理装置は、第3の
発明に係る基板処理装置の構成において、スイッチ制御
手段が、電力計測手段の計測値が予め設定された最大許
容レベルを超えないように複数のスイッチ手段をオン状
態にするタイミングを順次遅延させるものである。
【0028】この場合、電源投入時に電力計測手段の計
測値が最大許容レベルを超えないように複数のスイッチ
手段をオン状態にするタイミングが順次遅延されるの
で、基板処理装置の全体で消費される瞬間最大電力が最
大許容レベルを超えることがない。
【0029】第7の発明に係る基板処理装置は、熱源を
有し、基板に熱処理を行なう複数の処理部と、外部電源
に接続され、外部電源からの電力を複数の処理部の熱源
にそれぞれ供給する電力供給手段と、各処理部の処理温
度をそれぞれ所定の温度に調整するために電力供給手段
による各処理部への電力の供給を制御する電力供給制御
手段とを備え、電力供給制御手段は、電源投入時に、外
部電源からの電力を時間的にずらせながら複数の処理部
に順次供給するように電力供給手段を制御するものであ
る。
【0030】本発明に係る基板処理装置においては、電
源投入時に、外部電源から供給される電力が時間的に異
なるタイミングで複数の処理部に順次供給されるので、
複数の処理部で温度調整に要する電力の消費のタイミン
グが分散される。それにより、電源投入直後に基板処理
装置の全体で消費される瞬間最大電力が低減される。
【0031】したがって、外部電源の電力供給能力を低
減することが可能になるとともに、電力系統の線材部品
の容量を低減することができる。その結果、省エネルギ
ー化および低コスト化を図ることができる。
【0032】第8の発明に係る基板処理装置は、熱源を
有し、基板に熱処理を行なう複数の処理部と、外部電源
に接続され、外部電源からの電力を複数の処理部の熱源
にそれぞれ供給する電力供給手段と、各処理部の処理温
度を各処理部ごとに設定された設定温度に調整するため
に電力供給手段による各処理部への電力の供給を制御す
る電力供給制御手段とを備え、電力供給制御手段は、設
定温度の変更時に、変更後の各処理部の設定温度に基づ
いて電力供給手段による各処理部への電力の供給を時間
的にずらせながら順次制御するものである。
【0033】本発明に係る基板処理装置においては、複
数の処理部の設定温度の変更時に、電力供給手段による
各処理部への電力の供給が時間的に異なるタイミングで
制御されるので、複数の処理部で温度調整のために要す
る電力の消費のタイミングが分散される。それにより、
設定温度の変更直後に基板処理装置の全体で消費される
瞬間最大電力が低減される。
【0034】したがって、外部電源の電力供給能力を低
減することが可能になるとともに、電力系統の線材部品
の容量を低減することができる。その結果、省エネルギ
ー化および低コスト化を図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施例にお
ける基板処理装置の電力系統を示すブロック図である。
【0036】図1の基板処理装置1は、複数の処理ユニ
ット11,12,13,14を備える。処理ユニット1
1〜14は、例えば、基板にレジスト等の塗布液を塗布
する回転式塗布ユニット、基板に現像処理を行う現像ユ
ニット、基板を洗浄する洗浄ユニット、基板に加熱処理
を行う加熱ユニット、基板に冷却処理を行う冷却ユニッ
ト、基板を搬送する搬送ユニット等である。
【0037】この基板処理ユニット1は、ブレーカ2
0、電源投入スイッチ30、複数のスイッチ41,4
2,43,44および複数のタイマ51,52,53,
54を含む。複数のスイッチ41,42,43,44お
よび複数のタイマ51,52,53,54は、それぞれ
複数の処理ユニット11,12,13,14に対応して
設けられている。
【0038】複数の処理ユニット11〜14の受電部
は、それぞれ対応するスイッチ41〜44を介して電源
投入スイッチ30の一端に接続されている。複数のタイ
マ51〜54は、同様に電源投入スイッチ30の一端に
接続されている。電源投入スイッチ30の他端はブレー
カ20を介して外部電源Eに接続されている。
【0039】タイマ51,52,53,54には、それ
ぞれタイマ値T1 ,T2 ,T3 ,T 4 が予め設定されて
いる。電源投入スイッチ30がオンされると、タイマ5
1〜54が作動し、それぞれタイマ値T1 〜T4 で規定
される時間の経過後に対応するスイッチ41〜44をオ
ンさせる。例えば、タイマ51〜54のタイマ値T1
4 がT1 <T2 <T3 <T4 となるように設定される
と、電源投入スイッチ30のオン時に、スイッチ41、
スイッチ42、スイッチ43およびスイッチ44がこの
順序で一定時間ずつ遅延しながらオンする。これによ
り、複数の処理ユニット11〜14にそれぞれ異なるタ
イミングで電力が供給される。
【0040】本実施例では、処理ユニット11〜14が
処理部に相当し、電源投入スイッチ30が電源投入手段
に相当する。また、スイッチ41〜44がスイッチ手段
に相当し、タイマ51〜54が計時手段に相当する。ス
イッチ41〜44およびタイマ51〜54が電力供給制
御手段を構成する。
【0041】図2は図1の基板処理装置1の全体の使用
電力の時間的変化を示す図である。上記の例では、時刻
t0に電源投入スイッチ30がオンにされると、時刻t
1にスイッチ41がオンし、時刻t2にスイッチ42が
オンし、t3にスイッチ43がオンし、時刻t4にスイ
ッチ44がオンする。
【0042】このように、電源投入直後に、複数の処理
ユニット11〜14に対応するスイッチ41〜44が時
間的に異なるタイミングでオンされるので、処理ユニッ
ト11〜14での初期の電力消費のタイミングが分散さ
れる。これにより、電源投入直後に基板処理装置1の全
体で使用される電力の最大値Wmが低減される。
【0043】ブレーカ20の動作電力Wbは、電源投入
直後の使用電力の最大値Wmよりも高く設定する。この
場合のブレーカ20の動作電力Wbは、従来の基板処理
装置1aにおけるブレーカ20の動作電力Waと比べて
大幅に低くすることができる。したがって、外部電源E
の電力供給能力を大幅に低減することが可能となる。
【0044】なお、各タイマ51〜54のタイマ値T1
〜T4 を調整することにより、電源投入時における各処
理ユニット11〜14へ電力供給のタイミングを任意に
設定することができる。したがって、各処理ユニット1
1〜14の最大消費電力に基づいて基板処理装置1の全
体で使用される電力の最大値Wmが低くなるように各処
理ユニット11〜14への電力供給のタイミングおよび
順序を容易に設定することができる。
【0045】各タイマ51〜54のタイマ値T1 〜T4
の設定は、作業者が手動で行ってもよく、あるいはCP
U(中央演算処理装置)等の制御部が自動的に行っても
よい。
【0046】図3は本発明の第2の実施例における基板
処理装置の電力系統を示すブロック図である。
【0047】図3において、基板処理装置2は、複数の
処理ユニット11,12,13,14を備える。また、
この基板処理装置2は、ブレーカ20、電源投入スイッ
チ30、電力計60、スイッチ部70、CPU(中央演
算処理装置)、条件設定パネル90およびメモリ100
を含む。スイッチ部70は、複数の処理ユニット11,
12,13,14にそれぞれ対応する複数のスイッチ7
1,72,73,74を含む。
【0048】複数の処理ユニット11〜14の受電部
は、スイッチ部70のそれぞれ対応するスイッチ71〜
74および電力計60を介して電源投入スイッチ30の
一端に接続されている。電源投入スイッチ30の他端は
ブレーカ20を介して外部電源Eに接続されている。
【0049】電力計60は、基板処理装置2の全体の使
用電力を計測する。条件設定パネル90は、複数の処理
ユニット11〜14の電力供給順序、各処理ユニット1
1〜14の最大消費電力、設定電力、最大許容電力等の
条件を設定するために用いられる。
【0050】条件設定パネル90により設定された条件
は、CPU80を介してメモリ100にデータとして記
憶される。CPU80は、電力計60により計測される
使用電力およびメモリ100から与えられる各種データ
に基づいてスイッチ部70のスイッチ71〜74をそれ
ぞれ所定のタイミングでオンさせる。
【0051】本実施例では、スイッチ71〜74がスイ
ッチ手段に相当し、電力計60が電力計測手段に相当
し、CPU80がスイッチ制御手段に相当する。また、
電力計60、スイッチ71〜74およびCPU80が電
力供給制御手段を構成する。
【0052】次に、図3の基板処理装置2の動作を図4
〜図7を参照しながら説明する。図4は図3の基板処理
装置2におけるCPU80の処理の一例を示すフローチ
ャートである。図5は図4の処理における基板処理装置
2の全体の使用電力の時間的変化を示す図である。
【0053】本例では、条件設定パネル90を用いてメ
モリ100に予め設定電力W0および処理ユニット11
〜14への電力供給順序が記憶されているものとする。
ここで、設定電力W0は基準レベルに相当する。
【0054】電源投入スイッチ30がオンされると、C
PU80は、メモリ100から設定電力W0のデータD
1を読み込む。そして、電力計60から現在の使用電力
WcのデータD2を読み込み、現在の使用電力Wcが設
定電力W0よりも低いか否かを判定する(ステップS
1)。
【0055】現在の使用電力Wcが設定電力W0以上の
場合には待機し、現在の使用電力Wcが設定電力W0よ
りも低くなると、メモリ100から次に電力供給する処
理ユニットのデータD3を読み込み、その処理ユニット
に対応するスイッチをオンにする(ステップS2)。
【0056】その後、すべての処理ユニットに対応する
スイッチをオンにしたかどうかを判定する(ステップS
3)。すべての処理ユニットに対応するスイッチをオン
にしていない場合には、電力計60から現在の使用電力
WcのデータD2を読み込み、ステップS1に戻る。す
べての処理ユニットに対応するスイッチがオンになるま
で、ステップS1〜S3の処理を繰り返し、すべての処
理ユニットに対応するスイッチがオンになると、処理を
終了する。
【0057】図4の例では、図5に示すように、時刻t
0に電源投入スイッチ30がオンにされると、現在の使
用電力Wcが設定電力W0よりも高いときにはスイッチ
をオンせず、現在の使用電力Wcが設定電力W0よりも
低下したときに次のスイッチをオンにする。これによ
り、複数のスイッチ71〜74が予め定められた順序で
遅延しながらオンする。
【0058】このように、電源投入直後に、複数の処理
ユニット11〜14に対応するスイッチ71〜74が時
間的に異なるタイミングでオンされるので、処理ユニッ
ト11〜14での初期の電力消費のタイミングが分散さ
れる。これにより、電源投入直後に基板処理装置2の全
体で使用される電力の最大値Wmが低減される。
【0059】ブレーカ20の動作電力Wbは、電源投入
直後の使用電力の最大値Wmよりも高く設定する。この
場合のブレーカ20の動作電力Wbも、従来の基板処理
装置1aにおけるブレーカ20の動作電力Waと比べて
大幅に低くすることができる。したがって、外部電源E
の電力供給能力を大幅に低減することが可能となる。
【0060】上記の例では、設定電力W0および処理ユ
ニット11〜14への電力供給順序を任意に設定するこ
とにより、電源投入直後の使用電力の最大値Wmを低く
することができる。
【0061】図6は図3の基板処理装置2におけるCP
U80の処理の他の例を示すフローチャートである。図
7は図6の処理における基板処理装置2の全体の使用電
力の時間的変化を示す図である。
【0062】本例では、条件設定パネル90を用いてメ
モリ100に予め設定電力W0、最大許容電力Wxおよ
び各処理ユニット11〜14の最大消費電力が記憶され
ているものとする。ここで、設定電力W0は基準レベル
に相当し、最大許容電力Wxは最大許容レベルに相当す
る。
【0063】電源投入スイッチ30がオンにされると、
CPU80は、メモリ100から設定電力W0のデータ
D11、最大許容電力WxのデータD12および各処理
ユニット11〜14の最大消費電力のデータD13を読
み込む。そして、電力計60から現在の使用電力Wcの
データD14を読み込み、現在の使用電力Wcが設定電
力W0よりも低いか否かを判定する(ステップS1
1)。
【0064】現在の使用電力Wcが設定電力Wb以上の
場合には待機し、現在の使用電力Wcが設定電力W0よ
りも低くなると、電力供給可能な処理ユニットがあるか
否かを判定する(ステップS12)。この場合、最大許
容電力Wxと現在の使用電力Wcとの差を算出し、各処
理ユニット11〜14の最大消費電力のデータD13に
基づいて、算出された差よりも低い最大消費電力を有す
る処理ユニットがあるか否かを判定する。
【0065】電力供給可能な処理ユニットがない場合に
は、電力計60から現在の使用電力WcのデータD14
を読み込み、ステップS11に戻る。電力供給可能な処
理ユニットがある場合には、それらの処理ユニットのい
ずれかを予め定められた優先順位に従って選択し(ステ
ップS13)、選択された処理ユニットに対応するスイ
ッチをオンにする(ステップS14)。
【0066】その後、すべての処理ユニットに対応する
スイッチをオンにしたかどうかを判定する(ステップS
15)。すべての処理ユニットに対応するスイッチがオ
ンになるまで、ステップS11〜15の処理を繰り返
し、すべての処理ユニットに対応するスイッチがオンに
なると、処理を終了する。
【0067】図6の例では、図7に示すように、時刻t
0に電源投入スイッチ30がオンにされると、現在の使
用電力Wcが設定電力W0よりも低いときに、最大許容
電力Wxと現在の使用電力Wcとの差よりも低い最大消
費電力の処理ユニットを選択し、その処理ユニットに電
力を供給する。これにより、電源投入直後に基板処理装
置2の全体で使用される電力の最大値Wmを最大許容電
力Wx以下にすることができる。
【0068】ブレーカ20の動作電力は最大許容電力W
xと同じかまたはそれよりも高く設定する。この場合の
ブレーカ20の動作電力は、従来の基板処理装置1aに
おけるブレーカ20の動作電力Waと比べて大幅に低く
することができる。したがって、外部電源Eの電力供給
能力を大幅に低減することが可能となる。
【0069】上記の例では、設定電力W0および最大許
容電力Wxを設定することにより、基板処理装置2の全
体の使用電力の最大値Wmが最大許容電力Wx以下にな
るように、処理ユニット11〜14への電力供給順序お
よびタイミングが自動的に設定される。
【0070】図8は本発明の第3の実施例における基板
処理装置の電力系統を示すブロック図である。
【0071】図8の基板処理装置3は、複数の加熱ユニ
ット(ホットプレート)101,102,…,10n、
ヒータコントローラ110、および温調コントローラ1
40を含む。ヒータコントローラ110は、複数のスイ
ッチ121,122,…12nおよびオンオフ制御部1
30を含む。複数のスイッチ121〜12nは、それぞ
れ複数の加熱ユニット101〜10nに対応して設けら
れている。
【0072】各加熱ユニット101〜10nは、基板を
支持する基板支持プレート、およびこの基板支持プレー
トを加熱するための熱源としてのヒータを有する。
【0073】各加熱ユニット101〜10nのヒータに
接続される受電部は、それぞれ対応するスイッチ121
〜12nを介してオンオフ制御部130に接続され、オ
ンオフ制御部130は外部電源Eに接続されている。オ
ンオフ制御部130は複数のスイッチ121〜12nの
オンオフ動作をそれぞれ制御する。これにより、加熱ユ
ニット101〜10nのヒータに連続的または断続的に
電流が供給され、基板支持プレートが加熱される。
【0074】複数の加熱ユニット101〜10nの基板
支持プレートには温度センサが設けられている。加熱ユ
ニット101〜10nの温度センサの出力信号SE1〜
SEnは温調コントローラ140に与えられる。温調コ
ントローラ140には、各加熱ユニット101〜10n
の処理温度が設定温度として設定されている。
【0075】温調コントローラ140は、各加熱ユニッ
ト101〜10nの設定温度に基づいて複数のスイッチ
121〜12nのオンオフを指令する制御信号をオンオ
フ制御部130に与える。オンオフ制御部130は、温
調コントローラ140から与えられる制御信号に応答し
て各スイッチ121〜12nをオンオフさせる。
【0076】本実施例では、加熱ユニット101〜10
nが処理部に相当し、ヒータコントローラ110が電力
供給手段に相当し、温調コントローラ140が電力供給
制御手段に相当する。
【0077】次に、図8の基板処理装置3の動作を説明
する。ここでは、各加熱ユニット101〜10nのヒー
タの消費電力を100Wとする。また、初期状態で温調
コントローラ140に設定されている加熱ユニット10
1,102,103,10nの設定温度を、例えばそれ
ぞれ150℃、200℃、120℃および100℃とす
る。
【0078】温調コントローラ140は、加熱ユニット
101〜10nの温度センサの出力信号SE1〜SEn
に基づいて各加熱ユニット101〜10nの基板支持プ
レートの温度を検知する。
【0079】電源投入時に、温調コントローラ140
は、まず、加熱ユニット101に接続されるスイッチ1
21をオンオフ制御部130によりオンさせる。これに
より、加熱ユニット101のヒータに電流が供給され、
基板支持プレートが加熱される。このときに、加熱ユニ
ット101で消費される電力は100Wである。
【0080】加熱ユニット101の基板支持プレートの
温度が設定温度に達すると、温調コントローラ140
は、次に、加熱ユニット102に接続されるスイッチ1
22をオンオフ制御部130によりオンさせる。また、
加熱ユニット101の基板支持プレートの温度を設定温
度に保つためにオンオフ制御部130によりスイッチ1
21をオンオフ制御する。この場合、加熱ユニット10
1の基板支持プレートの温度変動に応じて加熱ユニット
101のヒータに供給される電流がオンオフ制御され
る。
【0081】以後、同様にして、温調コントローラ14
0は、加熱ユニット103〜10nに接続されるスイッ
チ123〜12nをオンオフ制御部130により順にオ
ンさせるとともに、加熱ユニット103〜10nの基板
支持プレートの温度がそれぞれ設定温度に達した後、保
温のためにオンオフ制御部130によりスイッチ123
〜12nをオンオフ制御する。
【0082】処理される基板のロット等の変更によりレ
シピ(処理手順)が変更されると、それに伴って温調コ
ントローラ140に設定されている加熱ユニット101
〜10nの設定温度も変更される。
【0083】この場合、温調コントローラ140は、変
更後の設定温度に従って、加熱ユニット101〜10n
の温度調整を時間的にずらせながら行なう。例えば、温
調コントローラ140は、まず、オンオフ制御部130
により加熱ユニット101のヒータに電流を供給するこ
とにより、加熱ユニット101の基板支持プレートの温
度を変更後の設定温度に調整する。
【0084】温調コントローラ140は、加熱ユニット
101の温度調整の完了後、オンオフ制御部130によ
り加熱ユニット102のヒータに電流を供給することに
より、加熱ユニット102の基板支持プレートの温度を
変更後の設定温度に調整する。
【0085】同様にして、温度コントローラ140は、
加熱ユニット102の温度調整の完了後、時間的にずら
せながら加熱ユニット103〜10nの基板支持プレー
トの温度を変更後の設定温度に順次調整する。
【0086】このように、本実施例の基板処理装置3で
は、電源投入時に、時間的にずらせながら加熱ユニット
101〜10nに温度調整のための電力が順次供給され
るので、最大消費電力は(100+α)Wとなる。ここ
で、αは、温度調整完了後の保温のために要するに電力
であり、温度調整のために要する電力に比べて十分に小
さい。
【0087】一方、従来の基板処理装置では、電源投入
時に、すべての加熱ユニットに同時に電力が供給される
ので、最大消費電力は(100×n)Wとなる。ここ
で、nは、加熱ユニットの数である。
【0088】また、本実施例の基板処理装置3では、設
定温度の変更時に、時間的にずらせながら加熱ユニット
101〜10nの基板支持プレートの温度が変更後の設
定温度に調整されるので、設定温度の変更直後の最大消
費電力が低減される。
【0089】したがって、外部電源Eの電力供給能力を
低減することが可能になるとともに、電力系統の線材部
品の容量を低減することができる。その結果、省エネル
ギー化および低コスト化を図ることができる。
【0090】本実施例の場合、加熱ユニット101〜1
0nの温度調整が完了するまでに要する時間が増加する
が、温度調整は電源投入時および設定温度の変更時に限
られるので、温度調整に要する時間の増加分は基板処理
装置3の全体の稼働時間に比べて僅かである。
【0091】なお、本実施例のように、各加熱ユニット
の温度調整の完了ごとに次の加熱ユニットの温度調整を
開始することが、最大消費電力の低減化のためには好ま
しいが、各加熱ユニットの温度調整の完了前に次の加熱
ユニットの温度調整を開始してもよい。この場合でも、
各加熱ユニットの温度調整の開始時間をずらせることに
より、同時に温度調整される加熱ユニットの数が減少す
るので、最大消費電力を従来の基板処理装置と比較して
低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における基板処理装置の
電力系統を示すブロック図である。
【図2】図1の基板処理装置の全体の使用電力の時間的
変化を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例における基板処理装置の
電力系統を示すブロック図である。
【図4】図3の基板処理装置におけるCPUの処理の一
例を示すフローチャートである。
【図5】図4の処理における基板処理装置の全体の使用
電力の時間的変化を示す図である。
【図6】図5の基板処理装置におけるCPUの処理の他
の例を示すフローチャートである。
【図7】図6の動作における基板処理装置の全体の使用
電力の時間的変化を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施例における基板処理装置の
電力系統を示すブロック図である。
【図9】従来の基板処理装置の電力系統を示すブロック
図である。
【図10】図9の基板処理装置の全体の使用電力の時間
的変化を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3 基板処理装置 11,12,13,14 処理ユニット 20 ブレーカ 30 電源投入スイッチ 41,42,43,44 スイッチ 51,52,53,54 タイマ 60 電力計 70 スイッチ部 71,72,73,74 スイッチ 80 CPU 90 条件設定パネル 100 メモリ 101〜10n 加熱ユニット 110 ヒータコントローラ 121〜12n スイッチ 130 オンオフ制御部 140 温調コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今西 保夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 辻 雅夫 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 岩見 優樹 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 西村 讓一 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 西村 和浩 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 濱田 哲也 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 山本 聡 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内 (72)発明者 亀井 謙治 京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日 本スクリーン製造株式会社洛西事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行う複数の処理部
    と、 外部電源に接続される電源投入手段と、 前記電源投入手段による電源投入時に、前記外部電源か
    ら供給される電力を時間的にずらせながら前記複数の処
    理部に順次供給する電力供給制御手段とを備えたことを
    特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記電力供給制御手段は、 前記電源投入手段と前記複数の処理部との間にそれぞれ
    接続された複数のスイッチ手段と、 前記複数のスイッチ手段を前記電源投入手段による電源
    投入時からそれぞれ予め設定された時間の経過後にオン
    状態にする計時手段とを含むことを特徴とする請求項1
    記載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】 前記電力供給制御手段は、 前記電源投入手段と前記複数の処理部との間にそれぞれ
    接続された複数のスイッチ手段と、 前記複数の処理部で使用中の電力を計測する電力計測手
    段と、 前記電力計測手段の計測値に基づいて前記複数のスイッ
    チ手段を順次オン状態にするスイッチ制御手段とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ制御手段は、前記電力計測
    手段の計測値が予め設定された基準レベルよりも低いと
    きに各スイッチ手段を予め定められた順序でオン状態に
    することを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記スイッチ制御手段は、予め設定され
    た最大許容レベルと前記電力計測手段の計測値との差に
    基づいて前記複数の処理部のいずれかを選択し、選択さ
    れた処理部をオン状態にすることを特徴とする請求項3
    記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチ制御手段は、前記電力計測
    手段の計測値が予め設定された最大許容レベルを超えな
    いように前記複数のスイッチ手段をオン状態にするタイ
    ミングを順次遅延させることを特徴とする請求項3記載
    の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 熱源を有し、基板に熱処理を行なう複数
    の処理部と、 外部電源に接続され、前記外部電源からの電力を前記複
    数の処理部の熱源にそれぞれ供給する電力供給手段と、 各処理部の処理温度をそれぞれ所定の温度に調整するた
    めに前記電力供給手段による各処理部への電力の供給を
    制御する電力供給制御手段とを備え、 前記電力供給制御手段は、電源投入時に、前記外部電源
    からの電力を時間的にずらせながら前記複数の処理部に
    順次供給するように前記電力供給手段を制御することを
    特徴とする基板処理装置。
  8. 【請求項8】 熱源を有し、基板に熱処理を行なう複数
    の処理部と、 外部電源に接続され、前記外部電源からの電力を前記複
    数の処理部の熱源にそれぞれ供給する電力供給手段と、 各処理部の処理温度を各処理部ごとに設定された設定温
    度に調整するために前記電力供給手段による各処理部へ
    の電力の供給を制御する電力供給制御手段とを備え、 前記電力供給制御手段は、設定温度の変更時に、変更後
    の各処理部の設定温度に基づいて前記電力供給手段によ
    る各処理部への電力の供給を時間的にずらせながら順次
    制御することを特徴とする基板処理装置。
  9. 【請求項9】 前記電力供給制御手段は、電源投入時
    に、前記外部電源からの電力を時間的にずらせながら前
    記複数の処理部に順次供給するように前記電力供給制御
    手段を制御することを特徴とする請求項8記載の基板処
    理装置。
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