JP3566546B2 - 画像の品質異常検出方法および装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は画像の品質異常検出方法および装置に関し、特に映像機器によって再生された画像、あるいは通信回線を提供されている画像等の品質異常を検出する品質異常検出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビ画像の提供あるいはその伝送を業としている者等にとっては、高品質の画像を需要者に届ける義務がある。テレビ画像の提供者、例えば放送局等では、録画された画像を再生して放送することがよくあるが、このような場合には、再生された画像の品質に異常が出ていないかどうか常にモニタする必要がある。また、テレビ画像の伝送をする通信事業者は、通信路の異常等で画像の品質に異常が出ていないかどうか常にモニタする必要がある。
【0003】
そこで、従来は、モニタ装置に提供中の画像を映し出し、担当者がこの映し出された画像を常に監視して、画像の品質異常を検出し、異常が検出されると、予備の映像機器に切り替えて再生したり、あるいは予備の回線に切り替えて伝送するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した画像の品質異常の検出の仕方では、担当者にかかる精神的、肉体的負担が大きく、また品質異常の検出に個人差が出るという問題、また経済的な面で不利であるという問題があった。また、人を使わずに、機械的に品質異常を検出する方法が研究されているが、実使用できる品質異常検出装置はまだ提案されていない。
【0005】
本発明の目的は、前記した従来技術に鑑みてなされたものであり、テレビ信号をディジタル的に分析して、画像の品質異常を検出できる品質異常検出方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、画像の品質異常検出方法であって、ディジタル化された映像信号を複数のブロックに分割し、該分割されたブロック単位の原信号から交流成分の電力和が一定となるように正規化し、該正規化したデータを基に電力スペクトルを求め、該電力スペクトルの近似直線と該電力スペクトルとから揺らぎ量を求め、少くとも前記ブロックの信号の分散と、前記近似直線の係数と、前記電力スペクトルの揺らぎ量とから、画像の品質異常を検出するようにした点に特徴がある。
【0007】
また、画像の品質異常検出装置であって、ディジタル化された輝度信号と色信号とを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された輝度信号と色信号をブロックに分割し、各ブロックの分散値を求める分散値演算手段と、該分散値演算手段で求められた分散値を基に、分散一定の正規化信号を得る正規化手段と、該正規化手段から出力された前記正規化信号から該ブロック内の平均の自己相関関数を求め、該自己相関関数を負側へ折返し、所定区間での平均の自己相関関数を0またはほぼ0にする自己相関関数補正処理手段と、該自己相関関数補正処理手段で得られた自己相関関数をフーリエ変換して、電力スペクトルを求め、該電力スペクトルを直線近似する電力スペクトル直線近似手段と、該電力スペクトルの前記近似直線からの揺らぎ量を求める揺らぎ量演算手段と、前記分散値演算手段で求められた分散値、前記電力スペクトル直線近似手段で求められた近似直線の係数、および前記揺らぎ量演算手段で求められた揺らぎ量により、画像の異常判定を行うようにした点に特徴がある。
【0008】
この発明によれば、画像の異常判定を、リアルタイムに、人を使わずに、機械的に、かつ精度良く行うことができるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
図示されているように、本実施形態は、画像情報の入力部1と、該入力部1から入力してきた画像情報を記憶するメモリ部2と、該メモリ部2に記憶された画像情報の波形を解析する波形解析部3と、該波形解析部3から出力された解析結果を基に波形の揺らぎを計測する1/f揺らぎ計測部4(f:周波数)と、画像情報の品質を判定する異常判定部5と、統計処理部6とから構成されている。
【0010】
前記入力部1は、次の(1) 〜(4) の4種類の入出力インタフェースを有している。(1) Rec.601 コンポーネントアナログ入力、(2) D1シリアル入力(ディジタル信号入力)、(3) NTSC信号入力、(4) D2シリアル入力(ディジタル信号入力)。
【0011】
前記(1) のRec.601 コンポーネントアナログ入力はアナログ信号であるので、A/D変換器11、12でディジタル信号に変換される。(2) のD1シリアル入力はディジタルのコンポーネント信号である。(3) 、(4) の信号はコンポジット信号であるので、Y/C分離回路でY(輝度)信号とC(色差)信号とに分離される。この入力部1は既知であるので、詳細な説明は省略する。
【0012】
該入力部1から出力されたディジタルの画像信号は、メモリ部2のYメモリ21と、Cメモリ22に記憶される。該Yメモリ21とCメモリ22は、例えばフィールドメモリであり、読み出しと書込みが同時にできるように、それぞれ複数個のフィールドメモリから構成されている。なお、前記Yメモリ21には輝度信号が、Cメモリには色差信号が記憶される。
【0013】
一具体例として、コンポーネント信号に対しては、Yメモリは720画素×480ライン、二つの色差信号に対するメモリは、各々、360画素×480ラインの容量のものを用いることができ、コンポジット信号に対しては、Yメモリは768画素×480ライン、二つの色差信号に対するCメモリは、各々、384画素×480ラインの容量のものを用いることができる。なお、該Yメモリ21に記憶された輝度信号と、Cメモリに記憶された色差信号は、例えばモニタ装置に送られて、可視像化することができる。
【0014】
メモリ部2に記憶された画像データは波形解析部3に送られる。該波形解析部3はブロック分割部31、34、ブロック特性計算部32、35、平均値分離・正規化部33、36から構成されている。前記ブロック分割部31、34は、それぞれ、輝度信号、色差信号を、図2に示されているように、k画素×nライン、例えば8画素×8ライン、16画素×8ライン等のブロックに分割する。ブロック特性計算部32、35は、該ブロックの特性である平均値mと分散σ2 を、下記の(1) 、(2) 式により計算する。
【0015】
【数1】
ここに、x(k,n)は画素の信号値の振幅を示す。
【0016】
輝度信号の平均値分離・正規化部33には、前記Yメモリ21に蓄積されている輝度信号データと、前記ブロック特性計算部32で求められたブロックの平均値my と分散σ2 y が送られる。一方、色差信号の平均値分離・正規化部36には、前記Cメモリ22に蓄積されている色差信号データと、前記ブロック特性計算部35で求められたブロックの平均値mc と分散σ2 c が送られる。
【0017】
前記平均値分離・正規化部33では、Yメモリ21から入力される画素x(k,n)を下記の(3) 式により、平均値分離・正規化する。
【0018】
【数2】
X(k,n)=( X(k,n)−m)・σ0/σ ・・・(3)
ここに、σ0は、予め定められた標準偏差であり、本装置の外部から与えることができる。
【0019】
この平均値分離・正規化部33の働きを、図3、図4を参照して、具体例で説明する。いま、Yメモリ21から入力される画像が例えば青空のように平坦な画面であったとすると、画像信号xの時間変化は図3(a) のように小さな変化となっている。また、例えば青空を背景として木が立っている画像のように、画像xの輝度が急激に変化するエッジ部では、画像信号xの時間変化は同図(b) のようになっている。さらに、例えば森や髪の毛の画像のように、画像xが詳細画像の場合には、画像信号xの時間変化は同図(c) のように鋭くかつ大きな変化となっている。ここに、図3(a) 、(b) 、(c) 中のσF 、σE 、およびσD は、それぞれの画像の標準偏差を表し、一般的には等しくない値である。
【0020】
これらの画像信号xに対して前記(3) 式の処理を施すと、図3(a) 、(b) 、(c) の各画像信号から交流電力を取り除いた画像信号とすることができ、それぞれ図4(a) 、(b) 、(c) の各画像信号とすることができる。ここに、図4(a) 、(b) 、(c) の各画像信号xの標準偏差は全て同じ値のσo (σo =σF =σE =σD )となる。この結果、以降の処理では、波形パターンだけによる解析が可能になる。なお、前記平均値分離・正規化部36の働きも、平均値分離・正規化部33と同じであるので、説明を省略する。
【0021】
前記平均値分離・正規化部33、36で交流電力を取除かれた画像信号は、1/f揺らぎ計測部4に入力する。該1/f揺らぎ計測部4は、自己相関関数計算部40、45、補正処理部41、46、フーリエ変換実行部42、47、1/fパラメータ決定部43、48、および揺らぎ量測定部44、49から構成されている。
【0022】
前記自己相関関数計算部40は、平均値分離・正規化された図5に示されているようなブロック100からライン101を1本ずつ抜き出し、下記の(4) 式から自己相関係数R(τ)を求める。
【0023】
【数3】
ここに、τは画素のずれ量である。
【0024】
次に、前記(4) 式により、ブロック100内の全部のラインに対して自己相関係数R(τ)を求め、ブロック100内の全ラインで自己相関係数R(τ)の平均値を取る。該自己相関係数R(τ)の平均値は、概ね図6に示すような形をしている。図6の横軸は前記画素のずれ量τ、縦軸は自己相関係数R(τ)がとられている。
【0025】
次に、前記補正処理部41の処理を説明する。まず、図6に示されているように、装置の外部から与えることのできるパラメータτo 〜Tの範囲の自己相関係数R(τ)の平均値γを、下記の(5) 式から求める。
【0026】
【数4】
次いで、図6の自己相関係数R(τ)を、τ≦0側に折返す。そうすると、図7のようになる。続いて、R(τ)→R(τ)−γの処理をする。そうすると、図8の波形になる。この処理により、τo ≦|τ|≦Tの範囲で、平均値が0となる。なお、図7のように、図6の自己相関係数R(τ)を、τ≦0側に折返すのは、画像のラインの左端および右端では、両方向の自己相関係数R(τ)が求められないためである。
【0027】
次に、フーリエ変換実行部42では、図9に示すように、自己相関係数R(τ)をτo ≦|τ|≦Tの範囲でフーリエ変換し、関数x(t) の電力(パワー)スペクトルを求める。図9のフーリエ変換後のグラフの横軸は周波数f、縦軸は電力密度P(f) を表している。
【0028】
次に、1/fパラメータ決定部43は、図10に記されているように、周波数fと電力密度P(f) との関係を、log P(f) (縦軸)とlog f(横軸)の関係へと変換する。そうすると、図10の右側のグラフに記されているように、下記の(6) 式の一次関数に近似できる。
log P(f) =alog f+b …(6)
ここに、aとbは係数であり、最小二乗近似で求められる。
【0029】
次に、前記揺らぎ量測定部44の動作を図11を参照して説明する。該揺らぎ量測定部44では、実際の画像信号のlog P(f) とlog fの関係の、前記(6) 式で与えられる一次関数に対する周波数f1 〜f2 の範囲内のずれ量、すなわち揺らぎ量Bを、下記の(7) 式から求める。
【0030】
【数5】
なお、(7) 式の揺らぎ量Bは、周波数揺らぎをフィルタH(f) で重み付けし、周波数f1 〜f2 の範囲で加え合わせたものである。
【0031】
以上のようにして求められた、前記(2) 式の分散σ2 、前記(6) 式のa、b、および前記(7) 式の揺らぎ量Bは、図1に示されているように、異常判定部5に入力する。該異常判定部5は、前記係数a、bおよび揺らぎ量Bを、下記の式により正規化する。
【0032】
a´=(a+3.34)/1.49
B´=(B−40.16)/28.51
b´=(b−1.93)/2.21
そして、該異常判定部5は、ic Noiseの判定楕円関数により、下記の条件(a) または(b) が成立する時には、画像の品質が異常(N(d) )であると判定し、成立しない時には正常であると判定する。
【0033】
(a) 9.0≦σの時、
{(a´−4.1)/5}2 +{(B´−4.3)/5.9}2 +{(b´−0.51a´−0.2)}2 ≦1
(b) σ<9.0の時、
{(a´+2.6)/6.6}2 +{(B´+0.1)/5.9}2 +{(b´−1.43a´+4.5)}2 ≦1
なお、前記条件(a) および(b) による画像の品質の判定の仕方は一例に過ぎず、他の方法であっても良いことは明らかである。
【0034】
以上では、1/f揺らぎ計測部4の動作を、自己相関関数計算部40、補正処理部41、フーリエ変換実行部42、1/fパラメータ決定部43、および揺らぎ量測定部44で説明したが、色差信号を処理する自己相関関数計算部45、補正処理部46、フーリエ変換実行部47、1/fパラメータ決定部48、および揺らぎ量測定部49も同等の動作をする。したがって、異常判定部5からは、画像の輝度、および二つの色差信号のそれぞれについての異常判定をすることができる。
【0035】
以上のようにして、例えば、図12の1つのブロックdの輝度、および二つの色差信号に対する異常N(d) の判定がなされると、これらの異常判定N(d) は統計処理部6に送られる。該統計処理部6は、該異常判定N(d) をフィールド単位で処理するために、下記の(8) 式でNtotal を求める。
【0036】
【数6】
次に、統計処理部6は、下記の▲1▼〜▲4▼の判断により、輝度および二つの色差信号のそれぞれに対してフィールドの正常または異常を判定する。
▲1▼ Ntotal =0 →完全な正常フィールド
▲2▼ 0<Ntotal <Th1 →フィールド内に孤立状の異常あり
▲3▼ Th1<Ntotal ≦Th2 →フィールド内で、部分的に異常あり
▲4▼ Th2<Ntotal →フィールドのほぼ全域に渡って異常あり
また、該統計処理部6は、下記の(9) 、(10)式により、フィールドの平均揺らぎ量と、平均分散とを求める。
【0037】
【数7】
以上のように、本実施形態によれば、リアルタイムに、かつ人手を介することなく画像の異常、正常を判定することができるようになる。なお、上記では、本発明を一実施形態で説明したが、本発明は該実施形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲の変形は本発明の範囲に入ることは勿論である。
【0038】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、映像ベースバンド信号を取り込み、小ブロック単位で電力スペクトルを求め、1/f揺らぎ量解析により画像の品質異常を検出するようにしているので、リアルタイムで、精度良く画像の品質異常を検出できる。また、人手を介することなく、機械的に、画像の品質異常を検出できる。
【0039】
なお、本発明者は、テスト画像であるフラワガーデンの画面内に,品質の良好な画像部分と悪い画像部分とをわざと作って、本発明による、自己相関関数のフーリエ変換揺らぎ量を測定した。その結果は、図13に示すようになった。図中の点線aは原画像、実線bは品質の良好な部分の画像、一点鎖線cは品質の悪い部分の画像の、各近似直線に対する揺らぎを示す。このデータから、品質の悪い画像の揺らぎ量Bは大きくなり、本発明の効果が確かめられた。また、他のテスト画像を用いて同様の実験をしたが、これらの画像においても、本発明の効果が確かめられた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】ブロック分割部の動作の説明図である。
【図3】平均値分離・正規化部の動作の説明図である。
【図4】平均値分離・正規化部の動作の説明図である。
【図5】自己相関関数計算部の動作の説明図である。
【図6】補正処理部の動作の説明図である。
【図7】補正処理部の動作の説明図である。
【図8】補正処理部の動作の説明図である。
【図9】フーリエ変換実行部の動作の説明図である。
【図10】1/fパラメータ決定部の動作の説明図である。
【図11】揺らぎ量測定部の動作の説明図である。
【図12】フィールドとブロックを示す図である。
【図13】本発明の実験によって得られた自己相関関数フーリエ変換揺らぎ量を示すグラフである。
【符号の説明】
1…入力部、2…メモリ部、3…波形解析部、4…1/f揺らぎ計測部、5…異常判定部、6…統計処理部、31、34…ブロック分割部、32、35…ブロック特性計算部、33、36…平均値分離・正規化部、40、45…相関関数計算部、41、46…補正処理部、42、47…フーリエ変換実行部、43、48…1/fパラメータ決定部、44、49…揺らぎ量測定部。
Claims (5)
- 画像の品質異常検出方法であって、
ディジタル化された映像信号を複数のブロックに分割し、該分割されたブロック単位の原信号から交流成分の電力和が一定となるように正規化し、該正規化したデータを基に電力スペクトルを求め、該電力スペクトルの近似直線と該電力スペクトルとから揺らぎ量を求め、少くとも前記ブロックの信号の分散と、前記近似直線の係数と、前記電力スペクトルの揺らぎ量とから、画像の品質異常を検出するようにしたことを特徴とする画像の品質異常検出方法。 - 画像の品質異常検出装置であって、
ディジタル化された輝度信号と色信号とを記憶する記憶手段と、
該記憶手段に記憶された輝度信号と色信号をブロックに分割し、各ブロックの分散値を求める分散値演算手段と、
該分散値演算手段で求められた分散値を基に、分散一定の正規化信号を得る正規化手段と、
該正規化手段から出力された前記正規化信号から該ブロック内の平均の自己相関関数を求め、該自己相関関数を負側へ折返し、所定区間での平均の自己相関関数を0またはほぼ0にする自己相関関数補正処理手段と、
該自己相関関数補正処理手段で得られた自己相関関数をフーリエ変換して、電力スペクトルを求め、該電力スペクトルを直線近似する電力スペクトル直線近似手段と、
該電力スペクトルの前記近似直線からの揺らぎ量を求める揺らぎ量演算手段と、 前記分散値演算手段で求められた分散値、前記電力スペクトル直線近似手段で求められた近似直線の係数、および前記揺らぎ量演算手段で求められた揺らぎ量により、画像の異常判定を行うようにしたことを特徴とする画像の品質異常検出装置。 - 請求項2記載の画像の品質異常検出装置において、
前記正規化手段は、前記記憶手段から得られた原信号を前記分散値で割り算することを特徴とする画像の品質異常検出装置。 - 請求項2記載の画像の品質異常検出装置において、
電力スペクトル直線近似手段は、前記電力スペクトルを、alogf+b(ただし、a,bは係数、fは周波数)で近似することを特徴とする画像の品質異常検出装置。 - 請求項4記載の画像の品質異常検出装置において、
前記揺らぎ量演算手段は、前記電力スペクトルの、前記直線alogf+bからの差の絶対値を、前記周波数fの所定区間で加算することを特徴とする画像の品質異常検出装置。
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- 1999-03-24 US US09/274,675 patent/US6377299B1/en not_active Expired - Lifetime
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US6377299B1 (en) | 2002-04-23 |
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