JP2005310077A - 防犯硝子システム - Google Patents
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Abstract
【課題】扉や窓に使用している硝子の破損を検出する防犯システム。
【解決手段】本発明は、硝子の破損を電気的に監視した防犯システムであり、硝子が割れたりひびが入ることで警報が発信されるので、従来の警報装置のように扉や窓が開いてから警報が発信されるのではなく、開く前に警報を発信することが可能である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、建物や自動など一般的に使用されている硝子に設置する防犯装置に関する。
建物や自動車などに設置する防犯装置は種々の型式のものがある。
これらの防犯装置の作動原理や構造は従来周知であるから、ここでは詳細な説明はしない。
従来の警報装置は一般的に扉や窓が開くことにより作動する。
上記した従来の防犯装置は扉本体や窓枠などに取り付けられており、扉や窓が開くことで異常を検出し警報が発信される。その為、警報発信時には建物内、自動車内に進入可能であり、警察や警備会社等が現場に急行しても犯行が完了してしまう確率が高い。
建物や自動車などに使用されている硝子は割れやすく硝子自体に防犯装置が設置されているものが無いので、ガラスを割って進入する犯罪が多く発生している。
本発明は、上記状況を鑑みてなされたもので、その目的は扉や窓が開かなくても硝子にひびが生じたり、もしくは割れた時点で警報を発信し、建物内や自動車内の不正侵入行為の早期発見である。
以上の課題を解決するための手段を実施の形態に対応する図面を参照して説明する。請求項1の発明は、図1に示すように硝子1の縁に伝導体2を設置しておき、その伝導体2は設置した部分の硝子1が割れたりひびが入ることにより切断されるものにする。
以上の課題を解決するための手段を実施の形態に対応する図面を参照して説明する。請求項1の発明は、図1に示すように硝子1の縁に伝導体2を設置しておき、その伝導体2は設置した部分の硝子1が割れたりひびが入ることにより切断されるものにする。
通常硝子の性質は、特別な方法を用いなければ硝子を割らずに穴をあけることはできない。ハンマーや石を用いて硝子を破壊するといった一般的な不正侵入方法の場合、必ず硝子の外周まで割れが生じる。この性質を利用し伝導体2は硝子1の縁周りに設置すれば十分な効果を得られる。
硝子の縁に設置した伝導体に電極を設け通電させることで伝導体の切断を電気的に監視し、硝子の破損を検出する防犯システム。
請求項2の発明は請求項1の発明に多層硝子を用いたものである。多層硝子の層と層の間に伝導体2を設置することにより、外部から伝導体2を遮断し耐久性、絶縁性、利便性を向上させより防犯効果を高めるものである。
本発明は、硝子が割れたりひびが入ることで警報が発信されるので、従来の警報装置のように扉や窓が開いてから警報が発信されるのではなく、開く前に警報を発信することが可能である。
硝子に設置する伝導体は硝子の縁周りに設置するだけでよいので、視界を妨げることが無く、良好な視界を必要とする自動車、船舶の窓に利用することが可能である。
また視界のみでなく美観を損ねることもなく、建物等の扉や窓に用いることが可能である。
また視界のみでなく美観を損ねることもなく、建物等の扉や窓に用いることが可能である。
請求項2の発明に示す多層硝子に、従来ある合わせ硝子や強化硝子の技術を用いれば、硝子にひびが入り警報が発信してから完全に割れるまでの時間を伸ばせるので、防犯効果がさらに高まる。
硝子の破損の検出は防犯目的のほかに安全性の確保にも利用できる。
以下、図面を参照してこの発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1において、硝子1の縁周りに伝導体2を設置する。
図1において、硝子1の縁周りに伝導体2を設置する。
伝導体2は硝子1にひびが入ったり割れたりした場合、同時に切断される必要がある為、硝子1よりも強度の無い細い金属の線もしくは金属箔状のものを用いる。
同様の理由より硝子1と伝導体2は接着剤等を用いて可能な限り密着させる。
同様の理由より硝子1と伝導体2は接着剤等を用いて可能な限り密着させる。
図1に示すように伝導体2の始点と終点にそれぞれ電極A3、電極B4を設け、導線5を用いて破損検出装置6に接続する。破損検出装置6から電極A3、電極B4に電圧を印加させることで、硝子1が破損していない場合は電気が流れる。
図2において、硝子1にひび9が生じると、伝導体2が切断され電極A3と電極B4の間には電気は流れない。この特性を破損検出装置6で監視することで硝子の破損を検出することができる。破損検出装置6は一般的な電圧監視装置等を用いればよいので、ここでは原理の説明はしない。
請求項2の発明は、請求項1の発明に多層硝子を用いるものである。図3において2層の多層硝子を例に説明する。多層硝子はA層7とB層8で構成される。伝導体2をA層7とB層8の間に設置する。これにより伝導体2の表裏は硝子に覆われ、外部からの直接接触することがなくなり、伝導体2の絶縁の必要が無くなる。また、擦れや不意の接触による断線の危険性も大幅に回避できる。
また、多層硝子のA層7とB層8の密着力を伝導体2の固定に利用し、硝子の破損検出率の向上が可能である。
本発明は扉や窓にガラスを使用しているあらゆる分野に利用できる。
硝子の破損、つまりひびや割れを検知できるので、建物や自動車等の乗り物に対し硝子を破壊して不正侵入しようとした場合、警報装置と連動させることや警備会社等の警備システムと組み合わせて利用することができる。
上記不正侵入以外にも、何らかの原因で硝子が破損した場合にも利用できるので、安全確保を目的とした硝子の監視装置としても利用できる。
1硝子
2伝導体
3端子A
4端子B
5導線
6破損検出装置
7多層硝子A層
8多層硝子B層
9ひび
2伝導体
3端子A
4端子B
5導線
6破損検出装置
7多層硝子A層
8多層硝子B層
9ひび
Claims (2)
- 建物や自動車などの扉や窓に使用されている硝子の縁に伝導体を設置し、その伝導体に電極を設けて通電することで、伝導体の切断を電気的に監視し、硝子の破損を検出する防犯システム。
- 請求項1記載の防犯システムに多層硝子を使用し、硝子の層と層の間に伝導体を設置することで以下の効果を付加する。
1.硝子と伝導体の密着度が向上し、硝子の破損検出率を高める。
2.外部から伝導体が遮断される為、絶縁性及び耐久性が向上する。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004149755A JP2005310077A (ja) | 2004-04-17 | 2004-04-17 | 防犯硝子システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004149755A JP2005310077A (ja) | 2004-04-17 | 2004-04-17 | 防犯硝子システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005310077A true JP2005310077A (ja) | 2005-11-04 |
Family
ID=35438734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004149755A Pending JP2005310077A (ja) | 2004-04-17 | 2004-04-17 | 防犯硝子システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005310077A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015152824A1 (en) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | Glass Security Pte Ltd | A tamper detection device and a method for installing the device |
JP2016522504A (ja) * | 2013-05-29 | 2016-07-28 | ピルキントン グループ リミテッド | クラックセンサを備えるグレイジング |
CN111216679A (zh) * | 2020-01-15 | 2020-06-02 | 陈绣定 | 一种汽车电子防盗装置 |
CN114253014A (zh) * | 2021-12-30 | 2022-03-29 | 重庆晶朗光电有限公司 | 一种液晶扩束光电器件及其制备方法 |
-
2004
- 2004-04-17 JP JP2004149755A patent/JP2005310077A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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