JPH10292461A - 衛生装置 - Google Patents
衛生装置Info
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- JPH10292461A JPH10292461A JP10158588A JP15858898A JPH10292461A JP H10292461 A JPH10292461 A JP H10292461A JP 10158588 A JP10158588 A JP 10158588A JP 15858898 A JP15858898 A JP 15858898A JP H10292461 A JPH10292461 A JP H10292461A
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- JP
- Japan
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- sanitary
- setting
- function
- signal
- signal output
- Prior art date
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- Pending
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D9/00—Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
- E03D9/08—Devices in the bowl producing upwardly-directed sprays; Modifications of the bowl for use with such devices ; Bidets; Combinations of bowls with urinals or bidets; Hot-air or other devices mounted in or on the bowl, urinal or bidet for cleaning or disinfecting
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- Public Health (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Keying Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄水の供給や温風の吹き出し等を行なう衛
生装置において、停電等による電源遮断の有無にかかわ
らず、衛生装置の故障原因の解析を容易にする。 【解決手段】 衛生洗浄装置10の操作部13における
操作ボタン13Aが押されると、タクトスイッチ160
がスイッチング操作されることにより、操作ボタン13
Aの設定状態を切り換える。操作ボタン13Aが押され
ると、タクトスイッチ160が現在オンまたはオフのい
ずれの状態であるかを判断し、オン状態であれば、非通
電状態でもデータを記憶しているバックアップRAM1
07にオフに切り換えられた旨を記憶し(ステップS3
24)、オフ状態であれば、バックアップRAM107
にオンに切り換えられた旨を記憶する(ステップS33
4)。
生装置において、停電等による電源遮断の有無にかかわ
らず、衛生装置の故障原因の解析を容易にする。 【解決手段】 衛生洗浄装置10の操作部13における
操作ボタン13Aが押されると、タクトスイッチ160
がスイッチング操作されることにより、操作ボタン13
Aの設定状態を切り換える。操作ボタン13Aが押され
ると、タクトスイッチ160が現在オンまたはオフのい
ずれの状態であるかを判断し、オン状態であれば、非通
電状態でもデータを記憶しているバックアップRAM1
07にオフに切り換えられた旨を記憶し(ステップS3
24)、オフ状態であれば、バックアップRAM107
にオンに切り換えられた旨を記憶する(ステップS33
4)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の洗浄,乾燥
等を行なう衛生装置に関する。
等を行なう衛生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衛生装置として、洋式便
器の便鉢に、モータの駆動により進退する洗浄用ノズル
を備え、洗浄時に洗浄用ノズルを進出位置まで移動して
噴出口から温水を噴出させてお尻洗浄やビデ洗浄等を行
なう装置が知られている。こうした衛生装置において、
近年、お尻洗浄やビデ洗浄の他に多様な機能を付加した
ものが提案されており、例えば、お尻洗浄時に約1秒毎
に水勢の強弱を変化させてお尻をリズムカルに刺激して
スムーズな排便を促すマッサージ洗浄機能、洗浄ノズル
を前後に揺動しながら効果を高めるムーブ洗浄機能、洗
浄ノズルを前後に微小に移動する洗浄位置調節機能、洗
浄水の温度を変える温度設定機能などの多様な機能であ
る。
器の便鉢に、モータの駆動により進退する洗浄用ノズル
を備え、洗浄時に洗浄用ノズルを進出位置まで移動して
噴出口から温水を噴出させてお尻洗浄やビデ洗浄等を行
なう装置が知られている。こうした衛生装置において、
近年、お尻洗浄やビデ洗浄の他に多様な機能を付加した
ものが提案されており、例えば、お尻洗浄時に約1秒毎
に水勢の強弱を変化させてお尻をリズムカルに刺激して
スムーズな排便を促すマッサージ洗浄機能、洗浄ノズル
を前後に揺動しながら効果を高めるムーブ洗浄機能、洗
浄ノズルを前後に微小に移動する洗浄位置調節機能、洗
浄水の温度を変える温度設定機能などの多様な機能であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした衛生装置で
は、ノズル装置、吐水温度の調節装置等の機能に故障が
生じた場合には、その旨を報知するために表示ランプを
点滅させたりして、その修理を促す機能を備えている。
は、ノズル装置、吐水温度の調節装置等の機能に故障が
生じた場合には、その旨を報知するために表示ランプを
点滅させたりして、その修理を促す機能を備えている。
【0004】しかし、異常の警告を報知する表示ランプ
を多数設けることは、機能及びコストの点でも難しく、
また、その報知に緊急性を要しない場合がある。また、
異常が発生した場合には、その異常がどのような状況で
生じたかを発見することが難しく、修理に手間取るとい
う問題があった。また、上記衛生装置は、使用者の設定
に応じて種々の機能を発揮するのであるが、こうした機
能は、停電時に消去されてしまい、故障原因を解析する
ためのデータとしても使えず、使い勝手のよいものでは
なかった。
を多数設けることは、機能及びコストの点でも難しく、
また、その報知に緊急性を要しない場合がある。また、
異常が発生した場合には、その異常がどのような状況で
生じたかを発見することが難しく、修理に手間取るとい
う問題があった。また、上記衛生装置は、使用者の設定
に応じて種々の機能を発揮するのであるが、こうした機
能は、停電時に消去されてしまい、故障原因を解析する
ためのデータとしても使えず、使い勝手のよいものでは
なかった。
【0005】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、多様な機能を装備した衛生装置に関し、
その故障の発見が容易でありしかも停電等の電源遮断が
あっても使い勝手のよい衛生装置を提供することを目的
とする。
るものであり、多様な機能を装備した衛生装置に関し、
その故障の発見が容易でありしかも停電等の電源遮断が
あっても使い勝手のよい衛生装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた本発明の衛生装置は、
洗浄水の供給や温風の吹き出し等の衛生機能のうち少な
くとも1つを実現する衛生装置であって、前記衛生機能
を動作させるための信号を所定期間だけ出力する信号出
力手段と、該信号出力手段から出力された信号を、前記
衛生装置の非通電時においても記憶を保持する不揮発性
記憶部に読み取り可能に記憶する記憶手段とを備えたこ
とを要旨とする。
記課題を解決するためになされた本発明の衛生装置は、
洗浄水の供給や温風の吹き出し等の衛生機能のうち少な
くとも1つを実現する衛生装置であって、前記衛生機能
を動作させるための信号を所定期間だけ出力する信号出
力手段と、該信号出力手段から出力された信号を、前記
衛生装置の非通電時においても記憶を保持する不揮発性
記憶部に読み取り可能に記憶する記憶手段とを備えたこ
とを要旨とする。
【0007】かかる構成を備える衛生装置によれば、信
号出力手段の操作により衛生機能を動作させるための信
号が出力されるが、この信号は、記憶手段により、不揮
発性記憶部に、衛生装置の非通電時であっても検出デー
タとして記憶されるので、この検出データを故障原因の
解析する際のデータとして利用することができる。
号出力手段の操作により衛生機能を動作させるための信
号が出力されるが、この信号は、記憶手段により、不揮
発性記憶部に、衛生装置の非通電時であっても検出デー
タとして記憶されるので、この検出データを故障原因の
解析する際のデータとして利用することができる。
【0008】このような衛生装置において、前記不揮発
性記憶部に記憶された検出データを外部へ出力する出力
手段を備える構成とすることも好適である。かかる構成
を備えることにより、不揮発性記憶部の検出データを出
力手段を介して外部へ出力するので、通電復帰直後に、
非通電直前の設定状態を知ることができ、使用勝手が向
上する。
性記憶部に記憶された検出データを外部へ出力する出力
手段を備える構成とすることも好適である。かかる構成
を備えることにより、不揮発性記憶部の検出データを出
力手段を介して外部へ出力するので、通電復帰直後に、
非通電直前の設定状態を知ることができ、使用勝手が向
上する。
【0009】さらに、前記不揮発性記憶部に記憶された
検出データに基づいて、衛生機能の動作態様を設定する
再設定手段を備える構成としてもよい。このような構成
によれば、不揮発性記憶部に記憶された検出データに基
づいて、再設定手段および実行手段が衛生機能を実行す
るので、一度行なった操作は、非通電時においても消去
されることがなく、通電復帰時に同じ操作を行なう必要
はない。
検出データに基づいて、衛生機能の動作態様を設定する
再設定手段を備える構成としてもよい。このような構成
によれば、不揮発性記憶部に記憶された検出データに基
づいて、再設定手段および実行手段が衛生機能を実行す
るので、一度行なった操作は、非通電時においても消去
されることがなく、通電復帰時に同じ操作を行なう必要
はない。
【0010】また、本発明の衛生装置は、人体の洗浄、
乾燥等を行なう衛生機能手段を備えた衛生装置が複数近
接して存在する状況を想定して、複数の衛生装置のうち
1つを識別するための識別コードを付した識別コード信
号及び衛生機能手段のうち1つを機能させるための機能
コード信号を無線で発信する遠隔操作手段を備え、該遠
隔操作手段から発信される識別コード信号及び機能コー
ド信号を受けて、該識別コード信号が所定の信号である
ときに、機能コード信号に基づいて上記衛生機能手段を
機能させる衛生装置において、上記衛生装置または上記
遠隔操作手段の少なくとも一方に、上記遠隔操作手段及
び/または衛生装置の上記識別コードを入力する識別コ
ード入力部と、該識別コード入力部により入力された識
別コード信号を上記衛生機能手段の非通電時であっても
記憶する不揮発性記憶部を有する状態記憶手段と、を備
えたことを特徴とする。
乾燥等を行なう衛生機能手段を備えた衛生装置が複数近
接して存在する状況を想定して、複数の衛生装置のうち
1つを識別するための識別コードを付した識別コード信
号及び衛生機能手段のうち1つを機能させるための機能
コード信号を無線で発信する遠隔操作手段を備え、該遠
隔操作手段から発信される識別コード信号及び機能コー
ド信号を受けて、該識別コード信号が所定の信号である
ときに、機能コード信号に基づいて上記衛生機能手段を
機能させる衛生装置において、上記衛生装置または上記
遠隔操作手段の少なくとも一方に、上記遠隔操作手段及
び/または衛生装置の上記識別コードを入力する識別コ
ード入力部と、該識別コード入力部により入力された識
別コード信号を上記衛生機能手段の非通電時であっても
記憶する不揮発性記憶部を有する状態記憶手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0011】かかる構成を備える衛生装置では、複数の
衛生装置を近接して設置する場合において、遠隔操作手
段から識別コード信号及び機能コード信号を衛生装置へ
無線で出力して、衛生装置の1つを選別して、その衛生
機能手段を機能させる。識別コード信号は、複数の衛生
装置のうち1を選別するものであるが、その識別コード
は、識別コード入力部により入力されることにより、衛
生装置または遠隔操作手段の少なくとも一方の、状態記
憶手段の不揮発性記憶部に記憶される。したがって、不
揮発性記憶部は、衛生装置の非通電時においても、識別
コードを記憶しているので、非通電時の度に識別コード
の設定を何度か行なうという煩わしい操作がなくなり、
使い勝手が向上する。
衛生装置を近接して設置する場合において、遠隔操作手
段から識別コード信号及び機能コード信号を衛生装置へ
無線で出力して、衛生装置の1つを選別して、その衛生
機能手段を機能させる。識別コード信号は、複数の衛生
装置のうち1を選別するものであるが、その識別コード
は、識別コード入力部により入力されることにより、衛
生装置または遠隔操作手段の少なくとも一方の、状態記
憶手段の不揮発性記憶部に記憶される。したがって、不
揮発性記憶部は、衛生装置の非通電時においても、識別
コードを記憶しているので、非通電時の度に識別コード
の設定を何度か行なうという煩わしい操作がなくなり、
使い勝手が向上する。
【0012】上記課題を解決するためになされた本発明
の衛生装置は、人体の洗浄、乾燥等を行なう衛生機能手
段を備えた衛生装置において、上記衛生機能手段の洗浄
水温度、乾燥温度等を検出するための状態検出手段と、
該状態検出手段により検出された検出データを上記衛生
装置の非通電時であっても記憶する不揮発性記憶部を有
する状態記憶手段とを備えたことを特徴とする。
の衛生装置は、人体の洗浄、乾燥等を行なう衛生機能手
段を備えた衛生装置において、上記衛生機能手段の洗浄
水温度、乾燥温度等を検出するための状態検出手段と、
該状態検出手段により検出された検出データを上記衛生
装置の非通電時であっても記憶する不揮発性記憶部を有
する状態記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明の衛生装置では、人体の洗浄、乾燥
等を行なう衛生機能手段を備えており、この衛生機能手
段の洗浄水温度、乾燥温度等は、状態検出手段により検
出される。状態検出手段により検出された検出データ
は、状態記憶手段の不揮発性記憶部に記憶される。不揮
発性記憶部は、衛生装置の非通電時であっても、検出デ
ータを記憶しているので、該検出データを、故障原因等
を解析する際のデータとして利用できる。
等を行なう衛生機能手段を備えており、この衛生機能手
段の洗浄水温度、乾燥温度等は、状態検出手段により検
出される。状態検出手段により検出された検出データ
は、状態記憶手段の不揮発性記憶部に記憶される。不揮
発性記憶部は、衛生装置の非通電時であっても、検出デ
ータを記憶しているので、該検出データを、故障原因等
を解析する際のデータとして利用できる。
【0014】この衛生装置において、前記状態記憶手段
として、前記不揮発性記憶部に、前記検出データが所定
データであるときに選択的に該検出データを記憶させる
ものを用いてもよい。このような状態記憶手段を備える
衛生装置によれば、検出データが所定のデータであると
きに、該検出データを選択的に不揮発性記憶部に記憶さ
せるので、故障になり易い状態になったときだけの検出
データが記憶され、それ以外のときに毎回記憶する必要
がなくなる。よって、不揮発性記憶部の記憶容量を小さ
くできたり、または、その構成を簡単にできる。
として、前記不揮発性記憶部に、前記検出データが所定
データであるときに選択的に該検出データを記憶させる
ものを用いてもよい。このような状態記憶手段を備える
衛生装置によれば、検出データが所定のデータであると
きに、該検出データを選択的に不揮発性記憶部に記憶さ
せるので、故障になり易い状態になったときだけの検出
データが記憶され、それ以外のときに毎回記憶する必要
がなくなる。よって、不揮発性記憶部の記憶容量を小さ
くできたり、または、その構成を簡単にできる。
【0015】また、不揮発性記憶部に記憶された検出デ
ータが所定のデータであるとき、上記衛生機能手段の機
能を停止させる機能停止手段を備える構成とすることも
好適である。このような衛生装置によれば、不揮発性記
憶部に記憶された検出データが所定のデータであるとき
に、機能停止手段を介して衛生機能手段の機能を停止さ
せているので、通電復帰直後の異常時でも、状態検出手
段からの検出データの検出結果を待たずに、衛生機能手
段の機能を停止させることができ、使用性に優れてい
る。
ータが所定のデータであるとき、上記衛生機能手段の機
能を停止させる機能停止手段を備える構成とすることも
好適である。このような衛生装置によれば、不揮発性記
憶部に記憶された検出データが所定のデータであるとき
に、機能停止手段を介して衛生機能手段の機能を停止さ
せているので、通電復帰直後の異常時でも、状態検出手
段からの検出データの検出結果を待たずに、衛生機能手
段の機能を停止させることができ、使用性に優れてい
る。
【0016】また、状態検出手段が所定時間毎にクロッ
ク信号を出力するタイマ手段であり、上記状態記憶手段
が上記衛生装置の非通電時であっても、上記不揮発性記
憶部に、上記タイマ手段からのクロック信号を累積的な
計測時間として記憶させる累積時間記憶手段を用いる構
成とすることも望ましい。このような衛生装置では、タ
イマ手段が所定時間毎にクロック信号を累積時間記憶手
段に出力する。累積時間記憶手段では、不揮発性記憶部
にクロック信号を累積的な計測時間として記憶する。し
たがって、計測時間は、衛生装置の非通電時であっても
不揮発性記憶部に記憶されて失われることなく、通電復
帰時に利用されるので、保守性に優れている。
ク信号を出力するタイマ手段であり、上記状態記憶手段
が上記衛生装置の非通電時であっても、上記不揮発性記
憶部に、上記タイマ手段からのクロック信号を累積的な
計測時間として記憶させる累積時間記憶手段を用いる構
成とすることも望ましい。このような衛生装置では、タ
イマ手段が所定時間毎にクロック信号を累積時間記憶手
段に出力する。累積時間記憶手段では、不揮発性記憶部
にクロック信号を累積的な計測時間として記憶する。し
たがって、計測時間は、衛生装置の非通電時であっても
不揮発性記憶部に記憶されて失われることなく、通電復
帰時に利用されるので、保守性に優れている。
【0017】状態検出手段が前記衛生機能手段が使用さ
れる毎に信号を出力する使用検出手段であり、前記状態
記憶手段が上記衛生装置の非通電時であっても、前記不
揮発性記憶部に、前記使用検出手段からの信号を累積的
な使用回数として記憶させる累積回数記憶手段を用いる
ことも好適である。このような構成によれば、使用検出
手段が衛生機能手段の使用される毎に信号を出力して累
積回数記憶手段に入力される。累積回数記憶手段は、そ
の使用回数を不揮発性記憶部に累積的な使用回数として
記憶するから、衛生装置の非通電時であってもその使用
回数のデータが失われることなく、通電復帰後に利用さ
れるので、保守性に優れる。
れる毎に信号を出力する使用検出手段であり、前記状態
記憶手段が上記衛生装置の非通電時であっても、前記不
揮発性記憶部に、前記使用検出手段からの信号を累積的
な使用回数として記憶させる累積回数記憶手段を用いる
ことも好適である。このような構成によれば、使用検出
手段が衛生機能手段の使用される毎に信号を出力して累
積回数記憶手段に入力される。累積回数記憶手段は、そ
の使用回数を不揮発性記憶部に累積的な使用回数として
記憶するから、衛生装置の非通電時であってもその使用
回数のデータが失われることなく、通電復帰後に利用さ
れるので、保守性に優れる。
【0018】この使用検出手段として、便座への着座状
態を検出する着座検出手段を用いてもよい。このような
構成の衛生装置によれば、使用検出手段として着座検出
手段を用いて、その使用回数を検出しているので、信頼
性の高い使用回数を得ることができる。
態を検出する着座検出手段を用いてもよい。このような
構成の衛生装置によれば、使用検出手段として着座検出
手段を用いて、その使用回数を検出しているので、信頼
性の高い使用回数を得ることができる。
【0019】以上の構成を備える衛生装置において、更
に前記不揮発性記憶部に記憶された検出データを外部へ
出力する出力手段を備える構成とすることも望ましい。
不揮発性記憶部の検出データを出力手段を介して外部へ
出力するので、保守の必要度合いを知ることができ、衛
生機能手段の安全性及びメンテナンス性が向上する。
に前記不揮発性記憶部に記憶された検出データを外部へ
出力する出力手段を備える構成とすることも望ましい。
不揮発性記憶部の検出データを出力手段を介して外部へ
出力するので、保守の必要度合いを知ることができ、衛
生機能手段の安全性及びメンテナンス性が向上する。
【0020】また、前記衛生機能手段を、所定時間で消
耗する脱臭剤を適用したものとすることも好適である。
衛生機能手段として保守の必要性の高い脱臭剤を検出対
象とすることにより、保守性の向上をより図ることがで
きる。
耗する脱臭剤を適用したものとすることも好適である。
衛生機能手段として保守の必要性の高い脱臭剤を検出対
象とすることにより、保守性の向上をより図ることがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成,作用
を一層明らかにするために、以下本発明の実施の態様を
好適な実施例に基づいて説明する。
を一層明らかにするために、以下本発明の実施の態様を
好適な実施例に基づいて説明する。
【0022】図1は衛生洗浄装置10を装着した洋式便
器を示す外観図、図2は衛生洗浄装置の温水/ノズル制
御装置を示すブロック図、図3はその電子制御装置及び
入出力部のブロック図である。これらの図において、衛
生洗浄装置10は、便器本体5に装着されるものであ
り、ケーシング本体11と、ケーシング本体11に装着
された洗浄水を局部に噴出するノズル装置12と、操作
ボタン13A(図3参照)及び表示ランプ13Bを有す
る操作部13と、操作部13の操作ボタン13Aの操作
に基づいて上記温水吐水及びノズル位置を制御する温水
/ノズル制御装置14(図2参照)とを備えている。
器を示す外観図、図2は衛生洗浄装置の温水/ノズル制
御装置を示すブロック図、図3はその電子制御装置及び
入出力部のブロック図である。これらの図において、衛
生洗浄装置10は、便器本体5に装着されるものであ
り、ケーシング本体11と、ケーシング本体11に装着
された洗浄水を局部に噴出するノズル装置12と、操作
ボタン13A(図3参照)及び表示ランプ13Bを有す
る操作部13と、操作部13の操作ボタン13Aの操作
に基づいて上記温水吐水及びノズル位置を制御する温水
/ノズル制御装置14(図2参照)とを備えている。
【0023】外部水源は、便器本体5のボール面5aに
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
接続されると共に、図2に示すように、途中の分岐金具
20から、連結管21を介して、衛生洗浄装置10にも
配管接続され、これに給水している。
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
接続されると共に、図2に示すように、途中の分岐金具
20から、連結管21を介して、衛生洗浄装置10にも
配管接続され、これに給水している。
【0024】衛生洗浄装置10は、上流側から、給水ア
ダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、安全弁25から
なるバルブユニット26と、供給された水を温水用サー
ミスタ28aにより温度検出しつつ洗浄用ヒータ29で
適温まで加熱する熱交換器30及び吐水状態を検出する
フロートスイッチ31とからなる熱交換器ユニット32
と、逆止弁33、流調モータ34により駆動される流調
弁35を備えた流調ユニット36と、第1開閉弁37a
及び第2開閉弁37bを有する開閉弁ユニット37とを
備え、その先端には、ノズル装置12が接続されてい
る。ノズル装置12は、洗浄用ノズル40を軸方向に駆
動するための駆動装置41等から構成されている。
ダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、安全弁25から
なるバルブユニット26と、供給された水を温水用サー
ミスタ28aにより温度検出しつつ洗浄用ヒータ29で
適温まで加熱する熱交換器30及び吐水状態を検出する
フロートスイッチ31とからなる熱交換器ユニット32
と、逆止弁33、流調モータ34により駆動される流調
弁35を備えた流調ユニット36と、第1開閉弁37a
及び第2開閉弁37bを有する開閉弁ユニット37とを
備え、その先端には、ノズル装置12が接続されてい
る。ノズル装置12は、洗浄用ノズル40を軸方向に駆
動するための駆動装置41等から構成されている。
【0025】各ユニット等の大まかな動作を説明する。
便座15に使用者が座ると、着座センサ15a(図3参
照)からその旨の信号が出力され、その後、使用者が操
作部13を操作して、例えばお尻洗浄ボタン13aを押
すと、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40を一体
的に洗浄位置まで前進し、バルブユニット26の第1開
閉弁37aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。そし
て、洗浄終了後、操作部13の停止ボタン13c(図
3)を押して洗浄の終了を指示すると、洗浄用ヒータ2
9への通電を終了すると共に、第1開閉弁37aを閉じ
て洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動装置41を逆転
して洗浄用ノズル40を収納位置に退避する。なお、ビ
デ洗浄ボタン13bを押すと、ビデ洗浄位置まで洗浄用
ノズル40が進出して第2開閉弁37bを開いて洗浄水
の噴出を開始し、停止ボタン13cの押し下げにより洗
浄を終了する。なお、上記便座15には、便座用ヒータ
53が設けられ、便座面を適温に保持している。
便座15に使用者が座ると、着座センサ15a(図3参
照)からその旨の信号が出力され、その後、使用者が操
作部13を操作して、例えばお尻洗浄ボタン13aを押
すと、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40を一体
的に洗浄位置まで前進し、バルブユニット26の第1開
閉弁37aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。そし
て、洗浄終了後、操作部13の停止ボタン13c(図
3)を押して洗浄の終了を指示すると、洗浄用ヒータ2
9への通電を終了すると共に、第1開閉弁37aを閉じ
て洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動装置41を逆転
して洗浄用ノズル40を収納位置に退避する。なお、ビ
デ洗浄ボタン13bを押すと、ビデ洗浄位置まで洗浄用
ノズル40が進出して第2開閉弁37bを開いて洗浄水
の噴出を開始し、停止ボタン13cの押し下げにより洗
浄を終了する。なお、上記便座15には、便座用ヒータ
53が設けられ、便座面を適温に保持している。
【0026】こうした温水/ノズル制御装置14のうち
洗浄用ヒータ29及び便座用ヒータ53等を制御する回
路は、図3に示すマイクロコンピュータを含む電子制御
装置100を中心に構成されている。
洗浄用ヒータ29及び便座用ヒータ53等を制御する回
路は、図3に示すマイクロコンピュータを含む電子制御
装置100を中心に構成されている。
【0027】電子制御装置100は、図3に示すよう
に、予め設定された制御プログラムに従って洗浄水の温
度等を制御するための各種演算処理を実行するCPU1
02と、CPU102で各種演算処理を実行するのに必
要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたR
OM104と、同じくCPU102で各種演算処理を実
行するのに必要な各種データが一時的に読み書きされる
RAM106と、非通電状態でもデータを記憶している
バックアップRAM107と、各センサからの検出信号
やスイッチからの信号を入力してCPU102の処理可
能な信号に変換する入力処理回路108と、CPU10
2での演算結果に応じて電磁弁24等に信号を出力する
出力処理回路109等を備えている。なお、上記バック
アップRAM107は、内蔵電池によりバックアップさ
れるもの、フラッシュメモリなど電気的に書込・読み出
し可能なデバイスであり、電源遮断時にもそのデータが
消去されない各種の装置を適用できる。
に、予め設定された制御プログラムに従って洗浄水の温
度等を制御するための各種演算処理を実行するCPU1
02と、CPU102で各種演算処理を実行するのに必
要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたR
OM104と、同じくCPU102で各種演算処理を実
行するのに必要な各種データが一時的に読み書きされる
RAM106と、非通電状態でもデータを記憶している
バックアップRAM107と、各センサからの検出信号
やスイッチからの信号を入力してCPU102の処理可
能な信号に変換する入力処理回路108と、CPU10
2での演算結果に応じて電磁弁24等に信号を出力する
出力処理回路109等を備えている。なお、上記バック
アップRAM107は、内蔵電池によりバックアップさ
れるもの、フラッシュメモリなど電気的に書込・読み出
し可能なデバイスであり、電源遮断時にもそのデータが
消去されない各種の装置を適用できる。
【0028】図3に示す操作部13の操作ボタン13A
には、各種のスイッチが設けられている。すなわち、お
尻洗浄ボタン13a、ビデ洗浄ボタン13b、停止ボタ
ン13c、温風を吹き出すための乾燥ボタン13d、マ
ッサージ洗浄を設定するマッサージ設定ボタン13e、
ムーブ洗浄を行なわせるムーブ設定ボタン13f、吐水
温度の調節用の吐水温設定ボタン13g、水量調節用の
水量調節ボタン13h、洗浄用ノズル40を前後方向へ
移動するノズル位置調節ボタン13i、便座用ヒータ5
3を所定時間オフに設定するためのタイマ予約ボタン1
3mが設けられている。
には、各種のスイッチが設けられている。すなわち、お
尻洗浄ボタン13a、ビデ洗浄ボタン13b、停止ボタ
ン13c、温風を吹き出すための乾燥ボタン13d、マ
ッサージ洗浄を設定するマッサージ設定ボタン13e、
ムーブ洗浄を行なわせるムーブ設定ボタン13f、吐水
温度の調節用の吐水温設定ボタン13g、水量調節用の
水量調節ボタン13h、洗浄用ノズル40を前後方向へ
移動するノズル位置調節ボタン13i、便座用ヒータ5
3を所定時間オフに設定するためのタイマ予約ボタン1
3mが設けられている。
【0029】また、便座15には、該便座15への着座
を検出する着座センサ15aが設けられている。着座セ
ンサ15aとしては、例えば、便座15の表面の便座用
ヒータ53について静電容量の変化を測定して着座の有
無を検出するセンサや、圧力センサを用いることができ
る。また、衛生洗浄装置10の設定状態は、LED等か
らなる表示ランプ13Bにより表示される。表示ランプ
13Bは、各種の作動状態や異常やタイマ予約の有無を
知らせる各種表示機能を備えている。
を検出する着座センサ15aが設けられている。着座セ
ンサ15aとしては、例えば、便座15の表面の便座用
ヒータ53について静電容量の変化を測定して着座の有
無を検出するセンサや、圧力センサを用いることができ
る。また、衛生洗浄装置10の設定状態は、LED等か
らなる表示ランプ13Bにより表示される。表示ランプ
13Bは、各種の作動状態や異常やタイマ予約の有無を
知らせる各種表示機能を備えている。
【0030】次に、電子制御装置100により実行され
る衛生洗浄装置10に発生する各種の異常状態について
の判定処理について説明する。
る衛生洗浄装置10に発生する各種の異常状態について
の判定処理について説明する。
【0031】まず、着座センサ15aの異常判定処理に
ついて説明する。図4は着座センサ15aの異常判定ル
ーチンを説明するためのフローチャートである。本ルー
チンは、所定時間毎の割込処理にて実行される。まず、
ステップS12にて、着座センサ15aからの出力に基
づいた検出電圧Vsが読み込まれる。続くステップS1
4にて、異常判定フラグFssの判定が実行され、該異
常判定フラグFssが0の場合には、ステップS16へ
進む。この異常判定フラグFssは、着座センサ15a
が異常であると判定されたときに1にセットされるフラ
グである。
ついて説明する。図4は着座センサ15aの異常判定ル
ーチンを説明するためのフローチャートである。本ルー
チンは、所定時間毎の割込処理にて実行される。まず、
ステップS12にて、着座センサ15aからの出力に基
づいた検出電圧Vsが読み込まれる。続くステップS1
4にて、異常判定フラグFssの判定が実行され、該異
常判定フラグFssが0の場合には、ステップS16へ
進む。この異常判定フラグFssは、着座センサ15a
が異常であると判定されたときに1にセットされるフラ
グである。
【0032】続くステップS16にて、検出電圧Vsが
所定電圧Vsc以上か否かの判定が実行され、所定電圧
Vsc以下の場合には、着座状態でないと判定され本処
理は一旦終了する。一方、ステップS16にて所定電圧
Vsc以上であると判定した場合には、つまり着座状態
であると判定した場合には、ステップS18にて、着座
カウンタCsをインクリメントする。
所定電圧Vsc以上か否かの判定が実行され、所定電圧
Vsc以下の場合には、着座状態でないと判定され本処
理は一旦終了する。一方、ステップS16にて所定電圧
Vsc以上であると判定した場合には、つまり着座状態
であると判定した場合には、ステップS18にて、着座
カウンタCsをインクリメントする。
【0033】続くステップS20にて、着座カウンタC
sが所定時間Csc(Cscは、例えば、2時間に相当
する値)を越えた場合には、ステップS22にて、着座
センサ15aの異常状態を示す異常判定フラグFssを
1にセットする。この異常判定フラグFssは、他のル
ーチンの判定に用いられて、これが1にセットされてい
ると、洗浄動作、乾燥動作、脱臭動作等が強制的にオフ
にされる。そして、ステップS24にて、異常判定フラ
グFssが1にセットされた旨がバックアップRAM1
07に記憶される。すなわち、着座センサ15aから着
座の旨の信号が出力されて、それが通常の着座時間を越
えるような状態が継続した場合には、着座センサ15a
の異常と判定するのである。こうした着座センサ15a
の異常状態については、後の修理の際の故障発見用デー
タとして用いられ、故障の発見を容易にする。
sが所定時間Csc(Cscは、例えば、2時間に相当
する値)を越えた場合には、ステップS22にて、着座
センサ15aの異常状態を示す異常判定フラグFssを
1にセットする。この異常判定フラグFssは、他のル
ーチンの判定に用いられて、これが1にセットされてい
ると、洗浄動作、乾燥動作、脱臭動作等が強制的にオフ
にされる。そして、ステップS24にて、異常判定フラ
グFssが1にセットされた旨がバックアップRAM1
07に記憶される。すなわち、着座センサ15aから着
座の旨の信号が出力されて、それが通常の着座時間を越
えるような状態が継続した場合には、着座センサ15a
の異常と判定するのである。こうした着座センサ15a
の異常状態については、後の修理の際の故障発見用デー
タとして用いられ、故障の発見を容易にする。
【0034】一方、ステップS14にて、異常判定フラ
グFssが1と判定され、つまり、着座センサ15aが
異常であると判定された場合にも、着座センサ15aが
正常な値を出力した場合には、つまりステップS34〜
ステップS42の条件を満たした場合には、着座センサ
15aの異常判定の解除処理が実行される。すなわち、
ステップS32にて、復帰フラグFsrの判定が実行さ
れる。この復帰フラグFsrは、着座センサ15aが異
常と判定された後に、つまり1つの復帰条件が満たされ
たときに、1にセットされるフラグである。
グFssが1と判定され、つまり、着座センサ15aが
異常であると判定された場合にも、着座センサ15aが
正常な値を出力した場合には、つまりステップS34〜
ステップS42の条件を満たした場合には、着座センサ
15aの異常判定の解除処理が実行される。すなわち、
ステップS32にて、復帰フラグFsrの判定が実行さ
れる。この復帰フラグFsrは、着座センサ15aが異
常と判定された後に、つまり1つの復帰条件が満たされ
たときに、1にセットされるフラグである。
【0035】続くステップS34にて、検出電圧Vsが
所定電圧Vsc以下であると判定された場合には、復帰
フラグFsrを1にセットする。そして、この復帰フラ
グFsrの1へのセットにより、ステップS32の判定
にてステップS38へ進む。ステップS38では、検出
電圧Vsの判定が実行され、検出電圧Vsが所定電圧V
sc以上であると判定したときに、ステップS40に
て、異常判定フラグFss及び復帰フラグFsrが0に
リセットされる。これにより、衛生洗浄装置10は、他
のルーチンの処理にて、元の正常な洗浄制御に復帰す
る。
所定電圧Vsc以下であると判定された場合には、復帰
フラグFsrを1にセットする。そして、この復帰フラ
グFsrの1へのセットにより、ステップS32の判定
にてステップS38へ進む。ステップS38では、検出
電圧Vsの判定が実行され、検出電圧Vsが所定電圧V
sc以上であると判定したときに、ステップS40に
て、異常判定フラグFss及び復帰フラグFsrが0に
リセットされる。これにより、衛生洗浄装置10は、他
のルーチンの処理にて、元の正常な洗浄制御に復帰す
る。
【0036】すなわち、着座センサ15aが2時間以上
着座状態を検出し、異常であると判定された場合にも
(ステップS16〜ステップS24)、離座を経て(ス
テップS34、ステップS36)、再度、着座となった
状態を検出した場合には着座センサ15aが異常でない
と判定し(ステップS38)、元の状態に復帰させて、
誤った検出を避けているのである。
着座状態を検出し、異常であると判定された場合にも
(ステップS16〜ステップS24)、離座を経て(ス
テップS34、ステップS36)、再度、着座となった
状態を検出した場合には着座センサ15aが異常でない
と判定し(ステップS38)、元の状態に復帰させて、
誤った検出を避けているのである。
【0037】したがって、着座センサ15aが異常とな
った場合には、仮に正常復帰した場合でも、その旨がバ
ックアップRAM107に記憶されるから、これに基づ
いて着座センサ15a等の修理が容易になる。また、着
座センサ15aが異常である旨はバックアップRAM1
07に記憶されるので、停電時にもその情報が失われる
こともない。なお、異常発生時における各種の機能部の
使用経過時間、使用回数等を記憶すると、故障発見用デ
ータとして役立てることができる。
った場合には、仮に正常復帰した場合でも、その旨がバ
ックアップRAM107に記憶されるから、これに基づ
いて着座センサ15a等の修理が容易になる。また、着
座センサ15aが異常である旨はバックアップRAM1
07に記憶されるので、停電時にもその情報が失われる
こともない。なお、異常発生時における各種の機能部の
使用経過時間、使用回数等を記憶すると、故障発見用デ
ータとして役立てることができる。
【0038】次に、電子制御装置100により、温水用
サーミスタ28aが所定温度以上を検出したときの異常
判定処理について、図5のフローチャートを用いて説明
する。
サーミスタ28aが所定温度以上を検出したときの異常
判定処理について、図5のフローチャートを用いて説明
する。
【0039】まず、ステップS52にて、温水用サーミ
スタ28aの検出温度TMsが読み込まれる。続くステ
ップS54にて、温水用サーミスタ28aの検出温度T
Msが所定温度TMsc以上が否かについて判定され、
所定温度TMsc以下の場合には、本処理を終了する。
スタ28aの検出温度TMsが読み込まれる。続くステ
ップS54にて、温水用サーミスタ28aの検出温度T
Msが所定温度TMsc以上が否かについて判定され、
所定温度TMsc以下の場合には、本処理を終了する。
【0040】一方、ステップS54にて、温水用サーミ
スタ28aの検出温度TMsが所定温度TMsc以上の
場合には、ステップS56にて電磁弁24を閉じる。こ
れにより、洗浄用ノズル40から所定温度以上の高温吐
水が禁止される。
スタ28aの検出温度TMsが所定温度TMsc以上の
場合には、ステップS56にて電磁弁24を閉じる。こ
れにより、洗浄用ノズル40から所定温度以上の高温吐
水が禁止される。
【0041】なお、洗浄用ノズル40からの高温吐水を
防止する他の手段として、洗浄用ノズル40をバイパス
するバイパス通路(図示省略)を設けると共に、バイパ
ス通路にバイパス弁を設け、このバイパス弁を開けるこ
とにより高温水をバイパス通路を通じて捨て水してもよ
い。
防止する他の手段として、洗浄用ノズル40をバイパス
するバイパス通路(図示省略)を設けると共に、バイパ
ス通路にバイパス弁を設け、このバイパス弁を開けるこ
とにより高温水をバイパス通路を通じて捨て水してもよ
い。
【0042】続くステップS58にて、RAM106に
一次的に記憶されている他の各種状態の検出データまた
は制御データを読み込む。検出データまたは制御データ
としては、操作ボタン13Aの設定状態、温水用サーミ
スタ28aの検出温度ピーク値THs、着座センサ15
aの着座状態を示す信号、電磁弁24の開弁状態で吐水
中か否かを示す信号等のデータである。
一次的に記憶されている他の各種状態の検出データまた
は制御データを読み込む。検出データまたは制御データ
としては、操作ボタン13Aの設定状態、温水用サーミ
スタ28aの検出温度ピーク値THs、着座センサ15
aの着座状態を示す信号、電磁弁24の開弁状態で吐水
中か否かを示す信号等のデータである。
【0043】続くステップS60では、温水用サーミス
タ28aの検出温度TMsが所定温度以上であった旨を
バックアップRAM107に記憶すると共に、ステップ
S58で読み込んだ各種状態の検出データ及び制御デー
タもバックアップRAM107に記憶する。次のステッ
プS62では、所定以上の高温を検出した旨を表示ラン
プ13Bに表示し、その旨を報知する。なお、この検出
データは、通電復帰後も継続して記憶されるため、この
データに基づいて継続して吐水禁止状態にすることも可
能である。
タ28aの検出温度TMsが所定温度以上であった旨を
バックアップRAM107に記憶すると共に、ステップ
S58で読み込んだ各種状態の検出データ及び制御デー
タもバックアップRAM107に記憶する。次のステッ
プS62では、所定以上の高温を検出した旨を表示ラン
プ13Bに表示し、その旨を報知する。なお、この検出
データは、通電復帰後も継続して記憶されるため、この
データに基づいて継続して吐水禁止状態にすることも可
能である。
【0044】本処理により、温水用サーミスタ28aが
所定温度以上を検出したときに、この旨をバックアップ
RAM107に記憶し、さらにそのときの検出データ及
び制御データを記憶することから、修理の際における故
障発見が容易となる。
所定温度以上を検出したときに、この旨をバックアップ
RAM107に記憶し、さらにそのときの検出データ及
び制御データを記憶することから、修理の際における故
障発見が容易となる。
【0045】すなわち、バックアップRAM107に記
憶された検出データ及び制御データのうち、操作ボタン
13Aの設定状態により、お尻洗浄ボタン13aまたは
ビデ洗浄ボタン13bがオンされているか否か及び停止
ボタン13cが押されているか否か、乾燥ボタン13d
のオンオフ等の制御データにより、いずれの時点または
状態にて、温水用サーミスタ28aから所定温度以上が
検出されたか否かを知ることができる。
憶された検出データ及び制御データのうち、操作ボタン
13Aの設定状態により、お尻洗浄ボタン13aまたは
ビデ洗浄ボタン13bがオンされているか否か及び停止
ボタン13cが押されているか否か、乾燥ボタン13d
のオンオフ等の制御データにより、いずれの時点または
状態にて、温水用サーミスタ28aから所定温度以上が
検出されたか否かを知ることができる。
【0046】また、着座センサ15aの着座検出データ
により、便座15への着座中に故障したか否か、他の温
水用サーミスタ28aの検出温度ピーク値THsや他の
データに基づいて、温水用サーミスタ28a自体の故障
であるか否かを知ることができる。
により、便座15への着座中に故障したか否か、他の温
水用サーミスタ28aの検出温度ピーク値THsや他の
データに基づいて、温水用サーミスタ28a自体の故障
であるか否かを知ることができる。
【0047】さらに、フロートスイッチ31からの信号
により、温水用サーミスタ28aが熱交換器30の満水
時に故障したか否か、洗浄用ヒータ29への制御量によ
り加熱制御に原因があるか否か等を知ることができる。
により、温水用サーミスタ28aが熱交換器30の満水
時に故障したか否か、洗浄用ヒータ29への制御量によ
り加熱制御に原因があるか否か等を知ることができる。
【0048】次に、衛生装置のメンティナンスを必要と
する処理、例えば、室内暖房ユニットの埃フィルタ、脱
臭ユニットの埃フィルタ、脱臭剤等のメンティナンス処
理について説明する。ここでは、特に、脱臭剤の交換等
を促す報知処理を例にして説明する。脱臭剤は、所定の
期間経過すれば消耗して交換を必要とするが、本処理
は、脱臭剤を装填したときから所定時間(約7年間)経
過したときに、または、脱臭動作時間が所定時間経過し
たとき、その交換を促す処理である。
する処理、例えば、室内暖房ユニットの埃フィルタ、脱
臭ユニットの埃フィルタ、脱臭剤等のメンティナンス処
理について説明する。ここでは、特に、脱臭剤の交換等
を促す報知処理を例にして説明する。脱臭剤は、所定の
期間経過すれば消耗して交換を必要とするが、本処理
は、脱臭剤を装填したときから所定時間(約7年間)経
過したときに、または、脱臭動作時間が所定時間経過し
たとき、その交換を促す処理である。
【0049】図6に示すように、衛生洗浄装置10の側
部に脱臭剤ユニット150が設けられている。脱臭剤ユ
ニット150は、収納凹所151を有し、この収納凹所
151内に脱臭剤152を収納し、蓋体153で閉める
ことにより装填される。また、蓋体153には、リセッ
トスイッチ154が設けられており、このリセットスイ
ッチ154は、脱臭剤152を交換したときに、リセッ
ト信号を電子制御装置100に出力するものである。
部に脱臭剤ユニット150が設けられている。脱臭剤ユ
ニット150は、収納凹所151を有し、この収納凹所
151内に脱臭剤152を収納し、蓋体153で閉める
ことにより装填される。また、蓋体153には、リセッ
トスイッチ154が設けられており、このリセットスイ
ッチ154は、脱臭剤152を交換したときに、リセッ
ト信号を電子制御装置100に出力するものである。
【0050】脱臭剤152の交換時期の報知処理は、図
7に示すフローチャートで示すルーチンにより実行され
る。本処理は、リセットスイッチ154からリセット信
号がCPU102に入力され、初期化処理がされた後に
繰り返し実行される。初期化処理としては、RAM10
6やバックアップRAM107に記憶されているカウン
タ等のリセットである。
7に示すフローチャートで示すルーチンにより実行され
る。本処理は、リセットスイッチ154からリセット信
号がCPU102に入力され、初期化処理がされた後に
繰り返し実行される。初期化処理としては、RAM10
6やバックアップRAM107に記憶されているカウン
タ等のリセットである。
【0051】初期化処理の実行後に、ステップS102
にて、第1カウンタCM1のインクリメントが行なわ
れ、ステップS104にて、第1カウンタCM1が所定
値CM1cを越ているか否かの判定が実行される。所定
値CM1cは、例えば、24時間に相当する値に設定さ
れている。そして、ステップS104にて、肯定判断さ
れたときには、ステップS106へ進む。ステップS1
06では、バックアップRAM107から第2カウンタ
CM2の値が読み込まれ、さらにステップS108に
て、第2カウンタCM2がインクリメントされ、ステッ
プS110にて、第2カウンタCM2の値がバックアッ
プRAM107に書き込まれる。
にて、第1カウンタCM1のインクリメントが行なわ
れ、ステップS104にて、第1カウンタCM1が所定
値CM1cを越ているか否かの判定が実行される。所定
値CM1cは、例えば、24時間に相当する値に設定さ
れている。そして、ステップS104にて、肯定判断さ
れたときには、ステップS106へ進む。ステップS1
06では、バックアップRAM107から第2カウンタ
CM2の値が読み込まれ、さらにステップS108に
て、第2カウンタCM2がインクリメントされ、ステッ
プS110にて、第2カウンタCM2の値がバックアッ
プRAM107に書き込まれる。
【0052】続くステップS112にて、第2カウンタ
CM2が所定値CM2cを越えているか否かの判定が実
行される。所定値CM2cは、メンティナンスに要する
時間に対応する値に設定されており、例えば、脱臭剤の
交換時期を報知する場合では、7年間に相当する値が設
定されている。
CM2が所定値CM2cを越えているか否かの判定が実
行される。所定値CM2cは、メンティナンスに要する
時間に対応する値に設定されており、例えば、脱臭剤の
交換時期を報知する場合では、7年間に相当する値が設
定されている。
【0053】上記ステップS112にて、第2カウンタ
CM2が所定値CM2cを越えたと判定されたときに
は、ステップS114へ進み、バックアップRAM10
7にその旨を記憶し、さらにステップS116にて表示
ランプ13Bを点灯表示する。
CM2が所定値CM2cを越えたと判定されたときに
は、ステップS114へ進み、バックアップRAM10
7にその旨を記憶し、さらにステップS116にて表示
ランプ13Bを点灯表示する。
【0054】こうした表示ランプ13Bの報知により、
脱臭剤152の交換の必要性を知ることができる。そし
て、脱臭剤152が交換されたときには、リセットスイ
ッチ154からリセット信号が出力される。なお、リセ
ットスイッチ154は、脱臭剤ユニット150の蓋体1
53に設けて、脱臭剤152の装填と同時にリセット信
号を出力するので、リセット操作が不要になる。なお、
リセットスイッチ154は、リモコンまたは操作部のス
イッチを特殊操作することで代用してもよい。
脱臭剤152の交換の必要性を知ることができる。そし
て、脱臭剤152が交換されたときには、リセットスイ
ッチ154からリセット信号が出力される。なお、リセ
ットスイッチ154は、脱臭剤ユニット150の蓋体1
53に設けて、脱臭剤152の装填と同時にリセット信
号を出力するので、リセット操作が不要になる。なお、
リセットスイッチ154は、リモコンまたは操作部のス
イッチを特殊操作することで代用してもよい。
【0055】上記実施例によれば、脱臭剤152等の所
定期間での交換を必要とするものについて、その交換の
必要性が報知されるから、脱臭剤152の交換を忘れる
ことがない。また、上記処理では、第2カウンタCM2
の値は、バックアップRAM107に記憶されているの
で、停電時にリセットされない。よって、使用中に停電
等があっても、正確な交換時期を知ることができる。
定期間での交換を必要とするものについて、その交換の
必要性が報知されるから、脱臭剤152の交換を忘れる
ことがない。また、上記処理では、第2カウンタCM2
の値は、バックアップRAM107に記憶されているの
で、停電時にリセットされない。よって、使用中に停電
等があっても、正確な交換時期を知ることができる。
【0056】次に、メンティナンス時期を報知する他の
実施例として、着座回数のデータに基づいて求める処理
について図8のフローチャートにより説明する。すなわ
ち、便座15への着座回数は、脱臭剤の使用回数と一致
するから、そのデータからメンティナンス時期を求めた
ものである。
実施例として、着座回数のデータに基づいて求める処理
について図8のフローチャートにより説明する。すなわ
ち、便座15への着座回数は、脱臭剤の使用回数と一致
するから、そのデータからメンティナンス時期を求めた
ものである。
【0057】図8において、まず、最初のステップS2
00にて、着座フラグFswの判定が行なわれる。この
着座フラグFswは、着座センサ15aがオンされたと
きに1に設定されるフラグであり、最初の処理では0で
あるから、ステップS202へ進む。ステップS202
では、着座センサ15aがオンされているか否かの判定
が行なわれる。この判定処理は、着座センサ15aから
の検出電圧Vsに基づいて行なわれる。このステップS
202にて、該検出電圧Vsが所定電圧Vsc以上であ
り着座されたと判定されるとステップS204へ進み、
着座フラグFswを1にセットする。ステップS206
では、着座回数を示す着座カウンタNsがインクリメン
トされる。この着座カウンタNsの値は、バックアップ
RAM107に記憶されており、その値がインクリメン
トされることになる。続くステップS208では、着座
カウンタNsが所定回数Nscを越えたか否かの判定が
実行され、否定判定の場合には一旦処理を終了する。
00にて、着座フラグFswの判定が行なわれる。この
着座フラグFswは、着座センサ15aがオンされたと
きに1に設定されるフラグであり、最初の処理では0で
あるから、ステップS202へ進む。ステップS202
では、着座センサ15aがオンされているか否かの判定
が行なわれる。この判定処理は、着座センサ15aから
の検出電圧Vsに基づいて行なわれる。このステップS
202にて、該検出電圧Vsが所定電圧Vsc以上であ
り着座されたと判定されるとステップS204へ進み、
着座フラグFswを1にセットする。ステップS206
では、着座回数を示す着座カウンタNsがインクリメン
トされる。この着座カウンタNsの値は、バックアップ
RAM107に記憶されており、その値がインクリメン
トされることになる。続くステップS208では、着座
カウンタNsが所定回数Nscを越えたか否かの判定が
実行され、否定判定の場合には一旦処理を終了する。
【0058】そして、ステップS200では、ステップ
S204で着座フラグFswが1にセットされているか
ら、ステップS210へ進み、着座フラグFswがオン
してから所定時間経過したか否かの判定が行なわれる。
S204で着座フラグFswが1にセットされているか
ら、ステップS210へ進み、着座フラグFswがオン
してから所定時間経過したか否かの判定が行なわれる。
【0059】ステップS210で所定時間経過したと判
定された場合には、ステップS212で着座フラグFs
wが0にリセットされる。このようにステップS210
にて着座センサ15aがオンしてから所定時間経過しな
いと着座と判定しないのは、便座15での座り直しを新
たな着座であると検出しないためである。
定された場合には、ステップS212で着座フラグFs
wが0にリセットされる。このようにステップS210
にて着座センサ15aがオンしてから所定時間経過しな
いと着座と判定しないのは、便座15での座り直しを新
たな着座であると検出しないためである。
【0060】本処理の繰り返し処理にて、ステップS2
08にて着座カウンタNsが所定回数Nscを越えたと
判定した場合には、ステップS220にてバックアップ
RAM107にその旨を記憶し、さらにステップS22
2にて、所定回数以上の着座があったことを示すために
表示ランプ13Bを点灯する。
08にて着座カウンタNsが所定回数Nscを越えたと
判定した場合には、ステップS220にてバックアップ
RAM107にその旨を記憶し、さらにステップS22
2にて、所定回数以上の着座があったことを示すために
表示ランプ13Bを点灯する。
【0061】したがって、着座回数により、脱臭剤等の
交換時期を知ることができ、しかも、着座カウンタNs
は、バックアップRAM107に記憶されているから、
停電等でリセットされることもない。なお、交換時期
は、着座カウンタと使用時間とのANDまたはORで知
らせてもよい。
交換時期を知ることができ、しかも、着座カウンタNs
は、バックアップRAM107に記憶されているから、
停電等でリセットされることもない。なお、交換時期
は、着座カウンタと使用時間とのANDまたはORで知
らせてもよい。
【0062】次に、他の実施例として、衛生洗浄装置1
0の操作部13における操作ボタン13Aの入力設定処
理について説明する。本処理は、衛生洗浄装置10の操
作ボタン13Aの設定状態が停電時にも失われない処理
である。
0の操作部13における操作ボタン13Aの入力設定処
理について説明する。本処理は、衛生洗浄装置10の操
作ボタン13Aの設定状態が停電時にも失われない処理
である。
【0063】本処理は、図9に示すいわゆるタクトスイ
ッチ160を用いて好適に実施することができる。図9
はタクトスイッチ160を用いたスイッチ機構161の
周辺を示す断面図である。タクトスイッチ160は、プ
リント基板162上に固定されており、その上方に上記
プリント基板162と平行にケース163が設置されて
いる。タクトスイッチ160の上方のケース163の部
分は、開口163aとなっており、この開口163a
に、タクトスイッチ160を操作するためのキートップ
部160aが設けられている。このキートップ部160
aは、ケース163の上面に接着された表示シート16
4に固定されている。この表示シート164には、タク
トスイッチ160の操作部を表すスイッチ操作部164
aが表示されている。したがって、スイッチ操作部16
4aを押すと、キートップ部160aを介してタクトス
イッチ160がスイッチング操作されることになる。ま
た、タクトスイッチ160に近接した側方のプリント基
板162には、タクトスイッチ160のスイッチング作
用によりオンオフする表示ランプ165が固定されてい
る。
ッチ160を用いて好適に実施することができる。図9
はタクトスイッチ160を用いたスイッチ機構161の
周辺を示す断面図である。タクトスイッチ160は、プ
リント基板162上に固定されており、その上方に上記
プリント基板162と平行にケース163が設置されて
いる。タクトスイッチ160の上方のケース163の部
分は、開口163aとなっており、この開口163a
に、タクトスイッチ160を操作するためのキートップ
部160aが設けられている。このキートップ部160
aは、ケース163の上面に接着された表示シート16
4に固定されている。この表示シート164には、タク
トスイッチ160の操作部を表すスイッチ操作部164
aが表示されている。したがって、スイッチ操作部16
4aを押すと、キートップ部160aを介してタクトス
イッチ160がスイッチング操作されることになる。ま
た、タクトスイッチ160に近接した側方のプリント基
板162には、タクトスイッチ160のスイッチング作
用によりオンオフする表示ランプ165が固定されてい
る。
【0064】こうした構成のスイッチ機構161では、
表示シート164がケース163に密着しているので、
開口163aの周辺に隙間ができず、トイレ等の高い防
水性を必要とする箇所に適している。
表示シート164がケース163に密着しているので、
開口163aの周辺に隙間ができず、トイレ等の高い防
水性を必要とする箇所に適している。
【0065】タクトスイッチ160は、通常、一時的に
切換設定する箇所で使用されるが、停電等で電源が遮断
された場合には、その状態が消去される。本実施例で
は、上述した耐水性を活かすと共に、バックアップRA
M107及び図10の処理を実行することにより自己保
持スイッチとして構成している。
切換設定する箇所で使用されるが、停電等で電源が遮断
された場合には、その状態が消去される。本実施例で
は、上述した耐水性を活かすと共に、バックアップRA
M107及び図10の処理を実行することにより自己保
持スイッチとして構成している。
【0066】次に、図10の処理について説明する。図
10において、電源がオンされると、本処理が実行され
る。まず、最初のステップS302にてバックアップR
AM107の特定の番地からタクトスイッチ160の設
定状態が読み出される。続くステップS304では、そ
のスイッチデータがオン、オフ、または未設定状態かい
なかの判定が実行される。そして、ステップS304の
判断に応じて、ステップS312,S314,S316
の処理が選択的に実行され、その設定内容に基づいて表
示ランプ13Bが表示される。
10において、電源がオンされると、本処理が実行され
る。まず、最初のステップS302にてバックアップR
AM107の特定の番地からタクトスイッチ160の設
定状態が読み出される。続くステップS304では、そ
のスイッチデータがオン、オフ、または未設定状態かい
なかの判定が実行される。そして、ステップS304の
判断に応じて、ステップS312,S314,S316
の処理が選択的に実行され、その設定内容に基づいて表
示ランプ13Bが表示される。
【0067】続くステップS320からステップS33
8までの処理をタクトスイッチ160を押す毎に繰り返
し実行する。すなわち、ステップS320では、タクト
スイッチ160が押されたか否かの判定が実行され、押
されたと判定されると、ステップS322へ進む。続く
ステップS322では、タクトスイッチ160が現在オ
ンであるか、オフのいずれの状態かの判定が実行され、
オン状態のときには、バックアップRAM107にオフ
に切り換えられた旨を記憶し(ステップS324)、さ
らに表示ランプ13Bを消灯した後に(ステップS32
6)、オフ状態に設定する(ステップS328)。一
方、ステップS322にて、タクトスイッチ160がオ
フ状態であると判定されると、バックアップRAM10
7への記憶処理(ステップS334)、表示ランプ13
Bの点灯処理(ステップS336)、オン状態への設定
処理(ステップS338)を実行する。
8までの処理をタクトスイッチ160を押す毎に繰り返
し実行する。すなわち、ステップS320では、タクト
スイッチ160が押されたか否かの判定が実行され、押
されたと判定されると、ステップS322へ進む。続く
ステップS322では、タクトスイッチ160が現在オ
ンであるか、オフのいずれの状態かの判定が実行され、
オン状態のときには、バックアップRAM107にオフ
に切り換えられた旨を記憶し(ステップS324)、さ
らに表示ランプ13Bを消灯した後に(ステップS32
6)、オフ状態に設定する(ステップS328)。一
方、ステップS322にて、タクトスイッチ160がオ
フ状態であると判定されると、バックアップRAM10
7への記憶処理(ステップS334)、表示ランプ13
Bの点灯処理(ステップS336)、オン状態への設定
処理(ステップS338)を実行する。
【0068】したがって、上記実施例により、タクトス
イッチ160の設定内容がバックアップRAM107に
記憶され、停電等の電源遮断時にも設定状態が読み出さ
れて、元の状態に復帰させることができる。
イッチ160の設定内容がバックアップRAM107に
記憶され、停電等の電源遮断時にも設定状態が読み出さ
れて、元の状態に復帰させることができる。
【0069】なお、衛生洗浄装置10のタクトスイッチ
160は、使用者の設定状態を記憶しておきたい各種の
箇所に用いることができ、例えば、便座用ヒータのオン
オフのように2つの状態に設定するもののほか、吐水温
度設定ボタン等のように3つ以上の設定状態に切り換え
るものにも適用できる。すなわち、吐水温設定ボタン1
3gは、ヒータ切→低温→中温→高温→ヒータ切と順次
切り換えられるように用いるスイッチである。
160は、使用者の設定状態を記憶しておきたい各種の
箇所に用いることができ、例えば、便座用ヒータのオン
オフのように2つの状態に設定するもののほか、吐水温
度設定ボタン等のように3つ以上の設定状態に切り換え
るものにも適用できる。すなわち、吐水温設定ボタン1
3gは、ヒータ切→低温→中温→高温→ヒータ切と順次
切り換えられるように用いるスイッチである。
【0070】また、上記実施例では、自己保持タイプの
スイッチとしてタクトスイッチを用いたが、これに限ら
ず、パルス信号の入力毎に切り変えるスイッチであれ
ば、各種のスイッチに適用することができる。また、ス
イッチにより設定されるデータは、吐水温度のほか、衛
生洗浄装置の制御条件を設定するものであれば、各種の
ものに適用することができ、例えば、吐水ノズルの水
勢、ノズル位置、マッサージ洗浄、ムーブ洗浄、脱臭入
/切、運転入/切の設定等に適用することができる。
スイッチとしてタクトスイッチを用いたが、これに限ら
ず、パルス信号の入力毎に切り変えるスイッチであれ
ば、各種のスイッチに適用することができる。また、ス
イッチにより設定されるデータは、吐水温度のほか、衛
生洗浄装置の制御条件を設定するものであれば、各種の
ものに適用することができ、例えば、吐水ノズルの水
勢、ノズル位置、マッサージ洗浄、ムーブ洗浄、脱臭入
/切、運転入/切の設定等に適用することができる。
【0071】次に、衛生洗浄装置10のタイマ予約処理
にバックアップRAM107を適用した実施例について
説明する。タイマ予約処理は、便座用ヒータ53または
洗浄用ヒータ29、あるいは室内暖房用ヒータ(図示省
略)の少なくとも1つを所定時間だけ、例えば、使用回
数の少ない夜間の通電を停止する処理として好適に適用
することができる。
にバックアップRAM107を適用した実施例について
説明する。タイマ予約処理は、便座用ヒータ53または
洗浄用ヒータ29、あるいは室内暖房用ヒータ(図示省
略)の少なくとも1つを所定時間だけ、例えば、使用回
数の少ない夜間の通電を停止する処理として好適に適用
することができる。
【0072】衛生洗浄装置10のタイマ予約ボタン13
mに、所定の時間設定を行なうと、入力されたタイマ予
約データはRAM106に記憶されると共に、バックア
ップRAM107にタイマ予約された旨を示すタイマ予
約フラグFtが1に記憶される。こうしたタイマ予約デ
ータは、図示しないルーチンに基づいて便座用ヒータ5
3のオフ設定処理に用いられる。
mに、所定の時間設定を行なうと、入力されたタイマ予
約データはRAM106に記憶されると共に、バックア
ップRAM107にタイマ予約された旨を示すタイマ予
約フラグFtが1に記憶される。こうしたタイマ予約デ
ータは、図示しないルーチンに基づいて便座用ヒータ5
3のオフ設定処理に用いられる。
【0073】一方、タイマ予約機能は、停電等により電
源が遮断された場合に、時間の計測を行なうことができ
ないために、使用不能となって消去されるが、それが登
録されていた旨のデータ、つまり、タイマ予約フラグF
tのデータは、バックアップRAM107に記憶されて
いるので、以下の処理により利用される。
源が遮断された場合に、時間の計測を行なうことができ
ないために、使用不能となって消去されるが、それが登
録されていた旨のデータ、つまり、タイマ予約フラグF
tのデータは、バックアップRAM107に記憶されて
いるので、以下の処理により利用される。
【0074】すなわち、衛生洗浄装置の停電後の電源投
入時には、図11のフローチャートで示す停電時復帰処
理が実行される。最初のステップS352にて、バック
アップRAM107の特定の番地からタイマ予約フラグ
Ftが読み込まれる。続くステップS354では、タイ
マ予約フラグFtの判定が実行される。このステップS
354のフラグ判定により、タイマ予約がないと判定さ
れると、タイマ予約表示ランプ13Bの点滅表示をする
ことなく、本処理を終了する。一方、タイマ予約があっ
たと判定されると、ステップS356へ進み、タイマ予
約表示ランプ13Bを点滅して、停電によりタイマ予約
機能が使用不能となった旨が表示され、使用者によるリ
セットまたは再設定を促す。
入時には、図11のフローチャートで示す停電時復帰処
理が実行される。最初のステップS352にて、バック
アップRAM107の特定の番地からタイマ予約フラグ
Ftが読み込まれる。続くステップS354では、タイ
マ予約フラグFtの判定が実行される。このステップS
354のフラグ判定により、タイマ予約がないと判定さ
れると、タイマ予約表示ランプ13Bの点滅表示をする
ことなく、本処理を終了する。一方、タイマ予約があっ
たと判定されると、ステップS356へ進み、タイマ予
約表示ランプ13Bを点滅して、停電によりタイマ予約
機能が使用不能となった旨が表示され、使用者によるリ
セットまたは再設定を促す。
【0075】続くステップS358では、使用者により
タイマ予約ボタン13mが入力されたか否かの判定がさ
れ、入力された場合には、次のステップS360へ進
む。ステップS360では、タイマ予約ボタン13mに
よる入力データがタイマ設定信号か、あるいはタイマ予
約解除信号か否かの判定が実行され、タイマ設定信号の
場合には、ステップS362へ進み、タイマ予約表示ラ
ンプ13Bを点灯する。一方、ステップS360にてタ
イマ予約解除信号であると判定されると、ステップS3
64にて表示ランプ13Bを消灯し、さらにステップS
366にてタイマ予約フラグFtを0にリセットする。
タイマ予約ボタン13mが入力されたか否かの判定がさ
れ、入力された場合には、次のステップS360へ進
む。ステップS360では、タイマ予約ボタン13mに
よる入力データがタイマ設定信号か、あるいはタイマ予
約解除信号か否かの判定が実行され、タイマ設定信号の
場合には、ステップS362へ進み、タイマ予約表示ラ
ンプ13Bを点灯する。一方、ステップS360にてタ
イマ予約解除信号であると判定されると、ステップS3
64にて表示ランプ13Bを消灯し、さらにステップS
366にてタイマ予約フラグFtを0にリセットする。
【0076】したがって、停電後に電源投入した際に、
非通電前にタイマ予約されていた場合には、表示ランプ
13Bを点滅表示して、タイマ予約の設定を促す旨を表
示する。よって、便座用ヒータ53の夜間での通電を停
止する予約をしている場合のように、タイマ予約機能が
使用不能となっていることを知らずに放置して、無駄な
電力を消費することもない。一方、停電前にタイマ予約
されていなかった場合には、表示ランプ13Bが点滅表
示されないので、タイマ予約されていないにもかかわら
ず、点滅表示して、操作を促すような煩わしい表示がさ
れることもない。
非通電前にタイマ予約されていた場合には、表示ランプ
13Bを点滅表示して、タイマ予約の設定を促す旨を表
示する。よって、便座用ヒータ53の夜間での通電を停
止する予約をしている場合のように、タイマ予約機能が
使用不能となっていることを知らずに放置して、無駄な
電力を消費することもない。一方、停電前にタイマ予約
されていなかった場合には、表示ランプ13Bが点滅表
示されないので、タイマ予約されていないにもかかわら
ず、点滅表示して、操作を促すような煩わしい表示がさ
れることもない。
【0077】なお、タイマ予約の停電時復帰処理は、電
池駆動のリモコンを装備した衛生洗浄装置10におい
て、タイマ予約をリモコンの操作で行なう構成では、リ
モコン内のタイマ予約データは、停電により消去されな
いので、衛生洗浄装置本体へ送信のみで行なえばよく、
面倒な設定操作をする必要がなく、より使い勝手がよ
い。
池駆動のリモコンを装備した衛生洗浄装置10におい
て、タイマ予約をリモコンの操作で行なう構成では、リ
モコン内のタイマ予約データは、停電により消去されな
いので、衛生洗浄装置本体へ送信のみで行なえばよく、
面倒な設定操作をする必要がなく、より使い勝手がよ
い。
【0078】次に、衛生洗浄装置10の設定状態をリモ
コンで操作する機能を備えた実施例について説明する。
この衛生洗浄装置10では、公共施設等で同じタイプの
ものを複数連立して設置した場合には、隣のリモコンの
信号で作動することを防止する必要がある。本実施例で
は、衛生洗浄装置10を識別するための識別コードを設
置場所にかかわらず簡単に設定又は変更できるように、
リモコンまたは操作部の設定手段としてバックアップR
AM107を用いたものである。
コンで操作する機能を備えた実施例について説明する。
この衛生洗浄装置10では、公共施設等で同じタイプの
ものを複数連立して設置した場合には、隣のリモコンの
信号で作動することを防止する必要がある。本実施例で
は、衛生洗浄装置10を識別するための識別コードを設
置場所にかかわらず簡単に設定又は変更できるように、
リモコンまたは操作部の設定手段としてバックアップR
AM107を用いたものである。
【0079】本処理は、衛生洗浄装置本体に識別コード
を設定する処理と、これに対応してリモコン側に同じ識
別コードを設定する処理を備えている。
を設定する処理と、これに対応してリモコン側に同じ識
別コードを設定する処理を備えている。
【0080】まず、衛生洗浄装置本体側への識別コード
の設定について図12のフローチャートを用いて説明す
る。本ルーチンは、ビデ洗浄ボタン13bを押しながら
電源を投入すると起動される。最初のステップS402
では、入力モードの待機処理となる。この状態から、お
尻洗浄ボタン13a、乾燥ボタン13d、停止ボタン1
3cのいずれかが押されると、次のステップS404へ
進み、いずれのボタンが押されたか否かの判定が実行さ
れる。
の設定について図12のフローチャートを用いて説明す
る。本ルーチンは、ビデ洗浄ボタン13bを押しながら
電源を投入すると起動される。最初のステップS402
では、入力モードの待機処理となる。この状態から、お
尻洗浄ボタン13a、乾燥ボタン13d、停止ボタン1
3cのいずれかが押されると、次のステップS404へ
進み、いずれのボタンが押されたか否かの判定が実行さ
れる。
【0081】ステップS404の判定処理にて、選択さ
れたボタンに対応した識別コードがステップS406,
S408,S410で選択される。すなわち、お尻洗浄
ボタン13aが押されると、ステップS406にて標準
コードC0が選択され、乾燥ボタン13dが押される
と、ステップS408にて特定コードC1が選択され、
停止ボタン13cが押されると、ステップS410にて
特定コードC2が選択される。なお、これらのコード
は、予めROM104に記憶されており、上記対応する
ボタンが押されたときに選択的に読み出される。続くス
テップS412では、確定ボタン13kが押されたと判
定されると、ステップS414にて、選択された識別コ
ードがバックアップRAM107の所定の番地に記憶さ
れる。
れたボタンに対応した識別コードがステップS406,
S408,S410で選択される。すなわち、お尻洗浄
ボタン13aが押されると、ステップS406にて標準
コードC0が選択され、乾燥ボタン13dが押される
と、ステップS408にて特定コードC1が選択され、
停止ボタン13cが押されると、ステップS410にて
特定コードC2が選択される。なお、これらのコード
は、予めROM104に記憶されており、上記対応する
ボタンが押されたときに選択的に読み出される。続くス
テップS412では、確定ボタン13kが押されたと判
定されると、ステップS414にて、選択された識別コ
ードがバックアップRAM107の所定の番地に記憶さ
れる。
【0082】一方、リモコン側の識別コードの設定は、
上記処理とほぼ同様な処理にて実行する。すなわち、リ
モコンのお尻洗浄ボタンを押しながら、リモコンの電池
ボックスに電池を入れると、リモコンコード設定モード
になる。予め割り付けられた識別コードに対応するボタ
ンのうちから、衛生洗浄装置本体で押したボタンと同じ
ボタンを押し、さらに確定ボタンを押す。これにより、
衛生洗浄装置本体で設定したと同じ識別コードがリモコ
ンのバックアップRAMに記憶される。
上記処理とほぼ同様な処理にて実行する。すなわち、リ
モコンのお尻洗浄ボタンを押しながら、リモコンの電池
ボックスに電池を入れると、リモコンコード設定モード
になる。予め割り付けられた識別コードに対応するボタ
ンのうちから、衛生洗浄装置本体で押したボタンと同じ
ボタンを押し、さらに確定ボタンを押す。これにより、
衛生洗浄装置本体で設定したと同じ識別コードがリモコ
ンのバックアップRAMに記憶される。
【0083】このように、衛生洗浄装置本体側及びリモ
コンに、予め割り付けられた複数の識別コードのうちか
ら1を選択して、同じ識別コードを設定することによ
り、複数の識別コードから、隣接する衛生洗浄装置10
で設定したものと異なった識別コードを設定することが
できる。こうして設定された識別コードは、バックアッ
プRAM107に記憶され、停電時にもデータが消去さ
れないから、その機種を特定するデータとなる。
コンに、予め割り付けられた複数の識別コードのうちか
ら1を選択して、同じ識別コードを設定することによ
り、複数の識別コードから、隣接する衛生洗浄装置10
で設定したものと異なった識別コードを設定することが
できる。こうして設定された識別コードは、バックアッ
プRAM107に記憶され、停電時にもデータが消去さ
れないから、その機種を特定するデータとなる。
【0084】上記実施例によれば、公共施設等に、リモ
コンを備えた衛生洗浄装置10を連立して設置する際
に、その設置現場において、隣接するもの同士を異なっ
た識別コードとする設定を簡単に行なうことができる。
したがって、従来のように、衛生洗浄装置の生産ライン
や設置現場において、衛生洗浄装置本体の制御装置内の
パターンカットを行なったり、ジャンパー線や抵抗を付
加して、識別コードを設定するような面倒な作業が不要
になる。
コンを備えた衛生洗浄装置10を連立して設置する際
に、その設置現場において、隣接するもの同士を異なっ
た識別コードとする設定を簡単に行なうことができる。
したがって、従来のように、衛生洗浄装置の生産ライン
や設置現場において、衛生洗浄装置本体の制御装置内の
パターンカットを行なったり、ジャンパー線や抵抗を付
加して、識別コードを設定するような面倒な作業が不要
になる。
【0085】なお、上記実施例では、衛生洗浄装置本体
及びリモコンの両方について識別コードの設定を行なっ
ているが、以下の構成を採用することにより、衛生洗浄
装置本体だけで一層簡単に設定することができる。すな
わち、衛生洗浄装置10の操作部13のビデ洗浄ボタン
13bを押しながら電源を入れて、リモコンの識別コー
ド設定処理に移行させる。そして、リモコンから送信を
行なうと、送信信号に含まれている識別コードを判別
し、該判別した識別コードが衛生洗浄装置本体のバック
アップRAM107に記憶させる。
及びリモコンの両方について識別コードの設定を行なっ
ているが、以下の構成を採用することにより、衛生洗浄
装置本体だけで一層簡単に設定することができる。すな
わち、衛生洗浄装置10の操作部13のビデ洗浄ボタン
13bを押しながら電源を入れて、リモコンの識別コー
ド設定処理に移行させる。そして、リモコンから送信を
行なうと、送信信号に含まれている識別コードを判別
し、該判別した識別コードが衛生洗浄装置本体のバック
アップRAM107に記憶させる。
【0086】したがって、識別コードが予め設定された
複数のリモコンのうちから1を選択して、該リモコンか
ら送信をすれば、衛生洗浄装置本体がリモコンから受信
した信号に基づいて識別コードを抽出して衛生洗浄装置
本体のバックアップRAM107に記憶するから、衛生
洗浄装置10及びリモコンでの識別コードの設定作業も
不要となり、一層作業が簡単になる。なお、衛生洗浄装
置10の操作部13のうちから1つを選択して、リモコ
ンへ送信するようにしてもよい。その他、特殊な外部入
力装置を用いて、衛生洗浄装置10及びリモコンの設定
コードを設定することも可能である。
複数のリモコンのうちから1を選択して、該リモコンか
ら送信をすれば、衛生洗浄装置本体がリモコンから受信
した信号に基づいて識別コードを抽出して衛生洗浄装置
本体のバックアップRAM107に記憶するから、衛生
洗浄装置10及びリモコンでの識別コードの設定作業も
不要となり、一層作業が簡単になる。なお、衛生洗浄装
置10の操作部13のうちから1つを選択して、リモコ
ンへ送信するようにしてもよい。その他、特殊な外部入
力装置を用いて、衛生洗浄装置10及びリモコンの設定
コードを設定することも可能である。
【0087】次に、図13に示すように、衛生洗浄装置
10の漏電制御装置に適用した実施例について説明す
る。図13に示すように、電子制御装置200の電子制
御部201は、商用電源Vに接続された電源回路部21
0により給電されている。電源回路部210は、100
Vの商用電源を5Vの直流電圧に変換する定電源回路で
ある。
10の漏電制御装置に適用した実施例について説明す
る。図13に示すように、電子制御装置200の電子制
御部201は、商用電源Vに接続された電源回路部21
0により給電されている。電源回路部210は、100
Vの商用電源を5Vの直流電圧に変換する定電源回路で
ある。
【0088】また、電子制御部201の出力処理回路に
は、ヒータ駆動部211が接続されている。ヒータ駆動
部211は、ヒータ駆動回路222を駆動する。ヒータ
駆動回路222は、トランジスタ222a、リレー接点
223a及びリレーコイル223bを備えている。電子
制御部201からヒータ駆動部211に駆動信号が出力
されると、トランジスタ222aをオンして、リレーコ
イル223bを励磁してリレー接点223aをオンオフ
する。リレー接点223aの断続により、洗浄用ヒータ
29には、商用電源Vの接続線L1,L2を介して通電
制御されて、熱交換器30内の温水が所定温度に維持さ
れる。なお、洗浄用ヒータ29は、商用電源Vの接続線
L1,L2に漏電遮断装置240の遮断用コイル252
aを介して接続されている。
は、ヒータ駆動部211が接続されている。ヒータ駆動
部211は、ヒータ駆動回路222を駆動する。ヒータ
駆動回路222は、トランジスタ222a、リレー接点
223a及びリレーコイル223bを備えている。電子
制御部201からヒータ駆動部211に駆動信号が出力
されると、トランジスタ222aをオンして、リレーコ
イル223bを励磁してリレー接点223aをオンオフ
する。リレー接点223aの断続により、洗浄用ヒータ
29には、商用電源Vの接続線L1,L2を介して通電
制御されて、熱交換器30内の温水が所定温度に維持さ
れる。なお、洗浄用ヒータ29は、商用電源Vの接続線
L1,L2に漏電遮断装置240の遮断用コイル252
aを介して接続されている。
【0089】次に、電子制御部201により実行される
ヒータ温度制御処理について図14のフローチャートを
用いて説明する。まず、吐水温設定ボタン13gにより
設定された目標設定温度Tmを読み込み(ステップS5
02)、続いて、温水用サーミスタ28aからの検出温
度TMsを読み込み(ステップS504)、その検出温
度TMsと目標設定温度Tmと比較し、所定温度△T以
上の偏差があると判断されると(ステップS506)、
ヒータ駆動部211に駆動信号を出力し(ステップS5
08、洗浄用ヒータ29をオンオフして、目標設定温度
Tmに向かうようにフィードバック制御を実行する。こ
うした制御により熱交換器30内の温水は、目標設定温
度Tmに向かうように制御されて洗浄用ノズル40から
洗浄水が噴出される。
ヒータ温度制御処理について図14のフローチャートを
用いて説明する。まず、吐水温設定ボタン13gにより
設定された目標設定温度Tmを読み込み(ステップS5
02)、続いて、温水用サーミスタ28aからの検出温
度TMsを読み込み(ステップS504)、その検出温
度TMsと目標設定温度Tmと比較し、所定温度△T以
上の偏差があると判断されると(ステップS506)、
ヒータ駆動部211に駆動信号を出力し(ステップS5
08、洗浄用ヒータ29をオンオフして、目標設定温度
Tmに向かうようにフィードバック制御を実行する。こ
うした制御により熱交換器30内の温水は、目標設定温
度Tmに向かうように制御されて洗浄用ノズル40から
洗浄水が噴出される。
【0090】また、図13に示す漏電遮断装置240
は、洗浄用ヒータ29の漏電を防止する装置であり、接
続線L1,L2に流れる電流の不平衡状態を検出する交
流器241と、交流器241の出力によって漏電を検出
する漏電制御部204と、遮断回路250とを備えてい
る。遮断回路250は、トランジスタ251、リレー回
路252を備えている。リレー回路252は、遮断用コ
イル252aと、遮断用コイル252aの励磁により開
放されるリレー接点252b,252cから構成されて
いる。
は、洗浄用ヒータ29の漏電を防止する装置であり、接
続線L1,L2に流れる電流の不平衡状態を検出する交
流器241と、交流器241の出力によって漏電を検出
する漏電制御部204と、遮断回路250とを備えてい
る。遮断回路250は、トランジスタ251、リレー回
路252を備えている。リレー回路252は、遮断用コ
イル252aと、遮断用コイル252aの励磁により開
放されるリレー接点252b,252cから構成されて
いる。
【0091】こうした漏電遮断装置240の構成によ
り、接続線L1,L2に不平衡電流が流れたときには、
交流器241を介して漏電制御部204が漏電状態を検
出し、トランジスタ251に駆動信号を出力して、遮断
用コイル252aを励磁する。これにより、リレー接点
252b,252cが同時に開放されて、洗浄用ヒータ
29への通電を遮断して漏電を防止する。なお、漏電遮
断装置240が遮断動作を行なっても、電源回路部21
0の接続点はリレー接点252b,252cに対して、
商用電源V側にあるから、電子制御部201への通電が
停止されることがない。したがって、電子制御部201
は、漏電遮断動作後においても通電されて動作が保障さ
れるから、漏電時の温水/ノズル制御装置14の動作状
態を記憶する処理を実行することができる。
り、接続線L1,L2に不平衡電流が流れたときには、
交流器241を介して漏電制御部204が漏電状態を検
出し、トランジスタ251に駆動信号を出力して、遮断
用コイル252aを励磁する。これにより、リレー接点
252b,252cが同時に開放されて、洗浄用ヒータ
29への通電を遮断して漏電を防止する。なお、漏電遮
断装置240が遮断動作を行なっても、電源回路部21
0の接続点はリレー接点252b,252cに対して、
商用電源V側にあるから、電子制御部201への通電が
停止されることがない。したがって、電子制御部201
は、漏電遮断動作後においても通電されて動作が保障さ
れるから、漏電時の温水/ノズル制御装置14の動作状
態を記憶する処理を実行することができる。
【0092】電子制御部201は、漏電制御部204か
ら漏電検出信号が入力されたときにその旨の信号をバッ
クアップRAM(図示省略)に記憶する。なお、このと
き、他のデータ、例えば、着座の有無、吐水状態やフロ
ートスイッチ31等の情報を記憶する。これらの情報
は、漏電がいかなる状態で生じたかについての有力なデ
ータとなり、修理の際の故障箇所の発見に役立てること
ができる。
ら漏電検出信号が入力されたときにその旨の信号をバッ
クアップRAM(図示省略)に記憶する。なお、このと
き、他のデータ、例えば、着座の有無、吐水状態やフロ
ートスイッチ31等の情報を記憶する。これらの情報
は、漏電がいかなる状態で生じたかについての有力なデ
ータとなり、修理の際の故障箇所の発見に役立てること
ができる。
【0093】すなわち、着座センサ15aからの着座検
出信号に基づいて、洗浄用ヒータ29の加熱中に漏電が
生じたか否かを知ることができる。洗浄用ヒータ29
は、吐水中の方が頻繁に通電されている。待機中に生じ
たものか、吐水中に生じた漏電であるかを判定すること
により、洗浄用ヒータ29が通電時に生じたものか、あ
るいは他の原因により生じたかを判定することができ、
洗浄用ヒータ29の信頼性の向上に役立てることができ
る。また、漏電のような重大な故障が発生したことがバ
ックアップRAM207に記憶された場合に、次に電源
投入された際、この内容を判断し、少なくとも漏電故障
は、機能させないようにすることも可能である。
出信号に基づいて、洗浄用ヒータ29の加熱中に漏電が
生じたか否かを知ることができる。洗浄用ヒータ29
は、吐水中の方が頻繁に通電されている。待機中に生じ
たものか、吐水中に生じた漏電であるかを判定すること
により、洗浄用ヒータ29が通電時に生じたものか、あ
るいは他の原因により生じたかを判定することができ、
洗浄用ヒータ29の信頼性の向上に役立てることができ
る。また、漏電のような重大な故障が発生したことがバ
ックアップRAM207に記憶された場合に、次に電源
投入された際、この内容を判断し、少なくとも漏電故障
は、機能させないようにすることも可能である。
【図1】本発明の一実施例に係る衛生洗浄装置を搭載し
た洋式便器を示す外観図。
た洋式便器を示す外観図。
【図2】衛生洗浄装置の温水/ノズル制御装置を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図3】電子制御装置及びその入出力装置を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図4】着座センサの異常判定処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図5】温度センサの異常判定処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】衛生洗浄装置に搭載される脱臭剤ユニットを示
す斜視図。
す斜視図。
【図7】脱臭剤のメンティナンス処理を示すフローチャ
ート。
ート。
【図8】他のメンティナンス処理を示すフローチャー
ト。
ト。
【図9】タクトスイッチを示す断面図。
【図10】スイッチ設定処理を示すフローチャート。
【図11】タイマ予約処理の停電時復帰処理を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図12】リモコンの識別コード設定処理を示すフロー
チャート。
チャート。
【図13】衛生洗浄装置の主要な回路を示す回路図。
【図14】ヒータ温度制御処理を示すフローチャート。
5…便器本体 5a…ボール面 10…衛生洗浄装置 11…ケーシング本体 12…ノズル装置 13…操作部 13A…操作ボタン 13B…表示ランプ 13a…お尻洗浄ボタン 13b…ビデ洗浄ボタン 13c…停止ボタン 13d…乾燥ボタン 13e…マッサージ設定ボタン 13f…ムーブ設定ボタン 13g…吐水温設定ボタン 13h…水量調節ボタン 13i…ノズル位置調節ボタン 13k…確定ボタン 13m…ボタン 14…温水/ノズル制御装置 15…便座 15a…着座センサ 20…分岐金具 21…連結管 22…給水アダプタ 23…減圧弁 24…電磁弁 25…安全弁 26…バルブユニット 28a…温水用サーミスタ 29…洗浄用ヒータ 30…熱交換器 31…フロートスイッチ 32…熱交換器ユニット 33…逆止弁 34…流調モータ 35…流調弁 36…流調ユニット 37…開閉弁ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 40…洗浄用ノズル 41…駆動装置 53…便座用ヒータ 100…電子制御装置 102…CPU 104…ROM 106…RAM 107…バックアップRAM 108…入力処理回路 109…出力処理回路 150…脱臭剤ユニット 151…収納凹所 152…脱臭剤 153…蓋体 154…リセットスイッチ 160…タクトスイッチ 160a…キートップ部 161…スイッチ機構 162…プリント基板 163…ケース 163a…開口 164…表示シート 164a…スイッチ操作部 165…表示ランプ 200…電子制御装置 201…電子制御部 204…漏電制御部 207…バックアップRAM 210…電源回路部 211…ヒータ駆動部 222…ヒータ駆動回路 222a…トランジスタ 223a…リレー接点 223b…リレーコイル 240…漏電遮断装置 241…交流器 250…遮断回路 251…トランジスタ 252…リレー回路 252a…遮断用コイル 252b,252c…リレー接点
Claims (11)
- 【請求項1】 洗浄水の供給や温風の吹き出し等の衛生
機能のうち少なくとも1つを実現する衛生装置であっ
て、 前記衛生機能を動作させるための信号を所定期間だけ出
力する信号出力手段と、 該信号出力手段から出力された信号を、前記衛生装置の
非通電時においても記憶を保持する不揮発性記憶部に読
み取り可能に記憶する記憶手段とを備えた衛生装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の衛生装置であって、 加熱ヒーターを有する便座を備え、 前記衛生機能は、前記便座を暖房する機能である衛生装
置。 - 【請求項3】 前記衛生機能は、洗浄水の噴出により局
部を洗浄する機能である請求項1記載の衛生装置。 - 【請求項4】 前記衛生機能は、前記衛生装置が設置さ
れた室内を暖房する機能である請求項1記載の衛生装
置。 - 【請求項5】 前記衛生機能は、前記衛生装置を設置し
た室内の臭気を解消する機能である請求項1記載の衛生
装置。 - 【請求項6】 請求項1記載の衛生装置であって、 操作により前記衛生機能が動作する態様を設定する設定
スイッチを備え、 前記信号出力手段は、前記設定スイッチの設定に基づい
て、前記動作態様を設定するための信号を所定期間だけ
出力する手段である衛生装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の衛生装置であって、 加熱ヒーターを有する便座を備え、 前記信号出力手段は、前記設定スイッチの設定に基づい
て、前記便座の加熱状態を設定するための信号を所定期
間だけ出力する手段である衛生装置。 - 【請求項8】 前記信号出力手段は、前記設定スイッチ
の設定に基づいて、前記供給される洗浄水の温かさを設
定するための信号を所定期間だけ出力する手段である請
求項6記載の衛生装置。 - 【請求項9】 前記信号出力手段は、前記設定スイッチ
の設定に基づいて、前記供給される洗浄水の水勢の態様
を設定するための信号を所定期間だけ出力する手段であ
る請求項6記載の衛生装置。 - 【請求項10】 前記信号出力手段は、前記設定スイッ
チの設定に基づいて、前記洗浄水が吐出される位置の態
様を設定するための信号を所定期間だけ出力する手段で
ある請求項6記載の衛生装置。 - 【請求項11】 請求項6記載の衛生装置であって、 内蔵された時計と、 該時計の時間を参照して、前記衛生装置が設置された室
内の暖房を所望の時期に運転する計画運転手段とを備
え、 前記信号出力手段は、前記設定スイッチの設定に基づい
て、前記衛生装置が設置された室内を暖房する時期を設
定するための信号を所定期間だけ出力する手段である衛
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10158588A JPH10292461A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6188863A JPH0827870A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛生装置 |
JP10158588A JPH10292461A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10370355A JPH11247266A (ja) | 1994-07-18 | 1998-12-25 | 衛生装置 |
JP10370332A JP3085297B2 (ja) | 1994-07-18 | 1998-12-25 | 衛生装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6188863A Division JPH0827870A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10292461A true JPH10292461A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=52446464
Family Applications (13)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6188863A Pending JPH0827870A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛生装置 |
JP10158594A Pending JPH116190A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158596A Pending JPH10340646A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158591A Pending JPH10331232A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 消臭装置およびこの消臭装置を備えた衛生洗浄装置 |
JP10158595A Pending JPH116191A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158588A Pending JPH10292461A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158593A Pending JPH116189A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158597A Pending JPH116192A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158589A Pending JPH10292462A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158590A Pending JPH10292463A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158592A Pending JPH1121975A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10370355A Pending JPH11247266A (ja) | 1994-07-18 | 1998-12-25 | 衛生装置 |
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JP10158594A Pending JPH116190A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158596A Pending JPH10340646A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 衛生装置 |
JP10158591A Pending JPH10331232A (ja) | 1994-07-18 | 1998-05-22 | 消臭装置およびこの消臭装置を備えた衛生洗浄装置 |
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JP (13) | JPH0827870A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006045907A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 温水洗浄便座装置 |
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JP4096812B2 (ja) * | 2003-05-27 | 2008-06-04 | 株式会社豊田自動織機 | 着座センサシステム、およびその異常検出方法、並びに着座センサシステムを備える産業車両 |
JP4928902B2 (ja) * | 2006-06-22 | 2012-05-09 | パナソニック株式会社 | 洋風便器装置 |
JP4965391B2 (ja) * | 2007-08-28 | 2012-07-04 | パナソニック株式会社 | マッサージ椅子 |
JP5170438B2 (ja) * | 2008-11-27 | 2013-03-27 | 株式会社ユーシン | スイッチ制御装置 |
KR101057447B1 (ko) | 2009-10-09 | 2011-08-17 | 대림비앤코주식회사 | 비데 노즐 세척액 분사장치 및 비데 노즐 어셈블리 |
KR101162288B1 (ko) * | 2010-05-19 | 2012-07-04 | 대림비앤코주식회사 | 개폐볼을 이용한 역류 방지 소변기 |
KR101972928B1 (ko) * | 2017-10-31 | 2019-04-26 | 주식회사 아이젠 | 살균기능이 구비된 비데의 제어방법 |
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KR20220169801A (ko) * | 2021-06-21 | 2022-12-28 | 코웨이 주식회사 | 비데 및 이를 제어하는 방법 |
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1998
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