JPH10296556A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JPH10296556A
JPH10296556A JP12803497A JP12803497A JPH10296556A JP H10296556 A JPH10296556 A JP H10296556A JP 12803497 A JP12803497 A JP 12803497A JP 12803497 A JP12803497 A JP 12803497A JP H10296556 A JPH10296556 A JP H10296556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bit
screw
reference member
free
guide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12803497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Inaba
正敏 稲葉
Makoto Shinkawa
誠 新川
Masaki Kato
正樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP12803497A priority Critical patent/JPH10296556A/ja
Publication of JPH10296556A publication Critical patent/JPH10296556A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ワーク表面を基準にビットの移動量を常に一定
にすることができる自動ねじ締め機を提供する。 【解決手段】本発明は、ワークに締め付けられるねじに
係合可能な先端部を有しかつモータの駆動を受けて回転
可能なビット9と、このビット9を軸線方向に移動させ
るシリンダと、前記ビット9の移動路上にねじを保持可
能なチャックユニットとを備えた自動ねじ締め機に関す
るものであり、前記ビッ9トの軸線方向に往復移動可能
な基準部材11と、ビット9と一体に移動可能な案内部
材10とが設けられる。これら基準部材11と案内部材
10の一方には、被検出体15が取り付けられ、また他
方には、被検出体15の移動路に面するように検出セン
サ16が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじの締付け位置
の高さが場所によって変化するワークにねじを締結する
に適した自動ねじ締め機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークにねじを締結するには、図
3に示すように、モータなどの回転駆動源71の駆動を
受けて回転するドライバビット72を備えた自動ねじ締
め機70が一般に広く使用されている。この自動ねじ締
め機70において、ドライバビット72はシリンダなど
の往復駆動源73の作動を受けて軸線方向に往復移動可
能に構成されており、その移動路上には通常ねじ供給装
置から送られるねじを保持可能に構成されたチャックユ
ニット74が配置される。また、ドライバビット72に
は一体に移動可能なように被検出体75が取り付けられ
ており、これに合わせて前記チャックユニット74と一
体に移動可能なように、検出センサ76が配置されてい
る。ねじ締め作業にあっては、ドライバビット72によ
って例えばねじが着座するまで締め付けられると、ドラ
イバビット72とともに移動している被検出体75が検
出センサ76に検出されて、ねじの締め付け確認ができ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の自動
ねじ締め機では、検出センサが被検出体を検出するまで
のビットの移動量は常に一定であるため、例えばねじの
締付け位置の高さが場所によって異なるワークに対して
ねじ締めを行おうとすると、実際にはねじがワークに締
め付けられていない状態でねじの締め付け確認がなされ
たり、あるいはねじがワークに適正に締め付けられてい
るにも拘わらず、被検出体が検出センサに検出されない
がためにねじ締め不良と判定されるなど、良好なねじ締
めを行うことができなくなっている等の問題が発生して
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、ワーク表面を基準にビットの
移動量を常に一定にすることができる自動ねじ締め機を
提供することを目的とする。この目的を達成するため、
本発明は、ワークに締め付けられるねじに係合可能な先
端部を有しかつ回転駆動源の駆動を受けて回転可能なビ
ットと、このビットを軸線方向に移動させる往復駆動源
と、前記ビットの移動路上にねじを保持可能なチャック
ユニットとを備えた自動ねじ締め機において、前記ビッ
トの軸線方向に往復移動可能な基準部材をビットの先端
側に付勢して設けるとともに、前記ビットと一体に移動
可能な案内部材を設け、これら基準部材と案内部材の一
方に被検出体を取り付け、他方に前記被検出体を検出可
能な検出センサを取り付けたことを特徴とするものであ
る。なお、前記基準部材は、ビットの周囲を取り囲む形
状に形成されることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1および図2において、1は自
動ねじ締め機であり、ベース2前面に設けたガイド軸3
に沿って摺動自在なドライバ台4を備えている。このド
ライバ台4は、ベース2上部に取り付けた往復駆動源の
一例であるシリンダ5のロッド5aに連結されており、
このロッド5aの伸縮により往復移動するように構成さ
れている。
【0006】前記ドライバ台4には、回転駆動源の一例
であるモータ6が配置されており、このモータ6には減
速機構7、伝達軸8を介してビット9が連結されてい
る。このビット9は、先端に六角ボルトの頭部が係合可
能な係合穴を有するボックスビットであって、係合穴に
開口するエア吸引穴を有して中空状に形成されている。
【0007】また前記ドライバ台4には、ドライバ台4
に固定される案内部材10と、この案内部材10に沿っ
て摺動可能な基準部材11とから成る摺動機構12が連
結されている。この摺動機構12の基準部材11は、前
記伝達軸8およびビット9を内包するよう先端側が筒状
に形成されており、ばね13によりビット9先端側へ常
時付勢されるようになっている。また、前記案内部材1
0には、外部のエア吸引装置(図示せず)から延びるエ
ア吸引用のホース(図示せず)を接続可能な連結具14
が取付けられており、前記伝達軸8との隙間から前記ビ
ット9のエア吸引穴を通じて係合穴からエアを吸引でき
るように構成されている。さらに、前記基準部材11に
は被検出体15が一体に連結されており、一方で前記案
内部材10には、基準部材11が内部に後退した時の被
検出体15の移動路に面して被検出体15を検出可能な
検出センサ16が取り付けられている。
【0008】一方、前記ガイド軸3の下端には、チャッ
クユニット17が取り付けられている。このチャックユ
ニット17は、前記ビット9を案内可能に構成されたチ
ャック本体18を有し、このチャック本体18の先端に
はチャック爪19が回動可能に連結されている。このチ
ャック爪19は、ばね(図示せず)により常時閉じるよ
うに付勢され、前記ビット9の移動路を塞ぐように構成
されている。このチャック爪19の対向面には、ビット
9の移動路に沿って保持穴19aが分割形成されてお
り、この保持穴19aには、前記チャック本体18に傾
斜して回動可能に取り付けた案内管20が常時連通する
ように構成されている。また、前記チャック本体18に
は、案内管20に連通するよう傾斜してホース連結具2
1が固定されており、このホース連結具21には、ボル
ト供給装置(図示せず)から延びる給送ホース(図示せ
ず)が連結されるように構成されている。
【0009】上記自動ねじ締め機1では、ボルト供給装
置(図示せず)からエア圧送により送られてきたボルト
は、給送ホース(図示せず)からホース連結具21、案
内管20を通じてチャック爪19の保持穴19aに供給
され、そこで嵌合保持される。この状態からシリンダ5
の作動を受けてドライバ台4が下降すると、ビット9は
チャック爪19に保持されたボルトに接近し、同時にエ
ア吸引装置の作動によりエア吸引が行われ、ボルトはビ
ット9の係合穴に吸引保持される。
【0010】その後、ボルトを保持した状態でビット9
および基準部材11はチャック爪19から突出し、基準
部材11はワーク表面に当接して停止するため、ビット
9は基準部材11に案内されて下降すると同時に、モー
タ6の駆動を受けて回転し、ボルトをワークに締結す
る。このことによって、案内部材10は基準部材11に
沿って前進するため、検出センサ16は被検出体15に
近づき、ボルトが着座する位置まで締め付けられるのを
受けて被検出体15を検出する。この検出センサ16の
検出信号によりボルトの締め付け確認を行うことができ
る。このように、基準部材11がワーク表面に当接する
ことで常にワーク表面を基準にビット9を移動させてボ
ルトを締結することができ、締結開始位置の高さが都度
変化するワークであっても正しくボルトを締結できる。
【0011】なお、本発明の実施の形態では、ボルトの
締結を行う自動ねじ締め機について構成、作用を説明し
たが、これに限定されるものではなく、ボルト以外のね
じの締結を行う自動ねじ締め機であっても得られる効果
は同一である。また、基準部材に検出センサを取り付
け、案内部材に被検出体を取り付けても得られる効果は
同様である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ねじ締
め機においては、ビットに対して往復移動可能な基準部
材に被検出体を設け、また、ビットと一体に移動する案
内部材に検出センサを配置しているため、基準部材がワ
ークに接することで、ワーク表面を基準にビットを一定
量移動させることができ、例えば締結開始位置の高さが
場所によって変化しても、常にねじが着座する位置で被
検出体を検出して、確実なねじ締めを行うことができる
等の利点がある。また、基準部材はビットを内包する筒
状に構成され、ビットの周囲を取り巻く形状になってい
るため、ワーク上に接地可能な部分が微少であってもこ
れに接地することができ、常に正しく基準面を設定する
ことが可能である等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ねじ締め機の正面図である。
【図2】本発明に係る自動ねじ締め機の要部拡大一部切
欠断面図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 自動ねじ締め機 9 ビット 10 案内部材 11 基準部材 13 ばね 15 被検出体 16 検出センサ 17 チャックユニット 19 チャック爪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに締め付けられるねじに係合可能な
    先端部を有しかつ回転駆動源の駆動を受けて回転可能な
    ビットと、このビットを軸線方向に移動させる往復駆動
    源と、前記ビットの移動路上にねじを保持可能なチャッ
    クユニットとを備えた自動ねじ締め機において、 前記ビットの軸線方向に往復移動可能な基準部材をビッ
    トの先端側に付勢して設けるとともに、前記ビットと一
    体に移動可能な案内部材を設け、これら基準部材と案内
    部材の一方に被検出体を取り付け、他方に前記被検出体
    を検出可能な検出センサを取り付けたことを特徴とする
    自動ねじ締め機。
  2. 【請求項2】基準部材は、ビットの周囲を取り囲む形状
    に形成されることを特徴とする請求項1に記載の自動ね
    じ締め機。
JP12803497A 1997-04-30 1997-04-30 自動ねじ締め機 Pending JPH10296556A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12803497A JPH10296556A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 自動ねじ締め機

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JP12803497A Pending JPH10296556A (ja) 1997-04-30 1997-04-30 自動ねじ締め機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100360282C (zh) * 2005-05-26 2008-01-09 合肥工业大学 螺纹拧紧机自动对孔机构及对孔方法
CN114799847A (zh) * 2022-05-23 2022-07-29 苏州领略智能科技有限公司 自动化螺栓紧固设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100360282C (zh) * 2005-05-26 2008-01-09 合肥工业大学 螺纹拧紧机自动对孔机构及对孔方法
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