JPH10312216A - 無人車運行制御装置及び方法 - Google Patents

無人車運行制御装置及び方法

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JPH10312216A
JPH10312216A JP9122558A JP12255897A JPH10312216A JP H10312216 A JPH10312216 A JP H10312216A JP 9122558 A JP9122558 A JP 9122558A JP 12255897 A JP12255897 A JP 12255897A JP H10312216 A JPH10312216 A JP H10312216A
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Takami Egawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行不能の無人車に邪魔されて動けない無人
車に対して迂回や退避を行い、搬送能力の低下を最低限
に抑える。 【解決手段】 確定した経路「3→2→1」を走行中の
無人車#3が、異常により走行不能になった無人車#2
に邪魔されて動けない場合、無人車#2に干渉する走行
区間(ノード<1−2>間、及び<2−3>間)を通行
禁止に設定し、無人車#2を迂回する経路「3→12→
11→1」を新たに設定する。また、走行不能状態の無
人車により他の無人車の走行を妨げる無人車がある場合
は、やむをえず妨害状態となっている無人車を一時的に
待機状態と考え、これを他の無人車の運行を妨げない位
置に退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等の自動搬送
システムにおいて、無人搬送車(以下、無人車と呼ぶ)
の運行を管理し、搬送経路の決定等を行う無人車運行制
御装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等の無人搬送システムでは、生産量
の増大に伴い、複数台の無人車を効率的に運行させる必
要が生じている。図8は、複数台の無人車の運行を制御
する、従来例としての無人車の運行管理制御装置202
の構成を示すブロック図である(特開平07−2196
33参照)。図8において、200は運行制御部であ
り、CPU(中央処理装置)、ROM(リードオンリメ
モリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)等からなる
処理装置である。計画部207は、CPU等により構成
され、各無人車の最適な走行経路および動作順序を決定
する。この計画部207は、機能的には経路探索部21
0、経路計画部209、動作計画部208よりなる。運
行制御部200は計画部207を起動し、計画部207
が求めた各無人車の走行経路に基づいて無人車の運行制
御を行う。
【0003】201は、搬送実行テーブルメモリであ
り、無人搬送システムに与えられる仕事に関するデータ
をプールしておく記憶領域である。203は、計画結果
格納メモリであり、計画部207において計画された各
無人車の確定経路、及び、走行路上において無人車が停
止可能な各ノードに関する予約シーケンス等を記憶する
領域である。運行制御部200は、計画結果格納メモリ
203内のデータをチェック・参照し、各無人車への走
行指示を出力する。
【0004】204は、計画指示テーブルメモリであ
り、各無人車をどのように扱うかを指示するデータ、具
体的には、経路確定レベル、目的ノード(目標点)、作
業時間の各データが格納されている。計画部207は、
これらのデータに基づいて、経路計画および動作計画を
立てる。各データについて以下に説明する。
【0005】経路確定レベル: 各無人車の走行経路の
確定状況を示すデータであり、「未定」、「目的ノード
まで確定」、「退避先ノードまで確定」の3種類があ
る。「未定」は、現在ノードから目的ノードまでの経路
は確定しておらず、故にその経路を求める必要があるこ
とを示す。「目的ノードまで確定」は、現在ノードから
目的ノードまでの経路が確定していることを意味する。
目的ノード以降の経路については、動作計画部208に
おいて退避先ノードが付け加えられることによって、そ
こまでの経路が追加される可能性がある。退避先ノード
を決定する退避動作については、後述する。「退避先ノ
ードまで確定」は現在ノードから目的ノードを経て退避
先ノードまでの経路が確定していることを意味する。退
避先ノード以降の経路については、動作計画部208に
おいてさらに退避先ノードが追加されることによって、
そこまでの経路が追加される可能性がある。
【0006】205は各無人車の状態に関するデータメ
モリである。運行制御部200は、無人車インタフェー
ス211から各無人車の状態を逐次受信し、その内容を
元に無人車データメモリ205の内容を更新する。20
6は、運行制御データメモリである。計画部207によ
る計画動作が終了し、そのデータが計画結果格納メモリ
203へ格納されると、運行制御部200はその内容を
調べて、計画が成功(即ち、計画部207が少なくとも
1台以上の無人車に対して、新たに確定経路を追加でき
た場合)していれば、運行制御データメモリ206へ当
該データをコピーする。
【0007】212は、走行路データメモリであり、走
行路上において無人車が停止可能な各ノードの座標と、
その接続関係およびコストなどに関するデータが納めら
れている。運行制御部200は、搬送実行テーブルメモ
リ201および無人車データメモリ205を参照して、
未割当の仕事の存在および仕事を持たない無人車の存在
を確認した場合、その参照データを元に、計画指示テー
ブルメモリ204に経路確定レベル・目的ノード・作業
時間をセットし、計画部207を起動する。
【0008】次に、計画部207の動作について、説明
する。経路計画部209は、計画指示テーブルメモリ2
04及び無人車データメモリ205を参照して、各無人
車に対する走行経路を作成する。この作成動作は、他の
無人車の作業完了を待たず、作業が完了した無人車に対
して直ちに行われる。従って、経路計画部209が基本
経路(逆方向区間の無いコスト最小経路)を求める時に
は、走行が確定している経路がすでにいくつか存在して
いることになる。ここで、運行制御部200は、経路計
画部209の処理と並行して各無人車に対し走行指示を
出すので、経路計画部209は処理を開始する前に各無
人車の現在位置情報を得る必要があり、処理開始に先立
ち、確定走行路および各無人車の現在位置に関する初期
設定を行う。
【0009】経路探索部210は、経路計画部209に
よって起動され、起動時において、特定の経路に対し、
方向付けおよび通行禁止の情報を探索時条件として指示
することが可能である。経路探索部210は、計画指示
テーブルメモリ204内の経路確定レベルが「未定」の
無人車に対してのみ初期経路(無人車同士の競合を考慮
しない、コストが最小となる経路)を求める。一方、計
画指示テーブルメモリ204内の経路確定レベルが「目
的ノードまで確定」または「退避先ノードまで確定」の
無人車は、すでに目的ノードまたは退避先ノードまでの
経路が確定しており、この確定経路は固定条件となる。
【0010】動作計画部208は、経路計画部209か
ら供給される基本経路に基づいて各無人車の時間的な移
動を調べ、移動順序を調整したり、必要に応じて経路を
変更、追加するなどして、全無人車の目標ノードまでの
最も効率的な移動動作を計画する。動作計画の1つとし
て、退避動作がある。退避動作は、移動中のある無人車
の経路上に作業を終えて待機状態にある他の無人車が存
在する場合に、その待機状態の無人車を邪魔にならない
他のノードに移動(退避)させる動作である。退避先と
して可能なノードは、以下の条件を満たすノードであ
る。 そのノードへの移動が禁止されていない。 待機状態でない無人車に占有されていない。
【0011】動作計画部208における退避経路追加は
目的ノードに到達後にのみ、必要ならば行われる。ま
た、退避先ノードまでの経路が確定すると、その退避先
ノードより前に新たな退避先ノードおよび経路を挿入す
ることも行わない。即ち、各無人車の走行経路がどの程
度まで確定しているのかを常に把握する必要があり、計
画指示テーブルメモリ204に記憶された、上述した
「経路確定レベル」が参照される。
【0012】上記運行管理制御装置によれば、無人車が
移動を開始する前に、予め無人車同士の干渉を考慮して
全ての無人車の走行経路および走行順序を得ることがで
きるので、多数の無人車が走行路上で頻繁に干渉する可
能性がある場合にもスムーズな移動が可能となり、従っ
て無人車の搬送効率を向上させることができる。また、
周期的に各無人車の状態を監視し、作業を完了した無人
車が発生すると、その無人車に関して新たな作業を設定
して他の無人車の状態を考慮して走行経路探索を行う。
従って、時々刻々と変化する各無人車の状況の元で、作
業を完了した無人車に直ちに新たな作業および動作指示
を与えることができるので、無人車の搬送効率を向上さ
せることができる
【0013】以下、係る運行管理制御による従来の無人
車運行制御の具体例を示す。図9(a)に、3台の無人
車#1、#2、#3とその走行路に関する運行図を示
す。図中の黒丸はノードを示し、各ノードの添え数字は
当該ノードに付されたノード番号である。無人車は、指
定されたノードにおいて、停止、方向転換、搬送物の積
み降ろし(移載)等の作業を行う。
【0014】<走行例1>図9(a)の運行図におい
て、無人車#1はノード2の位置で移載中に異常になっ
たとし、その時、無人車#2、#3は、それぞれ各々の
目標点に向けて走行中であるとする。これら無人車の状
態、目標点、(図9(a)中矢印で示す)現在走行中の
経路に関する運行状況を、図9(b)の表に示す。ここ
で、上述した計画部207で設定された、無人車#2、
#3に関する運行計画条件が図10(b)の表のようで
あるとする。即ち、無人車#2は、ノード17での移載
を終えて、次の移載のために目標点であるノード13へ
運行予定である。また、無人車#3の目標点はノード1
であり、ノード3において、無人車#1がノード2を離
れるのを待っている状態である(図10(a)に示す運
行状況参照)。
【0015】図10(b)に示す運行計画条件におい
て、無人車#2については、経路が決定していない「未
定」状態であるので、出発点17と目標点13とを結ぶ
経路「17→16→15→14→13」が決定され、こ
の計画に従って無人車#2はノード13へ移動するよう
に制御される。一方、無人車#3については、図10
(b)に示す運行計画条件において、経路「3→2→
1」の順での走行が「目的地まで確定」されている。従
って、無人車#3が既にこの経路に沿って移動中の場合
(即ち、今の場合)は経路の変更ができず、無人車#3
をノード1へ到達させるためには、ノード2を通過でき
る状態になるまで、即ち、無人車#1がノード2から離
れるまで無人車#3をノード3に待機させる必要があっ
た。
【0016】<走行例2>走行例1と同様に、無人車#
1がノード2で移載中に異常になったとし、無人車#3
は、図11(b)の運行計画条件の表に示すように、無
人車#1が停止しているノード2を目標として、ノード
3で停止しているとする(図11(a)に示す運行状況
参照)。この状況の下で、図11(a)に示すように、
ノード7に居る無人車#2をノード3へ向かわせる必要
が生じた場合、図11(b)に示す運行計画条件に基づ
いて計画が立てられ、無人車#3は、走行例1の場合と
同様に、経路が確定されているためにノード3において
停止状態となり、無人車#2については、新たな経路
「7→6→5→4→3」が得られる。この運行計画に従
って無人車#2は運行されるが、目標点のノード3へ
は、無人車#3がノード3から離れない限り到達でき
ず、一方、この無人車#3は、異常でないにも関わら
ず、無人車#1がノード2を離れない限りノード#3か
ら動けない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、狭隘な
走行路に複数の無人車が投入されると、確定した経路を
走行中の無人車が、異常等に陥ることにより走行不能に
なった無人車に邪魔されて動けない状況が生じていた。
この場合、動けない無人車は正常であるにも関わらず経
路を変更せずに停止状態で待機することになるので、シ
ステムの搬送能力が低下する。本発明の目的は、異常等
に陥ることにより走行不能になった無人車に邪魔されて
動けない無人車に対し、迂回や退避を行う運行計画を立
てることにより、搬送能力の低下を最低限に抑える無人
搬送車運行制御装置及び方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明にあっては、所定の走行路を走
行する複数の無人車について、各無人車の走行経路を、
前記走行路上の停止可能位置である複数のノードの通過
順序によりそれぞれ確定し、各無人車の運行を制御する
無人車運行制御装置において、走行不能状態となった第
1の無人車により、別の第2の無人車の確定された経路
による運行が不能となった場合、前記確定された経路を
破棄し、前記第1の無人車の居る区間を迂回する新たな
経路を構築する運行計画手段と、前記構築された新たな
経路に基づいて前記第2の無人車を運行制御する制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0019】また、請求項2記載の発明にあっては、同
様の無人車運行制御装置において、走行不能状態となっ
た第1の無人車により、確定された経路を有する別の第
2の無人車が停止状態になり、該停止状態となった第2
の無人車により、別の第3の無人車の所望の運行が不能
となった場合、前記第2の無人車の確定された経路を破
棄し、前記第3の無人車の前記所望の運行を妨げない位
置に前記第2の無人車を退避させる新たな経路を構築す
る運行計画手段と、前記構築された経路に基づいて前記
第2の無人車を退避させる制御手段とを具備することを
特徴とする。
【0020】前記請求項1または請求項2記載の発明に
おいて、前記運行計画手段は、請求項3に示すように、
走行不能状態となった無人車の居るノードもしくはその
前後のノードを検出するとともに、該検出されたノード
に対し、互いのノードに2台の無人車がそれぞれ到着す
る場合に衝突する可能性のあるノードを更に検出する検
出手段と、前記検出手段が検出した各ノードを一端とす
る走行区間を全て通行禁止に設定する設定手段とを有す
るようにしても良い。
【0021】この場合、請求項4に示すように、前記運
行計画手段は、走行不能状態でない稼働中の各無人車
の、現在位置のノードを出発点として設定する手段と、
前記稼働中の各無人車に関して確定済みの経路における
目標ノードを目標点として設定する手段であって、目標
点に走行不能状態の無人車が居る場合を含む停止状態の
無人車については、前記設定された出発点を目標点とし
て設定する手段と、前記稼働中の各無人車に関し、前記
出発点から前記目標点に至る、前記通行禁止区間を経由
しない新たな経路を設定する手段とを有するようにして
も良い。
【0022】更にこの場合、請求項5に示すように、前
記運行計画手段は、前記停止状態の無人車が他の無人車
に関して設定される経路中に存在する場合、前記停止状
態の無人車を当該経路中から退避させる退避経路を設定
する手段を有するようにしても良い。
【0023】また、本発明は、無人車運行制御方法も提
案するものであり、第1の方法は、請求項6に示すよう
に、所定の走行路を走行する複数の無人車について、各
無人車の走行経路を、前記走行路上の停止可能位置であ
る複数のノードの通過順序によりそれぞれ確定し、各無
人車の運行を制御する無人車運行制御方法において、走
行不能状態となった第1の無人車により、別の第2の無
人車の確定された経路による運行が不能となった場合、
前記確定された経路を破棄する過程と、前記第1の無人
車の居る区間を迂回する新たな経路を構築する過程と、
前記構築された新たな経路に基づいて前記第2の無人車
を運行制御する過程とを具備することを特徴とする。
【0024】また、第2の方法は、請求項7に示すよう
に、同様の無人車運行制御方法において、走行不能状態
となった第1の無人車により、確定された経路を有する
別の第2の無人車が停止状態になり、該停止状態となっ
た第2の無人車により、別の第3の無人車の所望の運行
が不能となった場合、前記第2の無人車の確定された経
路を破棄する過程と、前記第3の無人車の前記所望の運
行を妨げない位置に前記第2の無人車を退避させる新た
な経路を構築する過程と、前記構築された経路に基づい
て前記第2の無人車を退避させる過程とを具備すること
を特徴とする。
【0025】上記第1または第2の方法において、請求
項8に示すように、前記新たな経路を構築する過程は、
走行不能状態となった無人車の居るノードもしくはその
前後のノードを検出するとともに、該検出されたノード
に対し、互いのノードに2台の無人車がそれぞれ到着す
る場合に衝突する可能性のあるノードを更に検出し、検
出された各ノードを一端とする走行区間を全て通行禁止
に設定する過程を含むようにしても良い。
【0026】この場合、請求項9に示すように、前記新
たな経路を構築する過程は、走行不能状態でない稼働中
の各無人車の、現在位置のノードを出発点として設定す
る過程と、前記稼働中の各無人車に関して確定済みの経
路における目標ノードを目標点として設定する過程であ
って、目標点に走行不能状態の無人車が居る場合を含む
停止状態の無人車については、前記設定された出発点を
目標点として設定する過程と、前記稼働中の各無人車に
関し、前記出発点から前記目標点に至る、前記通行禁止
区間を経由しない新たな経路を設定する過程とを含むよ
うにしても良い。
【0027】更にこの場合、請求項10に示すように、
前記新たな経路を設定する過程において、前記停止状態
の無人車が他の無人車に関して設定される経路中に存在
する場合、前記停止状態の無人車を当該経路中から退避
させる退避経路を設定する過程を含むようにしても良
い。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。図1は、実施形態の一例と
しての、無人車の運行管理制御装置100の構成を示す
ブロック図であり、前掲図8と同じ部分については同一
の符号を付し、その説明を省略する。図1において、運
行計画部110は、図8の計画部207と同様にCPU
等により構成され、計画結果格納メモリ203、計画指
示データメモリ204、無人車データメモリ205、及
び走行路データメモリ212の各メモリを参照し、無人
車の最適な走行経路および動作順序を決定する。
【0029】本発明は、異常の無人車が存在する場合の
効率的走行制御に関するものであり、無人車インターフ
ェース211から受信した各無人車の状態に基づき、異
常の無人車が検出された場合に行われる運行計画部11
0の運行計画処理について、図2を参照して説明する。
まず、図2のステップSP1において、異常の無人車等
を除いた、運行制御管理下にある全ての無人車が停止状
態にある、即ち走行状態でないか否かを判定する。全車
が停止状態でなければ、計画失敗として処理は終了す
る。全車(全台)停止と判定されると、処理はステップ
SP2に進み、走行路、無人車、計画指示の各データメ
モリ212、205、204を参照し、走行路の閉鎖処
理や、新たな運行計画を立てるための条件の設定が行わ
れる。これについて、以下に詳述する。
【0030】(1)走行路の閉鎖処理 処理の前提として、無人車が停止中の場合はそのノード
を、走行中の場合はその前後のノードを禁止ノードと定
義する。また、任意の2つのノードに関し、互いのノー
ドに2台の無人車がそれぞれ到着する場合に衝突する可
能性のあるノード同士のことを「干渉ノード」という
が、禁止ノードに対して干渉ノードとなる任意のノード
についても、禁止ノードに加える。ここでの処理におい
ては、各ノードの座標、無人車の物理的形状、位置及び
姿勢制御データ等に基づいて禁止ノードを全て検出す
る。そして、検出された禁止ノードを一端とする走行区
間(アーク)を全て通行禁止に設定する。
【0031】例えば、図12に示すような走行路(前掲
例と同様の走行路に関し、説明上更にノード3と4の間
にノード99を増設したもの)において、ノード4と5
にそれぞれ無人車が入ると衝突の可能性があるのでこれ
らは干渉ノードである。また、同様に、ノード99と5
も干渉ノードとなる。仮に、ノード5において異常の無
人車が停止したとすると、禁止ノードは、ノード5と、
それに対して干渉ノードとなる4,6,99の計4つと
なる。この場合、通行禁止に設定される走行区間は、こ
れら各禁止ノードを一端とする区間、即ち、ノード3と
99、99と4、4と5、5と6、6と7、6と14の
計6区間となる。
【0032】(2)新たな運行計画条件の設定 新たな運行計画条件の設定にあたり、対象となる無人車
は、運行管理下にある無人車、即ち、稼働中の無人車で
あって、故障や点検のため非稼働状態にある無人車は対
象外とする。ここで、現在搬送や移載等の仕事が与えら
れていない待機状態の無人車(以下、待機無人車と呼
ぶ)も対象に含む。対象となる無人車に対し、以下の各
項目が設定される。
【0033】(a)出発点:各無人車の、現在位置のノ
ードを出発点とする。 (b)目標点:各無人車が現(旧)計画において次に進
もうとしているノード、すなわち、現在確定された経路
における目標ノードを目標点とする。待機無人車につい
ては、出発点を目標点とする。また、目標点が走行不能
の無人車の居るノードである無人車についても、出発点
を目標点とする。 (c)作業: 各無人車が目標点で行う作業を設定す
る。移載、充電、待機等の作業がある。なお、目標点に
おける「待機」とは、目標点において何もせずに待機す
ることを意味する。目標点が走行不能の無人車の居るノ
ードである無人車については、作業を「待機」に設定す
る。 (d)経路確定レベル:全対象無人車について、”経路
が未定、あるいは既に目標点にいる”場合を示す「未
定」を設定する。 (e)経路:出発点(目標点がこれに等しい場合もあ
る)のノードのみを設定する。従って、この計画前に目
標点までの経路が既に求められている無人車について
は、その経路が破棄される。
【0034】次に、処理はステップSP3に進み、上記
設定による運行計画条件により、運行計画が実施され
る。これは、運行計画部110において、上述した図8
の計画部207(経路計画部209、経路探索部21
0、及び動作計画部208)の計画実行動作と同様の処
理が行われることにより実施される。次に、処理はステ
ップSP4に進み、計画が成功したか否か、即ち、運行
計画部110が少なくとも1台以上の無人車に対して、
新たに確定経路を追加できたか否かが判定される。計画
成功の場合、処理はステップSP5に進み、使用された
運行計画条件、及び、新規に得られた各無人車の経路及
び各ノードの予約シーケンス等を、計画結果格納メモリ
203に書き込む。計画が成功しなかった場合は、処理
はそのまま終了する。
【0035】
【実施例】
<第1実施例>本実施例は、従来技術の「走行例1」の
ケースに関して、本発明による制御を実行した例であ
る。まず、図10(a)に示した状況は、異常の無人車
#1以外の、運行管理制御下にある無人車#2及び#3
はともに停止状態にあるので、「全台停止」と判定され
る。
【0036】この判定により、上述した「走行時の閉鎖
処理」が実行される。禁止ノードは、異常の無人車の居
るノード”2”で、それを含む走行区間は”1と2”、
及び”2と3”となる。これにより、ノード1と2の
間、及び、ノード2と3の間の走行区間がそれぞれ通行
禁止に設定される。この状態を図3(a)中に「×印」
で示す。そして、「新たな運行計画条件」は、上述の処
理内容に従い、図3(b)のように設定される。
【0037】図3(b)のように運行計画条件が設定さ
れ、経路確定レベルが「未定」とされたことにより、無
人車#3について、ノード3と1とを結ぶ経路を新たに
設定する必要が生じる。ここで、上述のように、ノード
2を一端とする走行区間が通行禁止とされたため、ノー
ド2を通る経路は算出されない。よって、無人車#3の
新しい最短経路として、経路「3→12→11→1」が
得られる。一方、無人車#2については、従来と同様
に、経路「17→16→15→14→13」が得られ
る。この結果を、図4に、矢印で模式的に示す。これに
より新たな確定経路が得られたので計画は成功と判定さ
れ、上記運行計画条件、及び、新規に得られた各無人車
の経路及び各ノードの予約シーケンス等が、計画結果格
納メモリ203に書き込まれる。そして、運行制御部2
00は、計画結果格納メモリ203内のデータをチェッ
ク・参照し、無人車#2及び#3へ新たな走行指示を出
力するので、無人車#3は、無人車#1がノード2にと
どまった状態で目標点であるノード1に到達できる。
【0038】<第2実施例>本実施例は、従来技術の
「走行例2」のケースに関して、本発明による制御を実
行した例である。ここでも、異常の無人車#1以外の、
運行管理制御下にある無人車#2及び#3はともに停止
状態にあるので、「全台停止」と判定される。そして、
第1実施例と同様に、禁止ノード2を一端とする走行区
間、即ち、ノード1と2の間、及び、ノード2と3の間
の走行区間が通行禁止に設定される。
【0039】ここでは、新たな運行計画条件は、図5の
ように設定される。即ち、無人車#3の現(旧)計画に
おける目標点であるノード2には異常の無人車#1が居
るため、目標点は出発点であるノード3に設定され、作
業は「待機」、経路確定レベルは「未定」となり、図1
1(b)に設定されていた経路「3→2」も破棄され
る。この条件の下で運行計画を実施すると、図6に示す
運行結果のように、無人車#3については、無人車#2
に関して設定される経路「7→6→5→4→3」の邪魔
にならないような退避経路「3→12」が得られる。即
ち、無人車#3を一時的に待機(仕事が割り当てられな
い)状態にしてノード12に退避させることができ、無
人車#2はノード3へ到達することができる。
【0040】なお、異常の無人車が検出されない場合
は、例えば、図7に示すような制御手順が実行される。
ここでは、この手順について、簡単に説明する。この場
合、図2のステップSP1で行われる「全台停止か否
か」の判定は行われず、ステップSP11及びSP12
で、従来と同様に運行計画条件の設定及び運行計画の実
施が行われる。そして、ステップSP13で計画が成功
したか否かが判定され、成功すればステップSP14に
おいて計画結果が保存され、不成功に終わればステップ
SP15において運行計画条件の変更が行われる。そし
て、ステップSP16において変更計画が実施可能であ
るか否かが判定され、可能であると判定されると処理は
再びステップSP12に移行して運行計画が実施され
る。ステップSP16で変更が不可能と判定されると、
処理は終了する。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、確定した経路を走行中
の無人車が、異常等に陥ることにより走行不能になった
無人車に邪魔されて動けなかったり、そのために更に目
標点に到達できなくなった無人車がある場合でも、 ・走行不能状態の無人車を迂回する経路が可能である場
合は、その経路に変更した走行が可能であり、 ・走行不能状態の無人車により他の無人車の走行を妨げ
る無人車がある場合は、やむをえず妨害状態となってい
る無人車を一時的に待機状態と考えることができ、これ
を他の無人車の運行を妨げない位置に退避させることが
可能であり、よって、異常発生による搬送能力の低下を
最低限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の一例としての、無人車の
運行管理制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の装置内の運行計画部110の運行計画
処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】 本発明による第1実施例の運行計画における
無人車と走行路の状態及び、運行計画条件を示す図であ
る。
【図4】 第1実施例による運行計画結果を示す図であ
る。
【図5】 本発明による第2実施例の運行計画条件を示
す図である。
【図6】 第2実施例による運行計画結果を示す図であ
る。
【図7】 異常の無人車が検出されない場合の制御手順
例を示すフローチャートである。
【図8】 従来の実施形態の一例としての、無人車の運
行管理制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 3台の無人車#1、#2、#3の走行路上の
運行図及び現在走行中の経路に関する運行状況を示す図
である。
【図10】 従来方式による一走行例における無人車の
運行状況及び運行計画条件を示す図である。
【図11】 従来方式による別の走行例における無人車
の運行状況及び運行計画条件を示す図である。
【図12】 本発明に関する、禁止ノードの決定と通行
禁止区間の設定を説明するための図である。
【符号の説明】
110 運行計画部 200 運行制御部 #1、#2、#3 無人車 1〜19 ノード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の走行路を走行する複数の無人車に
    ついて、各無人車の走行経路を、前記走行路上の停止可
    能位置である複数のノードの通過順序によりそれぞれ確
    定し、各無人車の運行を制御する無人車運行制御装置に
    おいて、 走行不能状態となった第1の無人車により、別の第2の
    無人車の確定された経路による運行が不能となった場
    合、前記確定された経路を破棄し、前記第1の無人車の
    居る区間を迂回する新たな経路を構築する運行計画手段
    と、 前記構築された新たな経路に基づいて前記第2の無人車
    を運行制御する制御手段とを具備することを特徴とする
    無人搬送車運行制御装置。
  2. 【請求項2】 所定の走行路を走行する複数の無人車に
    ついて、各無人車の走行経路を、前記走行路上の停止可
    能位置である複数のノードの通過順序によりそれぞれ確
    定し、各無人車の運行を制御する無人車運行制御装置に
    おいて、 走行不能状態となった第1の無人車により、確定された
    経路を有する別の第2の無人車が停止状態になり、該停
    止状態となった第2の無人車により、別の第3の無人車
    の所望の運行が不能となった場合、前記第2の無人車の
    確定された経路を破棄し、前記第3の無人車の前記所望
    の運行を妨げない位置に前記第2の無人車を退避させる
    新たな経路を構築する運行計画手段と、 前記構築された経路に基づいて前記第2の無人車を退避
    させる制御手段とを具備することを特徴とする無人搬送
    車運行制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の無人搬送車運行
    制御装置において、前記運行計画手段は、 走行不能状態となった無人車の居るノードもしくはその
    前後のノードを検出するとともに、該検出されたノード
    に対し、互いのノードに2台の無人車がそれぞれ到着す
    る場合に衝突する可能性のあるノードを更に検出する検
    出手段と、 前記検出手段が検出した各ノードを一端とする走行区間
    を全て通行禁止に設定する設定手段とを有する無人搬送
    車運行制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の無人搬送車運行制御装置
    において、前記運行計画手段は、 走行不能状態でない稼働中の各無人車の、現在位置のノ
    ードを出発点として設定する手段と、 前記稼働中の各無人車に関して確定済みの経路における
    目標ノードを目標点として設定する手段であって、目標
    点に走行不能状態の無人車が居る場合を含む停止状態の
    無人車については、前記設定された出発点を目標点とし
    て設定する手段と、 前記稼働中の各無人車に関し、前記出発点から前記目標
    点に至る、前記通行禁止区間を経由しない新たな経路を
    設定する手段とを有する無人搬送車運行制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の無人搬送車運行制御装置
    において、前記運行計画手段は、前記停止状態の無人車
    が他の無人車に関して設定される経路中に存在する場
    合、前記停止状態の無人車を当該経路中から退避させる
    退避経路を設定する手段を有する無人搬送車運行制御装
    置。
  6. 【請求項6】 所定の走行路を走行する複数の無人車に
    ついて、各無人車の走行経路を、前記走行路上の停止可
    能位置である複数のノードの通過順序によりそれぞれ確
    定し、各無人車の運行を制御する無人車運行制御方法に
    おいて、 走行不能状態となった第1の無人車により、別の第2の
    無人車の確定された経路による運行が不能となった場
    合、前記確定された経路を破棄する過程と、 前記第1の無人車の居る区間を迂回する新たな経路を構
    築する過程と、 前記構築された新たな経路に基づいて前記第2の無人車
    を運行制御する過程とを具備することを特徴とする無人
    搬送車運行制御方法。
  7. 【請求項7】 所定の走行路を走行する複数の無人車に
    ついて、各無人車の走行経路を、前記走行路上の停止可
    能位置である複数のノードの通過順序によりそれぞれ確
    定し、各無人車の運行を制御する無人車運行制御方法に
    おいて、 走行不能状態となった第1の無人車により、確定された
    経路を有する別の第2の無人車が停止状態になり、該停
    止状態となった第2の無人車により、別の第3の無人車
    の所望の運行が不能となった場合、前記第2の無人車の
    確定された経路を破棄する過程と、 前記第3の無人車の前記所望の運行を妨げない位置に前
    記第2の無人車を退避させる新たな経路を構築する過程
    と、 前記構築された経路に基づいて前記第2の無人車を退避
    させる過程とを具備することを特徴とする無人搬送車運
    行制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の無人搬送車運行
    制御方法おいて、 前記新たな経路を構築する過程は、走行不能状態となっ
    た無人車の居るノードもしくはその前後のノードを検出
    するとともに、該検出されたノードに対し、互いのノー
    ドに2台の無人車がそれぞれ到着する場合に衝突する可
    能性のあるノードを更に検出し、検出された各ノードを
    一端とする走行区間を全て通行禁止に設定する過程を含
    む無人搬送車運行制御方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の無人搬送車運行制御方法
    おいて、 前記新たな経路を構築する過程は、 走行不能状態でない稼働中の各無人車の、現在位置のノ
    ードを出発点として設定する過程と、 前記稼働中の各無人車に関して確定済みの経路における
    目標ノードを目標点として設定する過程であって、目標
    点に走行不能状態の無人車が居る場合を含む停止状態の
    無人車については、前記設定された出発点を目標点とし
    て設定する過程と、 前記稼働中の各無人車に関し、前記出発点から前記目標
    点に至る、前記通行禁止区間を経由しない新たな経路を
    設定する過程とを含む無人搬送車運行制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の無人搬送車運行制御方
    法おいて、 前記新たな経路を設定する過程において、前記停止状態
    の無人車が他の無人車に関して設定される経路中に存在
    する場合、前記停止状態の無人車を当該経路中から退避
    させる退避経路を設定する過程を含む無人搬送車運行制
    御方法。
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