JPH10313750A - ドラッグ機構及び魚釣用リール - Google Patents

ドラッグ機構及び魚釣用リール

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JPH10313750A
JPH10313750A JP10129580A JP12958098A JPH10313750A JP H10313750 A JPH10313750 A JP H10313750A JP 10129580 A JP10129580 A JP 10129580A JP 12958098 A JP12958098 A JP 12958098A JP H10313750 A JPH10313750 A JP H10313750A
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drag
crankshaft
link
clutch sleeve
drive gear
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Kim Hyunkyu
キム ヒュンキュウ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 魚釣用リールにおけるドラッグ機構36にお
いて、比較的小さい締めつけトルクにより比較的大きい
ドラッグ力を得る。 【解決手段】 ドラッグ機構36は、ドラッグワッシャ
38、リンク40、クラッチスリーブ42、及びドラッ
グ入力手段54を有し、ドラッグワッシャ38はクラン
ク軸28に軸方向に移動可能に支持されて駆動歯車46
と選択的に摩擦により係合し、リンク40はクランク軸
28とともに回転しながら軸方向には移動可能であるよ
うにクランク軸28と係合し、かつドラッグワッシャ3
8と係合し、クラッチスリーブ42はクランク軸28に
軸方向に移動可能に支持され、かつリンク40と係合
し、ドラッグ入力手段54は使用者が操作できるように
クランク軸28に支持されてドラッグ力をクラッチスリ
ーブ42に入力し、ドラッグ力は、クラッチスリーブ4
2からリンク40とドラッグワッシャ38を経て駆動歯
車46に伝えられ、駆動歯車46は滑りを伴いながらク
ランク軸28とともに回転するようにクランク軸28に
支持されていることを特徴とするドラッグ機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は魚釣用リールに関
し、さらに詳しくは、リールのドラッグ力を選択的に制
御するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近製造された殆ど全ての魚釣用リール
において、魚が食いつくときに通常起こるような釣糸払
出し方向に釣糸に作用する引張り力が、ドラッグ力がそ
のために設定された引張り力を超えるときスプールを空
転させるように、釣糸巻回スプールへ加えるドラッグ力
を変動させるための構造が設けられている。
【0003】従来のドラッグ装置の一例は、ベイトキャ
スト(投餌)型リールにおいて見られるように、クラン
ク軸の一端部に通常はキー止め(本明細書でキー止めと
は単なるキーによる回転力の伝達機構に限らず、角芯と
角孔による嵌合構造等を含む)されてクランク軸ととも
に回転するドラッグワッシャを有する。クランク軸の他
の端部にはハンドルが通常はキー止めされており、ハン
ドルを回せばクランク軸も回る。ドラッグワッシャは一
般に軸方向に面した摩擦パッドを有し、当該摩擦パッド
は駆動歯車の一面と摩擦係合接触(friction-engaging
contact )している。駆動歯車はクランク軸に回転自
在、軸方向移動可能に支持され、スプール軸に支持され
た入力歯車と噛み合う。通常、爪車(ラチェットホイー
ル)がクランク軸に固定されてともに回転し、その軸方
向の移動は禁じられている。一般に、爪車の軸方向の面
には摩擦パッドが設けられ、駆動歯車の他の面と摩擦係
合接触している。
【0004】ハンドルの逆転を防止する一方向クラッチ
を備えたベイトキャスト型リールにおいて、ドラッグワ
ッシャは一般にクラッチスリーブにより駆動歯車に押し
つけられている。そのクラッチスリーブは通常、クラン
ク軸とともに回転するようにクランク軸にキー止めされ
ている。駆動歯車の面に十分な摩擦力を生じさせて駆動
歯車を回転させ、釣糸をスプールに巻き取るために、ま
たドラッグを適当な設定点に設定するために、クラッチ
スリーブは通常、クランク軸に設けられたドラッグ調整
ノブによってドラッグワッシャに押しつけられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、クラッチスリー
ブはクランク軸にキー止めされていたため、ガタツキが
大きく、操作感が悪いものであった。すなわち従来では
多くの場合、クラッチスリーブとクランク軸とは、角孔
と角芯の嵌合構造によってキー止めされていたが、角孔
や角芯は、寸法精度を出しにくく、ガタツキが大きい。
そのためクラッチスリーブの動作は円滑さを欠き、使用
者が魚釣用リールを操作するときに、タイト感が悪いと
いう問題があった。またクラッチスリーブの動作が円滑
ではないので、ドラッグ調整ノブにかなり大きい締めつ
けトルクを加えないと駆動歯車に加えられるドラッグ力
を大きくすることができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、フレームと、当
該フレームに対して回転可能に設けられた釣糸巻回用の
スプールと、上記フレームに対して回転可能に設けられ
たクランク軸と、当該クランク軸に対して回転可能に設
けられて上記スプールを駆動するために上記クランク軸
の回転を選択的に伝えられる駆動歯車と、当該駆動歯車
と摩擦により係合して当該駆動歯車を滑りを伴いながら
上記クランク軸の回転に従わせるドラッグ機構とを有す
る魚釣用リールにおけるドラッグ機構であって、ドラッ
グワッシャ、リンク、クラッチスリーブ、及びドラッグ
入力手段を有し、上記ドラッグワッシャは上記クランク
軸に軸方向に移動可能に支持されて上記駆動歯車と選択
的に摩擦により係合し、上記リンクは上記クランク軸と
ともに回転しながら軸方向には移動可能であるように上
記クランク軸と係合し、かつ上記ドラッグワッシャと係
合し、上記クラッチスリーブは上記クランク軸に軸方向
に移動可能に支持され、かつ上記リンクと係合し、上記
ドラッグ入力手段は使用者が操作できるように上記クラ
ンク軸に支持されてドラッグ力を上記クラッチスリーブ
に入力し、当該ドラッグ力は上記クラッチスリーブから
上記リンクと上記ドラッグワッシャを経て上記駆動歯車
に伝えられ、上記駆動歯車は滑りを伴いながら上記クラ
ンク軸とともに回転するように上記クランク軸に支持さ
れていることを特徴とするドラッグ機構(又はドラッグ
装置)である。なお、「選択的に摩擦により係合し」と
は、係合する場合もあるし、全く係合しない場合もある
という意味である。
【0007】請求項2に記載の発明は、上記クラッチス
リーブは円筒状の殻を有し、当該殻は軸方向に突出する
凸部を備え、当該凸部は上記リンクに設けられた凹部に
受容されることを特徴とする請求項1に記載のドラッグ
機構(又はドラッグ装置)である。
【0008】請求項3に記載の発明は、上記リンクは軸
方向に突出する凸部を備えた円盤状の部材を有し、当該
凸部は上記ドラッグワッシャに設けられた凹部に受容さ
れることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラッグ
機構(又はドラッグ装置)である。
【0009】請求項4に記載の発明は、上記ドラッグ入
力手段は、クランク軸に螺合されてドラッグ力を調節可
能に設定するドラッグ作動ノブ及び当該ドラッグ作動ノ
ブと上記クラッチスリーブの間に設けられて上記クラッ
チスリーブを上記駆動歯車に向けて調節可能に押圧する
弾性手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかに記載のドラッグ機構(又はドラッグ装置)であ
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、上記弾性手段は
一対の皿ばねを含むことを特徴とする請求項4に記載の
ドラッグ機構(又はドラッグ装置)である。
【0011】請求項6に記載の発明は、上記スプールは
第一軸回りに上記フレームに対して回転可能に設けら
れ、上記クランク軸は第一軸と同心でない第二軸回りに
上記フレームに対して回転可能に設けられたことを特徴
とする請求項1乃至5のいずれかに記載のドラッグ機構
(又はドラッグ装置)である。
【0012】請求項7に記載の発明は、フレームと、当
該フレームに対して回転可能に設けられた釣糸巻回用の
スプールと、上記フレームに対して回転可能に設けられ
たクランク軸と、当該クランク軸に対して回転可能に設
けられて上記スプールを駆動するために上記クランク軸
の回転を選択的に伝えられる駆動歯車と、当該駆動歯車
と摩擦により係合して当該駆動歯車を滑りを伴いながら
上記クランク軸の回転に従わせるドラッグ機構とを有す
る魚釣用リールにおけるドラッグ機構(又はドラッグ装
置)であって、ドラッグワッシャ、リンク、クラッチス
リーブ、及びドラッグ入力手段を有し、上記ドラッグワ
ッシャは上記クランク軸とともに回転しながら軸方向に
は移動可能であるように上記クランク軸と係合して上記
駆動歯車と選択的に摩擦により係合し、上記リンクは上
記クランク軸とともに回転しながら軸方向には移動可能
であるように上記クランク軸と係合して上記ドラッグワ
ッシャと当接し、上記クラッチスリーブは上記クランク
軸に軸方向に移動可能に支持され、かつ上記リンクと係
合し、上記ドラッグ入力手段は使用者が操作できるよう
に上記クランク軸に支持されてドラッグ力を上記クラッ
チスリーブに入力し、当該ドラッグ力は、上記クラッチ
スリーブから上記リンクと上記ドラッグワッシャを経て
上記駆動歯車に伝えられ、上記駆動歯車は滑りを伴いな
がら上記クランク軸とともに回転するように上記クラン
ク軸に支持されていることを特徴とするドラッグ機構
(又はドラッグ装置)である。なお上記リンクは、ドラ
ッグワッシャと単に当接するだけでなく、ドラッグワッ
シャと選択的に摩擦により係合する構成とすることも推
奨される。
【0013】請求項8に記載の発明は、上記クラッチス
リーブは円筒状の殻を有し、当該殻は端部に軸方向の凹
部を備え、当該凹部は上記リンクから軸方向に突出する
凸部を受容することを特徴とする請求項7に記載のドラ
ッグ機構(又はドラッグ装置)である。
【0014】請求項9に記載の発明は、上記リンクは円
盤状部材を備え、当該円盤状部材は互いに逆方向を向く
二つの面を有し、当該二つの面のうち何れか一方から上
記凸部が軸方向に突出し、他の面は上記ドラッグワッシ
ャと当接することを特徴とする請求項7又は8に記載の
ドラッグ機構(又はドラッグ装置)である。
【0015】請求項10に記載の発明は、上記他の面
は、外周部と内周部により区画される環状の肩部を有
し、当該外周部は当該内周部よりも軸方向に突出して上
記ドラッグワッシャと当接することを特徴とする請求項
9に記載のドラッグ機構(又はドラッグ装置)である。
【0016】請求項11に記載の発明は、上記ドラッグ
入力手段は、上記クランク軸に螺合されてドラッグ力を
調節可能に設定するドラッグ作動ノブ及び当該ドラッグ
作動ノブと上記クラッチスリーブの間に設けられて上記
クラッチスリーブを上記駆動歯車に押圧する弾性手段を
含むことを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記
載のドラッグ機構(又はドラッグ装置)である。
【0017】請求項12に記載の発明は、フレームと、
当該フレームに回転可能に支持されたクランク軸と、上
記フレームに回転可能に設けられたスプール軸に支持さ
れた釣糸巻回用のスプールと、上記クランク軸に対して
回転可能に設けられて上記スプール及びスプール軸を駆
動する駆動歯車と、当該駆動歯車と選択的に摩擦により
係合して当該駆動歯車を滑りを伴いながら上記クランク
軸の回転に従わせるドラッグ機構とを有する魚釣用リー
ルであって、当該ドラッグ機構は、ドラッグワッシャ、
リンク、クラッチスリーブ、及びドラッグ入力手段を有
し、上記ドラッグワッシャは上記クランク軸に軸方向に
移動可能に支持されて上記駆動歯車と選択的に摩擦によ
り係合し、上記リンクは上記クランク軸とともに回転し
ながら軸方向には移動可能であるように上記クランク軸
と係合し、かつ上記ドラッグワッシャと係合し、上記ク
ラッチスリーブは上記クランク軸に支持されて軸方向に
移動可能であり、かつ上記リンクと係合し、上記ドラッ
グ入力手段は使用者が操作できるように上記クランク軸
に支持されてドラッグ力を上記クラッチスリーブに入力
し、当該ドラッグ力は、上記クラッチスリーブから上記
リンクと上記ドラッグワッシャを経て上記駆動歯車に伝
えられ、上記駆動歯車は滑りを伴いながら上記クランク
軸とともに回転するように上記クランク軸に支持される
ことを特徴とする魚釣用リールである。
【0018】請求項13に記載の発明は、上記クラッチ
スリーブは円筒状の殻を有し、当該殻は軸方向に突出す
る凸部を備え、当該凸部は上記リンクに設けられた凹部
に受容されることを特徴とする請求項12に記載の魚釣
用リールである。
【0019】請求項14に記載の発明は、上記リンクは
軸方向に突出する凸部を備えた円盤状の部材を有し、当
該凸部は上記ドラッグワッシャに設けられた凹部に受容
されることを特徴とする請求項12又は13に記載の魚
釣用リールである。
【0020】請求項15に記載の発明は、フレームと、
当該フレームに回転可能に支持されたクランク軸と、上
記フレームに回転可能に設けられたスプール軸に支持さ
れた釣糸巻回用のスプールと、上記クランク軸に対して
回転可能に設けられて上記スプール及びスプール軸を駆
動する駆動歯車と、当該駆動歯車と選択的に摩擦により
係合して当該駆動歯車を滑りを伴いながら上記クランク
軸の回転に従わせるドラッグ機構とを有する魚釣用リー
ルであって、当該ドラッグ機構は、ドラッグワッシャ、
リンク、クラッチスリーブ、及びドラッグ入力手段を有
し、上記ドラッグワッシャは上記クランク軸とともに回
転しながら軸方向には移動可能であるように上記クラン
ク軸と係合して上記駆動歯車と選択的に摩擦により係合
し、上記リンクは上記クランク軸とともに回転しながら
軸方向には移動可能であるように上記クランク軸と係合
して上記ドラッグワッシャと当接し、上記クラッチスリ
ーブは上記クランク軸に支持されて軸方向に移動可能で
あり、かつ上記リンクと係合し、上記ドラッグ入力手段
は使用者が操作できるように上記クランク軸に支持され
てドラッグ力を上記クラッチスリーブに入力し、当該ド
ラッグ力は、上記クラッチスリーブから上記リンクと上
記ドラッグワッシャを経て上記駆動歯車に伝えられ、上
記駆動歯車は滑りを伴いながら上記クランク軸とともに
回転するように上記クランク軸に支持されることを特徴
とする魚釣用リールである。
【0021】請求項16に記載の発明は、上記クラッチ
スリーブは円筒状の殻を有し、当該殻は端部に軸方向の
凹部を備え、当該凹部は上記リンクから軸方向に突出す
る凸部を受容することを特徴とする請求項15に記載の
魚釣用リールである。
【0022】請求項17に記載の発明は、上記リンクは
円盤状部材を備え、当該円盤状部材は互いに逆方向を向
く二つの面を有し、当該二つの面のうち何れか一方から
上記凸部が軸方向に突出し、他の面は上記ドラッグワッ
シャと当接することを特徴とする請求項15又は16に
記載の魚釣用リールである。
【0023】請求項18に記載の発明は、上記他の面
は、外周部と内周部により区画される環状の肩部を有
し、当該外周部は当該内周部よりも軸方向に突出して上
記ドラッグワッシャと当接することを特徴とする請求項
17に記載の魚釣用リールである。
【0024】請求項19に記載の発明は、上記フレーム
は互いに離隔した複数のサイド部材を有し、上記スプー
ル軸は上記複数のサイド部材の間で回転可能に支持さ
れ、上記クランク軸は上記サイド部材の一方により回転
可能に支持されていることを特徴とする請求項15乃至
18のいずれかに記載の魚釣用リールである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の第一の実施形態である
ドラッグ機構を用いた魚釣用リールを垂直に切ったうち
の半分の平面図である。図2は、本発明の第一の実施形
態におけるクラッチスリーブの側面図である。図3は、
図2のクラッチスリーブの3−3矢視図である。図4
は、図2のクラッチスリーブの4−4矢視図である。図
5は、図2のクラッチスリーブの正面図である。図6
は、第一の実施形態におけるリンクの斜視図である。図
7は、図6のリンクの側面図である。図8は、図7のリ
ンクの8−8矢視図である。図9は、図7のリンクの9
−9矢視図である。図10は、図7のリンクの平面図で
ある。図11は、図7のリンクの正面図である。図12
は、第一の実施形態におけるドラッグワッシャの側面図
である。図13は、ドラッグワッシャの図12の13−
13矢視図である。図14は、本発明の第二の実施形態
であるドラッグ機構を用いた魚釣用リールを垂直に切っ
たうちの半分の平面図である。図15は、本発明の第二
の実施形態におけるクラッチスリーブの側面図である。
図16は、図15のクラッチスリーブの16−16矢視
図である。図17は、図15のクラッチスリーブの17
−17矢視図である。図18は、図15のクラッチスリ
ーブの正面図である。図19は、第二の実施形態に用い
られるリンクの側面図である。図20は、図19のリン
クの20−20矢視図である。図21は、図19のリン
クの21−21矢視図である。図22は、図19のリン
クの平面図である。図23は、図19のリンクの正面図
である。図24は、第二の実施形態におけるドラッグワ
ッシャの側面図である。図25は、ドラッグワッシャの
図24の25−25矢視図である。
【0026】本発明の実施に適した魚釣用リール10を
図1に示す。この場合、魚釣用リール10はベイトキャ
スト型リールであるが、本発明は他の型の魚釣用リール
においても実施できるものである。
【0027】魚釣用リール10は、横方向に間隔を有す
る2個のサイド部材(一方のサイド部材14のみが図1
に描かれている)を備えたフレーム12を有する。横方
向に間隔を有する両サイド部材の間で2基のベアリング
18(1基のみが図示されている)にスプール軸16が
支持されている。この技術分野では周知であるが、サイ
ド部材14に設けられた突出部22にベアリングキャッ
プ20が螺合されてスプール軸16を末端スラスト支持
(end thrust support)している。被動歯車24は、ス
プール軸16と共に回転するべくキー止めされている
が、その軸方向には移動可能である。被動歯車24はこ
の技術分野では周知のクラッチシステム(図示せず)に
より操作可能にされている。スプール軸16には補給用
の釣糸(図示せず)を巻回するためにスプール26が取
り付けられている。
【0028】クランク軸28は回転可能にフレーム12
に設けられ、内側の端部ではベアリング30を通じて、
外側の端部では一方向クラッチ機構32を通じて、一方
のサイド部材14により支持される。クランク軸28の
端部にクランクハンドル34がキー止めされているの
で、ハンドル34を回転させればクランク軸28が回転
する。
【0029】総括的に36で示されるドラッグ機構は、
クランク軸28に取り付けられており、図1に示される
実施形態では、ドラッグワッシャ38、リンク40、及
びクラッチスリーブ42を含む。リンク40はクランク
軸28にキー止めされているが、軸方向にのみ移動可能
である。ドラッグワッシャ38及びクラッチスリーブ4
2も軸方向に移動可能であり、それぞれリンク40の相
異なる面に係合している。ドラッグワッシャ38は、駆
動歯車46の一面に摩擦係合接触する軸方向に面した摩
擦パッド44を備えている。駆動歯車46は、内径を画
する環状の肩部47を有する。摩擦パッド44はドラッ
グワッシャ38の外周またはその近傍に設けられ、ドラ
ッグワッシャ38の外径は駆動歯車46の内径と実質的
に等しい。従って、ドラッグワッシャ38の最外径を実
質的に超えて駆動歯車46に横方向の力を加えることに
なるので、比較的小さい締めつけトルクで比較的大きい
力を駆動歯車46に加えることができる。
【0030】駆動歯車46は、クランク軸28に支持さ
れ、回転自在、軸方向移動可能である。駆動歯車46
は、スプール軸16に支持されている被動歯車24と噛
み合っている。爪車48は、クランク軸28と共に回転
するようにクランク軸28に固定されて、クランク軸2
8に対する軸方向の移動も禁じられている。爪車48の
軸方向の表面には摩擦パッド50が、駆動歯車46の他
面と摩擦係合接触するべく設けられている。
【0031】クランク軸28の外側の端部において、皿
ばね(Bellevilleスプリング)52が、クランク軸28
を取り囲む形で設けられている。また、ドラッグ作動ノ
ブ(スタードラッグまたはドラッグ調整ノブ)54がク
ランク軸28に螺合されている。ドラッグ作動ノブ54
はスリーブ部56を有し、これが皿ばね52の一面を押
圧する。皿ばね52の他の面はクラッチスリーブ42を
押圧する。
【0032】ドラッグ作動ノブ54をクランク軸28に
対して或る方向(ドラッグ強化方向)に回すと、皿ばね
52、クラッチスリーブ42、リンク40、及びドラッ
グワッシャ38は駆動歯車46及び爪車48に対して押
圧され、駆動歯車46の一面と摩擦パッド44、及び駆
動歯車46の他面と摩擦パッド50の間の摩擦力が増す
ので、リンク40と爪車48の間で駆動歯車46を拘束
する力が増大する。リンク40と爪車48はクランク軸
28とともに回転するべくキー止めされているので、ク
ランク軸28に滑動可能に支持(遊嵌)されている駆動
歯車46をクランク軸28とともに回転させる。ドラッ
グ作動ノブ54を他の方向に回すと、駆動歯車46を拘
束する力が減少する。
【0033】図2〜13を参照して、クラッチスリーブ
42、リンク40、及びドラッグワッシャ38の操作上
の関係を下記に説明する。クラッチスリーブ42は、図
2〜5に示すように、その一端から軸方向に突出する一
対の脚60、60を有する円筒状の殻58からなる。好
適な形態では、脚60、60は直径方向に対向してい
る。クラッチスリーブ42の脚60、60は、リンク4
0に形成された対応する形状の凹部62、62に嵌合さ
れ、クラッチスリーブ42の端部64、64はリンク4
0の部分66、66に係合(当接)する。リンク40
は、平坦な側壁68、68がクランク軸28の対応する
壁部に係合(当接)することによってクランク軸28に
キー止めされている。
【0034】リンク40は、図6〜11に示すように、
全体としては中央に空孔部を有する円盤状である。リン
ク40の一面69は実質的に平坦であり、外周において
面取りされている。リンク40の他の面は、外周部70
及び突出した中間部71を有し、これらは、直径方向に
対向する一対の凹部72、72によってほぼ分離されて
いる。突出した中間部71は半径方向に突出する一対の
脚73、73を備え、これらの脚73、73はドラッグ
ワッシャ38(図12、13)に形成された対応する形
状の凹部74、74に嵌合され、これによってリンク4
0の外周部70はドラッグワッシャ38の一部分78に
係合する。
【0035】そのため、ドラッグ作動ノブ54をドラッ
グ強化方向に回すと、皿ばね52がクラッチスリーブ4
2の一端80に押しつけられ、次いでクラッチスリーブ
42の端部64、64がリンク40の部分66、66に
押しつけられ、次いでリンク40の外周部70がドラッ
グワッシャ38の一部分78に押しつけられ、その結
果、駆動歯車46を拘束する力が増大する。横方向の力
はリンク40を介してドラッグワッシャ38に直径の大
きい(図12にDで示す)領域にわたって加えられるの
で、ドラッグ作動ノブ54に比較的小さい締めつけトル
クを加えたときでも比較的大きい力が駆動歯車46に加
えられる。
【0036】クランク軸28を回転させると、キー止め
されているのでリンク40も回転する。リンク40が回
転すると、リンク40の脚73、73がドラッグワッシ
ャ38の凹部74、74に嵌合しているのでドラッグワ
ッシャ38も回転し、また、リンク40の凹部62、6
2にクラッチスリーブ42の脚60、60が嵌合してい
るためクラッチスリーブ42も回転する。こうして、リ
ンク40はドラッグワッシャ38に直接に回転力を加
え、それらの間に摩擦力を必要としない。さらに、クラ
ッチスリーブ42は、一方向クラッチ機構32からクラ
ッチスリーブ42に加えられる逆回転阻止力を直接にリ
ンク40に伝え、それらの間に摩擦力を必要としない。
クラッチスリーブ42は、ドラッグ作動ノブ54からの
軸方向力をリンク40に伝え、リンク40がドラッグワ
ッシャ38を押圧して駆動歯車46を拘束する力を伝達
するだけでなく、一方向クラッチ機構32の逆回転阻止
力をリンク40に伝える働きをする。
【0037】本発明の第二の実施形態を、図14を参照
して説明する。ここで、第一の実施形態と同様の部品に
は同じ参照番号、変形された部品にはダッシュ(’)を
加えた参照番号が付されている。変形はドラッグ機構3
6’について行われている。すなわち第二の実施形態で
は、リンク40’とドラッグワッシャ38’の双方がク
ランク軸28にキー止めされ、クランク軸28と一体に
回転する。第二の実施形態の魚釣用リール10の変形
は、前記の通りドラッグ機構36’について行われ、従
って、魚釣用リール10は図1に関して既に述べたもの
と同様の一般的な原理によって作動する。
【0038】ドラッグワッシャ38’はクランク軸28
とともに回転するが軸方向には移動自在であるようにク
ランク軸28にキー止めされている。先の実施形態と同
様に、ドラッグ作動ノブ54をドラッグ強化方向に回す
と、皿ばね52がクラッチスリーブ42’に押しつけら
れ、次いでクラッチスリーブ42’がリンク40’に押
しつけられ、リンク40’がドラッグワッシャ38’に
押しつけられ、ドラッグワッシャ38’が駆動歯車46
及び爪車48に押しつけられて、駆動歯車46を拘束す
る力が増大する。
【0039】第一の実施形態と同様に、摩擦パッド44
はドラッグワッシャ38’の外周またはその近傍に設け
られている。ドラッグワッシャ38’の外径は駆動歯車
46の環状の肩部47によって画される内径と実質的に
等しい。この実施形態においても、比較的小さい締めつ
けトルクで比較的大きい力を駆動歯車46に加えること
ができる。
【0040】図15〜25を参照して、ドラッグ機構3
6’をより詳細に説明する。クラッチスリーブ42’
は、図15〜18に示すように、その一端に切り欠かれ
た凹部84、84を有する円筒状の殻82からなる。好
適な形態では、凹部84、84は直径方向に対向してい
る。
【0041】リンク40’は、図19〜23に示すよう
に、全体としては中央に空孔部を有する円盤状の部品8
6である。平坦な側壁88、88が空孔部に設けられ
て、対応するクランク軸の側壁と係合し、リンク40’
をクランク軸28にキー止めする。リンク40’の一面
は、その面から突出する一対の脚90、90を備えてい
る。脚90、90は、クラッチスリーブ42’に設けら
れた対応する形状の凹部84、84に受容され、これに
よって、クラッチスリーブ42’とリンク40’が作動
関係に置かれたときはクラッチスリーブ42’の端部9
2、92はリンク40’の部分94、94に係合する。
リンク40’の他の面は、切り欠かれた環状の肩部96
を有する。環状の肩部96を囲んで外周部98が設けら
れ、リンク40’とドラッグワッシャ38’(図24、
25)が作動関係に置かれたときはリンク40’の外周
部98はドラッグワッシャ38’の一部分100に当接
する。ドラッグワッシャ38’も、平坦な側壁102、
102がクランク軸28の対応する形状の側壁と係合す
ることによりクランク軸28にキー止めされている。
【0042】ドラッグ機構36’の操作は下記のようで
ある。ドラッグ作動ノブ54をドラッグ強化方向に回す
と、皿ばね52がクラッチスリーブ42’の一端104
に押しつけられ、次いでクラッチスリーブ42’の部分
92、92がリンク40’の部分94、94に押しつけ
られ、リンク40’の外周部98がドラッグワッシャ3
8’の一部分100に押しつけられ、ドラッグワッシャ
38’と爪車48が駆動歯車46に押しつけられ、その
結果、駆動歯車46を拘束する力が増大する。
【0043】ドラッグワッシャ38’に加えられる横方
向の力は比較的直径の大きい(図24にD’で示す)領
域にわたって加えられるので、ドラッグ作動ノブ54に
小さい締めつけトルクを加えたときでも駆動歯車46に
加えられるドラッグ力を大きくすることに役立つ。
【0044】クラッチスリーブ42’と係合している一
方向クラッチ機構32から生じた逆回転阻止力は、クラ
ッチスリーブ42’の凹部84、84とリンク40’の
脚90、90の係合関係を介してクラッチスリーブ4
2’からリンク40’に伝えられる。
【0045】
【発明の効果】いずれの実施形態においても、クラッチ
スリーブ42、42’はクランク軸28にキー止めされ
ておらず、それどころかクランク軸28に対する相対回
転を許容する丸い空孔を有する。これは、使用者が魚釣
用リール10を操作するときに、よりタイトな良い感覚
をもたらす。また、ドラッグ作動ノブ54に比較的小さ
い締めつけトルクを加えたときでも駆動歯車46に加え
られるドラッグ力を大きくすることができる。
【0046】上述した特定の実施形態の開示は本発明に
より把握される広範な技術思想を例示するためのもので
あって、限定的なものと解してはならない。例えば、摩
擦パッド44、50をドラッグワッシャ38、38’と
爪車48に取り付けないで、駆動歯車46に取り付けた
り、爪車48、駆動歯車46、ドラッグワッシャ38、
38’の間の何れかの組合せに取り付けたりしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態であるドラッグ機構を
用いた魚釣用リールを垂直に切ったうちの半分の平面図
である。
【図2】本発明の第一の実施形態におけるクラッチスリ
ーブの側面図である。
【図3】図2のクラッチスリーブの3−3矢視図であ
る。
【図4】図2のクラッチスリーブの4−4矢視図であ
る。
【図5】図2のクラッチスリーブの平面図である。
【図6】第一の実施形態におけるリンクの斜視図であ
る。
【図7】図6のリンクの側面図である。
【図8】図7のリンクの8−8矢視図である。
【図9】図7のリンクの9−9矢視図である。
【図10】図7のリンクの平面図である。
【図11】図7のリンクの正面図である。
【図12】第一の実施形態におけるドラッグワッシャの
側面図である。
【図13】ドラッグワッシャの図12の13−13矢視
図である。
【図14】本発明の第二の実施形態であるドラッグ機構
を用いた魚釣用リールを垂直に切ったうちの半分の平面
図である。
【図15】本発明の第二の実施形態におけるクラッチス
リーブの側面図である。
【図16】図15のクラッチスリーブの16−16矢視
図である。
【図17】図15のクラッチスリーブの17−17矢視
図である。
【図18】図15のクラッチスリーブの平面図である。
【図19】第二の実施形態に用いられるリンクの側面図
である。
【図20】図19のリンクの20−20矢視図である。
【図21】図19のリンクの21−21矢視図である。
【図22】図19のリンクの平面図である。
【図23】図19のリンクの正面図である。
【図24】第二の実施形態におけるドラッグワッシャの
側面図である。
【図25】ドラッグワッシャの図24の25−25矢視
図である。
【符号の説明】
10 魚釣用リール 12 フレーム 14 サイド部材 16 スプール軸 26 スプール 28 クランク軸 36、36’ ドラッグ機構 38、38’ ドラッグワッシャ 40、40’ リンク 42、42’ クラッチスリーブ 44 摩擦パッド 46 駆動歯車 52 皿ばね 54 ドラッグ作動ノブ 58 円筒状の殻 60 脚(突出部) 62 凹部 73 脚(突出部) 74 凹部 82 円筒状の殻 84 凹部 90 脚(突出部) 96 肩部 98 外周部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598066499 6101 East Apache Stre et Tulsa, Oklahoma 74115 United States o f America

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、当該フレームに対して回転
    可能に設けられた釣糸巻回用のスプールと、上記フレー
    ムに対して回転可能に設けられたクランク軸と、当該ク
    ランク軸に対して回転可能に設けられて上記スプールを
    駆動するために上記クランク軸の回転を選択的に伝えら
    れる駆動歯車と、当該駆動歯車と摩擦により係合して当
    該駆動歯車を滑りを伴いながら上記クランク軸の回転に
    従わせるドラッグ機構とを有する魚釣用リールにおける
    ドラッグ機構であって、 ドラッグワッシャ、リンク、クラッチスリーブ、及びド
    ラッグ入力手段を有し、上記ドラッグワッシャは上記ク
    ランク軸に軸方向に移動可能に支持されて上記駆動歯車
    と選択的に摩擦により係合し、上記リンクは上記クラン
    ク軸とともに回転しながら軸方向には移動可能であるよ
    うに上記クランク軸と係合し、かつ上記ドラッグワッシ
    ャと係合し、上記クラッチスリーブは上記クランク軸に
    軸方向に移動可能に支持され、かつ上記リンクと係合
    し、上記ドラッグ入力手段は使用者が操作できるように
    上記クランク軸に支持されてドラッグ力を上記クラッチ
    スリーブに入力し、当該ドラッグ力は上記クラッチスリ
    ーブから上記リンクと上記ドラッグワッシャを経て上記
    駆動歯車に伝えられ、上記駆動歯車は滑りを伴いながら
    上記クランク軸とともに回転するように上記クランク軸
    に支持されていることを特徴とするドラッグ機構。
  2. 【請求項2】 上記クラッチスリーブは円筒状の殻を有
    し、当該殻は軸方向に突出する凸部を備え、当該凸部は
    上記リンクに設けられた凹部に受容されることを特徴と
    する請求項1に記載のドラッグ機構。
  3. 【請求項3】 上記リンクは軸方向に突出する凸部を備
    えた円盤状の部材を有し、当該凸部は上記ドラッグワッ
    シャに設けられた凹部に受容されることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のドラッグ機構。
  4. 【請求項4】 上記ドラッグ入力手段は、クランク軸に
    螺合されてドラッグ力を調節可能に設定するドラッグ作
    動ノブ及び当該ドラッグ作動ノブと上記クラッチスリー
    ブの間に設けられて上記クラッチスリーブを上記駆動歯
    車に向けて調節可能に押圧する弾性手段を含むことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドラッグ機
    構。
  5. 【請求項5】 上記弾性手段は一対の皿ばねを含むこと
    を特徴とする請求項4に記載のドラッグ機構。
  6. 【請求項6】 上記スプールは第一軸回りに上記フレー
    ムに対して回転可能に設けられ、上記クランク軸は第一
    軸と同心でない第二軸回りに上記フレームに対して回転
    可能に設けられたことを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のドラッグ機構。
  7. 【請求項7】 フレームと、当該フレームに対して回転
    可能に設けられた釣糸巻回用のスプールと、上記フレー
    ムに対して回転可能に設けられたクランク軸と、当該ク
    ランク軸に対して回転可能に設けられて上記スプールを
    駆動するために上記クランク軸の回転を選択的に伝えら
    れる駆動歯車と、当該駆動歯車と摩擦により係合して当
    該駆動歯車を滑りを伴いながら上記クランク軸の回転に
    従わせるドラッグ機構とを有する魚釣用リールにおける
    ドラッグ機構であって、 ドラッグワッシャ、リンク、クラッチスリーブ、及びド
    ラッグ入力手段を有し、上記ドラッグワッシャは上記ク
    ランク軸とともに回転しながら軸方向には移動可能であ
    るように上記クランク軸と係合して上記駆動歯車と選択
    的に摩擦により係合し、上記リンクは上記クランク軸と
    ともに回転しながら軸方向には移動可能であるように上
    記クランク軸と係合して上記ドラッグワッシャと当接
    し、上記クラッチスリーブは上記クランク軸に軸方向に
    移動可能に支持され、かつ上記リンクと係合し、上記ド
    ラッグ入力手段は使用者が操作できるように上記クラン
    ク軸に支持されてドラッグ力を上記クラッチスリーブに
    入力し、当該ドラッグ力は、上記クラッチスリーブから
    上記リンクと上記ドラッグワッシャを経て上記駆動歯車
    に伝えられ、上記駆動歯車は滑りを伴いながら上記クラ
    ンク軸とともに回転するように上記クランク軸に支持さ
    れていることを特徴とするドラッグ機構。
  8. 【請求項8】 上記クラッチスリーブは円筒状の殻を有
    し、当該殻は端部に軸方向の凹部を備え、当該凹部は上
    記リンクから軸方向に突出する凸部を受容することを特
    徴とする請求項7に記載のドラッグ機構。
  9. 【請求項9】 上記リンクは円盤状部材を備え、当該円
    盤状部材は互いに逆方向を向く二つの面を有し、当該二
    つの面のうち何れか一方から上記凸部が軸方向に突出
    し、他の面は上記ドラッグワッシャと当接することを特
    徴とする請求項7又は8に記載のドラッグ機構。
  10. 【請求項10】 上記他の面は、外周部と内周部により
    区画される環状の肩部を有し、当該外周部は当該内周部
    よりも軸方向に突出して上記ドラッグワッシャと当接す
    ることを特徴とする請求項9に記載のドラッグ機構。
  11. 【請求項11】 上記ドラッグ入力手段は、上記クラン
    ク軸に螺合されてドラッグ力を調節可能に設定するドラ
    ッグ作動ノブ及び当該ドラッグ作動ノブと上記クラッチ
    スリーブの間に設けられて上記クラッチスリーブを上記
    駆動歯車に押圧する弾性手段を含むことを特徴とする請
    求項7乃至10のいずれかに記載のドラッグ機構。
  12. 【請求項12】 フレームと、当該フレームに回転可能
    に支持されたクランク軸と、上記フレームに回転可能に
    設けられたスプール軸に支持された釣糸巻回用のスプー
    ルと、上記クランク軸に対して回転可能に設けられて上
    記スプール及びスプール軸を駆動する駆動歯車と、当該
    駆動歯車と選択的に摩擦により係合して当該駆動歯車を
    滑りを伴いながら上記クランク軸の回転に従わせるドラ
    ッグ機構とを有する魚釣用リールであって、 当該ドラッグ機構は、ドラッグワッシャ、リンク、クラ
    ッチスリーブ、及びドラッグ入力手段を有し、上記ドラ
    ッグワッシャは上記クランク軸に軸方向に移動可能に支
    持されて上記駆動歯車と選択的に摩擦により係合し、上
    記リンクは上記クランク軸とともに回転しながら軸方向
    には移動可能であるように上記クランク軸と係合し、か
    つ上記ドラッグワッシャと係合し、上記クラッチスリー
    ブは上記クランク軸に支持されて軸方向に移動可能であ
    り、かつ上記リンクと係合し、上記ドラッグ入力手段は
    使用者が操作できるように上記クランク軸に支持されて
    ドラッグ力を上記クラッチスリーブに入力し、当該ドラ
    ッグ力は、上記クラッチスリーブから上記リンクと上記
    ドラッグワッシャを経て上記駆動歯車に伝えられ、上記
    駆動歯車は滑りを伴いながら上記クランク軸とともに回
    転するように上記クランク軸に支持されることを特徴と
    する魚釣用リール。
  13. 【請求項13】 上記クラッチスリーブは円筒状の殻を
    有し、当該殻は軸方向に突出する凸部を備え、当該凸部
    は上記リンクに設けられた凹部に受容されることを特徴
    とする請求項12に記載の魚釣用リール。
  14. 【請求項14】 上記リンクは軸方向に突出する凸部を
    備えた円盤状の部材を有し、当該凸部は上記ドラッグワ
    ッシャに設けられた凹部に受容されることを特徴とする
    請求項12又は13に記載の魚釣用リール。
  15. 【請求項15】 フレームと、当該フレームに回転可能
    に支持されたクランク軸と、上記フレームに回転可能に
    設けられたスプール軸に支持された釣糸巻回用のスプー
    ルと、上記クランク軸に対して回転可能に設けられて上
    記スプール及びスプール軸を駆動する駆動歯車と、当該
    駆動歯車と選択的に摩擦により係合して当該駆動歯車を
    滑りを伴いながら上記クランク軸の回転に従わせるドラ
    ッグ機構とを有する魚釣用リールであって、 当該ドラッグ機構は、ドラッグワッシャ、リンク、クラ
    ッチスリーブ、及びドラッグ入力手段を有し、上記ドラ
    ッグワッシャは上記クランク軸とともに回転しながら軸
    方向には移動可能であるように上記クランク軸と係合し
    て上記駆動歯車と選択的に摩擦により係合し、上記リン
    クは上記クランク軸とともに回転しながら軸方向には移
    動可能であるように上記クランク軸と係合して上記ドラ
    ッグワッシャと当接し、上記クラッチスリーブは上記ク
    ランク軸に支持されて軸方向に移動可能であり、かつ上
    記リンクと係合し、上記ドラッグ入力手段は使用者が操
    作できるように上記クランク軸に支持されてドラッグ力
    を上記クラッチスリーブに入力し、当該ドラッグ力は、
    上記クラッチスリーブから上記リンクと上記ドラッグワ
    ッシャを経て上記駆動歯車に伝えられ、上記駆動歯車は
    滑りを伴いながら上記クランク軸とともに回転するよう
    に上記クランク軸に支持されることを特徴とする魚釣用
    リール。
  16. 【請求項16】 上記クラッチスリーブは円筒状の殻を
    有し、当該殻は端部に軸方向の凹部を備え、当該凹部は
    上記リンクから軸方向に突出する凸部を受容することを
    特徴とする請求項15に記載の魚釣用リール。
  17. 【請求項17】 上記リンクは円盤状部材を備え、当該
    円盤状部材は互いに逆方向を向く二つの面を有し、当該
    二つの面のうち何れか一方から上記凸部が軸方向に突出
    し、他の面は上記ドラッグワッシャと当接することを特
    徴とする請求項15又は16に記載の魚釣用リール。
  18. 【請求項18】 上記他の面は、外周部と内周部により
    区画される環状の肩部を有し、当該外周部は当該内周部
    よりも軸方向に突出して上記ドラッグワッシャと当接す
    ることを特徴とする請求項17に記載の魚釣用リール。
  19. 【請求項19】 上記フレームは互いに離隔した複数の
    サイド部材を有し、上記スプール軸は上記複数のサイド
    部材の間で回転可能に支持され、上記クランク軸は上記
    サイド部材の一方により回転可能に支持されていること
    を特徴とする請求項15乃至18のいずれかに記載の魚
    釣用リール。
JP10129580A 1997-05-05 1998-04-22 ドラッグ機構及び魚釣用リール Pending JPH10313750A (ja)

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US08/851,119 US5921491A (en) 1997-05-05 1997-05-05 Anti-reverse drag mechanism
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