JP2006218859A - ノズルプレートの製造方法、液滴吐出ヘッド及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルの液滴吐出側の寸法精度を向上させる。
【解決手段】液滴を吐出するノズルの形成されたノズルプレートの製造方法であって、透明基板100上に不透明金属膜102をパターニングする不透明金属膜形成工程と、前記不透明金属膜上に感光性樹脂104を形成する感光性樹脂形成工程と、前記透明基板側から前記感光性樹脂に対して露光する露光工程と、露光された前記感光性樹脂を現像する現像工程と、前記不透明金属膜上に金属層110を形成する金属層形成工程と、少なくとも前記透明基板を前記金属層から分離する分離工程と、を含み、前記ノズルプレートは、少なくとも前記金属層からなり、前記ノズルプレートの液滴吐出側の面は、前記分離工程において前記透明基板を分離した側の面であることを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明はノズルプレートの製造方法、液滴吐出ヘッド及び画像形成装置に係り、特に、液滴を吐出するノズルの形成されたノズルプレートの製造方法に関する。
インクジェット方式の画像形成装置の印字ヘッドは、記録媒体と対向する吐出面を構成するノズルプレートに複数のノズルが形成されている。記録媒体に対してインク滴を吐出する各ノズルの形状は、インク滴の大きさや吐出速度等に影響を与えやすいため、ノズルは高精度に加工されることが要求される。
このようなノズルプレートの製造方法として、電鋳を用いた加工方法(以下、電鋳法という)が知られている。電鋳法は、レーザビームを用いる加工法やプレスによる加工法に比べて、低コストでノズルプレートを製造できる特徴がある。
図11(a)〜(c)は、従来の電鋳法によるノズルプレートの製造方法(以下、従来の第1の製造方法という)である。まず、図11(a)に示すように、金属基板200上にパターニングされた光硬化性の感光性樹脂(以下、レジストという)202を形成する。レジスト202の平面形状は円形であり、その中心は形成すべきノズルの中心に実質的に一致する。次に、図11(b)に示すように、電鋳法により、金属基板200上に例えばニッケルメッキ等の金属層204を成長させながら形成する。金属層204がレジスト202の厚みを越えると、金属層204は次第にレジスト202上にその周囲から覆い被さるように成長し、断面R形状の内壁面を有する凹部206が形成される。すなわち、金属層204はレジスト202にオーバハングして形成される。最後に、金属層204から金属基板200及びレジスト202を剥離すると、図11(c)に示すように、ノズルプレート260に相当する金属層204を得ることができる。ノズルプレート260には、図11(b)の凹部206に相当する断面R形状のノズル(貫通孔)251が形成されている。
また電鋳法によるノズルプレートの製造方法の別の方法(以下、従来の第2の製造方法という)として、図12(a)に示すように、金属基板300上にパターニングされたレジスト302を略円柱状に形成し、金属基板300上にレジスト302の高さ以下となるように金属層304を成長させてから、図12(b)に示すように、金属層304から金属基板300及びレジスト302を剥離する方法がある。このようにして得られるノズルプレート360には、内壁面の断面が略直線状(ストレート形状)のノズル351が形成される。
さらに電鋳法によるノズルプレートの製造方法の別の方法(以下、従来の第3の製造方法という)が、特許文献1に開示されている。同文献によれば、透明基板上に不透明金属膜をパターニングし、不透明金属膜上に光硬化性の感光性樹脂からなる、厚さ100μmのレジスト層を形成する。次に、透明基板側から不透明金属膜を介してレジスト層に対して露光を行う。このとき、レジスト層に対する露光量は透明基板側で強く感光され、透明基板から離れた反対側に近くなるほど露光量が少なくなるように調節されており、続いて現像処理を行うと、照射方向に沿って狭くなるような先細状(テーパ状)のレジストが形成される。そして不透明金属膜上に金属層を形成し、金属層を透明基板及びレジストから分離すると、金属層に相当するノズルプレートを得ることができる。このようなノズルプレートのインク滴吐出側の面(インク吐出面)は、金属層の透明基板側とは反対側の面となっている。
特開平10−296982号公報
しかしながら、電鋳法を用いた従来のノズルプレートの製造方法には、次のような問題がある。
すなわち、従来の第1の製造方法では、図11(c)に示すように、内壁面の断面形状がR形状のノズル251は、その形状に応じて隣接ノズルと一定の間隔を設けなければならず、ノズルの高密度化には限界がある。また電鋳法によってレジスト202の厚み以上に形成される金属層204のばらつきによってノズル径Wがばらつきやすく、ノズル251から吐出されるインク滴の大きさや吐出速度等の飛翔特性に影響を与えやすいという問題がある。
また従来の第2の製造方法では、金属基板300上にパターニングされたレジスト302を形成する場合、図13(a)に示すように、金属基板300上にパターニングされていない状態のレジスト層306を形成し、レジスト層306上方から露光を行う。すなわち、レジスト層306に対して、所望のノズル形状に対応する孔部308aが形成されたマスク308を介して、紫外光310を照射する。このとき、レジスト層306に照射される紫外光310の一部が拡散したり、レジスト層306の下側の金属基板300に反射したりする場合がある。このとき現像処理を行うと、図12(a)に示したレジスト302のようなストレート形状にならず、例えば図13(b)に示すように、レジスト306aの金属基板300側が広がり形状となってしまう。このような場合に形成されるノズルの寸法精度は悪く、ノズルの飛翔特性が良くないという問題がある。
さらに、従来の第3の製造方法では、上述したように、厚さ100μmのレジスト層に対する露光量が透明基板とは反対側の方が透明基板側より小さくなるように調節して露光を行っているので、わずかな露光量のばらつき、現像時のばらつきで、テーパ状に形成されるレジストの寸法精度が悪くなり、ノズル全体の寸法精度が悪くなるという問題がある。
また、従来の第3の製造方法では、一般的にレジストの寸法精度は母材側の方が良いが、従来の第3の製造方法では、前述したように、母材に相当する透明基板側とは反対側の面をノズルプレートのインク滴吐出側の面としている。従って、ノズルのインク滴吐出側は、その反対側(透明基板側)に比べて寸法精度の劣るレジスト形状に基づいて形成されている。そのため、ノズルのインク滴吐出側の寸法精度が良くなく、ノズルから吐出されるインク滴の吐出量や吐出速度等の飛翔特性に影響を与えやすいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ノズルの液滴吐出側の寸法精度を向上させたノズルプレートの製造方法、液滴吐出ヘッド及び画像形成装置を提供する。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、液滴を吐出するノズルの形成されたノズルプレートの製造方法であって、透明基板上に不透明金属膜をパターニングする不透明金属膜形成工程と、前記不透明金属膜上に感光性樹脂を形成する感光性樹脂形成工程と、前記透明基板側から前記感光性樹脂に対して露光する露光工程と、露光された前記感光性樹脂を現像する現像工程と、前記不透明金属膜上に金属層を形成する金属層形成工程と、少なくとも前記透明基板を前記金属層から分離する分離工程と、を含み、前記ノズルプレートは、少なくとも前記金属層からなり、前記ノズルプレートの液滴吐出側の面は、前記分離工程において前記透明基板を分離した側の面であることを特徴とするノズルプ
レートの製造方法を提供する。
本発明によれば、ノズルプレートの液滴吐出側の面は、分離工程において透明基板を分離した側の面であり、露光工程において感光性樹脂に対する露光入射側に相当するため、その反対側の面の場合に比べて、ノズルの液滴吐出側の寸法精度が良くなる。これにより、ノズルから吐出される液滴の吐出量や吐出速度等の飛翔特性が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のノズルプレートの製造方法であって、前記露光工程で、前記感光性樹脂内を進む光が拡がる方向に進むように波長領域、露光量及び照射角度の少なくとも1つが制御されることを特徴とする。
請求項2の態様によれば、先細りのテーパ形状とすることで、飛翔特性の良いノズル形状を形成することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のノズルプレートの製造方法であって、前記感光性樹脂の厚さが10〜50μmであることを特徴とする。
感光性樹脂の厚さは10〜50μmであることが好ましく、透明基板から離れた側の感光性樹脂の寸法精度が良い。感光性樹脂の厚さが50μmの場合の寸法精度は±5μm以下となり、感光性樹脂の厚さが10μmの場合の寸法精度は±1μm以下となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法であって、前記不透明金属膜は撥水性を有することを特徴とする。
請求項4の態様によれば、ノズルプレートの液滴吐出側の面に対して別途撥水処理を行うことが不要となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法であって、前記不透明金属膜の厚さが1μm以上5μm以下であることを特徴とする。
請求項5の態様によれば、ノズルの液滴吐出側にストレート部が形成されるので、吐出方向が安定する。
また前記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法によって製造されたノズルプレートを備えた液滴吐出ヘッドを提供する。
また前記目的を達成するために、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えた画像形成装置を提供する。
本発明によれば、ノズルプレートの液滴吐出側の面は、分離工程において透明基板を分離した側の面であり、露光工程において感光性樹脂に対する露光入射側に相当するため、その反対側の面の場合に比べて、ノズルの液滴吐出側の寸法精度が良くなる。これにより、ノズルから吐出される液滴の吐出量や吐出速度等の飛翔特性が向上する。
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
〔インクジェット記録装置の全体構成〕
図1は、本発明に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置の概略を示す全体構成図である。図1に示すように、このインクジェット記録装置10は、インクの色毎に設けられた複数の印字ヘッド12K、12C、12M、12Yを有する印字部12と、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部14と、記録紙16を供給する給紙部18と、記録紙16のカールを除去するデカール処理部20と、前記印字部12のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、
記録紙16の平面性を保持しながら記録紙16を搬送する吸着ベルト搬送部22と、印字部12による印字結果を読み取る印字検出部24と、印画済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部26と、を備えている。
図1では、給紙部18の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図1のように、裁断用のカッター28が設けられており、該カッター28によってロール紙は所望のサイズにカットされる。カッター28は、記録紙16の搬送路幅以上の長さを有する固定刃28Aと、該固定刃28Aに沿って移動する丸刃28Bとから構成されており、印字裏面側に固定刃28Aが設けられ、搬送路を挟んで印字面側に丸刃28Bが配置されている。なお、カット紙を使用する場合には、カッター28は不要である。
複数種類の記録紙を利用可能な構成にした場合、紙の種類情報を記録したバーコードあるいは無線タグ等の情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される用紙の種類を自動的に判別し、用紙の種類に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部18から送り出される記録紙16はマガジンに装填されていたことによる巻き癖が残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部20においてマガジンの巻き癖方向と逆方向に加熱ドラム30で記録紙16に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
デカール処理後、カットされた記録紙16は、吸着ベルト搬送部22へと送られる。吸着ベルト搬送部22は、ローラー31、32間に無端状のベルト33が巻き掛けられた構造を有し、少なくとも印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する部分が平面をなすように構成されている。
ベルト33は、記録紙16の幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引孔(不図示)が形成されている。図1に示したとおり、ローラー31、32間に掛け渡されたベルト33の内側において印字部12のノズル面及び印字検出部24のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバー34が設けられており、この吸着チャンバー34をファン35で吸引して負圧にすることによってベルト33上の記録紙16が吸着保持される。
ベルト33が巻かれているローラー31、32の少なくとも一方にモータ(不図示)の動力が伝達されることにより、ベルト33は図1において、時計回り方向に駆動され、ベルト33上に保持された記録紙16は、図1の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト33上にもインクが付着するので、ベルト33の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部36が設けられている。ベルト清掃部36の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、あるいはこれらの組み合わせなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラー線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、吸着ベルト搬送部22に代えて、ローラー・ニップ搬送機構を用いる態様も考え
られるが、印字領域をローラー・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面にローラーが接触するので、画像が滲み易いという問題がある。従って、本例のように、印字領域では画像面と接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
吸着ベルト搬送部22により形成される用紙搬送路上において印字部12の上流側には、加熱ファン40が設けられている。加熱ファン40は、印字前の記録紙16に加熱空気を吹きつけ、記録紙16を加熱する。印字直前に記録紙16を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
印字部12は、最大紙幅に対応する長さを有するライン型ヘッドを紙搬送方向(副走査方向)と直交する方向(主走査方向)に配置した、いわゆるフルライン型のヘッドとなっている(図2参照)。
図2に示すように、印字部12を構成する各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yは、本インクジェット記録装置10が対象とする最大サイズの記録紙16の少なくとも一辺を超える長さにわたってインク吐出口(ノズル)が複数配列されたライン型ヘッドで構成されている。
記録紙16の搬送方向(紙搬送方向)に沿って上流側(図1の左側)から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の順に各色インクに対応した印字ヘッド12K、12C、12M、12Yが配置されている。記録紙16を搬送しつつ各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yからそれぞれ色インクを吐出することにより記録紙16上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするフルラインヘッドがインク色毎に設けられてなる印字部12によれば、紙搬送方向(副走査方向)について記録紙16と印字部12を相対的に移動させる動作を一回行うだけで(すなわち、一回の副走査で)記録紙16の全面に画像を記録することができる。これにより、印字ヘッドが紙搬送方向と直交する方向(主走査方向)に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
なお本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組み合わせについては本実施形態には限定されず、必要に応じて淡インク、濃インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタ等のライト系インクを吐出する印字ヘッドを追加する構成も可能である。
図1に示したように、インク貯蔵/装填部14は、各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yに対応する色のインクを貯蔵するタンクを有し、各タンクは図示を省略した管路を介して各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部14は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段(表示手段、警告音発生手段等)を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
印字検出部24は、印字部12の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ等)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりその他の吐出不良をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部24は、少なくとも各印字ヘッド12K、12C、12M、12Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列を有するラインセンサで構成される。このラインセンサは、赤(R)の色フィルタが設けられた光電変換素子(画素)
がライン状に配列されたRセンサ列と、緑(G)の色フィルタが設けられたGセンサ列と、青(B)の色フィルタが設けられたBセンサ列とからなる色分解ラインCCDセンサで構成されている。なお、ラインセンサに代えて、受光素子が二次元配列されて成るエリアセンサを用いることも可能である。
印字検出部24は、各色の印字ヘッド12K、12C、12M、12Yにより印字されたテストパターンを読み取り、各ヘッドの吐出検出を行う。吐出判定は、吐出の有無、ドットサイズの測定、ドット着弾位置の測定等で構成される。
印字検出部24の後段には、後乾燥部42が設けられている。後乾燥部42は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹きつける方式が好ましい。
多孔質のペーパに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部42の後段には、加熱・加圧部44が設けられている。加熱・加圧部44は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラー45で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
このようにして生成されたプリント物は、排紙部26から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置10では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部26A、26Bへと送るために排紙経路を切り換える選別手段(不図示)が設けられている。なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター(第2のカッター)48によってテスト印字の部分を切り離す。カッター48は、排紙部26の直前に設けられており、画像余白部にテスト印字を行った場合に、本画像とテスト印字部を切断するためのものである。カッター48の構造は前述した第1のカッター28と同様であり、固定刃48Aと丸刃48Bとから構成されている。
また、図示を省略したが、本画像の排出部26Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられている。
〔印字ヘッドの構造〕
次に、印字ヘッドの構造について説明する。インク色ごとに設けられている各印字ヘッド12K、12M、12C、12Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号50によって印字ヘッドを示すものとする。
図2は印字ヘッド50の構造例を示す平面透視図である。また図3は1つの液滴吐出素子(1つのノズル51に対応したインク室ユニット)の立体的構成を示す断面図(図2中3−3線に沿う断面図)である。
記録紙面上に印字されるドットピッチを高密度化するためには、印字ヘッド50におけるノズルピッチを高密度化する必要がある。本例の印字ヘッド50は、図2に示したように、インク滴の吐出口であるノズル51と、各ノズル51に対応する圧力室52等からなる複数のインク室ユニット(液滴吐出素子)53を千鳥でマトリクス状(2次元的)に配置させた構造を有し、これにより、印字ヘッド長手方向(紙送り方向と直交する方向)に
沿って並ぶように投影される実質的なノズル間隔(投影ノズルピッチ)の高密度化を達成している。
各ノズル51に対応して設けられている圧力室52は、その平面形状が概略正方形となっており(図2参照)、対角線上の両隅部にノズル51と供給インクの流入口(供給口)54が設けられている。
印字ヘッド50のノズル面(インク吐出面)50Aには、図3に示すように、本発明の特徴であるノズルプレート60が設けられている。ノズルプレート60には、ノズル51が設けられている。なお、ノズルプレート60の製造方法については後述する。
また、圧力室52は供給口54を介して共通流路55と連通されている。共通流路55はインク供給源たるインクタンク(不図示)と連通しており、インクタンクから供給されるインクは共通流路55を介して各圧力室52に分配供給される。
圧力室52の天面を構成している加圧板(共通電極)56には個別電極57を備えたアクチュエータ58が接合されており、個別電極57と共通電極56に駆動電圧を印加することによってアクチュエータ58が変形して圧力室52の容積が変化し、これに伴う圧力変化によりノズル51からインクが吐出される。なおアクチュエータ58には、ピエゾ素子などの圧電体が好適に用いられる。インク吐出後、共通流路55から供給口54を通って新しいインクが圧力室52に供給される。
かかる構造を有する多数のインク室ユニット53は、図4に示す如く、主走査方向に沿う行方向及び主走査方向に対して直交しない一定の角度θを有する斜めの列方向とに沿って一定の配列パターンで格子状に配列させた構造になっている。主走査方向に対してある角度θの方向に沿ってインク室ユニット53を一定のピッチdで複数配列する構造により、主走査方向に並ぶように投影されたノズルのピッチPはd× cosθとなる。
すなわち、主走査方向については、各ノズル51が一定のピッチPで直線状に配列されたものと等価的に取り扱うことができる。このような構成により、主走査方向に並ぶように投影されるノズル列が1インチ当たり2400個(2400ノズル/インチ)におよぶ高密度のノズル構成を実現することが可能になる。
なお、印字可能幅の全幅に対応した長さのノズル列を有するフルラインヘッドで、ノズルを駆動する時には、(1)全ノズルを同時に駆動する、(2)ノズルを片方から他方に向かって順次駆動する、(3)ノズルをブロックに分割して、ブロックごとに片方から他方に向かって順次駆動する等が行われ、用紙の幅方向(用紙の搬送方向と直交する方向)に1ライン又は1個の帯状を印字するようなノズルの駆動を主走査と定義する。
特に、図4に示すようなマトリクス状に配置されたノズル51を駆動する場合は、上記(3)のような主走査が好ましい。すなわち、ノズル51-11 、51-12 、51-13 、51-14 、51-15 、51-16 を1つのブロックとし(他にはノズル51-21 、…、51-26 を1つのブロック、ノズル51-31 、…、51-36 を1つのブロック、…として)、記録紙20の搬送速度に応じてノズル51-11 、51-12 、…、51-16 を順次駆動することで記録紙20の幅方向に1ラインを印字する。
一方、上述したフルラインヘッドと用紙とを相対移動することによって、上述した主走査で形成された1ライン(1列のドットによるライン又は複数列のドットからなるライン)の印字を繰り返し行うことを副走査と定義する。
本発明の実施に際してノズルの配置構造は図示の例に限定されない。また、本実施形態では、ピエゾ素子(圧電素子)に代表されるアクチュエータ58の変形によってインク液滴を飛ばす方法が採用されているが、本発明の実施に際して、インクを吐出させる方式には限定されず、ピエゾ方式に代えて、ヒータ等の発熱体によってインクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインク滴を飛ばすサーマルジェット方式等でもよい。
〔ノズルプレートの製造方法〕
次に、本発明の特徴であるノズルプレートの製造方法を説明する。
図5(a)〜(f)は、第1の実施形態におけるノズルプレート60の製造工程を示した説明図である。まず不透明金属膜形成工程として、図5(a)に示すように、例えばガラス基板等の紫外光を透過する透明基板100上に、紫外光を遮断する不透明金属膜102をノズル形状及びノズル配置に従ってパターニングする。不透明金属膜102のパターニング方法は、フォトリソグラフィ技術等の公知の手段が用いられる。不透明金属膜102の厚さは薄く、約1μm以下であり、その寸法精度は約±0.1μm以下となる。
次のレジスト層形成工程では、図5(b)に示すように、透明基板100の不透明金属膜102側の面上に、光硬化性の感光性樹脂層(レジスト層)104を形成する。本実施形態では、レジスト層104の厚さは約10〜50μmである。
次の露光工程では、図5(c)に示すように、透明基板100の不透明金属膜102が形成される側とは反対側(透明基板側)から、拡散板106を介して、紫外光108を照射する。拡散板106は通過する光を拡散光にする機能を有し、例えば磨りガラスやレンズ系の組み合わせ等により構成される。従って、拡散板106を通過した紫外光108aは拡散光となり、透明基板100内を通過する。透明基板100上のパターニングされた不透明金属膜102はマスクとしての機能を果たし、パターニング形状に応じて紫外光108aを遮断する。一方、不透明金属膜102によって遮断されずに通過した紫外光108aは拡散光であるため、照射方向に沿って拡がるようにレジスト層104内を通過する。
次に、現像工程として、レジスト層104の現像処理を行う。露光工程において紫外光108aが照射されたレジスト層104の露光部分は硬化反応を起こすため、現像処理を行うと、レジスト層104の未露光部分が除去される。すなわち現像処理によって、図5(d)に示すように、透明基板100側が狭く、その反対側が広くなるような逆テーパ状のレジスト104aが透明基板100上に形成される。
次に、金属層形成工程として、図5(e)に示すように、不透明金属膜102上に金属層110を形成する。金属層110は、公知の電鋳法を用いて形成され、例えばニッケル等により形成される。
次に、分離工程として、図5(f)に示すように、金属層110及び不透明金属膜102を透明基板100及びレジスト104aから分離する。本例では、レジスト104aの形状は逆テーパ状であるため(図5(e)参照)、レジスト104aを分離してから透明基板100を分離する。この結果、金属層110及び不透明金属膜102から成るノズルプレート60を得ることができる。ノズルプレート60には、逆テーパ状のレジスト104aの形状に相当する貫通孔(ノズル)51が形成されている。
なお、透明基板100とレジスト104aの分離順序は特に限定されるものでなく、レジスト104aの形状等に応じて適宜変更すればよい。例えばレジスト104aの形状がテーパのほとんどついていない略円柱状の場合には、金属層110及び不透明金属膜10
2から透明基板100及びレジスト104aを一度に分離してもよい。
また、必要に応じて金属層110から不透明金属膜102を除去して、金属層110からなるノズルプレート60としてもよい。
一般的に、図5(b)に示したレジスト層形成工程において、透明基板100上に形成されるレジスト層104は厚くなるにつれて寸法精度は低下する傾向にある。前述した従来の第3の製造方法では、レジスト層の厚さは100μmであり、透明基板と離れた側とのレジスト層の寸法精度は約±10μm程度と予想されるのに対して、本実施形態におけるレジスト層104の厚さは約10〜50μmと薄く、レジスト層104の透明基板100から離れた側の寸法精度はレジスト層104の厚さが50μmの場合は約±5以下であり、10μmの場合は±1μm以下となる。このように本実施形態では、寸法精度の良いノズルプレート60を製造することが可能となっている。
またレジスト層104の寸法精度は、透明基板100から離れた側に比べて、透明基板100側の寸法精度が良い。本実施形態では、ノズルプレート60の不透明金属膜102側の面、すなわち、図5(e)において透明基板100と接していた側の面が、ノズルプレート60のインク滴吐出側の面(インク吐出面)60Aであり、本発明の特徴となっている。このように、透明基板100側とは反対側の面をインク吐出面とする従来の第3の製造方法に比べて、ノズル51のインク滴吐出側の寸法精度は良いものとなっている。
また本実施形態では、透明基板100上のパターニングされた不透明金属膜102は、露光工程においてマスクとしての機能として利用されるが、寸法精度が良く、その後の現像工程、金属層形成工程及び分離工程を経て形成されるノズル51の寸法精度は良いものとなる。
さらに本実施形態では、ノズルプレート60のインク吐出面60Aは不透明金属膜102によって構成されるため、不透明金属膜102は撥液性を有することが好ましい。ノズル51からインク滴が吐出される際に生じるインクミストがインク吐出面60Aに付着した場合に不図示のブレード等で除去しやすくなるので、インク吐出面60Aに付着したインクミストを要因とするノズル51の吐出不良を防止することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るノズルプレートの製造方法における露光工程の特徴部分を表した説明図である。図7は、図6の変形例である。なお露光工程以外の工程は、第1の実施形態と同様であるので図示を省略する。
本実施形態では、図6に示すように、光源112からの照射方向に対して略垂直に透明基板100等が配置される。光源112は紫外光108を平行光として発光し、制御手段114により制御される。制御手段114は、レジスト層104の材質等に応じて、光源112が発光する紫外光108の波長や発光量の調整や照射角度の調整を行う。これにより、任意のテーパ角度のノズル51を形成することが可能となる。
また図7に示すように、制御手段114は、透明基板100が光源112の照射方向に対して所定の角度αをなすようにレジスト層104側を制御してもよい。この場合も、図6に示した場合と同様の効果を奏することができる。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るノズルプレートを示した側面断面図である。図9は、図8の変形例である。
本実施形態では、図8に示すように、ノズルプレート60のインク吐出面60Aには、
撥液性を有する撥液膜116が設けられている。ノズルプレート60の製造方法は、図5(a)〜(f)に示した第1の実施形態と同様に行われ、分離工程(図5(f)参照)終了後に不透明金属膜102の表面に撥液膜116を形成すればよい。
また図5(f)に示した分離工程において金属基板100と共に不透明金属膜102を除去してから、図9に示すように、金属層104表面に撥液膜116を形成してもよい。
ノズルプレート60のインク吐出面60Aに形成された撥液膜116によって、インク吐出時に生じたインクミストがインク吐出面60Aに付着しても不図示のブレード等で除去しやすくなり、インク吐出面60Aの汚れ等を要因とするノズル51の吐出不良を防止することができる。
なお図示はしないが、不透明金属膜102が撥液性を有するように構成してもよく、この場合、図8や図9のような撥液膜114を形成する工程を省くことができ、工程の効率化を図ることができる。
図10(a)〜(f)は、第4の実施形態に係るノズルプレートの製造工程を示した説明図である。第4の実施形態は、図10(a)に示す工程において透明基板100上に形成される不透明金属膜102の厚さを1μm以上5μm以下とする態様である。このような不透明金属膜102を用いて製造されるノズルプレート60は、図10の(f)に示すように、ノズル51のインク吐出面60A側に不透明金属膜102の厚さに相当する高さ(深さ)のストレート部51Aが形成されるので、吐出方向が安定するという効果がある。
第1の実施形態のように不透明金属膜102の厚さが1μmより小さい場合、ストレート部51Aとして機能せず、吐出方向の安定性に対する寄与が小さい。他方、不透明金属膜102の厚さが5μmより大きい場合、パターニング時の寸法ばらつきが大きくなり、ノズル51のインク吐出量や吐出速度に悪影響がでる。また、ストレート部51Aの高さ(深さ)が大きいと流体抵抗が大きくなるため吐出効率が悪くなる。従って、本実施形態の如く、不透明金属膜102の厚さを1μm以上5μm以下とする態様が好ましい。
尚、本実施形態におけるレジスト層104は第1の実施形態と同じ厚さ(約10〜50μm)である。また、第3の実施形態のように、図10(f)の工程後に不透明金属膜102の表面に撥液膜を形成してもよい。他の工程は第1の実施形態(図5参照)と共通するので同一番号を付して説明を省略する。
以上、本発明のノズルプレートの製造方法、液滴吐出ヘッド及び画像形成装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
本発明に係る画像形成装置としてのインクジェット記録装置の一実施形態の概略を示す全体構成図である。 印字ヘッドの構造例を示す平面透視図である。 図2中3−3線に沿う断面図である。 図2に示した印字ヘッドの一部を拡大した詳細図である。 (a)〜(f)は、第1の実施形態に係るノズルプレートの製造工程を表した説明図である。 第2の実施形態に係るノズルプレートの製造方法における露光工程の特徴部分を表した説明図である。 図6の変形例である。 第3の実施形態に係るノズルプレートを示した側面断面図である。 図8の変形例である。 (a)〜(f)は、第4の実施形態に係るノズルプレートの製造工程を表した説明図である。 (a)〜(c)は、従来の第1の製造方法を示した説明図である。 (a)、(b)は、従来の第2の製造方法を示した説明図である。 (a)、(b)は、従来の第2の製造方法における問題点の説明図である。
符号の説明
10…インクジェット記録装置、50…印字ヘッド、50A…ノズル面、51…ノズル、52…圧力室、54…インク供給口、55…共通液室、60…ノズルプレート、100…透明基板、102…不透明金属膜、104…レジスト層、104a…レジスト、106…拡散板、108…紫外光、110…金属層、112…光源、114…制御手段、116…撥液膜

Claims (7)

  1. 液滴を吐出するノズルの形成されたノズルプレートの製造方法であって、
    透明基板上に不透明金属膜をパターニングする不透明金属膜形成工程と、
    前記不透明金属膜上に感光性樹脂を形成する感光性樹脂形成工程と、
    前記透明基板側から前記感光性樹脂に対して露光する露光工程と、
    露光された前記感光性樹脂を現像する現像工程と、
    前記不透明金属膜上に金属層を形成する金属層形成工程と、
    少なくとも前記透明基板を前記金属層から分離する分離工程と、を含み、
    前記ノズルプレートは、少なくとも前記金属層からなり、
    前記ノズルプレートの液滴吐出側の面は、前記分離工程において前記透明基板を分離した側の面であることを特徴とするノズルプレートの製造方法。
  2. 前記露光工程で、前記感光性樹脂内を進む光が拡がる方向に進むように波長領域、露光量及び照射角度の少なくとも1つが制御されることを特徴とする請求項1に記載のノズルプレートの製造方法。
  3. 前記感光性樹脂の厚さが10〜50μmであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のノズルプレートの製造方法。
  4. 前記不透明金属膜は撥水性を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法。
  5. 前記不透明金属膜の厚さが1μm以上5μm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法によって製造されたノズルプレートを備えたことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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