JPH1028298A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JPH1028298A
JPH1028298A JP17966096A JP17966096A JPH1028298A JP H1028298 A JPH1028298 A JP H1028298A JP 17966096 A JP17966096 A JP 17966096A JP 17966096 A JP17966096 A JP 17966096A JP H1028298 A JPH1028298 A JP H1028298A
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JP
Japan
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opening
duct
speaker
openings
speaker device
Prior art date
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Pending
Application number
JP17966096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeji Kubotani
茂治 窪谷
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外観を損なうことなく低音部を補強する。 【解決手段】ダクト33Rの開口部331Rfの開口面
積Sfを開口部331Rbの開口面積Sbよりも大きく
なるようにダクト33Rを形成する。スピーカキャビネ
ット部22Rの取付ガイド24R,25Rを利用してダ
クト33Rをスピーカキャビネット部22Rに取り付け
る。キャビネット部22Rのスリット状の開口部23R
cとダクト33Rの開口部331Rfが一致して形成さ
れる複数の開口部の開口面積の総和を、開口部331R
bの開口面積Sbとほぼ等しくする。開口部23Rc,
331Rfが一致して形成された複数の開口部のそれぞ
れの開口面積は小さくなると共に、ダクトの前面側と後
面側の開口面積がほぼ等しいので、外観を損なうことな
く低音部を補強できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバスレフ型のスピ
ーカ装置に関する。詳しくは、スピーカキャビネットの
前面内側に中空のダクトを設けるものとし、このダクト
の前面側を例えばスリット状として複数の開口部に分割
し、この前面側の各開口部の開口面積の総和を、ダクト
の後面側の開口部の開口面積とほぼ等しくなるように形
成して、外観を損なうことなく低音部を増強するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】バスレフ型のスピーカ装置では、図5に
示すように密閉型のキャビネット1の前面にダクト(あ
るいはポート)2と呼ばれる空気の通路が設けられてお
り、スピーカ3の後部からの音の一部を取り出して前面
からの音と位相をそろえることにより、低音部の補強が
なされている。このダクト2の開口面積や長さは、スピ
ーカ3のコーンやボイスコイルの質量、キャビネット1
の容積、共振周波数等に基づいて設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、キャビネッ
ト1の前面にダクト2の孔が形成されることは、デザイ
ン上好ましくない場合がある。このため、このダクトの
孔が目立たず外観を損なうことのないように、例えばダ
クト2の孔がスリット状に形成される。このような場
合、ダクト2の前面側の開口面積が小さくなり空気の通
路が塞がれてしまうので、低音部を十分補強することが
できない。
【0004】そこで、この発明では、外観を損なうこと
なく低音部を補強できるスピーカ装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスピーカ
装置は、スピーカキャビネットの前面内側に中空のダク
トを設け、ダクトの前面側の開口部を複数の開口部に分
割するものとし、この前面側の各開口部の開口面積の総
和は、ダクトの後面側の開口部の開口面積とほぼ等しく
されるものである。
【0006】この発明においては、ダクトの前面側の各
開口部の開口面積の総和が、ダクトの後面側の開口部の
開口面積とほぼ等しくなるようにダクトが形成されるの
で、前面側の1つの開口部の開口面積は小さいものとさ
れる。また、ダクトの前面側と後面側の開口面積がほぼ
等しいものとされるので空気の通路が塞がれるようなこ
とがない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るスピーカ装
置の実施の一形態について説明する。図1はスピーカ装
置を例えばデスクトップ型のパーソナルコンピュータに
設けた場合を示している。
【0008】図1において、パーソナルコンピュータ1
0には、光ディスク装置11やフロッピ−ディスクドラ
イブ装置12等が設けられている。またパーソナルコン
ピュータ10の前面に配設された操作部13を操作する
ことで、パーソナルコンピュータの動作の切替が行われ
て、例えばパーソナルコンピュータだけでなくテレビジ
ョン装置として使用することもできる。ディスプレイ部
14には、コンピュータ画像やテレビジョン画像が表示
される。また、パーソナルコンピュータ10の前面には
電源スイッチ15が配設されている。このパーソナルコ
ンピュータ10の側面には、スピーカ装置20R,20
Lが設けられている。このスピーカ装置20R,20L
は互いに対称に構成されるものであり、ここでは、例え
ば右側のスピーカ装置20Rについて説明を行うものと
する。
【0009】図2は、右側のスピーカ装置20Rの分解
斜視図である。この図2において、右側の外装キャビネ
ット21Rには、この外装キャビネット21Rを外側に
突出させることでスピーカキャビネット部22Rが形成
される。スピーカキャビネット部22Rの前面上側には
取付孔23Raが形成されて、この取付孔23Raに高
音用スピーカ31Rが装着される。取付孔23Raの下
側には開口部23Rbが形成されており、この開口部2
3Rbと対向するように低音用スピーカ32Rが、例え
ばネジ等(図示せず)によって固定されて、低音用スピ
ーカ32Rから音が開口部23Rbより出力される。
【0010】さらに、開口部23Rbの下側には、例え
ばスリット状に形成された開口部23Rcが形成され
る。また開口部23Rcの内面上側と内面下側には、ダ
クト33Rを取り付けるための取付ガイド24R,25
Rが形成されている。ここで、ダクト33Rの構成を図
3に示す。
【0011】図3Aはダクト33Rの正面図、図3Bは
側面図、図3Cは下面図である。なお、図3Bおよび図
3Cはダクト33Rの片側断面図を示している。ダクト
33Rは、形状が例えば中空の角錐台状とされており、
角錐台の底面すなわち前面方向の開口部331Rfの開
口面積Sfは、角錐台の上面すなわち後面方向の開口部
331Rbの開口面積Sbよりも大きくされている。ま
た、ダクト33Rの前面側には縁部332Rが形成され
ており、縁部332Rにはバネ部333Ra,333R
bが形成されている。この図3Aに示すバネ部333R
aのI-I’断面を図3Dに示す。
【0012】この縁部332Rに形成されたバネ部33
3Raを取付ガイド24Rによって挟持すると共に、バ
ネ部333Rbを取付ガイド25Rで挟持した状態でダ
クト33Rを外面側方向に移動される。
【0013】ダクト33Rは、ダクト33Rの開口部3
31Rfが、スリット状の開口部23Rcと対向する位
置とされると共に、バネ部333Ra,333Rbがそ
れぞれ取付ガイド24R,25Rを押圧するものとされ
てこの位置が保持される。
【0014】また、高音用スピーカ31Rと低音用スピ
ーカ32Rおよびダクト33Rが取り付けられると、側
板26Rがネジ等(図示せず)によってスピーカキャビ
ネット部22Rに取り付けられることによりスピーカキ
ャビネット部22Rが密閉されて、バスレフ型のスピー
カ装置20Rが形成される。なお、スピーカ装置20R
の前面には、図1に示すように、高音用スピーカ31R
や低音用スピーカ32Rを保護するためのパンチングメ
タル28Rが装着されている。
【0015】このスピーカ装置20Rでは、図4に示す
ようにダクト33Rの前面側の開口部331Rfとスピ
ーカキャビネット部22Rの開口部23Rcが対向する
ものとされて、開口部23Rcのスリットによって開口
部331Rfが複数の開口部に分割される。ここで、開
口部331Rfの開口面積は開口部331Rbの開口面
積よりも大きいものとされているので、スリットによっ
て開口部331Rfの一部が塞がれても、このスリット
によって開口部331Rfを分割して形成された複数の
開口部の開口面積の総和は、ダクト33Rの後面側の開
口部331Rbの開口面積Sbとはぼ等しいものとされ
る。このため、空気の通路を確保することが可能となり
低音部を補強することができる。
【0016】このように、上述の実施の形態では、ダク
ト33Rの開口部331Rfの前面に、例えばスリット
を設けて開口部331Rfを複数の開口部に分割したと
き、この複数の開口部の開口面積の総和がダクト33R
の開口部331Rbの開口面積Sbとほぼ等しくされ
る。このため、ダクト33Rの前面側の1つの開口部の
開口面積を小さいものとすることができると共に、ダク
トの前面側と後面側の開口面積がほぼ等しいので空気の
通路が塞がれるようなことがなく、外観を損なうことな
く低音部を補強することができる。
【0017】なお、上述の実施の形態では2WAYのス
ピーカ装置で角錐台状のダクトを用いる場合を示した
が、スピーカ装置は2WAYに限られるものではなく、
またダクトは円錐台状の形状であってもよい。さらに、
スピーカキャビネット部の前面側に形成されるダクト用
の開口部はスリット状に限られるものではなく、例えば
ダクトの孔よりも小さな孔を複数設けるものとしてもよ
く、スピーカキャビネット部とダクトを一体成型するも
のとしてもよい。
【0018】また、スピーカ装置はデスクトップ型のパ
ーソナルコンピュータやテレビジョン装置等と一体に形
成されるものに限られるのもでなく、単体で構成される
スピーカ装置であってもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ダクトの前面側の開
口部が複数の開口部に分割されて、この各開口部の開口
面積の総和が、ダクトの後面側の開口部の開口面積とほ
ぼ等しくなるように形成されるので、前面側の1つの開
口部の開口面積が小さいものとされると共に、ダクトの
前面側と後面側の開口面積がほぼ等しいものとされて、
外観を損なうことなく低音部を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスピーカ装置を用いたデスクト
ップ型のパーソナルコンピュータの外観を示す図であ
る。
【図2】スピーカ装置の分解斜視図である。
【図3】ダクトの構成を示す図である。
【図4】ダクトをスピーカキャビネット部に取り付けた
状態での断面図である。
【図5】従来のバスレフ型スピーカ装置の構成を示す図
である。
【符号の説明】
20R,20L スピーカ装置 21R 外装キャビネット 22R スピーカキャビネット部 23Ra 取付孔 23Rb,23Rc,331Rf,331Rb 開口部 24R,25R 取付ガイド 26R 側板 31R 高音用スピーカ 32R 低音用スピーカ 33R ダクト 332R 縁部 333Ra,333Rb バネ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカキャビネットの前面内側に中空
    のダクトを設け、 上記ダクトの前面側の開口部を複数の開口部に分割する
    ものとし、この前面側の各開口部の開口面積の総和は、
    上記ダクトの後面側の開口部の開口面積とほぼ等しくさ
    れることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 上記中空のダクトは、角錐台あるいは円
    錐台の形状とすることを特徴とする請求項1記載のスピ
    ーカ装置。
  3. 【請求項3】 上記ダクトの前面側にスリットを形成し
    て、前面側の開口部を複数の開口部に分割することを特
    徴とする請求項1記載のスピーカ装置。
JP17966096A 1996-07-09 1996-07-09 スピーカ装置 Pending JPH1028298A (ja)

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JP17966096A JPH1028298A (ja) 1996-07-09 1996-07-09 スピーカ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260952A (ja) * 2008-03-27 2009-11-05 Yamaha Corp スピーカ装置

Cited By (5)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260952A (ja) * 2008-03-27 2009-11-05 Yamaha Corp スピーカ装置
US8028792B2 (en) 2008-03-27 2011-10-04 Yamaha Corporation Speaker apparatus
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JP2014068380A (ja) * 2008-03-27 2014-04-17 Yamaha Corp スピーカ装置

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