JPH10178537A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH10178537A
JPH10178537A JP9245321A JP24532197A JPH10178537A JP H10178537 A JPH10178537 A JP H10178537A JP 9245321 A JP9245321 A JP 9245321A JP 24532197 A JP24532197 A JP 24532197A JP H10178537 A JPH10178537 A JP H10178537A
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Japan
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image processing
image
color component
line
buffer
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Withdrawn
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JP9245321A
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English (en)
Inventor
Atsushi Otani
篤志 大谷
Nobuyuki Hirai
信行 平井
Nobuyuki Sakauchi
宣行 坂内
Mitsuo Morita
光雄 森田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/504Reproducing the colour component signals line-sequentially

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素単位で入力される画像データを簡易な書
き込み、読み出し制御により縦横変換することを目的と
する。 【解決手段】 複数種類の色成分データの各々を画素毎
に入力し、各色成分データを第1のバッファに1ライン
毎に書き込む第1の書き込み手段と、該第1のバッファ
に書き込まれた各色成分データをライン単位で読み出
し、第1のラインバッファよりも記憶容量の大きい第2
のバッファに各色成分に対して複数ライン分書き込む第
2の書き込み手段と、該第2のラインバッファに書き込
まれた複数ライン分の各色成分データを用いて縦横変換
を行う変換手段と、該変換手段により変換された複数ラ
イン分の各色成分データを表す可視画像を出力させる手
段とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー画像データを
処理することが可能な画像処理装置及び方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラーの原稿を読み取ること
のできるファクシミリ装置、複写機、スキャナ装置など
のカラー画像読取処理装置が開発されている。
【0003】また、これらのカラー画像読取処理装置で
はスキャナ等の読み取りデバイスから入力されたアナロ
グ信号をA/D変換した後は、システム側の制御により
画像処理する形態をとっていた。
【0004】読み取りデバイスで読み取られ、入力され
た輝度信号(R(レッド)、G(グリーン)、B(ブル
ー))はプリンターに出力する濃度信号(C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラッ
ク))に変換する際、入力される輝度信号を逐次処理
し、次に行う処理をするため、C、M、Y、K信号を各色成
分が混在する形式、例えば画素順次で、画像バッファや
画像メモリに転送をしていた。
【0005】例えば、原稿のR、G、Bをライン順次に時
分割で読み取る系では、1ラインあたりR、G、Bの各成
分を5msで読み取り、1ラインあたりの原稿搬送を5ms
で行なうとすると、1ラインあたりの読み取り作業にか
かる時間はトータルで20msである。
【0006】A4サイズの原稿を主走査方向に8pels/m
mで読み取るとき、C、M、Y、K信号の転送作業を読み取
りの速度に間に合わせるように終了させるためには、
R、G成分1ライン分の入力後、B成分の輝度信号が入力
されるとC、M、Y、K信号が画素毎に逐次出力される形に
なるので、1ラインにつき5msで、C、M、Y、K信号合わ
せて6912もの画素の画信号のデータ転送を行なわな
ければならない。また、2値化されたC、M、Y、K信号を
出力するには、C、M、Y、K各成分が1ビット単位で混在
している状態で転送するか、C、M、Y、K各成分を8ビッ
トもしくは16ビット単位でバッファリングして転送
し、C、M、Y、K各成分が8ビットもしくは16ビット単
位で混在する形で次のバッファに格納していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読み取
りデバイスからのアナログ信号をA/D変換後、システ
ム側の制御により画像処理する従来の形態では、画像処
理が多値データを扱う場合、処理に要する負荷が大き
く、システム全体のパフォーマンスがシステム側のCP
U能力或いはCPUバス速度に依存してしまう。よって
高速処理を可能にするには、システムの大幅な変更が必
要であった。
【0008】例えば上記画像処理を、別のCPU制御に
より動作する専用ハードウェアで行う様にした場合に
は、読み取りデバイスの読み取り速度に合わせて画像デ
ータを処理すると、システム側の負荷に合わせて行われ
る読み取り時のシステム動作が不安定になってしまうと
いう問題があった。
【0009】また、読み取られた輝度信号(R、G、B)
をプリンター等の印刷手段に出力する濃度信号(C、M、
Y、K)に変換する際、入力される輝度信号を逐次処理
し、次に行う処理をするため、C、M、Y、K信号を各色成
分が混在する形式(例えば画素順次)で、画像バッファ
や画像メモリに転送をしていたが、インクジェット方式
などの主スキャン方向と直交する方向に印字ドットを並
べたプリンターにデータを出力する場合には以下の問題
があった。
【0010】(1) 読取のトリガに同期して1画素ず
つ各色の転送処理をするには、上記従来例ではB成分の
入力時間にC、M、Y、K信号の出力をしなければならない
ので、画情報の欠落を招かないように転送するには、非
常に高速かつ複雑な画像処理ができるシステムを設計し
なければならず、装置全体のコストが高くなってしま
う。
【0011】(2) 記録部がインクジェットのような
シリアル型(副走査方向に印字ドットが並んでいるも
の)の場合、主走査方向に読み取った画像を記録ヘッド
の印字方法に合わせて複数ライン分を記録できるよう
に、画情報を副走査方向に並び換える処理(縦横変換)
が必要になり、記録部に画像を転送する際に、1画素を
各色毎に混在した状態で転送すると、記録部の印字方法
に合わせるのに非常に高速かつ複雑な処理が必要になっ
てしまうという問題がある。
【0012】本発明は上記従来の問題点の少なくとも1
つを解決するためのものであり、画素単位で入力される
画像データを簡易な書き込み、読み出し制御により縦横
変換することを目的とする。
【0013】また、入力された画像データを高速に画像
処理すると共に、この画像処理された画像データを他の
システムへ独自のタイミングでスムーズに転送すること
を目的とする。
【0014】また、他のシステムへ画像データを転送す
る際に、他のシステムの画像処理に適した形式でデータ
転送できる構成を提供することを別の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明の画像処理装置によれば、複数種類の色成分
データの各々を画素毎に入力し、各色成分データを第1
のバッファに1ライン毎に書き込む第1の書き込み手段
と、該第1のバッファに書き込まれた各色成分データを
ライン単位で読み出し、第1のラインバッファよりも記
憶容量の大きい第2のバッファに各色成分に対して複数
ライン分書き込む第2の書き込み手段と、該第2のライ
ンバッファに書き込まれた複数ライン分の各色成分デー
タを用いて縦横変換を行う変換手段と、該変換手段によ
り変換された複数ライン分の各色成分データを表す可視
画像を出力させる手段とを有することを特徴とする。
【0016】或いは、所定の入力手段により入力された
複数色の色成分データを第1の同期信号に基づいて画像
処理する画像処理部と、該画像処理部で画像処理された
画像データを、前記第1の同期信号に基づいて第1のラ
インバッファに書き込む第1書き込み手段と、該第1の
ラインバッファに格納された画像データを、第2の同期
信号に基づいて動作する第2のラインバッファに書き込
む第2書き込み手段とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(図1−システムブロック図説明)まずファクシミリ装
置、複写機などで、カラー画像をカラーコピーするとき
に使用される本発明のカラー画像読取処理装置のシステ
ムブロック図を図1に示す。図1において、101はカ
ラー画像原稿を読み取り、R、G、Bアナログ信号を生成
するためのR、G、B各色光源を時分割で切り換え可能な
光源と、ラインセンサを含む読取部、102はR、G、B
アナログ信号をデジタル化し、例えばC、M、Y、K2値信
号に変換する画像処理部、103は主制御部106の指
示に従い、全体のシステム制御や画像データのハンドリ
ングを行なうシステムゲートアレイ、104は画像信号
を一時的に蓄積しておくための画像メモリ、105は画
像信号を記録するための記録部、106はカラー画像読
取処理装置全体の動作を制御する主制御部、107は画
像信号を変復調するためのモデム、108は電話回線と
本装置との接続を制御するための網制御ユニット(NC
U)、109は電源、110はキーボードと画像読取処
理装置の状態等を表示するLCDからなり、読取開始や送
信命令の指示入力をする操作部、111はデータや命令
の授受等を行うシステムバスである。
【0018】(図1−システム動作説明)次にカラー原
稿をコピーするときのフローを図1を用いて説明する。
まず原稿が図示せぬ原稿台にセットされ、オペレータよ
り操作部110にカラーコピー指示が入力されると、主
制御部106からシステムバス111を介して、画像処
理部102に読取命令を出力する。
【0019】なお、システムゲートアレイ104から画
像処理部には5ms間隔の後述するXSH同期信号が出力
されており、読み取り命令に従って、画像処理部102
は読み取り命令入力後の次のXSH同期信号からXSH
同期信号毎に点灯LED指定を切り替えて、読取部10
1に対しての読み取り同期信号と出力同期クロックを出
力する。
【0020】画像処理部102による、点灯光源の切り
替えとデータ入力動作は、1つの読み取りトリガに対
し、R、G、B各色成分の読み取り動作を1つの組にして
動作する。読取部101においては、カラー画像に対し
点灯光源を時分割で切り換え、R、G、B各色成分に対
し、1ライン各5msで読み取る。
【0021】本実施の形態では1色あたり5msを蓄積時
間とし、まず、図示せぬR光源を5ms点灯させる。R光源
からの光は原稿を照らし、その反射光を読取部101内
のコンタクトセンサなどのラインセンサが受光し、原稿
を主走査方向に8pels/mm(=203dpi)で読み取る。
受光した光は読取部101内で光電変換され、Rのアナ
ログ電気信号として画像処理部102に送出される。
【0022】この処理はG光源、B光源についても同様に
行われ、1ライン毎にR、G、Bの順番でライン順次で処
理が行われる。読取部101で読み取られた画像はR、
G、Bアナログ信号として、画像処理部102に送出され
る。画像処理部102では入力されたR、G、Bアナログ
信号をA/D変換し、画像処理をしてC、M、Y、K信号に変
換する。この画像処理動作の詳細については後述する。
画像処理部102で変換されたC、M、Y、K信号は、シス
テムゲートアレイ103を介して画像メモリ104に転
送され、一時的に蓄積される。
【0023】その後C、M、Y、K信号は再びシステムゲー
トアレイ103を介して、記録部105に送出される。
このシステムゲートアレイを介して行われる画信号の処
理動作の詳細については、後述する。システムゲートア
レイ103から送出されるC、M、Y、K信号は、記録部1
05のプリントヘッドの特性に合わせたデータ形式で記
録部105に入力される。
【0024】この記録部105のプリントヘッドはイン
クジェットタイプの記録ヘッドで、副走査方向に複数の
ノズルが並んでヘッドの記録面を形成している。このタ
イプの記録ヘッドの各色ノズルと、記録紙の搬送方向、
主、副走査方向との、位置関係を示した図が図5であ
る。
【0025】図5において、プリントヘッドは副走査方
向にK(ブラック)を記録するノズルが64ノズル並ん
でいる。カラー印字のときは64ノズルのうち、24ノ
ズルのみを使用する。更にKのノズルと平行にC、M、Yを
記録するノズルはC、M、Yの順番に24ノズルずつ並ん
でいる。カラー画像を記録する場合、C、M、Y、K全ての
画像データがそれぞれ24ノズル分蓄積されてから、記
録が始まる。
【0026】そしてヘッド装着したキャリッジを、ノズ
ルの配列方向とは直交した主走査方向に往復運動するこ
とで、複数のノズルによる記録幅分の領域に画像が形成
されていく。その後記録紙を記録幅分だけ副走査方向に
搬送し、記録動作を繰り返すことによって記録紙上に画
像が形成される。また、このプリンタヘッドはインクを
貯蔵するタンクを内蔵しているインクカートリッジであ
る。また記録ヘッドとしては、熱転写タイプのものであ
ってもよい。全ての画像データの蓄積がなくなり、記録
が終了していると判断されると、記録動作を終了する。
【0027】(図2−画像処理部図説明)続いて、本発
明の画像処理部102の詳細を図2に示す。図2におい
て、201は読取部101から送られてきたR、G、Bア
ナログ信号をR、G、Bデジタル信号に変換するためのA/
D変換回路、202は各画素の感度、黒レベルの補正を
行なうダーク・シェーディング補正処理回路、203は
画像のエッジ部強調を行なうエッジ強調処理回路、20
4はR、G、Bデジタル信号をスキャナの特性補正し、C、
M、Y信号に変換するためのLOG変換回路、205はC、
M、Y信号からMin(C、M、Y)を演算してK成分を生成し
マトリクス演算により色変換を行なう色変換回路、20
6はC、M、Y、K信号を記録部の濃度特性に合わせるため
のγ変換回路である。
【0028】また、207は読み取った主走査方向の解
像度8pels/mm(=203dpi)の画像を記録部105
のプリンタの解像度(本実施の形態では360dpi)に
変換したり、読み取った画像の大きさを縮小したりする
ための解像度変換回路、208は2値信号に変換するた
めの誤差拡散処理回路である。
【0029】また、209は出力画像データの画像バッ
ファ211への書き込み制御と、不要な画像をマスク
し、システムゲートアレイ103に対してC、M、Y、K信
号各色成分を1ライン単位での出力の制御を行う出力バ
ッファ制御回路である。
【0030】210は各画像処理過程の画像データを一
時格納するため、画像処理ICにローカルに接続される
画像バッファ211へのデータ書き込み、読み出しを制
御する、メモリーI/Fである。画像バッファ211内
には、シェーディング補正データを格納するSHDバッ
ファ2111、ダーク補正データを格納するDARKバ
ッファ2112、エッジ強調データを格納するエッジ強
調バッファ2113、ライン順次に入力される画像デー
タを画素同期させるためのC、Mバッファ2114、誤
差拡散処理の誤差データを格納する誤差バッファ211
5、出力する画像データを一旦格納する出力バッファ2
116の領域がある。なお、この領域切り分けは処理内
容によって変更される。
【0031】(図2−画像処理動作説明)次に図2にお
ける、カラー画像を読み取るときの画像処理のフローを
説明する。A/D変換回路201では読取部101から入
力されたR、G、B成分のアナログ電気信号をそれぞれR、
G、Bの順番で1ライン毎に、1画素あたり8ビットのデ
ジタル信号に変換する。A/D変換回路201から出力さ
れたR、G、Bデジタル信号はダーク・シェーディング補
正回路202に入力され、読取部101の各画素毎の感
度のばらつきを、SHDバッファ2111に予め格納さ
れている図示せぬ白色板を読み取った値と、DARKバ
ッファ2112に予め格納されている暗出力補正値に基
づいて補正され、6ビットのデジタル信号として送出さ
れる。
【0032】シェーディング補正された、R、G、Bそれ
ぞれ6ビットのデジタル信号は、エッジ強調回路203
で、各色成分毎に独立して、EEバッファ2113のデ
ータの参照とエッジ強調処理回路203への入力データ
の書き込みと共に、エッジ部検出を行いエッジ強調され
る。エッジ強調された6ビットのデジタル信号はR、G、
Bの順でライン順次にLOG変換回路204に入力され、R
→C、G→M、B→Yのように濃度信号C、M、Y信号に変換さ
れる。
【0033】次に濃度信号C、M、Y信号に変換された信
号は色変換回路205において、1画素毎にC、M成分に
ついては一度C、Mバッファ2114に格納され、Y成
分データの画素入力に同期してK成分生成とルックアッ
プテーブル参照によるマトリクス演算を行い、C’、
M’、Y’、K’を出力する。K成分を生成する理由は、
C、M、Yの他にK成分の記録部材を印字可能なノズルを持
つプリンタを記録部105として使用するとき、こちら
の方がC、M、Yの記録部材の消費が少なく、また黒成分
の記録部材で印字した方が印字画像が向上するためであ
る。色変換回路205から送出されたC’、M’、Y’、
K’それぞれ6ビットの信号は、プリンタγ変換回路2
06へ送出され、ルックアップテーブルを用いて、記録
部105の記録濃度の特性に合わせた値にそれぞれ8ビ
ットのC、M、Y、K信号に変換される。
【0034】γ変換回路206から送出された8ビット
のC、M、Y、K信号は、読取部101で主走査方向に8pe
ls/mm(=203dpi)で読み取られた画像信号であった
ため、解像度変換回路207によって、記録部105の
プリンタの解像度360dpiに変換したり、読み取った
画像の大きさを縮小したり、不要な画像をマスクしたり
するために、解像度変換される。
【0035】続いて解像度変換された8ビットのC、M、
Y、K信号は、2値化して出力を行いたいときは、誤差バ
ッファ2115のデータを参照して、誤差拡散回路20
8によって2値化し、再度誤差データを誤差バッファ2
115に格納する。2値化された画像データは8画素各
成分揃ってから画像バッファ211に出力し、多値出力
(この場合8ビットなので、256階調)を行いたいと
きは誤差拡散処理をせず1画素各成分あたり8ビットの
まま画像バッファ211に出力し、出力制御回路209
の制御によってC、M、Y、K各成分1ラインを単位とし
て、画像バッファ211に一時的に蓄積される。その
後、画像バッファ211に蓄積された画像データは、主
制御部106からの出力要求によって、ライン毎にシス
テムゲートアレイ103に転送されるが、この画像バッ
ファ211への画像データの書き込み制御動作の詳細な
構成を図3に示す。
【0036】(図3−バッファ制御部図説明)続いて画
像処理部102の内部ブロック構成を図3に示す。
【0037】図3において、画像処理部102(画像バ
ッファ211の書き込み、読み出し動作を含む)はX1
の同期信号に基づいて高速に動作する。これにより、後
段のシステムゲートアレイ103、記録部105等の動
作に関わらずR、G、B(後にC、M、Y、K)の画像
データを高速に画像処理することができる。また、画像
処理部102の前段にある図1の読取部101もこのX
1の同期信号に基づいて動作する。
【0038】一方、本装置内において、読取部101と
上記画像処理部102以外の部分(システムゲートアレ
イ103、記録部105、主制御部106等)は、X2
の同期信号に基づいて動作する。
【0039】図中、211は記録用のC、M、Y、K信号を
各色2ライン分ずつ格納できるエリアを持つバッファで
ある。画像バッファ211内の領域C1、M1、Y1、K
1、C2、M2、Y2、K2はそれぞれ各色成分毎のライン
バッファである。
【0040】301は読み取りセンサー(読取部10
1)への制御信号を出力するセンサーI/F部、302
は画像処理部の動作内容を指定するデータを格納する制
御レジスタ、303は制御レジスタの設定に従って各ブ
ロックの動作を制御する制御部、304は入力されるア
ナログ画像データをサンプルホールド後、A/D変換する
A/D変換回路(図2の201に相当)、305はA/D変
換された画像データに画像処理を行う画像処理部(図2
の202〜208に相当)、306は出力制御部であ
る。出力制御部306には、画像処理部305から画素
順次で入力されるC、M、Y、K信号の格納すべき画像バッ
ファ211内の領域のアドレスを指定するアドレス制御
部3061、各領域C1、M1、Y1、K1、C2、M2、Y
2、K2の画素数をカウントする画素カウンタ306
2、各色のライン数をカウントするラインカウンタ30
63、アドレス制御部3061に対し各画素のアドレス
を指定する信号の出力を制御し、領域C1⇔C2(M、Y、
K成分についても同様)の切り換え、及びラインバッフ
ァ制御を行なう入出力制御部3064(図2の出力制御
回路209に相当)が含まれる。
【0041】(図3−バッファ制御動作説明)図3にお
いて、C、M、Y、K信号が2値画像データとして画像処理
305から画像バッファ211に入力されたときの動作
を説明する。
【0042】まず入出力制御部3064により、画像バ
ッファ211の領域C1、M1、Y1、K1を書き込み可能
状態にする。画素カウンタ3062、ラインカウンタ3
03の最初のカウンタ値は共に0である。画像処理部3
05から画素順次で送出されてきた1ビットのC成分は
8画素各成分揃ってから画像バッファ211に出力し画
像バッファ211に入力され、アドレス制御部3061
の制御によって領域C1に格納される。
【0043】そしてラインカウンタ3063の値をカウ
ントアップして1にし、アドレス制御部3061の制御
によって、続いて8ビットのM成分が、領域M1に格納さ
れる。そこでまたラインカウンタ3063の値をカウン
トアップして2にし、アドレス制御部3061の制御に
よって引き続き8ビットのY成分を領域Y1に、K成分を
領域K1に格納し、ラインカウンタ3063の値を1ず
つカウントアップして4になる。すると、ラインカウン
タ303の値をリセットして0に戻し、画素カウンタ3
062の値をカウントアップして1とする。
【0044】すると、アドレス制御部3061の制御に
よって次に画像バッファ211に入力される次の画素の
C成分が再び領域C1の次のアドレスに格納される。以
降、同様にして色成分が変わるごとにラインカウンタ3
063の値をカウントアップ、画素が変わるごとにライ
ンカウンタ値をリセット、画素カウンタ6062の値を
カウントアップさせる。そして画素カウンタ3062で
はそれぞれ領域C1、M1、Y1、K1に1ライン分たまる
まで画素数のカウントを行い、1ライン分たまるとリセ
ットされる。
【0045】なお、画像バッファ211への書き込みは
8ビット単位で行われるので、1ラインの画素数は8の
倍数画素となる。
【0046】領域C1、M1、Y1、K1それぞれに1ライ
ン分の画素の格納が終了すると、入出力制御部3064
はそれぞれの領域C1、M1、Y1、K1を読み出し可能状
態にし、ラインバッファの切り換えを行ない、今度は領
域C2、M2、Y2、K2それぞれを書き込み可能状態に
し、次ラインのC、M、Y、Kそれぞれの成分信号を領域C
2、M2、Y2、K2に格納していく。領域C1、M1、Y
1、K1が読み出し可能状態のとき、領域C1、M1、Y
1、K1に格納されていた1ライン分のC、M、Y、K成分
は、主制御部106から送出される出力トリガにより、
次の同期信号に同期して、連続出力モードでは、1つの
出力トリガー入力によりC、M、Y、K成分がライン順次に
連続して、個別出力モードでは一つの出力トリガーに対
して1ライン分の一色成分がシステムゲートアレイ10
3に転送される。次ライン以降についても同様に主制御
部106から送出される出力トリガにより、システムゲ
ートアレイ103に転送される。
【0047】領域C1、M1、Y1、K1への書き込みが終
了すると、書き込み可能状態から、読み出し可能状態に
移行し、第1ライン目の画信号が転送されている間、領
域C2、M2、Y2、K2が書き込み可能状態となり、第2
ライン目の画信号の書き込みを領域C2、M2、Y2、K2
に行う。第2ライン目の画信号の領域C2、M2、Y2、K
2への書き込みが終了し、領域C1、M1、Y1、K1から
システムゲートアレイ103への画信号の転送が全て終
了していれば、今度は領域C2、M2、Y2、K2を読み出
し可能状態とし、主制御部106から送出される出力ト
リガにより、システムゲートアレイ103に第2ライン
目の画信号の出力を開始する。
【0048】そして再び領域C1、M1、Y1、K1を書き
込み可能状態にして、第3ライン目の画信号を領域C
1、M1、Y1、K1に格納する。以上のように、画信号
の書き込み、読み出し動作は2ラインを交互に各状態を
移行させることにより、画像の読み取り、転送動作を止
めることなしに、画信号をスムーズに転送することがで
きる。
【0049】(図4−システムゲートアレイ説明)続い
て、本発明の画像処理部102がシリアルI/Fを介して
システムゲートアレイ103に接続されている場合のシ
ステムゲートアレイ103の第1の実施の形態の詳細を
図4に示す。図4において、XSHはクロック生成部40
1より5ms毎に送出されるクロックであり、このクロッ
クは、主制御部106では読み取りトリガ、原稿搬送の
モータートリガ、C、M、Y、K信号出力トリガ、C、M、
Y、K信号DMA転送設定などの割り込み処理を行なうため
の読み取り同期信号として、また、画像処理部102で
はR、G、B光源切り換えデータの入出力開始等のライン
制御同期信号として、これら全ての動作のタイミング同
期をとるために出力される。なお、このクロックXSH
は、上述の同期信号X1、X2とは異なるものである。
【0050】402は画像処理部102から転送されて
来る画信号をシリアルI/Fを介してシリアルデータから
パラレルデータへ変換するためのシリアル/パラレル変
換回路、403は副走査方向に並んでいるノズルのプリ
ンタを使用している記録部105の印字方式に合わせる
ために、データの並び順を換える縦横変換回路、404
は画信号を再びパラレルデータからシリアルデータへ変
換するためのパラレル/シリアル変換回路である。
【0051】また405はシリアル/パラレル変換回路
402から出力されるパラレルデータを画像メモリ10
4にDMA転送するためのDMA制御部、406はDMA制御部
405からDMA転送されてきたデータを縦横変換回路4
03に転送するために一時的に蓄積しておき、C、M、
Y、K信号それぞれの色成分について8ライン分格納可能
なワークバッファ、407は縦横変換回路403によっ
て変換されたデータをパラレル/シリアル変換回路40
4に転送するために一時的に蓄積しておき、C、M、Y、K
信号それぞれについて24ノズル*3ライン分格納可能
なプリンタバッファである。
【0052】(図4−システムゲートアレイ動作説明)
図4において、C、M、Y、K信号を画像処理部102内の
画像バッファ211から、システムゲートアレイ10
3、画像メモリ104を介して、記録部105に転送す
るまでの動作を説明する。画像バッファ211の領域C
1、M1、Y1、K1が読み出し可能状態になると、主制
御部106からC、M、Y、K信号の出力トリガが同期信号
に同期して色成分毎に画像処理部102に送出され、領
域C1、M1、Y1、K1から、C、M、Y、K信号が1ビット
ずつ(画像処理部102で2値化された場合は1画素分
の情報量である。)Cライン、Mライン、Yライン、Kライ
ンの順に送出される。
【0053】またC、M、Y、K信号の出力トリガと同じタ
イミングで、主制御部106からDMA制御部405に対
してDMA設定がC、M、Y、Kの色成分毎に更新される。す
ると、DMA制御部405はC、M、Y、K1ラインを色成分
毎に、各色成分に対してワークバッファ406内の格納
すべきアドレスの指定を行い、シリアル/パラレル変換
回路によって8ビットもしくは16ビット単位でデータ
をワークバッファ406に転送する。
【0054】以上述べてきた、読取部101から画像メ
モリ104内のワークバッファ406への画信号の転送
のタイミングチャートについての詳細は後述する。ワー
クバッファ406では各色成分毎に8ラインずつ格納す
る。各色成分8ライン分のデータがワークバッファ40
6に格納されると、画信号はワークバッファ406から
縦横変換回路403に転送される。縦横変換回路403
では、主走査方向にそって格納されている画信号を副走
査方向に8ビットずつ並び換える。
【0055】縦横変換された画信号は各色成分毎に副走
査方向に対して8ノズル分ずつプリンタバッファ407
に転送される。プリンタバッファ407では24ノズル
分のデータが格納されたところでパラレル/シリアル変
換回路404に転送される。パラレル/シリアル変換回
路404からはシリアルI/Fを介して1ビット毎に画信
号が記録部105に転送され、記録部105において、
記録が開始される。
【0056】ここで画像処理部102内の画像バッファ
211にライン単位で画信号を格納しておくので、画像
メモリ104内のワークバッファ406に、画信号をラ
イン単位に格納することが容易になり、また縦横変換回
路403においても画信号の縦横変換を行なうことが容
易となる。
【0057】(図6−タイミングチャート動作説明)以
上のような構成をふまえた上でのタイミングチャートに
ついての詳細を図6を用いて説明する。XSHは全てのト
リガのもとになり5ms毎にシステムゲートアレイ103
から出力される読み取り動作に同期したクロック信号で
あり、このXSHが出力されると、全てのトリガはXSHを入
力とする割り込み処理で主制御部106から出力され
る。
【0058】まずXSH(0)が出力され、読み取りの割
り込み処理で、読み取りトリガが、主制御部106から
画像処理部102に対して出力される。以降のラインに
対しても、画像メモリ104内のワークバッファ406
に空きエリアがあれば、同様にXSH(0)に同期して読
み取りトリガは出力される。
【0059】このXSH(0)に同期して読み取りトリガ
を出力しておくのは、次のXSH(1)に同期させて読み
取り動作を開始させるための予約を行なっておくためで
ある。読み取りトリガが出力されると読取部101は次
のXSH(1)に同期して光源Rを点灯させてR信号の蓄積
を開始する。以降のラインに対しても読み取りトリガの
出力はXSH(0)に、読み取り開始動作はXSH(1)に同
期して行なわれる。
【0060】続いて出力されるXSH(2)に同期して、R
1信号の蓄積データは画像処理部102に入力され、ま
た画像処理部102から読取部101に対して光源切り
換え命令が出力され、読取部101では光源がRからGに
切り換えられ、R1信号のときと同様に光源Gを点灯させ
てG1信号を蓄積させる。以降のラインに対しても、同
様にXSH(1)に同期して読取部101では光源Rを点灯
させてR信号を蓄積させ、XSH(2)に同期してR信号が
画像処理部102に入力され、読取部101ではG信号
を蓄積させる。
【0061】次のXSH(3)が出力されると、R1信号の
ときと同様にG1信号が画像処理部102に入力され、
またG1信号のときと同様に読取部101では光源Bを点
灯させてB1信号を蓄積させる。以降のラインに対して
も、同様にXSH(3)に同期して、G信号が画像処理部1
02に入力され、読取部101ではB信号を蓄積させ
る。
【0062】また一方ではこのXSH(3)に同期して、
次ラインを読み取るために原稿を1ライン分搬送するた
めのモーター駆動を行なうためのモータートリガを、主
制御部106からシステムゲートアレイ103を経由し
て読取部101に出力する。このタイミングでモーター
トリガを出力すると、ちょうどXSH(0)からXSH(1)
の間に原稿の搬送が行なわれる。つまり読取部101に
おいて実際に読み取り動作が行われていないときに原稿
搬送が行なわれるので、R、G、Bの蓄積が副走査方向の
同一位置について行なわれ、色ずれを防止することが出
来る。
【0063】また以降のラインに対しても、同様にXSH
(3)に同期して、次ラインを読み取るための紙搬送の
モータートリガが出力される。続いてXSH(4)が出力
されるが、1ラインに対する処理は20msで終了するこ
とが出来るので1周期を20msにし、ここで主制御部1
06内にある図示せぬカウンタをリセットし、XSH
(4)をXSH(0)として認識し、次ラインを読み取る
ために再び読み取りトリガが出力される。またこのXSH
(0)に同期して画像処理部102ではG1信号のとき
と同様にB1信号が入力される。以降のラインに対して
も、同様にXSH(0)に同期して、B信号が画像処理部1
02に入力されていく。
【0064】そしてこのXSH(0)から次のXSH(1)ま
での間(つまり5ms)でR、G、B信号からC、M、Y、K信
号が生成されるので、次のXSH(1)に同期して画像処
理部102内の画像バッファ209からシステムゲート
アレイ103を介して画像メモリ104内のワークバッ
ファ406に転送できるよう準備を行なっておく。その
ためはまず最初にC1信号をXSH(1)に同期してワーク
バッファ406に転送するために、XSH(0)に同期し
て主制御部101から、システムゲートアレイ103に
対して画像バッファ211からシリアル/パラレル変換
回路402に出力するための出力トリガの出力、DMA制
御部405に対してシリアル/パラレル変換回路402
からワークバッファ406にDMA転送を行なうためのDMA
設定出力を行なう。
【0065】ワークバッファ406内の空きがあれば、
このトリガによってワークバッファ406内の格納すべ
きラインエリアを予約しておく。ワークバッファ406
内の空きがあり、XSH(0)に同期してC1信号の出力ト
リガの出力、DMA設定出力がされていれば、次のXSH
(1)に同期して、ワークバッファ406へのC1信号
の転送が開始される。画像バッファ211からワークバ
ッファ406への、各色成分1ライン分のデータ転送は
次のXSHが出力されるまでの間、つまり5ms以内で充分
終了するので、このXSH(1)が出力されたとき、C1信
号のときと同様にM1信号の出力トリガの出力、DMA設定
出力を行なっておき、M1信号の転送の予約をしてお
く。
【0066】以降同様に、XSH(2)に同期してY1信号
の出力トリガの出力、DMA設定出力、XSH(3)に同期し
てK1信号の出力トリガの出力、DMA設定出力が行なわ
れ、それぞれY1信号、K1信号転送の予約をしておく。
これらの予約動作によって、XSH(2)に同期してM1信
号、XSH(3)に同期してY1信号、XSH(0)に同期し
てK1信号のワークバッファ406への転送が行なわれ
る。
【0067】以上述べたように、ある1ラインに対して
最初の読み取りトリガが送出され、変換されたC、M、
Y、K信号全てのワークバッファ406への転送は45ms
で完了することになる。以降のラインに対しても同様に
して、XSH(0)に同期して、C信号の出力トリガの出
力、DMA設定出力、およびK信号のワークバッファ409
への転送、XSH(1)に同期して、M信号の出力トリガの
出力、DMA設定出力、およびC信号のワークバッファ40
9への転送、XSH(2)に同期して、Y信号の出力トリガ
の出力、DMA設定出力、およびM信号のワークバッファ4
09への転送、XSH(3)に同期して、K信号の出力トリ
ガの出力、DMA設定出力、およびC信号のワークバッファ
409への転送が行なわれる。
【0068】以上説明したように1ライン分のC、M、
Y、K信号を全て転送するのにかかる時間は、1ラインの
読み取りを始めて次ラインの読み取りを始めるまでの時
間と等しい20msであるので、全体の画像転送がスムー
ズに行なわれる。また読み取りトリガ、原稿搬送のモー
タートリガ、C、M、Y、K信号出力トリガ、C、M、Y、K信
号DMA転送設定出力などの割り込み処理は、全てXSHに同
期して行なわれるため、ソフトウェア制御も比較的簡単
に行なうことが出来る。
【0069】なお上記実施の形態では、画像処理部10
2の入力データを読取部101からのアナログ出力とし
たが、図1のモデム107から出力されるデジタルデー
タ等、既に量子化(A/D変換)された多値のデジタル画
像データを入力とする構成にしても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
画像処理装置によれば、画素単位で入力される画像デー
タを第1のバッファ上でライン単位の画像データに順次
変換した後に、別のバッファで効率良く縦横変換がで
き、簡易な書き込み、読み出し制御が可能である。
【0071】また、請求項12の画像処理装置によれ
ば、入力された画像データを高速に画像処理できる。更
には、この画像処理された画像データを他のシステムへ
独自のタイミングでスムーズに転送することもできる。
また、他のシステムへ画像データを転送する際に、他の
システムの画像処理に適した形式でデータ転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体を現わすシステムブロック図
【図2】本発明の画像処理部を説明する図
【図3】本発明の画像バッファとバッファ制御部を説明
する図
【図4】本発明のシステムゲートアレイと画像メモリを
説明する図
【図5】本発明の記録部を説明する図
【図6】本発明のタイミングチャートを説明する図
【符号の説明】
101 読取部 102 画像処理部 103 システムゲートアレイ 104 画像メモリ 105 記録部 106 主制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 光雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の色成分データの各々を画素毎
    に入力し、各色成分データを第1のバッファに1ライン
    毎に書き込む第1の書き込み手段と、 該第1のバッファに書き込まれた各色成分データをライ
    ン単位で読み出し、第1のラインバッファよりも記憶容
    量の大きい第2のバッファに各色成分に対して複数ライ
    ン分書き込む第2の書き込み手段と、 該第2のラインバッファに書き込まれた複数ライン分の
    各色成分データを用いて縦横変換を行う変換手段と、 該変換手段により変換された複数ライン分の各色成分デ
    ータを表す可視画像を出力させる手段とを有することを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の書き込み手段は第1の同期信
    号に基づいて動作し、前記第2の書き込み手段及び変換
    手段は第2の同期信号に基づいて動作することを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記複数種類の色成分データの各
    々を画像処理し、前記第1の書き込み手段に出力する画
    像処理手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記複数種類の色成分データの各
    々を、第1の同期信号に基づいて画像処理し、前記第1
    の書き込み手段に出力する画像処理手段を有することを
    特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、画像をライン毎に読み取り、前記
    複数種類の色成分データの各々を画素毎に出力する画像
    読み取り手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像書看取り手段は、前記ライン毎
    のR、G、B成分を読み取ることにより得られるR、
    G、B成分データを用いて複数種類の色成分データを発
    生し、出力することを特徴とする請求項5に記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記ラインの各々に割り当てられた前記
    R、G、B成分を前記画像読み取り手段で読み取るため
    の時間は、前記第1のバッファから前記ラインの各々に
    対応する複数種類の色成分データを読み取るための時間
    と等しい事を特徴とする請求項6に記載の画像処理装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1のラインバッファは各色成分に
    つき少なくとも2ライン分の記憶容量を有することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第2のラインバッファは各色成分に
    つき少なくとも8ライン分の記憶容量を有することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記可視画像の出力は、複数ライン毎
    に行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 複数種類の色成分データの各々を画素
    毎に入力し、各色成分データを第1のバッファに1ライ
    ン毎に書き込む第1の書き込みステップと、 該第1のバッファに書き込まれた各色成分データをライ
    ン単位で読み出し、第1のラインバッファよりも記憶容
    量の大きい第2のバッファに各色成分に対して複数ライ
    ン分書き込む第2の書き込みステップと、 該第2のラインバッファに書き込まれた複数ライン分の
    各色成分データを用いて縦横変換を行う変換ステップ
    と、 該変換ステップで変換された複数ライン分の各色成分デ
    ータを表す可視画像を出力させる出力ステップとを有す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 所定の入力手段により入力された複数
    色の色成分データを第1の同期信号に基づいて画像処理
    する画像処理部と、 該画像処理部で画像処理された画像データを、前記第1
    の同期信号に基づいて第1のラインバッファに書き込む
    第1書き込み手段と、 該第1のラインバッファに格納された画像データを、第
    2の同期信号に基づいて動作する第2のラインバッファ
    に書き込む第2書き込み手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記所定の入力手段は、1次元配置さ
    れたセンサーアレイと複数色の光源手段を備えており、
    原稿に光を照射して得られた反射光を電気的信号に変換
    して、点灯光源を時分割で切り換えることにより原稿の
    色情報を読みとり、前記複数色の色成分データを出力す
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記画像処理部は、前記複数色の色成
    分データの各々について、1ライン単位で画像処理を行
    うことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記所定の入力手段は、原稿を読み取
    ることにより前記複数色の色成分データを発生し、前記
    原稿の1ライン分を読み取るための所要時間は、前記第
    1のラインバッファから1ライン分に対応する複数種類
    の色成分データを前記対2のラインバッファに転送する
    所要時間を越えない事を特徴とする請求項12に記載の
    画像処理装置。
  16. 【請求項16】 更に、前記第2のラインバッファに格
    納された画像データを用いて可視画像を形成する可視化
    画像形成手段を有することを特徴とする請求項12に記
    載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記第1のラインバッファは、前記複
    数色の色成分データの各々を、少なくとも2ライン分格
    納できることを特徴とする請求項12に記載の画像処理
    装置。
  18. 【請求項18】 前記第2のラインバッファは、前記複
    数色の色成分データの各々を、少なくとも8ライン分格
    納できることを特徴とする請求項12に記載の画像処理
    装置。
  19. 【請求項19】 前記第2のラインバッファは縦横変換
    を行うための縦横変換手段へのデータを一時格納するラ
    インバッファであること特徴とする請求項12に記載の
    画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記可視化画像形成手段は、複数ライ
    ン毎に可視画像を形成することを特徴とする請求項12
    に記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理部により画像処理された
    画像データを第1のラインバッファへ書き込む速度は、
    前記第1のラインバッファに格納された画像データを前
    記第2のラインバッファに書き込む際に該画像データを
    読み出す速度よりも速いことを特徴とする請求項12に
    記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 更に、第3の同期信号を発生する発生
    手段を有し、 前記画像処理部は、前記第3の同期信号に同期して前記
    複数色の色成分データの入力し、前記第3の同期信号に
    同期して画像処理された画像データを出力することを特
    徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 所定の入力手段により入力された複数
    色の色成分データを第1の同期信号に基づいて画像処理
    する画像処理部を有する画像処理装置において、実行さ
    れる画像処理方法であって、 前記画像処理部で画像処理された画像データを、前記第
    1の同期信号に基づいて第1のラインバッファに書き込
    む第1書き込みステップと、 該第1のラインバッファに格納された画像データを、第
    2の同期信号に基づいて動作する第2のラインバッファ
    に書き込む第2書き込みステップとを有することを特徴
    とする画像処理方法。
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