JPH08229Y2 - 自動2輪車用カメラスタンド - Google Patents

自動2輪車用カメラスタンド

Info

Publication number
JPH08229Y2
JPH08229Y2 JP11630589U JP11630589U JPH08229Y2 JP H08229 Y2 JPH08229 Y2 JP H08229Y2 JP 11630589 U JP11630589 U JP 11630589U JP 11630589 U JP11630589 U JP 11630589U JP H08229 Y2 JPH08229 Y2 JP H08229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
camera
ball joint
adjusting bolt
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11630589U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0355394U (ja
Inventor
隆一 那須野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Access Corp
Original Assignee
Honda Access Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Access Corp filed Critical Honda Access Corp
Priority to JP11630589U priority Critical patent/JPH08229Y2/ja
Publication of JPH0355394U publication Critical patent/JPH0355394U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH08229Y2 publication Critical patent/JPH08229Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、カエラを自動2輪車のハンドルへ簡単か
つ迅速に支持させることのできるカメラスタンドに関す
る。
[従来の技術] 従来のカメラを支持する手段としては三脚によること
が一般的である。また、三脚の無い場合には、何か適当
な支持部材を見つけてその上へカメラが動かないように
支持させていた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、自動2輪車でツーリングするときなどに
は、自動2輪車をカメラの支持手段として使用できれば
便利なことがある。しかも、着脱操作が簡単かつ迅速に
なることも望まれる。
そこで本考案の目的は、かかる要望を満足するカメラ
スタンドを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係る自動2輪車用
カメラスタンドは、自動2輪車のハンドルへ取付けるた
めのクリップと、このクリップとボールジョイントを介
して連結される支持台とを備え、クリップはアジャスト
ボルトにより相対回動可能又は不能となるよう調節自在
に軸着された2つのクリップ片からなるとともに、一方
のクリップ片に前記アジャストボルトの締め付けと連動
して間隔が狭くなる割り溝部と、この割り溝部の一端が
連続するボールジョイントの支承部とを設けたことを特
徴とする。
[考案の作用] 支持台にカメラを取付けるとともに、アジャストボル
トを調節して2つのクリップ片を相対的に開き方向に回
動させて開き、自動2輪車のハンドルを挟持させた後、
再びアジャストボルトを締め付けると、各クリップ片は
相対回動不能になり、クリップがハンドルに固定され
る。同時に、アジャストボルトの締め付けと連動して割
り溝の間隔が狭くなり、この一端が連続しているボール
ジョイントの支承部が開口部を縮径するよう連動調節さ
れてボールジョイントに密接し、これを固定する。ゆえ
に、カメラの支持台も同時に回動不能に固定される。
[実施例] 第1図乃至第5図に本考案の一実施例を示す。第1図
は外観を示し、第2図は分解構造を示す図である。1は
カメラの支持台、2はラバーマットであり、ボールジョ
イント3を介してスタンド側へ連結されている。4は取
付ネジであり、4aはそのつまみである。スタンドは2つ
のクリップ片からなり、固定側のクリップ片5の上部に
はボールジョイント3を収容するための半球状凹部から
なる支承部6が形成されている。この支承部6に一端が
開放され、かつこの縁部から半径方向へ延びてクリップ
片5の上端縁に達し、ここで他端が開放されている割り
溝部7が形成されている。
さらに、クリップ片5の上端からはグリップ8が側方
へ突出しており、支承部6側の中間部には空間8aが形成
され、ここに割り溝部7の開放端が臨んでいる。空間8a
を囲んで両側に平行する左右のジョイント壁部9にはボ
ルト通し穴9aが形成されている。また、固定側のクリッ
プ片5の下方は外方へ屈曲するハンドル挟持部10をな
し、その表面には波形の溝が形成されている。
一方、可動側のクリップ片11は、上部に左右のジョイ
ント壁部9を嵌装しかつその外側に接するジョイント部
12及び13が形成され、それぞれには通し穴9aと対応する
通し穴12a及び13aが設けられている。また、通し穴13a
の周囲にはこれを取り囲み内側に6角穴を設けたナット
収容部13bが形成され、さらにこれらジョイント部12及
び13からグリップ14がグリップ8に対応して側方へ一体
に突出形成されている。
可動側のクリップ片11の下部には固定側のハンドル挟
持部10と対応して形成されるハンドル挟持部15が設けら
れ、両者を合せたときに略菱形の空間を形成するように
なっている。
これら固定側及び可動側のクリップ片5及び11はジョ
イント壁部9の外側にジョイント部12及び13を重ねた状
態で組み合わされて軸着される。すなわち、符号16は空
間8a内へ収容され、両端をそれぞれグリップ8及び14に
係止させたコイルスプリング、17は各通し穴9a,12a及び
13a並びにコイルスプリング16に通したアジャストボル
ト、18はそのつまみ、19はナット収容部13b内へ収容さ
れるナットであり、アジャストボルト17の先端部に係合
している。なお、コイルスプリング16はグリップ8及び
14をそれぞれ相対的に開く方向へ、換言すれば対向する
ハンドル挟持部10及び15が互いに近接する方向へ付勢し
ている。
次に、本実施例の作用を説明する。まず第3図に示す
ように、グリップ8及び14をつまんでコイルスプリング
16に抗して可動側のクリップ片11を外方へ回動させ、ハ
ンドル挟持部10及び15間を開き、自動2輪車のハンドル
21の周囲に取付ける。その後、グリップ8及び14から手
を離すと、可動側のクリップ片11はコイルスプリング16
の弾力によって図の時計回り方向へ回動し、ハンドル挟
持部10及び15によってハンドル21の周囲を挟持する。
また、支持台1には予めカメラ20を載せ、その底部を
取付ネジ4で固定しておく。この状態ではスタンドのハ
ンドル21に対する取付け又はカメラ20のスタンドに対す
る固定状態はそれぞれ不確実であって、仮止め状態であ
る。そこで第4図に示すように、カメラ20の角度をセッ
トした後、つまみ18を回してアジャストボルト17を締め
付け方向へ回動させる。すると、第5図に示すように、
アジャストボルト17とナット19との係合によってジョイ
ント部12及び13が締め付けられて接近し、固定側のクリ
ップ片5のジョイント壁部9の側面に圧接される。この
ため、固定側のクリップ片5及び可動側のクリップ片11
は相対回動不能になり、各ハンドル挟持部10及び15がハ
ンドル21を確実に挟持するとともに、回動したり外れた
りしなくなる。また、同時にアジャストボルト17の締め
付けによって左右のジョイント壁部9が圧接されるた
め、割り溝部7の間隔が狭められ、支承部6の開口径が
縮径してボールジョイント3の周囲に密接する。このた
め、ボールジョイント3は回動不能に固定される。ゆえ
に、アジャストボルト17を締め付けるだけで、グリップ
の固定とカメラ20の固定が同時に行われる。
なお、スタンドを取り外すにはつまみ18を逆方向へ回
動させて、アジャストボルト17を緩めれば容易に取り外
し可能であり、同時にカメラ20の角度調整等も自在に行
うことができる。
第6図は他の実施例を示し、この例では、固定側のク
リップ片5及び可動側のクリップ片11がそれぞれ手Hで
握り易いような曲面に形成されている。その他の点は前
実施例と同じであるので、要部のみに共通符号を付して
ある。このようにすると、カメラを持って撮影するとき
支持台1上へカメラを取付け、固定側及び可動側のクリ
ップ片5及び11部分を握った状態で撮影できるので便利
である。
[考案の効果] 本考案は、アジャストボルトによって相対回動不能又
は可能に調節される2つのクリップ片からなるクリップ
を設けるとともに、一方のクリップ片にカメラの支持台
を取付けるためのボールジョイントの支承部と、これに
一端が連続しかつアジャストボルトの締め付けと連動し
て間隔が狭くなる割り溝部とを設けたので、1つのアジ
ャストボルトを締め付け又は緩めるよう調節することに
よって、スタンドの固定又は取り外し並びにボールジョ
イントの固定又は固定解除を同時に行うことができる。
ゆえに、自動2輪車のハンドルをカメラの支持部材とし
て利用できるようになるとともに、その着脱を簡易かつ
迅速にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は実施例であり、第1図は斜視図、第
2図は分解図、第3図及び第4図は作用を示す斜視図、
第5図は作用を示す要部の平面図である。第6図は他の
実施例の斜視図である。 (符号の説明) 1……支持台、3……ボールジョイント、5……固定側
のクリップ片、6……支承部、7……割り溝部、11……
可動側のクリップ片、17……アジャストボルト、20……
カメラ、21……ハンドル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動2輪車のハンドルへ取付けるためのク
    リップと、このクリップとボールジョイントを介して連
    結される支持台とを備え、クリップはアジャストボルト
    により相対回動可能又は不能となるよう調節自在に軸着
    された2つのクリップ片からなるとともに、一方のクリ
    ップ片に前記アジャストボルトの締め付けと連動して間
    隔が狭くなる割り溝部と、この割り溝部の一端が連続す
    るボールジョイントの支承部とを設けたことを特徴とす
    る自動2輪車用カメラスタンド。
JP11630589U 1989-10-02 1989-10-02 自動2輪車用カメラスタンド Expired - Lifetime JPH08229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11630589U JPH08229Y2 (ja) 1989-10-02 1989-10-02 自動2輪車用カメラスタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11630589U JPH08229Y2 (ja) 1989-10-02 1989-10-02 自動2輪車用カメラスタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0355394U JPH0355394U (ja) 1991-05-28
JPH08229Y2 true JPH08229Y2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=31664587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11630589U Expired - Lifetime JPH08229Y2 (ja) 1989-10-02 1989-10-02 自動2輪車用カメラスタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08229Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5414017B2 (ja) * 2008-01-30 2014-02-12 株式会社ユピテル 車載機器用支持構造
JP5557153B2 (ja) * 2010-03-29 2014-07-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両の装備品取付装置
JP5480121B2 (ja) * 2010-12-10 2014-04-23 行紘 小林 自転車にカメラを取り付けて安定した映像を撮る事を可能とした、支持金具
KR101487903B1 (ko) * 2014-06-30 2015-02-03 오성알루미늄 주식회사 항균기능을 가진 지팡이용 안전끈

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0355394U (ja) 1991-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10189525B2 (en) Handlebar accessory mount
JPH0524955Y2 (ja)
US5383706A (en) Adjusting assembly for bicycle seat
US6938865B1 (en) Gauge mounting assembly
US5860197A (en) Centering Clamp
US5064157A (en) Mounting bracket for handlebar crossbar
US5551660A (en) Drum stick holder
US6346665B1 (en) Dual adjusting holder for drum
EP1508403B1 (en) Fixing apparatus
JPH06107262A (ja) 手動操作手段のハンドルバーパイプへの取付装置
JPH08229Y2 (ja) 自動2輪車用カメラスタンド
JPH10288811A (ja) カメラ用雲台
JP2000097395A (ja) ワンタッチ固定器具及びこれに用いる脱着機構体
US5810531A (en) Skateboard fastening device
JPH0442880Y2 (ja)
JPS6323851Y2 (ja)
JPS583927Y2 (ja) 物品取付装置
JPS6033667Y2 (ja) スピ−カ取付具
JPH064159Y2 (ja) 赤道儀等の三脚への取付けクランプ機構
JPS6243908Y2 (ja)
JPH0513074Y2 (ja)
JPH0629527Y2 (ja) 自在支持装置
JP2577563Y2 (ja) パイプクランプ取付け装置
JPS591017Y2 (ja) ハンドル杆におけるバックミラ−の取付構造
JPS6221771Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term