JP3245292B2 - クラッチプレート - Google Patents
クラッチプレートInfo
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- JP3245292B2 JP3245292B2 JP02813994A JP2813994A JP3245292B2 JP 3245292 B2 JP3245292 B2 JP 3245292B2 JP 02813994 A JP02813994 A JP 02813994A JP 2813994 A JP2813994 A JP 2813994A JP 3245292 B2 JP3245292 B2 JP 3245292B2
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- Japan
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- clutch
- plate
- friction material
- clutch plate
- friction
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラッチプレート、少
なくとも片面が摩擦するクラッチプレートに関する。
なくとも片面が摩擦するクラッチプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば自動二輪車には、エンジン側の
クランク軸とトランスミッションの入力軸との間で動力
の伝達及び遮断を行うためのクラッチ装置が設けられて
いる。このクラッチ装置は、一般にトランスミッション
の入力軸の一端側に設けられている。そして動力はエン
ジンのクランク軸からギア列を介してクラッチ装置の入
力部に伝達され、クラッチ本体及び出力部を介してトラ
ンスミッションの入力軸に伝達される。
クランク軸とトランスミッションの入力軸との間で動力
の伝達及び遮断を行うためのクラッチ装置が設けられて
いる。このクラッチ装置は、一般にトランスミッション
の入力軸の一端側に設けられている。そして動力はエン
ジンのクランク軸からギア列を介してクラッチ装置の入
力部に伝達され、クラッチ本体及び出力部を介してトラ
ンスミッションの入力軸に伝達される。
【0003】自動二輪車に設けられたクラッチ装置のク
ラッチ本体は、一般に複数のクラッチプレートが並べて
配置された多板型のものが用いられている。そしてこの
複数のクラッチプレートをプレッシャプレートで押し付
けることでクラッチオン状態となり、レリーズ機構によ
ってプレッシャプレートをクラッチプレートから引き離
すことでクラッチオフ状態となる。
ラッチ本体は、一般に複数のクラッチプレートが並べて
配置された多板型のものが用いられている。そしてこの
複数のクラッチプレートをプレッシャプレートで押し付
けることでクラッチオン状態となり、レリーズ機構によ
ってプレッシャプレートをクラッチプレートから引き離
すことでクラッチオフ状態となる。
【0004】この種のクラッチプレートには、たとえば
放射状に形成された溝を有する摩擦材が両面に固定され
ている。
放射状に形成された溝を有する摩擦材が両面に固定され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】変速時の操作性を向上
させたり、あるいはエンジンのレスポンスを向上させる
ためには、クラッチ部(特にクラッチプレート)の重量
を軽減し、イナーシャを小さくすることが必要である。
クラッチプレートの重量低減のためには、クラッチプレ
ートを小型化することが考えられるが、クラッチのトル
ク伝達能力を維持したままクラッチプレートの小型化を
実現するためにはクラッチプレートに対する押付荷重を
大きくする必要がある。しかし、クラッチプレートを小
型化して押付荷重を大きくすれば、摩擦材の面圧が高く
なり、耐久性が低下するという問題がある。
させたり、あるいはエンジンのレスポンスを向上させる
ためには、クラッチ部(特にクラッチプレート)の重量
を軽減し、イナーシャを小さくすることが必要である。
クラッチプレートの重量低減のためには、クラッチプレ
ートを小型化することが考えられるが、クラッチのトル
ク伝達能力を維持したままクラッチプレートの小型化を
実現するためにはクラッチプレートに対する押付荷重を
大きくする必要がある。しかし、クラッチプレートを小
型化して押付荷重を大きくすれば、摩擦材の面圧が高く
なり、耐久性が低下するという問題がある。
【0006】本発明の目的は、摩擦材の耐久性を損なう
ことなくクラッチプレートの軽量化を図ることにある。
ことなくクラッチプレートの軽量化を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るクラッチプ
レートは、少なくとも片面が摩擦するものであって、円
環状の摩擦材と、円環状のコアプレートとを有してい
る。摩擦材は、溝部を有している。コアプレートは、摩
擦材が少なくとも一面に固定され、溝部の形成位置の少
なくとも一部に両面を貫く抜け孔が形成されている。
レートは、少なくとも片面が摩擦するものであって、円
環状の摩擦材と、円環状のコアプレートとを有してい
る。摩擦材は、溝部を有している。コアプレートは、摩
擦材が少なくとも一面に固定され、溝部の形成位置の少
なくとも一部に両面を貫く抜け孔が形成されている。
【0008】
【作用】本発明に係るクラッチプレートでは、摩擦材の
溝部の形成位置の少なくとも一部に両面を貫く抜け孔が
コアプレートに形成されている。このため、抜け孔分ク
ラッチプレートの軽量化を図ることができる。摩擦材の
溝部は、押付荷重を受けていないので、コアプレートの
その部分も荷重を受けることがない。このためコアプレ
ートに抜け孔を設けても摩擦材の面圧に影響を与えな
い。したがって摩擦材の耐久性を維持しつつクラッチプ
レートの軽量化を図れる。
溝部の形成位置の少なくとも一部に両面を貫く抜け孔が
コアプレートに形成されている。このため、抜け孔分ク
ラッチプレートの軽量化を図ることができる。摩擦材の
溝部は、押付荷重を受けていないので、コアプレートの
その部分も荷重を受けることがない。このためコアプレ
ートに抜け孔を設けても摩擦材の面圧に影響を与えな
い。したがって摩擦材の耐久性を維持しつつクラッチプ
レートの軽量化を図れる。
【0009】そして、前記溝部と抜け孔とが渦状に形成
されており、前記作用がより有効である。
されており、前記作用がより有効である。
【0010】
【実施例】図1において、本発明の一実施例を採用した
自動二輪車用クラッチ装置1は、トランスミッションの
入力軸2の先端に装着されており、エンジン側のクラン
ク軸3から動力が伝達される入力部4と、トランスミッ
ションの入力軸2に固定された出力部5と、入力部4と
出力部5との間に配置されたクラッチ本体6と、クラッ
チ本体6を押し付けるための押圧機構7とを有してい
る。
自動二輪車用クラッチ装置1は、トランスミッションの
入力軸2の先端に装着されており、エンジン側のクラン
ク軸3から動力が伝達される入力部4と、トランスミッ
ションの入力軸2に固定された出力部5と、入力部4と
出力部5との間に配置されたクラッチ本体6と、クラッ
チ本体6を押し付けるための押圧機構7とを有してい
る。
【0011】入力部4は、トランスミッションの入力軸
2にニードルベアリング8を介して回転自在に支持され
た入力ギア9と、ダンパー機構としてのトーションスプ
リング10と、トーションスプリング10を支持する1
対のサイドプレート11と、一方のサイドプレート11
の周囲から軸方向に延びるクラッチアウターケース12
とを有している。入力ギア9は、エンジン側のクランク
軸3に固定された駆動ギア13に噛み合っている。トー
ションスプリング10は、入力ギア9の半径方向中間部
に形成された切欠き9aに収納されており、両側からサ
イドプレート11によって支持されている。入力ギア9
の内周部には、フリクションワッシャ14が他方のサイ
ドプレート11との間に配置されている。
2にニードルベアリング8を介して回転自在に支持され
た入力ギア9と、ダンパー機構としてのトーションスプ
リング10と、トーションスプリング10を支持する1
対のサイドプレート11と、一方のサイドプレート11
の周囲から軸方向に延びるクラッチアウターケース12
とを有している。入力ギア9は、エンジン側のクランク
軸3に固定された駆動ギア13に噛み合っている。トー
ションスプリング10は、入力ギア9の半径方向中間部
に形成された切欠き9aに収納されており、両側からサ
イドプレート11によって支持されている。入力ギア9
の内周部には、フリクションワッシャ14が他方のサイ
ドプレート11との間に配置されている。
【0012】1対のサイドプレート11は、ストップピ
ン20により固定されている。ストップピン20は、入
力ギア9内に形成された孔9bを貫通している。孔9b
は円周方向に長く形成されており、したがって1対のサ
イドプレート11と入力ギア9とは所定角度だけ相対回
転が可能である。この結果、クラッチアウターケース1
2と入力ギア9も同様に所定角度だけ相対回転が可能で
ある。
ン20により固定されている。ストップピン20は、入
力ギア9内に形成された孔9bを貫通している。孔9b
は円周方向に長く形成されており、したがって1対のサ
イドプレート11と入力ギア9とは所定角度だけ相対回
転が可能である。この結果、クラッチアウターケース1
2と入力ギア9も同様に所定角度だけ相対回転が可能で
ある。
【0013】クラッチアウターケース12は、一方のサ
イドプレート11から軸方向外方に延びる円筒状の部材
であり、その内周には複数の係合部12aが形成されて
いる。この係合部12aには、クラッチ本体5を構成す
る4枚の円環状のクラッチプレート15が係止してい
る。各クラッチプレート15の外周部には、図2に示す
ように複数のラグ15aが形成されている。このラグ歯
15aのそれぞれは係合部12aに噛み合っている。こ
れによりクラッチプレート15は、クラッチアウターケ
ース12に対して軸方向に移動自在であり、回転方向に
は固定される。クラッチプレート15は、ラグ15aが
形成されたコアプレート16と、コアプレートの両面に
固定された摩擦材17と有している。摩擦材17には、
放射状に溝18が形成されている。この溝18は、摩擦
により削られた摩擦材の排出を行うとともに、摩擦面を
冷却するためのものである。この溝18に対してコアプ
レート16には、放射状の抜け孔19が形成されてい
る。この抜け孔19は、ラグ15aに対応するところで
は長く、対応しないところでは短く形成されている。
イドプレート11から軸方向外方に延びる円筒状の部材
であり、その内周には複数の係合部12aが形成されて
いる。この係合部12aには、クラッチ本体5を構成す
る4枚の円環状のクラッチプレート15が係止してい
る。各クラッチプレート15の外周部には、図2に示す
ように複数のラグ15aが形成されている。このラグ歯
15aのそれぞれは係合部12aに噛み合っている。こ
れによりクラッチプレート15は、クラッチアウターケ
ース12に対して軸方向に移動自在であり、回転方向に
は固定される。クラッチプレート15は、ラグ15aが
形成されたコアプレート16と、コアプレートの両面に
固定された摩擦材17と有している。摩擦材17には、
放射状に溝18が形成されている。この溝18は、摩擦
により削られた摩擦材の排出を行うとともに、摩擦面を
冷却するためのものである。この溝18に対してコアプ
レート16には、放射状の抜け孔19が形成されてい
る。この抜け孔19は、ラグ15aに対応するところで
は長く、対応しないところでは短く形成されている。
【0014】ここでは、コアプレート16に抜け孔19
が形成されているので、コアプレート16の重量が軽く
なり、クラッチプレート15全体の重量の軽量化を図れ
る。このため、クラッチプレート15のイナーシャが小
さくなる。出力部5は、ほぼ円板状の出力フランジ21
を有している。出力フランジ21の内周部にはスプライ
ン孔21aが形成されており、入力軸2の先端に形成さ
れたスプライン歯2aに噛み合っている。出力フランジ
21の半径方向中間部には、軸方向に延びる円筒部22
が形成されている。円筒部22の外周面にはスプライン
歯22aが形成されている。一方、クラッチプレート1
5の間には4枚のドリブンプレート23が配置されてい
る。ドリブンプレート23の内周面には図示しないスプ
ライン溝が形成されており、このスプライン溝がスプラ
イン歯22aに噛み合っている。この結果ドリブンプレ
ート23は出力フランジ21に対して軸方向に移動自在
であり回転方向には固定される。
が形成されているので、コアプレート16の重量が軽く
なり、クラッチプレート15全体の重量の軽量化を図れ
る。このため、クラッチプレート15のイナーシャが小
さくなる。出力部5は、ほぼ円板状の出力フランジ21
を有している。出力フランジ21の内周部にはスプライ
ン孔21aが形成されており、入力軸2の先端に形成さ
れたスプライン歯2aに噛み合っている。出力フランジ
21の半径方向中間部には、軸方向に延びる円筒部22
が形成されている。円筒部22の外周面にはスプライン
歯22aが形成されている。一方、クラッチプレート1
5の間には4枚のドリブンプレート23が配置されてい
る。ドリブンプレート23の内周面には図示しないスプ
ライン溝が形成されており、このスプライン溝がスプラ
イン歯22aに噛み合っている。この結果ドリブンプレ
ート23は出力フランジ21に対して軸方向に移動自在
であり回転方向には固定される。
【0015】押圧機構7は、円板状のプレッシャプレー
ト30と、このプレッシャプレート30を付勢するメイ
ンコーンスプリング31とを有している。プレッシャプ
レート30の半径方向中間部には複数の孔が円周状に形
成されており、円筒部22の一部が貫通している。この
ためプレッシャプレート30は出力フランジ21に対し
て軸方向に移動自在でありかつ回転方向には固定されて
いる。メインコーンスプリング31の内周端は出力フラ
ンジ21の円筒部22に係止されており、外周端はプレ
ッシャプレート30を押圧している。このプレッシャプ
レート30の内周端は、ベアリング33を介してレリー
ズロッド34に回転自在に支持されている。
ト30と、このプレッシャプレート30を付勢するメイ
ンコーンスプリング31とを有している。プレッシャプ
レート30の半径方向中間部には複数の孔が円周状に形
成されており、円筒部22の一部が貫通している。この
ためプレッシャプレート30は出力フランジ21に対し
て軸方向に移動自在でありかつ回転方向には固定されて
いる。メインコーンスプリング31の内周端は出力フラ
ンジ21の円筒部22に係止されており、外周端はプレ
ッシャプレート30を押圧している。このプレッシャプ
レート30の内周端は、ベアリング33を介してレリー
ズロッド34に回転自在に支持されている。
【0016】次に動作について説明する。エンジンのク
ランク軸3からの動力は、駆動ギア13を介して入力ギ
ア9に伝えられる。入力ギア9に伝えられた動力は、ト
ーションスプリング10及びサイドプレート11を介し
てクラッチアウターケース12に伝達される。クラッチ
アウターケース12に伝達された動力は、互いに圧接し
ているクラッチプレート15及びドリブンプレート23
を介して出力フランジ21に伝達され、さらにトランス
ミッションの入力軸2に伝えられる。
ランク軸3からの動力は、駆動ギア13を介して入力ギ
ア9に伝えられる。入力ギア9に伝えられた動力は、ト
ーションスプリング10及びサイドプレート11を介し
てクラッチアウターケース12に伝達される。クラッチ
アウターケース12に伝達された動力は、互いに圧接し
ているクラッチプレート15及びドリブンプレート23
を介して出力フランジ21に伝達され、さらにトランス
ミッションの入力軸2に伝えられる。
【0017】クラッチオン時には、クラッチディスク1
5が回転するが、クラッチディスク15のコアプレート
16には抜け孔19が形成されているので、コアプレー
ト16の重量が軽くなり、クラッチディスク15全体の
イナーシャが低減する。この結果、エンジンのレスポン
スが良好になる。クラッチオフ時には、レリーズロッド
34が図1の右方に引かれ、これによりプレッシャプレ
ート30がメインコーンスプリング31の付勢力に抗し
て右方に移動する。この結果、クラッチプレート15と
ドリブンプレート23との圧接が解除され、クラッチが
オフ状態となる。ここで、クラッチオフ時のレリーズ荷
重特性は、サブコーンスプリング35の作用によってほ
ぼ平坦となり、クラッチ操作がスムーズに行える。
5が回転するが、クラッチディスク15のコアプレート
16には抜け孔19が形成されているので、コアプレー
ト16の重量が軽くなり、クラッチディスク15全体の
イナーシャが低減する。この結果、エンジンのレスポン
スが良好になる。クラッチオフ時には、レリーズロッド
34が図1の右方に引かれ、これによりプレッシャプレ
ート30がメインコーンスプリング31の付勢力に抗し
て右方に移動する。この結果、クラッチプレート15と
ドリブンプレート23との圧接が解除され、クラッチが
オフ状態となる。ここで、クラッチオフ時のレリーズ荷
重特性は、サブコーンスプリング35の作用によってほ
ぼ平坦となり、クラッチ操作がスムーズに行える。
【0018】〔他の実施例〕 (a) 図3に示すように、摩擦材17に渦状の溝18
aが形成されている場合には、コアプレート16にそれ
に応じて渦状に抜け孔19aを形成すればよい。また、
摩擦部材17に格子状に溝が形成されている場合には同
様に格子状に抜け孔を形成すればよい。 (b) 摩擦材の溝の本数と抜け孔の個数を必ずしも一
致させる必要はない。抜け孔の個数は摩擦部材の溝の個
数より少なくてもよい。 (c) 本発明は多板型クラッチに限定されるものでは
なく、単板型クラッチのクラッチディスクにも適用でき
る。 (d) 前記実施例では、クラッチプレートが入力側
(エンジン側)に配置されたクラッチ装置に本発明を適
用したが、出力側(トランスミッション側)に配置され
たクラッチ装置にも同様に適用できる。この場合は、ク
ラッチオフ時のイナーシャが小さくなり、変速時の操作
性が向上する。
aが形成されている場合には、コアプレート16にそれ
に応じて渦状に抜け孔19aを形成すればよい。また、
摩擦部材17に格子状に溝が形成されている場合には同
様に格子状に抜け孔を形成すればよい。 (b) 摩擦材の溝の本数と抜け孔の個数を必ずしも一
致させる必要はない。抜け孔の個数は摩擦部材の溝の個
数より少なくてもよい。 (c) 本発明は多板型クラッチに限定されるものでは
なく、単板型クラッチのクラッチディスクにも適用でき
る。 (d) 前記実施例では、クラッチプレートが入力側
(エンジン側)に配置されたクラッチ装置に本発明を適
用したが、出力側(トランスミッション側)に配置され
たクラッチ装置にも同様に適用できる。この場合は、ク
ラッチオフ時のイナーシャが小さくなり、変速時の操作
性が向上する。
【0019】本発明に係るクラッチプレートでは、摩擦
材の溝に対応させてコアプレートに渦状の抜け孔が形成
されているので、摩擦材の耐久性を損なうことなく重量
の軽量化を図ることができイナーシャの軽減を図れる。
このため、エンジン側にクラッチプレートが設けられて
いる場合は、エンジンのレスポンス性を向上させること
ができる。
材の溝に対応させてコアプレートに渦状の抜け孔が形成
されているので、摩擦材の耐久性を損なうことなく重量
の軽量化を図ることができイナーシャの軽減を図れる。
このため、エンジン側にクラッチプレートが設けられて
いる場合は、エンジンのレスポンス性を向上させること
ができる。
【図1】本発明の一実施例を採用したクラッチ装置の縦
断面構成図。
断面構成図。
【図2】クラッチプレートの分解斜視図。
【図3】他の実施例の図2に相当する図。
1 クラッチ装置 15 クラッチプレート 16 コアプレート 17 摩擦材 18,18a 溝 19,19a 抜け孔
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも片面が摩擦するクラッチプレー
トであって、 溝部を有する円環状の摩擦材と、 前記摩擦材が少なくとも一面に固定され、前記溝部の形
成位置の少なくとも一部に両面を貫く抜け孔が形成され
た円環状のコアプレートと、を備え、 前記溝部と前記抜け孔とは渦状に外方に延びて形成され
ているクラッチプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02813994A JP3245292B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | クラッチプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02813994A JP3245292B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | クラッチプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07238952A JPH07238952A (ja) | 1995-09-12 |
JP3245292B2 true JP3245292B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=12240441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02813994A Expired - Lifetime JP3245292B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | クラッチプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245292B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101417418B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-07-08 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동변속기의 클러치 조립 구조 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020053299A (ko) * | 2000-12-27 | 2002-07-05 | 이계안 | 자동변속기용 클러치 |
JP3123352U (ja) * | 2006-04-28 | 2006-07-20 | 株式会社ダイナックス | 湿式摩擦係合装置のメイティングプレート |
KR200445977Y1 (ko) * | 2009-04-10 | 2009-09-14 | 주식회사 한일수기 | 수문 권양기의 클러치 |
JP2011174597A (ja) | 2010-02-25 | 2011-09-08 | F C C:Kk | プレート体、同プレート体を備える摩擦クラッチ装置およびブレーキ装置 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP02813994A patent/JP3245292B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101417418B1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-07-08 | 현대 파워텍 주식회사 | 자동변속기의 클러치 조립 구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07238952A (ja) | 1995-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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