JPH10308954A - モニタの自己診断回路及びその方法 - Google Patents

モニタの自己診断回路及びその方法

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JPH10308954A
JPH10308954A JP8175534A JP17553496A JPH10308954A JP H10308954 A JPH10308954 A JP H10308954A JP 8175534 A JP8175534 A JP 8175534A JP 17553496 A JP17553496 A JP 17553496A JP H10308954 A JPH10308954 A JP H10308954A
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査回路が内蔵されたモニタの自己診断回路
及びその方法を提供する。 【解決手段】 ビデオプリアンプ及びPLL回路20
と、その回路に接続されたビデオメインアンプ回路30
の出力信号を整形して回路20にフィードバックする第
1信号整形部31と、コネクタ10から入力された水平
・垂直同期信号とCRTに印加される水平・垂直同期信
号とを比較して位相差を検出する水平発振及びPLL回
路50、垂直発振及びPLL回路70と、それらの回路
50、70にフィードバックする第2、3信号整形部6
1、81と、モニタ各部の回路に駆動電源を供給するS
MPS90の出力電圧を整形する第4信号整形部91
と、コネクタからの水平・垂直同期信号、各回路20、
50、70の出力利得情報及び位相差信号、第4信号整
形部を介するSMPSの出力電圧を受け取って、各回路
の異常有無を判別し、判別されたデータをコネクタから
外部へ伝送するマイクロプロセッサより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
(本明細書においては、モニタと総称する。)の検査回
路及び方法に係り、特にモニタに内蔵された検査回路に
より、モニタの各部分別に容易に検査を実施することが
できるモニタの自己診断回路及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CRT(陰極線管)などの画像表示部
と、その画像表示部を駆動する駆動回路などから構成さ
れるモニタは、生産及び出荷時、その他必要に応じて一
定の検査が必要とされる。
【0003】モニタを検査するための各種方法が従来よ
り知られている。例えば、モニタ自体が生成するセルフ
ラスタ(self raster)信号が表示された画面を見ながら
作業員がビデオ状態を検査する方法がある。あるいは、
モニタ内部のハードウェア状態を検査するために、外部
機器(例えば、オシロスコープや電圧/電流測定器な
ど)を用いる方法がある。
【0004】しかし、上記検査方法は、検査に比較的長
い時間を要し、また別途外部機器を接続しなければなら
ないなど、検査作業が煩雑であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来のモニタの検査作業の問題点鑑みてなされたもの
であり、その目的は、モニタに内蔵されたマイクロプロ
セッサにより、モニタ内部のハードウェア動作状態を各
部分別に検査して、この検査されたデータをコンピュー
タや外部機器に伝送することにより、その不良部位を容
易に認知できる自己診断機能を内蔵したモニタ回路を提
供することである。
【0006】本発明の他の目的は、モニタの動作を中央
制御するマイクロプロセッサに内蔵されたメモリ素子、
例えばROM、RAMやEEPROMなどの異常の有無
を検査して、この検査データをコンピュータや外部機器
に伝送することにより、その不良部位を容易に認知する
ことを可能にしたモニタの自己診断方法を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、CRT(40)と、外部機器よりコネク
タ(10)を介して入力されたR、G、Bビデオ信号、
水平同期信号、垂直同期信号に基づいてCRT(40)
を駆動する駆動回路を内蔵するモニタの自己診断回路に
おいて:コネクタ(10)を介して入力されるR、G、
Bビデオ信号とCRT(40)に印加されるR、G、B
ビデオ信号とを比較して位相差を検出し、検出された信
号を出力するビデオプリアンプ及びPLL回路(20)
と;ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)の出力端
に接続されたビデオメインアンプ回路(30)の出力信
号を整形してビデオプリアンプ及びPLL回路(20)
の入力端にフィードバックする第1信号整形部(31)
と;コネクタ(10)を介して入力される水平同期信号
とCRT(40)に印加される水平同期信号とを比較し
て位相差を検出し、検出された信号を出力する水平発振
及びPLL回路(50)と;水平発振及びPLL回路
(50)の出力端に接続された水平出力回路(60)の
出力信号を整形して、水平発振及びPLL回路(50)
にフィードバックする第2信号整形部(60)と;コネ
クタ(10)を介して入力される垂直同期信号とCRT
(40)に印加される垂直同期信号とを比較して位相差
を検出し、検出された信号を出力する垂直発振及びPL
L回路(70)と;垂直発振及びPLL回路(70)の
出力端に接続された垂直出力回路(80)の出力信号を
整形して、前記垂直発振及びPLL回路(70)にフィ
ードバックする第3信号整形部(81)と;モニタの各
駆動回路に駆動電源を供給する電源装置(90)から出
力される各電圧を整形する第4信号整形部(91)と;
ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)からの位相差
信号と、水平発振及びPLL回路(50)からの位相差
信号と、垂直発振及びPLL回路(70)からの位相差
信号と、第4信号整形部(91)を介して入力される電
源装置(90)の出力電圧とを受け取り、それらの信号
情報に基づいて、モニタの各回路の異常の有無を判別
し、判別されたデータをコネクタ(10)を通して外部
へ伝送するマイクロプロセッサ(100)と;から構成
されることを特徴としている。
【0008】なお、上記自己診断回路のマイクロプロセ
ッサ(100)は、ビデオプリアンプ及びPLL回路
(20)、水平発振及びPLL回路(50)、垂直発振
及びPLL回路(70)の出力利得を制御するようにフ
ォーマットされた信号を出力し、その信号に応じたビデ
オプリアンプ及びPLL回路(20)、水平発振及びP
LL回路(50)、垂直発振及びPLL回路(70)の
出力利得に関する情報を受け取り、それらの信号情報に
基づいて、モニタの各回路の異常の有無を判別し、判別
されたデータを前記コネクタを通して外部へ伝送するこ
とも可能である。
【0009】また、上記自己診断回路において、ビデオ
プリアンプ及びPLL回路(20)は、少なくとも三つ
以上の位相比較器(COM)を含むように構成され、水
平発振及び前記PLL回路(50)は少なくとも一つ以
上の位相比較器(COM)を含むように構成され、垂直
発振及びPLL回路(70)は少なくとも一つ以上の位
相比較器を含むように構成することが好ましい。。
【0010】また、マイクロプロセッサ(100)は、
ROM、RAM、EEPROMなどのメモリ素子とA/
Dコンバータを含むことが好ましく、さらにA/Dコン
バータは入出力装置(101、102)として構成する
ことができる。かかる構成により、マイクロプロセッサ
(100)は、A/Dコンバータまたは入出力装置を介
して、ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)、水平
発振及びPLL回路(50)、垂直発振及びPLL回路
(70)から出力される位相差信号、第4信号整形部
(91)から出力される電圧信号とを受け取ることが好
ましい。
【0011】また、ビデオプリアンプ及びPLL回路
(20)、水平発振及びPLL回路(50)、垂直発振
及びPLL回路(70)は、少なくとも一つ以上のA/
Dコンバータを内蔵し、出力利得をマイクロプロセッサ
に伝送するように構成することもできる。その際に、マ
イクロプロセッサは(100)、ビデオプリアンプ及び
PLL回路(20)、水平発振及びPLL回路(5
0)、垂直発振及びPLL回路(70)と、開始状態
(S)、縦続アドレス(S/A)、書込/読出ビット
(R/W)、第1応答信号(A1)、第1データ(DA
TA1)、第2応答信号(A2)、第2データ(DAT
A2)、データ(1)、停止状態(P)より構成された
フォーマットでデータを伝送するように構成することが
好ましい。
【0012】本発明にかかるモニタの自己診断回路は、
コンピュータの出力ケーブルと接続されるコネクタ(1
0)を介して入力されるR、G、Bビデオ信号出力が、
ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)とビデオメイ
ンアンプ回路(30)を介してCRT(40)に印加さ
れるように接続され;コネクタ(10)を介して入力さ
れる水平同期信号が、水平発振及びPLL回路(50)
と水平出力回路(60)を通してCRT(40)に印加
されるように接続され;コネクタ(10)を介して入力
される垂直同期信号が、垂直発振及びPLL回路(7
0)と垂直出力回路(80)を通してCRT(40)に
印加されるように接続され;電源装置(90)によりモ
ニタの回路の各部に応じた所定電圧を生成し、かかる電
圧をモニタ回路の各部に供給するように構成されたモニ
タ回路において:ビデオメインアンプ回路(30)の出
力信号を整形してビデオプリアンプ及びPLL回路(2
0)の入力端にフィードバックして、コネクタ(10)
を介して入力されるビデオ信号と比較する第1信号整形
部(31)と;水平出力回路(60)の出力信号を整形
して水平発振及びPLL回路(50)の入力端にフィー
ドバックして、コネクタ(10)を介して入力される水
平同期信号と比較する第2信号整形部(61)と;垂直
出力回路(80)の出力信号を整形して垂直発振及びP
LL回路(70)の入力端にフィードバックして、コネ
クタ(10)を介して入力される垂直同期信号と比較す
る第3信号整形部(81)と;電源装置(90)から出
力されるそれぞれの電圧を整形する第4信号整形部(9
1)と;ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)、水
平発振及びPLL回路(50)、垂直発振及びPLL回
路(70)それぞれに、出力利得に対する情報を要求
し、要求に対する出力利得情報を受け取るとともに、ビ
デオプリアンプ及びPLL回路(20)、水平発振及び
PLL回路(50)、垂直発振及びPLL回路(70)
から出力される位相比較信号を受け取り、それらの信号
情報に応じて、ビデオプリアンプ及びPLL回路(2
0)、水平発振及びPLL回路(50)、垂直発振及び
PLL回路(70)の異常の有無を判別し、第4信号整
形部(91)を通して入力される電源信号を検出し電源
装置(90)の異常の有無を判別し、これらの結果をコ
ネクタを(10)通して外部機器に伝送するマイクロプ
ロセッサ(100)と;から成ることを特徴としてい
る。
【0013】なお、上記自己診断回路において、マイク
ロプロセッサ(100)は、ROM、RAM、EEPR
OMなどのメモリ素子とA/Dコンバータを含むことが
好ましく、さらに、A/Dコンバータは入出力装置(1
01、102)から構成することができる。かかる構成
により、マイクロプロセッサ(100)は、A/Dコン
バータまたは入出力装置を介して、ビデオプリアンプ及
びPLL回路(20)、水平発振及びPLL回路(5
0)、垂直発振及びPLL回路(70)から出力される
位相差信号と、第4信号整形部(91)から出力される
電圧信号とを受け取ることが可能である。
【0014】さらに、マイクロプロセッサ(100)
は、ビデオプリアンプ及びPLL回路(20)、水平発
振及びPLL回路(50)、垂直発振及びPLL回路
(70)と、開始状態(S)、縦続アドレス(S/
A)、書込/読出ビット(R/W)、第1応答信号(A
1)、第1データ(DATA1)、第2応答信号(A
2)、第2データ(DATA2)、データ(1)、停止
状態(P)より構成されたフォーマットでデータを伝送
するように構成することが好ましい。
【0015】本発明のさらに別の構成は、モニタの動作
を中央制御するマイクロプロセッサ(100)に内蔵さ
れたROMの異常の有無を検査する制御方法において:
ROM領域の全てのアドレスに書き込まれたデータの合
計が特定値(例えば、“0”または“1”)となるよう
に設定する第1ステップと;ROMの第1アドレスから
アドレス数を増分して、アドレスが最終アドレスとなる
までアドレスに書き込まれたデータを累算し合計値を求
める第2ステップと;求められたたデータの合計値が初
期値に設定した特定値か否かを判定して、その合計値が
特定値である場合には、ROMの領域は正常であると判
断し、かかる結果を示すデータをコネクタ(10)を通
して外部に伝送し、その合計値が特定値でない場合に
は、ROMの領域は異常であると判断し、かかる結果を
示すデータをコネクタ(10)を通して外部へ伝送する
第3ステップと;から成ることを特徴としている。
【0016】本発明のさら別な構成は、モニタの動作を
中央制御するマイクロプロセッサ(100)に内蔵され
たRAMまたはEEPROMの異常の有無を検査する制
御方法において:使用可能なRAMまたはEEPROM
のアドレスに任意のデータを書き込むとともに、その書
き込まれたデータを読み出して、両データを互いに比較
する第1ステップと;その両データが等しければ、RA
MまたはEEPROMのアドレスが最終アドレスとなる
まで増分して第1ステップを反復する第2ステップと;
第2ステップが完了するまで、比較された両データ値が
等しければ、RAMまたはEEPROMの領域は良好で
あると判別して、RAMまたはEEPROM領域は正常
であるとの判別信号を外部に出力する第3ステップと;
第1、第2ステップで比較された両データ値が相違する
場合は、RAMまたはEEPROM領域には異常がある
と判断して、RAMまたはEEPROM領域は不良であ
るとの判別データを外部へ出力する第4ステップと;を
から成ることを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら、
本発明に基づいて構成されたモニタの自己診断回路及び
その方法の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の一形態にかかるモ
ニタの自己診断回路のブロック図であり、コンピュータ
の出力ケーブルに接続されるコネクタ10を介して入力
されるR、G、Bビデオ信号の出力端は、ビデオプリア
ンプ及びPLL回路20の入力端に接続され、ビデオプ
リアンプ及びPLL回路20の出力端はビデオメインア
ンプ30の入力端に接続され、さらにビデオメインアン
プ回路30の出力端がCRT40に接続されて、CRT
40に所定のビデオ信号を印加する。
【0019】コネクタ10を通して入力される水平同期
信号HSYNCは、水平発振及びPLL回路50の入力
端に接続され、水平発振及びPLL回路50の出力端が
水平出力回路60の入力端に接続され、水平出力回路6
0の出力端がCRT40に接続されて、CRT40に所
定の水平同期信号HSYNCを印加する。コネクタ10
を通して入力される垂直同期信号VSYNCは、垂直発
振及びPLL回路70の入力端に接続され、垂直発振及
びPLL回路70の出力端が垂直出力回路80の入力端
に接続され、垂直出力回路80の出力端がCRT40に
接続されて、CRT40に所定の垂直同期信号VSYN
Cを印加する。
【0020】モニタに入力される駆動電源ACは、スイ
ッチングモード電源装置(以下、SMPSと称する。)
90を通して、所定の電圧(5V、12V、80Vな
ど)を生成しモニタの各部に供給する。
【0021】このように構成される通常のモニタ制御回
路において、本発明は、ビデオメインアンプ回路30の
出力信号を整形してビデオプリアンプ及びPLL回路2
0の入力端にフィードバックしてコネクタ10を通して
入力されるR、G、Bビデオ信号と比較する第1信号整
形部31と、水平出力回路60の出力信号を整形して水
平発振及びPLL回路50の入力端にフィードバックし
てコネクタ10を通して入力される水平同期信号HSY
NCと比較する第2信号整形部61と、垂直出力回路8
0の出力信号を整形して垂直発振及びPLL回路70の
入力端にフィードバックしてコネクタ10を通して入力
される垂直同期信号VSYNCと比較する第3信号整形
部81と、SMPS90からモニタの各部に出力される
各電圧を整形する第4信号整形部91と、コネクタ10
を通して入力される水平同期信号HSYNC及び垂直同
期信号VSYNCが印加されるように接続されるととも
に、ビデオプリアンプ及びPLL回路20、水平発振及
びPLL回路50、垂直発振及びPLL回路70のそれ
ぞれの出力利得に関するデータを受け取り、また前記各
回路20、50、70から出力される位相比較信号を受
け取ることで、前記各回路20、50、70の異常の有
無を判別し、この結果を前記コネクタ10を通して外部
機器へ伝送するマイクロプロセッサ100と、から主に
構成されている。
【0022】ビデオプリアンプ及びPLL回路20、水
平発振及びPLL回路50、垂直発振及びPLL回路7
0の各位相差信号出力端PDは、マイクロプロセッサ1
00のA/D(アナログ/ディジタル)コンバータ10
1に接続され、第4信号整形部91を通して入力される
SMPS90の出力電圧は、マイクロプロセッサ100
のA/Dコンバータ102に接続される。ここで、各A
/Dコンバータ101、102は、入出力装置として構
成することができる。
【0023】マイクロプロセッサ100は、ビデオプリ
アンプ及びPLL回路20、水平発振及びPLL回路5
0、垂直発振及びPLL回路70から情報を受け取った
り、コネクタ10を通してコンピュータや外部機器に情
報を伝送するために、所定の通信用プロトコル信号I2
Cを用いる。
【0024】また、ビデオプリアンプ及びPLL回路2
0、水平発振及びPLL回路50、垂直発振及びPLL
回路70は、A/D(アナログ/ディジタル)コンバー
タを少なくとも一つ以上は内蔵するように構成されてお
り、従って、各回路20、50、70の出力利得など
は、マイクロプロセッサ100を介して制御することが
可能である。すなわち、マイクロプロセッサ100は、
各回路20、50、70の出力利得を制御する信号を伝
送し、各回路20、50、70は、マイクロプロセッサ
100の制御(要求)に応答して、自分の出力利得に関
するデータをマイクロプロセッサ100に伝送する。な
お、マイクロプロセッサ100と回路20、50、70
との間の伝送線は入出力用の二本の線から構成すること
が好ましい。
【0025】マイクロプロセッサ100内部には、図示
していないが、本実施の形態を実施するための所定のプ
ログラムが格納されたROMと、各種のデータを適宜に
格納及び読み出しを行うRAMと、データを一時的に、
場合によっては長期間格納するためのEEPROMなど
のメモリ素子が設けられている。
【0026】また、ビデオプリアンプ及びPLL回路2
0、水平発振及びPLL回路50、垂直発振及びPLL
回路70は、二つの信号の位相を比較する図2に示すよ
うな位相比較器COMを少なくとも一つ以上含んでい
る。すなわち、コネクタ10を通して入力される信号A
(例えば、R、G、B信号、水平同期信号、垂直同期信
号)と、第1、2、3信号整形部31、61、81を介
してフィードバックされる各信号Bとは、各回路20、
50、70の位相比較器COMに入力される。そして、
位相比較器COMは、二つの信号A、Bを比較して、そ
の位相差信号Cを出力端PCに出力するように構成され
る。
【0027】なお、図3は、図2に示す位相比較器CO
Mの入出力状態を示した図であり、信号Aの入力と信号
Bの入力が位相比較器COMに入力されることにより、
位相比較器COMの出力端PDに、信号Cで示すような
位相差信号が出力される。
【0028】図4は、ビデオプリアンプ及びPLL回路
20、水平発振及びPLL回路50、垂直発振及びPL
L回路70のデータを受け取るマイクロプロセッサ10
0のデータ伝送のフォーマットの一例を示したもので、
開始状態(S)、連続アドレス(S/A)、書込/読出
ビット(R/W)、第1応答信号(A1)、第1データ
(DATA1)、第2応答信号(A2)、第2データ
(DATA2)、データ(1)、停止状態(P)より構
成され、マイクロプロセッサ100は、各回路20、5
0、70に所定のデータを送り、その伝送データに対す
る応答信号を受け取り、その応答信号から各回路20、
50、70の異常有無を判断する。
【0029】図5は、マイクロプロセッサ100に内蔵
された本実施の形態にかかるROMテスト時の検査方法
を示す手順である。
【0030】本実施の形態によれば、ROM領域が正常
であれば、使用可能な全体ROMアドレスに書き込まれ
たデータの合計が“0”となるように設定されており、
一番目のアドレスから最終アドレスまで全てのデータを
合算して、その結果が1バイト“0”となるか否かを判
別することで、ROM領域の異常の有無を判断する。こ
こで、ROMの領域の中に一部でも異常が存在すれば、
マイクロプロセッサ100の正常動作は保障されない。
【0031】図示したように、ステップS1では、オフ
セットアドレス、累算器(以下、ACCと称する。)、
チェック合計データを0アドレスまたは“0”にセット
する。次いで、ステップS2では、ACCにオフセット
アドレスのデータを代入する。さらに、ステップS3で
は、チェック合計データにACCのデータと以前のチェ
ック合計データとを加算して代入する。そして、ステッ
プS4では、オフセットアドレスがROMの最終アドレ
スか否かを判断する。
【0032】ステップS4において、オフセットアドレ
スがRAMの最後アドレスでないと判断された場合に
は、ステップS5に進み、オフセットアドレスを増分
し、ACCにオフセットアドレスのデータを代入するス
テップS2に戻る。これに対して、ステップS4におい
て、オフセットアドレスがRAMの最終アドレスである
と判断された場合には、ステップS6に進み、チェック
合計が“0”か否かを判断する。
【0033】ステップS6において、チェック合計が
“0”であると判断された場合には、ステップS7に進
み、ROMの領域は正常であると判断して、その結果を
示す判別信号をコネクタ10を通して外部に伝送する。
これに対して、ステップS6において、チェック合計が
“0”でないと判断された場合には、ステップS8に進
み、ROMの領域に異常が存在すると判断し、その結果
を示す判別信号データをコネクタ10を通して外部に伝
送する。
【0034】図6は、本実施の形態にかかるマイクロプ
ロセッサ100に内蔵されたRAMまたはEEPROM
テスト時の検査方法を示す流れ図である。
【0035】ここで、RAMの領域は、各種データを臨
時に格納したり読み出したりする部分で、この部分が不
良であれば、マイクロプロセッサ100の動作に異常が
生じる。一方、EEPROMの領域は、一時的に、場合
によっては長期間にわたりデータを保管する領域である
が、この部分が不良の場合にも、やはりRAM不良の場
合と同様に、マイクロプロセッサ100の動作に以上が
生じる。
【0036】従って、本実施の形態によれば、使用可能
なRAM及びEEPROMの領域に臨時データを書き込
み、この書き込まれたデータを再び読み出して、書き込
み時のデータと比較判別して、RAMまたはEEPRO
Mの領域における異常の有無を判断する。
【0037】図示した通り、ステップT1では、オフセ
ットアドレス及びACCを0アドレス及び“0”とセッ
トし、データバッファに所定のデータを設定する。次い
で、ステップT2では、オフセットアドレスにデータバ
ッファに設定されたデータを書き込み、さらに、ステッ
プT3では、ACCにオフセットアドレスのデータを読
み出す。そして、ステップT4では、ACCのデータが
データバッファのデータと等しいか否かを判断する。
【0038】ステップT4において、ACCのデータが
データバッファのデータと等しいと判断された場合に
は、ステップT5に進み、現在のオフセットアドレスが
RAMまたはEEPROMの最終アドレスか否かを判断
する。そして、ステップT5において、オフセットアド
レスが最終アドレスでないと判断された場合には、ステ
ップT6において、オフセットアドレスを増分し、ステ
ップT2からの処理を再び行う。これに対して、ステッ
プT5において、オフセットアドレスがRAMまたはE
EPROMの最終アドレスであると判断された場合に
は、RAMまたはEEPROMの領域は正常だと判断し
て、ステップT7において、その結果を示す判別信号デ
ータをコネクタ10を通して外部に伝送する。
【0039】一方、ステップT4において、ACCのデ
ータとデータバッファのデータとが相違すると判断され
た場合には、RAMまたはEEPROMの領域に異常が
存在すると判断し、ステップT8において、その結果を
示す判別信号データをコネクタ10を通して外部に伝送
する。
【0040】次に、上記のように構成された本発明の作
用について、図1〜図5を参照しながら説明する。
【0041】本発明は、モニタ内部の回路、すなわちマ
イクロプロセッサ100に内蔵されたROM及びRAM
(EEPROM)と、ビデオ回路、水平・垂直回路、電
源回路などを順次自己検査して、その結果に関する情報
を外部に備えられた別途の機器に伝送しようとするもの
である。
【0042】まずマイクロプロセッサ100に内蔵され
たROM領域の良否を自己検査する場合について説明す
ると、使用可能なROMの全てのアドレスに書き込まれ
たデータの合計が“0”となるようにプログラムする。
そして、ROMの一番目のアドレスからアドレス数を増
分して、アドレスが最終アドレスとなるまでアドレスに
書き込まれたデータを累積して合計値を算出する(ステ
ップS1〜S5)。上記のようにして累積された合計値
が、初期値として設定された“0”となれば、ROM領
域には異常がないと判断できるので、マイクロプロセッ
サ100は、所定のプロトコル信号I2Cを介して外部
装置にROM領域は正常であるとの判別信号を出力する
(ステップS6、S7)。これに対して、累積された合
計値が、初期値として設定された“0”とならなけれ
ば、ROM領域には異常が存在すると判断できるので、
マイクロプロセッサ100は、ROM領域は異常である
との判別信号を出力する(ステップS6、S8)。その
際、通信プロトコルI2Cを通して出力される信号は、
コネクタ10を介して外部に接続されたコンピュータや
その他の機器に伝送され、かかる機器はROMの検査現
況を外部に知らせることができる。
【0043】次に、マイクロプロセッサ100に内蔵さ
れたRAMまたはEEPROM領域の良否を自己検査す
る場合について説明すると、使用可能なRAM(EEP
ROM)のアドレスに臨時のデータを書き込み、書き込
まれたデータを読み出して、両者のデータを互いに比較
する(T1〜T4ステップ)。ここで、両者のデータが
等しければ、RAM(EEPROM)のアドレスが最終
アドレスとなるまで増分され、図6に示すステップT2
〜T4が実行され、その両者のデータ値が等しければ、
RAM(EEPROM)の領域には異常なしと判断でき
るので、マイクロプロセッサ100は、RAM(EEP
ROM)領域は正常であるとの所定の判別信号を出力す
る(ステップT5〜T7)。一方、RAM(EEPRO
M)のアドレスを増分しながら最終アドレスまで進む途
中で、書き込みデータと読み出したデータが相違する場
合は、RAM(EEPROM)領域には異常があると判
断できるので、マイクロプロセッサ100は、RAM
(EEPROM)領域は異常であるとの判別データを出
力する(ステップT4、T8)。このようにして、コネ
クタ10を通して出力される信号は外部に接続されたコ
ンピュータやその他の機器に伝送され、かかる機器はR
AM及びEEPROMの検査現況を外部に知らせること
ができる。
【0044】次に、ビデオ信号出力回路の自己検査の手
順について説明すると、マイクロプロセッサ100は、
ビデオ信号出力回路の異常有無を検査する際には、ビデ
オプリアンプ及びPLL回路20の出力利得(R、G、
B利得)を制御することが可能な図4に示すようなフォ
ーマットの伝送信号をビデオプリアンプ及びPLL回路
20に出力する。かかる信号により、R、G、Bビデオ
信号の利得が制御され、ビデオプリアンプ及びPLL回
路20からの応答信号がマイクロプロセッサ100に返
送される。マイクロプロセッサ100は、この応答信号
に基づいて、ビデオプリアンプ及びPLL回路20の異
常の有無を判断し、判別された信号はコネクタ10を通
して外部機器に伝送される。
【0045】次に、マイクロプロセッサ100は、水平
出力回路の異常有無を検査する場合について説明する
と、水平発振及びPLL回路50に対して、図4に示す
ようなフォーマットを有する伝送信号を出力する。かか
る信号により、水平発振及びPLL回路50の水平出力
信号の利得が制御され、水平発振及びPLL回路50か
らの応答信号がマイクロプロセッサ100に返送され、
マイクロプロセッサ100は、この応答信号に基づい
て、水平発振及びPLL回路50の異常の有無を判断
し、判別された信号はコネクタ10を通して外部機器に
伝送される。
【0046】次に、マイクロプロセッサ100は、垂直
出力回路の異常有無を検査する場合について説明する
と、垂直発振及びPLL回路70に対して、図4に示す
ようなフォーマットを有する伝送信号を出力する。かか
る信号により、垂直発振及びPLL回路70の垂直出力
信号の利得が制御され、垂直発振及びPLL回路70か
らの応答信号がマイクロプロセッサ100に返送され、
マイクロプロセッサ100は、この応答信号に基づい
て、垂直発振及びPLL回路の異常の有無を判断し、判
別された信号はコネクタ10を通して外部機器に伝送さ
れる。
【0047】さらに、本実施の形態によれば、ビデオア
ンプ回路30から出力されるR、G、Bビデオ信号は信
号整形部31を介してビデオプリアンプ及びPLL回路
20の入力端にフィードバックされる。かかる信号は、
コネクタ10を通して入力されるR、G、Bビデオ信号
と、ビデオプリアンプ及びPLL回路20に内蔵された
少なくとも三つの位相比較器COMにより比較され、そ
の結果検出された位相差信号は出力端PDを介して、図
2に示すように、マイクロプロセッサ100の入出力装
置101に入力される。かかる構成により、マイクロプ
ロセッサ100は、入力される位相差信号を通してビデ
オプリアンプ及びPLL回路20とビデオメインアンプ
回路30を含むビデオ回路の異常有無を判断し、該当す
るデータをコネクタ10を通して外部に伝送する。
【0048】また、本実施の形態によれば、水平出力回
路60から出力される水平信号は、信号整形部61を介
して水平発振及びPLL回路50の入力端にフィードバ
ックされる。かかる信号は、コネクタ10を通して入力
される水平同期信号HSYNCと、水平発振及びPLL
回路50に内蔵された位相比較器COMにより比較さ
れ、その結果検出された位相差信号は、出力端PDを介
してマイクロプロセッサ100の入出力装置101に入
力される。かかる構成により、マイクロプロセッサ10
0は、入力された位相差信号により、水平発振及びPL
L回路50と水平出力回路60を含む水平回路の異常の
有無を判断し、該当するデータをコネクタ10を通して
外部に伝送する。
【0049】また、本実施の形態によれば、垂直出力回
路80から出力される垂直信号は、信号整形部81を介
して垂直発振及びPLL回路70の入力端にフィードバ
ックされる。かかる信号は、コネクタ10を通して入力
される垂直同期信号VSYNCと、垂直発振及びPLL
回路70に内蔵された位相比較器COMにより比較さ
れ、その結果検出された位相差信号は、出力端PDを介
してマイクロプロセッサ100の入出力装置101に入
力される。かかる構成により、マイクロプロセッサ10
0は、入力された位相差信号により、垂直発振及びPL
L回路70と垂直出力回路80を含む垂直回路の異常の
有無を判断し、該当するデータをコネクタ10を通して
外部へ伝送する。
【0050】また、マイクロプロセッサ100は、SM
PS90の異常の有無を判別するため、SMPS90の
出力端から生成される各電圧を信号整形部91を介して
所定電圧に減圧した後、入出力装置102に入力し、そ
の値を判別する。ここで、入力電圧のうちいずれか一つ
でも異常(定格電圧でないこと)が発見されれば、SM
PS90に異常が生じたと判断して、判別信号データを
コネクタ10を通して外部に伝送し、それによってSM
PS90の異常の有無をチェックできる。
【0051】以上、添付図面を参照しながら本発明の実
施の一形態にかかるモニタの自己診断回路及びその方法
について説明したが、本発明はかかる例に限定されるも
のではない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載さ
れた技術的思想の範疇内において各種の変更例や修正例
に想到し得ることは明らかであり、それらについても、
当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明はモニタを構
成するCRTとその駆動回路の動作テストを、モニタ自
体に内蔵された回路を通して簡単に実施することがで
き、また検査によって判明した異常有無に関するデータ
を外部のコンピュータや外部機器を通じて確認し、その
異常部位を正確に把握することができるのみならず、前
記検査結果を長時間保存することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自己診断機能の内蔵されたモニタ
回路の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明による二つの信号の位相差を検出する回
路の一例を示すブロック図である。
【図3】図2に示す位相差検出回路の入出力波形図であ
る。
【図4】本発明による所定のデータ伝送におけるフォー
マット構成の一例を示す説明図である。
【図5】本発明によるROMテスト時の検査方法の一例
を示す流れ図である。
【図6】本発明によるRAMまたはEEPROMテスト
時の検査方法の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 20 ビデオプリアンプ及びPLL回路 30 ビデオメインアンプ回路 31 第1信号整形部 40 CRT 50 水平発振及びPLL回路 60 水平出力回路 70 垂直発振及びPLL回路 80 垂直出力回路 81 第2信号整形部 90 スイッチングモード電源装置 91 第4信号整形部 100 マイクロプロセッサ 101 A/Dコンバータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRTと、外部機器よりコネクタを介し
    て入力されたR、G、Bビデオ信号、水平同期信号、垂
    直同期信号に基づいてCRTを駆動する駆動回路を内蔵
    するモニタの自己診断回路において:前記コネクタを介
    して入力されるR、G、Bビデオ信号とCRTに印加さ
    れるR、G、Bビデオ信号とを比較して位相差を検出
    し、検出された信号を出力するビデオプリアンプ及びP
    LL回路と;前記ビデオプリアンプ及びPLL回路の出
    力端に接続されたビデオメインアンプ回路の出力信号を
    整形して前記ビデオプリアンプ及びPLL回路の入力端
    にフィードバックする第1信号整形部と;前記コネクタ
    を介して入力される水平同期信号とCRTに印加される
    水平同期信号とを比較して位相差を検出し、検出された
    信号を出力する水平発振及びPLL回路と;前記水平発
    振及びPLL回路の出力端に接続された水平出力回路の
    出力信号を整形して、前記水平発振及びPLL回路にフ
    ィードバックする第2信号整形部と;前記コネクタを介
    して入力される垂直同期信号とCRTに印加される垂直
    同期信号とを比較して位相差を検出し、検出された信号
    を出力する垂直発振及びPLL回路と;前記垂直発振及
    びPLL回路の出力端に接続された垂直出力回路の出力
    信号を整形して、前記垂直発振及びPLL回路にフィー
    ドバックする第3信号整形部と;前記モニタの各駆動回
    路に駆動電源を供給する電源装置から出力される各電圧
    を整形する第4信号整形部と;前記ビデオプリアンプ及
    びPLL回路からの位相差信号と、前記水平発振及びP
    LL回路からの位相差信号と、前記垂直発振及びPLL
    回路からの位相差信号と、前記第4信号整形部を介して
    入力される前記電源装置の出力電圧とを受け取り、それ
    らの信号情報に基づいて、モニタの各回路の異常の有無
    を判別し、判別されたデータを前記コネクタを通して外
    部へ伝送するマイクロプロセッサと;から構成されるこ
    とを特徴とするモニタの自己診断回路。
  2. 【請求項2】 さらに、前記マイクロプロセッサは、前
    記ビデオプリアンプ及びPLL回路、前記水平発振及び
    PLL回路、前記垂直発振及びPLL回路の出力利得を
    制御するようにフォーマットされた信号を出力し、その
    信号に応じた前記ビデオプリアンプ及びPLL回路、前
    記水平発振及びPLL回路、前記垂直発振及びPLL回
    路の出力利得に関する情報を受け取り、それらの信号情
    報に基づいて、モニタの各回路の異常の有無を判別し、
    判別されたデータを前記コネクタを通して外部へ伝送す
    ることが可能であることを特徴とする、請求項1に記載
    のモニタの自己診断回路。
  3. 【請求項3】 コンピュータの出力ケーブルと接続され
    るコネクタを介して入力されるR、G、Bビデオ信号出
    力が、ビデオプリアンプ及びPLL回路とビデオメイン
    アンプ回路を通してCRTに印加されるように接続さ
    れ;前記コネクタを介して入力される水平同期信号が、
    水平発振及びPLL回路と水平出力回路を通して前記C
    RTに印加されるように接続され;前記コネクタを介し
    て入力される垂直同期信号が、垂直発振及びPLL回路
    と垂直出力回路を通して前記CRTに印加されるように
    接続され;電源装置によりモニタの回路の各部に応じた
    所定電圧を生成し、かかる電圧をモニタ回路の各部に供
    給するように構成されたモニタ回路において:前記ビデ
    オメインアンプ回路の出力信号を整形して前記ビデオプ
    リアンプ及びPLL回路の入力端にフィードバックし
    て、前記コネクタを介して入力されるビデオ信号と比較
    する第1信号整形部と;前記水平出力回路の出力信号を
    整形して前記水平発振及びPLL回路の入力端にフィー
    ドバックして、前記コネクタを介して入力される前記水
    平同期信号と比較する第2信号整形部と;前記垂直出力
    回路の出力信号を整形して前記垂直発振及びPLL回路
    の入力端にフィードバックして、前記コネクタを介して
    入力される前記垂直同期信号と比較する第3信号整形部
    と;前記電源装置から出力されるそれぞれの電圧を整形
    する第4信号整形部と;前記ビデオプリアンプ及びPL
    L回路、前記水平発振及びPLL回路、前記垂直発振及
    びPLL回路それぞれに、出力利得に対する情報を要求
    し、前記要求に対する出力利得情報を受け取るととも
    に、前記ビデオプリアンプ及びPLL回路、前記水平発
    振及びPLL回路、前記垂直発振及びPLL回路から出
    力される位相比較信号を受け取り、それらの信号情報に
    応じて、前記ビデオプリアンプ及びPLL回路、前記水
    平発振及びPLL回路、前記垂直発振及びPLL回路の
    異常の有無を判別し、前記第4信号整形部を通して入力
    される電源信号を検出し電源装置の異常の有無を判別
    し、これらの結果を前記コネクタを通して外部機器に伝
    送するマイクロプロセッサと;から成ることを特徴とす
    る、モニタの自己診断回路。
  4. 【請求項4】 モニタの動作を中央制御するマイクロプ
    ロセッサに内蔵されたROMの異常の有無を検査する制
    御方法において:前記ROM領域の全てのアドレスに書
    き込まれたデータの合計が特定値となるように設定する
    第1ステップと;前記ROMの第1アドレスからアドレ
    ス数を増分して、前記アドレスが最終アドレスとなるま
    で前記アドレスに書き込まれたデータを累算し合計値を
    求める第2ステップと;求められたたデータの前記合計
    値が初期値に設定した特定値か否かを判定して、前記合
    計値が特定値である場合には、前記ROMの領域は正常
    であると判断し、かかる結果を示すデータを前記コネク
    タを通して外部に伝送し、前記合計値が特定値でない場
    合には、前記ROMの領域は異常であると判断し、かか
    る結果を示すデータを前記コネクタを通して外部へ伝送
    する第3ステップと;から成ることを特徴とする、モニ
    タの自己診断方法。
  5. 【請求項5】 モニタの動作を中央制御するマイクロプ
    ロセッサに内蔵されたRAMまたはEEPROMの異常
    の有無を検査する制御方法において:使用可能な前記R
    AMまたは前記EEPROMのアドレスに任意のデータ
    を書き込むとともに、その書き込まれたデータを読み出
    して、両データを互いに比較する第1ステップと;前記
    両データが等しければ、前記RAMまたは前記EEPR
    OMのアドレスが最終アドレスとなるまで増分して第1
    ステップを反復する第2ステップと;前記第2ステップ
    が完了するまで、比較された両データ値が等しければ、
    前記RAMまたは前記EEPROMの領域は良好である
    と判別して、前記RAMまたは前記EEPROM領域は
    正常であるとの判別信号を外部に出力する第3ステップ
    と;前記第1、第2ステップで比較された両データ値が
    相違する場合は、前記RAMまたは前記EEPROM領
    域には異常があると判断して、前記RAMまたは前記E
    EPROM領域は不良であるとの判別データを外部へ出
    力する第4ステップと;をから成ることを特徴とするモ
    ニタの自己診断方法。
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