JPH10305550A - 化粧シート及び化粧シートの製造方法 - Google Patents

化粧シート及び化粧シートの製造方法

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JPH10305550A
JPH10305550A JP9130508A JP13050897A JPH10305550A JP H10305550 A JPH10305550 A JP H10305550A JP 9130508 A JP9130508 A JP 9130508A JP 13050897 A JP13050897 A JP 13050897A JP H10305550 A JPH10305550 A JP H10305550A
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JP
Japan
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sheet
film
pattern
decorative sheet
resin
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JP9130508A
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Yoshiaki Nezu
義昭 根津
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 耐溶剤性が良好で、製造工程及び材料が余計
かからない単層ポリオレフィン系樹脂製の化粧シートと
し、エンボスを施した意匠面の反対側にエンボスの凸部
が出ず、基材への接着で接着剤の塗布ムラが出ないで絵
柄寸法も変化せず、隠蔽性の良い化粧シートを提供す
る。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂製のフィルム又は
シートからなる基材シート1の片面に木目導管凹凸パタ
ーンを設け、もう一方の面が表面粗さRa=0.1〜
1.2μmの表面仕上げとし、後者の面に絵柄印刷層
2、隠蔽性ベタ層3を設ける。フィルム又はシートの押
出成形で、チルロールの表面に凸部の厚さがフィルム又
はシートの厚さよりも薄い木目導管凹凸パターンを設け
たチロールと表面粗さ0.1〜1.2μmのシポを設け
たバックロールとの間を通るように成形したフィルムシ
ートのシボ加工側に絵柄印刷層2、隠蔽性ベタ層3を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、車両内装等に用いる表面化粧シートとし
て利用可能なワイピング化粧シートに関し、耐溶剤性が
良好で、かつ、化粧シートを一般のダブリング化粧シー
トではなく、製造工程及び材料が余計かからない単層の
ポリオレフィン系樹脂製の化粧シートとし、エンボスを
施した意匠面の反対側にエンボスの凸が出ず、木質基材
等に接着する際、接着剤の塗布ムラが出ないで、絵柄寸
法も変化しない、隠蔽性も十分な化粧シートである。
【0002】
【従来の技術】従来から、基材シートの表面に熱可塑性
樹脂からなる表面樹脂層を設けた化粧シートが公知であ
る。例えば特開昭51−34967号公報には、塩化ビ
ニル系樹脂又はポリオレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂
を溶融状態とした後、任意模様を印刷した紙、不織布等
の多孔性基材の表面に重ね押圧し該基材に上記熱可塑性
樹脂を浸透させてなる化粧シートが開示されている。
【0003】また近年、塩化ビニル樹脂を用いない化粧
シートが提案されている。このような化粧シートとして
例えば、隠蔽性を有するポリオレフィン系樹脂よりなる
基材シートの表面に、絵柄インキ層、接着剤層、熱可塑
性透明エラストマーフィルム層を順次積層し、積層と同
時にエンボス加工によるエンボス模様を施してなるエン
ボス化粧シート(特開平6−79830号公報)や、隠
蔽性を有するポリオレフィン系樹脂よりなる基材シート
上に絵柄インキ層を設け、ポリオレフィン系の透明樹脂
を溶出して積層すると同時にエンボス凹部を設け、該エ
ンボス凹部を着色インキで充填してなるワイピング化粧
シート(特開平6−79850号公報)等が提案されて
いる。また、ポリ塩化ビニルフィルムの片面に、絵柄印
刷層、隠蔽性ベタ層を設けてから、反対面をエンボス加
工してなる化粧シートもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記一
般のダブリング化粧シートでは、樹脂層を2層使用する
ので、製造工程及び材料が余計かかり、一方、単層のポ
リ塩化ビニル樹脂製の化粧シートでは、エンボスを施し
た意匠面の反対側にエンボスの凸が出て、木質基材等に
接着する際、接着剤の塗布ムラが出たり、ポリ塩化ビニ
ル自体に耐溶剤性がないため隠蔽用のベタインキを重ね
られず、隠蔽性が足りなかった。さらに、両方共、絵柄
印刷後にエンボスを施す為、エンボス加工時にフィルム
が伸びて絵柄寸法が変化する。又、隠蔽層を設けると、
隠蔽層が伸びて、隠蔽性が低下するという欠点があっ
た。
【0005】本発明は上記の従来技術の欠点を解決する
ためのものであり、耐溶剤性が良好で、かつ、化粧シー
トを一般のダブリング化粧シートではなく、製造工程及
び材料が余計かからない単層のポリオレフィン系樹脂製
の化粧シートとし、エンボスを施した意匠面の反対側に
エンボスの凸が出ず、木質基材等に接着する際、接着剤
の塗布ムラが出ないで、絵柄寸法も変化しない、隠蔽性
も十分な化粧シートを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1) ポリオレフィン系樹脂製のフィルム又はシート
からなる基材シートの片面に、木目導管凹凸パターンが
設けられており、もう一方の面が表面粗さRa=0.1
〜1.2μmの表面仕上がりになっており、後者の面に
絵柄印刷層、隠蔽性ベタ層が設けられていることを特徴
とする化粧シート。 (2) ポリオレフィン系樹脂でフィルム又はシートを
押し出し成形する時に、チルロールの表面に凸部の厚さ
が前記フィルム又はシートの厚さよりも薄い木目導管凹
凸パターンが設けられたチルロールと表面粗さ0.1〜
1.2μmのシボが設けられたバックロールとの間を押
し出された樹脂が通るように成形してできたフィルム又
はシートのシボ加工された側に、絵柄印刷層、隠蔽性ベ
タ層を設けることを特徴とする化粧シートの製造方法。 (3) 前記木目導管凹凸パターンの凹部にワイピング
処理をしてなる(1)に記載の化粧シート。 (4) 前記木目導管凹凸パターンの凹部にワイピング
処理をしてなる(2)に記載の化粧シートの製造方法。
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1に示すように本発明の化粧シー
ト10は、ポリオレフィン系樹脂製のフィルム又はシー
ト1からなる基材シートの片面に、木目導管凹凸パター
ンが設けられて、導管凹部にワイピングインキ4が充填
され、その表面に艶調整保護層5が形成されており、も
う一方の面が表面粗さRa=0.1〜1.2μmの表面
仕上がりになっており、後者の面に絵柄印刷層2等の模
様層、隠蔽性ベタ層3が設けられている。そして、その
化粧シートの製造方法は、図2にも示すように、溶融し
たポリオレフィン系樹脂をフィルム又はシート状に、T
ダイ20から押し出し成形する時に、金属製のチルロー
ルの表面に凸部の厚さが前記押し出されるフィルム又は
シートの厚さよりも薄い木目導管凹凸パターンが設けら
れたチルロール22とサンドブラスト等の処理により表
面粗さ0.1〜1.2μmのシボが設けられたバックロ
ール21との間を押し出された樹脂が通るように成形し
てできたフィルム又はシート(基材シート)のシボ加工
された側に、絵柄印刷層、隠蔽性ベタ層を設けるもので
ある。表面粗さ0.1〜1.2μmの範囲を越えるとイ
ンキの転移が悪くなる。
【0008】基材シートは、前記のように、溶融押し出
し成形によって製造された(a)ポリオレフィン系樹脂
フィルム又はシート(以下本発明においてシートと言う
場合、フィルムも含む)が用いられる。上記(a)のポ
リオレフィン系樹脂シートの基材樹脂としては、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合
体、エチレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・ブテ
ン−1共重合体、ポリメチルペンテン、熱可塑性オレフ
ィンエラストマー等が挙げられる。これらの樹脂は単独
でも、2種以上混合しても良い。ポリオレフィン系樹脂
シートは、厚さ50〜500μm程度で、延伸シート、
未延伸シートのいずれも使用可能であるが、Vカット加
工等の成形適性等は未延伸シートが良好である。また、
上記ポリオレフィン系樹脂シートには必要に応じ顔料、
染料、充填剤、発泡剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収
剤等を添加することができる。
【0009】基材シートは顔料又は染料からなる着色剤
を添加して着色するのが好ましい。用途に応じて着色透
明又は不透明(隠蔽性)着色とする。基材シートの着色
は一般的には被着体の表面を隠蔽することが可能なこと
から着色不透明が好ましい。上記顔料としては、チタン
白、カーボンブラック、群青、弁柄、黄鉛等の無機顔
料、キナクリドン、イソインドリン、フタロシアニンブ
ルー、アニリンブラック等の有機顔料等が挙げられる。
また、他に必要に応じ、炭酸カルシウム、シリカ(二酸
化珪素)、アルミナ(酸化アルミニウム)、硫酸バリウ
ムの様な体質顔料(充填剤)を添加する。
【0010】また、上記ポリオレフィン系樹脂はそれ自
体でも用いられるが、基材シートの柔軟性、耐衝撃性、
易接着性等を向上させる目的で、各種ゴム類を添加する
ことができる。ゴム類としては、ジエン系ゴム、オレフ
ィンエラストマー等があるが、中でも水素添加ジエン系
ゴムが好ましい。
【0011】水素添加ジエン系ゴムは、ジエン系ゴム分
子の二重結合の少なくとも一部分に水素原子を付加させ
てなるもので、ポリオレフィン系樹脂の結晶化を抑え、
柔軟性、透明性を向上させる。また、一般にポリオレフ
ィン系樹脂にジエン系ゴムを添加するとジエン系ゴムの
二重結合の為、耐候性・耐熱性はジエン系ゴム無添加の
ポリオレフィン系樹脂より低下するが、本発明では、ジ
エン系ゴムの二重結合を水素で飽和させる為、ポリオレ
フィン系樹脂の耐候性、耐熱性の低下も無く良好なもの
となる。
【0012】ジエン系ゴムとしては、イソプレンゴム、
ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピレン・ブタジエン
ゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、アクリロニ
トリル・イソプレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム等
が挙げられる。本発明の目的からは特にスチレン・ブタ
ジエンゴムが好ましい。
【0013】オレフィンエラストマーとしては、2種類
又は3種類以上のオレフィンと共重合しうるポリエンを
少なくとも1種加えた弾性共重合体であり、オレフィン
はエチレン、プロピレン、α−オレフィン等が使用さ
れ、ポリエンとしては、1,4ヘキサジエン、環状ジエ
ン、ノルボルネン等が使用される。好ましいオレフィン
系共重合体ゴムとしては、例えばエチレン−プロピレン
共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエンゴ
ム、エチレン−ブタジエン共重合体ゴム等のオレフィン
を主成分とする弾性共重合体が挙げられる。
【0014】(ゴム類の)添加量としては、ポリオレフ
ィン系樹脂100重量部に対し、1〜90重量部程度が
好ましい。 1重量部未満だと、ゴム添加による弾性、
伸び率、耐衝撃性が不足し、Vカット加工、絞り加工等
の折り曲げ加工時に亀裂、割れを生じ易くなる。又90
重量部以上だと、弾性、及び伸び率が大きくなりすぎ、
印刷時の検討合わせが不良になり好ましくない。
【0015】本発明において、上記熱可塑性オレフィン
エラストマーとしては、例えば、 特公平6−23278号公報記載の(A)数平均分子
量Mnが25000以上、且つ重量平均分子量Mwと数
平均分子量Mnとの比Mw/Mn≦7の沸騰ヘプタン可
溶ポリプロピレン10〜90重量%と、(B)メルトイ
ンデックスが0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶
性ポリプロピレン90〜10重量%との混合物からなる
軟質ポリプロピレン。
【0016】特公昭53−21021号公報記載の如
き、(A)ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチル
ペンテン等のオレフィン重合体(結晶性高分子)をハー
ドセグメントとし、これに(B)部分架橋したエチレン
プロピレン共重合体ゴム、不飽和エチレン・プロピレン
・非共軛ジエン三元共重合体ゴム等のモノオレフィン共
重合体ゴムをソフトセグメントとし、これらを均一に配
合し、混合してなるオレフィン系エラストマー。(B)
モノオレフィンゴム/(A)オレフィン重合体=50/
50〜90/10(重量比)の割合で混合する。
【0017】特公昭53−21021号公報記載の如
き、(B)未架橋モノオレフィン共重合体ゴム(ソフト
セグメント)と、(A)オレフィン共重合体(結晶性ハ
ードセグメント)と架橋剤とを混合し、加熱し剪断応力
を加えつつ動的に部分架橋させてなるオレフィン系エラ
ストマー。(B)モノオレフィンゴム/(A)オレフィ
ン共重合体=60/40〜80/20(重量比)であ
る。
【0018】特公昭56−15741号公報記載の如
き、(a)アイソタクチックポリプロピレン、プロピレ
ン・エチレン共重合体、プロピレン・ブテン共重合体等
のペルオキシドと混合・加熱すると分子量を減じ、流動
性を増すペルオキシド分解型オレフィン重合体(ハード
セグメント)と、(b)エチレン・プロピレン共重合体
ゴム、エチレン・プロピレン・非共軛ジエン三元共重合
体ゴム等のペルオキシドと混合加熱することにより、架
橋して流動性が減じるペルオキシド架橋型モノオレフィ
ン共重合体ゴム(ソフトセグメント)、(c)ポリイソ
ブチレン、ブチルゴム等のペルオキシドと混合、加熱し
ても架橋せず、流動性が不変の、ペルオキシド非架橋型
炭化水素ゴム(ソフトセグメント兼流動性改質成分)、
及び(d)パラフィン系、ナフテン系、芳香族系等の鉱
物油系軟化剤、とを混合し、有機ペルオキシドの存在下
で動的に熱処理してなるオレフィン系エラストマー。
(a)が90〜40重量部、(b)が10〜60重量
部、(c)、及び(d)が5〜100重量部の配合比と
なる。
【0019】基材シートとして好ましいものとしては、
アイソタクチックポリプロピレンとアクタチックポリプ
ロピレンとの混合系からなる、複合立体構造を有する無
色又は着色透明な軟質ポリプロピレン系樹脂からなるシ
ートがある。この軟質ポリプロピレン系樹脂としては、
具体的には、(A)(イ)マグネシウム、チタン、ハロ
ゲン原子及び電子供与体を必須成分として含有する固体
触媒成分、(ロ)有機アルミニウム化合物、及び(ハ)
一般式〔化1〕
【化1】 (式中のR1 は炭素数1〜20のアルキル基、R2 は炭
素数1〜10の炭化水素基、水酸基又はニトロソ基、m
は1〜6の整数、nは0又は1〜(6−m)の整数であ
る)で表されるアルコキシ基含有芳香族化合物の組合わ
せからなる触媒の存在下、プロピレンを重合させること
により得られる、数平均分子量(Mn)が25,000
以上で、且つ重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)との比(Mw/Mn)が7以下の沸騰ヘプタン
可溶性ポリプロピレン(アタクチックポリプロピレン)
10〜90重量%と、(B)メルトインデックスが0.
1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性ポリプロピレン
(アイソタクチックポリプロピレン)90〜10重量%
とからなる軟質ポリプロピレン樹脂組成物が挙げられ
る。
【0020】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物は、破
断伸び(Tb )が400%以上、好ましくは500〜7
00%、100%伸長後の残留伸び(PS100 )が80
%以下、好ましくは50〜75%、及び破断時応力(M
B )と降伏時応力(MY )との比(MB /MY )が1.
0以上、好ましくは1.5〜3.5の範囲にあることが
望ましい。
【0021】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、(A)成分のアタクチックポリプロピレンとし
て、沸騰ヘプタンに可溶性であって、数平均分子量(M
n)が2,5000以上、好ましくは30,000〜6
0,000の範囲にあり、かつ重量平均分子量(Mw)
と数平均分子量(Mn)との比Mw/Mnが7以下、好
ましくは2〜6の範囲にあるものが用いられる。このM
nが25,000未満のものやMw/Mn比が7を超え
るものでは得られる樹脂における該アタクチックポリプ
ロピレンの力学的特性への寄与効果が十分に発揮され
ず、得られる樹脂の破断時応力(MB )と降伏時応力
(MY )とのひが1.0未満になったり、100%伸長
後の残留伸び(PS100 )が80%を超えたりして、望
ましくない。
【0022】上記(A)成分のアタクチックポリプロピ
レンはプロピレンの単独重合体であってもよいし、プロ
ピレン単位と40重量%以下、好ましくは30重量%以
下の他の炭素数2〜30のα−オレフィン単位とを含有
するプロピレン共重合体であってもよい。また、このア
タクチックポリプロピレンは1種用いてもよいし、2種
以上組み合わせて用いてもよい。このような(A)成分
のアタクチックポリプロピレンは公知の方法(特開昭6
3−243106号公報等)によって製造することがで
きる。
【0023】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、(B)成分として、メルトインデックス(MI)
が0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性の結晶性
アイソタクチックポリプロピレンが用いられる。このメ
ルトインデックスが0.1g/10分未満では溶融特性
が低く、シート成形が困難になるし、4g/10分を超
えると機械的強度が不充分となってVカット加工が良好
に行えなくなる虞れがある。上記(B)成分のアイソタ
クチックポリプロピレンは、アイソタクチックの立体規
則性を有するプロピレン単独重合体であってもよいし、
該立体規則性を有するプロピレンと他のα−オレフィン
との共重合体であってもよい。このα−オレフィンとし
ては炭素数2〜8のもの、例えばエチレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが
好ましく、中でもエチレン及びブテン−1が好適であ
る。また該共重合体としては、前記の他のα−オレフィ
ン単位を通常40重量%以下、好ましくは30重量%以
下含有するブロック共重合体やランダム共重合体が用い
られる。
【0024】この(B)成分のアイソタクチックポリプ
ロピレンの好ましいものとしては、プロピレン単独重合
体、及びエチレン単位1〜30重量%、好ましくは3〜
25重量%を含有するプロピレンとエチレンとのランダ
ム共重合体又はブロック共重合体が挙げられる。このよ
うなアイソタクチックポリプロピレンの製造は、従来の
結晶性ポリプロピレンの製造と同様に行うことができ
る。
【0025】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、この(B)成分のアイソタクチックポリプロピレ
ンは1種用いてもよいし、2種以上を組合わせてもよ
い。また、前記(A)成分のアタクチックポリプロピレ
ンと(B)成分のアイソタクチックポリプロピレンは、
(A)成分の含有量が10〜90重量%、好ましくは2
5〜80重量%で、(B)成分の含有量が90〜10重
量%、好ましくは75〜20重量%になるような割合で
用いられる。該(A)成分の含有量が10重量%未満で
は、樹脂の降伏時応力(MY )が大きくなりすぎて、破
断時応力(MB )と降伏時応力(MY )との比MB /M
Y 比が1.0未満となり、かつ100%伸長後の残留伸
び(PS100 )も80%より大きくなってしまう。一方
含有量が90重量%を超えると破断時応力(MB )が小
さくなりすぎて、該MB /MY 比が1.0未満となり、
かつ機械的強度が低下する虞れがある。
【0026】本発明化粧シートにおいて基材シートに
は、紫外線吸収剤、熱安定剤、光安定剤、充填剤、難燃
剤、発泡剤等の各種添加剤を必要に応じて添加すること
ができる。
【0027】基材シートに添加される熱安定剤は、フェ
ノール系、サルファイト系、フェニルアルカン系、フォ
スファイト系、アミン系等公知のものであり、熱加工時
の熱変色等の劣化の防止性をより向上させる場合に用い
られる。難燃剤としては水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム等の粉末が挙げられる。
【0028】ポリオレフィン系樹脂シートからなる基材
シートは、上記材料をブレンドしたものをTダイより溶
融押し出し製法等の常用の方法により製膜することで得
られる。基材シートがポリオレフィン系樹脂シートの場
合の厚みは、10〜300μm程度が好ましいが、木目
導管凹凸パターンの凸部より必ず厚くなる様にする。こ
の範囲から外れた場合、ラッピング等の後加工時に不安
定となる。また、木目導管凹凸パターンの凸部が高い場
合は、フィルムに穴があいてしまう。
【0029】本発明において、基材シートのシボ加工さ
れた表面には、樹脂溶液を塗布して易接着層を形成した
り、コロナ放電処理、プラズマ処理等を行って、易接着
処理を施してもよい。易接着層(プライマー層或いはア
ンカー層とも言う)の樹脂としては、アクリル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリウレタ
ン、塩素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン等が用
いられるが、特にポリウレタンが好ましい。
【0030】絵柄印刷層2に代表される模様層は基材シ
ートのシボ加工された面で、易接着処理を施した表面或
いは基材シート表面に直接形成される。具体的には顔料
添加による着色(透明又は不透明)の模様印刷、金属薄
膜の形成、エンボス加工(加熱プレス)、ヘアライン加
工等による凹凸模様形成等による。模様印刷は、グラビ
ア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、転写
シートからの転写印刷等の公知の印刷法を用い、インキ
(或いは塗料)にて模様を形成する。模様としては、木
目模様、石目模様、布目模様、皮絞模様、幾何学図形、
文字、記号、或いは全面ベタ等がある。上記インキは、
バインダーとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプ
ロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、ポ
リウレタン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、セルロース系樹脂、等を用い、1種又
は2種以上混合して用いる。またこれに顔料等を添加し
たものでもよい。金属薄膜の模様層は、アルミニウム、
クロム、金、銀、銅等の金属を用い、真空蒸着、スパッ
タリング等の方法で製膜することで形成できる。模様層
は基材シート表面の全面に設けても部分的に設けても何
れでもよい。
【0031】隠蔽性ベタ層のインキは、模様層のインキ
と基本的には同じであるが、顔料として、隠蔽性の優れ
たもの、例えば基材シートを着色するための顔料と同じ
ものを使用するとより効果がある。
【0032】基材シートのチルロールによりエンボス加
工された面は、図1のように、凹凸模様の凹部に公知の
ワイピング法(特公昭58−14312号公報参照)に
よって、着色インキを充填することもできる。例えば、
セラック、コーバル、ダンマル、ロジン、ロジンエステ
ル等の天然樹脂又はその変性樹脂類、ニトロセルロー
ス、アセチルセルロース、エチルセルロース、ベンジル
セルロース等のセルロース誘導体、フェノール系樹脂、
尿素系樹脂、フタル酸系樹脂、マレイン酸系樹脂、メラ
ミン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルブチラール、エポキシ系樹脂、シリコン樹脂、ポリ
エステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、その他等の合成樹脂類、その外塩化ゴム、合成ゴム
等ゴム誘導体等をビヒクルの構成材料とし、ビヒクル中
に着色剤、沈降性硫酸バリウム等の体質顔料、可塑剤等
を添加してなる塗料若しくはインキが用いられる。そし
て、表面樹脂層にアクリルシートを用いた場合には、ア
クリル系又はウレタン系水性エマルジョンタイプの透明
又は不透明着色インキを使用するのが好ましい。
【0033】この着色塗料或いはインキは、ロールコー
ト或いはナイフコートにてシート表面凹部にコーティン
グした後、ドクターブレード或いはワイピングペーパー
等で掻き取ることにより、シート凸部のコーティングし
た着色塗料若しくはインキを除去し、凹部にのみ着色塗
料若しくはインキ組成物の粘度、ロールの回転数、ドク
ターの刃先角度、厚み、シートスピード、ワイピングペ
ーパーのスピード、ゴムロールの硬度等を調整すること
が必要である。この着色塗料若しくはインキの色調は、
例えば木目柄の場合には導管と同一若しくは類似であ
り、また、例えば、石目柄の場合には割れ目と同一若し
くは類似であることが好ましい。
【0034】また、基材シートの表面には、表面の保護
と艶を調整する目的で、艶調整保護コート層3を設ける
ことができる。該保護コート層は塩素化ポリオレフィ
ン、2液硬化ポリウレタン樹脂、電離放射線硬化性樹脂
等が用いられる。また、該保護コート層を艶消しにする
場合は、艶消(光拡散)剤を添加する。艶消剤として
は、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、硫酸バリウ
ム、ウレタン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹脂ビーズ
等の粒径1〜30μm程度の微粒子が用いられる。保護
コート層は1〜100μm程度に形成される。
【0035】化粧シートを建築内外装用、建具・家具等
の表面化粧用、車両内装用等に用いる場合は、下記
(1)〜(9)の機能を備えているのがより好ましい。 (1)ポリ塩化ビニル並みの熱成形性。特に温度変化に
伴う一定荷重時伸度の変化がポリ塩化ビニルとほぼ同等
の緩やかで連続的に変化する特性をそなえていること。
また、加熱→冷却に伴って、強度低下等の材料力学的特
性の劣化が生じないこと。 (2)耐クリープ性が良好なこと。外装材や内装材には
建具や家具による定荷重が長時間かけられる場合が多
く、クリープ変形が生じると、荷重部分がめくれたり剥
がれたりする。従って、極力クリープ変形が生じない材
料であることが好ましい。 (3)耐寒折り曲げ強度が良好なこと。寒冷時にVカッ
ト加工等の折り曲げ加工を行うと応力緩和が不充分な場
合は、折り曲げ部に白化、亀裂、破断等が生じ易くな
る。 (4)耐有機溶媒性が良好なこと。化粧シートと被着体
を接着する接着剤中の溶剤により化粧シートが膨潤・変
形するのを防止できる。多層構造の化粧シートを得る場
合も同様である。 (5)破断時伸度、耐衝撃強度が高いこと。Vカット加
工時の折り曲げ部の亀裂を防止するための特性である。 (6)適度な曲げ弾性率を持つこと。曲げ加工部での化
粧シートの追従性が十分となる。 (7)透明性が良好であること。 (8)エンボス加工等に伴う加熱と冷却が加わっても再
結晶による白化、濁りを生じないこと。 (9)耐候性に優れること。
【0036】上記の特性を満足するための好ましい基材
シートとしては、先に述べたアイソタクチックポリプロ
ピレンとアクタチックポリプロピレンとの混合系からな
る、複合立体構造を有する無色又は着色透明な軟質ポリ
プロピレン系樹脂からなるシートがある。
【0037】又本発明の化粧シートを他の被着体(裏打
材)に積層することもできる。積層は、被着体に化粧シ
ート自体が(熱融点等で)接着可能な場合は、接着剤層
は省いても良い、又、化粧シート自体では被着体と接着
しない場合は、適当な易接着層及び接着剤層を介して積
層する。
【0038】被着体が最終製品であり、その表面化粧の
為に化粧シートを積層する場合も有れば、必要に応じ化
粧シートの力学的強度の補強、或いは隠蔽性の付与の為
化粧シート裏面に被着体を積層する場合も有る。被着体
としては各種素材の平板、曲面板等の板材、立体形状物
品〔成形品〕、シート(或いはフィルム)等の各種形状
の物品が対象となる。板材、立体形状物品、或いはシー
ト(フィルム)のいづれにも用いられる素材としては、
木材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維
板(MDF)等の木材板、木質繊維板等の木質板、鉄、
アルミニウム等の金属、アクリル、ポリカーボネート、
エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアセテ
ート、ポリエステル、ポリスチレン、ポリオレフイン、
ABS、フェノール樹脂、ポリ塩化ビニル、セルロース
系樹脂、ゴム等の樹脂、専ら板材、或いは立体形状物品
として用いられる素材としては、硝子、陶磁器、等のセ
ラミックス、ALC(発泡軽量コンクリート)等のセメ
ント、硅酸カルシウム、石膏等の非セメント窯業系材
料、専らシート(或いはフィルム)として用いられる素
材としては、上質紙、和紙等の紙、炭素、石綿、チタン
酸カリウム、硝子、合成樹脂等の繊維からなる不織布又
は織布等がある。
【0039】これら各種被着体への積層方法としては、
例えば接着剤層を間に介して板状基材に加圧ローラー
で加圧して積層する方法、特公昭50−19132号
公報、特公昭43−27488号公報等に記載される様
に、化粧シートを射出成形の雌雄両金型間に挿入して、
両金型を閉じ、雄型のゲートから熔融樹脂を射出充填し
て後、冷却して樹脂成形品の成形と同時にその表面に化
粧シートを接着積層する、所謂射出成形同時ラミネート
方法、特公昭56−45768号公報、特公昭60−
58014号公報等に記載される様に、成形品の表面に
化粧シートを間に接着剤層を介して対向乃至は載置し、
成形品側からの真空吸引による圧力差により化粧シート
を成形品表面に積層する、所謂真空プレス積層方法、
特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号公
報等に記載される様に、円柱、多角柱等の柱状基材の長
軸方向に、化粧シートを間に接着剤層を介して供給しつ
つ、複数の向きの異なるローラーにより、柱状体を構成
する複数の側面に順次化粧シートを加圧接着して積層し
てゆく、所謂ラッピング加工方法、実公大15−31
122号公報、特開昭48−47972号公報等に記載
される様に、先ず化粧シートを板状基材に接着剤層を介
して積層し、次いで板状基材の化粧シートとは反対側の
面に、化粧シートと板状基材との界面に到達する、断面
がV字状、又はU字状溝を切削し、次いで該溝内に接着
剤を塗布した上で、該溝を折り曲げ箱体又は柱状体を成
形する所謂、Vカット又はUカット加工方法、等があ
る。特に、本発明化粧シートを凹凸立体物に貼り合わせ
る方法としては、前記方法のうち、(a)ラッピング加
工法、(b)Vカット加工法、(c)射出成形同時ラミ
ネート法、(d)真空成形同時ラミネート法等が好まし
い。本発明の化粧シートは各種被着体に積層し、所定の
成形加工等を施して、各種用途に用いる。例えば、壁、
天井、床等建築物の内装、窓枠、扉、手摺等の建具の表
面化粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネットの表面
化粧、自動車、電車等の車輛内装、航空機内装、窓硝子
の化粧等である。
【0040】
【実施例】
実施例1 金属ロールの表面の凸部の厚さが後記押し出しフィルム
又はシートの厚さよりも薄い木目導管凹凸パターン(模
様)が設けられたチルロールを用意する。金属ロールの
表面をサンドブラストにより、表面粗さがRa=0.1
〜1.2μmの範囲になる様に作製したものをシボが設
けられたバックロールとする。Tダイより押し出したア
イソタクチックポリプロピレンとアタクチックポリプロ
ピレンとの混合系からなる複合立体構造を有する軟質ポ
リプロピレン系樹脂(出光石油化学製 TPO「E29
00」)を、その押し出し直後に、Tダイの直下に並ぶ
前記チルロールとバックロールとの間に通して成膜し
た。このとき、シートの最大厚みは、150μmで、シ
ートの片面に形成された木目導管凹凸パターンの凹部の
深さは、最大で70μmであった。次に、この様にして
得たシートの木目導管凹凸パターンの反対側(シボ加工
された側)に、グラビア印刷法により、木目柄印刷層、
隠蔽性ベタ層を形成した。木目柄印刷インキは、ウレタ
ン系2液硬化型インキ(ザ・インクテック製 ALF
A)を使用し、隠蔽性ベタインキは同じインキで顔料の
酸化チタン含有量が30%のものを使用した。次に、木
目導管凹凸パターンのエンボス凹部にウレタン系のイン
キ(昭和インク製 PW−001)をドクターブレード
により充填(ワイピング)して、本発明の化粧シートを
得た。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の化粧シート
は、建築物の内装、建具の表面化粧、車両内装等に用い
る表面化粧シートとして利用可能なワイピング化粧シー
トであり、特に凹凸処理後に印刷するため絵柄の寸法精
度が良く、隠蔽性の低下しない化粧シートができた。ま
た、耐溶剤性が良好で、かつ、化粧シートを一般のダブ
リング化粧シートではなく、製造工程及び材料が余計か
からない単層のポリオレフィン系樹脂製の化粧シートと
し、エンボスを施した意匠面の反対側にエンボスの凸が
出ず、木質基材等に接着する際、接着剤の塗布ムラが出
ないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの1例を示す縦断面図であ
る。
【図2】本発明の化粧シートの製造方法の例を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 ポリオレフィン系樹脂シート(基材シート) 2 絵柄印刷層 3 隠蔽性ベタ層 4 ワイピングインキ 5 艶調整保護コート層 10 化粧シート 20 Tダイ 21 Ra=0.1〜1.2μmのバックロール 22 凹凸パターン付きチルロール
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B41M 3/06 B41M 3/06 E // B29L 7:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂製のフィルム又は
    シートからなる基材シートの片面に、木目導管凹凸パタ
    ーンが設けられており、もう一方の面が表面粗さRa=
    0.1〜1.2μmの表面仕上がりになっており、後者
    の面に絵柄印刷層、隠蔽性ベタ層が設けられていること
    を特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィン系樹脂でフィルム又はシ
    ートを押し出し成形する時に、チルロールの表面に凸部
    の厚さが前記フィルム又はシートの厚さよりも薄い木目
    導管凹凸パターンが設けられたチルロールと表面粗さ
    0.1〜1.2μmのシボが設けられたバックロールと
    の間を押し出された樹脂が通るように成形してできたフ
    ィルム又はシートのシボ加工された側に、絵柄印刷層、
    隠蔽性ベタ層を設けることを特徴とする化粧シートの製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記木目導管凹凸パターンの凹部にワイ
    ピング処理をしてなる請求項1に記載の化粧シート。
  4. 【請求項4】 前記木目導管凹凸パターンの凹部にワイ
    ピング処理をしてなる請求項2に記載の化粧シートの製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000039420A1 (fr) * 1998-12-24 2000-07-06 Toyo Kohan Co., Ltd. Feuille decorative pour baignoire modulaire
JP2002178383A (ja) * 2000-12-13 2002-06-26 Nissen Chemitec Corp 装飾発泡シートの製造方法
JP2012035548A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Dainippon Printing Co Ltd 発光媒体
JP2015205505A (ja) * 2014-03-27 2015-11-19 大日本印刷株式会社 シート

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