JP2009275490A - 防犯警報装置付窓ガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の窓ガラスに簡単に装置できる防犯警報装置付窓ガラスを提供する。
【解決手段】多数の鋼鉄線が平行に挿入された板ガラスが組み込まれた窓ガラスであって、(a)1つの窓ガラス中の各鋼鉄線の両端が露出している板ガラスの両端部において鋼鉄線が直列的に通電しうるように導電性ラインにより、電気的に接続し、(b)その接続した両端に通電端子を設け、(c)その通電端子と警報装置とを電気的に接続しかつ(d)板ガラスの破壊による鋼鉄線の破断により警報装置が作動するように設置されていることを特徴とする防犯警報装置付窓ガラス。
【選択図】図1

Description

本発明は防犯警報装置付窓ガラスに関する。さらに詳しくは、装着が簡単でかつ安値な費用で窓ガラスに設置することができる防犯警報装置付窓ガラスに関する。また防犯装置の設置が目立たずしかも従来の窓ガラスにも特別の改変を要しないで簡単に装着できる防犯警報装置付窓ガラスに関する。
防犯のための窓ガラスには種々の提案がなされその一部は実用化されている(特許文献1参照)。防犯窓ガラスは、大別すると、(i)ガラス自体を強化し、破壊から防御する手段(ii)ガラスが破壊された場合にその破壊を感知して警報を発信する手段および(iii)窓ガラスに侵入者が接近することを感知する光センサーを設置する手段がある。これらの手段はいずれも構造が複雑であったり、その手段を設置するための多大の費用がかかり、従来の窓ガラスに簡単に取り付けられるものではなかった。
すなわち(i)の手段は、強化ガラスや金網入りガラスなどが使用されるが、高価なガラスを使用する必要があり、外観も損なわれることがあると共に、ガラスの破壊を完全に防御するものではなかった。前記(ii)の手段は、銅線やニクロム線などの導電性金属線を窓ガラスの一部または全体に張り巡らせる必要があり、外観が損なわれるのかに、銅線やニクロム線などの導電性金属線は、強度が大きいためガラスのひび割れ程度では破断が起らず、感度の精度には問題があった。また前記(iii)の手段は、設置費用が高く、その他に防犯以外の目的によってもセンサーが感知するという欠点もあった。
一方多数の鋼鉄線を挿入した板ガラスを組み込んだ窓ガラスも提案されている。この板ガラスは鋼鉄線が40mm〜60mm程度の間隔で平行に配置されたものであり、外観も著しく損なわれたものではなく、板ガラスの物理的強度が向上しまた外部からの破壊に対して破片の飛散の防止にも効果を有している。
しかし、この板ガラスは外部からの人為的な破壊に対して完全に防止効果を有するものではない。
特開2006−265869号公報
そこで本発明者は、鋼鉄線を挿入した板ガラスを組み込んだ窓ガラスの防犯効果を高めるために、板ガラスを破壊されたときに、その破壊を感知し警報を発するための装置を開発すべく種々研究を進めた。
その結果、板ガラス中の鋼鉄線の導電性に着目し、この多数の鋼鉄線を直列的に電気的に接続し、警報装置に連結することにより、簡単でかつ容易に防犯効果を発揮しうる警報装置付窓ガラスを提供できることを見出し本発明に到達した。
本発明によれば、多数の鋼鉄線が平行に挿入された板ガラスが組み込まれた窓ガラスであって、(a)1つの窓ガラス中の各鋼鉄線の両端が露出している板ガラスの両端部において鋼鉄線が直列的に通電しうるように導電性ラインにより、電気的に接続し、(b)その接続した両端に通電端子を設け、(c)その通電端子と警報装置とを電気的に接続しかつ(d)板ガラスの破壊による鋼鉄線の破断により警報装置が作動するように設置されていることを特徴とする防犯警報装置付窓ガラスが提供される。
前記本発明による警報装置付窓ガラスは、人為的破壊による鋼鉄線の破断に基づいて、警報装置が作動するのでその感度が高く極めて効果的だある。しかもその設置は簡単でかつ容易であってそのコストも安価であるという利点も有している。さらに外観からその装置の設置は気付かれ難いという利点も有している。
本発明の窓ガラスは、多数の鋼鉄線が平行に配置された板ガラスが組み込まれたものであり、この板ガラスの鋼鉄線の導電性を利用し、鋼鉄線を導電性ラインにより直列的に接続して通電し、その鋼鉄線が破断したとき、通電の切断を感知して警報装置を作動させるものである。
以下図面により本発明の窓ガラスを具体的に説明する。
図1のAは、本発明の窓ガラスに組み込まれた板ガラス1の正面図を示すものである。板ガラス1中には鋼鉄線2が平行に挿入されている。図1のAでは、図面上8本の鋼鉄線が縦方向に平行に配置されている。なお図1のAは板ガラス1が示されているが、サッシ枠は図面上省略されたいる。図1のBは、板ガラス1を上方から見た側面図を示し、また図1のCは、板ガラス1を下方から見た側面図を示す。Bにおいて鋼鉄線の上方端部3が露出している。またCにおいて鋼鉄線の下方端部4が露出している。
図1のBおよびCに示すように、それぞれ8個の上方端部および8個の下方端部とは、8本の鋼鉄線が電気的に直列に通電しうるように導電性ライン5(点線にて示す)により接続されている。図1のBには、8本の鋼鉄線に直列的に通電するための通電端子6および6´が設けられている。通電端子6および6´と、警報装置とは電気的に接続するようになっているが、警報装置は図面には示されていない。窓ガラスにおいて多数の鋼鉄線が直列的に通電されている場合には、警報装置は作動しないように設計されている。しかし例えば人為的に窓ガラスが破壊され、鋼鉄線の一部が破断すると警報装置は作動することになる。
本発明の窓ガラスにおいては、鋼鉄線の電気的接続は、板ガラスの上部および下部の側面であり、通常サッシ枠に囲まれているために、窓の外側からは接続のための導電線ライン5の存在、および通電端子6および6´の存在は容易には認知できない。
図1の窓ガラスを例として、8本の鋼鉄線2を直列に電気的に接続する場合の導電性ライン5の配置について以下簡単に説明する。図1のBの上方の側面図には、8本の鋼鉄線2に対応して、8個の上方端部3が露出している。この8個の上方端部3を図面の左側から順に 上点1、上点2、上点3、・・・上点8とすると、上点1は点線に従って導電性ライン5により通電端子6と電気的に接続し、上点2と上点3、上点4と上点5および上点6と上点7はそれぞれ点線で示すように導電性ラインによって互いに電気的に接続し、上点8は導電性ライン(点線)により通電端子6´に接続している。
一方図1のCの下方の側面図には、8本の鋼鉄線2に対応して、8個の下方端部4が露出している。この8個の下方端部4を図面の左側から順に 下点1、下点2、下点3、・・・下点8とすると、下点1と下点2、下点3と下点4、下点5と下点6、下点7と下点8はそれぞれ点線で示すように導電性ライン5により接続している。
かくして図1に示された窓ガラスは、通電端子6および6´を端子として、8本の鋼鉄線は電気的に直列に接続していることになる。
図1のBおよびCにおいて、上方および下方の側面図に示したように、鋼鉄線の露出した端部を導電性ラインで接続する手段と方法は、特に制限されない。加工し易くかつ電気的に接続しうる方法であればよく、例えば半田や導電性のラインを形成するための塗料(ペースト)を塗布すればよい。この塗料(ペースト)について以下簡単に説明する。このペーストは、導電性金属の粉末を含有した塗料であり、それ自体市販されているので、その市販されたものをそのまま使用することもできる。
このペーストに含まれる導電性金属粉末としては、銀、金、ニッケル、銅、アルミニウムおよびタングステンの粉末を例示することができるが、これらの中で価格、ペーストの安定性、塗布作業の操作性およびラインの破断性(感度)などの点から銀が最も好ましい。
ペーストを形成する前記金属粉末の粒子の大きさは、平均粒径として1〜20μm、好ましくは2〜15μmであるのが適当である。銀粉末の場合、特に1〜15μm望ましくは2〜10μmであるのがよい。
ペーストは、金属粉末およびバインダー(結合体)より主として形成され、他に塗料の塗布性能を向上させるために溶媒が添加されていてもよい。かかるバインダーとしては、ポリビニルエステル(例えばポリビニルブチラール)、ポリアクリル酸エステル(例えば、ポリアクリル酸メチル、ポリメチルメタアクリル酸メチルなど)、ポリウレタン、エポキシ樹脂および不飽和ポリエステルなどが挙げられる。
ペースト中の金属粉末:バインダーの割合は、重量で95:5〜20:80、好ましくは90:10〜30:70の範囲が望ましい。
銀粉末を含有するペーストが実用的に好ましく、例えば、福田金属箔粉工業株式会社より市販されているのでそれを利用することができる(例えばシルコートRL−10(登録商標)を使用することができる)。
ペーストをガラスの側面に線状に塗布して導電性ラインを形成させる。導電性ラインは、ガラスの側面における鋼鉄線の端部と端部、或いは端部と導電端子とをラインとなるように形成させればよい。導電性ラインの幅は0.5〜10mm、好ましくは1〜5mmが望ましい。ラインの厚みは、2〜200μm、好ましくは5〜100μm程度であるのが望ましい。形成された導電性ラインは、硬い物が接触するとはがれたり、破断する恐れがあるので、導電性ラインが形成された後は、どの表面に保護フィルム(例えば粘着テープ)を貼ることが望ましい。
形成された導電性ラインの両端部には、通電端子6および6´を設け、その通電端子と警報装置とを電気的に接続する。侵入者が外側から窓ガラスを破り窓を開けようとすると、鋼鉄線は電気的に破断し、警報装置は作動する。警報装置は、防犯ブザーのように警報音を発信するものでもよいし、また発光するタイプのものでもよい。さらに携帯電話へ自動的に接続し通報するタイプでもよい。
例えば侵入者によって、窓ガラスが破壊されると、ガラスの割れが生じ鋼鉄線の通電が切断され、それを感知して警報装置が作動することになる。図1には警報装置は図示されていない。導電性ラインの通電端子(6および6´)からの警報装置への通電は、目立たないように細かい線でしかもサッシ枠に沿って配線させることが望ましい。
本発明の窓ガラスに使用される板ガラスは、それ自体市販のものを使用することができる。鋼鉄線が平行に挿入されたものであればよく、通常、鋼鉄線は40mm〜60mm、特に45mm〜55mmの間隔で平行にガラス中に挿入されたものである。ガラスの厚みは7mm〜15mm、好ましくは8mm〜13mmが望ましい。
本発明の窓ガラスに組み込まれた多数の鋼鉄線が平行に挿入された板ガラスの正面図をAに示す。 Bは、板ガラスを上方から見た側面図を示す。 Cは、板ガラスを下方から見た側面図を示す。
符号の説明
1 板ガラス
2 鋼鉄線
3 鋼鉄線の上方端部
4 鋼鉄線の下方端部
5 導電性ライン
6 通電端子
6´ 通電端子

Claims (1)

  1. 多数の鋼鉄線が平行に挿入された板ガラスが組み込まれた窓ガラスであって、(a)1つの窓ガラス中の各鋼鉄線の両端が露出している板ガラスの両端部において鋼鉄線が直列的に通電しうるように導電性ラインにより、電気的に接続し、(b)その接続した両端に通電端子を設け、(c)その通電端子と警報装置とを電気的に接続しかつ(d)板ガラスの破壊による鋼鉄線の破断により警報装置が作動するように設置されていることを特徴とする防犯警報装置付窓ガラス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110626310A (zh) * 2018-06-22 2019-12-31 长城汽车股份有限公司 车窗玻璃组件、车窗玻璃破损监测系统及汽车

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