JPH10288811A - カメラ用雲台 - Google Patents

カメラ用雲台

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JPH10288811A
JPH10288811A JP11178397A JP11178397A JPH10288811A JP H10288811 A JPH10288811 A JP H10288811A JP 11178397 A JP11178397 A JP 11178397A JP 11178397 A JP11178397 A JP 11178397A JP H10288811 A JPH10288811 A JP H10288811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ台を強固に固定するために、ケ−ス本
体外から間接的に操作力を加えることにより、テコの原
理を利用してより小さな力で強固にカメラ台を固定す
る。 【解決手段】 筒状のケ−ス本体10に、カメラを載置
するカメラ台20とボ−ル軸30と三脚側に装着する台
座40とを相互に連係させて配し、上記カメラ台20と
台座40とをボ−ル軸30を介して上下方向に互いに締
付け固定する締付機構50を備える。上記締付機構50
は、上記ボ−ル軸30と台座40の間の空隙部60に配
置されて、対向させた一対の長尺材からなる締付部材5
1、51と操作具55とからなり、各締付部材51は長
尺材の略中間部に位置する湾曲面状の挟み部52と一端
部の支点部53と他端部のア−ム部54とから構成さ
れ、上記操作具55は各ア−ム部54に螺合し、各々を
相互に接離自在に締付け操作して上記カメラ台20と台
座40とをボ−ル軸30を介して互いに締付け固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ台を台座上
に締付け固定するための締付機構を備えて、その締付け
操作性を良好にして強固な固定支持をなしえたカメラ用
雲台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカメラ用雲台としては図
7乃至図10に示すものがある。これら各図に示すよう
に、筒状のケ−ス本体10に、カメラを載置するカメラ
台20とボ−ル軸30と三脚に装着する台座40とを相
互に連係させて配し、さらに上記カメラ台20と台座4
0をボ−ル軸30を介して上下方向に互いに締付け固定
する締付機構70をケ−ス本体10内部に備えてなる。
【0003】その締付機構70は図7、8に示すよう
に、操作具ハンドル73を上記ケ−ス本体10に螺込
み、そのハンドル73の操作によってケ−ス本体10内
の締付部材71か、あるいは締付部材71の下面を押接
する締付駒72を水平方向の力で押し付ける構造となっ
ており、その水平方向の力はボ−ル軸30を介し垂直方
向に変えられてカメラ台20を締付け固定する。
【0004】また一方、締付機構70は図9に示すよう
に、操作具ハンドル73を上記ケ−ス本体10内に回転
自在に挿通させ、そのハンドル73の操作によってケ−
ス本体10内の締付カム74を矢印方向に回転させて垂
直方向に締付部材71を押し付けてカメラ台20を締付
け固定する。さらに締付機構70は図10に示すよう
に、操作軸75を2つ割状にしたケ−ス本体10に貫通
状に挟着し、ハンドル73の操作によりケ−ス本体10
を挟み付け、該ケ−ス本体10の内壁部76が矢印方向
に狭めてボ−ル軸30を挟み付け、カメラ台20を締付
け固定するようにしてなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
カメラ用雲台においては、操作ハンドルや操作軸をケ−
ス本体に直接取り付けた構成となっているので、操作力
はケ−ス本体内の中心部に向かい、あるいはケ−ス本体
自体に直接加えられるものであったため、カメラ台を強
固に固定するためにはその強度に応じた同等の力を加え
なければならなかった。したがって、カメラ台を確実に
固定するためには、強固な操作力を必要とする欠点があ
った。
【0006】そこで本発明は上記問題点に鑑み、締付機
構の構成として、支点部をケース内部に設けると共に、
操作点をケース外に設けるようにして、操作具がケ−ス
本体に直接操作力を与えるのではなく、ケ−ス本体外か
ら間接的に操作力を加えることによって、テコの原理を
利用してより小さな力で強固にカメラ台を固定すること
を可能にしたカメラ用雲台を提供するものである。また
一方、本発明は上記問題点に鑑み、締付機構の構成とし
て、締付部材を直接的に押圧操作して、カメラ台のボー
ル軸と台座とを同時に締付自在として操作性を良好にし
て強固にカメラ台を固定することを可能にしたカメラ用
雲台を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、筒状のケ−ス本体に、カメラを載置するカ
メラ台とボ−ル軸と任意の台座とを配すると共に、該カ
メラ台と台座とをボ−ル軸を介して相互に締め付ける締
付機構を備えてなるカメラ用雲台において、上記締付機
構は上記ボ−ル軸と台座間に配置されるものであって、
対向させた一対の長尺状の締付部材と操作具とからな
り、上記締付部材は長尺材の略中間部に位置する湾曲面
状の挟み部と一端部の支点部と他端部のア−ム部とから
構成され、上記支点部はケ−ス本体内に設けた受け部に
保持されると共に、上記挟み部は上記ボール軸と台座に
押接自在としてなり、かつ、上記各ア−ム部はケ−ス本
体の外部に設けた操作具によって締付自在とされてなる
ことを特徴として構成されている。
【0008】請求項2の本発明は、筒状のケ−ス本体
に、カメラを載置するカメラ台とボ−ル軸と任意の台座
とを配すると共に、該カメラ台と台座とをボ−ル軸を介
して相互に締め付ける締付機構を備えてなるカメラ用雲
台において、上記締付機構は上記ボ−ル軸と台座間に配
置されるものであって、対向させた一対の長尺状の締付
部材と操作具とからなり、上記締付部材は長尺材の略中
間部に位置する湾曲面状の挟み部と一端部の支点部と他
端部のア−ム部とから構成され、上記支点部は相互にヒ
ンジ部によって軸支されてケ−ス本体内に保持されると
共に、上記挟み部は上記ボール軸と台座に押接自在とし
てなり、かつ、上記各ア−ム部はケ−ス本体の外部に設
けた操作具によって締付自在とされてなることを特徴と
して構成される。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の本発明にお
いて、上記各締付部材の支点部が相互に分離自在に構成
されて、ケ−ス本体の内壁面に設けられた受け部に係合
状に保持されることを特徴として構成される。
【0010】請求項4の本発明は、請求項1又は2の本
発明において、上記各締付部材の挟み部が上記ボ−ル軸
を押接する上部押接面と上記台座を押接する下部押接面
とを上下面に有してなることを特徴として構成される。
【0011】請求項5の発明は、請求項1乃至4の本発
明において、上記各締付部材のア−ム部がケ−ス本体の
側面に設けた開口部から外部に対向状に突出し、該ア−
ム部にハンドルとネジ軸からなる上記操作具のネジ軸が
螺合しハンドルの回動によってア−ム部同士を相対的に
接離させて締付自在としたことを特徴として構成され
る。
【0012】請求項6の発明は、筒状のケ−ス本体に、
カメラを載置するカメラ台とボ−ル軸と任意の台座とを
配すると共に、該カメラ台と台座とをボ−ル軸を介して
相互に締め付ける締付機構を備えてなるカメラ用雲台に
おいて、上記締付機構は上記ボ−ル軸と台座間に配置さ
れるものであって、対向させた一対の半円状の締付部材
と操作具とからなり、上記半円状の締付部材は湾曲面状
の挟み部を有すると共に、この挟み部には上記ボ−ル軸
を押接する上部押接面と上記台座を押接する下部押接面
とを上下面にそれぞれ有してなり、上記締付部材の少な
くとも一方にはその外周面部に支持部を設けると共に、
該支持部をケ−ス本体内に設けた受け部に保持してな
り、かつ、上記操作具は上記ケ−ス本体の外部に突出状
に設けると共に、上記締付部材の挟み部を上記ボール軸
と台座に押接自在としてなることを特徴として構成され
ている。
【0013】請求項7の発明は、請求項1乃至6の本発
明において、上記任意の台座が、三脚に装着するもの
か、任意の受台部に取付けられるものか、あるいはケー
ス本体の一部をなすものであり、かつ、この台座に対し
上記締付部材の挟み部の下面部が押接自在となっている
ことを特徴として構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカメラ用雲台の一
実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1
はカメラ用雲台の斜視図、図2は断面図、図3と図4は
締付部材を表す展開図である。
【0015】まず、本発明の第1の実施例を上記図1乃
至図4に基づいて説明する。本実施例のカメラ用雲台
は、筒状のケ−ス本体10に、カメラを載置するカメラ
台20とボ−ル軸30と三脚に装着する台座40とを相
互に連係させて配し、さらに上記カメラ台20と台座4
0とをボ−ル軸30を介して上下方向に互いに締付け固
定する締付機構50を備えてなる。なお、本発明はカメ
ラ用雲台として説明するが、カメラ台20上にはカメラ
を載置するだけでなく、望遠鏡等、任意の光学機器を載
置できるものである。
【0016】上記カメラ台20の下面には軸部と球体と
からなる上記ボ−ル軸30が一体的に設けてあり、カメ
ラ台20がケ−ス本体10の外側上部に位置すると共
に、ボ−ル軸30がケ−ス本体10内に回動可能に収め
られている。このような構成によってカメラ台20はケ
−ス本体10に回動自在とされている。上記台座40は
上記ボ−ル軸30の下方においてケ−ス本体10の下部
に一体的に取り付けられ、上面部に円錐状をした円錐面
41を形成してなる。また、上記ボ−ル軸30と台座4
0の間に空隙部60を形成してなる。
【0017】上記締付機構50は、上記したボ−ル軸3
0と台座40の間の空隙部60に配置され上記カメラ台
20と台座40とをボ−ル軸30を介して互いに締付け
固定する。この締付機構50は対向させた一対の長尺材
からなる締付部材51、51と操作具55とからなり、
各締付部材51、51は長尺材の略中間部に位置する半
円状をした湾曲面状の挟み部52、52と一端部の支点
部53、53と他端部のア−ム部54、54とから構成
される。そして上記操作具55はハンドル55aとネジ
軸55bとから構成され、各ア−ム部54、54に螺合
・装着されて、ハンドル55aの回転操作により各アー
ム部54、54を相互に接離自在に締付ける。
【0018】上記各締付部材51、51の挟み部52、
52は図2に示すように、上記ボ−ル軸30を押接する
上部押接面52a、52aと、上記台座40の円錐面4
1を押接する下部押接面52b、52bとを上下面に有
してなる。上部押接面52a、52aは上記ボ−ル軸3
0の球面部に対し半円状の線接触をするような円錐面に
て構成され、また下部押接面52b、52bは円錐状を
した上記台座40の円錐面41に半円状の面接触をする
ような円錐面にて構成されている。
【0019】ここで、上記した台座40は三脚に装着す
るものとして説明したが、これに限定するものではな
く、建物の屋上等に設置した望遠鏡等の任意の受台部に
取付けるものであってもよく、あるいはケース本体10
の底等の一部であってもよい。したがって、その円錐面
41も任意の形状でよい。そして、この台座40に対し
上記締付部材51の挟み部52の下面部が押接自在とな
っているものであり、この下面部は上記したような円錐
面にて構成された下部押接面52bでなくともよく、任
意の形状でよい。上記した概念は、第1実施例のみなら
ず、以下に説明する第2、第3実施例の場合にも該当す
るものである。
【0020】上記各締付部材51、51の支点部53、
53は図4に示すように、挟み部52、52の一端に突
出状に設けられ相互に分離状に構成されると共に、ケ−
ス本体10内に設けられた受け部11に係合状態で保持
されている。各支点部53、53は凹溝状に形成された
受け部11内において可動自在に保持されるものであっ
て、締付機構50の締付動作時においては各々が受け部
11の両側の溝隅部に当接される。
【0021】上記各締付部材51、51のア−ム部5
4、54は、ケ−ス本体10の外周部に形成された開口
部12から外部に対向状態で突出している。そして、一
方のアーム54に設けた通孔を介して、他方のア−ム部
54の略中間部に設けたネジ孔56に上記操作具55の
ネジ軸55bを螺合させ、ハンドル55aの回動によっ
て各ア−ム部54、54同士を相対的に接離させて支点
部53、53を基点として上記ボ−ル軸30と台座40
とを締付自在としている。
【0022】次に、図1と図3に示す57は補助操作具
であり、上記本来の操作具55に対応して補助的にカメ
ラ台20を仮止めするものである。すなわち、上記補助
操作具57はハンドルとネジ軸とからなり、上記ケ−ス
本体10の外周壁面において外部に突出状に取付けると
共に、上記締付部材51の一方をケース本体10の外部
から押圧して、各締付部材51、51の挟み部52、5
2に形成した上部押接面52a、52aと下部押接面5
2b、52bとをそれぞれ上記ボール軸30と台座40
の円錐面41に押接自在としてなる。
【0023】以上のように、一対の締付部材51、51
にて構成される締付機構50がボ−ル軸30と台座40
との間の空隙部60に楔状に圧入・配置されることによ
り、カメラ台20と台座40とを上下方向に相互に締付
け固定する。そして上記本発明によれば、図4に示すよ
うに、締付機構50における3つの動作点要素である支
点と、力点と、操作点の各動作点は、相互に以下のよう
な関係になっている。すなわち、支点と力点の距離に対
し、支点と操作点の距離の距離比を大きくしたことによ
り、操作点に加えられた操作力は、テコの原理により増
加して力点に加圧されることとなり、締付力を増大する
こととなる。なお、本発明における実施例においては、
支点と操作点の間に力点を設けてあることから、いわゆ
るクルミ割り機の機構原理と共通するものである。
【0024】次に、本発明の第2の実施例を図5に基づ
いて説明する。この第2実施例における締付機構50の
各支点部53、53は、相互に分離状に構成するもので
はなく、それぞれヒンジ部53a、53aを形成し、該
ヒンジ部53a、53aにピン53bを挿通して回動自
在に結合・軸支させてなり、このように相互に軸支状と
してケ−ス本体10内に保持させて締付け操作性の向上
を図っている。その他の締付部材51、挟み部52、ア
−ム部54等の構成については第1の実施例と同じ構成
としてある。
【0025】次に、本発明の第3の実施例を図6に基づ
いて説明する。この第3実施例における締付機構50
は、対向させた一対の半円状の締付部材51、51と操
作具58とからなり、上記半円状の締付部材51、51
は湾曲面状の挟み部52を有すると共に、この挟み部5
2には上記ボ−ル軸30を押接する上部押接面52aと
上記台座40を押接する下部押接面52bとを上下面に
それぞれ有してなり、かつ、上記締付部材51、51は
その外周面部に支持部59、59を設けると共に、この
支持部59、59をケ−ス本体10内に設けた受け部1
1、11に係合させて、それぞれを上記空隙部60内に
保持するようにしてなる。
【0026】また、上記操作具58はハンドル58aと
ネジ軸58bとからなり、ケ−ス本体10の取付部13
において外部に突出状に取付けると共に、上記締付部材
51の一方をケース本体10の外部から押圧して、各締
付部材51、51の挟み部52、52に形成した上部押
接面52a、52aと下部押接面52b、52bとをそ
れぞれ上記ボール軸30と台座40の円錐面41に押接
自在としてなる。上記操作具55は、一方の締付部材5
1の支持部59をケース本体10の外部から押圧できる
ように取付部13に取付けられて、各締付部材51、5
1に対し各々の中心部を押圧してバランス良い押圧操作
ができるようにしてある。また、他方の締付部材51
は、必ずしも支持部59を設けなくとも、フリーの状態
で空隙部60に配置しておいてもよい。
【0027】以下、第1の実施例と第2の実施例の締付
機構の動作について説明する。先ず、操作具55を構成
するハンドル55aを回動させてネジ軸55bを緩めた
状態では、各締付部材51、51は相対的に離れた位置
で対峙して、挟み部52、52は上部に位置するボ−ル
軸30と下部に位置する台座40の円錐面41とを強く
押付けていない状態にあるため、カメラ台20は固定さ
れておらず自由に動かすことができる。この状態でカメ
ラ台20に載置したカメラの向き及び角度を変えて位置
決定をする。
【0028】次に、ハンドル55aを操作してネジ軸5
5bを締付け方向に回転させると、締付部材51、51
のア−ム部54、54が相対的に接近し同時に挟み部5
2、52も接近する。そこで挟み部52、52の上部押
接面52a、52aと下部押接面52b、52bがボ−
ル軸30と円錐面41を有する台座40とを楔状に押圧
することになり、上記空隙部60を上下方向に広げカメ
ラ台20を台座40から上方向へ圧接することができ
る。この操作により、カメラ台20及びその上に載置さ
れたカメラの向き及び角度が固定されることになる。
【0029】次に第3の実施例の締付機構の動作につい
て説明する。上記操作具58のハンドル58aを一方に
回動操作することにより、上記締付部材51の一方をネ
ジ軸58bを介してケース本体10の外部から押圧し
て、各締付部材51、51の挟み部52、52に形成し
た上部押接面52a、52aと下部押接面52b、52
bとをそれぞれ上記ボール軸30と台座40の円錐面4
1に押接して、ボ−ル軸30と台座40とを楔状に押圧
させ、上記空隙部60を上下方向に広げてカメラ台20
を台座40から上方向へ圧接しカメラ台20を固定す
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように、カメラ台のボ−
ル軸と台座間に配置される締付機構を一対の長尺状の締
付部材から構成し、この締付部材は中間部の挟み部と一
端部の支点部と他端部のア−ム部とからなり、上記支点
部はケ−ス本体内に保持されると共に、上記挟み部は上
記ボール軸と台座に押接自在とされ、上記ア−ム部はケ
−ス本体の外部に設けた操作具によって締付自在に構成
とされることから、ケ−ス本体内の支点を基点にしてケ
−ス本体外から間接的に締付け中心部に操作力を加える
こととなってテコの原理を利用でき、小さな力でカメラ
台を締付・固定することができるという効果がある。ま
た、一対のア−ム部材を挟み付ける構成ゆえに、締付け
操作性が良好であると共に、簡易な構造であるに拘わら
ず小さな力で強固にカメラ台を締付・固定することがで
きる。
【0031】また、他の発明にあっては、カメラ台の締
付機構を対向させた一対の半円状の締付部材から構成
し、この半円状の締付部材は湾曲面状の挟み部を有し、
この挟み部には上記ボ−ル軸を押接する上部押接面を有
し、上記締付部材を操作具によって押接自在として構成
されることから、締付部材を直接的に押圧操作して、そ
の上下押接面をカメラ台のボール軸と台座を同時に締付
自在としたことから、操作性を良好にして強固にカメラ
台を固定することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ用雲台における斜視図であ
る。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の横断面図である。
【図4】図1の締付機構の要部平面図である。
【図5】第2実施例における締付機構の斜視図である。
【図6】第3実施例における締付機構の横断面図であ
る。
【図7】従来のカメラ用雲台の第1例の断面図である。
【図8】従来のカメラ用雲台の第2例の断面図である。
【図9】従来のカメラ用雲台の第3例の断面図である。
【図10】従来のカメラ用雲台の第4例の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 ケ−ス本体 11 受け部 12 開口部 13 取付部 20 カメラ台 30 ボ−ル軸 40 台座 41 円錐面 50 締付機構 51 締付部材 52 挟み部 52a 上部押接面 52b 下部押接面 53 支点部 53a ヒンジ部 53b ピン 54 ア−ム部 55 操作具 55a ハンドル 55b ネジ軸 56 ネジ孔 57 補助操作具 58 操作具 58a ハンドル 58b ネジ軸 59 支持部 60 空隙部 70 締付機構 71 締付部材 72 締付駒 73 操作ハンドル 74 締付カム 75 操作軸 76 内壁部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケ−ス本体に、カメラを載置する
    カメラ台とボ−ル軸と任意の台座とを配すると共に、該
    カメラ台と台座とをボ−ル軸を介して相互に締め付ける
    締付機構を備えてなるカメラ用雲台において、 上記締付機構は上記ボ−ル軸と台座間に配置されるもの
    であって、対向させた一対の長尺状の締付部材と操作具
    とからなり、 上記締付部材は長尺材の略中間部に位置する湾曲面状の
    挟み部と一端部の支点部と他端部のア−ム部とから構成
    され、 上記支点部はケ−ス本体内に設けた受け部に保持される
    と共に、上記挟み部は上記ボール軸と台座に押接自在と
    してなり、かつ、上記各ア−ム部はケ−ス本体の外部に
    設けた操作具によって締付自在とされてなることを特徴
    とするカメラ用雲台。
  2. 【請求項2】 筒状のケ−ス本体に、カメラを載置する
    カメラ台とボ−ル軸と任意の台座とを配すると共に、該
    カメラ台と台座とをボ−ル軸を介して相互に締め付ける
    締付機構を備えてなるカメラ用雲台において、 上記締付機構は上記ボ−ル軸と台座間に配置されるもの
    であって、対向させた一対の長尺状の締付部材と操作具
    とからなり、 上記締付部材は長尺材の略中間部に位置する湾曲面状の
    挟み部と一端部の支点部と他端部のア−ム部とから構成
    され、 上記支点部は相互にヒンジ部によって軸支されてケ−ス
    本体内に保持されると共に、上記挟み部は上記ボール軸
    と台座に押接自在としてなり、かつ、上記各ア−ム部は
    ケ−ス本体の外部に設けた操作具によって締付自在とさ
    れてなることを特徴とするカメラ用雲台。
  3. 【請求項3】 上記各締付部材の支点部が相互に分離自
    在に構成されて、ケ−ス本体の内壁面に設けられた受け
    部に係合状に保持されることを特徴とする請求項1に記
    載のカメラ用雲台。
  4. 【請求項4】 上記各締付部材の挟み部が上記ボ−ル軸
    を押接する上部押接面と上記台座を押接する下部押接面
    とを上下面に有してなることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のカメラ用雲台。
  5. 【請求項5】 上記各締付部材のア−ム部がケ−ス本体
    の側面に設けた開口部から外部に対向状に突出し、該ア
    −ム部にハンドルとネジ軸からなる上記操作具のネジ軸
    が螺合しハンドルの回動によってア−ム部同士を相対的
    に接離させて締付自在としたことを特徴とする請求項1
    乃至4に記載のカメラ用雲台。
  6. 【請求項6】 筒状のケ−ス本体に、カメラを載置する
    カメラ台とボ−ル軸と任意の台座とを配すると共に、該
    カメラ台と台座とをボ−ル軸を介して相互に締め付ける
    締付機構を備えてなるカメラ用雲台において、 上記締付機構は上記ボ−ル軸と台座間に配置されるもの
    であって、対向させた一対の半円状の締付部材と操作具
    とからなり、 上記半円状の締付部材は湾曲面状の挟み部を有すると共
    に、この挟み部の上面には上記ボ−ル軸を押接する上部
    押接面を有してなり、 上記締付部材の少なくとも一方にはその外周面部に支持
    部を設けると共に、該支持部をケ−ス本体内に設けた受
    け部に保持してなり、かつ、 上記操作具は上記ケ−ス本体の外部に突出状に設けると
    共に、上記締付部材の挟み部を上記ボール軸と台座に押
    接自在としてなることを特徴とするカメラ用雲台。
  7. 【請求項7】 上記任意の台座が、三脚に装着するもの
    か、任意の受台部に取付けられるものか、あるいはケー
    ス本体の一部をなすものであり、かつ、この台座に対し
    上記締付部材の挟み部の下面部が押接自在となっている
    ことを特徴とする請求項1乃至6に記載のカメラ用雲
    台。
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