JPH10313506A - メーター類の取付けユニット - Google Patents
メーター類の取付けユニットInfo
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- JPH10313506A JPH10313506A JP9134389A JP13438997A JPH10313506A JP H10313506 A JPH10313506 A JP H10313506A JP 9134389 A JP9134389 A JP 9134389A JP 13438997 A JP13438997 A JP 13438997A JP H10313506 A JPH10313506 A JP H10313506A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分電盤等の内部に設置されるメーター類のメ
ンテナンスを容易化し、併わせてドア外面からのメータ
ーの視認点検を確実にする。 【解決手段】 ドア2の面壁内面に窓板3を装着する。
窓板3の内方にメーターMを取り付けるためのメーター
パネル4を配置する。メーターパネル4はドア2に取り
付け、ヒンジ19で開閉揺動自在に支持する。メーター
パネル4を覗き窓3と正対する位置に固定するために、
メーターパネル4を止め具20で窓枠6に固定する。
ンテナンスを容易化し、併わせてドア外面からのメータ
ーの視認点検を確実にする。 【解決手段】 ドア2の面壁内面に窓板3を装着する。
窓板3の内方にメーターMを取り付けるためのメーター
パネル4を配置する。メーターパネル4はドア2に取り
付け、ヒンジ19で開閉揺動自在に支持する。メーター
パネル4を覗き窓3と正対する位置に固定するために、
メーターパネル4を止め具20で窓枠6に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分電盤、配電盤、
変電設備、あるいは電気室、通信中継設備等のドアに設
置されるメーター類の取付けユニットに関する。
変電設備、あるいは電気室、通信中継設備等のドアに設
置されるメーター類の取付けユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば分電盤の内部には、支線分岐用の
機器類と、これら機器類の作動状況や給電状況等を監視
するためのメーター類が配設されている。ドアの外面か
らメーター類を視認点検するために、メーター類はドア
内方に設けたメーターパネルに集約配置してあり、メー
ターパネルと正対するドア壁面には覗き窓が設けられて
いる。この種の覗き窓の詳細構造は、例えば特開平8−
93337号公報に公知である。
機器類と、これら機器類の作動状況や給電状況等を監視
するためのメーター類が配設されている。ドアの外面か
らメーター類を視認点検するために、メーター類はドア
内方に設けたメーターパネルに集約配置してあり、メー
ターパネルと正対するドア壁面には覗き窓が設けられて
いる。この種の覗き窓の詳細構造は、例えば特開平8−
93337号公報に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は分電盤内部の支
柱や、支柱間に渡した桟材にメーターパネルをビス止め
し、このメーターパネルに電圧計、電流計、電力計等の
メーターや、表示ランプ等を集約配置している。こうし
たメーター配置形態では、メーター等の交換や追加実
装、あるいは定期点検等のメンテナンス作業を行う場合
に、メターパネルの背面側へ回り込んで作業を行うが、
殆どの場合パネル背面側の空間が狭く窮屈であるため、
メンテナンス作業に多くの手間と時間を要していた。メ
ーターパネルの背面空間に入り込む余地がない場合や、
小形の分電盤等においては、メーターパネルの全体を取
り外して交換作業を行わねばならず、更に余分な手間が
掛かっていた。
柱や、支柱間に渡した桟材にメーターパネルをビス止め
し、このメーターパネルに電圧計、電流計、電力計等の
メーターや、表示ランプ等を集約配置している。こうし
たメーター配置形態では、メーター等の交換や追加実
装、あるいは定期点検等のメンテナンス作業を行う場合
に、メターパネルの背面側へ回り込んで作業を行うが、
殆どの場合パネル背面側の空間が狭く窮屈であるため、
メンテナンス作業に多くの手間と時間を要していた。メ
ーターパネルの背面空間に入り込む余地がない場合や、
小形の分電盤等においては、メーターパネルの全体を取
り外して交換作業を行わねばならず、更に余分な手間が
掛かっていた。
【0004】ドア外面からメーター類を確実に視認点検
するには、メーターパネルをドア内面に接近して配置す
べきであるが、そうすると出入口がメーターパネルで塞
がれ、出入りの邪魔になるのを避けられない。多くの場
合は、メーター類の視認が可能な範囲内で、できるだけ
ドアから離れた位置にメーターパネルを設置している。
つまり、メーター類の見やすさをある程度犠牲にしなが
ら、メーターパネルが出入りの邪魔になるのを避けてい
る訳であり、これが覗き窓を介して行う視認点検時にメ
ーターの読み間違い等を生じる一因となっていた。
するには、メーターパネルをドア内面に接近して配置す
べきであるが、そうすると出入口がメーターパネルで塞
がれ、出入りの邪魔になるのを避けられない。多くの場
合は、メーター類の視認が可能な範囲内で、できるだけ
ドアから離れた位置にメーターパネルを設置している。
つまり、メーター類の見やすさをある程度犠牲にしなが
ら、メーターパネルが出入りの邪魔になるのを避けてい
る訳であり、これが覗き窓を介して行う視認点検時にメ
ーターの読み間違い等を生じる一因となっていた。
【0005】本発明の目的は、メーターパネルに配置さ
れるメーターや表示ランプ等の点検や交換等のメンテナ
ンス作業を簡単にしかも迅速に行え、メーターパネルの
背面空間が狭い場合や、小形の分電盤等においても、同
様に能率良くメーター類のメンテナンスを行える、メー
ター類の取付けユニットを提供することにある。本発明
の他の目的は、メーターパネルが出入りの邪魔になるの
を防止しながら、メーターパネルをドアの間近に配置で
き、従ってメーターの見やすさと、メーターパネルが出
入りの邪魔にならないこと、この相反する要求を同時に
満足することにある。
れるメーターや表示ランプ等の点検や交換等のメンテナ
ンス作業を簡単にしかも迅速に行え、メーターパネルの
背面空間が狭い場合や、小形の分電盤等においても、同
様に能率良くメーター類のメンテナンスを行える、メー
ター類の取付けユニットを提供することにある。本発明
の他の目的は、メーターパネルが出入りの邪魔になるの
を防止しながら、メーターパネルをドアの間近に配置で
き、従ってメーターの見やすさと、メーターパネルが出
入りの邪魔にならないこと、この相反する要求を同時に
満足することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の取付けユニット
は、ドア2に設けた窓開口2aの内側に装着される透明
の窓板3と、ドア2の内面に装着されて、窓板3の内方
に位置するメーターパネル4とからなる。メーターパネ
ル4は窓板3と小間隔を隔てて正対する取付壁5を備え
ており、この取付壁5にメーターMを取り付ける。
は、ドア2に設けた窓開口2aの内側に装着される透明
の窓板3と、ドア2の内面に装着されて、窓板3の内方
に位置するメーターパネル4とからなる。メーターパネ
ル4は窓板3と小間隔を隔てて正対する取付壁5を備え
ており、この取付壁5にメーターMを取り付ける。
【0007】メーターパネル4は、窓開口2aの内側周
縁壁に設けた締結具14でドア2に締結固定した支持枠
6と、支持枠6に装着した取付壁5とで構成する。窓板
3はその周縁を支持枠6と窓開口2aの周縁壁とで挟持
固定する。
縁壁に設けた締結具14でドア2に締結固定した支持枠
6と、支持枠6に装着した取付壁5とで構成する。窓板
3はその周縁を支持枠6と窓開口2aの周縁壁とで挟持
固定する。
【0008】取付壁5と支持枠6とは、次のように構成
する。取付壁5の一側は、支持枠6に対してヒンジ19
を介して揺動可能に支持し、取付壁5の他側は、支持枠
6に対して止め具20で止め付ける。別のメーターパネ
ル4では、取付壁5の複数個所を、支持枠6に対して取
り外し可能に止め具20で固定する。
する。取付壁5の一側は、支持枠6に対してヒンジ19
を介して揺動可能に支持し、取付壁5の他側は、支持枠
6に対して止め具20で止め付ける。別のメーターパネ
ル4では、取付壁5の複数個所を、支持枠6に対して取
り外し可能に止め具20で固定する。
【0009】別のタイプのメーターパネル4は、取付壁
5と、取付壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3
の対向間隔を規定する支持壁26とで構成する。一方の
支持壁26はドア2に対してヒンジ19を介して揺動自
在に支持し、他方の支持壁26はドア2に止め具20で
止め付ける。さらに別のメーターパネル4は、取付壁5
と、取付壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3の
対向間隔を規定する支持壁26とで構成する。支持壁2
6の複数個所は、ドア2に対して取り外し可能に止め具
20で止め付ける。取付壁5の内側に、メーターMの背
面外方を覆う感電防止用の保護板29を配置する。
5と、取付壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3
の対向間隔を規定する支持壁26とで構成する。一方の
支持壁26はドア2に対してヒンジ19を介して揺動自
在に支持し、他方の支持壁26はドア2に止め具20で
止め付ける。さらに別のメーターパネル4は、取付壁5
と、取付壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3の
対向間隔を規定する支持壁26とで構成する。支持壁2
6の複数個所は、ドア2に対して取り外し可能に止め具
20で止め付ける。取付壁5の内側に、メーターMの背
面外方を覆う感電防止用の保護板29を配置する。
【0010】
【作用】窓開口2aの内側に窓板3と、メーターパネル
4とを配置し、窓板3と小間隔を隔てて正対するメータ
ーパネル4の取付壁5にメーターMを取り付けるので、
メーターMをドア2の外面から確実に視認できる。ドア
2を開放操作すると、メーターパネル4はドア2に同行
揺動して出入口を開放するので、メーターパネル4が出
入りの邪魔にならない。ドア2を開放操作するだけで、
メーターパネル4の背面側を出入口等の外部に露出でき
るので、メーターMの点検等のメンテナンス作業を出入
口等の外の広い空間で容易に行える。
4とを配置し、窓板3と小間隔を隔てて正対するメータ
ーパネル4の取付壁5にメーターMを取り付けるので、
メーターMをドア2の外面から確実に視認できる。ドア
2を開放操作すると、メーターパネル4はドア2に同行
揺動して出入口を開放するので、メーターパネル4が出
入りの邪魔にならない。ドア2を開放操作するだけで、
メーターパネル4の背面側を出入口等の外部に露出でき
るので、メーターMの点検等のメンテナンス作業を出入
口等の外の広い空間で容易に行える。
【0011】窓板3とメーターパネル4とは、それぞ個
別の取付構造でドア2に装着できるが、メーターパネル
4の支持枠6の取付構造を利用して、窓板3の周縁を支
持枠6とドア2とで挟持固定すると、その分だけ取付け
ユニットの構造を簡素化できるうえ、取付けユニットの
組み付けに要する手間を削減できる。取付壁5あるいは
メーターパネル4の全体をヒンジ19を介して揺動可能
に支持すると、止め具20を解放した後、取付壁5ある
いはメーターパネル4を開き揺動してメーターMの前面
側も開放できるので、メーターMの交換等が容易にな
る。
別の取付構造でドア2に装着できるが、メーターパネル
4の支持枠6の取付構造を利用して、窓板3の周縁を支
持枠6とドア2とで挟持固定すると、その分だけ取付け
ユニットの構造を簡素化できるうえ、取付けユニットの
組み付けに要する手間を削減できる。取付壁5あるいは
メーターパネル4の全体をヒンジ19を介して揺動可能
に支持すると、止め具20を解放した後、取付壁5ある
いはメーターパネル4を開き揺動してメーターMの前面
側も開放できるので、メーターMの交換等が容易にな
る。
【0012】取付壁5と支持壁26とを一体に備えたメ
ーターパネル4は、取付けユニットの構成部品点数が少
なく済み、その分だけ取付けユニットの製作コストを減
少できる。取付壁5あるいはメーターパネル4の全体
を、支持枠6あるいはドア2に対して取り外し可能に止
め具20で止め付けると、取付壁5あるいはメーターパ
ネル4をドア2から簡単に取り外して、取付壁5に対し
てメーターMの取付穴やビス穴等の追加工を容易に行え
る。
ーターパネル4は、取付けユニットの構成部品点数が少
なく済み、その分だけ取付けユニットの製作コストを減
少できる。取付壁5あるいはメーターパネル4の全体
を、支持枠6あるいはドア2に対して取り外し可能に止
め具20で止め付けると、取付壁5あるいはメーターパ
ネル4をドア2から簡単に取り外して、取付壁5に対し
てメーターMの取付穴やビス穴等の追加工を容易に行え
る。
【0013】
(第1実施例)図1ないし図4は本発明に係るメーター
類の取付けユニットの第1実施例を示す。図2において
符号1は受電盤、2は受電盤1の出入口を開閉するドア
である。左右一対のドア2は、それぞれドアヒンジHを
介して盤本体に揺動開閉自在に支持されている。一対の
ドア2のうち右方のドア2の面壁に窓開口2aを設け、
その内部に本発明の取付けユニットが装着されている。
取付けユニットは、窓開口2aの内側に装着される窓板
3と、窓板3の内面に近接配置したメーターパネル4と
からなる。
類の取付けユニットの第1実施例を示す。図2において
符号1は受電盤、2は受電盤1の出入口を開閉するドア
である。左右一対のドア2は、それぞれドアヒンジHを
介して盤本体に揺動開閉自在に支持されている。一対の
ドア2のうち右方のドア2の面壁に窓開口2aを設け、
その内部に本発明の取付けユニットが装着されている。
取付けユニットは、窓開口2aの内側に装着される窓板
3と、窓板3の内面に近接配置したメーターパネル4と
からなる。
【0014】図3において窓板3は、その肉壁内に鋼線
や鋼線網を埋設した透明の網入りガラス板からなり、窓
開口2aよりひと回り大きな四角形状に形成してある。
後述するように、窓板3はメーターパネル4の取付構造
を利用してドア2の内面に固定する。
や鋼線網を埋設した透明の網入りガラス板からなり、窓
開口2aよりひと回り大きな四角形状に形成してある。
後述するように、窓板3はメーターパネル4の取付構造
を利用してドア2の内面に固定する。
【0015】メーターパネル4は、窓板3よりひと回り
大きな四角形状の取付壁5と、取付壁5を支持する左右
の支持枠6・6とからなり、両支持枠6を窓開口2aの
内側周縁壁に固定して、取付壁5を窓板3と平行に支持
する。取付壁5はステンレス板材や塗装鋼板で形成して
あり、例えば図3に示すように、その板面に電圧計7、
電流計8、電力計9、力率計10などのメーターMや、
表示ランプR等を取り付ける。
大きな四角形状の取付壁5と、取付壁5を支持する左右
の支持枠6・6とからなり、両支持枠6を窓開口2aの
内側周縁壁に固定して、取付壁5を窓板3と平行に支持
する。取付壁5はステンレス板材や塗装鋼板で形成して
あり、例えば図3に示すように、その板面に電圧計7、
電流計8、電力計9、力率計10などのメーターMや、
表示ランプR等を取り付ける。
【0016】支持枠6は、ステンレス板材や塗装鋼板を
素材とする断面L字状の枠体からなり、ドア2と正対す
るベース壁12の上下方向の3〜4個所をドア2に設け
た締結具14で固定する。そのために、ベース壁12に
3〜4個の締結穴を通設しておく。ベース壁12の突端
には、ドア2側へ向かって折れ曲がる規制壁13を設け
る。
素材とする断面L字状の枠体からなり、ドア2と正対す
るベース壁12の上下方向の3〜4個所をドア2に設け
た締結具14で固定する。そのために、ベース壁12に
3〜4個の締結穴を通設しておく。ベース壁12の突端
には、ドア2側へ向かって折れ曲がる規制壁13を設け
る。
【0017】図4において、締結具14は、窓開口2a
の内側の開口壁に沿って溶接したボルト15と、これに
ねじ込まれるナット16とからなる。ボルト15の上下
列と窓開口2aとの間の開口縁壁に、窓板3を両面テー
プ17で貼り付けて仮固定した後、ベース壁12の締結
穴をボルト15に挿通して、ベース12の外面側からナ
ット16をボルト15にねじ込むことにより、窓板3と
支持枠6を共締め固定する。このときのベース壁12の
締め過ぎによる窓板3の破損を防止するために、規制壁
13を設けている。ベース壁12と窓板3との間にも先
の両面テープ17を介装することができる。
の内側の開口壁に沿って溶接したボルト15と、これに
ねじ込まれるナット16とからなる。ボルト15の上下
列と窓開口2aとの間の開口縁壁に、窓板3を両面テー
プ17で貼り付けて仮固定した後、ベース壁12の締結
穴をボルト15に挿通して、ベース12の外面側からナ
ット16をボルト15にねじ込むことにより、窓板3と
支持枠6を共締め固定する。このときのベース壁12の
締め過ぎによる窓板3の破損を防止するために、規制壁
13を設けている。ベース壁12と窓板3との間にも先
の両面テープ17を介装することができる。
【0018】取付壁5は支持枠6に対して揺動開閉自在
に取り付ける。具体的には、図1に示すように右方の支
持枠6の突端外側にヒンジ19の一方のヒンジプレート
19aを固定し、他方のヒンジプレート19bを取付壁
5の右端に固定する。これにより取付壁5は、その揺動
先端側が左方の支持枠6で受け止められて窓板3と正対
する使用位置と、使用位置から90度以上開き揺動した
開放位置との間を自由に揺動できる。ヒンジ19は、ヒ
ンジピンを一方のヒンジプレート19bと共に抜き差し
できる、いわゆる抜き差しヒンジであってもよい。
に取り付ける。具体的には、図1に示すように右方の支
持枠6の突端外側にヒンジ19の一方のヒンジプレート
19aを固定し、他方のヒンジプレート19bを取付壁
5の右端に固定する。これにより取付壁5は、その揺動
先端側が左方の支持枠6で受け止められて窓板3と正対
する使用位置と、使用位置から90度以上開き揺動した
開放位置との間を自由に揺動できる。ヒンジ19は、ヒ
ンジピンを一方のヒンジプレート19bと共に抜き差し
できる、いわゆる抜き差しヒンジであってもよい。
【0019】取付壁5を使用位置において固定保持する
ために、取付壁5の揺動先端を左方の支持枠6に止め具
20で止め付ける。図1において、止め具20は、支持
枠6の中途部外側に固定したブラケット21と、ブラケ
ット21に溶接したナット22と、取付壁5に通設した
ねじ通口に背面側から挿通されて、ナット22にねじ込
まれる止めねじ23とからなる。止めねじ23の端部に
はプラスチック製のつまみ24が固定してある。ヒンジ
19および止め具20は、それぞれ取付壁5の左右側縁
の上下2個所に設けてある。
ために、取付壁5の揺動先端を左方の支持枠6に止め具
20で止め付ける。図1において、止め具20は、支持
枠6の中途部外側に固定したブラケット21と、ブラケ
ット21に溶接したナット22と、取付壁5に通設した
ねじ通口に背面側から挿通されて、ナット22にねじ込
まれる止めねじ23とからなる。止めねじ23の端部に
はプラスチック製のつまみ24が固定してある。ヒンジ
19および止め具20は、それぞれ取付壁5の左右側縁
の上下2個所に設けてある。
【0020】上記構成の取付けユニットによれば、単に
ドア2を開くだけで、メーターパネル4の背面を出入口
の前面外側に露出できるので、メーターMや表示ランプ
Rの点検等を簡単に行える。メーターパネル4が出入り
の邪魔になることもない。メーターMや表示ランプRの
交換を行う場合には、対象機器の取付けナットやボルト
等を緩め、更に止め具20を緩めてメーターパネル4を
開き揺動することにより、対象機器の取り外し、および
新規機器の取り付けを容易に行える。メーターパネル4
を使用位置に固定した状態においては、メーターMや表
示ランプRが窓板3の内面間近にあるので、表示状態を
確実に視認でき、読み間違い等を解消できる。メーター
パネル4は、窓板3の見通し範囲をパネル面壁の大きさ
に限って、分電盤内部が視野に入るのを阻止するのにも
役立っている。
ドア2を開くだけで、メーターパネル4の背面を出入口
の前面外側に露出できるので、メーターMや表示ランプ
Rの点検等を簡単に行える。メーターパネル4が出入り
の邪魔になることもない。メーターMや表示ランプRの
交換を行う場合には、対象機器の取付けナットやボルト
等を緩め、更に止め具20を緩めてメーターパネル4を
開き揺動することにより、対象機器の取り外し、および
新規機器の取り付けを容易に行える。メーターパネル4
を使用位置に固定した状態においては、メーターMや表
示ランプRが窓板3の内面間近にあるので、表示状態を
確実に視認でき、読み間違い等を解消できる。メーター
パネル4は、窓板3の見通し範囲をパネル面壁の大きさ
に限って、分電盤内部が視野に入るのを阻止するのにも
役立っている。
【0021】(第2実施例)図5は本発明の第2実施例
を示す。そこでは、上記の第1実施例における支持枠6
に相当する支持壁26を取付壁5と一体に形成して、メ
ーターパネル4をコ字枠状の1個の部品とした。この場
合には、窓板3の左右両側縁を断面クランク状の窓枠2
7を介して締結具14で締結固定し、右方の支持壁26
を窓枠27にヒンジ19を介して揺動開閉自在に連結し
た。さらに、左方の窓枠27の背面にナット22付きの
ブラケット21を設け、左方の支持壁26の前端に設け
たフランジ28に止めねじ23を挿通し、これをナット
22にねじ込むことにより、メーターパネル4を使用位
置に固定保持できるようにした。ブラケット21は窓枠
27の上下方向の2個所に溶接してある。
を示す。そこでは、上記の第1実施例における支持枠6
に相当する支持壁26を取付壁5と一体に形成して、メ
ーターパネル4をコ字枠状の1個の部品とした。この場
合には、窓板3の左右両側縁を断面クランク状の窓枠2
7を介して締結具14で締結固定し、右方の支持壁26
を窓枠27にヒンジ19を介して揺動開閉自在に連結し
た。さらに、左方の窓枠27の背面にナット22付きの
ブラケット21を設け、左方の支持壁26の前端に設け
たフランジ28に止めねじ23を挿通し、これをナット
22にねじ込むことにより、メーターパネル4を使用位
置に固定保持できるようにした。ブラケット21は窓枠
27の上下方向の2個所に溶接してある。
【0022】(第3実施例)図6は本発明の第3実施例
を示す。そこでは第1実施例におけるヒンジ19を省略
し、メーターパネル4を合計4個の止め具20で左右の
支持枠6・6に対して取り外し可能に止め付けた。4個
の止め具20は第1実施例における止め具20と同じで
ある。第2実施例で説明したメーターパネル4も、同様
にして取り外し可能にドア2に止め付けることができ
る。この場合には、ボルト15を利用してメーターパネ
ル4を取り付けてもよい。
を示す。そこでは第1実施例におけるヒンジ19を省略
し、メーターパネル4を合計4個の止め具20で左右の
支持枠6・6に対して取り外し可能に止め付けた。4個
の止め具20は第1実施例における止め具20と同じで
ある。第2実施例で説明したメーターパネル4も、同様
にして取り外し可能にドア2に止め付けることができ
る。この場合には、ボルト15を利用してメーターパネ
ル4を取り付けてもよい。
【0023】(第4実施例)図7は本発明の第4実施例
を示す。そこでは、第1実施例におけるブラケット21
を、支持枠6の突端部を外側方へ折り曲げて一体に形成
し、ブラケット21の面壁で取付壁5を受け止めるよう
にした。こうしたメーターパネル4によれば、取付壁5
が支持枠6に対して勢いよく衝突する際の、取付壁5の
板面の傷付きを防止できるうえ、ブラケット21によっ
て支持枠6を補強できる。つまりブラケット21は支持
枠6の突縁に沿う連続壁で形成する。第3実施例におけ
るブラケット21も、同様の構造を採ることができる。
を示す。そこでは、第1実施例におけるブラケット21
を、支持枠6の突端部を外側方へ折り曲げて一体に形成
し、ブラケット21の面壁で取付壁5を受け止めるよう
にした。こうしたメーターパネル4によれば、取付壁5
が支持枠6に対して勢いよく衝突する際の、取付壁5の
板面の傷付きを防止できるうえ、ブラケット21によっ
て支持枠6を補強できる。つまりブラケット21は支持
枠6の突縁に沿う連続壁で形成する。第3実施例におけ
るブラケット21も、同様の構造を採ることができる。
【0024】(第5実施例)図8は本発明の第5実施例
を示す。そこでは、取付壁5の背面の周縁4〜8個所
に、ポスト28を立設し、このポスト28の突端に保護
板29をビス30で固定した。保護板29は透明なアク
リル板や不透明な他のプラスチック板等の絶縁性を有す
る板材からなり、メーターMの背面外方を覆って感電を
防ぐ。先に説明した第1〜第4実施例においても、同様
にして保護板9を付加することができる。その場合に
は、第2実施例におけるメーターパネル4と同様に、保
護板29を断面コ字形の枠体状に形成してもよい。
を示す。そこでは、取付壁5の背面の周縁4〜8個所
に、ポスト28を立設し、このポスト28の突端に保護
板29をビス30で固定した。保護板29は透明なアク
リル板や不透明な他のプラスチック板等の絶縁性を有す
る板材からなり、メーターMの背面外方を覆って感電を
防ぐ。先に説明した第1〜第4実施例においても、同様
にして保護板9を付加することができる。その場合に
は、第2実施例におけるメーターパネル4と同様に、保
護板29を断面コ字形の枠体状に形成してもよい。
【0025】上記以外に、メーターパネル4の形状はメ
ーター配置に応じて横長や円形等に変更できる。止め具
20としては、ボルトやナットを用いる以外に、レバー
リンク式の掛け金やラッチ錠等を適用できる。メーター
パネル4はプラスチック板材やプラスチック成形品で形
成でき、必ずしも平板状である必要はない。前面側が開
口する箱状に形成してもよい。メーターパネル4は、水
平ないし斜めのヒンジ中心軸の回りに揺動開閉自在に支
持できる。上記の実施例では支持枠6のベース壁12を
外側方へ折り曲げたが、その必要はなく、内側方へ折り
曲げてあってもよい。
ーター配置に応じて横長や円形等に変更できる。止め具
20としては、ボルトやナットを用いる以外に、レバー
リンク式の掛け金やラッチ錠等を適用できる。メーター
パネル4はプラスチック板材やプラスチック成形品で形
成でき、必ずしも平板状である必要はない。前面側が開
口する箱状に形成してもよい。メーターパネル4は、水
平ないし斜めのヒンジ中心軸の回りに揺動開閉自在に支
持できる。上記の実施例では支持枠6のベース壁12を
外側方へ折り曲げたが、その必要はなく、内側方へ折り
曲げてあってもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明のメーター類の取付けユニットに
よれば、ドア2に装着される窓板3の内面近くにメータ
ーパネル4を配置するので、単にドア2を開き操作する
だけで、メーターパネル4に装着したメーターMや表示
ランプR等の点検や交換等を容易にしかも迅速に行え、
従来のメーター配置形態に比べて、メーター類のメンテ
ナンス作業を能率良く行える。メーターパネル4をドア
2で支持しているので、窓板3の内面近くにメーターパ
ネル4を配置しても、メーターパネル4が出入りの邪魔
になるのを解消できるうえ、メーター類の見易さを確保
でき、窓板3の外面から行う視認点検時の読み間違い等
を避けられる。
よれば、ドア2に装着される窓板3の内面近くにメータ
ーパネル4を配置するので、単にドア2を開き操作する
だけで、メーターパネル4に装着したメーターMや表示
ランプR等の点検や交換等を容易にしかも迅速に行え、
従来のメーター配置形態に比べて、メーター類のメンテ
ナンス作業を能率良く行える。メーターパネル4をドア
2で支持しているので、窓板3の内面近くにメーターパ
ネル4を配置しても、メーターパネル4が出入りの邪魔
になるのを解消できるうえ、メーター類の見易さを確保
でき、窓板3の外面から行う視認点検時の読み間違い等
を避けられる。
【図1】図3におけるA−A線断面図である。
【図2】分電盤の外観斜視図である。
【図3】取付けユニットの正面図である。
【図4】窓部分の断面図である。
【図5】第2実施例に係る取付けユニットの断面図であ
る。
る。
【図6】第3実施例に係る取付けユニットの断面図であ
る。
る。
【図7】第4実施例に係る止め具の横断平面図である。
【図8】第5実施例に係る取付けユニットの断面図であ
る。
る。
2 ドア 3 窓板 4 メーターパネル 5 取付壁 6 支持枠 14 締結具 19 ヒンジ 20 止め具 29 保護板 M メーター
Claims (7)
- 【請求項1】 ドア2に設けた窓開口2aの内側に装着
される透明の窓板3と、ドア2の内面に装着されて、窓
板3の内方に位置するメーターパネル4とからなり、 メーターパネル4は窓板3と小間隔を隔てて正対する取
付壁5を備えており、取付壁5にメーターMが取り付け
てあるメーター類の取付けユニット。 - 【請求項2】 メーターパネル4が、窓開口2aの内側
周縁壁に設けた締結具14でドア2に締結固定した支持
枠6と、支持枠6に装着した取付壁5とで構成してあ
り、窓板3の周縁が支持枠6と窓開口2aの周縁壁とで
挟持固定してある請求項1記載のメーター類の取付けユ
ニット。 - 【請求項3】 取付壁5の一側が、支持枠6に対してヒ
ンジ19を介して揺動可能に支持されており、取付壁5
の他側が、支持枠6に対して止め具20で止め付けてあ
る請求項2記載のメーター類の取付けユニット。 - 【請求項4】 取付壁5の複数個所が、支持枠6に対し
て取り外し可能に止め具20で固定してある請求項2記
載のメーター類の取付けユニット。 - 【請求項5】 メーターパネル4が、取付壁5と、取付
壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3の対向間隔
を規定する支持壁26とで構成されており、一方の支持
壁26がドア2に対してヒンジ19を介して揺動自在に
支持されており、他方の支持壁26がドア2に止め具2
0で止め付けてある請求項1記載のメーター類の取付け
ユニット。 - 【請求項6】 メーターパネル4が、取付壁5と、取付
壁5と一体に設けられて、取付壁5と窓板3の対向間隔
を規定する支持壁26とで構成されており、支持壁26
の複数個所が、ドア2に対して取り外し可能に止め具2
0で止め付けてある請求項5記載のメーター類の取付け
ユニット。 - 【請求項7】 取付壁5の内側に、メーターMの背面外
方を覆う感電防止用の保護板29が配置してある請求項
1又は2又は3又は4又は5又は6記載のメーター類の
取付けユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134389A JPH10313506A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | メーター類の取付けユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9134389A JPH10313506A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | メーター類の取付けユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10313506A true JPH10313506A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=15127265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9134389A Pending JPH10313506A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | メーター類の取付けユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10313506A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296052A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Kawamura Electric Inc | メーターパネル支持装置 |
JP2009153241A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Kawamura Electric Inc | パネル支持金具 |
JP2010268648A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Nitto Electric Works Ltd | 電気機器収納用箱 |
CN114845490A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-08-02 | 石强 | 一种防潮电气仪表盘 |
WO2023151709A3 (zh) * | 2023-04-06 | 2024-01-25 | 苏州必加互联网科技有限公司 | 便于拆卸的仪表盘 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9134389A patent/JPH10313506A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296052A (ja) * | 2005-04-08 | 2006-10-26 | Kawamura Electric Inc | メーターパネル支持装置 |
JP4620514B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2011-01-26 | 河村電器産業株式会社 | メーターパネル支持装置 |
JP2009153241A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Kawamura Electric Inc | パネル支持金具 |
JP2010268648A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Nitto Electric Works Ltd | 電気機器収納用箱 |
CN114845490A (zh) * | 2022-05-16 | 2022-08-02 | 石强 | 一种防潮电气仪表盘 |
WO2023151709A3 (zh) * | 2023-04-06 | 2024-01-25 | 苏州必加互联网科技有限公司 | 便于拆卸的仪表盘 |
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Legal Events
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