JPH10315181A - ツールへのエアー供給機構 - Google Patents

ツールへのエアー供給機構

Info

Publication number
JPH10315181A
JPH10315181A JP13111697A JP13111697A JPH10315181A JP H10315181 A JPH10315181 A JP H10315181A JP 13111697 A JP13111697 A JP 13111697A JP 13111697 A JP13111697 A JP 13111697A JP H10315181 A JPH10315181 A JP H10315181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
air
air supply
mounting shaft
tool mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13111697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tanaami
秀夫 店網
Hideo Kawabe
英雄 川部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP13111697A priority Critical patent/JPH10315181A/ja
Publication of JPH10315181A publication Critical patent/JPH10315181A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で且つコンパクトであり、更に摩
耗粉等のゴミの発生のないツールへのエアー供給機構を
提供することを課題とする。 【解決手段】 支持部材2に形成された支持孔3に回転
自在に支持されると共に先端部にツールを支持するよう
にされたツール搭載軸8の中心部に先端部に達するエア
ー通路13を形成し、上記支持部材に上記支持孔に達す
ると共にエアー供給源に接続されるエアー供給路6を形
成し、上記ツール搭載軸のうち上記エアー供給路に対応
した位置にその外周面と上記エアー通路との間を連通す
る周方向に離間した複数の連通路14を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なツールへのエ
アー供給機構に関する。詳しくは、構造が簡単で且つコ
ンパクトであり、更に摩耗粉等のゴミの発生のないツー
ルへのエアー供給機構を提供する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械やロボット等において使用する
ツールにはその動作のためにエアーを必要とするものが
ある。
【0003】そのため、ツール搭載軸に支持されたツー
ルにエアーを供給するためのエアー供給機構が設けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来におけ
るツールへのエアー供給機構のように、支持部材とツー
ル搭載軸との間にシール材を使用したものにあっては、
ツール搭載軸の支持部材に対する回転によりシール材が
摩耗して摩耗粉の発生を招き、清浄度を要求される環境
では使用することができないという問題があった。
【0005】また、ツール搭載軸の軸方向においてロー
タリー継手を取り付けたものにあっては、非常に大きな
場所をとってしまい、装置自体が大きくなってしまうと
いう問題があった。
【0006】そこで、本発明は、構造が簡単で且つコン
パクトであり、更に摩耗粉等のゴミの発生のないツール
へのエアー供給機構を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明ツールへのエアー
供給機構は、上記した課題を解決するために、支持部材
に形成された支持孔に回転自在に支持されると共に先端
部にツールを支持するようにされたツール搭載軸の中心
部に先端部に達するエアー通路を形成し、上記支持部材
に上記支持孔に達すると共にエアー供給源に接続される
エアー供給路を形成し、上記ツール搭載軸のうち上記エ
アー供給路に対応した位置にその外周面と上記エアー通
路との間を連通する周方向に離間した複数の連通路を形
成したものである。
【0008】従って、本発明ツールへのエアー供給機構
にあっては、構造が簡単で且つコンパクトであり、ま
た、支持部材とツール搭載軸との間にシール材を介在さ
せないので、摩耗粉等のゴミが発生することがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明ツールへのエアー
供給機構の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明
する。
【0010】支持ベース1は、例えば、ロボットの腕、
工作機械のツール(工具)搭載部等であり、その先端部
に支持部材として固定軸2が固定されている。
【0011】支持部材2には支持孔3が貫設されてお
り、該支持孔3の両端部に軸受ベアリング4、4が配設
されている。また、該支持孔3はそのほぼ中間の部分で
内径が他の部分より細くされて、そこが摺接部5とされ
ている。そして、該摺接部5において該摺接部5の内周
面と支持部材2の外周面との間を連通するエアー供給路
6が形成され、該エアー供給路6に継手7が取着されて
いる。
【0012】ツール搭載軸8が上記支持部材2を貫通し
た状態で支持部材2に軸受ベアリング4、4を介して回
転自在に支持されている。
【0013】ツール搭載軸8の内端部、即ち、支持ベー
ス1内に突出した端部にはプーリ9が固定されており、
上記支持ベース1内に配設されたモータ10の回転軸1
0aに固定されたプーリ11との間にベルト12が掛け
渡され、モータ10の駆動によってツール搭載軸8が回
転されるようになっている。
【0014】ツール搭載軸8の外径は上記支持部材2の
摺接部5の内径と等しく形成されており、その外周面が
摺接部5の内周面に密接した状態で支持部材2に対して
回転するようになっている。
【0015】ツール搭載軸8にはその中間の部分から外
端に達するエアー通路13が形成されており、支持部材
2の摺接部5に形成されたエアー供給路6に対応した位
置にはツール搭載軸8の外周面とエアー通路13との間
を連通する連通路14、14、・・・が形成されてい
る。これら連通路14、14、・・・は周方向に90度
の中心角度間隔で、即ち、これら連通路14、14、・
・・の形成位置においてツール搭載軸8を軸に垂直な方
向で切断するとこれら連通路14、14、・・・が十字
を成すように形成されている。
【0016】ツール搭載軸8の外端部、即ち、ツール支
持部15にはツールを取着するための螺穴16が形成さ
れている。尚、該螺穴16はツールを取り付けるための
手段の一例として示したものにすぎず、ツールを取り付
けるための手段が、螺穴16に限られるものではないこ
とは勿論であり、種々の形態のツール取付手段を適用す
ることができるものである。
【0017】そして、上記継手7は配管チューブ17を
介して図示しないエアー供給源に接続されている。尚、
エアー供給源としては、正圧エアーの供給源のほか負圧
エアーの供給源をも含むものである。
【0018】しかして、ツール搭載軸8のツール支持部
15にはエアー供給源から配管チューブ17、継手7、
エアー供給路6、連通路14及びエアー通路13を介し
て正圧エアー又は負圧エアーが供給され、該ツール支持
部15に支持されたツールにエアーが供給され、該ツー
ルがその供給されたエアーによって所定の動作を行うこ
とが出来る。
【0019】そして、ツール搭載軸8には周方向に複数
のエアー通路14、14、・・が形成されているので、
モータ10が駆動してツール搭載軸8が所定の角度、上
記例では、90度、180度あるいは270度回転して
も、該回転した位置においてもエアー通路14、14、
・・・のうちのいずれかが支持部材2のエアー供給路6
と連通しており、ツール支持部15へのエアーの供給は
継続して為されることになる。従って、ツール搭載軸8
が支持したツールの向きを変えて使用するような場合で
も、該ツールへのエアーの供給が確実に為されることに
なる。尚、上記例では、エアー通路14、14、・・・
を周方向に90度の中心角度間隔で配置したが、エアー
通路14、14、・・・の配置の仕方がこのようなもの
に限られるものでないことは勿論である。
【0020】しかして、上記した本発明にかかるツール
へのエアー供給機構においては、吸着ツール、シリンダ
ー等その動作のためにエアーを必要とするツールをツー
ル搭載軸8のツール支持部15に取り付けて該ツールに
対して必要なエアーを供給することが出来、また、該ツ
ールの向きを変える場合でも継続してエアーを供給する
ことが出来るものである。
【0021】ここで、一例として吸着ツール18がツー
ル支持部15に支持されている場合を例示して説明す
る。
【0022】吸着ツール18は筒状をした金属製の本体
部19と該本体部19の一端に取着された弾性材料から
成るパッド部20とを備え、本体部19の他端部にはね
じ部21が形成されている。そして、該吸着ツール18
には全体を貫通してエアー通孔22が貫設されている。
【0023】しかして、このような吸着ツール18は、
そのねじ部21が上記ツール搭載軸8のツール支持部1
5の螺穴16に螺合されて、ツール搭載軸8のツール支
持部15に支持される。
【0024】そして、例えば、吸着ツール18のパッド
部20が図示しないワークに当接し、その状態で、上記
経路によってエアー供給源からツール搭載軸8のツール
支持部15に負圧エアーが供給されると、該負圧エアー
によってパット部20に生じる負圧によってワークが吸
着される。
【0025】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明ツールへのエアー供給機構は、支持部材に形
成された支持孔に回転自在に支持されると共に先端部に
ツールを支持するようにされたツール搭載軸の中心部に
先端部に達するエアー通路を形成し、上記支持部材に上
記支持孔に達すると共にエアー供給源に接続されるエア
ー供給路を形成し、上記ツール搭載軸のうち上記エアー
供給路に対応した位置にその外周面と上記エアー通路と
の間を連通する周方向に離間した複数の連通路を形成し
たことを特徴とする。
【0026】従って、本発明ツールへのエアー供給機構
にあっては、構造が簡単で且つコンパクトであり、ま
た、支持部材とツール搭載軸との間にシール材を介在さ
せないので、摩耗粉等のゴミが発生することがない。ま
た、連通路は周方向に複数のものが形成されているの
で、ツール搭載軸が支持したツールの向きを変えた場合
でも該ツールに継続してエアーの供給を行うことが出来
る。
【0027】また、請求項2に記載した発明にあって
は、上記連通路は周方向に90度の中心角度間隔で4個
形成されているので、簡単な構成で、ツールの向きを9
0度、180度あるいは270度変えた場合でも該ツー
ルに継続してエアーを供給することが出来る。
【0028】尚、上記した実施の形態において示した各
部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2と共に本発明ツールへのエアー供給機構の
実施の形態を示すものであり、本図は縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
2…支持部材、3…支持孔、6…エアー供給路、8…ツ
ール搭載軸、13…エアー通路、14…連通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材に形成された支持孔に回転自在
    に支持されると共に先端部にツールを支持するようにさ
    れたツール搭載軸の中心部に先端部に達するエアー通路
    を形成し、 上記支持部材に上記支持孔に達すると共にエアー供給源
    に接続されるエアー供給路を形成し、 上記ツール搭載軸のうち上記エアー供給路に対応した位
    置にその外周面と上記エアー通路との間を連通する周方
    向に離間した複数の連通路を形成したことを特徴とする
    ツールへのエアー供給機構。
  2. 【請求項2】 上記連通路は周方向に90度の中心角度
    間隔で4個形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載のツールへのエアー供給機構。
JP13111697A 1997-05-21 1997-05-21 ツールへのエアー供給機構 Pending JPH10315181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13111697A JPH10315181A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ツールへのエアー供給機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13111697A JPH10315181A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ツールへのエアー供給機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10315181A true JPH10315181A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15050368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13111697A Pending JPH10315181A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 ツールへのエアー供給機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10315181A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62193704A (ja) 超精密旋盤
JP4335653B2 (ja) プログラム制御式フライス・ボール盤のための機械加工ユニット
JPS6224237B2 (ja)
JP2006205264A (ja) 基板搬送装置
JP3665728B2 (ja) 工具駆動装置
JP2002254278A (ja) 接合面の加工方法及び装置
JPH10315181A (ja) ツールへのエアー供給機構
JP2006167821A (ja) 装着物の取り付け方法及びスピンドル装置
JPH09216189A (ja) トーチ軸変換アダプタ及びそれを使用した工業用ロボットのトーチ回転装置
JP2001150258A (ja) 工作機械の動力源供給構造、配線構造及び配管構造
JPH08323662A (ja) 産業用ロボットの動作域可変装置
KR100448249B1 (ko) 자유곡면가공공구
JPH0723188Y2 (ja) 旋回ア−ム装置
KR20160148193A (ko) 특정 축 무효화 세팅이 가능한 다관절 로봇
JP4357038B2 (ja) 位置決め装置
JPS63156625A (ja) ロボツト用作業工具保持装置
JP3665947B2 (ja) ガスシールド消耗電極式回転アーク溶接トーチ
JPH04250963A (ja) レンズ研削・研磨機のワーク保持装置
JP2007078037A (ja) 静圧スラスト軸受装置
WO2019026203A1 (ja) エンドエフェクタ
WO2022201648A1 (ja) ワーク保持装置
JPH1044029A (ja) ウエハ研磨装置
JPH0222192Y2 (ja)
JP2000233367A (ja) 研削工具
JP2910238B2 (ja) 球面作業ロボット