JPH10297879A - ウインチの操作装置 - Google Patents

ウインチの操作装置

Info

Publication number
JPH10297879A
JPH10297879A JP11267597A JP11267597A JPH10297879A JP H10297879 A JPH10297879 A JP H10297879A JP 11267597 A JP11267597 A JP 11267597A JP 11267597 A JP11267597 A JP 11267597A JP H10297879 A JPH10297879 A JP H10297879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
winch drum
winch
braking force
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11267597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Okuno
隆 奥野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP11267597A priority Critical patent/JPH10297879A/ja
Publication of JPH10297879A publication Critical patent/JPH10297879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネガブレーキ機能およびポジブレーキ機能を
有するウインチの操作装置において、フリーフォール時
のブレーキ操作を容易に行う。 【構成】 第1のモード選択スイッチ28がポジブレー
キ機能を選択している場合は、第1の電磁切換弁23が
a位置に切り換えられて、ブレーキバンド13がウイン
チドラム1から離れフリーフォール状態となる。この
際、第2の電磁切換弁24をa位置に切り換えると、減
圧弁26により減圧された圧油がブレーキシリンダ20
に供給されるため、ウインチドラム1はハーフブレーキ
状態となり、フリーフォールされるバケットなどに制動
力が生じる。これにより、バケットなどが急激に速度を
上げることがなくなるため、ブレーキペダル17による
ブレーキ操作を行い易くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーンなどの建
設機械に搭載されるウインチの操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置に搭載されるブレーキ機構
として、ブレーキペダルの踏み込み操作に連係してウイ
ンチドラムを制動するポジブレーキと、ウインチの操作
レバーが中立位置のときウインチドラムを制動し、操作
レバーが作動位置のときウインチドラムの制動を解除す
るネガブレーキとを備え、所定のブレーキモード選択部
材の操作により、ネガブレーキによる制動を行うか否か
を切り換えるようにしたものが知られている。このよう
な機構において、ネガブレーキによる制動が可能なモー
ド(ネガブレーキモード)が選択されたときは、ウイン
チの駆動停止(ウインチ操作レバーの中立位置への操
作)に連係してウインチドラムが自動的に制動され、吊
荷の不用意な落下が防止される。一方、ネガブレーキに
よる制動が不可能なモード(ポジブレーキモード)が選
択されたときは、ブレーキペダルの緩め操作によりウイ
ンチドラムの制動が完全に解除されていわゆるフリーフ
ォール状態が得られる。なお、フリーフォールを行うに
は、油圧モータによるブレーキ作用がウインチドラムに
働かないように、クラッチをオフして油圧モータとウイ
ンチドラムとを切り離す必要がある。このクラッチのオ
フは、上述したブレーキモード選択部材によるフリーフ
ォール可能なモードの選択操作に連動させるものが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たフリーフォール可能なモードが選択された場合におい
ては、足踏みブレーキペダルの踏み込み操作によりウイ
ンチドラムを制動するため、連続壁用掘削装置などのよ
うに重量物を吊り下げているときには、ブレーキペダル
の踏み込み力が大きくなり、また、ブレーキペダルの踏
み込みによる吊荷の速度制御が困難なものとなる。さら
に、吊荷が接地した際にタイミング良くウインチドラム
を制動させないと、ウインチドラムの回転慣性力によ
り、ロープが不要に繰り出されてしまい、その巻き取り
作業が繁雑なものとなる。
【0004】本発明の目的は、フリーフォール状態の吊
荷の速度制御を容易に行うことができるとともに、吊荷
接地時におけるロープの繰り出しを低減できるウインチ
の操作装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態示す図1に
対応付けて説明すると、請求項1の発明は、ブレーキペ
ダル17の踏込み力に応じた制動力でウインチドラム1
を制動するブレーキ手段13、14A、14B、16
と、少なくとも第1のモードと第2のモードのいずれか
でブレーキ手段13、14A、14B、16を動作させ
るように指令するモード指令手段28と、第1のモード
が指令されているときは、ブレーキペダル17が踏込ま
れていなくてもウインチドラム1の駆動停止指令に応動
して、ウインチドラム1が回転しないだけの制動力でウ
インチドラム1を制動するようにブレーキ手段13、1
4A、14B、16を動作させ、第2のモードが指令さ
れているときは、ウインチドラム1のフリーフォールを
許容するようにブレーキ手段13、14A、14B、1
6による制動力を低減するブレーキ制御手段20,2
3,25とを備えたウインチの操作装置に適用され、第
2のモードが選択されているとき、所定重量未満の吊荷
に対してはウインチドラム1を停止し、所定重量以上の
吊荷に対しては制動されながらウインチドラム1が回転
するような制動力を付与する制動力付与手段24,26
を具備することにより上記目的を達成する。
【0006】請求項2の発明は、制動力付与手段24,
26の動作を許容するか禁止するかを指令する動作指令
手段29を備え、その動作が禁止されているときは、吊
荷の重量にかかわらずウインチドラム1をフリーフォー
ルするように制動力を規定する。請求項3の発明は、制
動力付与手段24,26による制動力を調節する制動力
調節手段27を備える。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る操作装置が組み込まれたウインチ駆動用の油圧回
路の要部を示す図である。図1に示すように、本実施の
形態に係る操作装置は、ウインチドラム1を駆動するた
めの駆動系40と、ウインチドラム1を制動するための
制動系41とからなる。
【0009】駆動系40は、油圧ポンプ9から供給され
る圧油により回転される油圧モータ5と、油圧モータ5
の駆動トルクを大きくしてウインチドラム1のドラム軸
2に伝達する減速装置4と、油圧モータ5に供給される
圧油の方向を切り換える方向切換弁7と、方向切換弁7
と油圧モータ5との間に設けられたカウンタバランス弁
6とからなる。油圧モータ5からウインチドラム1への
回転伝達はクラッチ12により行われる。
【0010】方向切換弁7には切換レバー8が取り付け
られており、作業者はこの切換レバー8により方向切換
弁7をa位置またはb位置に切り換えることによりウイ
ンチドラム1の回転方向を変更してロープの繰り出しお
よび巻き取りを行う。なお、方向切換弁7が中立位置に
あるときには、油圧ポンプ9から油圧モータ5への圧油
の供給が禁止されるとともに、油圧モータ5からの戻り
油はカウンタバランス弁6によりブロックされるため、
吊荷を保持していても油圧モータ5の駆動は停止する。
【0011】制動系41は、ブレーキペダル17と、ウ
インチドラム1の外周に巻き付くように設けられたブレ
ーキバンド13と、ブレーキペダル17とブレーキバン
ド13とを連動させるリンク機構18と、ブレーキペダ
ル17の作動とは関係なく、リンク機構18を介してブ
レーキバンド13を駆動するブレーキシリンダ20と、
ブレーキシリンダ20に圧油を供給する油圧ポンプを含
む油圧源25と、減圧弁26と、油圧ポンプ25から供
給される圧油の方向を切り換える第1および第2の電磁
切換弁23,24とからなる。
【0012】リンク機構18は、ブレーキペダル17の
踏み込み量に応じて図1の左右に移動するブレーキロッ
ド16と、ブレーキロッド16の移動およびブレーキシ
リンダ20の伸縮に応じてブレーキバンド13をウイン
チドラム1から離接させるリンクレバー14Aと、リン
クレバー14Aを図1の反時計回り方向に付勢するばね
14Bとからなる。
【0013】ブレーキシリンダ20は、ピストン22A
と、ピストン22Aに接続されたロッド22Bと、ボト
ム室20B内に設けられた、ピストン22Aを伸張させ
る方向に付勢するバネ21とからなる。ブレーキシリン
ダ20のロッド室20Aには、第1および第2の電磁切
換弁23,24の切換位置に応じて油圧ポンプ25から
圧油が供給あるいは排出される。そして、圧油が供給さ
れるとロッド22Bはバネ21の付勢力に抗して収縮
し、圧油が排出されるとバネ21の付勢力により伸張す
る。
【0014】ここで、ロッド22Bが伸張した状態にお
いては、リンクレバー14Aは図1に示す状態にあるた
め、ブレーキバンド13はウインチドラム1に押圧さ
れ、これによりウインチドラム1は制動される。この
際、ブレーキロッド16とリンクレバー14Aとは長孔
15を介して接続されており、ロッド22Bとリンクレ
バー14Aとは長孔19を介して接続されているため、
図1に示す状態において、ブレーキペダル17を操作し
ても、ブレーキシリンダ20の動作に影響を及ぼすこと
はない。
【0015】また、ロッド22Bが収縮すると、リンク
レバー14Aが反時計回り方向に回転して、図2に示す
ようにブレーキバンド13がウインチドラム1から離
れ、これによりウインチドラム1の制動が解除される。
この状態において、ブレーキペダル17を踏むと、リン
クレバー14Aはブレーキバンド13をウインチドラム
1に押し付ける方向に回動するため、ウインチドラム1
は制動される。
【0016】第1の電磁切換弁23のソレノイド部23
Aには、後述するようにポジブレーキ機能を作用させる
かネガブレーキ機能を作用させるかを選択する第1のモ
ード選択スイッチ28が接続されており、この第1のモ
ード選択スイッチ28によりその位置が切り換えられ
る。第2の電磁切換弁24のソレノイド部24Aには後
述するようにポジブレーキ機能が作用している状態にお
いて後述するハーフブレーキ機能を作用させるか否かを
選択する第2のモード選択スイッチ29が接続されてお
り、この第2のモード選択スイッチ29によりその位置
が切り換えられる。なお、第2のモード選択スイッチ2
9は通常は第2の電磁切換弁24をb位置に切り換える
位置に操作されている。また、第1および第2の電磁切
換弁23,24は、方向切換弁7を切り換える切換レバ
ー8の切換動作に連動しても切り換えられる。
【0017】そして、第1のモード選択スイッチ28
が、ポジブレーキ機能を選択している場合には、第1の
電磁切換弁23がa位置に切り換えられる。ここで、第
2の電磁切換弁24はb位置に切り換えられているた
め、解除シリンダ20のロッド室20Aに油圧ポンプ2
5からの圧油が供給され、ロッド22Bはバネ21の付
勢力に抗して収縮してブレーキバンド13がウインチド
ラム1から離れ、クラッチ12をオフすればフリーフォ
ール状態となる。この状態においては、ブレーキペダル
17の踏み込みにより、ブレーキバンド13がウインチ
ドラム1に押圧されウインチドラム1が制動される。ク
ラッチ12をオンしている状態では、油圧モータ5の油
圧ブレーキによりウインチドラム1は回転しない。な
お、クラッチ12をオン、オフするクラッチ操作系統は
図示を省略する。
【0018】一方、第1のモード選択スイッチ28がネ
ガブレーキ機能を選択している場合には、第1の電磁切
換弁23がb位置に切り換えられるため、ブレーキシリ
ンダ20のロッド室20Aはタンク11Bに連通され
る。したがって、ロッド22Bはバネ21の付勢力によ
り伸張してブレーキバンド13がウインチドラム1に押
圧され、ウインチドラム1が制動される。
【0019】また、第1のモード選択スイッチ28がポ
ジブレーキ機能を選択している場合において(第1の電
磁切換弁23がa位置にある)、第2のモード選択スイ
ッチ29により第2の電磁切換弁24がa位置に切り換
えられているときは、油圧ポンプ25からの圧油は減圧
弁26を介してロッド室20Aに供給される。ここで、
減圧弁26は、例えばブレーキバネ21の付勢力の半分
程度の油圧力がブレーキシリンダ20に作用するように
その出力圧力を設定しておくことにより、ロッド22B
は第2の電磁切換弁24がb位置にあるときの半分程度
収縮し、これによりブレーキバンド13は完全なネガブ
レーキ状態の半分程度の押圧力によりウインチドラム1
に押圧され、ウインチドラム1はハーフブレーキ状態に
て制動されつつ回転することとなる。
【0020】さらに、第1のモード選択スイッチ28が
ネガブレーキ機能を選択している場合において(第1の
電磁切換弁23がb位置にある)、切換レバー8により
方向切換弁7をa位置またはb位置に切り換えると、第
1の電磁切換弁23はa位置に切り換えられ、第2の電
磁切換弁24は第2のモード選択スイッチ29の操作状
態に拘わらずb位置に切り換えられる。これにより、ブ
レーキバンド13がウインチドラム1から完全に離れる
とともに、油圧モータ5が回転してウインチドラム1に
よりロープの巻き取りあるいは繰り出しが行われる。一
方、切換レバー8により方向切換弁7が中立位置に切り
換えられているときは、第1の電磁切換弁23はb位置
に切り換えられ、第2の電磁切換弁24の切換位置に拘
わらず、上述したネガブレーキ状態となる。
【0021】次いで、本実施の形態の動作について説明
する。まず、フリーフォールを行わない場合には、第1
のモード選択スイッチ28をネガブレーキ機能を選択す
るように切り換えることにより第1の電磁切換弁23を
b位置に切り換える。これにより、上述したようにブレ
ーキバンド13がウインチドラム1に押圧されてウイン
チドラム1が制動される。この状態において、切換レバ
ー8を操作し、方向切換弁7をa位置またはb位置に切
り換えると、第1の電磁切換弁23はa位置に切り換え
られ、第2の電磁切換弁24はb位置に固定される。こ
れにより、ブレーキバンド13がウインチドラム1から
離れるとともに、油圧モータ5が回転してウインチドラ
ム1によりロープの巻き取りあるいは繰り出しが行われ
る。一方、切換レバー8により方向切換弁7が中立位置
に切り換えられているときは、第1の電磁切換弁23は
b位置に切り換えられ、第2の電磁切換弁24の切換位
置に拘わらず、上述したネガブレーキ状態となる。
【0022】一方、フリーフォールを行う場合には、第
1のモード選択スイッチ28をポジブレーキ機能を選択
するように切り換えることにより第1の電磁切換弁23
をa位置に切り換える。これにより、ブレーキバンド1
3がウインチドラム1から離れるため、クラッチ12を
オフすることによりフリーフォール状態となる。この状
態においては、ブレーキペダル17の踏み込みにより、
ブレーキバンド13がウインチドラム1に押圧されウイ
ンチドラム1が制動する。
【0023】ここで、重量の重いバケットなどの吊荷を
フリーフォールするときには、第1のモード選択スイッ
チ28をポジブレーキ機能を選択するように切り換えた
状態において、第2のモード選択スイッチ29により第
2の電磁切換弁24をa位置に切り換える。これによ
り、減圧弁26により減圧された圧油がブレーキシリン
ダ20に供給され、上述したようにウインチドラム1は
ハーフブレーキ状態となる。これにより、重量の重いバ
ケットなどの吊荷をフリーフォールする際の足踏みブレ
ーキの踏力が軽減され、バケットなどの降下速度制御が
容易となる。
【0024】また、バケットが接地した際にも、ハーフ
ブレーキ力により、ウインチドラム1の回転慣性が相殺
されるため、ウインチドラム1の回転慣性力によるロー
プの不要な繰り出し量を低減することができる。
【0025】ここで、フリーフォールの後で再び巻上操
作を行う場合、第2の電磁切換弁24がb位置にある
と、ウインチドラム1はハーフブレーキ状態にあるた
め、ウインチドラム1をスムースに回転することができ
ない。本実施の形態においては、切換レバー8により方
向切換弁7をa位置またはb位置に切り換えると、第2
の電磁切換弁24はb位置に切り換わるため、フリーフ
ォール終了後の巻上操作をスムースに行うことができ
る。
【0026】なお、上記実施の形態においては、ウイン
チドラム1をハーフブレーキ状態とするために減圧弁2
6を用いているが、例えば、図3に示すように、減圧弁
26の代わりにダイアル27の操作により減圧量を調整
可能な電磁比例式の可変減圧弁34を使用してもよい。
このような、可変減圧弁34を用いることにより、使用
するバケットの重量や、作業者の操作感の違いなどに応
じてハーフブレーキ力を変更することもできる。
【0027】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、ブレーキバンド13、リンクレバー14Aおよびブ
レーキロッド16がブレーキ手段を、第1のモード選択
スイッチ28がモード指令手段を、ブレーキシリンダ2
0、第1の電磁切換弁23および油圧源25がブレーキ
制御手段を、第2の電磁切換弁24および減圧弁26が
制動力付与手段を、第2のモード選択スイッチ29が動
作指令手段を、ダイアル27が制動力調節手段を構成す
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、所定重量以上の吊荷に対しては制動され
ながらウインチドラムが回転するような制動力を付与す
る制動力付与手段を設けたため、重量の重い吊荷をフリ
ーフォールする際の足踏みブレーキの踏力が軽減され、
これにより、吊荷の降下速度を容易に制御することがで
きる。請求項2の発明によれば、動作指令手段により制
動力付与手段の動作を禁止しているときには、吊荷の重
量に拘わらずウインチドラムをフリーフォールするよう
にしたため、フリーフォールを行いたい場合に、無用な
制動力がウインチドラムに作用することを防止できる。
また、請求項3の発明によれば、制動力調節手段により
制動力を調節可能としたため、使用するバケットの重量
や、作業者の操作の違いなどに応じて制動力を変更する
ことができ、これにより、フリーフォール時におけるブ
レーキの操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るウインチの操作装置
の要部油圧回路図。
【図2】図1の油圧回路の要部拡大図
【図3】本発明の他の実施の形態に係るウインチの操作
装置の要部油圧回路図
【符号の説明】
1 ウインチドラム 5 油圧モータ 7 方向切換弁 8 切換レバー 9 油圧ポンプ 17 ブレーキペダル 18 リンク機構 20 ブレーキシリンダ 23 第1の電磁切換弁 24 第2の電磁切換弁 25 油圧源 26 減圧弁 28 第1のモード選択スイッチ 29 第2のモード選択スイッチ 34 可変減圧弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの踏込み力に応じた制動
    力でウインチドラムを制動するブレーキ手段と、 少なくとも第1のモードと第2のモードのいずれかで前
    記ブレーキ手段を動作させるように指令するモード指令
    手段と、 前記第1のモードが指令されているときは、前記ブレー
    キペダルが踏込まれていなくても前記ウインチドラムの
    駆動停止指令に応動して、前記ウインチドラムが回転し
    ないだけの制動力で前記ウインチドラムを制動するよう
    に前記ブレーキ手段を動作させ、前記第2のモードが指
    令されているときは、前記ウインチドラムのフリーフォ
    ールを許容するように前記ブレーキ手段による制動力を
    低減するブレーキ制御手段とを備えたウインチの操作装
    置において、 前記第2のモードが選択されているとき、所定重量未満
    の吊荷に対しては前記ウインチドラムを停止し、所定重
    量以上の吊荷に対しては制動されながら前記ウインチド
    ラムが回転するような前記制動力を付与する制動力付与
    手段を具備することを特徴とするウインチの操作装置。
  2. 【請求項2】 前記制動力付与手段の動作を許容するか
    禁止するかを指令する動作指令手段を備え、その動作が
    禁止されているときは、吊荷の重量にかかわらず前記ウ
    インチドラムをフリーフォールするように前記制動力を
    規定することを特徴とする請求項1記載のウインチの操
    作装置。
  3. 【請求項3】 前記制動力付与手段による前記制動力を
    調節する制動力調節手段を備えることを特徴とする請求
    項1または2記載のウインチの操作装置。
JP11267597A 1997-04-30 1997-04-30 ウインチの操作装置 Pending JPH10297879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267597A JPH10297879A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 ウインチの操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11267597A JPH10297879A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 ウインチの操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10297879A true JPH10297879A (ja) 1998-11-10

Family

ID=14592671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11267597A Pending JPH10297879A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 ウインチの操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10297879A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013201A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Ihi Construction Machinery Ltd 巻上装置
CN102530754A (zh) * 2011-12-31 2012-07-04 凯盛重工有限公司 运输绞车
CN103613035A (zh) * 2013-11-25 2014-03-05 武汉船用机械有限责任公司 一种带增压的绞车液压刹车系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013201A (ja) * 2008-07-01 2010-01-21 Ihi Construction Machinery Ltd 巻上装置
CN102530754A (zh) * 2011-12-31 2012-07-04 凯盛重工有限公司 运输绞车
CN103613035A (zh) * 2013-11-25 2014-03-05 武汉船用机械有限责任公司 一种带增压的绞车液压刹车系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10297879A (ja) ウインチの操作装置
US20060151265A1 (en) Nagative brake device, construction machine, and method of activating negative
JP5887117B2 (ja) ウインチ装置
JP3945505B2 (ja) 油圧ウィンチ
JPH09175368A (ja) ウインチのブレーキ装置
WO2024057955A1 (ja) ウインチ制御装置及びこれを備えたクレーン
JP3508552B2 (ja) 油圧ウィンチ
JP3113718B2 (ja) ウインチの制御装置
JP2003002588A (ja) ウインチのブレーキ装置、およびこのブレーキ装置を備えたクレーンの巻上装置
JP2000143176A (ja) ウインチのフリーフォール増速装置
JP3508684B2 (ja) 油圧ウィンチ
JPH0355398B2 (ja)
JP3326116B2 (ja) ロープウインチの制御装置
JP4558128B2 (ja) 建設機械のウインチ
JPS6335556B2 (ja)
JPS641347Y2 (ja)
JPH0218068Y2 (ja)
JP2535463Y2 (ja) 建設機械のウインチ
JP3654152B2 (ja) 油圧ウィンチ
JP2000198684A (ja) 巻上ウインチの制御装置
JP2002255487A (ja) ウインチの制動装置
JPH0676189B2 (ja) ウインチ
JPH0812276A (ja) 安全装置を備えた作業車両
JP2000016773A (ja) 油圧ウィンチ
JPH0241510B2 (ja)