JP3623876B2 - 自動ボルト締結機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボルトをワークに自動締結可能な自動ボルト締結機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から六角ボルトなどのボルトの締結に際しては、一般に自動ボルト締結機が使用されている。この自動ボルト締結機は、ボルトの頭部に係合可能なボックス穴を形成したボックスビットを、モータなどの回転駆動源の駆動を受けて回転するよう配置して構成されており、ボックスビットには、前記ボックス穴に通ずるエアの吸引穴が形成され、ボックス穴にボルトの頭部を吸引できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の自動ボルト締結機においては、ボルトの頭部がボックスビットのボックス穴に係合しないと、これを吸引保持することができないため、これに対応して、ボックスビットをボルト頭部に接する位置で回転させ、ボックス穴をボルト頭部に嵌め込まなければならないなど、ボルトの保持に際して余分な動作が必要となっており、その分サイクルタイムが長くなってしまう等の問題が発生している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題に鑑みて創成されたものであり、ボルトを正しい姿勢で迅速に保持可能な自動ボルト締結機の提供を目的とする。この目的を達成するため、本発明は、モータなどの回転駆動源の駆動を受けて回転可能かつ軸線上に貫通穴を形成したボックスビットを設け、このボックスビットの先端にはボルト頭部に外接する径のガイド穴を形成するとともに、このガイド穴に連接してボルト頭部に係合可能な多角形状のボックス穴を形成する一方、前記ボックスビットの貫通穴にはこれに沿って摺動可能な摺動部材を弾性体により常時先端側に付勢して配置するとともに、この摺動部材にボルト頭部上面に当接可能なガイドピンを螺合し、このガイドピンには筒状の磁石を挿通支持し、前記摺動部材の先端部分を前記ガイドピンに挿通した磁石を被覆する筒状に構成するとともに、前記ガイドピンの先端を磁石の先端側を被覆する形状としたことを特徴とする。なお、前記ガイドピンは、ボルト頭部がガイド穴に嵌合した時に当該ボルト頭部上面に接し、磁石の磁力により当該ボルトを吸着保持するように配置されていることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1ないし図3において、1は自動ボルト締結機であり、回転駆動源の一例であるモータ2と、このモータ2の出力を所定の回転数に減速する減速機構3とを備えるドライバツール4を有している。このドライバツール4は二段シリンダ5の作動を受けて二段階に移動可能に構成したドライバ台6に設置され、このドライバ台6とともに移動できるように構成されるものであり、その出力軸4aにはユニバーサルジョイント7を介してボックスビット8が連結されている。このボックスビット8は、その先端に六角ボルトB(以下、単にボルトBという)の頭部に外接する径のガイド穴9が形成されるもので、このガイド穴9の奥にはボルトBの頭部に係合可能な横断面多角形状のボックス穴10が連設されている。
【0006】
また、前記ユニバーサルジョイント7の先端軸状部分は、前記ドライバ台6の下方に配置した案内台17の案内部材17aに挿通し案内されており、その先端に軸線に沿って形成された有底の中空穴7aには、ばね11により常時ユニバーサルジョイント7の先端側に付勢される摺動部材12が収納されている。この摺動部材12は、前記ボックスビット8に貫通形成した貫通穴8aに摺動可能に案内してあり、先端には円筒形状の永久磁石13を挿通支持したガイドピン14が螺合されている。なお、前記摺動部材12の先端部分は筒状をなしており、前記永久磁石13は、この先端部分に収納されている。
【0007】
一方、前記ボックスビット8の移動路上には、シリンダ、直行座標型ロボットなどの位置決めユニット(図示せず)に接続されて水平面上を往復移動可能かつ所定の位置に位置決め可能に構成されたトレーホルダ15が設けられており、このトレーホルダ15には、ボルト供給装置から供給されたボルトBを所定の個数配列した部品トレー16が設置されている。
【0008】
上記自動ボルト締結機1では、トレーホルダ15がボックスビット8の移動路上に配置された状態で二段シリンダ5が作動すると、ドライバ台6とともにボックスビット8が下降する。これによって、図4に示すように、ボックスビット8のガイド穴10は部品トレー16のに配列されているボルトBの頭部に外接し、また、ガイドピン14はボルトBの頭部上面に当接し、永久磁石13の磁力を作用させてボルトBを吸着保持する。このように、本自動ボルト締結機1は、ボルトBの頭部に外接する径のガイド穴9を形成することにより、ボルトBの頭部の位相が如何なる状態にあっても、これを案内し、ボルトBを所定の位置に正しく吸着保持することができるものである。
【0009】
前述のようにボルトBが吸着保持されると、二段シリンダ5が一旦復動するとともに、位置決めユニットの作動を受けてトレーホルダ15がボックスビット9の移動路上から退去し、トレーホルダ15下方に設置されるワーク(図示せず)を出現させる。そして、再度二段シリンダ5が作動してボックスビット8を再下降させると、これにともなってボルトBはワークの締結位置に供給されると同時に、ボックスビット8がモータ2の駆動を受けて回転するにともなって、頭部がボックス穴10に係合して締結される。
【0010】
なお、本発明の実施の形態では、ボックスビットを1個使用した所謂単軸構成の自動ボルト締結機について説明したが、ドライバツールおよびボックスビットの数を増やして所謂多軸構成の自動ボルト締結機とすることもでき、このように軸数を増やしても得られる効果は同じである。また、その他、本発明の実施の形態で述べた構成は、発明の主旨を逸脱しない範囲において、任意に変更でき得るものである。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の自動ボルト締結機によれば、ボルトの頭部に外接するガイド穴によってボルトの頭部を案内し、かつガイド穴に嵌合したボルト頭部を磁力によって吸着するため、ボルト頭部とボックスビットのボックス穴を合致させずとも、ボルトを所定の位置に正しく案内し、かつ迅速に吸着保持することができ、ボルト締結作業のサイクルタイムを短縮することができる等の利点があり、また、ガイドピンの先端面および摺動部材によって磁石を被覆し、これを保護することができる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ボルト締結機の要部拡大一部切欠断面図である。
【図2】ボックスビットの拡大底面図である。
【図3】本発明に係る自動ボルト締結機の正面図である。
【図4】本発明に係る自動ボルト締結機の動作状態を示す要部拡大一部切欠断面図である。
【符号の説明】
1 自動ボルト締結機
2 モータ
7 ユニバーサルジョイント
8 ボックスビット
8a 貫通穴
9 ガイド穴
10 ボックス穴
12 摺動部材
13 永久磁石
14 ガイドピン

Claims (2)

  1. 回転駆動源の駆動を受けて回転可能かつ軸線上に貫通穴を形成したボックスビットを設け、このボックスビットの先端にはボルト頭部に外接する径のガイド穴を形成するとともに、このガイド穴に連接してボルト頭部に係合可能な多角形状のボックス穴を形成する一方、
    前記ボックスビットの貫通穴にはこれに沿って摺動可能な摺動部材を弾性体により常時先端側に付勢して配置するとともに、この摺動部材にボルト頭部上面に当接可能なガイドピンを螺合し、このガイドピンには筒状の磁石を挿通支持し、前記摺動部材の先端部分を前記ガイドピンに挿通した磁石を被覆する筒状に構成するとともに、前記ガイドピンの先端を磁石の先端側を被覆する形状とした自動ボルト締結機
  2. ガイドピンは、ボルト頭部がガイド穴に嵌合した時に当該ボルト頭部上面に接し、磁石の磁力により当該ボルトを吸着保持するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動ボルト締結機。
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