JPH10294A - 物干し具 - Google Patents

物干し具

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JPH10294A
JPH10294A JP8154461A JP15446196A JPH10294A JP H10294 A JPH10294 A JP H10294A JP 8154461 A JP8154461 A JP 8154461A JP 15446196 A JP15446196 A JP 15446196A JP H10294 A JPH10294 A JP H10294A
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JP
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drying
arm
base
arms
tip
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JP8154461A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Osugi
泰啓 大杉
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NKG Co Ltd
Original Assignee
NKG Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA002200391A priority patent/CA2200391A1/en
Priority to US08/825,555 priority patent/US5845414A/en
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F57/00Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F57/00Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired 
    • D06F57/12Supporting means, other than simple clothes-lines, for linen or garments to be dried or aired  specially adapted for attachment to walls, ceilings, stoves, or other structures or objects

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基体の周囲に放射状に拡がる複数の干し腕に
掛けられた干し物の取込み作業の煩わしさを解消する。 【解決手段】 基体1の周縁部に基部を枢支された干し
腕2の下位置に補助腕3の基部を枢支し、この補助腕3
の先端側を干し腕2の先端側に挿通して支える。補助腕
3の先端にU字形をなす第1の止め具4を取付け、干し
腕2が拡開側へ回動するとき、干し腕2に引き込まれる
補助腕3により第1の止め具4を引込み、干し腕2の上
面に弾接する構成とする。また干し腕2が折り畳み側へ
回動するとき、干し腕2の先端から突出する補助腕3に
より第1の止め具4を押し出し、干し腕2との間の挾圧
を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯済の衣類等の
干し物を限られたスペース内に干すべく用いられる物干
し具に関する。
【0002】
【従来の技術】洗濯済の衣類、特に、おむつ、下着類、
タオル等の小物類を対象とし、これらを限られたスペー
ス内に一括して干すことを目的とした物干し具が、従来
から種々提案されている。この種の物干し具の内、広く
普及しているものの一つに、一面の略中央に吊り具を有
する基体の周縁部に、該基体を中心として放射状に拡開
する態様に複数の干し腕を取り付けてなる物干し具があ
る。
【0003】この物干し具は、物干し竿等の吊り対象物
に、前記吊り具により前記一面を上として懸吊し、各干
し腕の夫々に洗濯済の衣類等の干し物を掛けて使用され
る。この使用状態において各干し腕に掛けられた干し物
は、基体を中心とし、各干し腕の長さを半径とする円形
スペース内に収まる上、これら相互間に適宜の間隔が確
保されて、夫々の間の風の通流が阻害されることがな
く、乾燥効率の悪化をもたらす虞れがない等、多くの利
点を有している。
【0004】更にこの種の物干し具においては、各干し
腕の基端部を基体に枢支し、非使用時には、各干し腕を
各別の枢軸回りに回動させて夫々の先端側を基体の中心
に集めた状態に折り畳み、収納を容易とした構成、ま
た、夫々の干し腕の先端部に、これと一体化された止め
具を備え、各干し腕に掛けられた干し物を夫々の止め具
との間に挾圧固定し得るようになし、使用中、風の作用
による干し物の移動、脱落を防止する構成等、使い勝手
を向上させるための種々の工夫がなされたものがあり、
実用化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如き
物干し具において各干し腕に掛けられた干し物は、使用
中の移動、脱落を防止するため、一般的に、夫々の干し
腕に前述の如く備えられた止め具、又は、洗濯ばさみ等
の別個に用意した止め具により挾圧固定されており、乾
燥終了後の干し物の取り込みに際して、複数の干し腕の
夫々に対し、前記止め具の固定解除操作が必要となり、
取込み作業に煩わしさを伴うという問題があった。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、基体の周囲に放射状に拡がる複数の干し腕上で
の止め具の固定解除操作を容易化し、干し物の取込み作
業の煩わしさを解消し得る物干し具を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る物干し具
は、一面の略中央に吊り具を有する基体の周縁部に夫々
の基端部を枢支され、各別の枢軸回りの回動により夫々
の先端が放射状に拡開する複数の干し腕と、各干し腕の
先端部に配された止め具とを備え、前記吊り具により前
記一面を上として吊り対象物に懸吊し、拡開せしめた各
干し腕に干し物を掛け、前記止め具との間に挾圧固定し
て用いられる物干し具において、前記干し腕の拡開方向
の回動に連繋して前記止め具を挾圧状態に拘束し、該拘
束を前記干し腕の逆方向の回動に連繋して解除する拘束
手段を備えることを特徴とする。
【0008】この発明においては、複数の干し腕が拡開
された使用状態において干し物を挾圧固定すべく夫々の
干し腕に備えられた止め具が、折り畳みのための各干し
腕の拡開方向と逆向きの回動に連繋した拘束手段の動作
により、前記挾圧を解除することとなり、取込み作業に
際しては、干し腕の夫々を折り畳み操作することによ
り、各干し腕に掛けられた干し物を容易に取り外すこと
ができる。
【0009】第2発明に係る物干し具は、第1発明にお
ける拘束手段が、前記基体の周縁部の前記干し腕の枢支
部よりも下位置に夫々の基端を枢支され、先端側を各別
の干し腕の先端部に形成された案内部に挿通支持させて
あり、U字形をなす各別の止め具の一端を夫々の先端に
枢支する補助腕を備え、前記干し腕の回動に伴って、該
干し腕と同一面内にて回動しつつ進退動作する前記補助
腕により、拡開方向の回動時には、前記止め具を前記案
内部に引込み、該止め具の他端を干し腕の先端部上面に
弾接させて拘束する一方、逆方向の回動時には、前記止
め具を前記案内部から押し出し、前記拘束を解除する構
成としてあることを特徴とする。
【0010】この発明においては、その基端を基体の周
縁部に枢支され、その先端側を各干し腕の先端に設けた
案内部に挿通支持させてあり、その先端にU字形をなす
止め具の一端を枢支してなる補助腕により、前記拘束手
段を簡素に構成する。
【0011】前記補助腕は、各別の干し腕の回動に伴っ
て回動し、拡開方向の回動に対しては、前記案内部に引
き込まれ、また逆方向の回動に対しては、案内部から押
し出される。そして、各補助腕の先端に取り付けたU字
形の止め具は、前記引込みにより一側を案内部に引き込
まれつつ回動し、他方の辺を各別の干し腕の上面に弾接
せしめた状態に拘束され、各干し腕に掛けられた干し物
は、該干し腕と止め具との間への差し込みにより挾圧固
定される。この止め具は、案内部に沿う補助腕の押し出
しにより干し腕から外れ、該補助腕の先端にて自由に回
動し得る状態となり、各干し腕に掛けられた干し物の取
り外しを阻害しない。
【0012】第3発明に係る物干し具は、第2発明にお
いて、前記補助腕の進退動作範囲の略全域に亘って前記
止め具の枢支部の近傍を両側から覆うカバー部を、前記
干し腕の先端部に備えることを特徴とする。
【0013】この発明においては、干し腕の回動に伴う
前記止め具の回動が、その枢支部の近傍が前記干し腕先
端のカバー部により両側から覆われた状態にて生じ、干
し腕に沿って干し物を取り外す際に前記止め具に引っ掛
かる虞れがなく、干し腕が折り畳まれたとき、各干し腕
に掛けられた干し物が夫々の干し腕に沿って自然落下
し、取り外しのための特別な操作を必要としない。
【0014】第4発明に係る物干し具は、第1乃至第3
発明のいずれかにおいて、前記干し腕の一部又は全部を
一括して拡開させると共に、拡開状態にて拘束する操作
手段を、前記基体に備えることを特徴とする。
【0015】この発明においては、基体に備えられた操
作手段の操作により、干し腕の一部又は全部を一括して
拡開し、また拡開状態にて拘束でき、各干し腕の拡開操
作を別個に行うことなく容易に使用状態が得られる。ま
た一方、干し腕の一部又は全部を拡開方向と逆向き、即
ち、折り畳みの方向に回動させて、夫々の止め具の挾圧
固定を同時に解除し、複数の干し腕に掛けられた干し物
の取込みを一括して行わせることができ、第3発明の構
成と併せて実施することにより、複数の干し腕に夫々掛
けられた干し物を折り畳み操作と共に落下させて、一括
して取り込むことができる。
【0016】第5発明に係る物干し具は、第4発明にお
いて、前記干し腕が、夫々の枢支位置の他側に延長され
た延長部を基体の内側に備え、前記操作手段は、前記基
体の上部を貫通して内側に延長された押し引き杆と、該
押し引き杆の内側への延長端に固設され、前記基体の内
側に並ぶ各干し腕の延長部に当接せしめた押圧ブロック
とを備え、前記押し引き杆の押し込み操作により前記押
圧ブロックを介して前記延長部を下向きに押圧して前記
干し腕の夫々を上向きに拡開させ、また、所定の拡開位
置にて前記押圧ブロックが各延長部の先端部間に嵌入
し、夫々の先端と前記押圧ブロックの周面との間の摩擦
により前記拘束を実現する構成としてあることを特徴と
する。
【0017】この発明においては、基体の上部を貫通し
て内側に延長された押し引き杆の延長端に押圧ブロック
を固定し、これを、各別の枢支位置の逆側に延長され、
基体の内側に周方向に並ぶ干し腕の延長部に当接させ、
第4発明における操作手段を簡素に構成する。
【0018】干し腕の拡開操作は、押し引き杆の押し込
みにより、各干し腕の延長部を押圧ブロックを介して下
向きに押し込みして行い、この押し込みが所定の位置に
達したとき、押圧ブロックが延長部の先端間に入り込
み、これらの先端が押圧ブロックの周面に押し付けられ
た状態となり、拡開方向と逆向きの回動が拘束される。
【0019】第6発明に係る物干し具は、第5発明にお
いて、前記干し腕の延長部が、前記枢軸を中心とするそ
の回動面内において円弧状をなし、前記押圧ブロックの
対応面と点接触状態に当接する当接端を備えることを特
徴とし、更に、第7発明に係る物干し具は、前記当接端
と前記押圧ブロックとの当接位置が、前記干し腕の枢軸
に対して下方に偏倚させてあり、この偏倚長Xが、前記
枢軸を中心とする前記当接端の回転半径Rに対し、0.
55R<X<0.85Rなる範囲に設定してあることを
特徴とする。
【0020】第6発明においては、干し腕の延長部の押
圧ブロックとの当接端が干し腕の回動面内において円弧
状をなし、押圧ブロックと点接触状態にあるから、両者
の接触は、干し腕に干し物による荷重と逆向き、即ち、
上向きの力を加えることにより解除される。この解除
は、例えば、干し腕を支える基体に対し、下方への降下
力を加えた後に停止させる、又は上向きに引き戻す操
作、より具体的には、干し腕の夫々に干し物が吊支され
た状態において、基体の上部に突設された吊り具を把持
して物干し具の全体を支え、この状態で下向きに適宜の
力を加える容易な操作により実現される。
【0021】この操作がなされた場合、降下後の急停止
又は引き戻しにより、各干し腕の干し物に上向きの慣性
力が作用して、各干し腕が夫々の延長部を下降させる向
きに回動し、延長部の当接端が点接触状態にある押圧ブ
ロックから離反する。このとき、押圧ブロックに同様の
慣性力が作用しており、該押圧ブロックは、前記当接端
の離反と共に上方に移動し、その後、干し腕の延長部が
元の位置に復帰したとき押圧ブロックとは当接せず、拘
束が解除されて、各干し腕は更に回動して一括して折り
畳まれる。即ち、前述した操作を行うことにより全ての
干し腕の折り畳みと、これに伴う干し物の落下とが生
じ、第3発明の構成と併せて実施することにより、複数
の干し腕に夫々掛けられた干し物をワンタッチにて取込
むことができる。
【0022】干し物の荷重に抗して干し腕の拘束状態を
確実に維持するには、前記荷重による干し腕の延長部の
上向きの回動を拘束するために、前記延長部と押圧ブロ
ックとの当接位置が、干し腕の枢軸よりも下方に偏倚さ
せてあることが必要であり、更に、前述した操作による
拘束の解除を確実に行わせるには、延長部の回転半径R
に対して適正な偏倚長Xを設定することが必要である。
【0023】偏倚長Xを大きくした場合、干し腕の折り
畳みのための前述した操作に要する力が軽減される反
面、使用時におけるわずかな外力(風力等)の作用によ
って干し腕の拘束が解除されて干し物が落下する虞れが
あり、逆に偏倚長Xを小さくした場合、干し腕の拘束状
態が確実に維持される反面、干し物の取込みに際しての
干し腕の折り畳み操作に多大の力を要する虞れがある。
本発明においては、前記回転半径Rに対する前記偏倚長
Xの比率を0.55〜0.85なる範囲に設定し、干し
腕の折り畳み操作の容易さを確保しつつ、使用時に誤っ
て拘束が解除されることがないようにする。
【0024】第8発明に係る物干し具は、第1発明乃至
第7発明のいずれかにおいて、前記基体の周縁に取り付
けられ、拡開された干し腕にその上部から弾接する第2
の止め具を備えることを特徴とする。
【0025】この発明においては、拡開状態において各
干し腕に弾接する第2の止め具を各干し腕の基端側に配
し、基端側及び先端側の双方において干し物の挾圧固定
を可能とし、使用時における脱落をより有効に防止す
る。
【0026】第9発明に係る物干し具は、第1発明乃至
第8発明のいずれかにおいて、前記吊り具は、基体に取
り付けた固定掴持部材と、該固定掴持部材にその中途を
枢支された可動掴持部材と、該可動掴持部材の一側を前
記固定掴持部材の先端部に押し付ける付勢手段とを備
え、該付勢手段の付勢に抗して開放された両掴持部材間
に吊り対象物を掴持する構成としてあることを特徴とす
る。
【0027】第10発明に係る物干し具は、第9発明に
おいて、前記開放のために把持される前記可動掴持部材
の他側に、吊り対象物への吊り掛け部を備えることを特
徴とする。
【0028】これらの発明においては、物干し竿等の棒
状の吊り対象物に対しては、固定掴持部材と可動掴持部
材との間の掴持により、確実に懸吊支持させることがで
きる一方、鴨居等、前記掴持が不可能な吊り対象物に対
しても、可動掴持部材の他側に設けた吊り掛け部の引っ
掛けにより懸吊支持させることができ、吊り対象物を選
ばず使用し得るようになる。
【0029】第11発明に係る物干し具は、第9発明又
は第10発明において、前記吊り具が、前記固定掴持部
材の基部を軸回りでの回動自在に保持する支持具を介し
て前記基体に着脱自在に取り付けてあることを特徴とす
る。
【0030】この発明においては、固定掴持部材を軸回
りに回転させることができ、可動掴持部材との間の掴持
部、又は可動掴持部材に設けた吊り掛け部を、吊り対象
物の位置に合わせて自由に変更することができ、また、
懸吊荷重の作用により損傷しがちな吊り具の取り換えが
容易に行える。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係る物干
し具の全体構成を示す縦断面図、図2は、本発明に係る
物干し具の一部を破断して示す平面図である。
【0032】本発明に係る物干し具は、一面の略中央に
吊り具10を有する基体1、該基体1の周囲に放射状をな
して拡がる複数本の干し腕2,2…、各干し腕2,2…
に付設された補助腕3,3…、各補助腕3,3…の先端
に取り付けられた第1の止め具4,4…、及び基体1の
周縁部に、前記干し腕2,2…の夫々に対応させて取り
付けられた第2の止め具5,5…等を備えてなり、これ
らの各部品及び後述する各部品は、ポリプロピレン樹脂
等の高強度樹脂を用いた樹脂成形品である。
【0033】基体1は、共に腕形をなす上ハウジング1a
と下ハウジング1bとを、夫々の開口側を合わせて重ね、
周方向の複数か所を止めねじ1cにより固定して、分離不
能に一体化されている。図2の上半部には、上ハウジン
グ1aの上面が、また下半部に下ハウジング1bの内部が夫
々示されており、前記止めねじ1cは、上半部に一つ図示
され、下半部には、止めねじ1cの螺合のための二つのね
じ孔1d,1dが図示されている。
【0034】図3は、上ハウジング1aの内部構造を示す
平面図である。本図及び図2の下半部に示す如く、上ハ
ウジング1a及び下ハウジング1bの内側には、夫々の強度
を増すと共に、干し腕2,2…及び補助腕3,3…の基
部を支持するための多数のリブが、中心部から放射状を
なして形成されている。また、上ハウジング1a及び下ハ
ウジング1bの内側軸心部には、等径の円形断面を有する
合わせ筒1e,1fが一体形成されている。これらは、図1
に示す如く、夫々の開口側において、半部を切欠いてな
る段付きの端面を有しており、上ハウジング1aと下ハウ
ジング1bとは、前述した一体化に際し、合わせ筒1e,1f
の段付き面を合わせることにより、周方向に位置決めさ
れるようになしてある。
【0035】図4は、上ハウジング1aの軸心部近傍の上
面図である。本図及び図3に示す如く、上ハウジング1a
の上面における合わせ筒1eの開口部には、半径方向に略
対向する位置に、上面と面一をなして、略4分円の範囲
に亘って内向きに張り出す一対の係合突起1g,1gが形成
され、また、上面からやや内側にずれた位置に、係合突
起1g,1gと重ならない範囲に同様に張り出す一対の係合
突起1h,1hが形成されており、これらの係合突起1g,1g
及び係合突起1h,1hは、上ハウジング1aの上面中央部へ
の前記吊り具10の取り付けに利用されている。
【0036】図5は、吊り具10の構成を示す側面図、図
6は、吊り具10の取り付け態様の説明図である。吊り具
10は、固定掴持部材 10aと可動掴持部材 10bとを、夫々
の中途部において枢支ピン 10cにより連結して構成され
ている。
【0037】固定掴持部材 10aと可動掴持部材 10bと
は、枢支ピン 10cによる枢支位置の一側に、略円弧状に
湾曲した湾曲部を備え、枢支ピン 10cの枢支位置に巻装
されたつる巻きばね 10dのばね力により、夫々の湾曲部
の先端を合致させる向きに付勢され、図5に示す如く一
体的に組付けられている。固定掴持部材 10a及び可動掴
持部材 10bの他側は、つる巻きばね 10dのばね力によ
り、片手による一括した把持が可能な程度に離反させて
把持部 10e,10fを構成しており、これらを把持し、つる
巻きばね 10dのばね力に抗して握力を加えて前記湾曲部
の先端を開き得るようになしてある。
【0038】可動掴持部材 10b側の把持部 10fは、固定
掴持部材 10aの把持部 10eに対し、直角に近い角度をな
して延長されており、この延長端は、更に下向きに屈曲
せしめられ、先端にゴム製の滑り止めキャップ 10gが被
着された吊り掛け部を構成している。一方、固定掴持部
材 10aの把持部 10eの延長端には、先端が拡径された丸
棒状の抜け止め杆 10hが連設されており、該抜け止め杆
10hは、筒形の支持具11に、軸回りでの回転自在に取り
付けられている。
【0039】支持具11は、その一側の軸心部に内向きに
突設された態様にて、前記抜け止め杆 10hの受け入れの
ための保持筒 11aを有している。この保持筒 11aは、周
面に複数の切欠き溝を備え、先端側に向けてわずかに縮
径され筒体であり、外側からの抜け止め杆 10hの押し込
みを、先端の拡径部により押されて先端側を拡げること
により許容し、前記拡径部を通した段階にて縮径して、
図5に示す如く、抜け止め杆 10hを引抜き不能に保持す
る構成となっている。この取付けにより吊り具10と支持
具11とは、軸回りの回転自在に一体化されたこととな
る。
【0040】また支持具11は、他側の外面に、上ハウジ
ング1aの軸心に形成された係合突起1g,1g及び1h,1hと
同様、端面と面一をなす態様にて、略4分円の範囲に亘
って外向きに張り出す一対の係合突起 11g,11gを備え、
また、これらから所定長離れて周方向に重ならない位置
に、同様に外向きに張り出す係合突起 11h,11hを備えて
いる。これらの形成態様は、図6に、上ハウジング1aの
取付け孔における係合突起1g,1g及び係合突起1h,1hと
共に示してあり、図5には、係合突起 11h,11hを実線に
より示し、端面側の係合突起 11g,11gを2点鎖線により
示してある。
【0041】而して、支持部11と一体化された吊り具10
は、上ハウジング1a側の取付け孔に対し、図6に示す如
く、係合突起 11g,11gの形成位置を係合突起1h,1hの形
成位置に合わせて位置決めし、この状態で支持具11の基
部を前記取付け孔に挿入した後、係合突起1h,1hの上面
に沿わせて支持具11を略90°回転させ、取付け孔側の係
合突起1g,1gを下に押し込み、係合突起 11gと係合突起
11hとの間の挾み込んで固定される。前記係合突起 11
h,11hの上面には、その略中央に、該上面と支持具11の
外周面とに略直角をなして指掛け突起 11b,11bが形成さ
れており、取付け孔への挿入後の支持具11の回転操作
は、指掛け突起 11b,11bに力を加えて容易に行わせ得る
ようになしてある。
【0042】以上の如き取付けにより吊り具10は、基体
1の上ハウジング1aの軸心部に、図1に示す如く立設さ
れた状態となり、本発明に係る物干し具は、把持部 10
e,10f固定掴持部材 10a及び可動掴持部材 10bの先端側
の湾曲部を開き、両者間に受けいれた物干し竿等の棒状
の吊り対象物を掴持し、該吊り対象物に懸吊支持させて
用いることができ、また、可動掴持部材 10b側の把持部
10fを利用し、鴨居等の段部に吊り掛け支持させて用い
ることも可能である。把持部 10eの先端に被着されたキ
ャップ 10gは、前述した吊り掛け支持に際し、吊り対象
物に対する滑りを防ぐ作用をなす。また、吊り具10は、
基体1の上ハウジング1aに固定された支持具11に対し軸
回りの回転が可能であり、適宜に回転させることによ
り、吊り対象物への取付けが容易に行える。
【0043】図2に示す如く、基体1の周縁部には、周
方向に15本の干し腕2,2…が周方向に等配をなして取
り付けてあり、夫々の干し腕2,2…の下位置には、同
数の補助腕3,3…が、また上位置には、同じく同数の
第2の止め具5,5…が取付けてある。
【0044】干し腕2は、その基端部側に、長手方向と
直交する向きに両側に張り出す支軸2aと、該支軸2aの他
側に延長された延長部2bとを備えており、基体1の上ハ
ウジング1aの内側に下向きに突設された支持リブ12(図
7〜図9参照)と、下ハウジング1bの内側に上向きに突
設された支持リブ13(図9参照)との間に支軸2aを挾持
し、夫々の延長部2bを基体1の内側に向けて、支軸2aを
回転中心として回動自在に枢支されている。
【0045】また補助腕3は、基体1の内側に挿入され
た基端部に、干し腕2の支軸2aと同様、両側に張り出す
支軸3aを備えており、該支軸3aを下ハウジング1bの底面
に突設された支持リブ14(図7〜図9参照)に支持さ
せ、支軸3aを回転中心として、干し腕2と同一面内にて
回動自在に枢支されている。補助腕3,3…の先端部
は、図1に示す如く、各別の干し腕2,2…の先端部に
夫々の下側から挿通されており、これらには、第1の止
め具4,4…が後述の如く取付けられている。
【0046】第2の止め具5,5…は、上ハウジング1a
の上面外側にその基端を枢支され、干し腕2,2…及び
補助腕3,3…と同一面内にて回動自在に枢支されてい
る。第2の止め具5,5…は、先端側に向けて所定の湾
曲をつけ、前記回動の方向に所定の弾性を有するように
なした樹脂製の成形品である。
【0047】以上の如く取付けられた干し腕2,2…
は、図1の左半部及び図2に示す如く、基体1の周囲に
夫々の先端を放射状に拡開させた状態において、その上
部に衣類等の干し物Aを掛けて用いられる。このとき先
端側においては第1の止め具4が、基端側においては第
2の止め具5が、夫々干し腕2,2の上側に弾接し、前
記干し物Aは、第1,第2の止め具4,5により上側か
ら挾圧固定されて、その脱落を防止し得るようになして
ある。
【0048】一方、干し腕2,2…は、図1の右半部に
示す如く、夫々の先端が基体1の下方に集められた折り
畳み状態となる。この状態となったとき、本発明に係る
物干し具においては、補助腕3の先端が干し腕2の先端
側に突出し、該補助腕3の先端に取付けられた第1の止
め具4、及び基端側の第2の止め具5の干し腕2への弾
接が解除されて、これらの止め具4,5により挾圧固定
されていた干し物は、先端を下方に向けた各別の干し腕
2に沿って下方に自然落下する。
【0049】図7〜図9は、干し腕2の基部近傍の拡大
図であり、図7は、干し腕2が下方に垂下した折り畳み
状態を、図9は、干し腕2を拡開せしめた使用状態を示
し、図8は、両者の中間的な状態を示している。
【0050】基体1の内側に延びる干し腕2の延長部2b
は、図9に示す拡開状態において、支軸2aの突設位置か
ら下方に屈曲され、更に内向きに屈曲された形状を有し
ており、この延長部2bは、図7に示す折り畳み状態にお
いて、基体1の中心から適長離れた位置にてその先端を
上向きとした状態にある。基体1の上ハウジング1aに
は、上向きとなった前記先端を臨み得る位置に、内外に
貫通する挿通孔60が形成されており、該挿通孔60には、
これに沿って摺動自在に押し引き杆6が挿入されてい
る。
【0051】基体1の内側に進入させた押し引き杆6の
下端には、押圧ブロック61が固設され、基体1の外側に
突出する押し引き杆6の上端には、滑らかな表面を有す
るキャップ62が被着されている。図2に示す如く押し引
き杆6は、基体1の中心を挾んだ両側に一対配してあ
り、これらの内側に固設された押圧ブロック61は、図2
及び図3に示す如く、基体1の内側における15本の干し
腕2,2…の延長部2b,2b…の並びに対応するように円
弧形をなしており、一方が8本の干し腕2,2…の延長
部2b,2b…に、また他方が、7本の干し腕2,2…の延
長部2b,2b…に、夫々の上側から当接させてある。
【0052】図7に示す折り畳み状態において押し引き
杆6は、基体1内側において対応する干し腕2の延長部
2bに押し上げられ、上方に突出した状態にあり、この状
態にある押し引き杆6を、図中に矢符にて示す如く下方
に押し込むと、基体1の内側において押圧ブロック61に
当接する前記延長部2bが下方に押され、基体1の外側に
延びる干し腕2は、図8に示す如く上方、即ち、先端側
を拡開させる向きに回動する。この回動は、一対の押し
引き杆6,6の一方又は両方の押し込み操作により、干
し腕2,2…の一部又は全部に対して一括して行わせる
ことができる。
【0053】押し引き杆6の押し込みを更に続け、図8
に示す如く、延長部2bが支軸2aよりも下位置となった後
は、該延長部2bの先端が下向きの回動に伴って外側に退
避するようになり、押圧ブロック61の外径を超える位置
まで退避したとき、図9に示す如く、押圧ブロック61が
延長部2bの先端の内側に嵌入した状態となり、該延長部
2bの上向きの回動、即ち、干し腕2の下向きの回動が、
押圧ブロック61の周面と、延長ブロック2bの先端との間
の摩擦により拘束される結果、該干し腕2は、基体1の
周囲に拡開した使用状態にて拘束される。
【0054】なお基体1の上ハウジング1aには、押し引
き杆6,6の挿通位置の外側に夫々位置して、上向きで
の引っ掛けが可能な面を有して指掛け部7,7が形成し
てあり、干し腕2,2…を拡開させ、拘束せしめるため
の押し引き杆6,6の押し込み操作は、前記指掛け部
7,7に引っ掛けた手指を支えとして、容易に行えるよ
うになしてある。
【0055】以上の如き拘束状態での使用中、基体1の
周辺に拡開された干し腕2,2…に夫々に掛けられた干
し物Aにより下向きの荷重が加わり、基体1の内側にお
いて押圧ブロック61に当接する前記延長部2b,2b…の先
端には、前記荷重に応じた上向きの力が作用するが、前
述した拘束は、このような作用力に影響されることなく
確実に維持される。
【0056】図10は、拡開状態にある干し腕2,2…の
拘束維持動作の説明図である。図中に白抜矢符にて示す
如く、干し腕2に下向きの荷重が加わった場合、該干し
腕2の延長部2bの押圧ブロック61の周面との当接端Bに
は、干し腕2の枢軸となる前記支軸2aを中心とする前記
当接端Bの円弧状の回転軌跡B′の接線方向に前記荷重
に相当する抗力Fが加わり、前記延長部2bは、押圧ブロ
ック61との当接面に沿う方向の前記抗力Fの第1分力F
1 の作用により引き上げられようとする。
【0057】ところが、このとき前記当接端Bには、前
記第1分力F1 と直交する方向の第2分力F2 が、押圧
ブロック61への押し付けを強化する向きに作用してお
り、この第2分力F2 は、干し腕2への作用荷重に相当
する前記抗力Fの増大に伴って増大するから、押圧ブロ
ック61の周面への当接端Bの押し付けが、前記作用荷重
の増大に伴って強化され、干し腕2の拘束は確実に維持
されることとなる。このことは、延長部2bと押圧ブロッ
ク61との当接端Bが、干し腕2の枢軸となる前記支軸2a
に対して下方に偏倚して設定してあることにより実現さ
れる。
【0058】干し物Aの取込みのため干し腕2,2…を
折り畳むべく、以上の如き拘束状態を解除する場合、こ
の解除は、各干し腕2,2…に使用時における作用荷重
の方向と逆向き、即ち、上向きの力を加えることにより
実現される。このような上向きの力は、干し腕2,2…
の基部を支える前記基体1を、例えば、中央に突設され
た前記吊り具10を把持して支え、降下力を加えた後に急
停止させる操作、又は降下後に上向きに引き戻す操作を
行うことにより、複数の干し腕2,2…に対して一括し
て加えることができる。
【0059】図11は、干し腕2,2…の拘束解除動作の
説明図である。前述した操作が行われた場合、降下後の
停止又は引き戻しに伴って干し腕2には、夫々に掛けら
れた干し物Aの慣性力が、図中に白抜矢符にて示す如く
上向きに作用し、該干し腕2は、その先端側を上げる向
き、換言すれば、基端側の前記延長部2bを下げる向きに
回動する。延長部2bの下側には、干し腕2が拡開された
状態において、基体1の下ハウジング1bの底面との間に
適宜の隙間δ(図9参照)が確保されており、前述した
回動は、この隙間δの範囲内にて許容される。
【0060】延長部2bの押圧ブロック61との当接端B
は、支軸2aを中心とする干し腕2の回動面内において、
図示の如く円弧状をなし、前記押圧ブロック61の周面に
点接触状態に当接させてあり、前記慣性力の作用により
延長部2bが下向きに回動した場合、押圧ブロック61の周
面から抵抗なく離反せしめられる。なお、干し腕2及び
これの延長部2bは所定の幅を有し、図示の点接触状態は
幅方向に連続して生じているため、当接端Bと押圧ブロ
ック61との当接は、厳密には、幅方向に点接触状態が連
続した線接触である。
【0061】一方、前述した操作に伴う上向きの慣性力
は、当接端Bとの当接により拘束状態にあった押圧ブロ
ック61にも作用しており、該押圧ブロック61は、当接端
Bの離反に伴って押し引き杆6と共に上向きに移動す
る。
【0062】前記慣性力の作用による干し腕2の回動
は、前述した操作がなされた時点において瞬間的に生
じ、その後干し腕2は、自身の重量、及び自身に掛けら
れた干し物Aの荷重により下向きに回動する。ところ
が、図11中に2点鎖線により示すように、この回動によ
り延長部2bが元の位置に復帰したとき、該位置にあった
押圧ブロック61は、同じく2点鎖線により示すように上
方に移動しており、延長部2bの当接端Bは、更なる回動
により押圧ブロック61の下面に当接し、該押圧ブロック
61を押し上げつつ更に回動して、図1の右半部及び図7
に示す折り畳み状態が実現される。
【0063】図12は、前記延長部2bの当接端Bに平坦面
を設けた場合における拘束解除動作の説明図である。
(a)に示す拘束状態において前述した操作を行い、干
し腕2に上向きの慣性力を作用させた場合、該干し腕2
の延長部2bは下向きに回動するが、このとき、(b)に
示す如く、当接端Bに設けた平坦面の上縁が押圧ブロッ
ク61の周面に当たった状態となり、該押圧ブロック61の
上方への退避動作が阻害される。従って、その後に延長
部2bが復帰したとき、該延長部2bは再度拘束状態となる
のみであり、前述した折り畳み状態は得られない。
【0064】このように、干し腕2,2…の基部を支え
る前記基体1を、降下力を加えた後に急停止させる操
作、又は上向きに引き戻す操作によって干し腕2,2…
を一括して折り畳むことを可能とするためには、延長部
2bの押圧ブロック61との当接端Bが、支軸2aを中心とす
る干し腕2の回動面内において円弧状をなし、押圧ブロ
ック61の周面に点接触状態に当接させてある構成により
可能となる。
【0065】なお干し腕2,2…の折り畳みは、前述し
た操作とは異なる操作、例えば、使用者の手により干し
腕2,2…の先端部に上向きの力を直接的に加える操作
によっても実現できるが、このとき、基体1の上部に押
し引き杆6を引き上げる操作を併せて行う必要があり、
基体1に降下力を加える操作と比較した場合、その容易
さにおいて劣る。
【0066】更に本発明者は、以上の如き干し腕2,2
…折り畳みのための操作を、使用状態における拘束に支
障を来すことなく確実に実現するためには、延長部2bと
押圧ブロック61との当接端Bの前記支軸2aに対する下方
への偏倚長X(図10参照)を適正に保つことが重要であ
ることを知見した。
【0067】偏倚長Xを大とした場合、干し腕2,2…
の折り畳みのための前述した操作が容易に行える反面、
使用状態での干し腕2,2…の拘束が確実になされず、
これらが、風力等のわずかな外力の作用により折り畳み
状態となり、各干し腕2,2…に吊支された干し物Aが
脱落する虞れがあり、逆に小とした場合、干し腕2,2
…の折り畳み操作に大なる力を要し、使い勝手が悪くな
る虞れがある。
【0068】偏倚長Xの適正値は、物干し具全体の大き
さによって異なり、一義的に決め得るものではないが、
前記支軸2aを中心として生じる延長部2bの当接端Bの回
転半径Rを代表寸法として、下式に示す範囲に限定する
ことができる。
【0069】 0.55R<X<0.85R …(1)
【0070】(1)式に示す範囲内にて偏倚長Xを設定
した場合、使用時に想定される外力の作用により、干し
腕2,2…の拘束が誤って解除される虞れを解消でき、
干し物Aの脱落を未然に防止することができると共に、
干し腕2,2…の折り畳み操作の容易さが確保され、使
い勝手に優れたものとなる。
【0071】偏倚長Xの最適値は、(1)式に示す範囲
におけるやや大きめの値であり、数値例を挙げると、回
転半径Rが45.4mmであるとき、偏倚長Xを34mm(≒0.75
R)とすることにより良好な結果が得られている。この
とき、前記当接点Bの回転軌跡B′が支軸2aから最も離
れた位置にあるときの水平方向の離隔長Y、及び該位置
での押圧ブロック61の周面に対するオーバラップ長Y1
(いずれも図10参照)は一義的に定まり、前述した数値
例において、Y=R=45.4mm、Y1 =16.7mmとなる。
【0072】干し腕2の上位置にその基部を枢支された
第2の止め具5は、干し腕2の拡開に伴ってその先端側
を上面に当接させ、更なる回動に伴って回動する。第2
の止め具5の回動は、その枢支部の外周に突設された係
合爪5aが、上ハウジング1aの対応位置に形成された凸部
15に係合した位置にて拘束され、この拘束は、干し腕2
が完全な拡開に至る前に生じるようになしてある。これ
により第2の止め具5は、拡開状態となった第2の止め
具5の上面に、先端側の弾性により弾接することにな
り、前述した如く、干し腕2に掛けられた干し物Aを、
基端側にて挾圧固定すべく用いることができる。
【0073】また、干し腕2の下位置にその基部を枢支
された補助腕3は、先端側において干し腕2に挿通させ
てあり、この挿通部を支えとして干し腕2の回動に伴っ
て回動する。このとき両者の枢支位置が異ならせてある
ことから、補助腕3は、干し腕2に対する長手方向の相
対的な進退動作を伴って回動し、この回動に伴って補助
腕3の先端が干し腕2の先端から出入する。なお、補助
腕3の基端部には、使用状態において下向きとなる位置
に、小フック3bが突設されている。これは、靴紐、ハン
カチ等の小物を吊り下げるべく用いられる。
【0074】図13は、干し腕2の先端部近傍の拡大図で
あり、(a)は、干し腕2及び補助腕3が基部1の下方
に垂下した折り畳み状態を、(c)は、干し腕2及び補
助腕3が拡開された使用状態を示し、(b)は、両者の
中間的な状態を示している。
【0075】干し腕2の先端部は、下部が開放された逆
U字形の断面を有しており、その先端には、U字の両端
部を連結する態様にて横桁20が横架され、矩形断面の案
内部が形成されている。補助腕3は、前記案内部に挿通
され、その下側を横桁20により支えられて、長手方向へ
の摺動自在となしてある。
【0076】第1の止め具4は、U字形の屈曲形状を有
し、端部を開く力に対して所定の弾性を有するようにな
した樹脂製の成形品であり、二股とされた補助腕3の先
端にその一端を枢支し、該補助腕3及び干し腕2と同一
面内での回動自在に取付けられている。またその他側
は、枢支側よりも長寸とし、同側の端部を厚肉として重
量を集中させて挾圧部4aを構成している。
【0077】(a)に示す折り畳み状態において、干し
腕2の先端は、実際には下向きとなっており、該干し腕
2よりも下位置に枢支された補助腕3の先端は、前記干
し腕2の先端から突出した状態にあり、該補助腕3に
は、(c)に示す状態への移行に伴う干し腕2の拡開に
伴って、図中に白抜矢符にて示す如く、基端部に向けて
後退し、補助腕3の先端は、前記案内部に案内されて干
し腕2の先端部内に引き込まれる。
【0078】補助腕3の先端に枢支された第1の止め具
4は、(a)に示す折り畳み状態において、重量を集中
させた挾持部4aを下(図13においては左)とした回動位
置にあり、干し腕2の拡開に伴う補助腕3の後退によ
り、該補助腕3との連結端から前記案内部に引き込まれ
る。第1の止め具4は、(b)に示す如く、前記引込み
の中途において前記横桁20にその一部を当接させた状態
となり、この後は、前記引込みに伴って横桁20との当接
部が押圧され、図中に矢符にて示す向きに回転するよう
になり、(c)に示す使用状態においては、補助腕3と
の連結側が所定長に亘って干し腕2内に引き込まれ、他
側の挾圧部4aが干し腕2の一面(上面)に弾接し、前述
した如く、干し腕2に掛けられた干し物Aを、先端側に
て挾圧固定すべく用いることができる。
【0079】挾圧部4a側の内面には、幅方向の略中央
に、他辺に向けてガイド杆4bが突設してあり、干し腕2
の先端部上面には、同じく幅方向の略中央に、ガイド杆
4bと対応する幅を有してガイド溝21が形成されており、
補助腕3の後退に伴う第1の止め具4の引き込みは、
(c)に示す如く、ガイド杆4bとガイド溝21との係合に
より、幅方向の位置ずれを伴うことなく行われるように
してある。両者の係合関係は、後述する図15に明らかで
ある。
【0080】一方、使用状態にある干し腕2の拘束が解
除され、該干し腕2が拡開方向と逆向きに回動した場
合、先端側においては、図13の(c)から(a)への状
態変化が生じ、補助腕3が、干し腕2の先端側から押し
出され、第1の止め具4は、前記弾接を解除し、その
後、挾圧部4aの自重により干し腕2先端の下降に伴って
回動し、(a)に示す如く、U字の開口側を下向き(図
13においては左向き)とした状態となり、図1の左半部
に示す如く干し腕2に掛けられた干し物Aは、その自重
により下方に自然落下する。
【0081】このように本発明に係る物干し具において
は、拡開状態にある干し腕2,2…が前述した折り畳み
操作により回動した場合、この回動に連繋して、夫々の
先端側の第1の止め具4,4…による挾圧が解消され、
更に、基端側の第2の止め具5,5…による挾圧も解消
されるから、干し物Aの取込みに際し使用者は、干し腕
2,2…を折り畳むための前述した操作を必要とするの
みであり、前記干し物Aは、自重により自然落下して容
易に取り込まれることになる。
【0082】以上の如き干し物Aの落下は、各別の干し
腕2,2…に沿って生じるが、このとき、各干し腕2,
2…の先端において回動する第1の止め具4に引っ掛か
り、一部の干し物Aの脱落が阻害される虞れがある。図
14及び図15は、この不都合を解消するための改良された
先端部が示してあり、図14は、動作説明のための拡大
図、図15は、先端近傍の斜視図である。
【0083】これらの図において干し腕2の先端部は、
補助腕3の進退動作範囲の略全域に亘って第1の止め具
4の枢支部の近傍を両側から覆うカバー部22を備えてい
る。図15に示す如くカバー部22は、コの字形をなす干し
腕2の両側辺を先端部に向けて延長して形成され、図14
に示す如く生じる第1の止め具4の回動が、カバー部22
により覆われた範囲内にて生じるようになしてある。従
って、干し腕2に沿って干し物Aが落下する間、第1の
止め具4の両側がカバー部22により覆われた状態とな
り、落下の途中において第1の止め具4に引っ掛かる虞
れは大幅に低減され、干し腕2,2…の折り畳み操作に
伴う干し物Aの脱落が確実に生じるようになり、干し物
Aの取込みが、煩わしさを伴うことなく容易に実施し得
る。
【0084】
【発明の効果】以上の如く本発明に物干し具において
は、基体の周囲に放射状に拡がる複数の干し腕の折り畳
み操作に連繋して、これらの先端側の止め具の固定解除
がなされるから、干し物の取込み作業の煩わしさを解消
できる。更に、干し腕の先端に止め具の枢支位置の両側
を覆うカバー部を設けたから、干し腕の折り畳みに伴う
干し物の落下を確実に行わせることができる。
【0085】また干し腕の拡開、拡開位置での拘束、及
び折り畳みのための操作手段を基体に設けたから、干し
腕の折り畳み操作が一括して行え、干し物の取込みが更
に容易となると共に、干し腕の拡開が一括して確実に行
え、容易に使用状態が得られる。更に、干し腕の基端の
延長部を該干し腕の枢軸よりも下方に適長偏倚させた位
置にて押圧ブロックの一面に点接触させて拘束を実現し
たから、拘束の解除が容易に、しかも確実に行える。
【0086】また、拡開状態において各干し腕に弾接す
る第2の止め具を設けたから、先端側の止め具とにより
干し腕に掛けられた干し物を確実に固定することがで
き、風の作用による干し物の脱落を有効に防止し得る。
【0087】更に、基体中央の吊り具に、掴持部及び吊
り掛け部を設けたから、種々の吊り対象物に懸吊しての
使用が可能であり、また前記吊り具を回動自在に保持す
る支持具と共に着脱自在に設けたから、使用時における
懸吊が容易に行え、懸吊荷重の作用により損傷しがちな
吊り具の取り換えが可能となる等、本発明は優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物干し具の全体構成を示す縦断面
図である。
【図2】本発明に係る物干し具の一部を破断して示す平
面図である。
【図3】上ハウジングの内部構造を示す平面図である。
【図4】上ハウジングの軸心部近傍の上面図である。
【図5】吊り具の構成を示す側面図である。
【図6】吊り具の取り付け態様の説明図である。
【図7】干し腕と補助腕との連繋動作の説明のための両
者の基部近傍の拡大図である。
【図8】干し腕と補助腕との連繋動作の説明のための両
者の基部近傍の拡大図である。
【図9】干し腕と補助腕との連繋動作の説明のための両
者の基部近傍の拡大図である。
【図10】拡開状態での干し腕の拘束維持動作の説明図
である。
【図11】干し腕の拘束解除動作の説明図である。
【図12】延長部の当接端に平坦面を設けた構成におけ
る動作説明図である。
【図13】干し腕と補助腕との連繋動作の説明のための
両者の先端部近傍の拡大図である。
【図14】第1の止め具への干し物の引っ掛かりを防ぐ
ための改良された先端部を示す動作説明のための拡大図
である。
【図15】改良された先端部近傍の斜視図である。
【符号の説明】
1 基体 2 干し腕 2a 支軸 2b 延長部 3 補助腕 4 第1の止め具 5 第2の止め具 6 押し引き杆 7 指掛け部 10 吊り具 22 カバー部 61 押圧ブロック

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面の略中央に吊り具を有する基体の周
    縁部に夫々の基端部を枢支され、各別の枢軸回りの回動
    により夫々の先端が放射状に拡開する複数の干し腕と、
    各干し腕の先端部に配された止め具とを備え、前記吊り
    具により前記一面を上として吊り対象物に懸吊し、拡開
    せしめた各干し腕に干し物を掛け、前記止め具との間に
    挾圧固定して用いられる物干し具において、前記干し腕
    の拡開方向の回動に連繋して前記止め具を挾圧状態に拘
    束し、該拘束を前記干し腕の逆方向の回動に連繋して解
    除する拘束手段を備えることを特徴とする物干し具。
  2. 【請求項2】 前記拘束手段は、前記基体の周縁部の前
    記干し腕の枢支部よりも下位置に夫々の基端を枢支さ
    れ、先端側を各別の干し腕の先端部に形成された案内部
    に挿通支持させてあり、U字形をなす各別の止め具の一
    端を夫々の先端に枢支する補助腕を備え、前記干し腕の
    回動に伴って、該干し腕と同一面内にて回動しつつ進退
    動作する前記補助腕により、拡開方向の回動時には、前
    記止め具を前記案内部に引込み、該止め具の他端を干し
    腕の先端部上面に弾接させて拘束する一方、逆方向の回
    動時には、前記止め具を前記案内部から押し出し、前記
    拘束を解除する構成としてある請求項1に記載の物干し
    具。
  3. 【請求項3】 前記補助腕の進退動作範囲の略全域に亘
    って前記止め具の枢支部の近傍を両側から覆うカバー部
    を、前記干し腕の先端部に備える請求項2に記載の物干
    し具。
  4. 【請求項4】 前記干し腕の一部又は全部を一括して拡
    開させると共に、拡開状態にて拘束する操作手段を、前
    記基体に備える請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の物干し具。
  5. 【請求項5】 前記干し腕は、夫々の枢支位置の他側に
    延長された延長部を基体の内側に備え、前記操作手段
    は、前記基体の上部を貫通して内側に延長された押し引
    き杆と、該押し引き杆の内側への延長端に固設され、前
    記基体の内側に並ぶ各干し腕の延長部に当接せしめた押
    圧ブロックとを備え、前記押し引き杆の押し込み操作に
    より前記押圧ブロックを介して前記延長部を下向きに押
    圧して前記干し腕の夫々を上向きに拡開させ、また、所
    定の拡開位置にて前記押圧ブロックが各延長部の先端部
    間に嵌入し、夫々の先端と前記押圧ブロックの周面との
    間の摩擦により前記拘束を実現する構成としてある請求
    項4に記載の物干し具。
  6. 【請求項6】 前記干し腕の延長部は、前記枢軸を中心
    とするその回動面内において円弧状をなし、前記押圧ブ
    ロックの対応面と点接触状態に当接する当接端を備える
    請求項5に記載の物干し具。
  7. 【請求項7】 前記当接端と前記押圧ブロックとの当接
    位置は、前記干し腕の枢軸に対して下方に偏倚させてあ
    り、この偏倚長Xは、前記枢軸を中心とする前記当接端
    の回転半径Rに対し、下式を満足するように設定してあ
    る請求項6に記載の物干し具。 0.55R<X<0.85R
  8. 【請求項8】 前記基体の周縁に取り付けられ、拡開さ
    れた干し腕にその上部から弾接する第2の止め具を備え
    る請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の物干し具。
  9. 【請求項9】 前記吊り具は、基体に取り付けた固定掴
    持部材と、該固定掴持部材にその中途を枢支された可動
    掴持部材と、該可動掴持部材の一側を前記固定掴持部材
    の先端部に押し付ける付勢手段とを備え、該付勢手段の
    付勢に抗して開放された両掴持部材間に吊り対象物を掴
    持する構成としてある請求項1乃至請求項8のいずれか
    に記載の物干し具。
  10. 【請求項10】 前記開放のために把持される前記可動
    掴持部材の他側に、吊り対象物への吊り掛け部を備える
    請求項9に記載の物干し具。
  11. 【請求項11】 前記吊り具は、前記固定掴持部材の基
    部を軸回りでの回動自在に保持する支持具を介して前記
    基体に着脱自在に取り付けてある請求項9又は請求項1
    0に記載の物干し具。
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