JPH1028036A - デューティ補正回路 - Google Patents

デューティ補正回路

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JPH1028036A
JPH1028036A JP8182251A JP18225196A JPH1028036A JP H1028036 A JPH1028036 A JP H1028036A JP 8182251 A JP8182251 A JP 8182251A JP 18225196 A JP18225196 A JP 18225196A JP H1028036 A JPH1028036 A JP H1028036A
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JP
Japan
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circuit
signal
output
delay
duty
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JP8182251A
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Hirobumi Takigami
博文 瀧上
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デューティ補正回路の補正幅をより細かくす
る。 【解決手段】 入力信号aを反転回路4で反転し遅延回
路5で遅延させ再度反転回路6で反転した信号hと、入
力信号aとの論理和演算を行うことにより、遅延回路5
の立ち上がり遅延時間だけデューティを広げる補正がさ
れた出力信号kが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデューティ補正回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル信号を磁気ディスクに記録する
際の磁気記録装置において、再生時の信号または同期ク
ロックのデューティ比が、磁気ディスクの中心と磁気ヘ
ッドとの相対距離に関係なく常に一定となるように、あ
らかじめそのデジタル信号または同期クロックのデュー
ティ比を補正して記録するためのデューティ補正回路が
設けられている。
【0003】図5は従来のデューティ補正回路の回路
図、図6、図7はそのタイミングチャートである。遅延
回路11は、入力信号pを立ち上がり時τ1(nS)、
立ち下がり時τ2(nS)だけ遅延して出力する。論理
和回路12は、入力信号pと遅延回路11の出力信号m
の論理和演算を行い、その演算結果を出力信号nとして
出力する。この場合は、入力信号よりデューティがτ2
だけ延びた出力信号nが得られる。
【0004】なお、この例ではデューティを広げる補正
をする場合を示したが、デューティを縮める補正を行う
場合は論理和回路12を論理積回路に換えれば実現でき
る。この時のタイミングチャートを図7に示す。この場
合は、入力信号pよりデューティがτ1だけ縮める補正
がされた出力信号nが得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデュー
ティ補正回路では、デューティを広げる場合は遅延回路
の立ち下がり時の遅延時間だけ、デューティを縮める場
合は遅延回路の立ち上がり時の遅延時間だけしかデュー
ティの補正に使用できないという問題があった。つま
り、立ち上がり遅延時間と立ち下がり遅延時間が異なる
遅延回路を使用しても、デューティを広げる場合は立ち
上がり遅延時間、デューティを縮める場合は立ち下がり
遅延時間はデューティの補正には使用できなかった。
【0006】本発明の目的は、デューティを広げる場合
でも縮める場合でも、立ち上がり時と立ち下がり時の両
方の遅延時間をデューティ補正に使用することで、デュ
ーティ補正幅を細かく設定できるデューティ補正回路を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデューティ補正回路は、入力信号を立ち上
り、立ち下がりで異なる時間遅延する1個以上の第1の
遅延回路と、第1の遅延回路の出力信号と第1の選択信
号を入力し、第1の選択信号がアクティブのとき第1の
遅延回路の出力信号を出力する第1のゲート回路と、前
記入力信号を論理反転する第1の反転回路と、前記第1
の反転回路の出力信号を立ち上がり、立ち下がりで異な
る時間遅延する1個以上の第2の遅延回路と、第2の遅
延回路の出力信号を論理反転する第2の反転回路と、第
2の反転回路の出力信号と、前記第1の選択信号がイン
アクティブのときアクティブとなる第2の選択信号を入
力し、第2の選択信号がアクティブのとき第2の反転回
路の出力信号を出力する第2のゲート回路と、前記第1
の選択信号または前記第2の選択信号のうちアクティブ
の選択信号により第1のゲート回路から出力された第1
の遅延回路の出力信号または第2のゲート回路から出力
された第2の反転回路の出力信号と前記入力信号の論理
和演算または論理積演算を行なう第3のゲート回路を有
する。
【0008】本発明は、立ち上がり遅延時間と立ち下が
り遅延時間が異なる遅延回路を使用して、その両方の遅
延時間をデューティの補正に使用するようにしたもので
ある。
【0009】したがって、デューティ補正回路の補正幅
を細かく設定することができる。
【0010】本発明の実施態様によれば、前記第3のゲ
ート回路が、前記入力信号と、前記第1の選択信号がア
クティブのときに第1のゲート回路から出力された第1
の遅延回路の出力信号との論理和演算を行なう第4のゲ
ート回路と、前記第4のゲート回路の出力と、前記第2
の選択信号がアクティブのときに第2のゲート回路から
出力された第2の反転回路の出力信号との論理和演算を
行なう第5のゲート回路で構成される。本実施態様はデ
ューティを広げる補正を行なうものである。
【0011】本発明の他の実施態様によれば、前記第3
のゲート回路が、前記第1の選択信号がアクティブのと
きに第1のゲート回路から出力された第1の遅延回路の
出力信号と、前記第2の選択信号がアクティブのときに
第2のゲート回路から出力された第2の反転回路の出力
信号との論理和演算を行なう第6のゲート回路と、前記
第6のゲート回路の出力と、前記入力信号との論理積演
算を行なう第7のゲート回路で構成される。本実施態様
はデューティを縮める補正を行なうものである。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施形態のデューテ
ィ補正回路のブロック図、図2、3はその動作を示すタ
イミングチャートである。
【0014】本実施形態のデューティ補正回路は、反転
回路4、6と、遅延回路1、5と、論理積回路2、7
と、論理和回路3、8で構成されている。ここで、遅延
回路1、5は入力された信号を、立ち上がり時τ1(n
S)、立ち下がり時τ2(nS)だけ遅延して出力す
る。
【0015】次に、本実施形態の動作を図2、図3のタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0016】まず、選択信号bはハイレベル(以下Hと
称する)、選択信号cはロウレベル(以下Lと称する)
の場合について図2により説明する。入力信号aは遅延
回路1により立ち上がり時τ1(nS)、立ち下がり時
τ2(nS)だけ遅延され、信号dに出力される。そし
て、選択信号bはHのため論理積回路2は信号dをその
まま信号gに出力する。そして、論理和回路3により入
力信号aと信号gの論理和演算が行われ、入力信号aよ
りデューティがτ2だけ広げられた波形が信号iに出力
される。また、入力信号aは、反転回路4により論理反
転され信号eに出力され、その信号eは遅延回路5によ
り立ち上がり時τ1(nS)、立ち下がり時τ2(nS)
だけ遅延され信号fに出力され、さらに反転回路6によ
り再度論理反転され信号hに出力されるが、選択信号c
はLのため論理積回路7はLを信号jに出力し、論理和
回路8は信号jがLのため、信号iをそのまま信号kに
出力する。すなわち、出力信号kには入力信号aに対し
τ2(nS)だけデューティが広がる補正がされた信号
が得られる。この場合は従来のデューティ補正回路と同
じ動作である。
【0017】次に、選択信号bはL、選択信号cはHの
場合について図3により説明する。
【0018】入力信号aは遅延回路1により立ち上がり
時τ1(nS)、立ち下がり時τ2(nS)だけ遅延さ
れ、信号dに出力されるが、選択信号bはLのため論理
積回路2は信号gにLを出力する。そして、論理和回路
3は信号gがLのため、入力信号aをそのまま信号iに
出力する。また、入力信号aは、反転回路4により論理
反転され信号eに出力され、その信号eは遅延回路5に
より立ち上がり時τ1(nS)、立ち下がり時τ2(n
S)だけ遅延され信号fに出力され、さらに反転回路6
により再度論理反転され信号hに出力される。ここで、
選択信号cはHのため、論理積回路7は信号hをそのま
ま信号jに出力する。論理和回路8では信号iとjの論
理和演算が行なわれ、入力信号aに対しτ1(nS)だ
けデューティが広がる補正がされた信号が出力信号kに
得られる。
【0019】次に、選択信号b、cがともにLの場合を
説明する。この場合は上述で説明したように、選択信号
bがLのため論理積回路2は信号gにLを出力し、論理
和回路3は信号aをそのまま信号iに出力する。また、
選択信号cがLのため論理積回路7はLを信号jに出力
し、論理和回路8は信号iをそのまま出力信号kに出力
する。よって、入力信号aは出力信号kにそのまま出力
される。これは入力信号aをデューティ補正しないで出
力する場合である。
【0020】また、上記回路において、論理積回路2と
論理積回路7の出力信号を入れ換えて、つまり論理積回
路2の出力を論理和回路8に、論理積回路7の出力を論
理和回路3に入力しても出力信号kには同じ出力が得ら
れる。
【0021】上記で説明したように本実施形態によれば
選択信号b、cの信号の組み合せを選択することによ
り、入力信号をそのまま出力する、入力信号のデューテ
ィをτ 2だけ、またはτ1だけ広げて出力するという選択
をすることができる。
【0022】図4は本発明の第2の実施形態のデューテ
ィ補正回路のブロック図である。本実施形態では、デュ
ーティを縮める場合である。
【0023】本実施形態は図1に対し、図1中の論理積
回路2の出力信号gと、論理積回路7の出力信号jの論
理和演算を行なう論理和回路9と、その論理和回路9の
出力信号rと入力信号aとの論理積演算を行い出力信号
sを得るための論理積回路10を設けたものである。
【0024】この実施形態では、選択信号bをH、選択
信号cをLとすると、入力信号aに対しτ1だけデュー
ティが縮まる補正がされた信号が出力信号sに得られ、
選択信号bをL、選択信号cをHとすると、入力信号a
に対しτ2だけデューティが縮まる補正がされた信号が
出力信号sに得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、立ち上
がり遅延時間と立ち下がり遅延時間が異なる遅延回路を
用いてその両方の遅延時間をデューティ補正に使用する
ことで、デューティ補正幅を細かく設定できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のデューティ補正回路
のブロック図である。
【図2】図1のデューティ補正回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】図1のデューティ補正回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態のデューティ補正回路
のブロック図である。
【図5】従来のデューティ補正回路のブロック図であ
る。
【図6】図5のデューティ補正回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図7】図5のデューティ補正回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 遅延回路 2 論理積回路 3 論理和回路 4 反転回路 5 遅延回路 6 反転回路 7 論理積回路 8 論理和回路 9 論理和回路 10 論理積回路 11 遅延回路 12 論理和回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を立ち上り、立ち下がりで異な
    る時間遅延する1個以上の第1の遅延回路と、 第1の遅延回路の出力信号と第1の選択信号を入力し、
    第1の選択信号がアクティブのとき第1の遅延回路の出
    力信号を出力する第1のゲート回路と、 前記入力信号を論理反転する第1の反転回路と、 前記第1の反転回路の出力信号を立ち上がり、立ち下が
    りで異なる時間遅延する1個以上の第2の遅延回路と、 第2の遅延回路の出力信号を論理反転する第2の反転回
    路と、 第2の反転回路の出力信号と、前記第1の選択信号がイ
    ンアクティブのときアクティブとなる第2の選択信号を
    入力し、第2の選択信号がアクティブのとき第2の反転
    回路の出力信号を出力する第2のゲート回路と、 前記第1の選択信号または前記第2の選択信号のうちア
    クティブの選択信号により第1のゲート回路から出力さ
    れた第1の遅延回路の出力信号または第2のゲート回路
    から出力された第2の反転回路の出力信号と前記入力信
    号の論理和演算または論理積演算を行なう第3のゲート
    回路を有するデューティ補正回路。
  2. 【請求項2】 前記第3のゲート回路が、前記入力信号
    と、前記第1の選択信号がアクティブのときに第1のゲ
    ート回路から出力された第1の遅延回路の出力信号との
    論理和演算を行なう第4のゲート回路と、前記第4のゲ
    ート回路の出力と、前記第2の選択信号がアクティブの
    ときに第2のゲート回路から出力された第2の反転回路
    の出力信号との論理和演算を行なう第5のゲート回路で
    構成される請求項1記載のデューティ補正回路。
  3. 【請求項3】 前記第3のゲート回路が、前記第1の選
    択信号がアクティブのときに第1のゲート回路から出力
    された第1の遅延回路の出力信号と、前記第2の選択信
    号がアクティブのときに第2のゲート回路から出力され
    た第2の反転回路の出力信号との論理和演算を行なう第
    6のゲート回路と、前記第6のゲート回路の出力と、前
    記入力信号との論理積演算を行なう第7のゲート回路で
    構成される請求項1記載のデューティ補正回路。
JP8182251A 1996-07-11 1996-07-11 デューティ補正回路 Expired - Lifetime JP2970540B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1312693C (zh) * 2001-09-17 2007-04-25 蒂雅克株式会社 信号处理电路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN1312693C (zh) * 2001-09-17 2007-04-25 蒂雅克株式会社 信号处理电路

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