JP2589061Y2 - 簡易閉鎖形配電盤 - Google Patents
簡易閉鎖形配電盤Info
- Publication number
- JP2589061Y2 JP2589061Y2 JP1991074508U JP7450891U JP2589061Y2 JP 2589061 Y2 JP2589061 Y2 JP 2589061Y2 JP 1991074508 U JP1991074508 U JP 1991074508U JP 7450891 U JP7450891 U JP 7450891U JP 2589061 Y2 JP2589061 Y2 JP 2589061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distribution box
- circuit breaker
- frame member
- front frame
- mcb
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Patch Boards (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、正面側からの電線接
続・撤去作業を可能にし、透明保護板を通して配線用し
ゃ断器の目視点検を可能にして、配電箱の奥行を小さく
し、かつ、作業や保守の容易性の向上を図った簡易閉鎖
形配電盤に関するものである。
続・撤去作業を可能にし、透明保護板を通して配線用し
ゃ断器の目視点検を可能にして、配電箱の奥行を小さく
し、かつ、作業や保守の容易性の向上を図った簡易閉鎖
形配電盤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の閉鎖形配電盤として図４に示すよ
うなものがある。すなわち、配電箱１の正面には、左右
に開閉する正面扉２が全面に装着されている。正面扉２
を開くと、低圧配電盤３が露呈する。低圧配電盤３には
計器類が装着され、低圧配電盤３に穿設された窓３Ａを
通して、配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨのみが
低圧配電盤３の正面に突出している。そして、配線用し
ゃ断器ＭＣＢは取付板４に固定されている。なお、配線
用しゃ断器ＭＣＢの種類によっては、低圧配電盤３に金
具を用いて直接、固定されているものもある。この場
合、取付板４は省略されている。計測や配線用しゃ断器
ＭＣＢの操作は、正面扉２を開いて行っている。
うなものがある。すなわち、配電箱１の正面には、左右
に開閉する正面扉２が全面に装着されている。正面扉２
を開くと、低圧配電盤３が露呈する。低圧配電盤３には
計器類が装着され、低圧配電盤３に穿設された窓３Ａを
通して、配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨのみが
低圧配電盤３の正面に突出している。そして、配線用し
ゃ断器ＭＣＢは取付板４に固定されている。なお、配線
用しゃ断器ＭＣＢの種類によっては、低圧配電盤３に金
具を用いて直接、固定されているものもある。この場
合、取付板４は省略されている。計測や配線用しゃ断器
ＭＣＢの操作は、正面扉２を開いて行っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】 従来の技術において
は、低圧配電盤３によって、配線用しゃ断器ＭＣＢの充
電露出部である電源側・負荷側端子が隠蔽され、感電事
故は防止されている。しかしながら、配線用しゃ断器Ｍ
ＣＢが低圧配電盤３の裏面に配置されているので、配線
用しゃ断器ＭＣＢへの電線接続作業は低圧配電盤３の裏
面から行わなければならない。したがって、電線接続作
業のための空間を必要とし、配電箱１の奥行を大きくし
なければならない。また、配電箱１の背面と壁との間に
一定の空間を必要とする。さらに、受電後、予備配線用
しゃ断器ＭＣＢへの電線接続作業若しくは使用配線用し
ゃ断器ＭＣＢからの電線撤去作業は、安全上、停電状態
で行わなければならない。さらに、低圧配電盤３の裏面
での電線接続作業は、配線用しゃ断器ＭＣＢを見ること
ができないので、勘違いにより、配線用しゃ断器ＭＣＢ
への作業を誤る危険性が大きい。さらに、電源側・負荷
側端子は隠蔽されているので、締付ボルトのゆるみ具合
の目視確認や点検が容易にできない。さらに、計測や配
線用しゃ断器ＭＣＢの操作には、正面扉２の開閉を必要
とするので、その操作が煩わしい。さらに、正面扉２の
開閉のために、正面扉２と壁との間に大きな空間を必要
とする。
は、低圧配電盤３によって、配線用しゃ断器ＭＣＢの充
電露出部である電源側・負荷側端子が隠蔽され、感電事
故は防止されている。しかしながら、配線用しゃ断器Ｍ
ＣＢが低圧配電盤３の裏面に配置されているので、配線
用しゃ断器ＭＣＢへの電線接続作業は低圧配電盤３の裏
面から行わなければならない。したがって、電線接続作
業のための空間を必要とし、配電箱１の奥行を大きくし
なければならない。また、配電箱１の背面と壁との間に
一定の空間を必要とする。さらに、受電後、予備配線用
しゃ断器ＭＣＢへの電線接続作業若しくは使用配線用し
ゃ断器ＭＣＢからの電線撤去作業は、安全上、停電状態
で行わなければならない。さらに、低圧配電盤３の裏面
での電線接続作業は、配線用しゃ断器ＭＣＢを見ること
ができないので、勘違いにより、配線用しゃ断器ＭＣＢ
への作業を誤る危険性が大きい。さらに、電源側・負荷
側端子は隠蔽されているので、締付ボルトのゆるみ具合
の目視確認や点検が容易にできない。さらに、計測や配
線用しゃ断器ＭＣＢの操作には、正面扉２の開閉を必要
とするので、その操作が煩わしい。さらに、正面扉２の
開閉のために、正面扉２と壁との間に大きな空間を必要
とする。
【０００４】この考案は、このような従来技術の課題を
解決する目的でなされたものである。
解決する目的でなされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めの手段を、実施例に対応する図１〜３を用いて以下、
説明する。この考案は、配電箱１の正面枠部材１３の一
部に、計器類が装着されているとともに開放時に作業者
が内部に出入り可能な計器用扉１１を、左右開閉自在に
装着し、配電箱１の正面枠部材１３の他部の中央部に、
複数の配線用しゃ断器ＭＣＢを、操作ハンドルＨのみを
配電箱１の正面枠部材１３から突出させ、かつ、横向き
にして縦一列に取付板４を介して配置するとともに、配
電箱１の正面枠部材１３の他部の両側部に、複数の配線
用しゃ断器ＭＣＢの充電露出部を遮蔽する透明保護板１
２、２枚を、複数の配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンド
ルＨを露出させて着脱自在に取り付け、計器用扉１１の
開放、透明保護板１２の取り外しによって内部点検、内
部作業を可能ならしめてなるものである。
めの手段を、実施例に対応する図１〜３を用いて以下、
説明する。この考案は、配電箱１の正面枠部材１３の一
部に、計器類が装着されているとともに開放時に作業者
が内部に出入り可能な計器用扉１１を、左右開閉自在に
装着し、配電箱１の正面枠部材１３の他部の中央部に、
複数の配線用しゃ断器ＭＣＢを、操作ハンドルＨのみを
配電箱１の正面枠部材１３から突出させ、かつ、横向き
にして縦一列に取付板４を介して配置するとともに、配
電箱１の正面枠部材１３の他部の両側部に、複数の配線
用しゃ断器ＭＣＢの充電露出部を遮蔽する透明保護板１
２、２枚を、複数の配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンド
ルＨを露出させて着脱自在に取り付け、計器用扉１１の
開放、透明保護板１２の取り外しによって内部点検、内
部作業を可能ならしめてなるものである。
【０００６】
【作用】 このように構成されたものにおいては、計器
用扉１１を開放すると、作業者が内部に入ることがで
き、透明保護板１２を取り外すと、電線接続・撤去作業
は、正面から配線用しゃ断器ＭＣＢを見ながら行うこと
ができ、透明保護板１２を通して配線用しゃ断器ＭＣＢ
を目視点検でき、また計器用扉１１の開閉を伴うことな
く、配線用しゃ断器ＭＣＢを直接、操作することができ
る。
用扉１１を開放すると、作業者が内部に入ることがで
き、透明保護板１２を取り外すと、電線接続・撤去作業
は、正面から配線用しゃ断器ＭＣＢを見ながら行うこと
ができ、透明保護板１２を通して配線用しゃ断器ＭＣＢ
を目視点検でき、また計器用扉１１の開閉を伴うことな
く、配線用しゃ断器ＭＣＢを直接、操作することができ
る。
【０００７】
【実施例】図１〜３はこの考案の一実施例を示す図であ
る。図１〜３において、１１は計器用扉、１２は透明保
護板、ＭＣＢは配線用しゃ断器である。なお、図１〜３
において、側面板は省略されている。
る。図１〜３において、１１は計器用扉、１２は透明保
護板、ＭＣＢは配線用しゃ断器である。なお、図１〜３
において、側面板は省略されている。
【０００８】 計器用扉１１は、計器類が装着されてい
るとともに、配電箱１の正面の一部に左右開閉自在に、
すなわち、縦軸を中心として前後に揺動自在に装着され
ている。計器用扉１１を開放すると、作業者が内部に入
ることができる。左右開閉自在に構成したのは、正面側
から計器等を取り替え、また、正面側から内部に入って
内部を点検するためである。これによって、内部点検の
ための空間を必要とせず、配電箱１の奥行を小さくで
き、また、配電箱１の背面と壁の間に点検のための空間
を設ける必要も無くなる。計器類を遮蔽している、従来
技術のような正面扉が存在せず、計器類は露出している
ので、計測は容易である。また、計器用扉１１は、従来
技術のような正面扉に比べてその幅が狭いので、配電箱
１の正面と壁との間隔を小さくすることができる。
るとともに、配電箱１の正面の一部に左右開閉自在に、
すなわち、縦軸を中心として前後に揺動自在に装着され
ている。計器用扉１１を開放すると、作業者が内部に入
ることができる。左右開閉自在に構成したのは、正面側
から計器等を取り替え、また、正面側から内部に入って
内部を点検するためである。これによって、内部点検の
ための空間を必要とせず、配電箱１の奥行を小さくで
き、また、配電箱１の背面と壁の間に点検のための空間
を設ける必要も無くなる。計器類を遮蔽している、従来
技術のような正面扉が存在せず、計器類は露出している
ので、計測は容易である。また、計器用扉１１は、従来
技術のような正面扉に比べてその幅が狭いので、配電箱
１の正面と壁との間隔を小さくすることができる。
【０００９】 複数の配線用しゃ断器ＭＣＢは、取付板
４にその電源側・負荷側端子が水平に、すなわち横向き
して縦一列に配置、固定されている。配線用しゃ断器Ｍ
ＣＢは、電流容量によってその大きさが異なる。電流容
量に相違があるとき、電流容量が最大のものは取付板４
に直接、固定し、他のものは厚さ調整用の部材４Ａ、４
Ｂを介して取付板４に固定して、配線用しゃ断器ＭＣＢ
の正面を揃えている。取付板４は、配線用しゃ断器ＭＣ
Ｂが配電箱１の正面枠部材１３（アングル材）の他部の
中央部に配置され、かつ配線用しゃ断器ＭＣＢの正面が
配電箱１の正面枠部材１３よりやや背面側で揃うよう
に、配電箱１内に配置、固定されている。したがって、
配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨのみが配電箱１
の正面側から、すなわち、正面枠部材１３から突出して
いる。配線用しゃ断器ＭＣＢを遮蔽している、従来技術
のような正面扉が存在せず、配線用しゃ断器ＭＣＢは露
出しているので、その操作は容易である。また、配線用
しゃ断器ＭＣＢの電源側・負荷側端子は、正面側に露出
しているので、電線接続・撤去作業は、正面から配線用
しゃ断器ＭＣＢを見ながら行うことができる。したがっ
て、電線接続・撤去作業のための空間は不要となり、配
電箱１の奥行を小さくでき、また、配電箱１の背面と壁
の間に電線接続・撤去作業のための空間を設ける必要も
無くなる。
４にその電源側・負荷側端子が水平に、すなわち横向き
して縦一列に配置、固定されている。配線用しゃ断器Ｍ
ＣＢは、電流容量によってその大きさが異なる。電流容
量に相違があるとき、電流容量が最大のものは取付板４
に直接、固定し、他のものは厚さ調整用の部材４Ａ、４
Ｂを介して取付板４に固定して、配線用しゃ断器ＭＣＢ
の正面を揃えている。取付板４は、配線用しゃ断器ＭＣ
Ｂが配電箱１の正面枠部材１３（アングル材）の他部の
中央部に配置され、かつ配線用しゃ断器ＭＣＢの正面が
配電箱１の正面枠部材１３よりやや背面側で揃うよう
に、配電箱１内に配置、固定されている。したがって、
配線用しゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨのみが配電箱１
の正面側から、すなわち、正面枠部材１３から突出して
いる。配線用しゃ断器ＭＣＢを遮蔽している、従来技術
のような正面扉が存在せず、配線用しゃ断器ＭＣＢは露
出しているので、その操作は容易である。また、配線用
しゃ断器ＭＣＢの電源側・負荷側端子は、正面側に露出
しているので、電線接続・撤去作業は、正面から配線用
しゃ断器ＭＣＢを見ながら行うことができる。したがっ
て、電線接続・撤去作業のための空間は不要となり、配
電箱１の奥行を小さくでき、また、配電箱１の背面と壁
の間に電線接続・撤去作業のための空間を設ける必要も
無くなる。
【００１０】 透明保護板１２、２枚は、複数の配線用
しゃ断器ＭＣＢの充電露出部を遮蔽するもので、配電箱
１の正面枠部材１３の他部の両側部に、複数の配線用し
ゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨを露出させて着脱自在
に、例えば、正面枠部材１３にビス１４により取り付け
られている。透明保護板１２、２枚を左右開閉自在に装
着しなかったのは、運転開始後、電線撤去・接続作業の
機会はまれであることから、その必要性が少ないからで
ある。また、左右開閉自在に装着すると、配電箱１の正
面と壁の間に大きな間隔を必要とするからである。な
お、透明保護板１２の配電箱１への取付は、複数の配線
用しゃ断器ＭＣＢに電線が接続された後に行われる。
しゃ断器ＭＣＢの充電露出部を遮蔽するもので、配電箱
１の正面枠部材１３の他部の両側部に、複数の配線用し
ゃ断器ＭＣＢの操作ハンドルＨを露出させて着脱自在
に、例えば、正面枠部材１３にビス１４により取り付け
られている。透明保護板１２、２枚を左右開閉自在に装
着しなかったのは、運転開始後、電線撤去・接続作業の
機会はまれであることから、その必要性が少ないからで
ある。また、左右開閉自在に装着すると、配電箱１の正
面と壁の間に大きな間隔を必要とするからである。な
お、透明保護板１２の配電箱１への取付は、複数の配線
用しゃ断器ＭＣＢに電線が接続された後に行われる。
【００１１】透明保護板１２として透明なポリカーボネ
ートを使用する。ポリカーボネートは、重量が軽いの
で、一人で取付、取外が容易にできる。透明なものを使
用するので、保守上、外さなくても透明保護板１２を通
して配線用しゃ断器ＭＣＢを目視点検できる。ポリカー
ボネートは、電気的絶縁性が優れているので、充電部に
接触しても電気事故の心配がない。また、ほこり等が付
着しにくく、水洗いできれいになる。したがって、重量
が軽いのとあいまって清掃等が容易である。なお、透明
とは、完全な透明のみを指すものではなく、半透明も含
め、配線用しゃ断器ＭＣＢの接続部分を目視確認できる
ものであればよい。
ートを使用する。ポリカーボネートは、重量が軽いの
で、一人で取付、取外が容易にできる。透明なものを使
用するので、保守上、外さなくても透明保護板１２を通
して配線用しゃ断器ＭＣＢを目視点検できる。ポリカー
ボネートは、電気的絶縁性が優れているので、充電部に
接触しても電気事故の心配がない。また、ほこり等が付
着しにくく、水洗いできれいになる。したがって、重量
が軽いのとあいまって清掃等が容易である。なお、透明
とは、完全な透明のみを指すものではなく、半透明も含
め、配線用しゃ断器ＭＣＢの接続部分を目視確認できる
ものであればよい。
【００１２】透明保護板１２を取り外すと、電線接続・
撤去作業は、正面から配線用しゃ断器ＭＣＢを見ながら
行うことができる。したがって、電線接続・撤去作業の
ための空間は不要となり、配電箱１の奥行を小さくでき
る。また、電線接続・撤去作業は停電状態でなくても行
うことができ、誤結線等の作業ミスがない等、作業は容
易になる。
撤去作業は、正面から配線用しゃ断器ＭＣＢを見ながら
行うことができる。したがって、電線接続・撤去作業の
ための空間は不要となり、配電箱１の奥行を小さくでき
る。また、電線接続・撤去作業は停電状態でなくても行
うことができ、誤結線等の作業ミスがない等、作業は容
易になる。
【００１３】透明保護板１２を通して配線用しゃ断器Ｍ
ＣＢを目視点検でき、また、計器用扉１１の開閉を伴う
ことなく、配線用しゃ断器ＭＣＢを直接、操作すること
ができる。したがって、保守は容易になる。
ＣＢを目視点検でき、また、計器用扉１１の開閉を伴う
ことなく、配線用しゃ断器ＭＣＢを直接、操作すること
ができる。したがって、保守は容易になる。
【００１４】
【考案の効果】 以上説明してきたように、この考案
は、配電箱の正面枠部材の一部に、計器類が装着されて
いるとともに開放時に作業者が内部に出入り可能な計器
用扉を、左右開閉自在に装着し、前記配電箱の正面枠部
材の他部の中央部に、複数の配線用しゃ断器を、操作ハ
ンドルのみを前記配電箱の正面枠部材から突出させ、か
つ、横向きにして縦一列に取付板を介して配置するとと
もに、前記配電箱の正面枠部材の他部の両側部に、前記
複数の配線用しゃ断器の充電露出部を遮蔽する透明保護
板２枚を、前記複数の配線用しゃ断器の操作ハンドルを
露出させて着脱自在に取り付け、前記計器用扉の開放、
前記透明保護板の取り外しによって内部点検、内部作業
を可能ならしめたものである。それゆえ、計器用扉を開
放すると、作業者が内部に入ることができ、透明保護板
を取り外すと、電線接続・撤去作業は、正面から配線用
しゃ断器を見ながら行うことができ、透明保護板を通し
て配線用しゃ断器を目視点検でき、また、計器用扉の開
閉を伴うことなく、配線用しゃ断器を直接、操作するこ
とができる。したがって、この考案によれば、配電箱の
奥行は小さくなり、配電箱の背面と壁の間の空間は不要
となり、作業、保守は容易になるという効果が得られ
る。
は、配電箱の正面枠部材の一部に、計器類が装着されて
いるとともに開放時に作業者が内部に出入り可能な計器
用扉を、左右開閉自在に装着し、前記配電箱の正面枠部
材の他部の中央部に、複数の配線用しゃ断器を、操作ハ
ンドルのみを前記配電箱の正面枠部材から突出させ、か
つ、横向きにして縦一列に取付板を介して配置するとと
もに、前記配電箱の正面枠部材の他部の両側部に、前記
複数の配線用しゃ断器の充電露出部を遮蔽する透明保護
板２枚を、前記複数の配線用しゃ断器の操作ハンドルを
露出させて着脱自在に取り付け、前記計器用扉の開放、
前記透明保護板の取り外しによって内部点検、内部作業
を可能ならしめたものである。それゆえ、計器用扉を開
放すると、作業者が内部に入ることができ、透明保護板
を取り外すと、電線接続・撤去作業は、正面から配線用
しゃ断器を見ながら行うことができ、透明保護板を通し
て配線用しゃ断器を目視点検でき、また、計器用扉の開
閉を伴うことなく、配線用しゃ断器を直接、操作するこ
とができる。したがって、この考案によれば、配電箱の
奥行は小さくなり、配電箱の背面と壁の間の空間は不要
となり、作業、保守は容易になるという効果が得られ
る。
【図１】この考案の一実施例を示す一部省略正面図であ
る。
る。
【図２】この考案の一実施例を示す一部省略側面図であ
る。
る。
【図３】この考案の一実施例を示す一部省略平面図であ
る。
る。
【図４】従来の技術を示す一部省略平面図である。
１ 配電箱 ２ 正面扉 ３ 低圧配電盤 ４ 取付板 １１ 計器用扉 １２ 透明保護板 ＭＣＢ 配線用しゃ断器
Claims (1)
- 【請求項１】 配電箱の正面枠部材の一部に、計器類が
装着されているとともに開放時に作業者が内部に出入り
可能な計器用扉を、左右開閉自在に装着し、前記配電箱
の正面枠部材の他部の中央部に、複数の配線用しゃ断器
を、操作ハンドルのみを前記配電箱の正面枠部材から突
出させ、かつ、横向きにして縦一列に取付板を介して配
置するとともに、前記配電箱の正面枠部材の他部の両側
部に、前記複数の配線用しゃ断器の充電露出部を遮蔽す
る透明保護板２枚を、前記複数の配線用しゃ断器の操作
ハンドルを露出させて着脱自在に取り付け、前記計器用
扉の開放、前記透明保護板の取り外しによって内部点
検、内部作業を可能ならしめてなる簡易閉鎖形配電盤
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074508U JP2589061Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 簡易閉鎖形配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991074508U JP2589061Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 簡易閉鎖形配電盤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04137407U JPH04137407U (ja) | 1992-12-22 |
| JP2589061Y2 true JP2589061Y2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=31930725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991074508U Expired - Lifetime JP2589061Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 簡易閉鎖形配電盤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589061Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003034975A (ja) * | 2001-07-25 | 2003-02-07 | Shinko Electric Co Ltd | 制御装置および下水道設備 |
| JP3131499U (ja) * | 2007-02-22 | 2007-05-10 | 日本電設工業株式会社 | スケルトン型低圧配電盤 |
| JP5897664B1 (ja) * | 2014-08-26 | 2016-03-30 | ファナック株式会社 | 射出成形機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233473U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-27 | ||
| JPS6440244U (ja) * | 1987-09-01 | 1989-03-10 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP1991074508U patent/JP2589061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04137407U (ja) | 1992-12-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2589061Y2 (ja) | 簡易閉鎖形配電盤 | |
| CN203814065U (zh) | 船闸自动化控制机柜 | |
| CN207939001U (zh) | 一种分隔紧凑型电能计量装置 | |
| CN208257188U (zh) | 母线接头保护箱及变电站 | |
| CN209993929U (zh) | 一种带有故障反馈功能的电控柜 | |
| JPH0134482Y2 (ja) | ||
| JP2020114072A (ja) | 太陽光発電用点検盤 | |
| JPH0545046Y2 (ja) | ||
| US4819129A (en) | Removable watt-hour meter socket compartment panel cover with safety partition | |
| JP6833277B2 (ja) | 分電盤 | |
| US1855614A (en) | Meter panel | |
| JPH0545047Y2 (ja) | ||
| JP2007189758A (ja) | 変圧器ケーブル設置方法及び変圧器設備 | |
| CN216720622U (zh) | 一种带有防护组件的高低压配电柜 | |
| JP2759868B2 (ja) | 高圧開閉器の安全装置 | |
| JPH10257613A (ja) | 金属閉鎖形スイッチギヤ | |
| CN212875087U (zh) | 一种结构优化的低压交流配电柜 | |
| CN214543070U (zh) | 一种紧凑型多腔室电源柜 | |
| JPH0532958Y2 (ja) | ||
| CN220874212U (zh) | 一种防继电保护压板误动防护罩 | |
| CN216489167U (zh) | 一种综合配电箱 | |
| CN210866976U (zh) | 一种高压母线连接柜 | |
| CN217420833U (zh) | 一种便于安装的配电箱机柜锁 | |
| JPH10313506A (ja) | メーター類の取付けユニット | |
| JP3131499U (ja) | スケルトン型低圧配電盤 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |