JPS63271867A - 電気導線付母線組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は導電性基板及びその製作方法に関するものであ
る。特に、本発明は、窓に付けた導電性層と電源または
大地との間の回路を完成する接着剤で結合した導電性導
線付母線組立体に関するものである。

〔従来の技術〕

導電性基板は、種々の産業、特に交通産業においてよく
知られている。おそらく最もよく知られた用途は、自動
車、航空機、展示冷凍庫用の曇り防止要素の付けた窓と
してである。これらの基板はまた。ＣＲＴスクリーン及
びその他の電子機器に静電気及び無機の不規側力電気放
射を制御するためにも用いられたし、産業用及び商業用
の平らなヒータとして用いられた。

一般的にいえば、この基板は、１層以上のガラスまたは
プラスチックの透明な層で作られ、少なくともその片面
に針金、金網、またはラッカー、ペンキもしくはインク
などの金属をベースとした被膜で作られた導電性層また
は格子模様が付けられている。この層は、一般に接着剤
層及び導電性窓を作るように１ね合わされた１層のガラ
スまたはプラスチックの保護被覆によって覆われている
。

このような窓の構成は、米国特許第１１，１０２，７２
２号によって教えられている。

母線組立体が導電層のへりに作られて導電性経路となり
、その経路を通って電気がその導電層に出入りできる。

これらの母線は、導電層に適所で焼結される導電被膜ま
たは適所でハンダ付けられる金属条片で作られ、電気導
線が母線に別々にノ・ンダ付けされる。

これらの方法、特にハンダ付けは、時間がかかり、労働
集約的で、しばしばガラスの熱割れもしくは破砕または
プラスチックの溶融をもたらす。

さらに、これらの方法は導電層と母線との間または母線
と電気導線との間に良好な接触を保証せず、そのことは
導電層全体を通じての不均一な電気分布、短絡または窓
の破壊さえももたらす。取付けが迅速かつ簡単に行え、
ひび割れ、破砕または溶融が減少するかまたはなくなり
、かつ均一な接触と窓に出入りする電気の均一な分布を
確実にする母線組立体についての要求があった。

〔発明が解決しよりとする課題〕

本発明の目的は安くて取付は易く、窓と電源との間に良
好な電気的接続を与える窓に用いるワンピースのハンダ
付は不要の電気導線付き母線組立体を提供することであ
る。

もう一つの目的は１片面に導電層または格子模様を有す
る導電性窓と懇に出入りする電気経路を与えるようにそ
の導電層に接着剤で結合された電気導線付き母線組立体
とを提供することである。

さらに、そのほかの目的は、１層の導電性要素が載って
いる内面を有する第１の外側基板と、導電性接着剤で前
記導電性要素のへりに結合された金属箔で作られた電気
導線付き母線の集合体で、電気導線が第１の外側基板の
へりを超えて伸びて。

電源に接続された部分を有するもの及び第１の外側基板
の内面に結合された第２の外側基板を有する積層物を形
成する方法を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は電気窓とその窓にある導電層または格子模様に
接着剤で接合された電気導線付き母線組立体である。電
気導線付き母線組立体は、導電層に出入りする電気の経
路を与える。特に、この組立体は、片面に導電性接着性
裏当てを有する金属箔で作られている。接着剤は、導電
性層に電気導線付き母線組立体を結合する。

〔実施例〕

各図面を参照すると、第１図は本発明の好ましい実施例
の斜視図を示している。

透明であるのが好ましく、この実施例においてはガラス
またはプラスチックの窓である基板１が片面に導電層２
をもっている導電層２は、その両端部の各々に導線付母
線組立体うを取付けられている。導線付母線組立体５は
導電層２と基板ｌとに接着剤で結合され、かつ主部分４
、電気導線部分５及び電気接続部分６の三つの主な部分
を含んでいる。これらの組立体は、電源と大地に接続さ
れると、基板を加熱するためまたは基板から静電気を除
くためのいずれかに電気が流れることのできる回路類完
成する。

基板１は、好ましくは窓または観察スクリーンであるの
が好ましいが、それは他の機能を持っていてもよい。好
ましくは、それは強化ガラスまたは安全ガラスを含めた
ガラスなどの透明な材料またはアクリル樹脂やポリカー
ボネイト樹脂などのプラスチックでできているのが好ま
しい。

導電層２は、基板の表面に形成される。この層は、連続
した被膜の形になっていてもよいし、または回路Ｎ４ま
たは格子の形になっていてもよい。

この層は、針金、金網または導電性フィルム、被膜、ペ
ンキ、ラッカーまたはインクで作られていてもよい。適
当な針金または金網は、銀、金、白金、銅、タングステ
ン、モネルメタルまたは当該技術で公知の任意の他の薄
い導電性金属ペース材料で作られてもよい。

他の適当な導電層は導電性フィルムまたは被膜ならびに
導電性ハンダ、インク、ペンキ及びラッカーを含むがそ
れらに限られない。好ましくは、導電層は銀、金、白金
、銅、錫、鉄またはそれらの混合物を含む金属ベース材
料で作られるのがよい。銀ベース材料がより好ましい。

そのような銀をまぜた材料は、公知であり市販されてい
る。

針金または金網を用いる場合、選択された材料は基板を
窓または観察スクリーンとして使う妨げにならないよう
に十分に薄い必要がある。必要ならば、針金または、金
網をそれらが基板の上で見えにくくするために反射防止
材料でコートしてもよい。

導電層２が被膜またはフィルムの形になっている場合、
それを基板に液体として付けて、その場で乾燥してもよ
いし、またはそれを基板と導電層を付は合わせるか、融
は合わせることによるなどで物理的に付着させてもよい
。その膚はまたスパッタコーティング、蒸着または電着
、ノ・ンダ付けまたは焼結などの他の周知の方法によっ
て付着させてもよい。被膜は、フィルムにおけるように
連続であってもよいしまたは相互に平行に離れた形で基
板１の表面を横切って伸びるかまたは一つの連続なルー
プを形成するように両端で相互に接続されてもよい線、
格子などの形に形成されてもよい。後者の場合に、一つ
の導線付母線組立体）だけしか必要でないことがある。

用いる方法の如何にかかわらず、導電層は基板に持久的
に取付けられなければならず、導電性でありかつ導電層
２と組立体うとの間の導電性を妨げる汚染物または残渣
が上表面に付かないようなものでなければならない。導
線付母線組立体うけ、導電層２に直接に接着され、組立
体５の導線部分５は、基板１のへりを超えて外方に伸び
ている。基板のヘリから最も遠い組立体５の導線部分５
の端は、組立体うを電源または大地に接続する適当な電
気的取付手段６を含んでいる。

第２図は、第１図の線１−１に沿った実施例の断面図を
示している。第２図は、導電層２がその表面に取付けら
れ事実上その表面を横切って伸びる基板ｌを示している
。組立体うは導電層２の端部分に直接接着されている。

導線付母線組立体５は、少なくとも第２図に示したよう
な２層を有する積層物で作られている。

下側の層は、導電性接着剤で作られ、上側層は導電性金
属層で作られている。

好ましくは、下側接着剤層は、導電性充填物ｇを含む接
着剤７で作られている。本発明のために適当な接着剤は
、アクリル、シリコーン及びエポキシの接着剤を含むが
それらに限定されない。接着剤は、感圧性であるのが好
ましく、さらに好ましくは感圧型アクリル接着剤である
ことである。

接着剤層の導電性は、固体金属粒子、金属被種粒子及び
非金属導電性粒子などの導電性充填剤８によって与えら
れるのが好ましい。接着剤の中の充填剤として適当な導
電性粒子は、固体貴金属粒子、好ましくは金、銀；また
は白金、ニッケル、銅、アルミニウム、錫、亜鉛、もし
くは鉄などの卑金属粒子；金属抜機粒子、好ましくけ銀
、金、または白金被覆ガラスのような貴金属被覆粒子；
銅、アルミニウム、錫、亜鉛、ニッケルまたはカーボン
；または黒鉛やカーボンブラックなどの導電性非金属粒
子を含んでいるがそれらに限られない。好ましくは、充
填剤は、貴金属被覆粒子であることであり、さらに好ま
しくはそれは銀被榎アルミニウムまたは銅粒子であるこ
とである。貴金属被覆粒子は、それらの高い導電性、低
い酸化率及び低価格であるために好ましい。

選択された充填剤粒子は、約０．００２５　ｍ　（０，
０００１）ないし０．３５６期（０，０１１１０）の寸
法を持っている必要がある。接着剤に含まれる導電性充
填剤の量は、接着剤と充填剤の合計重量の少なくとも０
．０５％である必要があり、好ましくは約１０％ないし
約１０．０％で、最も好ましくは５．　ｏ％であるべき
である。

上側層は銀、金、銅または錫または錫メツキ鋼の金属層
またはフィルムで作られるが、それは任意の薄い導電性
金属層で作ってもよい。最も好ましいのは上側層を錫メ
ツキ銅箔で作るものである。

選択さハたフィルムまたは箔は、電流が導電性接着剤と
電源または大地との間に自由に流れることができるよう
に十分に導電性である必要がある。

それは引裂きまたは切断に耐えるように、そして自立す
るように十分に厚くて延性がある必要がある。

この積層物は、少なくとも０．０５■（２ｍ１ｊ）の厚
さのものであり、好ましくはα０７６ないしα２５■で
ある必要がある。

第２図に示した導線付母線組立体の導線部分５は組立体
の主部分から外方にかつ基板１つのへりを超えて伸びて
いる。この導線部分は主部分の端から外方に伸びる主部
分の続きであってもよいし、または主部分から外方にあ
る角度、好ましくは約９０の角度を成して組立体５の主
部分４の最長ヘリまで伸びる第１図に示す腕のような形
状を作っていてもよい。導線部分は、導電性接着剤が必
要でないけれど、その下面に導電性接着剤をもっていて
もよい。

基板のへりを超えて伸びる導線部分の少なくとも断面は
、非導電性機い９をかぶせられる。非導電性機いは短絡
を防止し、組立体の導線部分を強くする。好ましくは、
導線部分は導線部分が始まる主部分上の点から非導電性
機いで機われるのがよい。しかし非導電性被膜ト樹脂板
ｌの導電層２に接触する組立体のすべての部分まで伸び
る必要はない。適当な非導電性覆いはシリコーンゴム、
熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂を含む。積いは導線部分
に浸せき、スプレー、コートまたは巻きつけできる。好
ましくは、模いは導線部分の上にはめられて、その場で
縮められる熱収縮性管であるのがよい。

導線付母線組立体うは幾つかの方法によって作ることが
できる。

一つの好ましい方法は、導電性接着剤の下９層と金属箔
またはフィルムの上側層を有する積層材料の大きなシー
トを作ることである。そのような積層物は、金属箔また
はフィルムを選択された導電性接着剤で抜機し、露出し
た接着剤を紙またはプラスチックの剥離シートで機い、
１対のローラを通じてかまたはプレス内でのいずれかで
そのシートに圧力を加えることによって形成できる。圧
力を加えることによって上側金属と下側接着剤の層の間
に持久的接合が確実になる。次に導線付母線組立体は、
所望の形にシートから切取られる。

次に組立体の導線部分は、非導電層で被覆され、所望な
らば適当な電気コネクタをこのときに導線部分に取付け
できる。

この組立体を作る別の方法は積層物の金属層を所望の形
にあらかじめ切取って次に組立体の主部分に接着剤層を
被覆し導線部分を被膜しないで残すことである。次に接
着剤を剥離シートによって覆って圧力を加える。次に導
線部分を非導電性被膜によって榎い、所望ならば適当な
電気コネクタに取付ける。

この組立体を作るもう一つの方法はチョーフォイル（ｃ
ｈｏＦｏｉｌ）　　（商標）という銘柄の導電性テープ
（チョーフォイルはチョメリツクス（Ｃｈｏｍθｒｉｏ
ｓ）社の登録商標である）などの既製導電テープを用い
、所定の長さに切断し、非導電層を導線部分に付けて電
気コネクタを導線部分の端に取付けることである。既製
のテープを用いることは他の方法により簡単で容易であ
るが、組立体の設計及び導線部分の取付場所の選択が制
限される。

どんな方法で作られても、導線付母線組立体は、次に剥
離シートを取除いて組立体を所望の接触点の上に、好ま
しくは基板のへりに隣接して導電層の端で位置を合わせ
て接触点に組立体を接着するだけで基板の導電層２に取
り付けることができる。

好ましくは、−たん所定の位置に付けた組立体にわずか
な圧力を手押しローラによるなで加えて組立体と基板と
の間の良好な結合を確実にすることである。

第５図は、本発明のもう一つの好ましい実施例を示して
いる。基板１と導線付母線組立体）は、第１図及び第２
図に関して上述したものと同じである、この実施例はま
た、組立体うの主部分の金属箔層の上に随意選択の被膜
ｌＯを含んでいる。

この被膜は、装飾的であってもまたは機能的であっても
よいし、または両方であるのが好ましい。

好ましくは、被膜１０は、導電性金属が組立体と接触し
た場合起るかもしれないすべての短絡を防止するためと
共に金属箔の表面を損傷または酸化から保護するのに用
いられることである。被膜１０は、ゴム、天然または合
成のエラストマまたは半エラストマ熱可塑性プラスチッ
ク及び熱硬化プラスチックなどの任意の非導電性弾性材
料で作ることができる。もつと好ましい被膜は、金属箔
表面に接着、溶融、蒸着などによって持久的に取付けら
れるフィルムの形になっている。好ましいフィルムは、
マイラ（商標）テトラ（商標）及びカプトン（商標）の
フィルムなどの種々の非導電性であるが丈夫な材料を含
んでいるが、それらに限られない。（マイラ、テトラ及
びカプトンはイー・アイ・デュポン・ド・ヌムールの登
録商標である。）第う図に示したものの代替の実施例が
第４図に示されており、そこでは第２の基板１１が第１
の基板ｌに取付けられて二つの基板１と１１との間に導
電層２と導線付母線組立体５を挟着するようになってい
る。第２の基板１１は、第１の基板と同じ材料で作られ
てもよいし、また好ましくは透明で第１の基板、導電層
２及び組立体うと共存できる別の材料で作られてもよい
。第２の基板１１は、第１の基板と同じ厚さであるかま
たは選択の都合でより厚いか薄いものでもよい。第２の
基板はまた、非導電性で損傷に耐える薄い被膜またはフ
ィルムであってもよい。そのような被膜は、液体または
固体として付けてもよいし、アクリル樹脂などのプラス
チック、ラッカー、フェス及び当該技術で周知の他の同
様の状料を含んでいてもよい。フィルムは、例えばマイ
ラ（商標）フィルム、カプトン（商標）フィルム、テト
ラ（商標）フィルムなどの種々のプラスチックフィルム
を含んでいるが、それらに限られない。第２の基板１１
がどんな形をとろうとも、それは第１の基板に持久的に
取付けられ、好ましくは積層物を形成するように第１の
基板に接着されるべきであり、また少なくとも導電性全
体をそして好ましくは第１の基板全体を機うべきである
。所望ならば中間層１２を導電層を覆うように宜いて二
つの基板の間に結合剤として作用されてもよい。本発明
に用いるのに遣当な一つの周知の結合剤はポリビニール
ブチラールである。

本発明をその好ましい実施例に関して、すなわち霜取り
器としてまたは窓または観察スクリーン上の静電気遮蔽
としての用途を開示した。本発明を他の産業において用
いることも考えられそれは本発明の範囲内にある。例え
ば本発明を平らな加熱装置として用いることができる。

なおそれを平らな容易に適用される電気接続を必要とす
るか望まれているすべての用途に用いることができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上に説明したように構成されているので以下
のような効果を奏する。

導電層を窓に用いる場合に、それに母線が接着剤で結合
されるので、ハンダ付けなどによる従来の母線取付けに
較べて迅速かつ簡単に母線の取付けが行えるだけでなく
電気の均一な分布を確実にするので、窓のＣトび割れ、
破砕などの事故をなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の斜視図、 第２図は第１図の線１−１に沿ってとった一つの実施例
の断面図、 第５図は本発明の実施例の断面図、 第４図は本発明のもう一つの実施例の断面図である。 １−一基板、２−一導電層、５−一導線付母線組立体、
５−一導電、６一−取付手段、７一−接着剤、８−一導
電性充填物、９−一非導電性覆い、１０−一被膜、１１
−一第２の基板、１２−一中間層。 図面の浄書（内容に変更なし） ＦＩＧ、２ ＦＩＧ、　３ Ｉノ ＦＩＧ、４ 手　続　補　正　書（方式） ％式％ １、事件の表示 昭和６５年　特　　許　　　願第　２２１７２　　号２
、発明に）■０の名称、指定命命の活勢電気導線付母線
組立体 ３、補正する者 事件との関係　特許出願人 名称（氏名）テヨメリクス・インコーホレーテッド４、
代理人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、導電層が片面に形成されている第１の外側基板と、
   前記第１の外側基板のへりに沿った前記導電層に接着さ
   れた一つ以上の母線とを備え、前記一つ以上の母線が窓
   のための電気的接続部を形成するように前記第１の外側
   基板を超えて伸びる電気導線部分を有することを特徴と
   する窓。 ２、前記第１の外側基板がガラス、強化ガラス及び透明
   プラスチックから成る群から選択され、導電層が針金、
   金網、金属ベース被膜、フィルム及びインクから成る群
   から選択される請求項１に記載の窓。 ３、前記一つ以上の母線が前記導電層に接着された主部
   分を有すると共に電気導線を形成する突起を有する金属
   箔で形成され前記箔が主部分の片面に前記母線を前記導
   電層に接着する導電性接着剤の層を有する請求項１に記
   載の窓。 ４、前記一つ以上の母線の電気導線が電気絶縁材料によ
   って覆われている請求項３に記載の窓。 ５、前記金属箔が金、銀、ニッケル、鋼、錫メッキ銅及
   びアルミニウムから成る群から選択される請求項３に記
   載の窓。 ６、前記電導性接着剤が電導性粒子を充填された感圧型
   接着剤である請求項３に記載の窓。 ７、前記第１の表面に向かい合った第２の表面にある金
   属箔に張り付けられた非導電性フィルムをさらに備える
   請求項３に記載の窓。 ８、前記電気導線が前記第１の外側基板から外方に前記
   一つ以上の母線から約９０°の角度を成して伸びている
   請求項１に記載の窓。 ９、前記電気絶縁材料が熱収縮管の形になっている請求
   項４に記載の窓。 １０、前記電気導線が前記第１の外側基板を超えて伸び
   る部分の端に取付けられた電気コネクタを備えている請
   求項１に記載の窓。 １１、矩形の主部分と主部分から事実上直角に離れるよ
   うに伸びる腕状部分とを備え、前記主部分が母線を形成
   し、前記腕状部分が電気導線を形成し、前記母線の主部
   分が片面を導電性感圧型接着剤で被覆され、前記腕状電
   気導線部分が電気絶縁材料によって覆われ、かつ前記母
   線の前記主部分から最も遠い端に取付けられた電気コネ
   クタを有することを特徴とする導電性基板に付けて用い
   る電気導線付母線。 １２、前記電気導線付母線が導電性金属箔で作られてい
   る請求項１１に記載の電気導線付母線。 １３、前記感圧型接着剤が導電性充填剤をまぜられたア
   クリル接着剤である請求項１１に記載の電気導線付母線
   。 １４、前記金属箔が金、銀、ニッケル、アルミニウム銅
   及び錫メッキ銅から成る群から選択される請求項１２に
   記載の電気導線付母線。 １５、事実上平らな内面を有する第１の外側基板と、前
   記第１の外側基板の内面と直接に接触する導電層と、前
   記導電層に結合された母線組立体と、前記第１の外側基
   板の内面に取付けられた第２の外側基板とを備え前記母
   線が前記第１の外側基板のへりを超えて伸び、電源に電
   気的に接続された電気導線を有することを特徴とする導
   電性積層物。 １６、前記第１及び第２の外側基板がガラス、透明な熱
   可塑性プラスチック及び透明な熱硬化樹脂から成る群か
   ら選択される請求項１５に記載の積層物。 １７、前記母線が単一の金属箔要素で形成され、前記母
   線が第１の外側基板の内面と結合する表面に導電性接着
   剤を有し、前記第１の外側基板のへりを超えて伸びる前
   記母線の前記電気導線に接着剤が付いていないことを特
   徴とする請求項１５に記載の積層物。 １８、前記金属箔が金、銀、ニッケル、銅、錫メッキ銅
   及びアルミニウムから成る群から選択され、前記導電性
   接着剤が導電線で粒子を充填された感圧型アクリル接着
   剤である請求項１７に記載の積層物。 １９、前記第１の外側基板のへりを超えて伸びる前記母
   線の前記電気導線が導電性材料で覆われ、前記接着剤で
   被覆された表面に向かい合う前記母線の表面が誘電材料
   で被覆されている請求項１７に記載の積層物。 ２０、基板の第１の表面に導電層を形成する段階と、主
   部分と電気導線部分を前記導電層の外側へりに有する母
   線を置く段階と、前記母線の主部分を前記導電層に導電
   性接着剤で結合して前記導電層から前記母線に至る電気
   経路を形成する段階と、前記第１の表面に平行な平面内
   で前記基板の外側へりを超えて前記電気導線部分を伸ば
   す段階と、前記基板の前記第１の表面を保護被膜で覆う
   段階とを含む導電基板を形成する方法。 ２１、前記導電層が針金、金網、金属入りラッカー、金
   属入りペイント、金属入りインク及び金属入りフィルム
   から成る群から選択された金属材料で形成され、前記基
   板がガラス及び透明プラスチックから成る群から選択さ
   れ、前記母線が金、銀、ニッケル、銅、錫メッキ銅及び
   アルミニウムから成る群から選択された金属箔で形成さ
   れ、前記保護被膜がガラス、透明プラスチックシート、
   透明プラスチック樹脂及びラッカーから成る群から選択
   される請求項２０に記載の導電性基板を形成する方法。 ２２、前記導電性接着剤が導電性粒子をまぜられた感圧
   型アクリル接着剤で形成されている請求項２０に記載の
   導電性基板を形成する方法。 ２３、電気コネクタを前記基板の外側へりを超えて伸び
   る電気導線部分の端に取付ける段階をさらに含む請求項
   ２０に記載の導電性基板を形成する方法。