JPH10296982A - インクジェットヘッド用ノズル板の製造方法及びインクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド用ノズル板の製造方法及びインクジェットヘッド

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JPH10296982A
JPH10296982A JP10476997A JP10476997A JPH10296982A JP H10296982 A JPH10296982 A JP H10296982A JP 10476997 A JP10476997 A JP 10476997A JP 10476997 A JP10476997 A JP 10476997A JP H10296982 A JPH10296982 A JP H10296982A
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nozzle
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッド用ノズル板を高密度の
ノズル密度で、且つ容易に、さらには安価に製造するこ
とのできる製造方法を提供する。またその方法に製造さ
れたノズル板を使用したインクジェットヘッドは高印字
密度、且つ高信頼性を得ることができる。 【解決手段】 以下の6つの工程を含むインクジェット
ヘッド用ノズル板の製造方法。 (a)透明基板上に不透明金属膜をパターニングする第
1工程。 (b)前記不透明金属膜上に光硬化性の感光性樹脂層を
形成する第2工程。 (c)前記透明基板側から前記不透明金属膜を介して前
記感光性樹脂層を露光する第3工程。 (d)部分的に露光された前記感光性樹脂層を現像する
ことによりパターニングする第4工程。 (e)前記不透明金属膜上に金属層を形成する第5工
程。 (f)前記金属層を、前記透明基板および前記感光性樹
脂層から分離する第6工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク滴を吐出さ
せて、記録紙等の記録媒体上にインク像を形成するイン
クジェット記録装置に用いるインクジェットヘッド用ノ
ズル板の製造方法に関する。また、その方法により製造
されたインクジェットヘッド用ノズル板を用いたインク
ジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴を吐出させて、記録紙等の記録
媒体上にインク像を形成するインクジェット記録装置に
用いられるインクジェットヘッドにおいて、インク吐出
孔(以下ノズルと称する。)を備えたノズル板はインク
の吐出性能を決める非常に重要な部品の一つであり、高
い寸法精度が求められる。
【0003】従来より、このインクジェットヘッド用ノ
ズル板の製造方法に関しては多くの提案がなされてい
る。
【0004】まず、最も一般的な方法としては、ドリル
などの穴あけ工具を用いた機械加工である。ただしこの
方法であけられる穴径はせいぜいφ50μmが限界であ
り、また近年のインクジェットヘッドのように多数のノ
ズルを必要とする場合には生産性が非常に悪い。そのた
め、近年では、ノズル板製造方法としては、この方法は
ほとんど使われていない。
【0005】また、機械加工によるノズル板製造方法と
して、プレス加工法も挙げられる。この方法は一度に複
数のノズルを加工できるため、近年では最も広く使用さ
れている方法の一つである。ただし、この方法の場合、
非常に精巧で且つ高い強度をもったプレス型を必要とす
るため、穴径は現状のφ30〜φ40μmが限界と見ら
れる。また、各ノズルの間隔が狭まるとプレス時の加圧
が弱まるため、今後、予想されるノズルの高密度化には
対応できない。
【0006】機械加工以外のノズル板製造方法として、
電鋳法が挙げられる。電鋳法を用いたインクジェット用
ノズル板の製造方法としては、いくつかの方法が提案さ
れている。
【0007】まず、最も一般的なものは金属基板上に感
光性樹脂(一般にレジストと呼ばれている。)をフォト
リソグラフィー法を用いてパターニングし、金属基板を
電極として電鋳を行う方法である。図5は従来のフォト
リソグラフィー法によるインクジェットヘッド用ノズル
板の製造方法を示す図である。
【0008】まず、金属基板100上に、レジスト20
0を通常のマスクを用いたフォトリソグラフィー法によ
り、所望のノズル形状にパターニングする(図5
(a))。従来の電鋳によるノズル板の製造に用いられ
るレジスト200は2〜5μm程度の厚さのものが使わ
れていた。これは一般にLSI分野で用いられているレ
ジストである。
【0009】次に、金属基板100上に、電鋳法により
金属層300を形成していく(図5(b))。電鋳法に
より形成される金属層300は等方性をもって成長す
る。そのため、レジスト200の厚みを越えると、レジ
ストを覆うように金属層300は成長してゆき、その結
果、図5(b)に示すように、R形状の断面をもつノズ
ル形状が形成される。
【0010】最後に金属層300を金属基板100及び
レジスト200から分離し、金属層300からなるイン
クジェットヘッド用ノズル板が形成される(図5
(c))。このフォトリソグラフィー法を用いた電鋳に
よるノズル板では、金属基板100と接する面がノズル
板表面となる。
【0011】そのため、ノズル板表面の撥水処理は、ノ
ズル板である金属層300を金属基板100とレジスト
200から分離した後に行われる。ノズルの中やノズル
板の裏面には撥水処理を行わずに、ノズル板表面のみに
撥水処理を行うことは、工程を非常に複雑にし、且つ慎
重な取り扱いを要する。
【0012】さらに、図に示されるようにノズル板の厚
みとほぼ同寸法のR形状が形成されるため、各ノズルの
間隔(ノズル密度)を狭めようとすると、ノズル板の厚
みを薄くしなくてはならず、ノズル板の自由な設計は難
しい。
【0013】また、電鋳法によるノズル板の製造方法の
別の方法として、特開平9−1808には、前述のよう
にレジストをフォトリソグラフィー法でパターニングす
る代わりに、金属基板上に形成された樹脂層をエキシマ
レーザー加工法によってパターニングする方法が開示さ
れている。しかしながら、エキシマレーザー加工法は一
度に小面積の加工しかできず、そのためフォトリソグラ
フィー法を用いた電鋳方法に比べると、生産性の点で劣
る。
【0014】また、エキシマレーザーの出力は非常に大
きいため、下地の金属基板にも多少なりともダメージを
与えてしまう。そのため、下地の金属基板を電極として
電鋳を行った場合、金属基板の面荒れがノズル板にその
まま転写されてしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述の通り、いずれの
方法も一長一短であり、ノズル密度の高密度化と生産性
の両方を満たす方法は見つかっていない。
【0016】本発明はインクジェットヘッド用ノズル板
を、高密度のノズル密度で、且つ容易に、さらには安価
に製造することのできる製造方法を提供する事である。
またこの方法により製造したノズル板を備えたインクジ
ェットヘッドを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、以下に示す6つの工程を含むインクジェットヘッド
の製造方法を考案した。 (a)透明基板上に不透明金属膜をパターニングする第
1工程。 (b)前記不透明金属膜上に光硬化性の感光性樹脂層を
形成する第2工程。 (c)前記透明基板側から前記不透明金属膜を介して前
記感光性樹脂層を露光する第3工程。 (d)部分的に露光された前記感光性樹脂層を現像する
ことによりパターニングする第4工程。 (e)前記不透明金属膜上に金属層を形成する第5工
程。 (f)前記金属層を、前記透明基板および前記感光性樹
脂層から分離する第6工程。
【0018】さらには、本発明では、上記第5工程にお
いて、電鋳法を用いて金属層を形成した。
【0019】さらに、本発明において、上記の第5工程
と第6工程との間に撥水処理工程を加える事も可能であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下実施例を基に本発明を更に詳
しく説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明によるインクジ
ェットヘッド用ノズル板の製造方法を示す図である。
【0022】まず、図1(a)に示すように、紫外光が
透過する透明基板1上に紫外光を遮断する不透明金属膜
2をパターニングする。本実施例1では透明基板1とし
て厚さ0.4mmのガラス基板を用いた。透明基板1上
に不透明金属膜2としてCr膜を0.1μmの厚さで成
膜した後、Cr膜上にさらにAu膜を0.2μmの厚さ
で成膜した。この程度の膜厚があれば、紫外光をほとん
ど遮断することができる。なお、本実施例1ではCr/
Au膜の成膜方法として、スパッタリング法を用いた
が、特にこの方法に限定する必要はない。Cr/Au膜
の成膜後、一般によく知られているフォトリソグラフィ
ー法およびウェットエッチング法を用いてCr/Au膜
を所望のノズルパターンにパターニングした。なお、パ
ターニング方法は、本実施例1で行った方法以外にも、
リフトオフ法、マスクを用いたパターニング成膜法な
ど、いろいろな方法が考えられるが、本発明では、いか
なる方法を用いてもかまわない。
【0023】次に、透明基板1の不透明金属膜2側の面
上に、紫外光が照射されると硬化反応が起こる感光性樹
脂層3を形成する(図1(b))。本実施例1では感光
性樹脂層3として、日本合成ゴム社製レジストTHB−
30を用いた。THB−30は液体レジストであり、ス
ピンコート法を用いて、100μmの厚さで透明基板1
上に形成した。
【0024】さらに、図1(c)に示すように、透明基
板1側からパターニングされた不透明金属膜2を介し
て、感光性樹脂層3を部分的に露光する。本実施例1で
は、感光性樹脂層3であるTHB−30を、1200m
J/cm2 の紫外線強度で露光した。なおこのとき感光
性樹脂層3は、透明基板1側では強く感光され、表面に
近くなるほど露光量は少なくなる。
【0025】次に、感光性樹脂層3を現像することによ
り、図1(d)のように感光性樹脂層3はノズルパター
ンとしてパターニングされる。先にも述べたように、感
光性樹脂層3の露光量は表面近くになるしたがい少なく
なるため、露光された部分が硬化し、未露光部が現像さ
れる特性を持つ感光性樹脂層3は、図1(d)に示すよ
うに先細形状にパターニングされる。このテーパー角度
は露光量を振ることによって微妙に変えることはできる
が、通常、約6度程度のテーパー角度が得られる。この
テーパー角度は、これから製造しようとするノズルのテ
ーパー角度を意味し、インクジェットヘッドの駆動特性
およびインク吐出特性を考えた場合、適度なテーパー角
度である。
【0026】次に図1(e)のごとく不透明金属膜2上
に電鋳法を用いて金属層4を形成した。金属層4の材質
としては、特に制限はないが、電鋳法を用いる場合、N
iが最も適当な材質であると思われる。本実施例でも、
Ni電鋳法を用い、80μmの厚さで金属層4を形成し
た。
【0027】最後に、図1(f)のように金属層4を透
明基板1及び感光性樹脂層3から分離し、インクジェッ
トヘッド用ノズル板の製造が完了する。なお、本実施例
では不透明金属膜2をインクジェットヘッド用ノズル板
の一部として残したままだが必要に応じて不透明金属膜
2を取り除いてもかまわない。
【0028】以上のような本発明による製造方法を用い
れば、たとえば、一枚の透明基板上に多数のノズル板を
形成することも可能であり、生産性が非常に良い。ま
た、ノズルパターンのパターニングには、LSI分野で
広く使われているフォトリソグラフィー法を用いてお
り、寸法精度に関しても非常に高精度のものが得られ
る。従来のエキシマレーザーを用いたノズルのパターニ
ングでは、大面積を一度にパターニングする事はできな
いため、上記に挙げた二点において本発明の製造方法よ
りも劣っている。
【0029】図2は本実施例1により製造したインクジ
ェットヘッド用ノズル板の断面を示した図である。厚み
80μmのNi電鋳によるノズル板5に約6度のテーパ
ー角度を有するノズル6が70μmの間隔で並んでい
る。また、ノズル6は丸穴形状をしており、一番狭まっ
た部分の直径はφ35μmであった。
【0030】ノズル間隔が70μmであることは、印字
密度の単位に換算すると360dpiということにな
る。この[dpi]という単位は1インチ当たりに何ド
ット印字できるかを表す単位であり、この数値が大きい
ほど、高密度印字が可能であることがわかる。
【0031】360dpiのノズル板の製造は、ドリル
による加工やプレス加工のような機械加工では非常に難
しい。また従来のフォトリソグラフィー法を用いた電鋳
法の場合においても、ノズル断面がR形状になるため
に、360dpiでノズルを形成しようとすると、80
μmという厚さには形成できない。
【0032】(実施例2)図3は本発明によるインクジ
ェットヘッド用ノズル板の製造方法を用いた第2の実施
形態を示す図である。図1における(e)の工程までは
同じ工程を用いて製造を行い、その後、図3(a)に示
すように、金属層4上に撥水性を有する撥水層7を形成
した。本実施例2ではテフロン粒子が含有したNi層を
撥水層7として約5μmの厚みで形成した。形成方法は
一般に広く行われている電解メッキ法を用いた。
【0033】最後に、透明基板1および感光性樹脂層3
を分離し、図3(b)のようにした撥水層7を表面に有
するノズル板が形成される。
【0034】次に、本発明により製造されたインクジェ
ットヘッド用ノズル板を用いたインクジェットヘッドを
図を用いて説明する。図4は圧電式インクジェットヘッ
ドの構成の一例を示す図である。以下の説明において、
圧電式インクジェットヘッドを一例として挙げている
が、本発明は圧電式インクジェットヘッドに限られた発
明ではなく、一般にバブルジェット方式と呼ばれる発熱
式のインクジェットヘッドにも適用できる。
【0035】図4に示すように、圧電式インクジェット
ヘッドはインクを吐出させる為の駆動力を発生させる圧
電素子30と、圧電素子30を固定するための基台40
と、インク流路とインク吐出の為の加圧室の役目を兼ね
た液室11を備える液室部材10と、圧電素子30で発
生した駆動力を液室11に伝える為のダイアフラム20
と、液室11で加圧されたインクが吐出する為のノズル
6を備えたノズル板5からなる。
【0036】インクを吐出する為のノズル6を備えたノ
ズル板5は、通常プレス加工法や電鋳法によって加工さ
れる。プレス加工法の場合、ノズル板の材料として一般
にSUSを用い、プレス型によってノズル6が形成され
る。この方法の場合、加工時間が短く安価に加工するこ
とができるがノズル6の寸法精度はそれほど得られな
い。一方、従来の方法による電鋳法の場合には、ミクロ
ン単位レベルの寸法精度を得ることができるが、上記で
も述べたように、ノズル断面にR形状が形成されノズル
間隔を狭くすると、厚みが薄くなってしまうという問題
があった。
【0037】本発明により製造されたノズル板を用いる
と、ノズル間隔を狭めることができインクジェットヘッ
ドの高密度印字化が可能になる。また、高精度の寸法精
度でノズルを形成できるため、インクの吐出性能は上が
り、その結果、安定した印字が行えるインクジェットヘ
ッドを得られる。また、ノズル間隔が狭まってもノズル
板の厚みは十分に厚くすることができるため、インクジ
ェットヘッドに高い剛性を与えることができ、インクジ
ェットヘッドの信頼性も向上する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、インクジェットヘッド
用ノズル板を高密度のノズル密度で、且つ容易に、さら
には安価に製造することのできる。
【0039】また、本発明より製造したノズル板を備え
たインクジェットヘッドによれば、ノズル間隔を狭める
ことができインクジェットヘッドの高密度印字化が可能
になる。
【0040】また、高精度の寸法精度でノズルを形成で
きるため、インクの吐出性能は上がり、その結果、安定
した印字が行えるインクジェットヘッドを得られる。
【0041】また、ノズル間隔が狭まってもノズル板の
厚みは十分に厚くすることができるため、インクジェッ
トヘッドに高い剛性を与えることができ、インクジェッ
トヘッドの信頼性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェットヘッド用ノズル板
の製造方法を示す図である。
【図2】本発明により製造したインクジェットヘッド用
ノズル板の断面を示した図である。
【図3】本発明によるインクジェットヘッド用ノズル板
の製造方法を用いた実施形態の一例を示す図である。
【図4】圧電式インクジェットヘッドの構成の一例を示
す図である。
【図5】従来のフォトリソグラフィー法によるインクジ
ェットヘッド用ノズル板の製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 不透明金属膜 3 感光性樹脂層 4 金属層 5 ノズル 6 ノズル板 7 撥水層 10 液室部材 11 液室 20 ダイアフラム 30 圧電素子 40 基台 100 金属基板 200 レジスト 300 金属層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するための吐出孔であるノ
    ズルを備えたインクジェットヘッド用ノズル板の製造方
    法であって、 透明基板上に不透明金属膜をパターニングする工程と、 前記不透明金属膜上に光硬化性の感光性樹脂層を形成す
    る工程と、 前記透明基板側から前記不透明金属膜を介して前記感光
    性樹脂層を露光する工程と、 部分的に露光された前記感光性樹脂層を現像することに
    よりパターニングする工程と、 前記不透明金属膜上に金属層を形成する工程と、 前記金属層を、前記透明基板および前記感光性樹脂層か
    ら分離する工程とを含んでいることを特徴とするインク
    ジェットヘッド用ノズル板の製造方法。
  2. 【請求項2】 金属層の形成方法として電鋳法を用いた
    ことを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド
    用ノズル板の製造方法。
  3. 【請求項3】 金属層表面に撥水処理を施すことを特徴
    とする請求項1または2記載のインクジェットヘッド用
    ノズル板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3記載のいずれかの方法によ
    り製造されたインクジェットヘッド用ノズル板を備えた
    インクジェットヘッド。
JP10476997A 1997-04-22 1997-04-22 インクジェットヘッド用ノズル板の製造方法及びインクジェットヘッド Pending JPH10296982A (ja)

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