JP3366039B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレ室内の暖房装置
と使用電力の大きい瞬間式の洗浄水加熱手段をもつ衛生
洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の衛生洗浄装置には図5に示
すようなものがあった(例えば特開昭57−245号公
報)。図5は、この従来の衛生洗浄装置の上方から見た
一部切欠平面図であるが、可倒式の便座1の後方に衛生
洗浄装置の本体1aがあり、この本体内1aには洗浄水
調節弁2、瞬間式の加温装置2aが設けられている。洗
浄水は洗浄水供給路3を経て、洗浄水調節弁2で流量を
調節され、加温装置2aで洗浄水は使用者の選択した温
度に加熱され、噴出部3aから噴出される。加温装置2
aへはコンセント4から電源コード4aを経て給電され
る。
【0003】使用者が便座1に着座し用便後洗浄を指定
すると洗浄水調節弁が開成され、指定された流量の洗浄
水が、加温装置2aで指定された温度に調節され人体局
部に噴出部3aから噴出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な洗浄中に使用者の好みによって洗浄水温度を変化する
ことができる瞬間式の加温装置を有した衛生洗浄装置に
おいては、加温装置2aの使用電力が大きく、電圧上昇
時に家庭用コンセントの許容値(1500W)を上回ら
ないようにするには定格1200W程度が限度であり、
前記衛生洗浄装置とトイレ室内暖房(使用電力約500
w)を合わせて設けることはできなかった。本発明は上
記課題を解決するものであり、使用電力の大きい瞬間式
の洗浄水加熱手段を設けた場合でも一般家庭のコンセン
トでトイレ室内暖房を行うことができるとともに、瞬間
式洗浄水加熱手段の確実な動作を確保できる衛生洗浄装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の衛生洗浄装置は、給水源に連通する瞬間式洗浄
水加熱手段と、洗浄水を噴出する噴出部と、前記噴出部
における洗浄開始および停止の信号を出力する洗浄指示
手段と、トイレ室内の暖房装置と、前記暖房装置の作動
および停止の信号を出力する暖房指示手段を有し、前記
洗浄指示手段からの洗浄開始信号を受信した場合に前記
暖房装置が作動状態であれば、前記暖房装置を停止
前記瞬間式洗浄水加熱手段を作動するように切換える制
御回路を設けたものである。
【0006】また本発明の衛生洗浄装置は、給水源に連
通する瞬間式洗浄水加熱手段と、洗浄水を噴出する噴出
部と、前記噴出部における洗浄開始および停止の信号を
出力する洗浄指示手段と、トイレ室内の暖房装置と、前
記暖房装置の作動および停止の信号を出力する暖房指示
手段を有し、前記暖房指示手段からの信号を受け前記暖
房装置が作動しているときに、前記洗浄指示手段からの
洗浄開始信号を受信した場合、前記暖房装置の使用電力
を予め設定された値まで低下させた後、前記瞬間式洗浄
水加熱手段を作動させる制御回路を設けたものである。
【0007】また制御回路は洗浄中に前記暖房指示手段
からの停止信号がない状態で前記洗浄指示手段から洗浄
停止信号を受けた時、前記瞬間式洗浄水加熱手段を停止
した後、再度前記暖房装置を作動するものである。
【0008】また制御回路は洗浄中に前記暖房指示手段
からの停止信号がない状態で前記洗浄指示手段から洗浄
停止信号を受けた時、前記瞬間式洗浄水加熱手段を停止
した後、再度前記暖房装置の使用電力を上昇させるもの
である。
【0009】さらに本発明の衛生洗浄装置は、給水源に
連通する瞬間式洗浄水加熱手段と、前記洗浄水加熱手段
における使用電力を検知する使用電力検知手段と、洗浄
水を噴出する噴出部と、前記噴出部における洗浄開始お
よび停止の信号を出す洗浄指示手段と、トイレ室内の暖
房装置と、前記瞬間式洗浄水加熱手段および前記暖房装
置における使用電力を検知する使用電力検知手段と、前
記暖房装置の作動および停止の信号を出す暖房指示手段
を有し、前記暖房指示手段からの信号を受け前記暖房装
置が作動しているときに、前記洗浄指示手段からの洗浄
開始信号を受信した場合、前記使用電力検知手段で検知
される前記暖房装置の使用電力と前記瞬間式洗浄水加熱
手段の使用電力の和が所定の値以下となるように、前記
瞬間式洗浄水加熱手段の使用電力を優先して、前記暖房
装置と前記瞬間式洗浄水加熱手段を制御する制御回路を
設けたものである。
【0010】
【作用】上記構成により本発明の衛生洗浄装置は、暖房
指示手段からの信号を受け暖房装置が作動している時に
洗浄指示手段からの洗浄開始信号を受信した場合、ま
ず、暖房装置を停止した後、瞬間式洗浄水加熱手段の作
動を行うため、暖房装置の電力と洗浄水加熱手段の電力
が同時に消費されることがないため、家庭用のコンセン
トの許容電力内で暖房と洗浄の双方が行える。さらに、
瞬間式洗浄水加熱手段が動作するときには、確実に暖房
装置が停止しているため、使用時に適温の洗浄水が確実
に得ることができ、手動で使用時に暖房装置を切るとい
った使い勝手の悪さを改善することができる。
【0011】また本発明の衛生洗浄装置は、洗浄中に暖
房指示手段からの停止信号がなく洗浄指示手段から洗浄
停止信号を受信した場合、瞬間式洗浄水加熱手段の電力
を停止した後、暖房装置の作動を行う必要があるため、
洗浄の停止後暖房が自動復帰でき、家庭用のコンセント
の許容電力内で暖房と洗浄の双方が行える。一般に暖房
装置は、一定温度を保持するため、その暖房機能(ヒー
タ)をON、OFFさせて動作している。洗浄水使用時
に、暖房装置そのものは動作状態であっても、たまたま
OFF期間で瞬間式洗浄手段が動作し、暖房装置がOF
F状態のままになるといった不都合が生ずる。本発明
は、この場合であっても暖房装置が自動復帰できるもの
である。
【0012】さらに本発明の衛生洗浄装置は、暖房指示
手段からの信号を受け暖房装置が作動している時に洗浄
指示手段からの洗浄開始信号を受信した場合、まず暖房
装置の使用電力を所定の値に低下させた後、瞬間式洗浄
水加熱手段の作動を行うため、洗浄中に暖房が行えると
ともに暖房装置の電力と瞬間式洗浄水加熱手段の電力が
同時に消費されても家庭用のコンセントの許容電力内で
使用可能である。つまり、暖房指示手段からの信号を受
け暖房装置が作動している時に洗浄指示手段からの洗浄
開始信号を受信した場合、まず暖房装置の使用電力を所
定の値に低下させた後、洗浄水加熱手段の作動を行う制
御回路を設けたので、暖房装置の電力と洗浄水加熱手段
の電力が同時に消費されても家庭用のコンセントの許容
電力内で使用可能である。また洗浄中に低出力ではある
が暖房装置が使用可能なため暖房機能の向上が図れ、ま
た人体局部の暖房にも利用できる。
【0013】加えて本発明の衛生洗浄装置は、暖房指示
手段からの信号を受け暖房装置が作動している時に洗浄
指示手段からの洗浄開始信号を受信した場合、使用電力
検知手段で検知される暖房装置の使用電力と洗浄水加熱
手段の使用電力の和が所定の値以下となるように制御し
ているため、洗浄中に暖房が行えるとともに暖房装置の
電力と瞬間式洗浄水加熱手段の電力が同時に消費されて
も家庭用のコンセントの許容電力内で暖房能力を最大限
使用することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1は本発明の第一の実施例を示す衛生洗
浄装置の系統図である。同図において、5は洗浄水供給
路6に設けた止水弁、7は止水弁5の下流側に設けられ
た洗浄水量調節手段である洗浄水量調節弁であり、8は
セラミックヒ−タ9と管体10からなる洗浄水加熱手段
であり、洗浄水を貯湯する事なく加熱するように構成さ
れている。洗浄水加熱手段8の下流側には洗浄水の温度
を検出する温度センサ11と流量センサ12を設け、使
用者の設定した洗浄水温度および洗浄水流量の確認を行
う。流量センサ12の下流側にノズル切換弁13があ
り、ノズル切換弁13によって制御された洗浄水は噴出
部14を構成するノズル体15あるいは15aから噴出
される。上記で述べた水回路において、止水弁5、洗浄
水量調節手段7、洗浄水加熱手段8、ノズル切換弁13
は水回路駆動回路16によって駆動される。水回路駆動
回路16は制御回路17につながっている。
【0016】制御回路17内に洗浄水加熱手段8の使用
電力を検知する使用電力検知手段として設けた使用電力
検知部18があり、洗浄水加熱手段8における使用電力
量の上昇を検知し、制御回路17によって洗浄水加熱手
段8への通電を制限することができる。
【0017】トイレ室内暖房装置19は電気ヒ−タ20
とファン21と室温センサ22から構成されており、制
御回路17によって使用電力を制御され作動している。
【0018】23は洗浄指示手段である洗浄指示部、2
4は暖房指示手段である暖房指示部であり、それぞれ使
用者の選択した洗浄条件および暖房条件の信号を制御回
路17に出力する。制御回路17は洗浄指示部23から
の信号に応じて洗浄開始、洗浄条件(洗浄水温度、洗浄
水流量)の変化、洗浄停止の信号を水回路駆動回路16
に出力し、暖房指示部24からの信号に応じて暖房装置
の駆動、調節、停止を行う。
【0019】なお洗浄状態が使用者の選択により停止さ
れたときには、制御回路17は洗浄加熱手段への電力停
止信号を水回路駆動手段16に出力した後、暖房装置1
9を洗浄開始以前の使用電力に回復する。
【0020】上記構成における動作、作用を説明する。
使用者が用便後洗浄開始を洗浄指示部23で選択する
と、洗浄指示部23は洗浄開始信号を制御回路17に出
力し、制御回路17は水回路駆動回路16へ洗浄開始信
号を出力する。水回路駆動回路16は止水弁5を開成す
るとともに指定された洗浄水の温度および流量に応じて
洗浄水調節弁7、洗浄水加熱手段8を作動し、ノズル切
換弁を指定された洗浄ノズル15あるいは15a側に切
換え、洗浄水を人体局部へと噴出する。洗浄中、制御回
路17は温度センサ11と流量センサ12それぞれから
検知した洗浄水温度および洗浄水流量を使用者の選択し
た洗浄条件と比較し、違いが見られた場合に水回路駆動
回路16に洗浄水加熱手段8の使用電力や洗浄水調節弁
3に補正信号を送信し、補正を行っている。また流量セ
ンサ12は、断水、止水弁5の故障などによって起こる
洗浄水加熱手段8の空焚きを防止するための検知手段と
しても利用されている。
【0021】一方、使用者が暖房指示部24のスイッチ
操作あるいはタイマー設定によって暖房開始および暖房
温度の調節を行うと、即時あるいはタイムアップ後、暖
房開始および暖房調節信号が制御回路17に送信され
る。暖房開始および暖房調節信号を受信した制御回路1
7は、室温センサ22によって検知された室温を受け、
必要な電力を電気ヒータ20およびファン21に出力す
る。暖房中、制御回路17は室温センサ22から検知し
た室温を使用者が選択した暖房条件と比較し、暖房装置
19の使用電力を制御している。
【0022】図2は、この第一の実施例における洗浄水
加熱手段8と暖房装置19の動作説明図であり、制御回
路17が上記動作において説明した洗浄水加熱手段8と
暖房装置19が同時に作動させないことを示したもので
ある。使用者が洗浄指示手段23によって洗浄開始を選
択すると、洗浄開始信号が制御回路17に出力される。
洗浄開始信号を入力された制御回路17は暖房装置19
が作動中か否かを確認する。暖房装置19が停止してい
る場合、制御回路17は暖房装置への処理を行わず水回
路駆動回路16へ洗浄開始信号を出力し、洗浄水加熱手
段8が作動し洗浄が開始される。暖房装置19が作動状
態にある場合、制御回路17で暖房装置19が停止され
た後に水回路駆動回路16へ洗浄開始信号を出力し、洗
浄水加熱手段8が作動し洗浄が開始されるため、使用電
力の大きい瞬間式の洗浄水加熱手段8と暖房装置19が
同時に作動しない。
【0023】また制御回路17は、洗浄中に暖房指示部
24からの暖房停止あるいは暖房条件の変化信号を受信
がない場合には、暖房装置19の使用電力を洗浄開始以
前の状態に自動復帰する。
【0024】洗浄水の供給は使用実態からいって、20
秒位が平均的であり長くても一分間を越えることはな
い。一方、トイレ室内の暖房は暖房指示部24のスイッ
チ操作あるいはタイマー設定により長時間に亘って行う
ことが通例であり、洗浄中に一時的に暖房装置19を止
めても、トイレ室内の室温低下は微少であり、差し支え
ない。
【0025】以上のようにこの第一の実施例の衛生洗浄
装置は、使用電力の大きい洗浄水加熱手段8と、トイレ
の室内暖房装置19を同時に作動させない制御回路17
を設けたので、使用者は洗浄中に洗浄水の温度を変化さ
せることが可能であり、かつトイレ室内の工事や新たな
場所を占有する事なくトイレ室内の暖房を利用できる。
また洗浄後に暖房装置19を洗浄以前の状態に自動的に
復帰するので、使用者は再度暖房指示部24から暖房開
始あるいは暖房条件の変化を入力する必要がない。本発
明における第二の実施例を説明する。本実施例における
衛生洗浄装置は、図1と同様の系統図ではあるが制御回
路17の構成が異なり、洗浄水加熱手段8が電力を消費
しているときでも暖房装置19を所定の電力以下で使用
可能となった。
【0026】図3はこの第二の実施例における洗浄水加
熱手段8と暖房装置19の使用電力の相関図であり、図
3に基づき動作、作用について説明する。使用者が洗浄
指示手段23によって洗浄開始および洗浄条件を選択す
ると、それに応じた信号が制御回路17に出力される。
暖房装置19が作動状態にあるとき、制御回路17はま
ず所定の値以下へ暖房装置19の使用電力を低下させ
る。その後洗浄加熱手段8に洗浄条件に見合う電力を供
給し、洗浄を開始する。洗浄中に暖房指示手段からの信
号がなかった場合、制御回路17は洗浄水加熱手段8を
停止させた後、暖房装置19の使用電力を洗浄開始以前
の状態に回復させる。洗浄中に暖房指示手段24からの
信号があった場合、制御回路17は洗浄水加熱手段8を
停止させた後、暖房装置19の使用電力を変更された状
態に回復させる。
【0027】以上のようにこの第二の実施例の衛生洗浄
装置は、トイレの室内暖房装置19の使用電力を低出力
にした後、使用電力の大きい洗浄水加熱手段8を作動さ
せる制御回路17を設けたので、使用者は洗浄中に洗浄
水の温度を変化させることが可能であり、かつトイレ室
内の工事や新たな場所を占有する事なくトイレ室内の暖
房を利用できる。洗浄中に低出力ではあるが暖房装置1
9が使用可能なため暖房機能の向上が図れ、また人体局
部の暖房にも利用できる。
【0028】本発明における第三の実施例を説明する。
本実施例における衛生洗浄装置は、図1と同様の系統図
ではあるが制御回路17の構成が異なっており、使用電
力検知部18で検知される暖房装置19の使用電力と洗
浄水加熱手段8の使用電力の和が所定の値以下となるよ
うに制御される。
【0029】図4はこの第三の実施例における洗浄水加
熱手段8と暖房装置19の使用電力の相関図であり、図
4に基づき動作、作用について説明する。使用者が洗浄
指示手段23によって洗浄開始および洗浄条件を選択す
ると、それに応じた信号が制御回路17に出力される。
洗浄開始および洗浄条件の信号を入力した制御回路17
は、暖房装置19が作動状態であるか停止状態であるか
を確認し、停止状態であれば他の処理をせず洗浄開始お
よび洗浄条件の信号を水回路駆動回路に出力する。暖房
装置19が作動状態にあるとき、制御回路17は使用電
力検知部18で検知される使用電力量が所定の値となる
ように、洗浄水加熱手段8の使用電力を徐々に上げ暖房
装置19の電力を下げ双方の使用電力量の和を一定に保
つ。
【0030】また洗浄状態にあるとき、温度センサ11
および洗浄水流量センサ12から洗浄水条件の変化が検
知された場合には、制御回路17は洗浄条件を使用者が
設定した値になるように洗浄水加熱手段8の使用電力を
変化するが、洗浄水加熱手段8と暖房装置19の使用電
力の和が所定の値となるように暖房装置19の使用電力
を変化させた後に水回路駆動回路16に洗浄条件の信号
を出力し、洗浄水加熱手段8の使用電力の調節を行う。
【0031】洗浄状態において使用者が暖房の開始、条
件を新たに選択した場合でも、暖房指示手段24からの
暖房開始信号が制御回路17に入力されるが、洗浄水加
熱手段8の使用電力を優先し、選択された暖房装置19
の使用電力は余力のある範囲内で調節される。なお、使
用電力の和として定められた所定の値は、電圧変動状態
によって家庭用のコンセントの使用可能値以下で変更す
ることも可能である。
【0032】上記のようにこの第三の実施例は、洗浄水
温度を瞬時に変化することのできる洗浄加熱手段8と、
トイレ室内の暖房装置19と、洗浄水加熱手段8におけ
る使用電力に応じてトイレ室内の暖房装置19における
使用電力を変化することができる制御装置17を設けた
ものであるので、使用者が洗浄水の温度を洗浄時におい
ても自由に変化することが可能であり、かつトイレ室内
の暖房装置19を有する衛生洗浄装置を提供することが
できる。さらに洗浄状態にある場合も暖房装置の作動が
可能なため暖房能力の向上を図れ、かつ使用電力検知部
18で検知される電力を所定の値以下に保つように制御
するため洗浄水加熱手段8の使用電力に余力があるとき
は余力のすべてを暖房装置19に使用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の衛生洗浄装
置は、使用時に動作する使用電力の大きい瞬間式の洗浄
水加熱手段の使用電力とトイレ室内暖房装置の使用電力
を調節し、使用電力量が過大にならないように制御を行
うことにより、使用時に確実に適温の洗浄水が供給でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す衛生洗浄装置の系
統図
【図2】本発明の第一の実施例の洗浄水加熱手段と暖房
装置の動作説明図
【図3】本発明の第二の実施例における洗浄水加熱手段
と暖房装置の使用電力相関図
【図4】本発明の第三の実施例における洗浄水加熱手段
と暖房装置の使用電力相関図
【図5】従来の衛生洗浄装置の構成図
【符号の説明】
8 洗浄水加熱手段 14 噴出部 17 制御回路 19 暖房装置 23 洗浄指示部(洗浄指示手段) 24 暖房指示部(暖房指示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米久保 寛明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−51956(JP,A) 実公 平1−44613(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源に連通する瞬間式洗浄水加熱手段
    と、洗浄水を噴出する噴出部と、前記噴出部における洗
    浄開始および停止の信号を出力する洗浄指示手段と、ト
    イレ室内の暖房装置と、前記暖房装置の作動および停止
    の信号を出力する暖房指示手段を有し、前記洗浄指示手
    段からの洗浄開始信号を受信した場合に前記暖房装置が
    作動状態であれば、前記暖房装置を停止し、前記瞬間式
    洗浄水加熱手段を作動するように切換える制御回路を設
    けた衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 給水源に連通する瞬間式洗浄水加熱手段
    と、洗浄水を噴出する噴出部と、前記噴出部における洗
    浄開始および停止の信号を出力する洗浄指示手段と、ト
    イレ室内の暖房装置と、前記暖房装置の作動および停止
    の信号を出力する暖房指示手段を有し、前記暖房指示手
    段からの信号を受け前記暖房装置が作動しているとき
    に、前記洗浄指示手段からの洗浄開始信号を受信した場
    合、前記暖房装置の使用電力を予め設定された値まで低
    下させた後、前記瞬間式洗浄水加熱手段を作動させる制
    御回路を設けた衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 制御回路は、洗浄中に暖房指示手段から
    の停止信号がない状態で洗浄指示手段から洗浄停止信号
    を受けた時、瞬間式洗浄水加熱手段を停止した後、再度
    暖房装置を作動する請求項1記載の衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 制御回路は、洗浄中に暖房指示手段から
    の停止信号がない状態で洗浄指示手段から洗浄停止信号
    を受けた時、瞬間式洗浄水加熱手段を停止した後、再度
    暖房装置の使用電力を上昇させる請求項2記載の衛生洗
    浄装置。
  5. 【請求項5】 給水源に連通する瞬間式洗浄水加熱手段
    と、洗浄水を噴出する噴出部と、前記噴出部における洗
    浄開始および停止の信号を出す洗浄指示手段と、トイレ
    室内の暖房装置と、前記瞬間式洗浄水加熱手段および前
    記暖房装置における使用電力を検知する使用電力検知手
    段と、前記暖房装置の作動および停止の信号を出す暖房
    指示手段を有し、前記暖房指示手段からの信号を受け前
    記暖房装置が作動しているときに、前記洗浄指示手段か
    らの洗浄開始信号を受信した場合、前記使用電力検知手
    段で検知される前記暖房装置の使用電力と前記瞬間式洗
    浄水加熱手段の使用電力の和が所定の値以下となるよう
    に、前記瞬間式洗浄水加熱手段の使用電力を優先して、
    前記暖房装置と前記洗浄水加熱手段を制御する制御回路
    を設けた衛生洗浄装置。
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