JPH10309113A - 田植機の苗植付装置 - Google Patents

田植機の苗植付装置

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JPH10309113A
JPH10309113A JP12207597A JP12207597A JPH10309113A JP H10309113 A JPH10309113 A JP H10309113A JP 12207597 A JP12207597 A JP 12207597A JP 12207597 A JP12207597 A JP 12207597A JP H10309113 A JPH10309113 A JP H10309113A
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seedling mounting
mounting portion
planting
bent
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗載せ台の横端部に位置する外側苗載せ台部
分を、これが備える電気機器のための電線を接続したま
まにしながら、内側苗載せ台部分の横端側に連結する使
用状態と、内側苗載せ台部分に対して機体上下方向に重
なる格納状態とに切り換えられるようにする。 【解決手段】 外側苗載せ台部分16bが備える苗量検
出スイッチ55と方向指示器56とに接続する電線5
7,58のうちの外側苗載せ台部分16bの裏面側に位
置する電線部分57a,58aを、外側苗載せ台部分1
6bの裏面側に沿うとともに外側苗載せ台部分16bの
縦方向に屈曲する状態にしてある。この屈曲線部分57
a,58aの一端側を外側苗載せ台部分16bが備える
第1電線支持部61に、他端側を内側苗載せ台部分16
cが備える第2電線支持部62に夫々支持させてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機体横方向に並ぶ
複数個の苗植付機構に苗供給する苗載せ台のうちの横端
部に位置する外側苗載せ台部分を、その他の内側苗載せ
台部分と分割自在に形成するとともに、この内側苗載せ
台部分と機体横方向に並んで内側苗載せ台部分の横端側
に連結する使用状態と、内側苗載せ台部分と機体上下方
向に重なる格納状態とに切り換え自在に構成してある田
植機の苗植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記田植機は、倉庫に格納したり、運搬
車に載せて搬送したりする際、外側苗載せ台部分を前記
格納状態にすることにより、苗載せ台の横幅を作業時よ
りも狭くし、苗載せ台が荷台から突出しないようにする
とか、必要な収容スペースが少なく済むようにするとか
有利に積み込んだり格納したりできるようにしたもので
ある。また、田植機を自走によって移動させる際にも、
同様に苗載せ台の横幅を狭くし、運転がしやすいなど有
利に走行できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】田植機にあっては、苗
載せ台の苗残量が少なくなったことを検出して苗補給す
るように警報する苗センサーを苗載せ台に備えられる。
また、方向指示器が苗載せ台に取り付けられることがあ
る。上記田植機において、前記外側苗載せ台部分に電気
機器を取り付けた場合、この電気機器に電力を供給した
り、電気機器から電気信号を取り出したりする電気コー
ドが必要になる。そして、この場合、その電気コードを
電気機器から切り離したり、外側苗載せ台部分と内側苗
載せ台部分との間で切り離したりすることによって外側
苗載せ台部分を使用状態から格納状態に切り換えること
を可能にすると、外側苗載せ台部分を格納する際には電
気コードを切り離す煩わしい手間が掛かり、外側苗載せ
台部分を使用状態に戻す際には電気コードを接続し直す
煩わしい手間が掛かることになる。本発明の目的は、外
側苗載せ台部分を格納状態に切り換えたり、使用状態に
戻したりする際に必要な手間が電気コードのために増大
することを防止しながら、かつ、苗載せ台が苗供給運動
をする際に電気コードに起因するトラブルが生じないよ
うにしながら電気コードを配設できる苗植付装置を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕機体横方向に並ぶ複数個の苗植付
機構の苗植え運動に連動して機体横方向に往復移動しな
がら各苗植付機構に苗供給する苗載せ台のうちの横端部
に位置する外側苗載せ台部分を、その他の内側苗載せ台
部分と分割自在に形成するとともにこの内側苗載せ台部
分と機体横方向に並んで内側苗載せ台部分の横端側に連
結する使用状態と、内側苗載せ台部分と機体上下方向に
重なる格納状態とに切り換え自在に構成してある田植機
の苗植付装置において、前記外側苗載せ台部分に装備さ
れる電気機器に接続する電線に、外側苗載せ台部分の裏
面側に沿って外側苗載せ台部分の縦方向に屈曲する屈曲
線部分を備えさせるとともに、この屈曲線部分の一端側
を保持する第1電線支持部を前記外側苗載せ台部分に、
前記屈曲線部分の他端側を保持する第2電線支持部を前
記内側苗載せ台部分にそれぞれ備えさせてある。
【0006】〔作用〕電線を内側苗載せ台部分と外側苗
載せ台部分との間で切り離すとか電気機器から切り離す
とかしないで外側苗載せ台部分を格納状態に切り換える
のに必要な電線長さの余裕を屈曲線部分の屈曲によって
電線に備えさせ、電線を接続したままにして外側苗載せ
台部分を使用状態から格納状態に切り換えられるように
するものである。また、外側苗載せ台部分を使用状態に
した際には、屈曲線部分を苗載せ台から垂れ下がりにく
いように外側苗載せ台部分の裏面側に沿わせ、電線が前
記第1電線支持部と第2電線支持部との間で苗載せ台か
ら垂れ下がって苗植付装置の機体部分などに擦れるとか
引っ掛かるとかして損傷したり切れたりするトラブルを
回避しやすくしながら苗載せ台に苗供給運動を行わせる
ものである。
【0007】〔効果〕外側苗載せ台部分に電気機器を備
えるものでありながら、運搬したり格納するとか移動走
行したりする際には、電線の切り離し手間を必要としな
いで迅速に外側苗載せ台部分を格納でき、作業を行う際
には、外側苗載せ台部分を使用状態に戻すだけで電線の
接続手間を掛けないで迅速に作業に掛かれる。しかも、
作業時には、電線が苗載せ台から垂れ下がって損傷した
り切れたりすることを回避しやすいように信頼性の高い
ものになる。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記屈曲線部分が前記外側苗載せ台部分の縦方向で
の上端側に向かって膨らむように屈曲している。
【0010】〔作用〕内側苗載せ台部分では電線を自走
機体側との連係の関係などのために苗載せ台下端側に配
置する必要がある場合、一般にその配置レベルに第1電
線支持部も第2電線支持部も配置することになる。この
場合、屈曲線部分が外側苗載せ台部分の縦方向での下端
側に向かって膨らむと、その屈曲線部分の中央部が低レ
ベルに位置し、圃場から跳ね上がる泥土が付着して汚れ
やすくなったりする。これに対し、屈曲線部分が苗載せ
台の上端側に向かって膨らんでいることにより、内側苗
載せ台部分での電線の配置レベルの割りには、屈曲線部
分を汚れにくいように極力高レベルに配置できる。
【0011】〔効果〕内側苗載せ台部分では電線を低レ
ベルに配置する必要がある場合でも、屈曲線部分が汚れ
にくいなど有利に配置できる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記屈曲電線部分を外嵌する保護チューブを
備えるとともに、この保護チューブを前記第1電線支持
部をおよび前記第2電線支持部に支持させてある。
【0014】〔作用〕保護チューブが屈曲線部分に沿っ
て屈曲するとともにその屈曲部の両端側で第1電線支持
部と第2電線支持部とに支持され、屈曲線部分が外側苗
載せ台部分の裏面側に沿って垂れ下がりにくい状態に屈
曲線部分を保形する。これにより、屈曲線部分はこれ自
体が備える保形力と、保護チューブによる保形力との両
方によって一層垂れ下がりにくくなる。
【0015】〔効果〕屈曲線部分が苗供給運動する苗載
せ台から垂れ下がって機体部分などに擦れるとか引っ掛
かるとかして損傷したり切れたりするトラブルを一層回
避しやすくなる。
【0016】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項3による発明の構成におい
て、前記保護チューブに折返し部を備えさせ、この折返
し部に入る手前側の保護チューブ部分と、前記折り返し
部から出る保護チューブ部分とを纏めて前記第1電線支
持部に支持させるように構成してある。
【0018】〔作用〕優れた電線保持強度を有する電線
支持具にあっては比較的大型になるが、この電線支持具
を第1電線支持具として採用しても、保護チューブに対
してはこれを2本纏めて支持する状態で作用する。これ
により、電線を保護チューブのない状態で支持したり、
保護チューブを1本の状態で支持したりする場合に比
し、電線保持具が保護チューブや電線を容易にはずれ動
いたり外れたりしないように強固に支持するようにでき
る。
【0019】〔効果〕第1電線支持具による保護チュー
ブや電線の支持が強固に行われ、屈曲線部分の垂れ下が
りによる損傷や破損がより発生しにくいように信頼性の
高いものになる。
【0020】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項1〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記外側苗載せ台部分を、前記
格納状態において前記内側苗載せ台部分に対してこれの
苗載せ面側に重なるように構成してある。
【0022】〔作用〕内側苗載せ台部分の横幅が比較的
狭いなどにより、その横端部分の裏面側には植付け機体
部分が存在するとかによって外側苗載せ台部分をその全
幅にわたって内側苗載せ台部分と重なるまで入り込ませ
ることができない場合でも、外側苗載せ台部分を内側苗
載せ台部分の苗載せ面側に格納し、外側苗載せ台部分が
その全幅にわたって内側苗載せ台部分と重なって苗載せ
台全体の横幅が内側苗載せ台部分だけの横幅になるよう
にして格納できるものである。
【0023】〔効果〕内側苗載せ台部分の裏面側にはあ
まりスペースがない場合でも、外側苗載せ台を格納した
際には苗載せ台全体の横幅が内側苗載せ台部分の横幅だ
けの狭いものになり、荷台への積み込みとか倉庫への格
納とかがスペース面から有利に行えるとともに自走移動
時の運転が横幅面から容易に行える。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対の前
車輪1,1と後車輪2,2とによって自走し、前後輪
1,2にミッションケース3およびベルトテンション式
主クラッチ4を介して駆動力を伝達するエンジン5を有
する原動部、左右前輪1,1を操向操作するステアリン
グハンドル6と、運転座席7などを有する搭乗型運転部
を備える自走機体の後部に、リフトシリンダ8によって
上下に揺動操作するリンク機構9を介して昇降操作する
ように苗植付装置10を連結するとともに、自走機体か
ら回転軸11を介して苗植付装置10に動力伝達するよ
うに構成して、乗用型田植機を構成してある。
【0025】図1〜図3に示すように、前記回転軸11
からの回動力を入力するとともに苗載せ台横送り機構や
植付け駆動ケース14などに動力伝達する入力ケース1
2と、この入力ケース12に連結する機体横向きのフレ
ーム13と、このフレーム13から機体後方向きに延出
するとともに機体横方向に並列する複数個の前記植付け
駆動ケース14とによって植付け機体を形成し、前記複
数個の植付け駆動ケース14それぞれの後端部の両横側
に苗植付機構15を取り付け、複数個の前記苗植付機構
15に苗供給する苗載せ台16を植付け機体15が支持
する苗載せ台支柱17と苗載せ台横送りガイドレール1
8とにわたって取り付け、前記植付け機体の下部に機体
横方向に並列する複数個の整地フロート19を取り付け
て、前記苗植付装置10を構成してある。
【0026】前記複数個の苗植付機構15のそれぞれ
は、植付け駆動ケース14に回転自在に支持されるロー
タリケース15aと、このロータリケース15aの両端
側に回転自在に支持される植付けアーム15bとで成
り、ロータリケース15aが前記植付け駆動ケース14
の内部に位置する駆動機構(図示せず)によって回転駆
動されるに伴い、一対の植付けアーム15b,15bが
ロータリケース15aの内部に位置する植付けアーム駆
動機構(図示せず)によってロータケース15aに対し
て自転回動するように駆動され、一方の植付けアーム1
5bが備える苗植付爪15cと、他方の植付けアーム1
5bが備える苗植付爪15cとが交互に前記苗載せ台横
送りガイドレール18に備えてある苗取出し口18aを
通過して上下に回動し、この苗取り出し口18aで苗載
せ台16から苗を取り出し、取り出し苗を下降搬送して
圃場に植え付ける苗植え運動を行うように構成してあ
る。苗載せ台16は、複数個の苗植付機構15に各別に
供給する複数枚のマット状苗を機体横方向に並べて載置
する複数個の苗載せ部16aと、各苗載せ部16aの下
端側に位置する苗縦送りベルト20とを備え、前記苗載
せ台横送り機構が備える苗載せ台横送り軸21によって
苗植付機構15の苗植え運動に連動して苗載せ台横送り
ガイドレール18に沿わせて往復移送されて各苗植付機
構15にこれに対応する苗載せ部16aから苗供給する
ように構成してある。すなわち、各苗植付機構15の一
対の苗植付爪15cがマット状苗の下端部の横一端側か
ら他端側にかけて順次に一株分のブロック苗を切断して
取り出していくように、各苗載せ部16a,16bに載
置されているマット状苗を前記苗取出し口18aに対し
て機体横方向に移動させていく。そして、苗載せ台16
が左右の横送りストロークエンドに到達すると、その都
度、各苗載せ部16aに載置されているマット状苗を苗
縦送りベルト20によって苗取出し口18aの方に苗植
付爪15cによる取出し長さに相当するストロークだけ
縦送りする。これにより、リフトシリンダ8によるリン
ク機構9の下降操作によって苗植付装置10を整地フロ
ート19が圃場に接地する作業レベルに下降操作して自
走機体を走行させると、苗植付装置10が複数条の苗植
付け作業を行っていく。すなわち、各整地フロート19
が圃場の泥面上を移動して整地していき、各苗植付機構
15が一対の苗植付爪15c,15cによって交互に一
株分のブロック苗を整地フロート19による整地箇所に
植え付けていく。
【0027】前記苗載せ台16を、これの両横端部に位
置するとともに一つの苗載せ部16aを有する外側苗載
せ台部分16bと、両外側苗載せ台分16b,16bが
有する苗載せ部16a以外の全ての苗載せ部16aを有
する一つの内側苗載せ台部分16cとの三つの苗載せ台
部分16a,16a,16cに分割できるように形成
し、内側苗載せ台部分16cは、前記苗載せ台横送り軸
21が連結するなど植付け機体に横摺動自在に支持され
たままの非着脱部分に構成し、両外側苗載せ台分16b
は、この外側苗載せ台部分16bと内側苗載せ台部分1
6cとの横端部どうしの間に位置する図5,図7および
図10に示す如き複数個の連結具37a〜37c,4
1,45などを有する連結機構によって比較的容易に内
側苗載せ台部分16cに連結したり、内側苗載せ台部分
16cから分離させたりできる着脱可能部分に構成して
ある。
【0028】図7に示すように、前記連結具37a〜3
7c,41,45のうちの第1連結具37aと第2連結
具37bと第3連結具37cとは、内側苗載せ台部分1
6cの横端部の苗載せ台部分16cの縦方向での三箇所
に分散配置してある。図12および図13に明示するよ
うに、第1連結具37a、第2連結具37b、第3連結
具37cのそれぞれは、内側苗載せ台部分16cの苗仕
切り壁部16dが備える連結金具35に連結ピン36を
介して揺動自在に枢支されるとともに遊端側に挟持部3
7dを有するバネ板材で成り、内側苗載せ台部分16c
の前記連結金具35と、外側苗載せ台部分16bの苗仕
切り壁部16dが備える連結金具35とに挟持作用させ
るように構成してある。すなわち、図12(イ)および
図13に二点鎖線で示すように、両苗載せ台部分16
b,16cの仕切り壁部分16dどうしを突き合わせる
ことによって接触し合う状態にした両苗載せ台部分16
b,16cの連結金具35に前記挟持部37dを被せ
る。すると、連結具37a〜37cが挟持部37dによ
って両連結金具35,35を挟持して両苗載せ台部分1
6b,16cの苗仕切り壁部16dどうしを連結する。
図12および図13に実線で示すように、この連結状態
から連結具37a〜37cを上昇揺動させて挟持部37
dを連結金具35から抜き外すことにより、連結具37
a〜37cによる両苗載せ台部分16b,16cの連結
を解除できる。
【0029】図5,図6および図11に示すように、前
記連結具37a〜37c,41,45のうちの第4連結
具41は、内側苗載せ台部分16cの裏面側の上端部に
固定している連結金具38に連結ピン40を介して揺動
自在に枢支されるとともに遊端側に連結ボルト41Aと
締付け具42とを備える板金部材で成り、内側苗載せ台
部分16cの前記連結金具38と、外側苗載せ台部分1
6bの裏面側に固定している連結金具38とに締付け作
用させるように構成してある。すなわち、図5に示すよ
うに、外側苗載せ台部分16bの連結金具38の一端側
から延出する位置決めロッド39を内側苗載せ台部分1
6cの連結金具38が備える位置決め孔38Aに入り込
ませて両苗載せ台部分16b,16cの苗仕切り壁部1
6dどうしが突き合う状態にした外側苗載せ台部分16
bの連結金具38の切欠き部38Bに前記連結ボルト4
1Aを入り込ませて前記締付け具42を締付け操作す
る。すると、第4連結具41が締付け具42による締付
け力によって両苗載せ台部分16b,16cの連結金具
38どうしを締付け連結して両苗載せ台部分16b,1
6cの上端側どうしを連結する。図11に示すように、
前記締付け具42による締付けを解除した連結ボルト4
1Aを切欠き部38Bから抜き外すことにより、第4連
結具41による両苗載せ台部分16b,16cの連結を
解除できる。前記両苗載せ台部分16b,16cの連結
金具38の一端側は、前記苗載せ台支柱17の上端部に
位置する図5の如き苗載せ台支持ローラ29が作用する
ように構成して苗載せ台部分16b,16cの裏面側に
備えさせたガイドレール30に連結してある。
【0030】図5および図10に示すように、前記連結
具37a〜37c,41,45のうちの第5連結具45
は、外側苗載せ台部分16bの裏面側の下端部に位置す
る左右一対のベルト支軸ブラケット43,43に回転自
在に支持されるとともに一端側にネジ軸部45Aを、他
端側に操作ノブ45Bをそれぞれ備える連結ロッドでな
り、外側苗載せ台部分16bの前記ベルト支軸ブラケッ
ト43と、内側苗載せ台部分16cが備えるベルト支軸
ブラケット43とに締付け作用させるように構成してあ
る。すなわち、図10(イ)に示すように、両苗載せ台
部分16b,16cの苗仕切り壁部16dどうしを突き
合わせることによって両苗載せ台部分16c,16dの
ベルト支軸ブラケット43,43どうしを接触し合う状
態にし、前記操作ノブ45Bの回転操作によって第5連
結具45を回転操作して前記ネジ軸部45Aを内側苗載
せ台部分16cのベルト支軸ブラケット43が備えるメ
ネジ部材44に締め込み作用させる。すると、第5連結
具45がネジ軸部45Aによる締付け力によって両ベル
ト支軸ブラケット43,43を締め付け連結して両苗載
せ台部分16b,16cの下端側どうしを連結する。図
10(ロ)に示すように、ネジ軸部45Aを内側苗載せ
台部分16cのベルト支軸ブラケット43から抜き外す
ことにより、第5連結具45による両苗載せ台部分16
b,16cの連結を解除できる。
【0031】図10に明示するように、両外側苗載せ台
部分16bにおいて前記苗縦送りベルト20をローラ2
3aを介して支持するとともに駆動する苗縦送り軸24
aと、内側苗載せ台部分16cにおいて各苗載せ部16
aに位置する前記苗縦送りベルト20をローラ23bを
介して支持するとともに駆動する苗縦送り軸24bとを
別軸に形成するとともに、各外側苗載せ台部分16bが
有する苗縦送り軸24aの一端部に、内側苗載せ台部分
16cが有する苗縦送り軸24bに対する連結部46を
備えさせてある。この連結部46は、苗縦送り軸24a
から同芯状に突出するとともに苗縦送り軸24aの軸芯
に沿う方向視で非真円形の外周形状を備える突出軸で構
成してある。図10(イ)に示すように、外側苗載せ台
部分16bを内側苗載せ台部分16cに連結すると、こ
の連結操作に伴い、前記連結部46は、内側苗載せ台部
分16cが有する苗縦送り軸24bの端部に備えてある
凹入部46aに入り込むとともに前記外周形状のために
苗縦送り軸24bに一体回転するように係合して苗縦送
り軸24aを苗縦送り軸24bに一体回転可能に連結す
る。そして、図10(ロ)に示すように、外側苗載せ台
部分16bを内側苗載せ台部分16cから分離させる
と、この分離操作に伴い、前記連結部46は、前記凹入
部46aから抜け外れて苗縦送り軸24aの苗縦送り軸
24bに対する連結を解除する。
【0032】図7,図8および図9に示すように、内側
苗載せ台部分16cから分離させた外側苗載せ台部分1
6bの縦方向での上端側の裏面側に作用する第1支持具
48と、内側苗載せ台部分16cから分離させた外側苗
載せ台部分16bの縦方向での下端側の裏面側に作用す
る左右一対の第2支持具51,51とを、内側苗載せ台
部分16cの両横端側の苗載せ面側に備えてある。第1
支持具48は、内側苗載せ台部分16cの最も横端側に
位置する苗載せ部16aの両横側に位置する苗仕切り壁
部16dに立設する機体上下向きの脚部と、両脚部の上
端部どうしにわたって連結する機体横向きの支持部とを
有するアーチ形状に成形した折り曲げロッドで構成して
ある。この第1支持具48の前記機体横向き支持部の二
箇所にゴム製筒体を付設して支持部49を形成してあ
り、図9に示すように、外側苗載せ台部分16bの前記
ガイドレール30を前記両支持部49,49に被せるこ
とにより、第1支持具48が外側苗載せ台部分16bの
支持を行う作用状態となって外側苗載せ台部分16bの
上端側を受け止め支持する。一対の第2支持具51,5
1のいずれもは、図14および図15に明示する如く前
記苗仕切り壁部16dと、前記連結金具35に兼用の苗
ステー支持具とにわたって連結する支持杆50に支持さ
れるとともに一端側にロック具53を備えるブロック体
で構成してある。図9および図15に示すように、前記
苗載せ台横送りガイドレール18に案内されるように構
成して外側苗載せ台部分16bの裏面側に付設してある
被ガイドレール31を第2支持具51のロック具53が
位置する側とは反対側に被せることにより、第2支持具
51が外側苗載せ台部分16bの支持を行う作用状態と
なって外側苗載せ台部分16bの下端側を受け止め支持
する。
【0033】図14および図15に明示するように、前
記一対の第2支持具51,51それぞれが備える前記ロ
ック具53は、取付け軸52を介して回動自在に第2支
持具51に支持されており、ロック具53に一体形成の
操作レバー54によって取付け軸52の軸芯まわりで揺
動操作することにより、図15(ロ)に示す如く第2支
持具51に装着された被ガイドレール31の端部に係止
して被ガイドレール31を第2支持具51にこれから外
れないようにロックする作用状態と、図15(イ)に示
す如く前記被ガイドレール31に対する係止を解除して
被ガイドレール31の取り外しを可能にするロック解除
状態と切り換えられる。
【0034】すなわち、左側の外側苗載せ台部分16b
は、図3および図5に示す如く内側苗載せ台部分16c
の左端側に機体横方向に並べて前記連結機構によって連
結する使用状態と、図4,図6および図9に示す如く内
側苗載せ台部分16cの左端部の苗載せ面側に機体上下
方向に重ねて前記第1支持具48と第2支持具51とに
よって支持させる格納状態とに切り換えられるように
し、右側の外側苗載せ台部分16bは、図3および図5
に示す如く内側苗載せ台部分16cの右端側に機体横方
向に並べて前記連結機構によって連結する使用状態と、
図4,図6および図9に示す如く内側苗載せ台部分16
cの右端部の苗載せ面側に機体上下方向に重ねて前記第
1支持具48と第2支持具51とによって支持させる格
納状態とに切り換えられるようにしてある。そして、左
右側いずれの外側苗載せ台部分16bも、前記格納状態
にした場合には、前記ロック具53によって両支持具4
8,51に固定できる。
【0035】図3に示すように、苗載せ台16の複数個
の苗載せ部16dそれぞれの下端側に、苗仕切り壁部1
6dの内部に配置した苗量検出スイッチ55を備え、苗
載せ台16の両横外側に方向指示器56を付設してあ
る。前記苗量検出スイッチ55は、苗仕切り壁部16d
から突出してマット状苗の床土部側面に作用する接触セ
ンサーを備え、苗載せ部16aに載置されたマット状苗
の残量が苗補給の必要なものとして設定してある設定残
量以下になると、このことを接触センサーによって検出
して自走機体の運転部に備えてある苗切れ警報装置(図
示せず)を作動させるものである。方向指示器56は、
自走機体の走行方向を変更する際に点灯操作されてその
走行方向を表示するものである。
【0036】前記苗量検出スイッチ55および方向指示
器56を自走機体に位置する制御器に接続する電線は、
図17に示す如く苗載せ台16の裏面側に配置してあ
る。すなわち、複数個の苗量検出スイッチ55に各別に
接続する複数本の電線57・・と、方向指示器56に接
続する電線58とを、いずれもの電線57,58の大部
分に外嵌してその電線部分を一つの電線群として纏める
とともに保護する保護チューブの一例としてのコルゲー
トチューブ59と共に外側苗載せ台部分16bおよび内
側苗載せ台部分16cの裏面側に沿わせるとともに外側
苗載せ台部分16bが備える第1クランプ60と第1電
線支持部61、内側苗載せ台部分16cが備える複数個
の第2電線支持部62と第2クランプ63のそれぞれに
支持させてある。
【0037】左右いずれもの外側苗載せ台部分16bの
裏面側において、外側苗載せ台部分16bの横外側端部
に位置する前記第1電線支持部61と、内側苗載せ台部
分16cの横端部に位置する前記第2電線支持部62と
の間に位置するコルゲートチューブ部分59aに第1電
線支持部61と第2電線支持部62との間の直線距離よ
りも長いチューブ長さを備えさせることにより、前記コ
ルゲートチューブ部分59aがこれ自体の保形作用と、
両電線支持部61,62による支持作用とのために外側
苗載せ台部分16bの裏面側に沿って外側苗載せ台部分
16bの縦方向での上端側に向かって膨らむ屈曲形状を
保形するように構成してある。これにより、前記電線5
7と58、コルゲートチューブ59のうちの両外側苗載
せ台部分16bの裏面側に位置する電線部分57a,5
8a、チューブ部分59aが前記第1電線支持部61と
第2電線支持部62との間で外側苗載せ台部分16bの
裏面側に沿ってその苗載せ台部分16bの縦方向に屈曲
する電線部分とかチューブ部分になり、外側苗載せ台部
分16bを使用状態から格納状態に切り換えることを可
能にする電線およびチューブの長さ融通を備えている。
【0038】図18に示すように、前記第1電線支持部
61は、一端側に取付けねじ孔61aを、他端側にチュ
ーブクランプ部61bをそれぞれに備える板金製クラン
プで成り、一端側で外側苗載せ台部分16bにねじ連結
し、他端側でコルゲートチューブ59を固定するように
構成してある。すなわち、コルゲートチューブ59に折
り返し部59b、および、この折り返し部59bに入る
手前側のチューブ部分59cと、折り返し部59bを出
るチューブ部分59dとを纏めて縛るチューブバンド6
4を備えさせ、チューブクランプ部61bを前記チュー
ブバンド64に作用させることにより、コルゲートチュ
ーブ59の折り返し部59bに入る手前側のチューブ部
分59cと、折り返し部59bを出るチューブ部分59
dとを纏めて支持するように構成し、かつ、チューブバ
ンド64の幅方向での両側に突出するクランプ外れ止め
突起64aによってコルゲートチューブ59が第1電線
支持部61から抜け外れることを防止するように構成し
てある。
【0039】図19に示すように、前記複数個の第2電
線支持部62のそれぞれは、一端側に取付けねじ孔62
aを、他端側にチューブクランプ部62bをそれぞれに
備える板金製クランプで成り、一端側で内側苗載せ台部
分16cにねじ連結し、他端側でコルゲートチューブ5
9を支持するように構成してある。
【0040】図20および図21に示すように、前記複
数個の第2クランプ63のそれぞれは、コルゲートチュ
ーブ59の凹入部に相対回動自在に外嵌する筒状体で成
るとともに、一対のケーブル掛け部63aに係止すると
ともにコイルばね部65aを有する支持ケーブル65を
介して内側苗載せ台部分16cの上端側や下端側に連結
するように構成してある。すなわち、支持ケーブル65
がコイルばね部65aの作用によって備える引っ張り力
によって第2クランプ63を揺れ動きにくように引っ張
り支持することにより、第2クランプ63がコルゲート
チューブ59の凸部との係止によってコルゲートチュー
ブ59に対してずれ動きにくいことにより、コルゲート
チューブ59および電線57,58のうちの第2電線支
持部62どうしの間に位置するチューブ部分と電線部分
とを揺れ動きにくいように弛みにくいように支持する。
【0041】図22に明示するように、前記苗載せ台横
送りガイドレール18の両端側に位置する外側レール部
分18bを、両外側レール部分18b,18bの間に位
置するとともに取付け具66によって植付け機体に固定
される内側レール部分18cとは別部品に形成してあ
る。両外側レール部分18b,18bのいずれもは、外
側レール部分18bの角筒部分から延出するとともに長
孔67aを有する可動側連結具67と、前記長孔67a
に摺動自在に入り込む連結ピン68aを備えるとともに
内側レール部分18cの角筒部分から延出する固定側連
結具68とによって折り畳み自在に連結してある。すな
わち、各外側レール部分18bにおいて、図22(イ)
に示すように、可動側連結具67の先端側を内側レール
部分18cの角筒部分に挿入すると、外側レール部分1
8bが内側レール部分18cから横外側に一直線状に延
出する使用状態になる。図22(ロ)に示す如く外側レ
ール部分18bを前記使用状態に固定するロック具69
が解除した可動側連結具67を内側レール部分18cの
角筒部分から抜き出し、図22(ハ)に示す如く外側レ
ール部分18bを連結ピン68aを支点として内側レー
ル部分18cに対して機体前方側に揺動操作する。する
と、図6に示す如く外側レール部分18bが内側レール
部分18cの一端側から機体前方側に延出するように折
り畳んだ格納状態になる。この格納状態にある外側レー
ル部分18bを、格納時とは逆の操作手順で内側レール
部分18cに対して揺動操作するとともに摺動操作する
ことにより、外側レール部分18bを図22(イ)およ
び図5に示す使用状態に切り換えられる。
【0042】図3に示す如く苗載せ台16および苗載せ
台横送りガイドレール18の横外側を保護するように苗
植付装置10の両横側に備えてあるガードフレーム33
のいずれもは、図6に示す如く前記フレーム13の端部
に固定している支持ブラケット32に支持させてある。
すなわち、図16に明示するように、ガードフレーム3
3の基端部に固定している取付けブラケット33aを連
結ピン32aによって前記支持ブラケット32に連結し
てある。前記取付けブラケット33aを連結ピン32a
の軸芯まわりで支持ブラケット32に回動自在に支持さ
れるように構成し、ガードフレーム33を連結ピン32
aの軸芯まわりで支持ブラケット32に対して揺動操作
することにより、図5および図16(イ)に示す如く植
付け機体に対して倒伏するとともに支持ブラケット32
から機体横外側に延出する使用状態と、図6および図1
6(ロ)に示す如く植付け機体に対して起立するととも
に支持ブラケット32から機体上方側に延出する格納状
態とに切り換えられるようにしてある。ガードフレーム
33を使用状態にした場合には、図16に示すロックピ
ン34を取付けブラケット33aの第1ピン孔33bと
支持ブラケット32とにわたって装着することにより、
ガードフレーム33を格納状態にした場合には、前記ロ
ックピン34を取付けブラケット33aの第2ピン孔3
3cに付け替えることにより、それぞれガードフレーム
33を使用状態または格納状態に固定できる。
【0043】要するに、田植機を倉庫に格納したり運搬
車に載せて搬送するとか、自走によって移動させるとか
の際、図4に示すように、左右の外側苗載せ台部分16
bを前記使用状態から前記格納状態に切り換えるととも
に前記ロック具53を作用させる。すると、苗載せ台1
6全体としての横幅を作業時よりも狭くでき、外側苗載
せ台部分16bを両支持具48,51に走行振動などで
ずれ動かないように固定できる。このとき、前記電線部
分57a,58aの前記屈曲による長さ融通のため、外
側苗載せ台部分16bが備える苗量検出スイッチ55お
よび方向指示器56に対する電線57,58を接続した
ままにしながら外側苗載せ台部分16bを格納状態に切
り換えられる。そして、図4に示すように、苗載せ台横
送りガイドレール18の左右の外側レール部分18b
も、左右のガードフレーム33も前記使用状態から格納
状態に切り換える。すると、苗植付装置10全体として
の横幅を作業時よりも狭くでき、苗植付装置10が運搬
車荷台から突出しないようにするなど必要な収容スペー
スを少なくすませて積み込みしたり格納したりできる。
また、苗植付装置10の横幅が狭くて運転しやすくな
る。
【0044】前記電線57,58は、リンク機構9と苗
植付装置10との間において図23に示す支持構造に基
づいて支持させてある。すなわち、電線57および58
に外嵌して両電線57,58を一つの電線群に纏めると
ともに保護するコルゲートチューブ59を、前記リンク
機構9によって機体前後方向の軸芯Xまわりでローリン
グ自在に支持される前記植付け機体に連結する植付側支
持部材71と、前記リンク機構9が支持するリンク側支
持部材72とに沿わせるとともに、植付側支持部材71
が支持する植付側クランプ73と、リンク側支持部材7
2が支持する第1リンク側クランプ74と第2リンク側
クランプ75のそれぞれに支持させてある。前記植付側
クランプ73と、第2リンク側クランプ75とはコルゲ
ートチューブ49を回動不能に固定する状態で支持する
ように構成してある。前記第1リンク側クランプ74
は、図24に示す如く構成するか、図25に示す如く構
成してある。
【0045】図24に示す第1リンク側クランプ74
は、コルゲートチューブ59の凹入部に相対回動自在に
外嵌する筒部材で成り、コルゲートチューブ59が自由
に回動することを許容しながらコルゲートチューブ59
の支持を行うように構成してある。図25に示す第1リ
ンク側クランプ74は、コルゲートチューブ59の凹入
部に相対回動自在に外嵌する鍔付き筒体76と、この鍔
付き筒体76の鍔間に相対回動自在に外嵌する環状スリ
ーブ77とを介してコルゲートチューブ59に外嵌する
筒部材で成り、鍔付き筒体76のコルゲートチューブ5
9に対する回動と環状スリーブ77のベアリング作用と
によってコルゲートチューブ59が円滑に自由に回動す
ることを許容しながらコルゲートチューブ59の支持を
行うように構成してある。
【0046】つまり、第1リンク側クランプ74ではコ
ルゲートチューブ59が自由に回動することにより、苗
植付装置10が軸芯Xまわりで自走機体に対してローリ
ングした際、コルゲートチューブ59は植付側クランプ
73と第2リンク側クランプ75との比較的長いクラン
プ間でねじれることになる。これにより、第1リンク側
クランプ74を他のクランプ73,75と同様にコルゲ
ートチューブ59を回動不能に支持する固定式に構成す
るに比し、コルゲートチューブ59のねじれによる疲労
破損を発生しにくくしながら苗植付装置10のローリン
グを可能にできる。
【0047】〔別実施形態〕前記苗量検出スイッチ5
5、方向指示器56とは異なるセンサーや電気部品を外
側苗載せ台部分16bに備えて実施する場合にも、本発
明は適用できる。したがって、これら苗量検出スイッチ
55、方向指示器56、センサーなどを総称して電気機
器と呼称する。
【0048】内側苗載せ台部分16cから分離させてこ
の内側苗載せ台部分16cと機体上下方向に重ねて格納
する外側苗載せ台部分16bとしては、上記実施形態の
如く一つだけの苗載せ部16aを備えるように構成する
他、二つの苗載せ部16aを備えるように構成して実施
する場合にも、本発明は適用できる。また、外側苗載せ
台部分16bを内側苗載せ台部分16cから切り離して
格納状態に切り換えるように構成する他、外側苗載せ台
部分16bを内側苗載せ台部分16cに対してリンク機
構などによって連結したたままで格納状態に切り換える
ように構成して実施する場合にも、本発明は適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機全体の側面図
【図2】苗植付装置の側面図
【図3】苗植付装置の使用状態での平面図
【図4】苗植付装置の格納状態での平面図
【図5】外側苗載せ台部分の使用状態での正面図
【図6】外側苗載せ台部分の格納状態での正面図
【図7】外側苗載せ台部分の分離状態を示す平面図
【図8】外側苗載せ台部分の分離状態を示す側面図
【図9】外側苗載せ台部分の格納状態での側面図
【図10】苗縦送り軸の連結と分離とを示す説明図
【図11】第4連結具の斜視図
【図12】第2連結具、第3連結具の説明図
【図13】第1連結具の説明図
【図14】第2支持具の側面図
【図15】第2支持具の正面図
【図16】ガードフレーム取付け部構造の斜視図
【図17】苗載せ台の配線構造の正面図
【図18】第1電線支持部の斜視図
【図19】第2電線支持部の斜視図
【図20】第2クランプの斜視図
【図21】第2クランプの断面図
【図22】苗載せ台横送りガイドレールの外側レール部
分の切り換え要領を示す説明図
【図23】コルゲートチューブの支持構造の斜視図
【図24】第1リンク側クランプの断面図
【図25】別実施形態を有する第1リンク側クランプの
断面図
【符号の説明】
15 苗植付機構 16 苗載せ台 16b 外側苗載せ台部分 16c 内側苗載せ台部分 55,56 電気機器 57,58 電線 57a,58a 電線の屈曲部分 59 保護チューブ 59b 保護チューブの折り返し部 59c,59d 保護チューブ部分 61 第1電線支持部 62 第2電線支持部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体横方向に並ぶ複数個の苗植付機構の
    苗植え運動に連動して機体横方向に往復移動しながら各
    苗植付機構に苗供給する苗載せ台のうちの横端部に位置
    する外側苗載せ台部分を、その他の内側苗載せ台部分と
    分割自在に形成するとともにこの内側苗載せ台部分と機
    体横方向に並んで内側苗載せ台部分の横端側に連結する
    使用状態と、内側苗載せ台部分と機体上下方向に重なる
    格納状態とに切り換え自在に構成してある田植機の苗植
    付装置であって、 前記外側苗載せ台部分に装備される電気機器に接続する
    電線に、外側苗載せ台部分の裏面側に沿って外側苗載せ
    台部分の縦方向に屈曲する屈曲線部分を備えさせるとと
    もに、この屈曲線部分の一端側を保持する第1電線支持
    部を前記外側苗載せ台部分に、前記屈曲線部分の他端側
    を保持する第2電線支持部を前記内側苗載せ台部分にそ
    れぞれ備えさせてある田植機の苗植付装置。
  2. 【請求項2】 前記屈曲線部分が前記外側苗載せ台部分
    の縦方向での上端側に向かって膨らむように屈曲してい
    る請求項1記載の田植機の苗植付装置。
  3. 【請求項3】 前記屈曲電線部分を外嵌する保護チュー
    ブを備えるとともに、この保護チューブを前記第1電線
    支持部をおよび前記第2電線支持部に支持させてある請
    求項1又は2記載の田植機の苗植付装置。
  4. 【請求項4】 前記保護チューブに折返し部を備えさ
    せ、この折返し部に入る手前側の保護チューブ部分と、
    前記折り返し部から出る保護チューブ部分とを纏めて前
    記第1電線支持部に支持させるように構成してある請求
    項3記載の田植機の苗植付装置。
  5. 【請求項5】 前記外側苗載せ台部分を、前記格納状態
    において前記内側苗載せ台部分に対してこれの苗載せ面
    側に重なるように構成してある請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の田植機の苗植付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017063717A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 井関農機株式会社 苗移植機
CN112753330A (zh) * 2021-01-23 2021-05-07 江苏大学 一种自动移栽机用移苗分散机构
CN112753330B (zh) * 2021-01-23 2024-05-31 江苏大学 一种自动移栽机用移苗分散机构

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JP2017063717A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 井関農機株式会社 苗移植機
CN112753330A (zh) * 2021-01-23 2021-05-07 江苏大学 一种自动移栽机用移苗分散机构
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