JPH10304519A - メーター類の取付けユニット - Google Patents
メーター類の取付けユニットInfo
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- JPH10304519A JPH10304519A JP9116237A JP11623797A JPH10304519A JP H10304519 A JPH10304519 A JP H10304519A JP 9116237 A JP9116237 A JP 9116237A JP 11623797 A JP11623797 A JP 11623797A JP H10304519 A JPH10304519 A JP H10304519A
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- meter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分電盤等の内部に設置されるメーター類のメ
ンテナンスを容易化し、併わせてドア外面からのメータ
ーの視認点検を確実にする。 【解決手段】 ドア2の面壁に覗き窓3を装着する。覗
き窓3の内方にメーターMを取り付けるためのメーター
パネル4を配置する。メーターパネル4は覗き窓3の窓
枠6を利用して支持し、ヒンジ21で開閉揺動自在に支
持する。メーターパネル4を覗き窓3と正対する位置に
固定するために、メーターパネル4を止め具22で窓枠
6に固定する。
ンテナンスを容易化し、併わせてドア外面からのメータ
ーの視認点検を確実にする。 【解決手段】 ドア2の面壁に覗き窓3を装着する。覗
き窓3の内方にメーターMを取り付けるためのメーター
パネル4を配置する。メーターパネル4は覗き窓3の窓
枠6を利用して支持し、ヒンジ21で開閉揺動自在に支
持する。メーターパネル4を覗き窓3と正対する位置に
固定するために、メーターパネル4を止め具22で窓枠
6に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤、配電盤、
変電設備、あるいは電気室、通信中継設備等の入口ドア
に設置されるメーター類の取付けユニットに関する。
変電設備、あるいは電気室、通信中継設備等の入口ドア
に設置されるメーター類の取付けユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば分電盤の内部には、支線分岐用の
機器類と、これら機器類の作動状況や給電状況等を監視
するためのメーター類が配設されている。ドアの外面か
らメーター類を視認点検するために、メーター類はドア
内方に設けたメーターパネルに集約配置してあり、メー
ターパネルと正対するドア壁面には覗き窓が設けてあ
る。この種の覗き窓の詳細構造は、例えば特開平8−9
3337号公報に公知である。
機器類と、これら機器類の作動状況や給電状況等を監視
するためのメーター類が配設されている。ドアの外面か
らメーター類を視認点検するために、メーター類はドア
内方に設けたメーターパネルに集約配置してあり、メー
ターパネルと正対するドア壁面には覗き窓が設けてあ
る。この種の覗き窓の詳細構造は、例えば特開平8−9
3337号公報に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は分電盤内部の支
柱や、支柱間に渡した桟材にメーターパネルをビス止め
し、このメーターパネルに電圧計、電流計、電力計等の
メーターや、表示ランプ等を集約配置している。こうし
たメーター配置形態では、メーター等の交換や追加実
装、あるいは定期点検等のメンテナンス作業を行う場合
に、メターパネルの背面側へ回り込んで作業を行うが、
殆どの場合パネル背面側の空間が狭く窮屈であるため、
メンテナンス作業に多くの手間と時間を要していた。メ
ーターパネルの背面空間に入り込む余地がない場合や、
小形の分電盤等においては、メーターパネルの全体を取
り外して交換作業を行わねばならず、更に余分な手間が
掛かっていた。
柱や、支柱間に渡した桟材にメーターパネルをビス止め
し、このメーターパネルに電圧計、電流計、電力計等の
メーターや、表示ランプ等を集約配置している。こうし
たメーター配置形態では、メーター等の交換や追加実
装、あるいは定期点検等のメンテナンス作業を行う場合
に、メターパネルの背面側へ回り込んで作業を行うが、
殆どの場合パネル背面側の空間が狭く窮屈であるため、
メンテナンス作業に多くの手間と時間を要していた。メ
ーターパネルの背面空間に入り込む余地がない場合や、
小形の分電盤等においては、メーターパネルの全体を取
り外して交換作業を行わねばならず、更に余分な手間が
掛かっていた。
【0004】ドア外面からメーター類を確実に視認点検
するには、メーターパネルをドア内面に接近して配置す
べきであるが、そうすると出入口がメーターパネルで塞
がれ、出入りの邪魔になるのを避けられない。多くの場
合は、メーター類の視認が可能な範囲内で、できるだけ
ドアから離れた位置にメーターパネルを設置している。
つまり、メーター類の見やすさをある程度犠牲にしなが
ら、メーターパネルが出入りの邪魔になるのを避けてい
る訳であり、これが覗き窓を介して行う視認点検時にメ
ーターの読み間違い等を生じる一因となっていた。
するには、メーターパネルをドア内面に接近して配置す
べきであるが、そうすると出入口がメーターパネルで塞
がれ、出入りの邪魔になるのを避けられない。多くの場
合は、メーター類の視認が可能な範囲内で、できるだけ
ドアから離れた位置にメーターパネルを設置している。
つまり、メーター類の見やすさをある程度犠牲にしなが
ら、メーターパネルが出入りの邪魔になるのを避けてい
る訳であり、これが覗き窓を介して行う視認点検時にメ
ーターの読み間違い等を生じる一因となっていた。
【0005】本発明の目的は、メーターパネルに配置さ
れるメーターや表示ランプ等の点検や交換等のメンテナ
ンス作業が簡単にしかも迅速に行え、メーターパネルの
背面空間が狭い場合や、小形の分電盤等においても、同
様に能率良くメーター類のメンテナンスを行える、メー
ター類の取付けユニットを提供することにある。本発明
の他の目的は、メーターパネルが出入りの邪魔になるの
を防止しながら、メーターパネルをドアの間近に配置で
き、従ってメーターの見やすさと、メーターパネルが出
入りの邪魔にならないこととの、相反する要求を同時に
満足することにある。
れるメーターや表示ランプ等の点検や交換等のメンテナ
ンス作業が簡単にしかも迅速に行え、メーターパネルの
背面空間が狭い場合や、小形の分電盤等においても、同
様に能率良くメーター類のメンテナンスを行える、メー
ター類の取付けユニットを提供することにある。本発明
の他の目的は、メーターパネルが出入りの邪魔になるの
を防止しながら、メーターパネルをドアの間近に配置で
き、従ってメーターの見やすさと、メーターパネルが出
入りの邪魔にならないこととの、相反する要求を同時に
満足することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の取付けユニット
は、図1ないし図5に示すごとくドア2の面壁に設けた
窓開口2aに装着される覗き窓3と、覗き窓3の内面に
近接配置されて、覗き窓3の窓枠6に支持されるメータ
ーパネル4とからなる。メーターパネル4はヒンジ21
を介して覗き窓3に対して接離揺動可能に支持してあ
る。メーターパネル4と窓枠6との間に、メーターパネ
ル4を覗き窓3と正対する状態で固定保持するための止
め具22が設けられている。
は、図1ないし図5に示すごとくドア2の面壁に設けた
窓開口2aに装着される覗き窓3と、覗き窓3の内面に
近接配置されて、覗き窓3の窓枠6に支持されるメータ
ーパネル4とからなる。メーターパネル4はヒンジ21
を介して覗き窓3に対して接離揺動可能に支持してあ
る。メーターパネル4と窓枠6との間に、メーターパネ
ル4を覗き窓3と正対する状態で固定保持するための止
め具22が設けられている。
【0007】具体的には、窓枠6の対向辺部の内面に、
覗き窓3と正対する状態にメーターパネル4を受け止め
る一対の受枠19・20を固定する。一方の受枠19に
メーターパネル4をヒンジ21を介して連結し、他方の
受枠20にメーターパネル4を止め具22で係脱自在に
締結固定する。
覗き窓3と正対する状態にメーターパネル4を受け止め
る一対の受枠19・20を固定する。一方の受枠19に
メーターパネル4をヒンジ21を介して連結し、他方の
受枠20にメーターパネル4を止め具22で係脱自在に
締結固定する。
【0008】窓枠6は、窓開口2aの周縁壁を内外から
挟持する外枠7および内枠8で構成し、両枠7・8を締
結するボルト10およびナット11を利用して、一対の
受枠19・20を窓枠6に共締め固定する。ヒンジ21
は抜き差し自在な抜き差しヒンジで構成する。
挟持する外枠7および内枠8で構成し、両枠7・8を締
結するボルト10およびナット11を利用して、一対の
受枠19・20を窓枠6に共締め固定する。ヒンジ21
は抜き差し自在な抜き差しヒンジで構成する。
【0009】また、メーターパネル4は、図6に示すご
とく覗き窓3に正対する取付壁4aと、取付壁4aと窓
枠6との正対間隔を規定する一対の側壁4b・4cとを
備えており、一方の側壁4cはヒンジ21を介して窓枠
6に連結し、他方の側壁4bと窓枠6とは止め具22で
締結固定することができる。
とく覗き窓3に正対する取付壁4aと、取付壁4aと窓
枠6との正対間隔を規定する一対の側壁4b・4cとを
備えており、一方の側壁4cはヒンジ21を介して窓枠
6に連結し、他方の側壁4bと窓枠6とは止め具22で
締結固定することができる。
【0010】更にまた、本発明の取付けユニットは、ド
ア2の面壁に設けた窓開口2aに装着される覗き窓3
と、覗き窓3の内面に近接配置されて、窓枠6で支持さ
れるメーターパネル4とからなり、メーターパネル4は
窓枠6に対して取り外し可能に止め具22で締結固定し
た形式にすることができる。
ア2の面壁に設けた窓開口2aに装着される覗き窓3
と、覗き窓3の内面に近接配置されて、窓枠6で支持さ
れるメーターパネル4とからなり、メーターパネル4は
窓枠6に対して取り外し可能に止め具22で締結固定し
た形式にすることができる。
【0011】
【作用】ドア2に装着した覗き窓3の窓枠6を利用して
その内方にメーターパネル4を配置してあるので、メー
ターパネル4を覗き窓3の内面に近接配置してメーター
M類を確実に視認できる。ドア1を開放操作すると、メ
ーターパネル4はドア1に同行揺動して出入口を開放す
るので、メーターパネル4が出入りの邪魔にならない。
ドア1を開放操作するだけで、メーターパネル4の背面
側を出入口の外部に露出できるうえ、止め具22を開放
することにより、メーターパネル4をヒンジ21まわり
に開き揺動することで、メーターM類の点検や交換等の
メンテナンス作業が行える。
その内方にメーターパネル4を配置してあるので、メー
ターパネル4を覗き窓3の内面に近接配置してメーター
M類を確実に視認できる。ドア1を開放操作すると、メ
ーターパネル4はドア1に同行揺動して出入口を開放す
るので、メーターパネル4が出入りの邪魔にならない。
ドア1を開放操作するだけで、メーターパネル4の背面
側を出入口の外部に露出できるうえ、止め具22を開放
することにより、メーターパネル4をヒンジ21まわり
に開き揺動することで、メーターM類の点検や交換等の
メンテナンス作業が行える。
【0012】窓枠6に固定した一対の受枠19・20を
介してメーターパネル4を受け止め支持すると、メータ
ーパネル4を覗き窓3に対して常に正対する適正な姿勢
で固定保持できる。メーターパネル4を、覗き窓3に正
対する取付壁4aと、間隔規制用の一対の側壁4b・4
cとで構成する場合にも、同様にメーターパネル4を常
に適正に固定保持できる。窓枠6をドア1に取り付ける
ためのボルト10およびナット11を利用して受枠19
・20を共締め固定すると、受枠19・20の固定に要
するビス等の部品を省略できるうえ、取付けユニットの
組み付けに要する手間を削減できる。ヒンジ21として
抜き差し型のヒンジを用いると、メーターパネル4のみ
を受枠19・20から簡単に分離できるので、メーター
パネル4に対してメーターMや表示ランプR用の取付
穴、あるいはビス穴等の追加工を容易に行える。
介してメーターパネル4を受け止め支持すると、メータ
ーパネル4を覗き窓3に対して常に正対する適正な姿勢
で固定保持できる。メーターパネル4を、覗き窓3に正
対する取付壁4aと、間隔規制用の一対の側壁4b・4
cとで構成する場合にも、同様にメーターパネル4を常
に適正に固定保持できる。窓枠6をドア1に取り付ける
ためのボルト10およびナット11を利用して受枠19
・20を共締め固定すると、受枠19・20の固定に要
するビス等の部品を省略できるうえ、取付けユニットの
組み付けに要する手間を削減できる。ヒンジ21として
抜き差し型のヒンジを用いると、メーターパネル4のみ
を受枠19・20から簡単に分離できるので、メーター
パネル4に対してメーターMや表示ランプR用の取付
穴、あるいはビス穴等の追加工を容易に行える。
【0013】
【実施例】 (第1実施例)図1ないし図5は本発明に係るメーター
類の取付けユニットの第1実施例を示す。図2において
符号1は分電盤、2は分電盤1の出入口を開閉するドア
である。左右一対のドア2は、それぞれドアヒンジHを
介して盤本体に揺動開閉自在に支持されている。一対の
ドア2のうち右方のドア2の面壁に窓開口2aを設け、
これに本発明の取付けユニットが装着されている。取付
けユニットは、窓開口2aに装着される覗き窓3と、覗
き窓3の内面に近接配置したメーターパネル4などから
なる。
類の取付けユニットの第1実施例を示す。図2において
符号1は分電盤、2は分電盤1の出入口を開閉するドア
である。左右一対のドア2は、それぞれドアヒンジHを
介して盤本体に揺動開閉自在に支持されている。一対の
ドア2のうち右方のドア2の面壁に窓開口2aを設け、
これに本発明の取付けユニットが装着されている。取付
けユニットは、窓開口2aに装着される覗き窓3と、覗
き窓3の内面に近接配置したメーターパネル4などから
なる。
【0014】図3および図4において覗き窓3は、板ガ
ラス5と、板ガラス5を支持する四角形の窓枠6とから
なる。窓枠6は板ガラス5および窓開口2aの周縁壁を
内外から同時に挟み固定する外枠7および内枠8と、両
枠7・8の挟持面にそれぞれ接着固定したパッキン9
と、両枠7・8を締結するボルト10およびナット11
などで構成する。板ガラス5はその肉壁内に鋼線や鋼線
網を埋設した網入りガラス板からなる。外枠7および内
枠8は、それぞれアルミニウム条材を四角枠状に折り曲
げ、枠材の端部どうしを溶接して形成してある。内面側
に突出するボルト10は一端に断面台形状のスライド片
10aを有し、このスライド片10aを外枠7の内面側
に設けた断面台形状の溝13に嵌め込んだ後、そのねじ
軸に筒状のロックナット14をねじ込んで外枠7と一体
化してある。ロックナット14を緩めると、ボルト10
を溝13に沿ってスライド移動でき、これで内枠8のボ
ルト挿通孔に孔合わせして嵌合できる。ナット11は内
枠8の内方に突出したボルト10の先端に裏側からねじ
込まれる。
ラス5と、板ガラス5を支持する四角形の窓枠6とから
なる。窓枠6は板ガラス5および窓開口2aの周縁壁を
内外から同時に挟み固定する外枠7および内枠8と、両
枠7・8の挟持面にそれぞれ接着固定したパッキン9
と、両枠7・8を締結するボルト10およびナット11
などで構成する。板ガラス5はその肉壁内に鋼線や鋼線
網を埋設した網入りガラス板からなる。外枠7および内
枠8は、それぞれアルミニウム条材を四角枠状に折り曲
げ、枠材の端部どうしを溶接して形成してある。内面側
に突出するボルト10は一端に断面台形状のスライド片
10aを有し、このスライド片10aを外枠7の内面側
に設けた断面台形状の溝13に嵌め込んだ後、そのねじ
軸に筒状のロックナット14をねじ込んで外枠7と一体
化してある。ロックナット14を緩めると、ボルト10
を溝13に沿ってスライド移動でき、これで内枠8のボ
ルト挿通孔に孔合わせして嵌合できる。ナット11は内
枠8の内方に突出したボルト10の先端に裏側からねじ
込まれる。
【0015】メターパネル4はステンレス板材や塗装鋼
板等を窓枠6とほぼ同じ縦横寸法に切断した平板状の金
属パネルからなり、例えば図3に示すように、そのパネ
ル面壁の正面に電圧計15、電流計16、電力計17、
力率計18等のメーターMや、表示ランプR等を配置す
る。
板等を窓枠6とほぼ同じ縦横寸法に切断した平板状の金
属パネルからなり、例えば図3に示すように、そのパネ
ル面壁の正面に電圧計15、電流計16、電力計17、
力率計18等のメーターMや、表示ランプR等を配置す
る。
【0016】メーターパネル4を覗き窓3と正対する状
態で受け止めるために、図1に示すごとく窓枠6の内面
の左右辺部のそれぞれに、一対の受枠19・20を固定
する。両受枠19・20はそれぞれ断面L字状の枠体か
らなり、そのベース壁19a・20aの上下3個所を先
のボルト10およびナット11を利用して内枠8の内面
に共締め固定する。図1に示すように両枠19・20の
うち、右方の受枠19の突端外側面にヒンジ21の一方
のヒンジプレート21bを固定し、他方のヒンジプレー
ト21aをメーターパネル4の右端に固定する。これに
よりメーターパネル4は、その左端寄りの板面が左方の
受枠20で受け止められて覗き窓3と正対する使用位置
と、使用位置から180度以上反転揺動した開放位置と
の間をヒンジ21を介して自由に揺動できる。
態で受け止めるために、図1に示すごとく窓枠6の内面
の左右辺部のそれぞれに、一対の受枠19・20を固定
する。両受枠19・20はそれぞれ断面L字状の枠体か
らなり、そのベース壁19a・20aの上下3個所を先
のボルト10およびナット11を利用して内枠8の内面
に共締め固定する。図1に示すように両枠19・20の
うち、右方の受枠19の突端外側面にヒンジ21の一方
のヒンジプレート21bを固定し、他方のヒンジプレー
ト21aをメーターパネル4の右端に固定する。これに
よりメーターパネル4は、その左端寄りの板面が左方の
受枠20で受け止められて覗き窓3と正対する使用位置
と、使用位置から180度以上反転揺動した開放位置と
の間をヒンジ21を介して自由に揺動できる。
【0017】メーターパネル4を使用位置において固定
保持するために、左方の受枠20とメーターパネル4と
が止め具22で締結される。図1において、止め具22
は、受枠20の外側面の中途部に固定したブラケット2
3と、ブラケット23に溶接したナット24と、メータ
ーパネル4に背面側から挿通されてナット24にねじ込
まれる止めねじ25とからなる。止めねじ25の端部に
はプラスチック製のつまみ26が固定してある。ヒンジ
21および止め具22は、それぞれメーターパネル4の
左右側縁の上下2個所に設けてある。
保持するために、左方の受枠20とメーターパネル4と
が止め具22で締結される。図1において、止め具22
は、受枠20の外側面の中途部に固定したブラケット2
3と、ブラケット23に溶接したナット24と、メータ
ーパネル4に背面側から挿通されてナット24にねじ込
まれる止めねじ25とからなる。止めねじ25の端部に
はプラスチック製のつまみ26が固定してある。ヒンジ
21および止め具22は、それぞれメーターパネル4の
左右側縁の上下2個所に設けてある。
【0018】ヒンジ21は、図5に示すように抜き差し
型のヒンジからなり、メーターパネル4に固定したヒン
ジプレート21a側にヒンジピン21cがかしめ固定し
てある。従って、止めねじ25を緩めた後、メーターパ
ネル4の全体を上方へ持ち上げると、ヒンジピン21c
が受枠19側のヒンジプレート21bの軸受筒21dか
ら抜け出て、メーターパネル4を受枠19から分離でき
る。このようにメーターパネル4を受枠19に対して着
脱自在に構成すると、メーターパネル4や表示ランプR
を取り付けるための取付穴やビス穴を追加工する際に、
メーターパネル4のみを窓枠6から取り外せるので、追
加工を容易化できる。図1において符号27はメーター
Mをメーターパネル4に固定するナットである。
型のヒンジからなり、メーターパネル4に固定したヒン
ジプレート21a側にヒンジピン21cがかしめ固定し
てある。従って、止めねじ25を緩めた後、メーターパ
ネル4の全体を上方へ持ち上げると、ヒンジピン21c
が受枠19側のヒンジプレート21bの軸受筒21dか
ら抜け出て、メーターパネル4を受枠19から分離でき
る。このようにメーターパネル4を受枠19に対して着
脱自在に構成すると、メーターパネル4や表示ランプR
を取り付けるための取付穴やビス穴を追加工する際に、
メーターパネル4のみを窓枠6から取り外せるので、追
加工を容易化できる。図1において符号27はメーター
Mをメーターパネル4に固定するナットである。
【0019】以上のように構成した取付けユニットは、
予めメーターパネル4の所定位置にメーターMおよび表
示ランプRを組み付けた後、ドア2に覗き窓3と受枠1
9・20を取り付け、メーターパネル4側のヒンジピン
21cを受枠19側のヒンジプレート21bに差し込み
連結して覗き窓3と一体化する。この後、各メーターM
および表示ランプRの結線を行う。各結線は一束にまと
めて、ドア2のヒンジの近傍から分電盤内へ引き込む。
予めメーターパネル4の所定位置にメーターMおよび表
示ランプRを組み付けた後、ドア2に覗き窓3と受枠1
9・20を取り付け、メーターパネル4側のヒンジピン
21cを受枠19側のヒンジプレート21bに差し込み
連結して覗き窓3と一体化する。この後、各メーターM
および表示ランプRの結線を行う。各結線は一束にまと
めて、ドア2のヒンジの近傍から分電盤内へ引き込む。
【0020】上記のように構成した取付けユニットによ
れば、単にドア1を開くだけで、メーターパネル4の背
面を出入口の前面外側に露出できるので、メーターMや
表示ランブRの点検等を簡単に行える。メーターパネル
4が出入りの邪魔になることもない。メータMや表示ラ
ンプRの交換を行う場合には、対象機器の取付けナット
やボルト等を緩め、更に止め具22を緩めてメーターパ
ネル4を開き揺動することにより、対象機器の取り外
し、および新規機器の取り付けを容易に行える。メータ
ーパネル4を使用位置に固定した状態においては、メー
ターMや表示ランプRが覗き窓3の内面間近にあるの
で、表示状態を確実に視認でき、読み間違い等を解消で
きる。メーターパネル4は、覗き窓3の見通し範囲をパ
ネル面壁の大きさに限って、分電盤内部が視野に入るの
を阻止することにも役立っている。
れば、単にドア1を開くだけで、メーターパネル4の背
面を出入口の前面外側に露出できるので、メーターMや
表示ランブRの点検等を簡単に行える。メーターパネル
4が出入りの邪魔になることもない。メータMや表示ラ
ンプRの交換を行う場合には、対象機器の取付けナット
やボルト等を緩め、更に止め具22を緩めてメーターパ
ネル4を開き揺動することにより、対象機器の取り外
し、および新規機器の取り付けを容易に行える。メータ
ーパネル4を使用位置に固定した状態においては、メー
ターMや表示ランプRが覗き窓3の内面間近にあるの
で、表示状態を確実に視認でき、読み間違い等を解消で
きる。メーターパネル4は、覗き窓3の見通し範囲をパ
ネル面壁の大きさに限って、分電盤内部が視野に入るの
を阻止することにも役立っている。
【0021】(第2実施例)図6は本発明の第2実施例
を示す。そこでは、前記受枠19・20に相当する部材
をメーターパネル4と一体に形成した。詳しくは、覗き
窓3と正対する取付壁4aと、取付壁4aの左右両側か
ら覗き窓3側へ延びる一対の側壁4b・4cとで、メー
ターパネル4を平面視で断面コ字状に形成した。この場
合には、ヒンジ21の一方のヒンジプレートを、内枠8
にボルト10およびナット11で共締め固定し、他方の
ヒンジプレートを右方の側壁4cの前端に固定する。さ
らに、左方の側壁4bの前端を外側方へ折り曲げてブラ
ケット23を形成し、先のボルト10を止め具22のね
じ軸に利用して、ナット11の後面で受け止めたブラケ
ット23を、ボルト10にねじ込んだ筒状のナット29
で締結固定した。ブラケット23には、揺動しながらボ
ルト10と係合する溝を形成しておく。なお、左右の側
壁4b・4cは受枠19・20と同様に、取付壁4aと
別体の部品で形成することができる。
を示す。そこでは、前記受枠19・20に相当する部材
をメーターパネル4と一体に形成した。詳しくは、覗き
窓3と正対する取付壁4aと、取付壁4aの左右両側か
ら覗き窓3側へ延びる一対の側壁4b・4cとで、メー
ターパネル4を平面視で断面コ字状に形成した。この場
合には、ヒンジ21の一方のヒンジプレートを、内枠8
にボルト10およびナット11で共締め固定し、他方の
ヒンジプレートを右方の側壁4cの前端に固定する。さ
らに、左方の側壁4bの前端を外側方へ折り曲げてブラ
ケット23を形成し、先のボルト10を止め具22のね
じ軸に利用して、ナット11の後面で受け止めたブラケ
ット23を、ボルト10にねじ込んだ筒状のナット29
で締結固定した。ブラケット23には、揺動しながらボ
ルト10と係合する溝を形成しておく。なお、左右の側
壁4b・4cは受枠19・20と同様に、取付壁4aと
別体の部品で形成することができる。
【0022】(第3実施例)図7は本発明の第3実施例
を示す。そこでは第1実施例におけるヒンジ21を省略
し、メーターパネル4を合計4個の止め具22で左右の
受枠19・20に対して取り外し可能に固定した。4個
の止め具22は第1実施例における止め具22と同じで
ある。第2実施例で説明したメーターパネル4も、同様
に4個のナット29で取り外し可能に窓枠6に固定でき
る。
を示す。そこでは第1実施例におけるヒンジ21を省略
し、メーターパネル4を合計4個の止め具22で左右の
受枠19・20に対して取り外し可能に固定した。4個
の止め具22は第1実施例における止め具22と同じで
ある。第2実施例で説明したメーターパネル4も、同様
に4個のナット29で取り外し可能に窓枠6に固定でき
る。
【0023】上記以外に、メーターパネル4は窓枠6の
外形形状より大きく、あるいは逆に小さく形成できる。
その形状もメーター配置に応じて横長や円形等に変更で
きる。止め具22としては、ボルトやナットを用いる以
外に、レバーリンク方式の掛け金や、ラッチ錠等を適用
できる。受枠19・20のベース壁19a・20aに形
成するボルト10用の挿通穴は、ダルマ形の穴で形成す
ることができる。メーターパネル4はプラスチック板材
やプラスチック成形品で形成でき、必ずしも平板状であ
る必要はない。窓枠6は外枠7と内枠8で形成する必要
はない。こうした場合には、例えば窓枠6にねじ穴を追
加工し、あるいはボルトを溶接する等により、受枠19
・20およびヒンジ21を窓枠6に取り付けられるよう
にする。メーターパネル4は、水平ないし斜めのヒンジ
中心軸の回りに揺動開閉自在に支持できる。
外形形状より大きく、あるいは逆に小さく形成できる。
その形状もメーター配置に応じて横長や円形等に変更で
きる。止め具22としては、ボルトやナットを用いる以
外に、レバーリンク方式の掛け金や、ラッチ錠等を適用
できる。受枠19・20のベース壁19a・20aに形
成するボルト10用の挿通穴は、ダルマ形の穴で形成す
ることができる。メーターパネル4はプラスチック板材
やプラスチック成形品で形成でき、必ずしも平板状であ
る必要はない。窓枠6は外枠7と内枠8で形成する必要
はない。こうした場合には、例えば窓枠6にねじ穴を追
加工し、あるいはボルトを溶接する等により、受枠19
・20およびヒンジ21を窓枠6に取り付けられるよう
にする。メーターパネル4は、水平ないし斜めのヒンジ
中心軸の回りに揺動開閉自在に支持できる。
【0024】
【発明の効果】本発明のメーター類の取付けユニットに
よれば、ドア1に装着される覗き窓3の窓枠6を利用し
て、その内面近くにメーターパネル4を支持するので、
単にドア1を開き操作するだけで、メーターパネル4に
装着したメーターMや表示ランプR等の点検や交換等を
容易にしかも迅速に行え、従来のメーター配置形態に比
べて、メーター類のメンテナンス作業を能率良く行え
る。メーターパネル4をドア1に支持しているので、覗
き窓3の内面近くにメーターパネル4を配置しても、メ
ーターパネル4が出入りの邪魔になるのを解消できるう
え、同時にメーター類の見易さを確保でき、覗き窓3の
外面から行う視認点検時の読み間違い等を避けられる。
よれば、ドア1に装着される覗き窓3の窓枠6を利用し
て、その内面近くにメーターパネル4を支持するので、
単にドア1を開き操作するだけで、メーターパネル4に
装着したメーターMや表示ランプR等の点検や交換等を
容易にしかも迅速に行え、従来のメーター配置形態に比
べて、メーター類のメンテナンス作業を能率良く行え
る。メーターパネル4をドア1に支持しているので、覗
き窓3の内面近くにメーターパネル4を配置しても、メ
ーターパネル4が出入りの邪魔になるのを解消できるう
え、同時にメーター類の見易さを確保でき、覗き窓3の
外面から行う視認点検時の読み間違い等を避けられる。
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】分電盤の外観斜視図である。
【図3】取付けユニットの正面図である。
【図4】窓枠の断面図である。
【図5】ヒンジを分離した状態の斜視図である。
【図6】第2実施例に係る取付けユニットの断面図であ
る。
る。
【図7】第3実施例に係る取付けユニットの断面図であ
る。
る。
2 ドア 3 覗き窓 4 メーターパネル 6 窓枠 21 ヒンジ 22 止め具 M メータ
Claims (5)
- 【請求項1】 ドア2の面壁に設けた窓開口2aに装着
される覗き窓3と、覗き窓3の内面に近接配置されて、
覗き窓3の窓枠6に支持されるメーターパネル4とから
なり、 覗き窓3に対してメーターパネル4はヒンジ21を介し
て接離揺動可能に支持してあり、 メーターパネル4と窓枠6との間に、メーターパネル4
を覗き窓3と正対する状態で揺動不能に固定保持するた
めの止め具22が設けてあることを特徴とするメーター
類の取付けユニット。 - 【請求項2】 窓枠6の対向辺部の内面に、覗き窓3と
正対する状態にメーターパネル4を受け止める一対の受
枠19・20が固定されており、 一方の受枠19にメーターパネル4がヒンジ21を介し
て揺動自在に連結されており、 他方の受枠20にメーターパネル4が止め具22で係脱
自在に締結固定されている請求項1記載のメーター類の
取付けユニット。 - 【請求項3】 窓枠6が、窓開口2aの周縁壁を内外か
ら挟持する外枠7および内枠8とで構成されており、 両枠7・8を締結するボルト10およびナット11を利
用して、一対の受枠19・20が窓枠6に共締め固定さ
れており、 ヒンジ21が、抜き差し自在なヒンジからなる請求項2
記載のメーター類の取付けユニット。 - 【請求項4】 メーターパネル4が、覗き窓3に正対す
る取付壁4aと、取付壁4aと窓枠6との正対間隔を規
定する一対の側壁4b・4cとを備えており、 一方の側壁4cがヒンジ21を介して窓枠6に連結され
ており、 他方の側壁4bと窓枠6とが止め具22で締結固定して
ある請求項1記載のメーター類の取付けユニット。 - 【請求項5】 ドア2の面壁に設けた窓開口2aに装着
される覗き窓3と、覗き窓3の内面に近接配置されて、
窓枠6で支持されるメーターパネル4とからなり、 メーターパネル4が窓枠6に対して取り外し可能に止め
具22で締結固定してあるメーター類の取付けユニッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116237A JPH10304519A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | メーター類の取付けユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116237A JPH10304519A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | メーター類の取付けユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304519A true JPH10304519A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14682212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9116237A Pending JPH10304519A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | メーター類の取付けユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304519A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006217676A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Shinohara Electric Co Ltd | 配電盤用化粧パネルの支持構造 |
JP2009275490A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Toko Glass Co Ltd | 防犯警報装置付窓ガラス |
CN108189670A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-22 | 重庆长松科技发展有限公司 | 一种方便拆卸的汽车仪表盘 |
CN108695690A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-23 | 河南森源电气股份有限公司 | 开关柜的电度表安装结构 |
JP2023065253A (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-12 | 万善工機株式会社 | 物品連結構造 |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP9116237A patent/JPH10304519A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006217676A (ja) * | 2005-02-01 | 2006-08-17 | Shinohara Electric Co Ltd | 配電盤用化粧パネルの支持構造 |
JP2009275490A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Toko Glass Co Ltd | 防犯警報装置付窓ガラス |
CN108189670A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-22 | 重庆长松科技发展有限公司 | 一种方便拆卸的汽车仪表盘 |
CN108695690A (zh) * | 2018-06-08 | 2018-10-23 | 河南森源电气股份有限公司 | 开关柜的电度表安装结构 |
JP2023065253A (ja) * | 2021-10-27 | 2023-05-12 | 万善工機株式会社 | 物品連結構造 |
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