JPH10230547A - オレフィン化粧シートの製造方法及び製造装置 - Google Patents

オレフィン化粧シートの製造方法及び製造装置

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JPH10230547A
JPH10230547A JP9051083A JP5108397A JPH10230547A JP H10230547 A JPH10230547 A JP H10230547A JP 9051083 A JP9051083 A JP 9051083A JP 5108397 A JP5108397 A JP 5108397A JP H10230547 A JPH10230547 A JP H10230547A
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JP
Japan
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sheet
olefin
stainless steel
resin
cooling
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JP9051083A
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Kazuhiko Shimizu
和彦 清水
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却容量を増大させて、従来の速度の2〜3
倍の高速でのエンボス加工ができる様にすること。エン
ボスの再現性が良いこと。 【解決手段】 オレフィン系樹脂からなる基材シート1
の表面に、押し出し機21を用いて溶融したオレフィン
系樹脂を積層し、同時に複数の冷却ロールに掛け回され
る凹凸を設けた無端ステンレスベルト3に抱かせなが
ら、この無端ステンレスベルト3と複数の冷却ロールに
掛け回される無端ステンレスベルト4との間に挟み込ん
で、冷却しながらエンボスを施してなる表面に凹凸のあ
るオレフィン化粧シート23の製造方法。複数の冷却ロ
ールに掛け回される凹凸を設けた無端ステンレスベルト
3と複数の冷却ロールに掛け回される無端ステンレスベ
ルト4とからなる2組の対向する無端ステンレスベルト
3、4を備えたダブルベルト式プレス装置とニップロー
ル20と押し出し機21とからなるオレフィン化粧シー
ト23の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の内装、建
具の表面化粧、車両内装等に用いる表面化粧シートとし
て利用可能なオレフィン化粧シートの表面にエンボスを
形成する方法、またはダブリングエンボスによりオレフ
ィン系の基材シートとトップシートを貼り合わせるとと
もに、エンボスを施すための方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の化粧シートの製造方法としては、
任意の印刷模様を施した隠蔽性を有する基材シートの表
面に、押し出し機を用いて溶融した透明熱可塑性樹脂を
積層し、同時にエンボスの施された冷却ロールで冷却固
化、エンボス加工を行うことを特徴とする化粧シートお
よびその製造方法があった。(特開平8−90740
号)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、加工速度を上げると、オレフィン(化粧)シー
ト表面の温度が十分下がらずに、例えば冷却ロールから
の剥がれが悪くなったり、ニップロールにとられたりと
いう現象が発生しやすいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、本発明者は、次の製造方法と製造装置を新た
に発明した。それは、『オレフィン系樹脂からなる基材
シート1の表面に、押し出し機21を用いて溶融したオ
レフィン系樹脂を積層し、同時に複数の冷却ロールに掛
け回される凹凸を設けた無端ステンレスベルト3に抱か
せながら、この無端ステンレスベルト3と複数の冷却ロ
ールに掛け回される無端ステンレスベルト4との間に挟
み込んで、冷却しながらエンボスを施してなる表面に凹
凸のあるオレフィン化粧シート23の製造方法。』と
『複数の冷却ロールに掛け回される凹凸を設けた無端ス
テンレスベルト3と複数の冷却ロールに掛け回される無
端ステンレスベルト4とからなる2組の対向する無端ス
テンレスベルト3、4を備えたダブルベルト式プレス装
置とニップロール20と押し出し機21とからなるオレ
フィン化粧シート23の製造装置。』である。
【0005】ここでオレフィン化粧シートとしては、例
えば、基材シートと該基材シートの表面側に直接、ある
いは必要に応じて接着性層を介して設けられた表面樹脂
層とからなる化粧シートであって、上記表面樹脂層がポ
リオレフィン系樹脂を主成分とするものである。
【0006】基材シートとして、ポリオレフィン系樹脂
を用いた場合には、表面樹脂層と基材シートとの間で剥
離し易い。また、押出コート(extrusion c
oating 以下、ECコートと言う)法で表面樹脂
層を積層する場合、溶融状態のポリオレフィン系樹脂は
基材シートに接着しにくい傾向が大きい。このような場
合には、基材シートと表面樹脂層との間に接着剤層を設
け、表面樹脂層が基材シートから剥離しにくいような化
粧シートにすればよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき説明
する。図1は本発明のオレフィン化粧シートの製造方法
と製造装置の1例を示す縦断面図である。図2は本発明
で製造されたオレフィン化粧シートの1例を示す縦断面
図である。本発明は、このような押し出し樹脂2による
表面樹脂層を有するオレフィン化粧シートを安定した支
えとなる水平な冷却ロールが2本以上入ったステンレス
ベルト4上に載せた形で、そのまま冷却ロールが2本以
上入った凹凸付き無端ステンレスベルト3の直下に入る
為、冷却容量が増大し、高速でのエンボス加工ができる
様になった。
【0008】本発明において冷却ロールは、金属または
ゴム製のロールである。例えば、図1の6、7、8、9
は金属ロール、10、11、12、13はゴムロールで
ある。加工速度を上げる為には、数が多い方が有利であ
る。冷却ロールの温度は、図1の右に行くに従って低く
なるようにしておくとエンボスの入りが良く効果的であ
る。
【0009】本発明のオレフィン化粧シート1は、ポリ
オレフィンシート等からなる基材シートの表面側に直接
あるいは装飾層や接着性層を介してポリオレフィン系樹
脂を主成分とする表面樹脂層が設けられてなる。
【0010】基材シートは、(a)ポリオレフィン系樹
脂フィルム又はシート(以下本発明においてシートと言
う場合、フィルムも含む)が用いられる。上記(a)の
ポリオレフィン系樹脂シートの基材樹脂としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重
合体、エチレン・ブテン−1共重合体、プロピレン・ブ
テン−1共重合体、ポリメチルペンテン、オレフィン系
熱可塑性エラストマー等が挙げられる。これらの樹脂は
単独でも、2種以上混合しても良い。
【0011】ここで、上記オレフィン系熱可塑性エラス
トマーとしては、下記の〜である。 特公平6−23278号公報記載の(A)数平均分子
量Mnが25000以上、且つ重量平均分子量Mwと数
平均分子量Mnとの比Mw/Mn≦7の沸騰ヘプタン可
溶ポリプロピレン10〜90重量%と、(B)メルトイ
ンデックスが0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶
性ポリプロピレン90〜10重量%との混合物からなる
軟質ポリプロピレン。 特公昭53−21021号公報記載の如き、(A)ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等の
オレフィン重合体(結晶性高分子)をハードセグメント
とし、これに(B)部分架橋したエチレンプロピレン共
重合体ゴム、不飽和エチレン・プロピレン・非共軛ジエ
ン三元共重合体ゴム等のモノオレフィン共重合体ゴムを
ソフトセグメントとし、これらを均一に配合し、混合し
てなるオレフィン系エラストマー。(B)モノオレフィ
ンゴム/(A)オレフィン重合体=50/50〜90/
10(重量比)の割合で混合する。 特公昭53−21021号公報記載の如き、(B)未
架橋モノオレフィン共重合体ゴム(ソフトセグメント)
と、(A)オレフィン共重合体(結晶性ハードセグメン
ト)と架橋剤とを混合し、加熱し剪断応力を加えつつ動
的に部分架橋させてなるオレフィン系エラストマー。
(B)モノオレフィンゴム/(A)オレフィン共重合体
=60/40〜80/20(重量比)である。 特公昭56−15741号公報記載の如き、(a)ア
イソタクチックポリプロピレン、プロピレン・エチレン
共重合体、プロピレン・ブテン共重合体等のペルオキシ
ドと混合・加熱すると分子量を減じ、流動性を増すペル
オキシド分解型オレフィン重合体(ハードセグメント)
と、(b)エチレン・プロピレン共重合体ゴム、エチレ
ン・プロピレン・非共軛ジエン三元共重合体ゴム等のペ
ルオキシドと混合加熱することにより、架橋して流動性
が減じるペルオキシド架橋型モノオレフィン共重合体ゴ
ム(ソフトセグメント)、(c)ポリイソブチレン、ブ
チルゴム等のペルオキシドと混合、加熱しても架橋せ
ず、流動性が不変の、ペルオキシド非架橋型炭化水素ゴ
ム(ソフトセグメント兼流動性改質成分)、及び(d)
パラフィン系、ナフテン系、芳香族系等の鉱物油系軟化
剤、とを混合し、有機ペルオキシドの存在下で動的に熱
処理してなるオレフィン系エラストマー。(a)が90
〜40重量部、(b)が10〜60重量部、(c)、及
び(d)が5〜100重量部の配合比となる。 特開平2−139232号公報に記載の如き、エチレ
ン・スチレン・ブチレン共重合体からなるオレフィン系
エラストマー。
【0012】基材シートであるポリオレフィン系樹脂シ
ートは、厚さ50〜500μm程度で、延伸シート、未
延伸シートのいずれも使用可能であるが、Vカット加工
等の成形適正等は未延伸シートが良好である。また、上
記ポリオレフィン系樹脂シートには必要に応じ顔料、染
料、充填剤、発泡剤、難燃剤、熱安定剤、紫外線吸収剤
等を添加することができる。
【0013】基材シートは顔料又は染料からなる着色剤
を添加して着色するのが好ましい。用途に応じて着色透
明又は不透明(隠蔽性)着色とする。基材シートの着色
は一般的には被着体の表面を隠蔽することが可能なこと
から着色不透明が好ましい。また、他に必要に応じ、炭
酸カルシウム、シリカ(二酸化珪素)、アルミナ(酸化
アルミニウム)、硫酸バリウムの様な体質顔料(充填
剤)を添加する。
【0014】また、上記ポリオレフィン系樹脂はそれ自
体でも用いられるが、基材シートの柔軟性、耐衝撃性、
易接着性等を向上させる目的で、各種ゴム類を添加する
ことができる。ゴム類としては、ジエン系ゴム、オレフ
ィンエラストマー等があるが、中でも水素添加ジエン系
ゴムが好ましい。水素添加ジエン系ゴムは、ジエン系ゴ
ム分子の二重結合の少なくとも一部分に水素原子を付加
させてなるもので、ポリオレフィン系樹脂の結晶化を抑
え、柔軟性を向上させる。ジエン系ゴムは具体的には、
イソプレンゴム、ブタジエンゴム、ブチルゴム、プロピ
レン・ブタジエンゴム、アクリロニトリル・ブタジエン
ゴム、アクリロニトリル・イソプレンゴム、スチレン・
ブタジエンゴム等が挙げられる。オレフィンエラストマ
ーとしては、2種類又は3種類以上のオレフィンと共重
合しうるポリエンを少なくとも1種加えた弾性共重合体
であり、オレフィンはエチレン、プロピレン、α−オレ
フィン等が使用され、ポリエンとしては、1,4ヘキサ
ジエン、環状ジエン、ノルボルネン等が使用される。好
ましいオレフィン系共重合体ゴムとしては、例えばエチ
レン−プロピレン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン
−非共役ジエンゴム、エチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム等のオレフィンを主成分とする弾性共重合体が挙げら
れる。
【0015】基材シートとして好ましいものとして、高
密度ポリエチレン樹脂、熱可塑性エラストマー、着色
剤、及び無機充填剤からなるシートが挙げられる。上記
高密度ポリエチレンとしては、比重が0.94〜0.9
6のポリエチレンであって、低圧法で得られる結晶化度
が高く分子に枝分かれ構造の少ない高分子を用いるのが
より好ましい。また、上記熱可塑性エラストマーとして
は、ジエン系ゴム、水素添加ジエンゴム、オレフィンエ
ラストマー等が挙げられる。熱可塑性エラストマーの添
加量としてはシート基材中に10〜60重量%、好まし
くは30重量%程度である。10重量%より低いと一定
荷重時伸度の変化が急峻になり過ぎ、また、破断時伸
度、耐衝撃性の低下が生じ、60%より高いと透明性、
耐候性及び耐クリープ性の低下が生じる。上記無機充填
剤としては、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、クレー、
タルク等の粉末が、シート基材中に5〜60重量%程
度、好ましくは30重量%程度添加される。添加量が5
重量%より低いと耐クリープ変形性及び易接着性の低下
が生じ、60重量%より高いと破断時伸度及び耐衝撃性
の低下が生じる。
【0016】基材シートに添加される熱安定剤は、フェ
ノール系、サルファイト系、フェニルアルカン系、フォ
スファイト系、アミン系等公知のものであり、熱加工時
の熱変色等の劣化の防止性をより向上させる場合に用い
られる。難燃剤としては水酸化アルミニウム、水酸化マ
グネシウム等の粉末が挙げられる。
【0017】ポリオレフィン系樹脂シートからなる基材
シートは、上記材料をブレンドしたものをカレンダー製
法等の常用の方法により製膜することで得られる。基材
シートがポリオレフィン系樹脂シートの場合の厚みは、
50〜200μm程度、好ましくは、100μm程度で
ある。
【0018】本発明において、基材シートの表面には、
樹脂溶液を塗布して易接着層を形成したり、コロナ放電
処理、プラズマ処理等を行って、易接着処理を施しても
よい。易接着層(プライマー層或いはアンカー層とも言
う)の樹脂としては、アクリル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエステル、ポリウレタン、塩素化ポリ
プロピレン、塩素化ポリエチレン等が用いられるが、特
にポリウレタンが好ましい。
【0019】本発明の化粧シートにおいては、基材シー
トの表面に装飾処理を施すことができる。例えば基材シ
ートの表面に印刷層等の模様層を設ける。模様層は基材
シートの易接着処理を施した表面或いは基材シート表面
に直接形成される。具体的には顔料添加による着色(透
明又は不透明)の模様印刷、金属薄膜の形成、エンボス
加工(加熱プレス)、ヘアライン加工等による凹凸模様
形成等による。印刷模様は、グラビア印刷、オフセット
印刷、シルクスクリーン印刷、転写シートからの転写印
刷等の公知の印刷法を用い、インキ(或いは塗料)にて
模様を形成する。模様としては、木目模様、石目模様、
布目模様、皮絞模様、幾何学図形、文字、記号、或いは
全面ベタ等がある。上記インキは、バインダーとして、
塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化
ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、アクリ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、セ
ルロース系樹脂、等を用い、1種又は2種以上混合して
用いる。またこれに顔料等を添加したものでもよい。金
属薄膜の模様層は、アルミニウム、クロム、金、銀、銅
等の金属を用い、真空蒸着、スパッタリング等の方法で
製膜することで形成できる。模様層は基材シート表面の
全面に設けても部分的に設けても何れでもよい。
【0020】化粧シートのエンボス加工は、オレフィン
系樹脂からなる基材シート1の表面に、押し出し機21
を用いて溶融したオレフィン系樹脂を積層し、同時に複
数の冷却ロールに掛け回される凹凸を設けた無端ステン
レスベルト3に抱かせながら、この無端ステンレスベル
ト3と複数の冷却ロールに掛け回される無端ステンレス
ベルト4との間に挟み込んで、冷却しながらエンボスを
施してなるものである。エンボスの凹凸形状は、木目導
管溝、石板表面凹凸(花崗岩劈開面等)、布表面テクス
チュア、梨目、砂目、ヘアライン、万線条溝等である。
更に必要に応じ上記凹凸模様の凹部にワイピング法等に
より着色インキを充填してもよい。
【0021】接着性層のバインダー樹脂は、基材シート
1と表面樹脂層を接着しうるものであればよく、アクリ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、
ポリウレタン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピ
レン等が用いられる。接着性層の厚みは1〜20μmが
好ましく、更に好ましくは3〜5μmである。
【0022】上記アクリルとしては、ポリ(メタ)アク
リル酸メチル、ポリ(メタ)アクリル酸エチル、ポリ
(メタ)アクリル酸プロピル、ポリ(メタ)アクリル酸
ブチル、(メタ)アクリル酸メチル・(メタ)アクリル
酸ブチル共重合体、(メタ)アクリル酸エチル・(メ
タ)アクリル酸ブチル共重合体、エチレン・(メタ)ア
クリル酸メチル共重合体、スチレン・(メタ)アクリル
酸メチル共重合体等の(メタ)アクリル酸エステルを含
む単独又は共重合体からなるアクリル樹脂〔但し、此処
で(メタ)アクリルとはアクリル又はメタアクリルを意
味するものとする。〕。
【0023】上記ポリウレタンとはポリオール(多価ア
ルコール)を主剤とし、イソシアネートを架橋剤(硬化
剤)とするポリウレタンである。上記ポリオールは、分
子中に2個以上の水酸基を有するもので、例えばポリエ
チレングリコール、ポリプロピレングリコール、アクリ
ルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテル
ポリオール等が挙げられる。上記イソシアネートは、分
子中に2個以上のイソシアネート基を有する多価イソシ
アネートが用いられる。例えば、2−4トリレンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、4−4ジフ
ェニルメタンジイソシアネート等の芳香族イソシアネー
ト、或いはヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、水素添加トリレンジイソシアネー
ト、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂
肪族イソシアネートが用いられる。
【0024】押し出し樹脂2による表面樹脂層は、ポリ
オレフィン系樹脂を主成分とするものであり、上記の装
飾層や接着性層の表面に、溶融した状態の樹脂をECコ
ート法を用いたラミネートの手段で、基材シート1の表
面側に積層される。表面樹脂層の厚みは、10〜500
μm程度に形成され、好ましくは30〜120μmであ
る。表面樹脂層として予め製膜されたシートを張り合わ
せて用いる場合、該シートは延伸シート、未延伸シート
のいずれでも使用可能であるが、Vカット加工等の成形
適性が良好なことからは、未延伸シートが好ましい。
【0025】表面樹脂層は、ポリオレフィン樹脂を主成
分とするものであり、以下のポリオレフィン系樹脂を表
面樹脂層中に50重量%以上含む。ポリオレフィン系樹
脂は、ポリエチレン、エチレン・プロピレン共重合体、
エチレン・ブテン共重合体、ポリプロピレン、プロピレ
ン・ブテン−1共重合体、ポリブテン−1、ブテン−1
・プロピレン・エチレン3元共重合体、ポリメチルペン
テン、或いは前記オレフィン系熱可塑性エラストマー等
が使用される。これらの樹脂は、単独でも2種以上混合
してもよい。
【0026】表面樹脂層はポリオレフィン樹脂のみから
形成してもよいが、ポリオレフィン樹脂に柔軟性、耐衝
撃性、易接着性を付与するために、好ましくは各種ゴム
類を添加する。ゴム類としては、ジエン系ゴム、水素添
加ゴム、水素添加ジエン系ゴム、オレフィンエラストマ
ー等であるが、中でも水素添加ジエン系ゴムが好まし
い。水素添加ジエン系ゴムは、ジエン系ゴム分子の二重
結合の少なくとも一部分に水素原子を付加させてなるも
ので、ポリオレフィン系樹脂の結晶化を抑え、柔軟性、
透明性を向上させる。また水素添加ジエン系ゴムは、ジ
エン系ゴムの二重結合を水素で飽和させてなる為、ポリ
オレフィン系樹脂の耐候性、耐熱性低下も無く良好なも
のである。
【0027】また好ましい表面樹脂層として、アイソタ
クチックポリプロピレンとアクタチックポリプロピレン
との混合系からなる、複合立体構造を有する無色又は着
色透明な軟質ポリプロピレン系樹脂からなるシートがあ
る。このポリプロピレン系樹脂は具体的には、(A)
(イ)マグネシウム、チタン、ハロゲン原子及び電子供
与体を必須成分として含有する固体触媒成分、(ロ)有
機アルミニウム化合物、及び(ハ)一般式〔化1〕
【化1】 (式中のR1 は炭素数1〜20のアルキル基、R2 は炭
素数1〜10の炭化水素基、水酸基又はニトロソ基、m
は1〜6の整数、nは0又は1〜(6−m)の整数であ
る)で表されるアルコキシ基含有芳香族化合物の組合わ
せからなる触媒の存在下、プロピレンを重合させること
により得られる、数平均分子量(Mn)が25,000
以上で、且つ重量平均分子量(Mw)と数平均分子量
(Mn)との比(Mw/Mn)が7以下の沸騰ヘプタン
可溶性ポリプロピレン(アタクチックポリプロピレン)
10〜90重量%と、(B)メルトインデックスが0.
1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性ポリプロピレン
(アイソタクチックポリプロピレン)90〜10重量%
とからなる軟質ポリプロピレン樹脂組成物が挙げられ
る。
【0028】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物は、破
断伸び(Tb )が400%以上、好ましくは500〜7
00%、100%伸長後の残留伸び(PS100 )が80
%以下、好ましくは50〜75%、及び破断時応力(M
B )と降伏時応力(MY )との比(MB /MY )が1.
0以上、好ましくは1.5〜3.5の範囲にあることが
望ましい。
【0029】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、(A)成分のアタクチックポリプロピレンとし
て、沸騰ヘプタンに可溶性であって、数平均分子量(M
n)が2,5000以上、好ましくは30,000〜6
0,000の範囲にあり、かつ重量平均分子量(Mw)
と数平均分子量(Mn)との比Mw/Mnが7以下、好
ましくは2〜6の範囲にあるものが用いられる。このM
nが25,000未満のものやMw/Mn比が7を超え
るものでは得られる樹脂における該アタクチックポリプ
ロピレンの力学的特性への寄与効果が十分に発揮され
ず、得られる樹脂の破断時応力(MB )と降伏時応力
(MY )とのひが1.0未満になったり、100%伸長
後の残留伸び(PS100 )が80%を超えたりして、望
ましくない。
【0030】上記(A)成分のアタクチックポリプロピ
レンはプロピレンの単独重合体であってもよいし、プロ
ピレン単位と40重量%以下、好ましくは30重量%以
下の他の炭素数2〜30のα−オレフィン単位とを含有
するプロピレン共重合体であってもよい。また、このア
タクチックポリプロピレンは1種用いてもよいし、2種
以上組み合わせて用いてもよい。このような(A)成分
のアタクチックポリプロピレンは公知の方法(特開昭6
3−243106号公報等)によって製造することがで
きる。
【0031】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、(B)成分として、メルトインデックス(MI)
が0.1〜4g/10分の沸騰ヘプタン不溶性の結晶性
アイソタクチックポリプロピレンが用いられる。このメ
ルトインデックスが0.1g/10分未満では溶融特性
が低く、シート成形が困難になるし、4g/10分を超
えると機械的強度が不充分となってVカット加工が良好
に行えなくなる虞れがある。上記(B)成分のアイソタ
クチックポリプロピレンは、アイソタクチックの立体規
則性を有するプロピレン単独重合体であってもよいし、
該立体規則性を有するプロピレンと他のα−オレフィン
との共重合体であってもよい。このα−オレフィンとし
ては炭素数2〜8のもの、例えばエチレン、ブテン−
1、ペンテン−1、ヘプテン−1、オクテン−1などが
好ましく、中でもエチレン及びブテン−1が好適であ
る。また該共重合体としては、前記の他のα−オレフィ
ン単位を通常40重量%以下、好ましくは30重量%以
下含有するブロック共重合体やランダム共重合体が用い
られる。
【0032】この(B)成分のアイソタクチックポリプ
ロピレンの好ましいものとしては、プロピレン単独重合
体、及びエチレン単位1〜30重量%、好ましくは3〜
25重量%を含有するプロピレンとエチレンとのランダ
ム共重合体又はブロック共重合体が挙げられる。このよ
うなアイソタクチックポリプロピレンの製造は、従来の
結晶性ポリプロピレンの製造と同様に行うことができ
る。
【0033】上記軟質ポリプロピレン樹脂組成物におい
ては、この(B)成分のアイソタクチックポリプロピレ
ンは1種用いてもよいし、2種以上を組合わせてもよ
い。また、前記(A)成分のアタクチックポリプロピレ
ンと(B)成分のアイソタクチックポリプロピレンは、
(A)成分の含有量が10〜90重量%、好ましくは2
5〜80重量%で、(B)成分の含有量が90〜10重
量%、好ましくは75〜20重量%になるような割合で
用いられる。該(A)成分の含有量が10重量%未満で
は、樹脂の降伏時応力(MY )が大きくなりすぎて、破
断時応力(MB )と降伏時応力(MY )との比MB /M
Y 比が1.0未満となり、かつ100%伸長後の残留伸
び(PS100 )も80%より大きくなってしまう。一方
含有量が90重量%を超えると破断時応力(MB )が小
さくなりすぎて、該MB /MY 比が1.0未満となり、
かつ機械的強度が低下する虞れがある。また、(B)成
分の比率を高くすることにより、得られる軟質ポリプロ
ピレンのヤング率は高くなる。(A)成分と(B)成分
の特に好ましい比率は1:1である。
【0034】本発明化粧シートにおいて表面樹脂層に
は、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、難燃剤、発泡剤
等の各種添加剤を必要に応じて添加することができる。
【0035】また、表面樹脂層の表面には必要に応じて
装飾処理を施してもよい。装飾処理は基材シートの装飾
処理と同様の手段を用いることができる。例えば、表面
樹脂層の表面にエンボス加工、ヘアライン加工等による
凹凸模様を賦形した化粧シートである。上記装飾処理は
表面樹脂層の全面にわたっても或いは部分的でもいずれ
でもよい。
【0036】また特に図示しないが、表面樹脂層の表面
には、表面の保護と艶を調整する目的で、艶調整保護コ
ート層を設けることができる。該保護コート層は塩素化
ポリオレフィン、2液硬化ポリウレタン樹脂、電離放射
線硬化性樹脂等が用いられる。また、該保護コート層を
艶消しにする場合は、艶消(光拡散)剤を添加する。艶
消剤としては、炭酸カルシウム、シリカ、アルミナ、硫
酸バリウム、ウレタン樹脂ビーズ、ポリカーボネート樹
脂ビーズ等の粒径1〜30μm程度の微粒子が用いられ
る。保護コート層は1〜100μm程度に形成される。
【0037】化粧シートを建築内外装用、建具・家具等
の表面化粧用、車両内装用等に用いる場合は、下記
(1)〜(9)の機能を備えているのがより好ましい。 (1)ポリ塩化ビニル並みの熱成形性。特に温度変化に
伴う一定荷重時伸度の変化がポリ塩化ビニルとほぼ同等
の緩やかで連続的に変化する特性をそなえていること。
また、加熱→冷却に伴って、強度低下等の材料力学的特
性の劣化が生じないこと。 (2)耐クリープ性が良好なこと。外装材や内装材には
建具や家具による定荷重が長時間かけられる場合が多
く、クリープ変形が生じると、荷重部分がめくれたり剥
がれたりする。従って、極力クリープ変形が生じない材
料であることが好ましい。 (3)耐寒折り曲げ強度が良好なこと。寒冷時にVカッ
ト加工等の折り曲げ加工を行うと応力緩和が不充分な場
合は、折り曲げ部に白化、亀裂、破断等が生じ易くな
る。 (4)耐有機溶媒性が良好なこと。化粧シートと被着体
を接着する接着剤中の溶剤により化粧シートが膨潤・変
形するのを防止できる。多層構造の化粧シートを得る場
合も同様である。 (5)破断時伸度、耐衝撃強度が高いこと。Vカット加
工時の折り曲げ部の亀裂を防止するための特性である。 (6)適度な曲げ弾性率を持つこと。曲げ加工部での化
粧シートの追従性が十分となる。 (7)透明性が良好であること。 (8)エンボス加工等に伴う加熱と冷却が加わっても再
結晶による白化、濁りを生じないこと。 (9)耐候性に優れること。
【0038】上記の特性を満足するための好ましい基材
シート及び表面樹脂層の材質は、基材シートとしては、
高密度ポリエチレン樹脂、熱可塑性エラストマー、着色
剤、及び無機充填剤からなるシートが挙げられ、また、
表面樹脂層としてはアイソタクチックポリプロピレンと
アタクチックポリプロピレンとの混合系からなる複合立
体構造を有する無色又は着色透明な軟質ポリプロピレン
系樹脂シートが挙げられる。
【0039】本発明の製造方法によりできた化粧シート
は、他の被着体(裏打材)に積層することもできる。被
着体としては、各種素材の平板状、曲面板等の板状材、
シート、立体形状物等の各種形状、材質が用いられる。
化粧シートは各種被着体に積層し、所定の成形加工等を
施して、各種の用途に用いられる。例えば、壁、天井、
床等建築物の内装、窓枠、扉、手摺等の建具の表面化
粧、家具又は弱電・OA機器のキャビネットの表面化
粧、自動車、電車等の車両内装、航空機内装、窓硝子の
化粧等がある。
【0040】
【実施例】
実施例1 図1に示す様な冷却ロール群6、7、8、9とそれらロ
ールに掛け回される外表面が導管形状の凹凸を入れた無
端ステンレスベルト5と下方の冷却ロール群10、1
1、12、13に掛け回された艶消し形状を有する無端
ステンレスベルト4との2組の対向する無端ステンレス
ベルトを備えたダブルベルト式プレス装置を用いて、各
ロール温度を以下の様に設定した。 冷却ロール6、10・・・90°C 冷却ロール7、11・・・70°C 冷却ロール8、12・・・50°C 冷却ロール9、13・・・30°C Tダイ温度・・・260°C そして、基材シートである日本石油化学株式会社製の商
品名『ソフトレックス』100μmに柄印刷したシート
の印刷面に、表面樹脂層としてアイソタクティックポリ
プロピレンとアタクティックポリプロピレンの混合系ポ
リプロピレンからなる出光石油化学工業株式会社製の商
品名『E−2600』を厚さ100μmとなるように、
Tダイ押し出し機を用いて、押し出しラミネートすると
同時に、図1のように導管形状の凹凸を入れた無端ステ
ンレスベルト5に抱かせながら、この無端ステンレスベ
ルト5と4つの冷却ロールに掛け回される艶消し形状を
有する無端ステンレスベルト4との間に挟み込んで、冷
却しながらエンボスを施して、表面に凹凸のあるオレフ
ィン化粧シート23、25を得た。製造スピードは15
0m/minが可能であった。
【0041】実施例2 表面樹脂層を三井石油化学工業株式会社製の商品名『タ
フマーXR110T』の厚さ100μmに変えた以外
は、実施例1と同じにした。
【0042】
【発明の効果】本発明は、このような押し出し樹脂2に
よる表面樹脂層を有するオレフィン化粧シートを安定し
た支えとなる水平な冷却ロールが2本以上入ったステン
レスベルト4上に載せた形で、そのまま冷却ロールが2
本以上入った凹凸付き無端ステンレスベルト3の直下に
入る為、冷却容量が増大し、従来の速度の2〜3倍の高
速でのエンボス加工ができる様になった。高温で溶融押
し出ししてエンボスを入れる為、エンボスの再現性が良
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオレフィン化粧シートの製造方法と製
造装置の1例を示す縦断面図である。
【図2】本発明で製造されたオレフィン化粧シートの1
例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 印刷済基材シート 2 押し出し樹脂 3 凹凸付き無端ステンレスベルト 4 無端ステンレスベルト 6 冷却ロール 7 冷却ロール 8 冷却ロール 9 冷却ロール 10 冷却ロール 11 冷却ロール 12 冷却ロール 13 冷却ロール 20 ニップロール 21 Tダイ押し出し機 23 化粧シート 25 化粧シート 30 透明オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂層 31 印刷インキ 32 不透明オレフィン系熱可塑性エラストマー樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 27/32 B32B 27/32 E B44C 1/24 B44C 1/24 A // B29K 23:00 B29L 7:00 9:00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂からなる基材シート1
    の表面に、押し出し機21を用いて溶融したオレフィン
    系樹脂を積層し、同時に複数の冷却ロールに掛け回され
    る凹凸を設けた無端ステンレスベルト3に抱かせなが
    ら、この無端ステンレスベルト3と複数の冷却ロールに
    掛け回される無端ステンレスベルト4との間に挟み込ん
    で、冷却しながらエンボスを施してなる表面に凹凸のあ
    るオレフィン化粧シート23の製造方法。
  2. 【請求項2】 基材シートが、高密度ポリエチレン樹
    脂、熱可塑性エラストマー、及び無機充填剤からなるシ
    ートである請求項1に記載の化粧シートの製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の冷却ロールに掛け回される凹凸を
    設けた無端ステンレスベルト3と複数の冷却ロールに掛
    け回される無端ステンレスベルト4とからなる2組の対
    向する無端ステンレスベルト3、4を備えたダブルベル
    ト式プレス装置とニップロール20と押し出し機21と
    からなるオレフィン化粧シート23の製造装置。
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