JP2001123507A - 温水洗浄装置 - Google Patents
温水洗浄装置Info
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- JP2001123507A JP2001123507A JP30670799A JP30670799A JP2001123507A JP 2001123507 A JP2001123507 A JP 2001123507A JP 30670799 A JP30670799 A JP 30670799A JP 30670799 A JP30670799 A JP 30670799A JP 2001123507 A JP2001123507 A JP 2001123507A
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Abstract
る場合であってもその建物と電力会社との契約電流流量
を大きくとることが不要であり、コストダウンを図るこ
とができる温水洗浄装置を提供する。 【解決手段】 シャワースイッチ21又はビデスイッチ
22を押すと水が給水ポンプ2から水加熱装置8を経て
洗浄ノズル14又は15へ送られる。水加熱装置8内を
通過する水がヒータ9で加熱される。ヒータ9への通電
を制御する制御装置20には、電力最大値調節スイッチ
26が接続されており、ヒータ9へ供給される電力の最
大値を調節可能としている。
Description
便器使用者の臀部を温水で洗浄する温水洗浄装置に関す
るものであり、特に、水を加熱するためのヒータへの供
給電力の最大値を制御するようにした温水洗浄装置に関
する。
して温水とするための水加熱装置と、この水加熱装置か
らの温水が導入され、先端部から人体臀部に向けて噴出
する洗浄ノズル等を備えている。この水加熱装置とし
て、温水タンク方式のものと所謂瞬間湯沸し器方式のも
のがある。前者の温水タンク方式のものは、タンク内に
水を溜め、この水をヒータで加熱するようにしたもので
ある。この方式のものは温水を貯留させておくから、水
をゆっくりと加熱して温めておけばよく、ヒータの容量
は比較的小さくて済む。
ルへの給水を行うときに流れる水を加熱して温水とする
ものであり、通電時には比較的大きな電力をヒータに供
給する必要がある。
温をセンサで検知し、流入する水温が低い程、また操作
スイッチで選択された温水温度(洗浄湯の温度)が高い
ほど、さらには温水流量が多い程ヒータへの供給電力を
多くし、目標温度の温水を洗浄ノズルへ向けて出湯する
ようにしている。
し器方への温水洗浄装置は、ヒータ容量が比較的大きい
ので、これを多数台設置したホテル等にあっては、特に
厳冬期などに多数の温水洗浄装置が一斉に使用されると
建物全体としてかなりの大電流を消費することになり、
電力会社との契約容量をかなり大きくしておく必要があ
る。
ることが不要であり、それ故に電力基本料等を安くする
ことが可能な温水洗浄装置を提供することを目的とす
る。
は、水の流通路及び該流通路内を流れる水を加熱するた
めのヒータを備えた水加熱装置と、該ヒータへの電力供
給手段と、該水加熱装置から温水が供給される洗浄ノズ
ルとを有する温水洗浄装置において、該電力供給手段か
らヒータへ供給する電力の最大値を制限する制限手段
と、該制限手段の該最大値を変更する手段とを備えたこ
とを特徴とするものである。
度を検出する水温センサが設けられており、前期電力供
給手段は、該水温センサの検出水温が低くなるほどヒー
タへの供給電力を増大させるものであり、前記制限手段
は、検出水温が低下しても前記最大値以上に供給電力を
増加させないように供給電力を制限するものであること
が好ましい。
力の最大値を制限しており、しかもこの最大値を調節で
きるため、例えば、1つの建物内における温水洗浄装置
の設置台数を考慮して最大値を選択することができる。
このため、電力会社との契約容量を増大させることなく
多数台の温水洗浄装置を設置することができる。また、
温水洗浄装置の設置台数の増減があれば、それに合わせ
て最大値を変更することもできる。
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係る温水洗浄装置の給水温度とヒータへ供給する電
力(ワット数)との関係を示すグラフ、第2図は実施の
形態に係る温水洗浄装置の系統図である。
っては、水道水などの給水は給水配管1、給水ポンプ
2、配管3、流量計4、配管5、水温センサ6、配管7
を介して水加熱装置8に流入する。この水加熱装置8
は、板状のヒータ9の両面に葛折り状(ジグザグ状)に
長い水路を形成したものであり、ヒータ9を通電発熱さ
せた状態において水路に水が流れると瞬間湯沸し器方式
にて水が加熱され、配管10へ温水が供給される。配管
10は、切替弁11、配管12,13を介して洗浄ノズ
ル14,15に接続されている。なお、水加熱装置8の
出湯部には湯の温度を検出する温度センサ16が設けら
れている。
ダ14a,15aと、シリンダ14a,15aから突出
可能なノズル本体14b,15bとを備えている。温水
がシリンダ14a又は15aに供給されると、その水圧
によってノズル本体14b又は15bが前進し、その先
端から温水が斜め上法に向けて延出し、人体臀部の洗浄
が行われる。
圧によるノズル本体の前進方式のものの他、モータとラ
ックアンドピニオン機構等による駆動装置によってノズ
ル本体を前後進させる方式のものなどを採用してもよ
い。
弁11は制御装置20によって制御される。この制御装
置20には前記流量計4の検出流量及び水温センサ6、
温度センサ16の検出温度が入力されている。また、こ
の制御装置20にはシャワースイッチ21、ビデスイッ
チ22、ストップスイッチ23、温水温度調節スイッチ
24、温水噴出量(洗浄水量)を調節する水量調節スイ
ッチ25及び電力最大値調節スイッチ26並びに商用電
源が接続されている。
て、シャワースイッチ21を押すと、給水ポンプ2が作
動開始すると共に、ヒータ9に通電が開始される。各配
管1,3,5,7を介して水が水加熱装置8に流入し、
ヒータ9によって加熱されて温水となり、配管10、切
替弁11、配管12を介してシャワー用洗浄ノズル14
に温水が供給され、ノズル本体14bから温水が噴出す
る。このシャワー洗浄とは、人体の肛門を洗浄する洗浄
である。
水が配管1,3,5,7を介して水加熱装置8に流入
し、温水が配管10,13を介してビデ用洗浄ノズル1
5に供給される。
ワー洗浄及びビデ洗浄が停止する。
1100Wである。そして、制御装置20は、流量計4
で検出される流量、水温センサ6で検出される給水温
度、温水温度調節スイッチ24で選定された目標温水温
度及び温度センサ16で検出される出湯温度に基いてヒ
ータ9への供給電力を制御する。通常は、ヒータ9への
印加電圧は一定であり、ヒータ9への通電電流値を制御
する。
ッチ26によってヒータ9へ供給する電力の最大値即
ち、通常は電流値を調節可能としている。
水温度が低くなるほど、また水量が多くなるほどヒータ
9への通電電流値は増大する。さらに、目標温水温度が
高いほど、また実際の出湯温度が低いほどこの通電電流
値は増大する。
量以外の条件は一定であるとした場合、電力最大値調節
スイッチ26によって電力最大値を定格目一杯の110
0Wに設定したときには、第1図(a)の通り給水温度
が低くなるほど通電電流値は増大するが、水量が300
L/H超の場合には給水温度がそれ以上下がっても通電
電力値は1100W以上に増えない。
よって電力最大値を800Wに制限した場合であり、第
1図(c)は該電力最大値を500Wに制限した場合で
ある。
っても、給水温度がいかに低下しようとも、800W以
上又は500W以上には電力は増加しない。
より、多数の温水洗浄装置を同一の建物に設置した場合
であって且つ厳寒期に各温水洗浄装置が一斉に使用され
た場合であっても、全温水洗浄装置に供給される電力の
総和が(制限された上限の電力値)と(温水洗浄装置の
設置台数)との積よりも少なくなるから、建物と電力会
社との契約容量を大きくとることが不要である。また、
建物内の配線ケーブルとして容量の小さいものを用いる
ことができ、施工コストの低減も可能である。
洗浄装置のケーシング内にのみ設置し、一般使用者には
操作できないようにしておくのが好ましい。
水洗浄装置を同一の建物内に設置する場合であっても、
その建物と電力会社との契約電流容量を大きくすること
が不要であり、電力基本料を安くすることが可能であ
る。また、建物内の電力用の配線ケーブルのコストを低
減することも可能である。
すグラフである。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 水の流通路及び該流通路内を流れる水を
加熱するためのヒータを備えた水加熱装置と、 該ヒータへの電力供給手段と、 該水加熱装置から温水が供給される洗浄ノズルとを有す
る温水洗浄装置において、 該電力供給手段からヒータへ供給する電力の最大値を制
限する制限手段と、 該制限手段の該最大値を変更する手段とを備えたことを
特徴とする温水洗浄装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記水加熱装置に流
入する水の温度を検出する水温センサが設けられてお
り、前期電力供給手段は、該水温センサの検出水温が低
くなるほどヒータへの供給電力を増大させるものであ
り、前記制限手段は、検出水温が低下しても前記最大値
以上に供給電力を増加させないように供給電力を制限す
るものであることを特徴とする温水洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30670799A JP2001123507A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 温水洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30670799A JP2001123507A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 温水洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001123507A true JP2001123507A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17960349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30670799A Pending JP2001123507A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 温水洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001123507A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829931A (ja) * | 1981-08-12 | 1983-02-22 | 愛知電機株式会社 | 洗浄装置付便器における洗浄水の温度制御装置 |
JPH0580603A (ja) * | 1991-09-20 | 1993-04-02 | Canon Inc | 複数電子写真装置の起動制御方法 |
JPH06173318A (ja) * | 1992-12-03 | 1994-06-21 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
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JPH06287988A (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-11 | Toto Ltd | 衛生洗浄装置 |
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-
1999
- 1999-10-28 JP JP30670799A patent/JP2001123507A/ja active Pending
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