JPH10315070A - 自動ねじ締め機 - Google Patents

自動ねじ締め機

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Publication number
JPH10315070A
JPH10315070A JP13767297A JP13767297A JPH10315070A JP H10315070 A JPH10315070 A JP H10315070A JP 13767297 A JP13767297 A JP 13767297A JP 13767297 A JP13767297 A JP 13767297A JP H10315070 A JPH10315070 A JP H10315070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction unit
suction
driver bit
guide member
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP13767297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tasuku Seno
佐 瀬野
Hiroshi Yomo
博 四方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP13767297A priority Critical patent/JPH10315070A/ja
Publication of JPH10315070A publication Critical patent/JPH10315070A/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型軽量の構成で吸引ユニットを確実に回り止
めしかつ吸引ユニットの移動を円滑にすることのできる
自動ねじ締め機を提供する。 【解決手段】本発明は、ワークに締め付けられるねじに
係合可能かつモータの駆動を受けて回転可能なドライバ
ビット8と、前記ドライバビット8を突出可能に案内す
るとともに、先端からエアを吸引可能な中空状の吸引ユ
ニット20と、これらドライバビット8および吸引ユニ
ット20を一体に往復移動させるシリンダとを備えてい
る。前記吸引ユニット20は案内部材13に案内されて
おり、その移動方向に延びて嵌合溝25aが形成されて
いる。また、前記案内部材13には、前記嵌合溝25a
に嵌合する球体15が回動自在に配置されており、吸引
ユニット20を回り止めし、併せて移動時の摩擦抵抗を
低減できるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端からエア吸引
を行ってねじを吸着する吸引ユニットを備えた自動ねじ
締め機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークにねじを締結するには、図
5に示すようにモータなどの回転駆動源(図示せず)の
駆動を受けて回転するドライバビット72を備えた自動
ねじ締め機70が一般に広く使用されている。この自動
ねじ締め機70は、前記ドライバビット72を突出可能
に案内するとともにエア吸引装置の作動を受けて先端か
らエア吸引を行うように構成された吸引ユニット73
と、前記ドライバビット72および吸引ユニット73を
往復移動させるシリンダなどの往復駆動源(図示せず)
とを備えて構成されており、ねじを一旦吸引ユニット7
3に吸着保持してワークの所定位置へ移動させ、吸引ユ
ニット73からドライバビット72が突出してねじをワ
ーク上へ押し出し、ドライバビット72の回転でワーク
に締結するようになっている。
【0003】ところで、前記吸引ユニット73は、エア
吸引装置から延びる吸引ホースが連結される関係で、ド
ライバビット72と一体に回転させてはならないのであ
るが、その回り止めの手段として、通常は吸引ユニット
73の対向位置に長手方向に延びる面取りを施し、この
面取りによって形成された平面74を挟むように案内部
材75が設けられる。この構成により、吸引ユニット7
3がドライバビット72の回転にともなって回転しよう
としても、前記平面74が案内部材75に係止して回転
を阻止でき、しかも吸引ユニット73を案内部材75で
案内して移動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の自動
ねじ締め機では、案内部材によって吸引ユニットに形成
した平面を挟むように構成されるため、案内部材が吸引
ユニットの周囲に突出してしまうばかりか、吸引ユニッ
トに面取りを施して最適幅の平面を形成しなければなら
ないため、その削りしろを確保することによって吸引ユ
ニットの厚みが増してしまい、装置が大型化して、例え
ば自動ねじ締め機をロボットに取り付けて使用する場合
など、ロボットの動作速度が低下してしまうばかりか、
突出部分が周辺部に干渉して動作の妨げになってしまう
など、動作不良を起こす問題が発生している。また、平
面部分の摩擦抵抗が大きく、吸引ユニットの移動の妨げ
になっている等の問題も発生している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
て創成されたものであり、吸引ユニットを突出部分の少
ない小型軽量の構成で回り止めしかつ吸引ユニットを円
滑に案内できる自動ねじ締め機を提供することを目的と
する。この目的を達成するため、本発明は、ワークに締
め付けられるねじに係合可能な先端部を有しかつモータ
などの回転駆動源の駆動を受けて回転可能なドライバビ
ットと、前記ドライバビットを突出可能に案内するとと
もにエア吸引装置の作動を受けて先端からエアを吸引す
る中空状の吸引ユニットと、これらドライバビットおよ
び吸引ユニットを一体に往復移動させるシリンダなどの
往復駆動源とを備えている。前記吸引ユニットは、案内
部材に案内されるようになっており、その移動方向に延
びて嵌合溝が形成されている。また、前記案内部材に
は、吸引ユニット側へ突出するよう球体が配置されてお
り、この球体は、前記嵌合溝に嵌合するように構成され
ている。なお、吸引ユニットには、前記球体に代えてキ
ー材などの突出部材を配置してもよく、これに合わせて
嵌合溝を形成してもよい。また、前記吸引ユニットは、
エア吸引装置に連結される吸引ステーションと、この吸
引ステーションに連結されるパイプ部とを備えて構成さ
れるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1ないし図3において、1は自
動ねじ締め機であり、ベース2前面に配したガイド3に
沿って摺動可能なドライバ台4を備え、このドライバ台
4には、回転駆動源の一例であるモータ5が配置されて
いる。このモータ5の出力軸には、ジョイント6を介し
て伝達軸7が一体に回転するよう連結されており、この
伝達軸7の先端にはねじの頭部に係合可能な先端部を有
するドライバビット8が一体に回転するように連結され
ている。また、前記ベース2には、往復駆動源の一例で
あるシリンダ9が取り付けられており、このシリンダ9
のロッドには、前記ドライバ台4が連結されている。
【0007】前記伝達軸7には、その上部に位置して係
止具10が固定されており、この係止具10には軸受け
を介して中空状の吸引ユニット20が回転自在に係止し
ている。この吸引ユニット20は、前記係止具10に係
止する係止部材21と、この係止部材21に一体に連結
される吸引ステーション22と、この吸引ステーション
22に取り付けられるホース連結具23と、吸引ステー
ション22に螺合して連結されるパイプ部24とを備え
て構成されており、その内部に前記伝達軸7およびドラ
イバビット8が案内されるように構成されている。この
吸引ユニット20は、ばね11によって常時前記ドライ
バビット8先端方向に付勢されており、常時は前記ドラ
イバビット8を内包し、ばね11に抗して移動した時に
ドライバビット8を先端から突出させるように構成され
ている。
【0008】前記吸引ユニット20のパイプ部24は、
吸引ステーション22に連結される連結パイプ25と、
この連結パイプ25に一体に連結される吸着パイプ26
とから構成されており、連結パイプ25には、その延び
る方向に沿って嵌合溝25aが形成されている。また、
前記ホース連結具23には、図示しないエア吸引装置か
ら延びるエア吸引ホース50が連結されており、エア吸
引装置が作動すると、吸着パイプ26先端からエア吸引
が行われるように構成されている。なお、吸着パイプ2
6の内径は、ねじの頭部径よりも僅かに大きく構成され
ているので、エア吸引によってねじを内部に吸着するこ
とが可能である。
【0009】前記ベース2の下端には、チャック台12
が連結されており、このチャック台12には、前記吸引
ユニット20を案内する回り止め手段13が配置されて
いる。この回り止め手段13は、チャック台12に固定
したホルダ12aによって支持されるパイプ状の案内部
材14と、この案内部材14上部に回動可能に嵌合され
る鋼球などの球体15と、この球体15を覆うよう案内
部材14に外套される円筒状の球体押さえ16とから構
成されている。この回り止め手段13の前記案内部材1
4には、吸引ユニット20の連結パイプ25および吸着
パイプ26が案内されており、また前記球体15は案内
部材14の内部へ突出して前記連結パイプ25の嵌合溝
25aに嵌まり込むように構成されている。
【0010】一方、前記案内部材14の先端には、前記
ドライバビット8の下方に位置してチャックユニット1
7が連結されている。このチャックユニット17は、前
記ドライバビット8の移動路を常時塞ぐように付勢され
る一対のチャック爪18を備えており、このチャック爪
18には、ドライバビット8の移動路上にねじを保持可
能な保持穴18aが形成され、ねじ供給装置(図示せ
ず)からエアにより圧送されるねじが嵌合できるように
構成されている。
【0011】上記自動ねじ締め機1では、ねじ供給装置
(図示せず)からエア圧送により送られてきたねじがチ
ャック爪18の保持穴18aに嵌合保持されると、シリ
ンダ9が作動してドライバ台4が下降を開始し、これを
受けてドライバビット8および吸引ユニット20も一体
に下降する。この時、連結パイプ25の嵌合溝25aに
沿って球体15が回動可能であるため、吸引ユニット2
0を極めて円滑に下降させることができ、吸引ユニット
20の摩滅などを防止することができる。また、球体1
5によって吸引ユニット20の回り止めを行っているた
め、パイプ部24に面取りを行うための削りしろを確保
する必要もなくなるとともに、回り止め手段13をパイ
プ部に沿った形状にすることが可能であり、余計な突出
部分をなくして軽量小型に構成することができる。
【0012】前述のようにして、吸引ユニット20がチ
ャック爪18に保持されたねじに接近すると、エア吸引
装置(図示せず)が作動して吸着パイプ26の先端から
エア吸引が開始され、これによって吸着パイプ26にね
じを吸着保持する。その後、吸着パイプ26はチャック
爪18を押し開けて突出し、ワークの表面に当接するた
め、ドライバビット8は吸引ユニット20を付勢するば
ね11に抗して下降し、ねじを押してワークのねじ穴に
到着させるとともに、モータ5の駆動を受けて回転して
ねじをねじ穴に締結する。この時、吸引ユニット20に
は係止部材21などからドライバビット8の回転が若干
伝達されるが、連結パイプ25の嵌合溝25aには、球
体15が嵌合しているため、吸引ユニット20は確実に
回り止めされる。
【0013】なお、本発明の実施の形態では、嵌合溝2
5aに嵌合する球体15を設ける構成について説明した
が、この他に図4に示すように回り止め手段13の案内
部材14にキー材などの突出部材31を固定し、吸引ユ
ニット20の連結パイプ25にはこのキー材が嵌合する
形状の嵌合溝25aを形成するように構成しても、得ら
れる効果は同様である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動ねじ締
め機では、ドライバビットを突出可能に案内するととも
に先端からエア吸引可能に構成した吸引ユニットを案内
する案内部材を設け、この案内部材に球体を回動可能に
配置するとともに、吸引ユニットにはこの球体が嵌合す
る嵌合溝を形成しているため、吸引ユニットの回り止め
を行う案内部材を突出部分のない簡単な構成とするとと
もに、吸引ユニットのパイプ部も薄くして装置を軽量小
型化することができ、ロボットなどに取り付けた場合の
動作不良を防止することができる等の利点がある。ま
た、球体の回動により吸引ユニットの移動を円滑にし、
吸引ユニットの摩滅を防止することができる等の利点も
ある。さらに、吸引ユニットはエア吸引装置に連結され
る吸引ステーションとこの吸引ステーションに連結され
るパイプ部とで構成されるため、パイプ部の方向性をな
くし、組立の容易な吸引ユニットを備えた自動ねじ締め
機を提供できる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動ねじ締め機の要部拡大一部切
欠断面図である。
【図2】(a)および(b)ともに、本発明に係る自動
ねじ締め機の要部拡大一部切欠断面図であり、同じ箇所
の異なった断面状態を示すものである。
【図3】本発明に係る自動ねじ締め機の連続する同一部
分を一部省略した正面図である。
【図4】本発明に係る自動ねじ締め機の他の例を示す要
部拡大一部切欠断面図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 自動ねじ締め機 4 ドライバ台 5 モータ 8 ドライバビット 9 シリンダ 11 ばね 12 チャック台 13 回り止め手段 14 案内部材 15 球体 16 球体押さえ 17 チャックユニット 18 チャック爪 20 吸引ユニット 22 吸引ステーション 24 パイプ部 25 連結パイプ 25a 嵌合溝 26 吸着パイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワークに締め付けられるねじに係合可能な
    先端部を有しかつ回転駆動源の駆動を受けて回転可能な
    ドライバビットと、前記ドライバビットを突出可能に案
    内するとともにエア吸引装置の作動を受けて先端からエ
    アを吸引する中空状の吸引ユニットと、これらドライバ
    ビットおよび吸引ユニットを一体に往復移動させる往復
    駆動源とを備えた自動ねじ締め機において、 前記吸引ユニットを案内する案内部材を設け、この案内
    部材に吸引ユニット側へ突出するよう球体を配置し、前
    記吸引ユニットには移動方向に延びて前記球体が嵌合可
    能な嵌合溝を形成したことを特徴とする自動ねじ締め
    機。
  2. 【請求項2】ワークに締め付けられるねじに係合可能な
    先端部を有しかつ回転駆動源の駆動を受けて回転可能な
    ドライバビットと、前記ドライバビットを突出可能に案
    内するとともにエア吸引装置の作動を受けて先端からエ
    アを吸引する中空状の吸引ユニットと、これらドライバ
    ビットおよび吸引ユニットを一体に往復移動させる往復
    駆動源とを備えた自動ねじ締め機において、 前記吸引ユニットを案内する案内部材を設け、この案内
    部材に吸引ユニット側へ突出するよう突出部材を設け、
    前記吸引ユニットには移動方向に延びて前記突出部材が
    嵌合可能な嵌合溝を形成したことを特徴とする自動ねじ
    締め機。
  3. 【請求項3】吸引ユニットは、エア吸引装置に連結され
    る吸引ステーションと、この吸引ステーションに連結さ
    れるパイプ部とを備えていることを特徴とする請求項1
    または請求項2のいずれかに記載の自動ねじ締め機。
JP13767297A 1997-05-12 1997-05-12 自動ねじ締め機 Pending JPH10315070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13767297A JPH10315070A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 自動ねじ締め機

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JP13767297A JPH10315070A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 自動ねじ締め機

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JPH10315070A true JPH10315070A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15204130

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JP13767297A Pending JPH10315070A (ja) 1997-05-12 1997-05-12 自動ねじ締め機

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JP (1) JPH10315070A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106002216A (zh) * 2016-06-30 2016-10-12 江苏捷帝机器人股份有限公司 一种高效智能型锁付机械手

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