JPH10315874A - 車載用携帯電話機ホルダー - Google Patents

車載用携帯電話機ホルダー

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JPH10315874A
JPH10315874A JP14455697A JP14455697A JPH10315874A JP H10315874 A JPH10315874 A JP H10315874A JP 14455697 A JP14455697 A JP 14455697A JP 14455697 A JP14455697 A JP 14455697A JP H10315874 A JPH10315874 A JP H10315874A
Authority
JP
Japan
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mobile phone
locking
holder
side plate
movable side
Prior art date
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Pending
Application number
JP14455697A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Shinkai
崇嘉 新海
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Nippon Antenna Co Ltd
Original Assignee
Nippon Antenna Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】種々のサイズの携帯電話機を容易に取り付けら
れるようにする。 【構成】携帯電話機の頭部を抱持するフック状の抱持部
20はホルダー裏蓋60の下からビスを緩めることによ
り上下にスライド可能となる。携帯電話機の両側部を保
持する可動側板A30,可動側板B40も同様にビスを
緩めることにより、左右にスライド可能となる。また、
ボタン50を押し込むように操作すると、可動側板A3
0が外方向にスライドし、携帯電話機をホルダー本体1
0に対して容易に取り付け、あるいは取り外しすること
ができる。この可動側板A30を内側に押し込むことに
より、ロック状態となり携帯電話機を保持することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々のサイズの携
帯電話機を自動車に保持できるようにした車載用携帯電
話機ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機を自動車内において保持する
ようにした携帯電話機のホルダーが従来から種々提案さ
れている(実用新案登録番号第3004357号、実用
新案登録番号第3017540号、実用新案登録番号第
3020187号参照)。これらの携帯電話機のホルダ
ーは、専用ホルダーといわれる特定の携帯電話機に特化
したホルダーと、汎用ホルダーといわれる種々のサイズ
の携帯電話機用のホルダーとが存在している。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】専用ホルダーは、当該
携帯電話機を確実に保持することができるが、携帯電話
機を替えるとサイズが異なるようになり、専用ホルダー
は互換性がないことからホルダーも交換しなければなら
ないという問題点がある。また、汎用ホルダーは、携帯
電話機を替えても互換性があることからホルダーを交換
する必要はないが、携帯電話機の両サイドを保持するだ
けの構造とされているため確実に保持することが困難で
あった。
【0004】そこで、本発明は種々のサイズの携帯電話
機を確実に保持することができる車載用携帯電話機ホル
ダーを提供することを第1の目的としている。さらに、
本発明は保持状態とされた携帯電話機をワンタッチで保
持を解除して携帯電話機を取り出すことのできる車載用
携帯電話機ホルダーを提供することを第2の目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
ることのできる本発明の車載用携帯電話機ホルダーは、
携帯電話機が載置されるホルダー本体と、該ホルダー本
体の両側部に設けられた携帯電話機の両側部を保持する
一対の可動板からなり、該一対の可動板の互いの間隔を
携帯電話機の幅に応じてスライド可能とされた可動側板
と、前記可動側板における携帯電話機の保持方向と略直
交する方向において、前記ホルダー本体に設けられてい
る規制部との間で携帯電話機を抱持する前記ホルダー本
体に対してスライド可能に設けられた抱持部と、前記可
動側板における前記一対の可動板により携帯電話機を保
持している保持状態を、解放状態となるよう解錠制御す
るロック解除手段を備えるようにしている。
【0006】また、上記第2の目的を達成することので
きる本発明の車載用携帯電話機ホルダーは、スライド可
能とされた前記一対の可動板における一方の可動板Aの
下面から係止部が突出するようにバネにより付勢された
係止子と、携帯電話機の幅に応じてスライドされて前記
ホルダー本体に固着された係止台とをさらに備え、該係
止台の上面は前記可動板Aの下面が摺動する面とされ、
該上面に前記係止部が係止される第1のロック部と第2
のロック部とが前記係止台のスライド方向に離隔されて
形成されており、携帯電話機を保持した状態において
は、前記第1のロック部に前記係止部が係止され、前記
係止台のスライド方向に移動可能にされた前記ロック解
除手段により解錠制御されたときに、前記第1のロック
部から前記係止部が解錠されて前記第2のロック手段に
前記係止部が係止されて前記解放状態になるように、前
記可動板Aがバネにより付勢されている。
【0007】さらに、上記車載用携帯電話機ホルダーに
おいて、前記第1のロック部より第2のロック部の高さ
が高く形成されており、前記ロック解除手段が前記スラ
イド方向に移動するよう操作された時に、前記ロック解
除手段に形成されたテーパ部により前記係合部が押圧さ
れて第1のロック部に係止された前記係合部が解錠され
るようにしてもよい。
【0008】このような本発明によれば、車載用携帯電
話機ホルダーが携帯電話機の両側部を保持するスライド
可能な可動側板と、携帯電話機の長さ方向の側部を抱持
するスライド可能な抱持部とを備えているため、携帯電
話機のサイズが変更されても左右および上下方向から携
帯電話機を保持することができ、確実に携帯電話機を固
定することができる。また、ロック解除手段を操作する
と可動側板が保持状態から解錠されて解放状態となるた
め、ワンタッチで携帯電話機をホルダーから取り出すこ
とができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の車載用携帯電話機ホルダ
ーの実施の形態の斜視図を図1および図2に、本発明の
車載用携帯電話機ホルダーにより携帯電話機を保持する
際のサイズ調整方法を図3に、本発明の車載用携帯電話
機ホルダーに携帯電話機を取り付ける方法を図4および
図5に、本発明の車載用携帯電話機ホルダーのケーブル
接続方法を図6に示し、これらの図を参照しながら本発
明の車載用携帯電話機ホルダーの概要を以下に説明す
る。
【0010】本発明の車載用携帯電話機ホルダー1は図
1および図2に示すように、ホルダー本体10と、ホル
ダー本体10にスライド可能に固定されると共に、ホル
ダー本体10上に携帯電話機が載置された際に、その頭
部を抱持するフック状の抱持部20と、ホルダー本体1
0上に携帯電話機が載置された際に、その両側部を保持
する一対の可動側板A30,可動側板B40を備えてい
る。なお、可動側板A30,可動側板B40はホルダー
本体10にスライド可能に固定することができ、特に、
可動側板A30はボタン50を操作したときに、外方向
に移動して携帯電話機を保持状態から解放状態とするこ
とができるようにされている。
【0011】また、ホルダー本体10の下面にはホルダ
ー裏蓋60が取り付けられており、ホルダー本体10内
には、例えば低周波アンプやスピーカからなるハンズフ
リーユニットが内蔵されている。さらに、ホルダー本体
10の上面にはスピーカからの音を放音するスピーカ孔
12や電源表示ランプ13が設けられている。さらにま
た、ホルダー本体10の側面にはスピーカから放音され
る音量を調整する音量調整ボリューム11が設けられ、
音量を調整することができるようにされている。
【0012】ホルダー本体10上に設けられている抱持
部20には、図3に示すようにホルダー裏蓋60の下面
からホルダー本体10を挿通して抱持部固定ビス61が
螺着されることによりホルダー本体10に固定されてい
る。そして、抱持部固定ビス61が長孔状の調整孔62
に係合されていることから、抱持部固定ビス61をドラ
イバー63により緩めると抱持部20を調整孔62に沿
ってスライドすることができる。これにより、ホルダー
本体10上に載置された携帯電話機の長さに応じて抱持
部20の位置を調整することができる。なお、抱持部2
0の位置を調整した後は、ドライバー63により抱持部
固定ビス61を締着して抱持部20をホルダー本体10
に固定する。
【0013】また、図3に示すように可動側板A30は
ホルダー裏蓋60の下面から挿通された側板固定ビス6
6−1を緩めることにより、長孔状の調整孔64に沿っ
てスライド可能とされており、可動側板B40はホルダ
ー裏蓋60の下面から挿通された固定ビス66−2を緩
めることにより、長孔状の調整孔65に沿ってスライド
可能とされている。可動側板A,Bのスライド方向は抱
持部20と直交する方向とされて、ホルダー本体10の
上に載置された携帯電話機の幅に応じて、その間隔を調
整できるようにされている。
【0014】次に、携帯電話機100の取り付け方法を
図4および図5を参照して説明するが、初めて携帯電話
機100を車載用携帯電話機ホルダー1に取り付ける際
には、あらかじめ抱持部固定ビス61,側板固定ビス6
6−1,66−2を緩めておく。そして、携帯電話機1
00の頭部を抱持部20に係合するようにしながらホル
ダー本体10上に携帯電話機100を載置する。次い
で、前述のように携帯電話機100の長さに応じて抱持
部20をスライドさせて、抱持部20に携帯電話機10
0の頭部が当接するようにして、抱持部固定ビス61を
締着する。そして、可動側板A30および可動側板B4
0をスライドさせて、ホルダー裏蓋60の下面から側板
固定ビス66−1,66−2を締着する。
【0015】これにより、携帯電話機100を車載用携
帯電話機ホルダー1に取り付けることができる。なお、
取り付けた携帯電話機100を車載用携帯電話機ホルダ
ー1から取り外す際には、ボタン50を押すように操作
する。すると、後述する構成により可動側板A30が外
側にスライドし、携帯電話機100を容易に取り外すこ
とができるようになる。また、再度携帯電話機100を
車載用携帯電話機ホルダー1に取り付ける際には、あら
かじめ可動側板A30の下部に設けられたボタン50を
操作して可動側板A30を外側にスライドさせておく。
この状態において、ホルダー本体1上に携帯電話機10
0を載置して可動側板A30を押圧することにより、可
動側板A30が内側にスライドしてロックされる。これ
により、携帯電話機100の両側部を可動側板A30,
可動側板B40により保持することができると共に、そ
の頭部は抱持部20に保持されるようになる。
【0016】次に、本発明の車載用携帯電話機ホルダー
1へのケーブル接続方法を図6を参照しながら説明する
が、ホルダー本体10の側面には電源ジャック71が取
り付けられており、この電源ジャック71に電源ケーブ
ル130の先端に設けられたプラグ132を接続するこ
とにより、シガープラグ131および電源ケーブル13
0を介して自動車から電源を受けることができる。ま
た、マイクジャック72にプラグ122を接続すること
により、自動車のサンバイザーやハンドルの基部等に取
り付けたマイク121からの信号をマイクケーブル12
0を介して入力することができる。さらに、イヤホンプ
ラグ73にプラグ111を接続することにより、携帯電
話機100のイヤホン端子101から出力される受話音
を入力することができる。これらの入力された信号は、
ホルダー本体10ないに内蔵された図示しないハンズフ
リーユニットに入力される。
【0017】これにより、携帯電話機100を車載用携
帯電話機ホルダー1に取り付けたまま携帯電話機を使用
することができるようになる。すなわち、受話音はホル
ダー本体10に設けられたハンズフリーユニットでアン
プされてスピーカ孔12から放音され、送話音はマイク
121で拾われて、ハンズフリーユニットを介して携帯
電話機100に伝達されるようになる。なお、車載用携
帯電話機ホルダー1はホルダー本体10とホルダー裏蓋
60との境界にベルトを挿通する挿通孔が2カ所形成さ
れており、このベルト挿通孔にベルトを挿通してベルト
により自動車のコンソールを抱持することにより、車載
用携帯電話機ホルダー1をコンソール等に取り付けるこ
とができる。
【0018】次に車載用携帯電話機ホルダー1の詳細構
成を図7ないし図12を参照して説明する。図7はホル
ダー本体10にスライド可能に固定される可動側板A3
0および可動側板B40の詳細構成を上から見た斜視図
を示す。この図に示すように、ホルダー本体10には携
帯電話機100の下端が当接される規制片14が一体に
立設されており、この規制片14の内側に上蓋取付受1
6−1が形成されている。さらに、この上蓋取付受16
−1と対向するように、略可動側板A30,B40の幅
だけ離隔されて上蓋取付受16−2が形成されている。
この一対の上蓋取付受16−1,16−2にはそれぞれ
ビス孔が形成されており、このビス孔には可動側板A3
0をスライドガイド部42によりスライド可能に保持す
る上蓋43を取り付ける4本の固定ビス44が取り付け
られる。なお、一対の上蓋取付受16−1,16−2に
はガイド部嵌合凹部17−1,17−2がそれぞれ形成
されている。
【0019】また、ホルダー裏蓋60に形成された調整
孔65に連通している調整孔15−2を通して、前記し
た側板固定ビス66−2が可動側板B40に螺着される
ことにより、可動側板B40がホルダー本体10の所定
位置に固定される。さらに、ホルダー裏蓋60に形成さ
れた調整孔64に連通している調整孔15−1を通し
て、前記した側板固定ビス66−1が係止台80に螺着
されることにより、係止台80がホルダー本体10の所
定位置に固定される。この係止台80には可動側板A3
0をロックするロック手段が設けられており、使用状態
においては可動側板A30が係止台80にロックされ
て、可動側板A30と可動側板B40とにより携帯電話
機100の両側部を保持している。なお、携帯電話機1
00に当接する可動側板A30と可動側板B40の部分
には緩衝材41が設けられている。
【0020】そして、ボタン50を操作することによ
り、可動側板A30が係止台80から解錠されて外方向
に自動的にスライドするようにされている。この詳細構
成を以下に詳述する。図8に、可動側板A30に関する
構成を下から見た斜視図を示す。この図に示すように、
可動側板A30の保持面から突出するように、上蓋43
の下面に形成された一対のスライドガイド部42−1,
42−2内を摺動する平面状のスライド部32が形成さ
れている。このスライド部32の下面には係止子90の
一端に形成された回動軸である枢支部91を受ける軸受
溝36と、係止子90の他端に形成された係止部92が
収納される係止部収納溝37が形成されている。さら
に、係止部収納溝37内には係止部92を係止部収納溝
37から突出させる方向に付勢する第2のバネ95が収
納されるバネ収納孔35が形成されている。さらにま
た、後述する第3のバネが収納されるバネ収納溝34も
形成されている。
【0021】図9に可動側板B40の構成と、係止台8
0の詳細構成を示す。図9に示すように、可動側板B4
0の保持面から直交する方向へ第1の突出片43と第2
の突出片44とが突出形成されている。この第1の突出
片43の上面には係止台80から突出形成された摺動片
85が重合されて摺動可能とされ、第2の突出片44に
は固定ナット42が設けられている。この固定ナット4
2には、前述した側板固定ビス66−2が螺合されて、
ホルダー本体10の所定位置に可動側板B40が固定さ
れる。また、係止台80の上面にはバネ規制子82が突
出して形成されていると共に、固定ナット81が設けら
れている。この固定ナット81には、前述した側板固定
ビス66−1が螺合されて、ホルダー本体10の所定位
置に係止台80が固定される。なお、後述するがバネ規
制子82は、前記スライド部32の下面に形成されてい
るバネ収納溝34内に収容される。
【0022】さらに、係止台80の上面には十字状の切
欠溝86が形成されており、この切欠溝86を利用して
ロック部A83が形成されている。このロック部A83
には、前述した係止子90に形成されている係止部92
が係合するようにされている。ただし、ロック部A83
に係止部92が係合している状態は、携帯電話機100
が可動側板A30および可動側板B40により保持され
ている状態である。また、係止台80に形成されている
切欠溝86にボタン50に一体に形成されている延設部
52を導くための挿通孔87が、係止台80の一端縁に
形成されている。そして、挿通孔87の形成されている
部分は若干高くされており、この高さを利用してロック
部B84が形成されている。
【0023】このロック部84には、前述した係止子9
0に形成されている係止部92が係合するようにされて
いる。ただし、ロック部B84に係止部92が係合して
いる状態は、ボタン50が操作されて可動側板A30の
保持状態が解錠され、携帯電話機100が解放された状
態である。また、ボタン50から延設された延設部52
の周囲には第2lのバネ51を介在させて、前記挿通孔
87に挿通される。そして、第2のバネ51により付勢
されても延設部52が挿通孔87から抜け出ないよう
に、ビス88が延設部52に形成されているビス孔53
に螺着される。これにより、ボタン50は常に外方へ向
かって付勢されるようになる。
【0024】次に、係止子90と係止台80に形成され
たロック部A83とロック部B84との関係を図10に
示す。ただし、図10においては係止子90は係止台8
0に対して略90°回転して示している。係止子90に
形成されている係止部92には、ロック部A83あるい
はロック部B84に係合する一対の係合部94−1,9
4−2が形成されていると共に、この係合部94−1,
94−2の間には第1のテーパ部93が形成されてい
る。また、係止子90は前述したように枢支部91を回
動中心として係止部92が回動されるようにされてい
る。さらに、係止部92は第2のバネ95により時計方
向に回動するよう付勢されている。
【0025】従って、係止台80の上に可動側板A30
に形成されているスライド部32を重合するようにした
状態においては、スライド部32は、ホルダー本体10
に4本の固定ビス44により固定されたスライドガイド
部43と、ホルダー本体10に側板固定ビス66−1に
より固定された係止台80とにより形成された空間内を
スライド可能とされる。この際に、係止子90の係止部
92が時計方向に付勢されていることから、可動側板A
30が内側にスライドされて係止部92が係止台80に
形成された切欠溝86の位置にきたときに、この切欠溝
86内に収納されるようになる。さらに、可動側板A3
0は後述するようにバネ収納孔34内に収納された第3
のバネにより外方へ付勢されているので、係止部92の
一対の係合部94−1,94−2はロック部A83に係
合するようになる。この状態が、可動側板A30を内側
にスライドして携帯電話機100を保持するようロック
された状態である。
【0026】また、携帯電話機100が保持されてロッ
クされた状態から、可動側板A30を解錠するには、ボ
タン50を第2のバネ51に抗して押し込むようにす
る。すると、延設部52から先端部55にかけて形成さ
れた第2のテーパ部54が、係止子90の係止部92に
形成されている第1のテーパ部93に当接していき、係
止部92が第2のバネ95に抗して上昇し、係止部収納
溝37内に押し込まれるようになる。これにより、係止
子90に形成されている係合部94−1,94−2と、
係止台80に形成されたロック部A83との係合状態が
解錠されて、可動側板A30が後述するバネ収納溝34
内に収納された第3のバネの付勢力により、外側にスラ
イドするようになる。
【0027】この際に、係止部92も共に係止台80の
上面をスライドしていくようになるが、係止部92がロ
ック部B84の位置に達すると、係合部94−1,94
−2が第2のロック部84に係合するようになり、可動
側板A30はそれ以上スライドしないようになる。この
状態においては、可動側板A30と可動側板B40との
間隔が広がっているため、携帯電話機100は解放状態
となり、車載用携帯電話機ホルダー1から自由に取り出
せる状態となる。
【0028】次に、図11と図12(A)(B)を参照
して可動側板A30の保持状態と解放状態とをさらに説
明する。なお、図11は可動側板A30と、可動側板B
40と、係止台80との関係を示す図であり、図12
(A)(B)はスライド部32の上面板の下の位置から
切断した断面を上から見た断面図である。ただし、図1
1における可動側板A30は略90°回転して示してい
る。これらの図において、係止台80の上から上方へ突
出形成されたバネ規制子82はスライド部32の下面に
形成されたバネ収納溝34内に収納された第3のバネ3
3により内側に付勢されるように、バネ収納溝34内に
配設される。
【0029】図12(A)にホルダー本体10上に載置
された携帯電話機100を保持することのできる保持状
態を示す。この保持状態においては、可動側板A30が
内側にスライドされて、図12(A)に示すようにスラ
イド部32に形成された係止部収納溝37内に収納され
た係止子90の係止部92がロック部A83に係合して
いる状態である。この際には、スライド部32に形成さ
れたバネ収納溝34内に収容されている係止台80の上
面に形成されたバネ規制子82により、第3のバネ33
がその付勢力に抗して圧縮されている。この状態におい
ては、可動側板A30と可動側板B40との間の間隔が
狭められているため、ホルダー本体10上に載置された
携帯電話機100が確実に保持されている。
【0030】また、図12(B)には、可動側板A30
が外側にスライドされて、可動側板A30と可動側板B
40との間の間隔が広げられている解放状態が示されて
いる。この解放状態にするには、図12(A)に示す保
持状態において、ボタン50を第2のバネ51に抗して
押し込むようにする。すると、前述したようにボタン5
0に形成された延設部52の第2のテーパ部54が、係
止子90における係止部92の第1のテーパ部93に摺
接して、係止部92を第1のバネに抗して係止部収納溝
37内に押し込める。このため、係止部92の係合部9
4−1,94−2とロック部A83との係合状態が解錠
されて、可動側板A30は圧縮状態の第3のバネ33の
付勢力により外側にスライドするようになる。
【0031】そして、可動側板A30がスライドして係
止部92が係止台90に形成されているロック部B84
の位置にくると、係合部94−1,94−2がロック部
B84に係合するようになる。これにより可動側板A3
0のスライドが停止されて、その状態が維持されるよう
になる。これらの動作は瞬時に行われ、この状態が図1
2(B)に示す解放状態である。この際には、図示する
ように第3のバネ33が伸張しており、可動側板A30
を矢印で示す外側にスライドさせたことがわかる。ま
た、係止子90の係止部92がロック部B84に係合し
ている。この解放状態においては、可動側板A30と可
動側板B40との間の間隔が広げられているので、ホル
ダー本体10上に携帯電話機100を載置して取り付け
ることができると共に、取り付けられている携帯電話機
100を取り外すことができる。
【0032】以上説明したように、本発明の車載用携帯
電話機ホルダー1は、携帯電話機100の頭部をフック
状の抱持部20に係合するようホルダー本体10上に載
置し、スライド可能な可動側板A30を内側にスライド
させるだけで携帯電話機100を車載用携帯電話機ホル
ダー1に確実に保持させることができる。また、携帯電
話機100を車載用携帯電話機ホルダー1から取り外す
ときは、ボタン50を操作することによりワンタッチで
スライド可能な可動側板A30を自動的にスライドさせ
ることにより、携帯電話機100が解放状態となり容易
に携帯電話機をホルダー本体10から取り外すことがで
きる。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、車載用携帯電話機ホルダーが携帯電話機の両側部を
保持するスライド可能な可動側板と、携帯電話機の長さ
方向の側部を抱持するスライド可能な抱持部とを備える
ため、携帯電話機のサイズが変更されても左右および上
下方向から携帯電話機を保持することができ、確実に携
帯電話機を固定することができる。また、ロック解除手
段を操作すると可動側板が保持状態から解錠されて解放
状態となるため、ワンタッチで携帯電話機をホルダーか
ら取り出すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用携帯電話機ホルダーの実施の携
帯の外観を示す左斜視図である。
【図2】本発明の車載用携帯電話機ホルダーの実施の携
帯の外観を示す右斜視図である。
【図3】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおいて、
携帯電話機のサイズに応じて調整する方法を示す図であ
る。
【図4】本発明の車載用携帯電話機ホルダーに携帯電話
機を取り付ける方法を説明するための図である。
【図5】本発明の車載用携帯電話機ホルダーに携帯電話
機を取り付ける方法を説明するための図である。
【図6】本発明の車載用携帯電話機ホルダーへのケーブ
ル接続方法を説明するための図である。
【図7】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける可
動側板とホルダー本体との詳細構成を示す図である。
【図8】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける可
動側板Aの詳細構成を示す図である。
【図9】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける係
止台とボタンとの詳細構成を示す図である。
【図10】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける
係止子と係止台との接合関係を示す詳細構成を示す図で
ある。
【図11】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける
可動側板と係止台とボタンとの接合関係を示す詳細構成
を示す図である。
【図12】本発明の車載用携帯電話機ホルダーにおける
保持状態と解放状態との詳細構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車載用携帯電話機ホルダー 10 ホルダー本体 11 音量調整ボリューム 12 スピーカ孔 13 電源表示ランプ 14 規制片 15−1,15−2 調整孔 16−1,16−2 上蓋取付受 17−1,17−2 ガイド部嵌合凹部 20 抱持部 30 可動側板A 31 ボタン受凹部 32 スライド部 33 第3のバネ 34 バネ収納溝 35 バネ収納孔 36 軸受溝 37 係止部収納溝 40 可動側板B 41 緩衝材 42 スライドガイド部 43 上蓋 44 固定ビス 50 ボタン 51 第2のバネ 52 延設部 53 ビス孔 54 第2のテーパ部 55 先端部 60 ホルダー裏蓋 61 抱持部固定ビス 62 調整孔 63 ドライバー 64,65 調整孔 66−1,66−2 側板固定ビス 71,72,73 ジャック 80 係止台 81 固定ナット 82 バネ規制子 83 ロック部A 84 ロック部B 85 摺動片 86 切欠溝 87 挿通孔 88 ビス 90 係止子 91 枢支部 92 係止部 93 第1のバネ 94−1,94−2 係合部 95 第1のテーパ部 100 携帯電話機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機が載置されるホルダー本体
    と、 該ホルダー本体の両側部に設けられた携帯電話機の両側
    部を保持する一対の可動板からなり、該一対の可動板の
    互いの間隔を携帯電話機の幅に応じてスライド可能とさ
    れた可動側板と、 前記可動側板における携帯電話機の保持方向と略直交す
    る方向において、前記ホルダー本体に設けられている規
    制部との間で携帯電話機を抱持する前記ホルダー本体に
    対してスライド可能に設けられた抱持部と、 前記可動側板における前記一対の可動板により携帯電話
    機を保持している保持状態を、解放状態となるよう解錠
    制御するロック解除手段を備えることを特徴とする車載
    用携帯電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 スライド可能とされた前記一対の可動板
    における一方の可動板Aの下面から係止部が突出するよ
    うにバネにより付勢された係止子と、 携帯電話機の幅に応じてスライドされて前記ホルダー本
    体に固着された係止台とをさらに備え、 該係止台の上面は前記可動板Aの下面が摺動する面とさ
    れ、該上面に前記係止部が係止される第1のロック部と
    第2のロック部とが前記係止台のスライド方向に離隔さ
    れて形成されており、携帯電話機を保持した状態におい
    ては、前記第1のロック部に前記係止部が係止され、前
    記係止台のスライド方向に移動可能にされた前記ロック
    解除手段により解錠制御されたときに、前記第1のロッ
    ク部から前記係止部が解錠されて前記第2のロック手段
    に前記係止部が係止されて前記解放状態になるように、
    前記可動板Aがバネにより付勢されていることを特徴と
    する請求項1記載の車載用携帯電話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 前記第1のロック部より第2のロック部
    の高さが高く形成されており、前記ロック解除手段が前
    記スライド方向に移動するよう操作された時に、前記ロ
    ック解除手段に形成されたテーパ部により前記係合部が
    押圧されて第1のロック部に係止された前記係合部が解
    錠されることを特徴とする請求項2記載の車載用携帯電
    話機ホルダー。
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