JP2939228B1 - 入力インタフェース回路 - Google Patents

入力インタフェース回路

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JP2939228B1
JP2939228B1 JP10071465A JP7146598A JP2939228B1 JP 2939228 B1 JP2939228 B1 JP 2939228B1 JP 10071465 A JP10071465 A JP 10071465A JP 7146598 A JP7146598 A JP 7146598A JP 2939228 B1 JP2939228 B1 JP 2939228B1
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Abstract

【要約】 【課題】 リンギングがのっている入力波形から、リン
ギングを除去した信号をLSIの内部回路に渡すことが
できる入力インタフェース回路を提供することを目的と
するものである。 【解決手段】 入力バッファ回路の後段に接続されてい
るマスタ・スレーブ型のT−FFと、上記マスタ・スレ
ーブ型のT−FFの後段に接続され、上記マスタ・スレ
ーブ型のT−FFのマスタ出力とスレーブ出力との排他
的論理和をとる排他的論理和回路とを有し、上記排他的
論理和回路の出力を、入力インタフェース回路の全体の
出力とする入力インタフェース回路である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI等の信号入
力部の入力インタフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の入力インタフェース回路
100を示す回路図である。
【0003】従来の入力インタフェース回路100は、
LSI等の信号入力部とその内部回路との間に設けられ
る回路であり、差動アンプ等の単純回路が1つ用いら
れ、入力インタフェース回路100内に用意されている
レファレンス電圧と突き合わせることによって、入力信
号を再生し、LSIの内部回路へ信号を渡す回路であ
る。
【0004】また、従来の入力インタフェース回路10
0において、入力振幅が小さい信号を再生するために
は、クロックとD−FFとを使用した識別回路を用いて
信号再生するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいて、波形のリンギングによる大きなノイズが入力信
号に含まれている場合、差動アンプのみを用いているの
で、入力インタフェース回路100を通過した信号は、
ノイズが完全に除去されていないという問題がある。
【0006】図7は、上記従来例において、波形が歪む
場合の例を示す図である。
【0007】また、入力インタフェース回路100とし
て使用するトランジスタの能力よりも高い周波数の信号
を入力インタフェース回路100に使用した場合、充分
なゲインを得ることができず、入力インタフェース回路
100を通過した後の信号が急激に減衰する場合があ
る。この場合、識別回路を用いれば、小さな振幅の入力
信号でも再生できるが、データとクロックとの位相関係
を調整しないと正常動作せず、そのデータとクロックと
の適切なタイミング設計が煩雑であるという問題があ
る。
【0008】本発明は、リンギングがのっている入力波
形から、リンギングを除去した信号をLSIの内部回路
に渡すことができる入力インタフェース回路を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】また、本発明はデータ信号以外のクロック
信号を使用せずに、入力信号の振幅が小さくても、充分
な振幅の信号をLSIの内部回路へ渡すことができる入
力インタフェース回路を提供することを目的とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力バッファ
回路の後段に接続されているマスタ・スレーブ型のT−
FFと、上記マスタ・スレーブ型のT−FFの後段に接
続され、上記マスタ・スレーブ型のT−FFのマスタ出
力とスレーブ出力との排他的論理和をとる排他的論理和
回路とを有し、上記排他的論理和回路の出力を、入力イ
ンタフェース回路の全体の出力とする入力インタフェー
ス回路である。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である入力インタフェース回路101を示す
図である。
【0012】入力インタフェース回路101は、入力バ
ッファ10と、マスタ・スレーブ型のT−FF(Master
-Slave Toggle Flip Flop )20と、排他的論理和(E
XOR)回路30とを有する。
【0013】マスタ・スレーブ型のT−FF20は、入
力バッファ回路10の後段に接続され、排他的論理和回
路30は、マスタ・スレーブ型のT−FF20の後段に
接続され、マスタ・スレーブ型のT−FF20のマスタ
出力とスレーブ出力との排他的論理和をとる回路であ
る。また、排他的論理和回路30の出力を、入力インタ
フェース回路101の全体の出力としている。
【0014】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0015】入力インタフェース回路101において、
入力信号が入力バッファ10を通過した後、マスタ・ス
レーブ型のT−FF20に入力され、このマスタ・スレ
ーブ型のT−FF20が入力信号を1/2分周し、この
1/2分周されたマスタ・スレーブ型のT−FF20の
マスタ出力とスレーブ出力との排他的論理和を排他的論
理和回路30がとり、この結果を、入力インタフェース
回路101の出力信号として出力とする。
【0016】図2は、入力インタフェース回路101に
おいて、各部における波形を示す図である。
【0017】図2に示すように、入力信号から歪みが除
去された信号が得られることがわかる。つまり、上記実
施例において、入力信号の振幅が、マスタ・スレーブ型
のT−FF20の論理振幅にダイレクトに変換され、し
たがって、マスタ・スレーブ型のT−FF20は、リミ
ッタアンプと同様の機能を発揮している。
【0018】上記実施例によれば、D−FF回路とクロ
ックとを使用せずに、入力信号の波形のリンギングを除
去して波形再生することができる。
【0019】ところで、増幅器の入力信号の速度が速い
と、その増幅器の出力信号のゲインが一般的には低下す
るが、マスタ・スレーブ型のT−FF20の出力信号の
速度は、入力信号の速度の1/2であるので、入力信号
が速いことによるゲインの低下を防止することができ、
大きなゲインを得ることができる。
【0020】図3は、本発明の第2の実施例である入力
インタフェース回路102を示す図である。
【0021】入力インタフェース回路102は、入力イ
ンタフェース回路101と比較すると、入力バッファ1
0を省略した回路であり、入力信号を直接マスタ・スレ
ーブ型のT−FF20に入力する回路である。
【0022】図4は、入力インタフェース回路102に
おいて、各部における波形を示す図である。
【0023】入力インタフェース回路102において、
入力インタフェース回路101と同様に、入力信号から
歪みが除去された信号を得ることができる。また、入力
インタフェース回路102によれば、入力信号の振幅が
小さい場合でも、一旦マスタ・スレーブ型のT−FF2
0の上段差動対の振幅となるので、一種のリミッタアン
プとして作用し、リンギングが除去され、また、小さな
入力振幅でも、1段のマスタ・スレーブ型のT−FF2
0によって信号振幅が充分に増大し、その後、LSIの
内部回路へ供給することができる。
【0024】図5は、入力インタフェース回路101、
102に使用されているマスタ・スレーブ型のT−FF
20の構成例を示す図である。
【0025】上記各実施例において、マスタ・スレーブ
型のT−FF20の上段差動対T1〜T8の負荷抵抗R
1〜R4に発生する信号の振幅が、マスタ・スレーブ型
のT−FF20の出力信号の振幅となるので、一種のリ
ミッタアンプとして作用し、入力振幅が小さくても、マ
スタ・スレーブ型のT−FF20における出力信号の振
幅が充分に増大される。
【0026】なお、マスタ・スレーブ型のT−FF20
として、初期状態を強制的に決めるリセット機能を設け
た回路を使用するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、クロックを用いずに、
大きなリンギングが乗っている入力波形から、リンギン
グを除去した信号をLSIの内部回路に供給することが
でき、また、入力信号が一旦マスタ・スレーブ型のT−
FFの上段差動対の振幅となるので、一種のリミッタア
ンプとして作用し、小さな入力振幅でも、1段のマスタ
・スレーブ型のT−FFによって信号振幅を増大させた
後、LSIの内部回路へ供給することができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である入力インタフェー
ス回路101を示す回路図である。
【図2】入力インタフェース回路101において各部に
おける波形を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例である入力インタフェー
ス回路102を示す回路図である。、
【図4】入力インタフェース回路102において各部に
おける波形を示す図である。
【図5】入力インタフェース回路101、102に使用
されているマスタ・スレーブ型のT−FF20の構成例
を示す図である。
【図6】従来の入力インタフェース回路100を示す回
路図である。
【図7】上記従来例において、波形が歪む場合の例を示
す図である。
【符号の説明】
101、102…入力インタフェース回路、 10…入力バッファ、 20…マスタ・スレーブ型のT−FF、 30…排他的論理和回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力バッファ回路の後段に接続されてい
    るマスタ・スレーブ型のT−FFと;上記マスタ・スレ
    ーブ型のT−FFの後段に接続され、上記マスタ・スレ
    ーブ型のT−FFのマスタ出力とスレーブ出力との排他
    的論理和をとる排他的論理和回路と;を有し、上記排他
    的論理和回路の出力を、入力インタフェース回路の全体
    の出力とすることを特徴とする入力インタフェース回
    路。
  2. 【請求項2】 入力信号を直接入力するマスタ・スレー
    ブ型のT−FFと;上記マスタ・スレーブ型のT−FF
    の後段に接続され、上記マスタ・スレーブ型のT−FF
    のマスタ出力とスレーブ出力との排他的論理和をとる排
    他的論理和回路と;を有し、上記排他的論理和回路の出
    力を、入力インタフェース回路の全体の出力とすること
    を特徴とする入力インタフェース回路。
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