JP2003096881A - トイレ装置及びトイレ装置システム - Google Patents

トイレ装置及びトイレ装置システム

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JP2003096881A
JP2003096881A JP2001297372A JP2001297372A JP2003096881A JP 2003096881 A JP2003096881 A JP 2003096881A JP 2001297372 A JP2001297372 A JP 2001297372A JP 2001297372 A JP2001297372 A JP 2001297372A JP 2003096881 A JP2003096881 A JP 2003096881A
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toilet device
power supply
unit
time
control
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JP2001297372A
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Miki Ueki
幹 植木
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給電停止復帰後にそれまでの動作を継続して
仕様できるトイレ装置を提供する。 【解決手段】 トイレ内人体の存在有無を検出する人体
検出手段と、商用電源の給電の有無を検出する停電検出
手段と、前記人体検出手段と前記停電検出手段の信号を
受けトイレ装置の各負荷を制御する制御部と、動作状況
を記憶する不揮発性記憶部から構成される制御手段と、
を有するトイレ装置において、前記人体検出手段が人体
検出有りの出力中、前記停電検出手段の出力が給電有り
から給電無しと変化した場合、前記制御部はトイレ装置
の制御に使用する制御情報を前記不揮発性記憶部に記憶
することで、着座しているときには、給電停止から復帰
後は記憶した制御情報に基づいて動作を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、局部を洗浄するト
イレ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】トイレ装置に給水された水は、トイレ装
置内で適温に温められ、適当な流量にてノズルから局部
へ向けて吐水し、局部を洗浄する。近年のトイレ装置で
は、局部の洗浄場所を使用者が任意に調整可能であった
り、洗浄中にノズルを前後に動かしてより広い範囲を洗
浄できる様にしたものが広く市販されるようになってい
る。そのためノズルの位置制御には細かい回転制御が必
要とされ、ステッピングモータを採用する場合がかなり
多く見られる。
【0003】ステッピングモータは、ある位置を原点と
して、制御部からの通電パルスにより、その位置からど
れだけ回転させるパルスを与えたかによって原点からの
相対位置を把握できるためノズルの細かい位置制御を可
能にすることができる。なお、原点を検出する方法とし
ては、ノズルを伸出方向に駆動させ、その後収納方向に
駆動させて、ノズル本体をストッパに押し当てその位置
を原点とするという方法をとっている。トイレ装置が電
源を投入されたときは、まず、今述べたノズルの原点を
検出する動作すなわち、ノズルの伸出、収納という動作
を行う。これによりその後のノズルの位置制御を正確に
行うことができる。
【0004】人がトイレ装置の便座に座って、局部洗浄
しているときに、瞬間的な給電停止(以下、瞬時給電停
止)が発生した場合について考える。瞬時給電停止から
復帰したときは、電源投入されたときと同じ状態である
ので、原点を検出するためにノズルが伸出して、収納す
るという動作を行い、ノズルは、原点で停止する。すな
わちノズルは収納状態となり、局部洗浄しない状態で停
止する。そのため、使用者は再度洗浄スイッチを押す必
要があり、不便である。また、ノズル伸出、収納という
動作を行うため、瞬時給電停止復帰後、再吐水までに時
間がかかり、不便である。
【0005】特に鉄道車両に搭載するトイレ装置におい
ては、架線電力供給切替り点の電力を供給しない区間が
多数あるため、瞬時給電停止が頻繁に発生する。その度
に洗浄スイッチを押したり、原点検出動作を待ったりす
るのは、不便である。また、局部洗浄中でなくても便座
に座って用を足しているときに、瞬時給電停止が発生
し、ノズルが伸出、収納するのは、使用者にとって違和
感があり好ましくない。これを解決するためには、特開
平5−154087の様に、食器洗い機の運転途中に、
食器洗い機への電源が遮断し、再度運転を開始したとき
は、工程を記憶する記憶装置の記憶内容により、最初の
排水ポンプの運転を行うこと無く、洗浄工程から動作が
開始されるという、記憶装置を用いて給電停止復帰後に
動作継続する技術が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノズル
位置制御にステッピングモータを使用しているトイレ装
置においては、給電停止中にノズルを手で動かされた場
合などは、給電停止復帰後に原点検出動作をしないと、
ノズル位置のずれが生じ、正確な位置制御ができないと
いう問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1は、トイレ内人体の存在有無を検出する人
体検出手段と、商用電源の給電の有無を検出する停電検
出手段と、前記人体検出手段と前記停電検出手段の信号
を受けトイレ装置の各負荷を制御する制御部と、動作状
況を記憶する不揮発性記憶部から構成される制御手段
と、を有するトイレ装置において、前記人体検出手段が
人体検出有りの出力中、前記停電検出手段の出力が給電
有りから給電無しと変化した場合すなわち停電が発生し
た場合、前記制御部はトイレ装置の制御に使用する制御
情報を前記不揮発性記憶部に記憶することによって、給
電停止から復帰後、再操作なしですぐに給電停止前の動
作を継続するトイレ装置を提供することができる。
【0008】また、前記人体検出手段が人体検出無しの
出力中、給電停止が発生した場合は、前記制御部はトイ
レ装置の制御に使用する制御情報を前記不揮発性記憶部
に記憶しない。そのため、給電停止が頻繁に発生すると
ころに設置されたとしても不揮発性記憶部の書込み回数
が多くなりすぎず、不揮発性記憶部の書込み保証回数内
で使用することが出来る。
【0009】請求項2は、請求項1記載のトイレ装置に
おいて、制御回路の動作電圧を監視し所定の電圧以下に
なると制御部をリセットするリセット回路部を有し、前
記制御部は前記リセット回路部がリセット出力を受け、
リセット動作完了後、前記人体検出手段が人体検出有り
の出力の場合のみ、前記不揮発性記憶手段に記憶した制
御情報に基づいて動作を開始することによって、給電停
止から復帰後、再操作なしですぐに給電停止前の動作を
継続するトイレ装置を提供することができる。
【0010】また、便座に座って用を足しているとき
に、短い時間の給電停止が発生したときは、給電停止前
の動作すなわち待機動作を継続するので、ノズルが伸
出、収納するなどの動作は無く、使用者は給電停止が無
いときと同じ様に使うことが出来る。
【0011】さらに、前記停電検出手段にて商用電源給
電無しの状態から給電有りの状態へとなったときに、前
記人体検出手段にて人体検出無し出力の場合には、制御
部はあらかじめ決められたリセット動作完了後の初期動
作である原点検出動作を行うことにより、精度の良い位
置制御をするトイレ装置を提供することができる。
【0012】また、請求項3は、請求項1乃至2記載の
トイレ装置において、時刻を計時するタイマー部を制御
手段に備え、前記制御部はタイマー部の時刻を制御情報
とともに不揮発性記憶部に記憶することによって、前記
停電検出手段の出力が給電有りから給電無しと変化した
時刻すなわち給電停止が発生した時刻を記憶することが
出来る。これにより、給電停止復帰後、制御部はより正
確に動作を継続することができ、使用者に使い勝手が良
いトイレ装置を提供することができる。
【0013】また、請求項4は、請求項3記載のトイレ
装置において、外部から時刻信号を受信する受信部を備
え、前記制御部は不揮発性記憶手段に記憶された時刻と
前記受信部より受信した外部時刻を比較することによっ
て給電停止時間を算出しすることが出来、給電停止時間
時間が所定の時間より小さい場合は、リセット動作完了
後の給電停止前の動作を継続する。これにより、瞬時給
電停止の場合は、給電停止から復帰後、再操作なしです
ぐに給電停止前の動作を継続するトイレ装置を提供する
ことができる。
【0014】また、請求項5は、請求項4記載のトイレ
装置において、前記給電停止時時間が所定の時間より大
きい場合、制御部はあらかじめ決められた初期動作を開
始することにより、給電停止時間が長く給電停止中に使
用者がトイレ装置から離れ、次の使用者が使用している
ときに給電停止から復帰した場合に前回の動作を継続
し、勝手に局部洗浄するなどということが無いトイレ装
置を提供することができる。
【0015】また、請求項6は、請求項4記載のトイレ
装置において、時刻を計時するタイマー部と時刻信号を
トイレ装置へ送信する送信部を備え、商用電源とは別電
源で駆動するリモコン操作手段部に有することによっ
て、リモコン操作手段部からトイレ装置へ定期的に時刻
信号を送信する。これにより給電停止から復帰後、制御
部は給電停止時間を算出することが出来、給電停止時間
が所定の時間より短い場合は動作を継続し、給電停止時
間が所定の時間より長い場合はあらかじめ決められた初
期動作をする。これにより、瞬時給電停止の場合は、給
電停止から復帰後、再操作なしですぐに給電停止前の動
作を継続するトイレ装置を提供することができ、給電停
止時間が長く給電停止中に使用者がトイレ装置から離
れ、次の使用者が使用しているときに給電停止から復帰
した場合に前回の動作を継続し、勝手に局部洗浄するな
どということが無いトイレ装置システムを提供すること
ができる。
【0016】また、請求項7は、請求項6記載のトイレ
装置システムにおいて、リモコン操作手段は、リモコン
操作手段の操作の有無によって時刻信号をトイレ装置へ
送信する周期を変える。すなわち、リモコン操作手段を
操作されてから所定の時間内は、トイレ装置へ時刻信号
を送信しする周期を短くし、給電停止時間の算出精度を
高める。また、リモコン操作手段を操作されてから所定
の時間内が経過した後は、トイレ装置へ時刻信号を送信
しする周期を長くし、リモコン操作手段の電源の消費を
低減する。これらによって給電停止時間を精度良く検出
し、電源の消費も少ないトイレ装置システムを提供する
ことが出来る。
【0017】請求項8は、請求項3記載のトイレ装置に
おいて、トイレ装置はコンデンサと放電抵抗からなる時
間測定回路を有し、前記コンデンサに充電された電荷を
前記放電抵抗によって放電し、前記コンデンサに残った
電荷すなわちコンデンサ両端電圧を電圧検出部で測定す
ることによって、給電停止時間を測定する。これによ
り、給電停止復帰後、再操作なしですぐに給電停止前の
動作を継続するトイレ装置を提供することができ、給電
停止時間が長く給電停止中に使用者がトイレ装置から離
れ、次の使用者が使用しているときに給電停止から復帰
した場合に前回の動作を継続し、勝手に局部洗浄するな
どということが無いトイレ装置を提供することができ
る。
【0018】請求項9は、請求項8記載のトイレ装置に
おいて、トイレ装置は商用電源を直流に整流し降圧した
DC電源部を有し、前記DC電源部と前記コンデンサと
前記放電抵抗は並列に接続することによって、商用電源
の給電停止時間を精度良く測定出来る。
【0019】請求項10は、請求項9記載のトイレ装置
において、前記DC電源部と前記コンデンサの間に遮断
回路部を備え、前記遮断回路部は商用電源の給電が無い
場合には、前記DC電源部から前記コンデンサへの電荷
の供給を遮断することによってDC電源部に電荷が残っ
ていても、その電荷の影響を受けず、更に精度良く商用
電源の給電停止時間を測定出来る。
【0020】請求項11は、請求項8乃至10記載のト
イレ装置において、前記制御部は、リセット動作完了
後、前記電圧検出部で前記コンデンサ両端電圧を測定
し、前記コンデンサ両端電圧が所定の電圧以下の場合、
前記制御部はあらかじめ決められた初期動作を開始する
ことをことによって給電停止時間が長く給電停止中に使
用者がトイレ装置から離れ、次の使用者が使用している
ときに給電停止から復帰した場合に前回の動作を継続
し、勝手に局部洗浄するなどということが無いトイレ装
置を提供することができる。
【0021】請求項12は、請求項4記載のトイレ装置
において、外部から時刻信号を受信する受信部はJJY
標準電波受信であることによって、特別な時刻信号送信
手段を用意しなくても精度良く給電停止時間を検出する
ことが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の内容をより理解しやすく
するために以下に実施例を用いて説明する。図6は、ト
イレ装置及びトイレ装置システムの全体的な斜視図であ
る。1は、人が座る便座である。2は、トイレ装置41
に商用電源を給電する電源コードである。3は、操作ス
イッチ部であり、操作スイッチ部の中には、洗浄スイッ
チ4、止めスイッチ5、流量調整つまみ6がある。7
は、上水をトイレ装置41に給水する給水ホースであ
る。8はノズルである。トイレ装置41に給水された上
水は、ノズルから局部へ向けて吐水され、局部を洗浄す
る。6は、流量調整つまみであり、ノズルから吐水する
流量を調整することが出来る。9は、着座センサであ
り、人が便座1に座っているがどうかを検出する人体検
出手段である。これは、人が便座1に座っていないとき
に、誤って洗浄スイッチ4を押してノズル8から吐水し
て衣服などに水がかからることを防止するためである。
着座センサ9が人体を検出しているときに限り、洗浄ス
イッチ4を押すとノズル8から吐水する様になってい
る。
【0023】着座センサ9は、図2に示すように、赤外
線10を発光し、戻ってきた赤外線の量によって物体の
有無を検出するものである。人が便座1に座っていると
きは、着座センサ9から発光した赤外線が人にあたり、
反射されて着座センサ9に戻ってくる。この戻ってきた
赤外線の量よって人が便座に座っていかどうかを検出す
ることが出来るしくみになっている。
【0024】これらで構成されるものが、トイレ装置4
1である。
【0025】トイレ装置41を外部から操作する方法と
してリモコン操作手段34がある。リモコン操作手段3
4は乾電池で駆動し、リモコン操作スイッチ36を押す
と赤外線信号が発光され、トイレ装置41は受信部35
で赤外線信号を受信し、信号に応じた動作を行う。
【0026】トイレ装置41とリモコン操作手段34に
よって構成されるものがトイレ装置システム42であ
る。
【0027】図7は、本体内部の制御系統ブロック図で
ある。トイレ装置41は、給水圧をその後の水路に伝え
るか否かを切り替える電磁弁11と、水を適度な温度に
温める熱交換器内の温水ヒータ12と、吐水する流量が
流量調整つまみ6によって設定された値になる様調整す
る流量調整モータ13と、吐水するときはノズル8をト
イレ装置41から伸出させ、吐水しないときはノズル8
をトイレ装置41本体内に収納させるノズルモータ14
を備えている。また、各入力によってこれらの負荷を制
御する制御部15を備えている。
【0028】図8は、本体内部の水路系統図である。給
水ホース7によって、トイレ装置41に給水された水
は、電磁弁11、熱交換器16、流量調整ユニット17
を経由して、ノズルユニット18のノズル8から吐水す
る。
【0029】ノズル位置の移動は、ノズルモータによっ
て行う。図9は、ノズルユニット18、流量調整ユニッ
ト19の斜視図である。ノズルモータ14が時計方向に
回転すると駆動プーリ19と従動プーリ20間に装着さ
れたタイミングベルト21が時計方向に回転する。ノズ
ル8はラッチ部22でタイミングベルト21に固定され
ているため、伸出方向へ移動する。ノズルモータ14が
反時計方向へ回転すると前記と逆に収納方向へ移動す
る。
【0030】相対位置の原点を決める方法を述べる。電
源を投入したときに、ノズルモータ14を時計方向に回
転させ、ノズル8を一旦トイレ装置41本体から伸出さ
せ、その後、ノズルモータ14を反時計方向に回転させ
トイレ装置41本体に収納させるという動作を行う。収
納時にノズルモータ14を反時計方向に多めに回転させ
て、ノズル8をストッパ23に押し当る。これにより、
ノズル8は、ストッパ23で制御された位置で停止す
る。これを原点とする。その後のノズル8の位置制御
は、この原点からの相対位置によって行う。これらの動
作をタイムチャートにしたものを図10原点検出タイム
チャートに示す。これが、電源投入時の初期動作として
の原点位置検出方法である。
【0031】制御部15の中には、停電検出手段24が
備えられている。図11は、停電検出手段の回路図とタ
イムチャートの概略図である。停電検出手段24につい
て図11を用いて説明する。停電検出手段24は、商用
電源25が入力されているかどうかを検出し、制御部2
6に伝えている。商用電源Vacの絶対値がVon以上の場
合には、フォトカプラの入力側に電流が流れ、フォトカ
プラ出力側28の電圧VzeroがLowになる。逆に商用電
源25Vacが0Vに近くVacの絶対値がVon未満の場合
には、フォトカプラ出力側28の電圧は、Highにな
る。これにより、図11に示すようにVacの電圧が0V
付近にあるときのみ、VzeroがHighとなるパルス信号
を出す。このパルスをゼロクロスパルスと呼んでいる。
このゼロクロスのパルス信号が制御部26に入力される
場合は、制御部26は、商用電源25の給電があると判
断する。ゼロクロスのパルス信号が制御部26に入力さ
れない場合、制御部26は、商用電源25の給電が無い
と判断する。こうすることで制御手段15は給電停止を
検出することが出来る。なお、ノイズなどにより、ゼロ
クロスパルスが欠ける場合があるので、ゼロクロスパル
スが3回連続で出力しない場合に給電停止と判断するよ
うにしている。
【0032】制御手段15には、不揮発性記憶部29を
備え、制御部26と通信をし、様々な情報を書き込んだ
り、読み出したりすることが出来る。この記憶部は不揮
発性なので、電源が入力されない状態であっても、書き
込んだ情報が消えることは無い。
【0033】次に作用について説明する。図3給電停止
時フローチャート、図1パワーON時フローチャート、
図4給電停止時タイムチャートを用いて説明する。人が
便座に着座して、洗浄スイッチを押し、局部を洗浄して
いるときに給電停止が発生し、すぐに給電停止から復帰
した場合を例にとって説明する。
【0034】停電検出手段24がゼロクロスパルスを3
回連続出力しない場合、制御部26は給電停止と判断す
る。その際、人が便座1に着座し局部洗浄中のため、着
座センサ9は着座状態にある。そこで制御部26は、図
12動作状態データ表に示すようなそのときの動作状態
データ、すなわち局部洗浄中であること、ノズルモータ
ステップ数(ノズル位置情報)、流量調整モータステッ
プ数(流量調整情報)を不揮発性記憶部に書き込む。そ
の後、商用電源25の給電が再度開始されると、DC電
源部31によって制御部26が動作するための動作電圧
が供給されるので、図7のリセット回路部39は、リセ
ット解除出力を出す。ここで制御部31は、図1のパワ
ーON時処理フローチャート図のリセット動作を行う。
リセット動作とは、制御部31がこれからプログラムを
動作させるための初期環境設定のことである。リセット
動作完了後、制御部31は、ゼロクロスパルス出力の有
無を確認する。商用電源25の給電が再開されているの
で、停電検出手段24は、ゼロクロスパルスを出力して
いる。これにより、制御部31は、図1のパワーON時
処理フローチャート図の様に不揮発性記憶部29の内容
を読み出す。その際、着座センサ9にて着座していると
判断すれば、制御部26は不揮発性記憶部29に書き込
まれた動作状態のデータの有無を確認する。ここでは、
局部洗浄中のデータが書き込まれているため、制御部2
6は、データの動作状態である局部洗浄動作を行う。こ
れにより使用者は、局部洗浄中に短い給電停止があった
時も再度洗浄スイッチ4を押すことなくそのまま局部洗
浄動作を継続することが出来るため、使い勝手のよいト
イレ装置41を提供することが可能である。
【0035】また、停電検出手段24のゼロクロスパル
スが無くなり給電停止と判断したときに着座センサ9に
て着座してないと判断していた場合には、図3給電停止
時フローチャートに示すように、制御部26は不揮発性
記憶部29に動作状態が書き込まれていたら消去する。
したがって、着座センサ9にて着座してないと判断して
いるときに給電停止が発生し、給電停止から復帰したと
きは、図12動作状態データ表のデータが無いので、図
10の通常の電源投入時の動作すなわちノズル伸出、収
納、原点検出という初期動作を行う。着座センサ9にて
着座してないと判断するときというのは、非使用時であ
るので、トイレ装置41を最初に取付けたときや、メン
テナンスのときや、日頃の掃除のときということが考え
られ、ノズル8を手で引っ張ったり、ノズル伸出中に電
源OFFになってノズル9の位置が変わったりすること
が考えられる。従って非着座時の給電停止復帰後では、
ノズル位置の原点検出動作を行うことができ、その後の
位置制御を正確に行うことが可能である。
【0036】また、図5、図1に示すように給電停止復
帰後に着座していないと制御部26が判断した場合(こ
れは、給電停止中に使用者がトイレ装置41から離れた
ような場合が考えられるが)、制御部26は、不揮発性
記憶部29に書き込まれた動作状態を継続せずに、ノズ
ルモータ14を時計方向に回転し、その後反時計方向に
回転するという初期動作を行い、ノズル位置の原点検出
を行う。人がいないので、前記初期動作をしても何ら使
い勝手が悪くなることはない。
【0037】また、人がいないのに給電停止前動作が勝
手に開始されるということを防ぐことも可能である。
【0038】なお、通電されていて制御部26が停電検
出手段24にて給電停止していないと判断した場合は、
図3給電停止時フローチャートに示すように、制御部2
6は不揮発性記憶部29に動作状態が書き込まれていた
ら消去するようになっている。これは、ノズル8の位置
制御について説明したが、同じ様にステッピングモータ
を使った流量調整ユニット17の位置制御など相対位置
制御が必要なものは、同様の効果がある。
【0039】以上の方法であれば、局部洗浄中に商用電
源25の給電停止が発生し、すぐに復帰し給電が再開さ
れた場合は、使用者は、何も操作しなくても局部洗浄動
作を継続することができる。次は、商用電源25の給電
停止時間が長く給電停止中に使用者がトイレ装置41を
離れ、別の使用者がトイレ装置41の便座1に座り、座
っているときに商用電源25の給電場合が再開した場合
を考える。この場合、人体検出手段である着座センサ9
が着座していると判断するため制御部26は、局部洗浄
を再開させてしまう。給電停止中に便座に座った別の使
用者が局部洗浄をする意志が無いにも関わらず、トイレ
装置41は局部洗浄をするので使用者に不快な思いをさ
せてしまう。
【0040】この事象を回避する方法について記述す
る。トイレ装置41に受信部35を設け、トイレ装置4
1外部からの時刻信号を受信し、給電停止時間を算出
し、給電停止時間が30秒以上であれば、動作継続せ
ず、あらかじめ決められた初期動作をする。この方法で
あれば、給電停止中に別の使用者がトイレ装置41に着
座したとしても、身繕い、便器洗浄、トイレからの退
室、入室等で、30秒以上が経過しているので、前の使
用者の動作継続として勝手に局部洗浄することが無く使
用者が不快な思いをすることがない。
【0041】次に、トイレ装置41の外部に商用電源2
5とは別の電源で駆動するリモコン操作手段34を設
け、リモコン操作手段34から時刻信号をトイレ装置4
1に送信し、給電停止時間を算出する実施例について記
述する。
【0042】リモコン送信手段34は、乾電池を電源と
したリモコン電源部46と、局部洗浄の開始、停止など
のスイッチがあるリモコン操作スイッチ36と、リモコ
ン操作手段34の動作を制御するリモコン制御部44
と、時刻を計時するリモコンタイマ部45と、局部洗浄
の開始、停止などの動作信号や時刻信号をトイレ装置4
1に送信するリモコン送信部43から構成されている。
【0043】リモコン送信部43からは、図15の様に
信号のコードが赤外線によって送信される。
【0044】送信された信号は、図13のトイレ装置4
1の受信部35で受信し、トイレ装置41の制御部26
で判断する。
【0045】図14は、給電停止時間算出のためのトイ
レ装置ブロック図である。受信部35は、外部(ここで
は、図13のリモコン操作手段34のリモコン送信部4
3)から定期的に送信される時刻信号を受信する。制御
部26は、受信部35で定期的に受信した時刻信号をも
とに、タイマ部38で時間をカウントし、現在時刻を計
時している。
【0046】図16の様に、リモコン操作スイッチ36
が最後に操作されてから30分以上経過してからは、時
刻信号の送信は、1時間毎に行われる。リモコン操作ス
イッチ36が最後に操作されてから30分未満の場合
は、1秒毎に時刻信号を送信する。この様に時刻信号の
送信周期を変えることによって、操作されているとき
は、頻繁に時刻信号を送信して精度の良い時刻計時をす
ることができ、操作されていないときは、リモコン電源
部46の消費を低減し、乾電池の使用寿命を延ばすこと
ができる。
【0047】使用者が、トイレ装置41の便座1に着座
し、リモコン送信手段34のリモコン操作スイッチ36
を押し、局部洗浄しているときに、商用電源25の給電
が停止した。給電停止したときは、着座検出中であるの
で、図12の様に、動作モードの局部洗浄中、ノズルモ
ータステップ数の80、流量調整モータステップ数の6
0に加えて、給電停止時刻の9月5日8時5分15秒と
いうデータを不揮発性記憶部29に書き込む。
【0048】給電停止が2秒程度で使用者はトイレ装置
41の便座1に着座したままの場合、給電再開後は、着
座センサ9が着座していると判断している。また、リモ
コン送信部43から時刻信号が1秒毎に送信されている
ので、給電再開後の現在時刻をすぐに受信することが出
来る。給電再開後に受信した時刻信号が9月5日8時5
分18秒であったとすると、トイレ装置41の制御部2
6は、給電停止時間が3秒と算出する。給電停止時間が
30秒未満であるので、図19の様に制御部26は同一
使用者と見なし、局部洗浄動作を継続する。
【0049】給電停止時間が30秒以上であれば、給電
停止中に使用者がトイレ装置41を離れ、別の使用者が
使用していると見なし、図19の様に動作継続せず、あ
らかじめ決められた初期動作をする。
【0050】ここでは、乾電池を電源とするリモコン電
源部46について記載したが、充電式の電源を有したリ
モコン電源部46であっても同様である。また、リモコ
ン操作手段34からの時刻信号によって、給電停止時刻
を算出する方法を記載したが、JJY送信方法にて送信
される日本標準時の標準電波を受信し、その時刻を用い
て給電停止時間を算出する方法であっても同様である。
JJY標準電波は、福島県おおたかどや山標準電波送信
所から40kHzの搬送波にて、また佐賀県はがね山標
準電波送信所から60kHzの搬送波にて全国に送信さ
れていて、秒、時、分、通算日、年、曜日などの情報が
含まれている。この方法であれば、リモコン操作手段3
4の様な時刻送信手段が無くても、受信部35だけ用意
すれば、給電停止時間の算出が可能である。
【0051】次に外部からの時刻信号によって給電停止
時間を算出するのではなく、トイレ装置41内部回路に
よって給電停止時間を算出する方法について記述する。
【0052】図17は、時間測定回路を含む回路図の例
である。商用電源25をDC電源部31で整流、降圧す
る。DC電源部31とコンデンサ47の間には、遮断部
49がある。遮断部49が導通状態のときは、コンデン
サ47はDC電源部31によって電荷が充電されてい
る。コンデンサ47と並列に放電抵抗48が接続されて
いる。商用電源25の給電が停止すると、停電検出手段
24が検出し制御部26で給電停止と判断すると、遮断
部49を導通状態から遮断状態へと変化させる。 (給電停止時のフローチャートを図20に示す。)遮断
部49が遮断状態となると、コンデンサ47は、DC電
源部31からの電荷の供給が無くなり、放電抵抗48に
よって電荷が放電される。
【0053】DC電源31の電圧をV0、コンデンサ4
7の容量をC、放電抵抗48の抵抗をR、遮断部49が
遮断状態になってからの時間をTとすると、コンデンサ
47の両端電圧Vは、次式で表すことができる。 VC=V0×EXP(−T/(C×R)) C、R、V0は、既知であるので、VCを測定すること
によってTを知ることができる。
【0054】商用電源25の給電が再開されると、制御
部26はコンデンサ47の両端電圧VCをAD変換機能
である電圧検出部37を用いて測定する。制御部26
は、VCを測定した後遮断部49を導通状態にする。 (給電開始時のフローチャートを図21に示す。)この
方法によって正確な給電停止時間が測定出来る。遮断部
49を遮断状態にする意味は、商用電源25の給電が停
止しても遮断部49を導通状態にしたままにしておくと
DC電源部31の残りの電荷がコンデンサ47に流れ込
み、正確な給電停止時間が測定できないからである。
【0055】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。人が使っているときに、給電停止があった場合に
は、給電停止復帰後は、給電停止前の動作を継続するこ
とができる。さらには、人が使ってないときに、給電停
止があった場合には、給電停止復帰後は、ノズルの原点
検出などの初期動作を行い、これにより、その後正確な
制御が可能になる。この二つを両立することにより、よ
り使いやすいトイレ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パワーON時のフローチャート
【図2】 着座センサの発光赤外線図
【図3】 給電停止時のフローチャート
【図4】 給電停止時のタイムチャート(着座洗浄中)
【図5】 給電停止時タイムチャート(給電停止中に人
が離れたとき)
【図6】6 トイレ装置及びトイレ装置システムの斜視
【図7】 制御系統ブロック図
【図8】 水路系統図
【図9】 ノズルユニットと流量調整ユニットの斜視図
【図10】 ノズルモータ原点検出動作タイムチャート
【図11】 停電検出手段の回路図とタイムチャート
【図12】 動作状態データ表
【図13】 リモコン送信手段とトイレ装置のブロック
【図14】 給電停止時間算出のためのトイレ装置ブロ
ック図
【図15】 リモコン信号コード表
【図16】 時刻信号送信周期
【図17】 時間測定回路を用いた回路図
【図18】 時間測定回路を用いた給電停止時間測定タ
イムチャート
【図19】 給電停止時間による判定を用いたパワーO
N時のフローチャート
【図20】 遮断回路部を用いた給電停止時間測定のフ
ローチャート(給電停止時)
【図21】 遮断回路部を用いた給電停止時間測定のフ
ローチャート(給電開始時)
【符号の説明】
1…便座 2…電源コード 3…操作スイッチ部 4…洗浄スイッチ 5…止めスイッチ 6…流量調整つまみ 7…給水ホース 8…ノズル 9…着座センサ 10…赤外線 11…電磁弁 12…温水ヒータ 13…流量調整モータ 14…ノズルモータ 15…制御手段 16…熱交換器 17…流量調整ユニット 18…ノズルユニット 19…駆動プーリ 20…従動プーリ 21…タイミングベルト 22…ラッチ部 23…ストッパ 24…停電検出手段 25…商用電源 26…制御部 27…フォトカプラ入力側 28…フォトカプラ出力側 29…不揮発性記憶部 30…便ふた 31…DC電源部 32…表示部 33…温水温度検出部 34…リモコン操作手段 35…受信部 36…リモコン操作スイッチ 37…電圧検出部 38…タイマ部 39…リセット回路部 40…時間測定回路部 41…トイレ装置 42…トイレ装置システム 43…リモコン送信部 44…リモコン制御部 45…リモコンタイマ部 46…リモコン電源部 47…コンデンサ 48…放電抵抗 49…遮断部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ内人体の存在有無を検出する人体
    検出手段と、商用電源の給電の有無を検出する停電検出
    手段と、前記人体検出手段と前記停電検出手段の信号を
    受けトイレ装置の各負荷を制御する制御部と、動作状況
    を記憶する不揮発性記憶部から構成される制御手段と、
    を有するトイレ装置において、前記人体検出手段が人体
    検出有りの出力中、前記停電検出手段の出力が給電有り
    から給電無しと変化した場合、前記制御部はトイレ装置
    の制御に使用する制御情報を前記不揮発性記憶部に記憶
    することを特徴とするトイレ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトイレ装置において、制
    御回路の動作電圧を監視し所定の電圧以下になると制御
    部をリセットするリセット回路部を有し、前記制御部は
    前記リセット回路部がリセット出力を受け、リセット動
    作完了後、前記人体検出手段が人体検出有りの出力の場
    合のみ、前記不揮発性記憶手段に記憶した制御情報に基
    づいて動作を開始することを特徴とするトイレ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載のトイレ装置におい
    て、時刻を計時するタイマー部を制御手段に備え、前記
    制御部はタイマー部の時刻を制御情報とともに不揮発性
    記憶部に記憶することを特徴とするトイレ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のトイレ装置において、外
    部から時刻信号を受信する受信部を備え、前記制御部は
    不揮発性記憶手段に記憶された時刻と前記受信部より受
    信した外部時刻を比較することによって給電停止時間を
    算出することを特徴とするトイレ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のトイレ装置において、前
    記給電停止時時間が所定の時間より大きい場合、制御部
    はあらかじめ決められた初期動作を開始することを特徴
    とするトイレ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のトイレ装置において、時
    刻を計時するタイマー部と時刻信号をトイレ装置へ送信
    する送信部を備え、商用電源とは別電源で駆動するリモ
    コン操作手段を有するトイレ装置システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のトイレ装置システムにお
    いて、リモコン操作手段は、リモコン操作手段の操作の
    有無によって時刻信号をトイレ装置へ送信する周期を変
    えることを特徴とするトイレ装置システム。
  8. 【請求項8】 請求項3記載のトイレ装置において、ト
    イレ装置はコンデンサと放電抵抗からなる時間測定回路
    を有し、前記コンデンサに充電された電荷を前記放電抵
    抗によって放電し、前記コンデンサに残った電荷すなわ
    ちコンデンサ両端電圧を電圧検出部で測定することを特
    徴とするトイレ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のトイレ装置において、ト
    イレ装置は商用電源を直流に整流し降圧したDC電源部
    を有し、前記DC電源部と前記コンデンサと前記放電抵
    抗は並列に接続されたことを特徴とするトイレ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のトイレ装置において、
    前記DC電源部と前記コンデンサの間に遮断回路部を備
    え、前記遮断回路部は商用電源の給電が無い場合には、
    前記DC電源部から前記コンデンサへの電荷の供給を遮
    断することを特徴とするトイレ装置。
  11. 【請求項11】 請求項8乃至10記載のトイレ装置に
    おいて、前記制御部は、リセット動作完了後、前記電圧
    検出部で前記コンデンサ両端電圧を測定し、前記コンデ
    ンサ両端電圧が所定の電圧以下の場合、前記制御部はあ
    らかじめ決められた初期動作を開始することを特徴とす
    るトイレ装置。
  12. 【請求項12】 請求項4記載のトイレ装置において、
    外部から時刻信号を受信する受信部はJJY標準電波受
    信であることを特徴とするトイレ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009041918A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Toto Ltd 電子機器及びトイレ装置
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JP7475127B2 (ja) 2019-10-31 2024-04-26 株式会社Lixil リモコン装置およびトイレ装置

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