JPH08232324A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JPH08232324A
JPH08232324A JP6678295A JP6678295A JPH08232324A JP H08232324 A JPH08232324 A JP H08232324A JP 6678295 A JP6678295 A JP 6678295A JP 6678295 A JP6678295 A JP 6678295A JP H08232324 A JPH08232324 A JP H08232324A
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JP
Japan
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water discharge
nozzle
user
discharge position
seating
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JP6678295A
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Toshio Kurisaki
登志夫 栗崎
Akihiro Murata
明郭 村田
Yasushi Inma
康 因間
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄用ノズルから同一の使用者が繰り返して
局部を洗浄しても、ノズル位置の再度の調節が不要であ
る衛生洗浄装置を提供する。 【構成】 洋式便器に搭載される衛生洗浄装置は、洗浄
用ノズルのノズル位置が調節可能である。洗浄用ノズル
のノズル位置は、操作ボタンのノズル位置調節ボタンに
より変更可能であるが、使用者が同一である間は、その
ノズル位置は同一である。すなわち、ステップS130
にて着座センサ15aからの検出信号に基づいて、着座
状態が継続している間は、ノズルの制御値Pkとして、
ノズル位置調節ボタンで設定されている設定値Pnが設
定され(ステップS134)、一方、使用者が変わった
場合には、初期値P0が設定される(ステップS13
6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄用ノズルの吐水位
置を調節可能な衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衛生洗浄装置として、モ
ータの駆動により進退する洗浄用ノズルを備え、洗浄時
に洗浄用ノズルを吐水位置まで移動して噴出口から温水
を噴出させてお尻洗浄やビデ洗浄等を行なう装置が知ら
れている。この衛生洗浄装置において、洗浄用ノズルの
吐水位置を使用者の好みに合わせるために、操作ボタン
の操作により、吐水位置を調整できるノズル位置調節装
置を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このノズル位
置調節装置では、用便時に洗浄した直後に、2度、3度
と繰り返して洗浄するために操作ボタンを押すと、吐水
位置が通常の使用位置に戻ってしまう。このため、折角
合わせた吐水位置を再度合わせる必要があり、使い勝手
のよいものでなかった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、洗浄用ノズルの吐水位置を特定の位置に
調節した状態にて、同一の使用者が繰り返して局部を洗
浄しても、吐水位置の再度の調節を行なう必要がない衛
生洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1の発明は、洗浄水を吐水する吐水位
置を調節可能な洗浄用ノズルを備えた衛生洗浄装置にお
いて、吐水指令を出力する吐水指示操作手段と、洗浄用
ノズルの吐水位置を設定する吐水位置調節手段と、洗浄
用ノズルにより洗浄する使用者が同一人であるか否かを
検出する使用者検出手段と、使用者検出手段の検出結果
に基づいて、同一人が使用していると判定しているとき
には、吐水位置調節手段で設定された吐水位置を記憶し
ている吐水位置記憶手段と、吐水指示操作手段から出力
される吐水指示により、上記吐水位置記憶手段に記憶さ
れている吐水位置に洗浄用ノズルを調節して洗浄水の吐
水指令を実行する洗浄指令手段と、を備えたことを特徴
とする。
【0006】請求項2の使用者検出手段は、便座への着
座状態を検出する着座検出部と、着座検出部の検出結果
により着座状態が継続しているときに同一の使用者と判
定する着座判定部と、を備えたものである。
【0007】請求項3の使用者検出手段は、便座へ着座
したときに着座信号を出力する着座信号出力部と、着座
信号出力部より着座信号が出力された後であって所定時
間内に着座信号が出力されている場合に、同一の使用者
と判定する着座信号判定部と、を備えたものである。
【0008】請求項4は、上記吐水位置記憶手段とし
て、使用者検出手段の判定結果により、同一の使用者で
ないと判定されたときには、吐水位置記憶手段に記憶さ
れている吐水位置を所定の初期値にセットするように構
成したものである。
【0009】請求項5は、吐水位置記憶手段に記憶され
ている吐水位置を表示する吐水位置表示手段を備えたも
のである。
【0010】
【作用】請求項1では、吐水指示操作手段により吐水指
令を出力すると、洗浄指令手段は、吐水位置記憶手段に
記憶されている吐水位置に洗浄用ノズルを調節して洗浄
水を吐水する。吐水位置記憶手段に記憶されている吐水
位置は、吐水位置調節手段の出力及び使用者検出手段の
判定結果により設定される。すなわち、吐水位置記憶手
段の吐水位置は、吐水位置調節手段の出力により変更さ
れると共に、使用者検出手段の判定結果により同一人が
使用していると判定しているときには変更されない。
【0011】請求項2は、使用者検出手段を着座検出部
と着座判定部とにより構成したものであり、着座検出部
が便座への着座状態を検出したときに、その検出結果を
着座判定部に出力し、着座判定部は、着座状態が継続し
ていると判定したときには、同一の使用者と判定する。
【0012】請求項3の使用者検出手段は、着座信号が
出力した後であって、さらに所定時間内に着座信号が出
力されている場合に、同一の使用者と判定することによ
り、使用者が便座で座り直すなどの僅かに離座したとき
に吐水位置が変更されない。
【0013】請求項4では、使用者検出手段の判定結果
により同一の使用者でないと判定されたときには、洗浄
用ノズルの吐水位置が所定の初期値に設定される。した
がって、特定の使用者により吐水位置が大きく変更され
たときにも、不特定人に対応する所定の初期に戻され
る。
【0014】請求項5では、洗浄開始前に吐水位置表示
手段に吐水位置が表示されるから、この表示内容に基づ
いて吐水位置を変更できる。
【0015】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0016】図1は衛生洗浄装置10を装着した洋式便
器を示す外観図、図2は衛生洗浄装置の温水/ノズル制
御装置を示すブロック図、図3はその電子制御装置及び
入出力部のブロック図である。これらの図において、衛
生洗浄装置10は、便器本体5に装着されるものであ
り、ケーシング本体11と、ケーシング本体11に装着
された洗浄水を局部に噴出するノズル装置12と、操作
ボタン13A(図3参照)及び表示装置13Bを有する
操作部13と、操作部13の操作ボタン13Aの操作に
基づいて上記温水吐水及びノズル位置を制御する温水/
ノズル制御装置14(図2参照)とを備えている。
【0017】外部水源は、便器本体5のボール面5aに
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
接続されると共に、図2に示すように、途中の分岐金具
20から、連結管21を介して、衛生洗浄装置10にも
配管接続され、これに給水している。
【0018】衛生洗浄装置10は、上流側から、給水ア
ダプタ22、減圧弁23、電磁弁24、安全弁25から
なるバルブユニット26と、供給された水を温水用サー
ミスタ28aにより温度検出しつつ洗浄水用ヒータ29
で適温まで加熱する熱交換器30及び吐水状態を検出す
るフロートスイッチ31とからなる熱交換器ユニット3
2と、逆止弁33、流調モータ34により駆動される流
調弁35を備えた流調ユニット36と、第1開閉弁37
a及び第2開閉弁37bを有する開閉弁ユニット37と
を備え、その先端には、ノズル装置12が接続されてい
る。ノズル装置12は、洗浄用ノズル40を軸方向に駆
動するための駆動装置41等から構成されている。
【0019】各ユニット等の大まかな動作を説明する。
便座15に使用者が座ると、着座センサ15a(図3参
照)からその旨の信号が出力され、その後、使用者が操
作部13を操作して、例えばお尻洗浄ボタン13aを押
すと、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40を一体
的に洗浄位置まで前進し、バルブユニット26の第1開
閉弁37aを開いて、洗浄水の噴出を開始する。そし
て、洗浄終了後、操作部13の停止ボタン13c(図
3)を押して洗浄の終了を指示すると、洗浄水用ヒータ
29への通電を終了すると共に、第1開閉弁37aを閉
じて洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動装置41を逆
転して洗浄用ノズル40を収納位置に退避する。なお、
ビデ洗浄ボタン13bを押すと、ビデ洗浄位置まで洗浄
用ノズル40が進出して第2開閉弁37bを開いて洗浄
水の噴出を開始し、停止ボタン13cの押し下げにより
洗浄を終了する。なお、上記便座15には、便座用ヒー
タ53が設けられ、便座面を適温に保持している。
【0020】こうした温水/ノズル制御装置14のうち
洗浄水用ヒータ29及び便座用ヒータ53等を制御する
回路は、図3に示すマイクロコンピュータを含む電子制
御装置100を中心に構成されている。
【0021】電子制御装置100は、図3に示すよう
に、予め設定された制御プログラムに従って洗浄水の温
度等を制御するための各種演算処理を実行するCPU1
02と、CPU102で各種演算処理を実行するのに必
要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたR
OM104と、同じくCPU102で各種演算処理を実
行するのに必要な各種データが一時的に読み書きされる
RAM106と、非通電状態でもデータを記憶している
バックアップRAM107と、各センサからの検出信号
やスイッチからの信号を入力してCPU102の処理可
能な信号に変換する入力処理回路108と、CPU10
2での演算結果に応じて電磁弁24等に信号を出力する
出力処理回路109等を備えている。なお、上記バック
アップRAM107は、内蔵電池によりバックアップさ
れるもの、フラッシュメモリなど電気的に書込・読み出
し可能なデバイスであり、電源遮断時にもそのデータが
消去されない各種の装置を適用できる。
【0022】図3に示す操作部13の操作ボタン13A
には、各種のスイッチが設けられている。すなわち、お
尻洗浄ボタン13a、ビデ洗浄ボタン13b、停止ボタ
ン13c、温風を吹き出すための乾燥ボタン13d、マ
ッサージ洗浄を設定するマッサージ設定ボタン13e、
ムーブ洗浄を行なわせるムーブ設定ボタン13f、吐水
温度の調節用の吐水温設定ボタン13g、水勢節用の水
勢調節ボタン13h、洗浄用ノズル40を前後方向へ移
動するノズル位置調節ボタン13iが設けられている。
【0023】また、便座15には、該便座15への着座
を検出する着座センサ15aが設けられている。着座セ
ンサ15aとしては、例えば、便座15の表面の便座用
ヒータ53について静電容量の変化を測定して着座の有
無を検出するセンサや、圧力センサを用いることができ
る。また、衛生洗浄装置10の設定状態は、LED等か
らなる表示装置13Bにより表示される。表示装置13
Bは、各種の作動状態、例えば、洗浄用ノズル40のノ
ズル位置等を表示する表示機能を備えている。
【0024】次に、上記電子制御装置100により実行
される洗浄処理及びノズル位置の設定処理について説明
する。図4は洗浄処理を示すフローチャート、図5はノ
ズル位置設定処理を示すフローチャート、図6はノズル
位置設定フラグFpを設定するフローチャートである。
図4の処理は、お尻洗浄ボタン13aを押すことにより
繰り返し実行される処理である。まず、ステップS11
0にて、洗浄用ノズル40のノズル位置Pを設定する処
理を実行する。この処理で設定される制御値Pkは、ノ
ズル位置調節ボタン13i及び、図5及び図6のルーチ
ンにより設定される処理であるが、その処理について
は、後述する。
【0025】続くステップS112にて、他のデータの
読み込み、つまり、吐水温設定ボタン13g、水勢調節
ボタン13h等の操作ボタン13Aで設定された吐水温
度、水勢などの各データを読み込む。次のステップS1
14では、駆動装置41を駆動して洗浄用ノズル40の
ノズル位置Pを、ステップS110で設定された制御値
Pkまで移動させ、さらにステップS116では、第1
開閉弁37aを開く。これにより、洗浄用ノズル40か
ら洗浄水が噴出されて局部洗浄が実行される。
【0026】続くステップS118では、停止ボタン1
3cが押されたか否かの判定が実行され、押されていな
いと判定された場合には、一旦、本処理を終了し、その
後、本処理を繰り返し実行する。一方、ステップS11
8にて停止ボタン13cが押されたと判定された場合に
は、ステップS120へ進み、第1開閉弁37aを閉じ
る等の洗浄停止処理を実行する。続くステップS122
では、洗浄用ノズル40を待避位置Prに移動して、本
処理を終了する。
【0027】次に、図5のノズル位置設定処理について
説明する。図5において、ステップS130にて、ノズ
ル位置設定フラグFpの判定が実行される。このノズル
位置設定フラグFpは、図6の処理で設定されるフラグ
で、ノズル位置の変更を要しないときに、1にセットさ
れ、ノズル位置の変更を必要とするときに0にセットさ
れるフラグである。このステップS130にてノズル位
置設定フラグFpが1である場合には、ステップS13
2へ進み、ノズル位置調節ボタン13iで設定されてい
る設定値PnをバックアップRAM107から読み込
む。続くステップS134では、この読み込んだ設定値
Pnを制御値Pkにセットする。一方、ステップS13
0にて、ノズル位置設定フラグFpが0である場合に
は、ステップS136へ移行して、デフォルト値である
初期値P0を制御値Pkにセットする。
【0028】したがって、ノズル位置設定フラグFpが
1であるときには、ノズル位置調節ボタン13iで設定
されている設定値Pnが制御値Pkにセットされ、一
方、ノズル位置設定フラグFpが0であるときには、所
定の初期値P0が制御値Pkにセットされ、各々の位置
にて、洗浄用ノズル40から洗浄水が噴出される。
【0029】図5のステップS130で判定されるノズ
ル位置設定フラグFpは、図6のフローチャートで設定
される。本処理は、所定時間毎に繰り返し実行される。
まず、ステップS152では、着座センサ15aからの
検出信号が読み込まれる。この検出信号が着座している
場合に出力されるオン信号である場合には、ステップS
154へ進み、ノズル位置設定フラグFpを1にセット
する。続くステップS156では、カウンタCpをリセ
ットする。このカウンタCpは、便座15に着座してい
ない時間を計測するカウンタである。一方、ステップS
152にて、着座センサ15aの検出信号がオン信号で
ない場合、つまり、離座していると判定された場合に
は、ステップS160へ進み、カウンタCpをインクリ
メントする。続くステップS162では、カウンタCp
が所定値Cp0(例えば1秒に相当する値)を越えたか
否かの判定、つまり、離座してから所定時間以上経過し
たか否かの判定が実行される。そして、ステップS16
2により所定時間を経過したと判定されたときに、ステ
ップS164へ移行して、ノズル位置設定フラグFpを
0にセットする。このような処理で設定されたノズル位
置設定フラグFpが図5のステップS130の処理で判
定される。
【0030】したがって、上述した処理によれば、ノズ
ル位置調節ボタン13iを操作して、お尻洗浄ボタン1
3aを押した後、再度、お尻洗浄ボタン13aを押した
ときに、図6の処理にて、ノズル位置設定フラグFpが
1に設定されている間、つまり同一の使用者が着座して
いると判定されている間には、図5の処理にて、使用者
が設定した設定値Pnが制御値Pkにセットされるか
ら、再度、お尻洗浄ボタン13aを押しても、洗浄用ノ
ズル40のノズル位置Pが初期値P0に戻されない。よ
って、ノズル位置調節ボタン13iで再度調整する必要
がなく、使用性に優れている。
【0031】しかも、図6に示す処理により、使用者が
便座15上で座り直したとき等に僅かに離座しても、所
定時間(1秒)以上離座していないときには同一人であ
ると判断してノズル位置Pを保持しているから、一層使
用性に優れている。
【0032】一方、その使用者が用便を終えた場合に
は、つまり、着座センサ15aから1秒以上離座したと
判定された場合には、ノズル位置Pは、初期値P0に戻
されるから、他の使用者の使用の際に、一般的な使用性
を損なうことがない。
【0033】また、洗浄用ノズル40のノズル位置P
は、洗浄開始前に表示装置13Bにより表示され、その
表示に基づいてノズル位置Pを適宜変更できるから、不
測の位置から洗浄水が吐出されるのを避けることができ
る。
【0034】図7は他の実施例に係るノズル位置設定処
理を示す。図7において、ステップS170にて、お尻
洗浄ボタン13aまたはビデ洗浄ボタン13bが押され
たと判定されたときには、ステップS172へ移行して
着座センサ15aの信号の判定を行なう。この判定によ
り着座センサ15aがオンしていると判定された場合、
つまり着座していると判定された場合には、バックアッ
プRAM107に記憶されているノズル位置はそのまま
保持し、一方、オフしていると判定された場合には、ス
テップS174へ進み、バックアップRAM107に記
憶されているノズル位置をリセットする。したがって、
着座しているときは、お尻洗浄ボタン13aまたはビデ
洗浄ボタン13bを押しても、ノズル位置は変わらな
い。
【0035】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能であり、例えば次のよ
うな変形も可能である。
【0036】(1) 上記実施例では、衛生洗浄装置1
0を使用している者が同一人であるか否かの判定を着座
センサ15aの検出信号に基づいて行なっているが、こ
れに限らず、他の手段であってもよい。例えば、便器や
洗浄水タンクあるいはトイレルームの壁等に、着座して
いる人を検出する光センサを設置して同一人か否かを検
出する手段や、ドアノブに指紋を識別する識別機能を設
け、この識別機能に基づいて同一人の使用か否かを識別
してもよい。
【0037】(2) 上記実施例では、洗浄用ノズルの
ノズル位置Pは、衛生洗浄装置10自体に装着した操作
ボタン13Aのノズル位置調節ボタン13iの操作によ
り設定したが、これに限らず、衛生洗浄機能を操作する
リモコンであって、操作ボタン13Aと同じ機能を搭載
したものを用いると共に、そのリモコンの操作により設
定してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1によれば、同一の使用者が衛生洗浄装置を使用して
いるときには、洗浄用ノズルの吐水位置が変更されない
から、再度、吐水位置を設定し直す必要がなく、使用性
に優れている。
【0039】また、請求項2及び請求項3によれば、衛
生洗浄装置の使用者が同一であるか否かを判定する使用
者検出手段を好適な態様で実現することができる。
【0040】請求項4によれば、使用者検出手段の判定
結果により同一の使用者でないと判定されたときには、
洗浄用ノズルの吐水位置が所定の初期値に設定されるか
ら、特定の使用者により吐水位置が大きく変更されたと
きにも、不特定人に対応することができる
【0041】請求項5によれば、洗浄開始前に吐水位置
表示手段に吐水位置が表示され、その表示内容に基づい
て、吐水位置を変更することができ、不測の吐水位置で
洗浄水が吐出されるのを避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る衛生洗浄装置を搭載し
た洋式便器を示す外観図。
【図2】衛生洗浄装置の温水/ノズル制御装置を示すブ
ロック図。
【図3】電子制御装置及びその入出力装置を示すブロッ
ク図。
【図4】衛生洗浄処理を示すフローチャート。
【図5】ノズル位置設定処理を示すフローチャート。
【図6】着座判定処理を示すフローチャート。
【図7】他の実施例に係るノズル位置設定処理を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
5…便器本体 5a…ボール面 10…衛生洗浄装置 11…ケーシング本体 12…ノズル装置 13…操作部 13A…操作ボタン 13B…表示装置 13a…お尻洗浄ボタン 13b…ビデ洗浄ボタン 13c…停止ボタン 13d…乾燥ボタン 13e…マッサージ設定ボタン 13f…ムーブ設定ボタン 13g…吐水温設定ボタン 13h…水勢調節ボタン 13i…ノズル位置調節ボタン 14…温水/ノズル制御装置 15…便座 15a…着座センサ 20…分岐金具 21…連結管 22…給水アダプタ 23…減圧弁 24…電磁弁 25…安全弁 26…バルブユニット 28a…温水用サーミスタ 29…洗浄水用ヒータ 30…熱交換器 31…フロートスイッチ 32…熱交換器ユニット 33…逆止弁 34…流調モータ 35…流調弁 36…流調ユニット 37…開閉弁ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 40…洗浄用ノズル 41…駆動装置 53…便座用ヒータ 100…電子制御装置 102…CPU 104…ROM 106…RAM 107…バックアップRAM 108…入力処理回路 109…出力処理回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を吐水する吐水位置を調節可能な
    洗浄用ノズルを備えた衛生洗浄装置において、 吐水指令を出力する吐水指示操作手段と、 洗浄用ノズルの吐水位置を設定する吐水位置調節手段
    と、 洗浄用ノズルにより洗浄する使用者が同一人であるか否
    かを検出する使用者検出手段と、 使用者検出手段の検出結果に基づいて、同一人が使用し
    ていると判定しているときには、吐水位置調節手段で設
    定された吐水位置を記憶している吐水位置記憶手段と、 吐水指示操作手段から出力される吐水指示により、上記
    吐水位置記憶手段に記憶されている吐水位置に洗浄用ノ
    ズルを調節して洗浄水の吐水指令を実行する洗浄指令手
    段と、 を備えたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記使用者検出手段は、便座への着座状
    態を検出する着座検出部と、着座検出部の検出結果によ
    り着座状態が継続しているときに同一の使用者と判定す
    る着座判定部と、を備えた請求項1に記載の衛生洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 上記使用者検出手段は、便座へ着座した
    ときに着座信号を出力する着座信号出力部と、着座信号
    出力部より着座信号が出力された後であって所定時間内
    に着座信号が出力されている場合に、同一の使用者と判
    定する着座信号判定部と、を備えた請求項1に記載の衛
    生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 上記吐水位置記憶手段は、使用者検出手
    段の判定結果により、同一の使用者でないと判定された
    ときには、吐水位置記憶手段に記憶されている吐水位置
    を所定の初期値にセットするように構成した請求項1な
    いし請求項3のいずれかに記載の衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 吐水位置記憶手段に記憶されている吐水
    位置を表示する吐水位置表示手段を備えた請求項4に記
    載の衛生洗浄装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014507574A (ja) * 2010-10-19 2014-03-27 プレザノ アクチェンゲゼルシャフト 衛生装置用の技術ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014507574A (ja) * 2010-10-19 2014-03-27 プレザノ アクチェンゲゼルシャフト 衛生装置用の技術ユニット

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