JPH10322512A - 画像処理方法とそれを用いる画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法とそれを用いる画像処理装置

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JPH10322512A
JPH10322512A JP9131006A JP13100697A JPH10322512A JP H10322512 A JPH10322512 A JP H10322512A JP 9131006 A JP9131006 A JP 9131006A JP 13100697 A JP13100697 A JP 13100697A JP H10322512 A JPH10322512 A JP H10322512A
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JP9131006A
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English (en)
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Fumio Mikami
文夫 三上
Masayuki Hirose
正幸 広瀬
Yasuhiro Yamada
康博 山田
Toshio Hayashi
俊男 林
Eiichi Motoyama
栄一 本山
Koji Arai
康治 新井
Yoshinobu Umeda
嘉伸 梅田
Takashi Nonaka
隆 野中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査期間の異なる第1、第2の装置の画像デ
ータを大容量のメモリを要することなく一方へ伝送でき
ることを課題とする。 【解決手段】 第1の周期によって画像信号を得るイメ
ージセンサを使用するスキャナを有し1ラインの画像デ
ータを得るために第1の周期によって決まる蓄積時間を
必要とする第1の装置から、1ライン分のデータを処理
できる周期が第1の周期より長い第2の周期を有する第
2の装置に前記画像データを転送する画像処理方法にお
いて、前記イメージセンサに第1の蓄積時間を与えて得
られる画像信号を取り出す第1の動作と、次に前記第1
の蓄積時間と第2の蓄積時間の差分である第3の蓄積時
間を与えてその時間で蓄積された画像信号をダミーとし
て取り出す第2の動作を有し、前記第1の動作と第2の
動作を交互に行うことにより、前記第1の装置によって
得られた画像信号を前記第2の装置へ取込み処理するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理方法とそ
れを用いる画像処理装置に関し、特にクロック周波数、
1ラインの処理画素数、1ラインの周期等の異なる装置
を接続して相互にデータ交換ができる画像処理方法とそ
れを用いる画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機のように、原稿を読み取る
画像読み取り装置と該画像読み取り装置で検出された画
像信号を被転写紙に転写する画像転写装置とを組み合わ
せて1筺体としていたり、ファクシミリのように、画像
を読み取る画像読み取り装置と伝送系を介して転写する
転写装置とを備えて2筺体としていたり、2つの異なる
装置を組み込んで1つの機能を達成する例は多い。特
に、マルチメディアの時代と喧伝されている現代では、
益々複雑な形態の装置が開発されている。
【0003】ところで、上記複写機のような場合、画像
読み取り装置から転写装置へのデータの転送は一応リア
ルタイムに転送されるが、ページプリンターのような場
合、受け取った画像信号をページメモリに一旦格納して
高速にプリントアウトする例も多く見受けるようになっ
た。
【0004】この際、ページメモリに格納する方法とし
ては、画像信号の発生側の出力装置の画像クロック周期
で一旦ページメモリに取り込んで、次にページプリンタ
用の処理装置の処理する画像クロック周期で読み出すと
いうことが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に対して
は、ページメモリに一旦書き込み、読み出すということ
が必要となる。そのためページメモリのコストがかか
る。書き込むための時間がかかる、読み出すための時間
がかかるという種々の問題がある。
【0006】それを解決するために、例えばラインセン
サの読み出し電荷の蓄積時間を変更することが考えられ
る。この場合、蓄積時間の変更と同時に原稿照明ランプ
の露光量も変化させる必要がある。例えば、蓄積時間を
短縮する必要がある場合は、露光量を多くする必要があ
り、蓄積時間を長くする場合は、露光量を少なくする必
要がある。いずれの場合も原稿を照射する光源と光源の
駆動回路には、ラインセンサの必要な露光量の変動が可
能な構成にする必要がある。すなわち、露光量を多くす
るためにはそれに見合う駆動回路の出力容量が要求さ
れ、光源のランプも大光量のものが要求される。また、
露光量を少なくするためにはランプの駆動電力を小さく
する。しかし、例えば露光によく使用されるハロゲンラ
ンプには適正な印加電圧の範囲が決められており、その
範囲をはずれると寿命の低下、色温度の変化等の問題が
発生する。このように露光量制御には限りがあり、しか
もコストアップ、装置の大型化にもつながる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたもので、画像処理装置において、1ラ
インの周期の長い第2の装置へ第1の装置のセンサの読
取りデータを出力する場合は、センサの蓄積時間を変更
することなく読み出し周期を長くするように変更するた
めに、ダミーの蓄積時間を設定する。このために、標準
の蓄積時間とダミーの蓄積時間を設ける動作を交互に行
い、一旦バッファメモリを介して有効画像データを長い
周期で読み出す。
【0008】また、1ラインの画素数の少ないセンサを
有する第1の装置から出力されるデータに対しては、受
ける第2の装置側で処理可能なライン数までため込んで
おいて、処理可能なライン数に達したときに所定の処理
動作を順次行う。
【0009】本発明は、更に具体的には、1ライン毎に
所定の蓄積時間を与えてその蓄積時間に得られた画像信
号を得る構成のイメージセンサを使用するスキャナを有
し、1ラインの画像データを得るために第1の周期によ
って決まる蓄積時間を必要とする第1の装置から、1ラ
イン分のデータを処理できる周期が第1の周期より長い
第2の周期を有する第2の装置に前記画像データを転送
する画像処理装置において、前記イメージセンサに第1
の蓄積時間を与えて得られる画像信号を取り出す第1の
動作と、次に前記第1の蓄積時間と第2の蓄積時間の差
分である第3の蓄積時間を与えてその時間で蓄積された
画像信号をダミーとして取り出す第2の動作を有し、前
記第1の動作と第2の動作を交互に行うことにより、前
記第1の装置によって得られた画像信号を前記第2の装
置へ取込み処理することを特徴とする。
【0010】また、第2のクロック周波数によって処理
され第2の1ライン画素数を有する第2の装置から、第
2のクロック周波数より高い第1のクロック周波数によ
って処理され、処理可能な1ライン画素数が第2の画素
数より多い第1の画素数である第1の装置へ画像データ
を出力し、前記第1の装置で画像データを処理する画像
処理方法において、前記第1の装置は前記第2のクロッ
ク周波数のデータを受信動作可能であり、前記第2の1
ライン画素数を複数回受信して第1の1ライン画素数ま
でため込み、1ラインの動作が可能となってから第1の
装置で所定の処理を行うことを特徴とする。
【0011】さらに、第1の走査周期で読み出す第1の
画像信号出力手段を備える第1の装置と、前記第1の走
査周期より長い第2の走査周期で信号処理する第2の信
号処理手段を備える第2の装置とを備える画像処理装置
において、前記第1の信号処理手段の出力を入力するF
IFO手段を備え、前記FIFO手段は、前記第2の走
査周期を有効画像信号とし、前記第1の走査周期と第2
の走査周期との差の周期をダミー画像信号として前記第
2の信号処理手段に出力することを特徴とする。
【0012】また、第1の走査周期で読み出す第1の画
像信号出力手段と該画像信号を信号処理する第1の信号
処理手段とを備える第1の装置と、第1の走査周期より
長い第2の走査周期で読み出す第2の画像信号出力手段
を備える第2の装置とを備える画像処理装置において、
前記第1の画像信号出力手段と前記第2の画像信号出力
手段の出力を選択する第1のセレクタと、前記第1の走
査周期と前記第2の走査周期を選択する第2のセレクタ
とを備え、前記第1の信号処理手段で処理する際、前記
第1及び第2のセレクタを第2の装置側に選択し、前記
第2の走査周期を有効画像信号とし、前記第1の走査周
期と第2の走査周期との差の周期をダミー画像信号とし
て前記第1の信号処理手段に出力することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】
[実施形態1]図1は、本実施形態にかかるセンサの駆
動信号波形、図2は、本実施形態にかかる画像処理のブ
ロック図、図4は、図2中に示したクロック生成回路の
詳細図である。
【0014】(1)まず、本実施形態による画像処理装
置の構成について説明する。図2において、100はラ
インスキャナや画像読み取り装置等の第1の装置、10
1は原稿の画像を読み取るCCD型やMOS型、フォト
ダイオード等からなるラインセンサ、102はラインセ
ンサ101のアナログ信号出力をサンプリングホールド
してタイミング信号等の雑音を除去してデジタル信号に
交換するAD変換器、103は画像デジタル信号からラ
インセンサ101の画素のばらつきを除去するシェーデ
ィング回路、104は輝度データを濃度データに変換す
るLOG変換器、105は色みを補正するマスキング回
路、106はラインセンサ101のガンマ特性と表示出
力側のガンマ特性をそれぞれ整合するガンマ変換回路、
107は出力側で取り扱いやすい信号に変換する2値化
回路、108は2値データを例えば記録装置に格納する
ときに用いる1バンド印字するためのデータを記憶して
おくバンドメモリ、109はバブルジェット(商標)方
式による印字のためのBJインクヘッド、110はクロ
ック生成回路で、ラインセンサ101の転送クロックT
G、画像クロックck1,ck2と画像有効区間信号v
e1,ve2を生成する。また、200は第2の装置で
あり、画像信号を別の方式で印字する印字機や、画像表
示器、受信用ファクシミリや、電送される電送回線等が
相当する。また、300はコンピュータであり、第2の
装置200を制御する例を示しているが、第2の装置内
にある場合もあるので、なくてもよい。
【0015】(2)次に画像処理シーケンスの概要を説
明する。
【0016】本実施形態で使用されるシリアルスキャン
読取り部と、印字部を持つ複写機をもとに説明する。こ
の複写機を第1の装置とする。この装置ではスキャナの
ラインセンサを、そのライン方向と直交する主走査方向
に往復しながら、主走査方向と垂直な副走査方向へ移動
していくことによって、原稿画像を読み取る。読み取ら
れた画像信号を画像処理して第2の装置であるプリンタ
部へ送り、プリンタ部ではインクジェットヘッドを用い
て主走査方向に印字し、次に用紙を副走査方向へ搬送さ
せることを交互に繰り返すことによって、画像を形成す
るものである。
【0017】スキャナは、画像信号を読み込むラインセ
ンサとセンサを主走査方向へ移動および副走査方向への
移動を行う駆動系より構成されている。
【0018】ラインセンサ101は400DPIの解像
度を有し、副走査方向へ例えば2580画素分配列され
ている。まずホームポジションから主走査方向へ走査読
み取り・印字を行った後、ラインセンサ101を副走査
方向へ2580画素分移動させ、主走査ホームポジショ
ンへ復帰する。そして次の主走査読み取り印字を行う。
これを必要回数繰り返すことによって画像印字動作を行
う。
【0019】以下、画像読み取りから印字にいたる画像
処理回路を説明する。
【0020】まずラインセンサ101によって原稿台の
画像読取りを行う。ラインセンサ101によって読み取
られた画像信号はAD変換器102へ入力される。ここ
で8ビットに量子化されたRGBデータが得られ、シェ
ーディング回路103、LOG変換回路104、マスキ
ング回路105、ガンマ変換回路106、2値化回路1
07を通すことによってK,C,M,Y4色の2値デー
タが得られる。この2値データをバンドメモリ108へ
書き込み、1バンド分書き込みを終了したら、bjヘッ
ド109へ印字信号として与えられる。ここで1バンド
分とはbjヘッド109の1スキャンによって印字でき
る帯状データ群のことで、512ノズル×4色分×「ス
キャン長」のデータである。第1の装置のスキャナを使
用して、1スキャンによって1バンド分の印字データが
生成される。
【0021】第1の装置のラインセンサの駆動信号を図
1(a)に示す。
【0022】この第1の装置のラインセンサの蓄積周期
は160μsecであり、画像クロック周期は62ns
ecである。センサトリガ信号はラインセンサの1ライ
ン毎の蓄積データリセット信号であり、周期は160μ
sec、「読み出しクロックck1」は62nsecで
ある。
【0023】図1(a)中、センサトリガTGのたち上
げパルスから「蓄積時間A」区間で蓄積されたデータ
は、矢印で示す画像データの「読み出しA」区間で読み
出される。そのとき「読み出しクロック」(62ns)
によって読み出される。同様に「蓄積時間B」区間で蓄
積されたデータは、矢印で示す「読み出しB」区間で読
み出される。次に「蓄積時間C」も同様である。この結
果、1ラインあたり、(160,000/62=)2580画素の
データが得られる。
【0024】次に、第2の装置のラインセンサの駆動信
号を図1(b)に示す。
【0025】この第2の装置のラインセンサの蓄積周期
は、センサトリガTGの立ち上げから次の立ち上げまで
の250μsecであり、画像クロック周期は380n
secである。センサトリガ信号はラインセンサの1ラ
イン毎の蓄積データリセット信号であり250μse
c、「読み出しクロック」は380nsecである。
【0026】図1(b)中、「蓄積時間A′」区間で蓄
積されたデータは、「読み出しA′」区間で読み出され
る。そのとき「読み出しクロック」(380ns)によ
って読み出される。同様に「蓄積時間B′」区間で蓄積
されたデータは、「読み出しB′」区間で読み出され
る。以下同様に続く。この結果、1ラインあたり(250,
000/380=)657画素のデータが得られる。
【0027】本発明の目的であるところの、第1の装置
のスキャナで読み取られた画像信号を第2の装置へ取込
む場合の動作を次に説明する。
【0028】第2の装置は、画像クロック周期が380
nsec、またライン周期は250μsec以外では処
理できない装置である。そこへ画像クロック62nse
c、ライン周期160μsecの信号をそのまま送り込
むことはできない。そこで、この場合は第1の装置のセ
ンサ駆動タイミングを図1(c)に示すように行う。
【0029】この図1(c)において、第1の装置のセ
ンサの蓄積周期は、「蓄積時間A″」区間では160μ
secであり、「蓄積時間B″」区間では90μsec
である。「蓄積時間A″」区間で第1の装置として、通
常の蓄積時間で蓄積されたデータは「読み出しA″」区
間(90ns)で通常の画像データとして1451画素
読み出し、図2に示すfifo回路111へ書き込む。
このfifo回路111への書き込み許可信号は、図1
(c)でも示しているve1信号であり、第2の装置で
必要としている657画素分の書き込み許可を与える。
fifo回路111への書き込みクロックは62nsで
ある。次に、「ダミー蓄積時間B″」区間(90μse
c)で、通常より短時間で蓄積されたデータは、「ダミ
ー読み出しB″」(160μsec)区間でダミーデー
タとして読み出す。この場合fifo回路111への書
き込み許可信号ve1はオフしているので、fifo回
路111へは書き込まれない。fifo回路111の読
み出しクロックは380nsecで、250μsecの
時間をかけて第2の装置へ送出される。この結果、送出
データはラインあたり250μsec、657画素とな
り、第2の装置のセンサで読み取られたときと同様のデ
ータ形式となる。
【0030】次に、図4を用いて、図2中のクロック生
成回路110の動作を説明する。レジスタ1〜11は図
示しないCPUによって値が設定されるように構成され
ている。コンパレータ1〜10は2つの入力が等しいと
き‘H’を出力するものである。カウンタ1は発振器1
により供給される62ns周期のクロックによってカウ
ント動作し、発振器1からレジスタ9により設定される
値4031(=2580+1451)までを繰り返しカ
ウントする。レジスタ1およびレジスタ2は「蓄積時
間」を作り出すためのものである。レジスタ3およびレ
ジスタ4は「ダミー蓄積時間」を作り出すためのもので
ある。レジスタ11が‘1’に設定されていると「蓄積
時間」と「ダミー蓄積時間」を生成することができる。
(図1(a)に示す動作モードのとき、レジスタ11は
‘0’に設定する必要がある。)レジスタ5およびレジ
スタ6はve1信号を作り出すためのものである。カウ
ンタ2は、fifo回路111に書き込まれたデータを
読み出すクロックck2によって動作し、fifo回路
111の読み出し許可信号ve2を生成する。
【0031】以上により、第1の装置のスキャナで読み
取られた画像データを、第2の装置で処理することがで
きるようになる。第2の装置は例えばコンピュータと接
続するためのインタフェース装置である。インタフェー
ス装置は各種の画像読取り装置のデータを受け取ってコ
ンピュータに処理できるデータ形式に変換する必要があ
り、本実施形態はこのデータ形式に変換することを適用
している。
【0032】(3)本実施形態の効果 以上のような構成を採用しないとすれば第1の装置の出
力する画像データを、一旦ページメモリに格納してお
き、次に第2の装置へ読み出し、送出することが必要に
なる。すなわちページメモリが必要になり、しかもペー
ジメモリへの書き込み時間、読み出し時間がそれぞれ必
要になる。
【0033】それに対して、本実施形態はリアルタイム
で画像形式を変換して、第1の装置から第2の装置へ送
出するようにしたので、ページメモリは不要となり、ペ
ージメモリの書き込み、および読み出し時間も不要とな
った。そして装置の小型化、コストダウン、高信頼性
化、処理時間の高速化に効果がある。
【0034】[実施形態2]図3に第2の実施形態によ
る画像処理装置のブロック図を示す。
【0035】(1)図3において、セレクタ121とセ
レクタ122は、第2の装置200から画像信号を入力
して、第1の装置のbjインクヘッド109で印字する
機能を有している。他の構成は、図2に示す第1の実施
形態の第1の装置の場合と同様であり、詳細な説明をそ
ちらに譲る。また、第2の装置200から、クロックc
k2に同期した画像データを第1の装置へ送出する。
【0036】(2)図3において、第2の装置200か
ら第1の装置100へデータを送出する場合を説明す
る。
【0037】第1の装置100において、第1の装置1
00に備えるラインセンサから得られる画像データをコ
ピー画像として印字出力する場合、セレクタ121とセ
レクタ122はAを選択しておく。ラインセンサ101
から得られた画像データを順次処理してbjインクヘッ
ド109で印字する。このとき使用される画像クロック
は第1の装置内部では全てck1(62ns)が使用さ
れ、その動作は上述の図1(a)の場合と同様である。
【0038】次に、第2の装置200はコンピュータ3
00から画像データを受信し、その画像データを第1の
装置100で印字しようという場合を説明する。
【0039】第2の装置200から画像クロックck2
(380ns)に同期した画像データを第1の装置10
0へ送出する。このときセレクタ121とセレクタ12
2はBを選択しておく。
【0040】画像データはlog変換回路104以後c
k2(380ns)で動作する。
【0041】このとき第2の装置200から送出される
データ量は、例えば第1の装置100のそれよりも少な
く、128ノズル×4色分×「スキャン長」とする。第
1の装置100で印字出力するためには、512ノズル
×4色分のバンドデータが必要であるので、第2の装置
200からのデータ送出動作を4回行って、第1の装置
100の1バンド分の印字データをため込んだところで
第1の装置100の1バンド印字動作を行う。
【0042】(3)本実施形態の効果 セレクタ121,122を介して複数の系統の画像クロ
ックと画像信号を処理することができる。
【0043】上記第1、第2の実施形態では、走査期間
の異なる第1の装置から第2の装置へ及び第2の装置か
ら第1の装置へという例を示したが、両実施形態で相互
にクロスするためには、第1の装置にfifo回路11
1とセレクタ121,122とを備えておき、接続配線
に切り替えスイッチを設けることにより達成できる。特
に、走査期間の長い装置への転送には、ダミー読み出し
期間を設けることにより、ページメモリを設けるよりも
格段に低記憶量のメモリで、装置間の伝送を達成でき
る。
【0044】
【発明の効果】画像クロック周期の異なる装置間で画像
データを送受信する場合、リアルタイムで画像形式を変
換して第1の装置から第2の装置へ送出するようにした
のでページメモリは不要となり、ページメモリの書き込
み、および読み出し時間も不要となった。すなわち装置
の小型化、コストダウン、高信頼性化、処理時間の高速
化に効果がある。同様に、第2の装置から第1の装置へ
送出する場合もリアルタイムに画像形成を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラインセンサの駆動タイミング波
形である。
【図2】本発明による実施形態1のブロック図である。
【図3】本発明による実施形態2のブロック図である。
【図4】本発明による図2中に示したクロック生成回路
の詳細図である。
【符号の説明】
100 第1の装置 200 第2の装置 300 コンピュータ 101 ラインセンサ 102 AD変換器 103 シェーディング回路 104 LOG変換器 105 マスキング回路 106 ガンマ変換回路 107 2値化回路 108 2値データを1バンド印字するためのデータ
を記憶しておくバンドメモリ 109 BJインクヘッド 110 クロック生成回路 121 セレクタ 122 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 俊男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 本山 栄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 新井 康治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 梅田 嘉伸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野中 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ライン毎に所定の蓄積時間を与えてそ
    の蓄積時間に得られた画像信号を得る構成のイメージセ
    ンサを使用するスキャナを有し、1ラインの画像データ
    を得るために第1の周期によって決まる蓄積時間を必要
    とする第1の装置から、1ライン分のデータを処理でき
    る周期が前記第1の周期より長い第2の周期を有する第
    2の装置に前記画像データを転送する画像処理方法にお
    いて、 前記イメージセンサに第1の蓄積時間を与えて得られる
    画像信号を取り出す第1の動作と、次に前記第1の蓄積
    時間と第2の蓄積時間の差分である第3の蓄積時間を与
    えてその時間で蓄積された画像信号をダミーとして取り
    出す第2の動作を有し、前記第1の動作と第2の動作を
    交互に行うことにより、前記第1の装置によって得られ
    た画像信号を前記第2の装置へ取込み処理することを特
    徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理方法におい
    て、前記第1の装置に搭載されるラインセンサの第1の
    画素数が前記第2の装置で処理できる第2の画素数より
    多い場合、前記第1の装置は前記第2の画素数を出力す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像処理方法におい
    て、前記第1の装置に搭載される前記ラインセンサを読
    み出すための第1のクロック周波数が前記第2の装置で
    処理できる第2のクロック周波数より高い場合、前記第
    1の装置は第1の周波数でデュアルポートメモリに画像
    データを書き込み、前記第2の装置は第2の周波数でデ
    ュアルポートメモリを読み出すことを特徴とする画像処
    理方法。
  4. 【請求項4】 第2のクロック周波数によって処理され
    第2の1ライン画素数を有する第2の装置から、第2の
    クロック周波数より高い第1のクロック周波数によって
    処理され、処理可能な1ライン画素数が第2の画素数よ
    り多い第1の画素数である第1の装置へ画像データを出
    力し、前記第1の装置で画像データを処理する画像処理
    方法において、 前記第1の装置は前記第2のクロック周波数のデータを
    受信動作可能であり、前記第2の1ライン画素数を複数
    回受信して第1の1ライン画素数までため込み、1ライ
    ンの動作が可能となってから第1の装置で所定の処理を
    行うことを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 第1の走査周期で読み出す第1の画像信
    号出力手段を備える第1の装置と、前記第1の走査周期
    より遅い第2の走査周期で信号処理する第2の信号処理
    手段を備える第2の装置とを備える画像処理装置におい
    て、 前記第1の信号処理手段の出力を入力するFIFO手段
    を備え、前記FIFO手段は、前記第2の走査周期を有
    効画像信号とし、前記第1の走査周期と第2の走査周期
    との差の周期をダミー画像信号として前記第2の信号処
    理手段に出力することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 第1の走査周期で読み出す第1の画像信
    号出力手段と該画像信号を信号処理する第1の信号処理
    手段とを備える第1の装置と、第1の走査周期より遅い
    第2の走査周期で読み出す第2の画像信号出力手段を備
    える第2の装置とを備える画像処理装置において、 前記第1の画像信号出力手段と前記第2の画像信号出力
    手段の出力を選択する第1のセレクタと、前記第1の走
    査周期と前記第2の走査周期を選択する第2のセレクタ
    とを備え、前記第1の信号処理手段で処理する際、前記
    第1及び第2のセレクタを第2の装置側に選択し、前記
    第2の走査周期を有効画像信号とし、前記第1の走査周
    期と第2の走査周期との差の周期をダミー画像信号とし
    て前記第1の信号処理手段に出力することを特徴とする
    画像処理装置。
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