JPS6322747Y2 - - Google Patents

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JPS6322747Y2
JPS6322747Y2 JP1979083928U JP8392879U JPS6322747Y2 JP S6322747 Y2 JPS6322747 Y2 JP S6322747Y2 JP 1979083928 U JP1979083928 U JP 1979083928U JP 8392879 U JP8392879 U JP 8392879U JP S6322747 Y2 JPS6322747 Y2 JP S6322747Y2
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output
frequency
input
circuit
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JP1979083928U
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入力信号周波数間の差を出力する周波
数減算回路に関するものである。
一般に信号間の周波数差を得る方法としてはヘ
テロダイン方式が使用されている。これは周波数
混合器によつて和と差の周波数信号を発生させ、
低域通過フイルタや同調回路により差の成分のみ
を取り出すようにしたものである。しかしながら
前述の方式は広い周波数範囲の適用が困難であ
り、またこの方式によれば応答遅れが生じる、入
力波形が変形されるため、波形成形器を要する場
合があるなどの欠点を有していた。
本考案は上述したような欠点が除去された最適
な周波数減算回路を提供するものである。以下本
考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、1は
位相検出回路、2,3はフリツプフロツプ回路
(以下FF回路と称する)、4,5,6はインバー
タ、7,8,9,10はNORゲート、11,1
2は抵抗器、13,14はコンデンサである。
このようにして回路構成される実施例のもの
は、周波数FAの第1の入力信号Aと周波数FB
第2の入力信号Bを入力し、これら入力信号A,
B間の差の周波数をもつ出力P1,P2を出力する
ものである。
まず位相検出回路1を第2図に示す動作説明
図、FF回路2,3を第3図に示す真理値表を用
いてそれぞれ説明する。
位相検出回路1はモトローラ社製MC14046BP
例が利用されて例示のように入力「PCAIN」、
「PCBIN」の立上りにより動作させられ立下りに
よつては回路状態に何ら影響を及ぼさないもので
あり、その出力「PC2OUT」は低レベル、高レベ
ル、高インピーダンスの3つの態様が得られるも
のである。その高インピーダンス状態を一点鎖線
で示している。またこれらの入出力関係は、入力
「PCAIN」の立上りによつて出力「PC2OUT」は低
レベルから高インピーダンスへ、高インピーダン
スから高レベルへ変化し、出力「PC2OUT」が高
レベルになつていればその状態を保ち入力
「PCAIN」は何ら影響を与えない。入力「PCBIN
は逆に高レベル→高インピーダンス→低レベル
の状態に出力「PC2OUT」を変化させ、出力
「PC2OUT」が低レベルであれば何ら影響を及ぼさ
ない。出力「PCPOUT」は出力「PC2OUT」が高イ
ンピーダンスのとき高レベルとなりそれ以外は低
レベルである。これより第2図において、出力
「PC2OUT」が高インピーダンスにあるとき時刻t1
にて入力「PCAIN」が立上ると、出力「PC2OUT
が高レベルに、出力「PCPOUT」が低レベルにな
る。また時刻t2で入力「PCBIN」が立上りと、出
力「PC2OUT」が高インピーダンスに、出力
「PCPOUT」が高レベルに戻る。続いて出力
「PC2OUT」は時刻t3で再び入力「PCBIN」がある
と低レベルとなり、時刻t4の入力「PCAIN」によ
つて高インピーダンスに戻つている。
FF回路2,3は第1図および第3図に示され
るものであり、この動作はよく知られているとこ
ろであつて詳述は避けるが、J端子が高レベルで
C端子が立上るとQ端子が高レベルとなり、R端
子が高レベルとなるとQ端子が低レベルとなる動
作を活用している。
つぎに本実施例のものの動作について第4図を
参照して詳述する。
第1図に示す回路構成において、FF回路2の
J端子はインバータ4、NORゲート7の作用に
よつて出力「PC2OUT」が高レベルのときのみ高
レベルとなる。このNORゲート7は出力
「PC2OUT」が高インピーダンス状態のときでも確
実にJ端子を低レベルとするためのものである。
またインバータ5およびNORゲート9は入力
「PCAIN」の立下り時抵抗器11、コンデンサ1
3の時定数で定まるごく短かい期間R端子を高レ
ベルにしてQ端子を低レベルにさせる。
いま入力信号A,B間において周波数FAが周
波数FBより高い場合を考えると、出力「PC2OUT
を高レベルの方向にもつていくチヤンスが低レベ
ルにするものよりも多いために、出力「PC2OUT
は高レベルと高インピーダンスの間を往復し、つ
いには高レベル状態で入力「PCAIN」が入ること
になる。このときFF回路2のJ端子が高レベル
でC端子が立上りQ端子が高レベルとなる。これ
を時刻t1として第4図に示す。また時刻t2になる
と、入力「PCAIN」が立下ることによつてR端子
が短時間高レベルとなりQ端子が低レベルに戻
る。これは時刻t3,t4でも同様におこり、Q端子
からは入力「PCAIN」と同一のパルス巾をもつパ
ルスが出力される。さらに入力「PCAIN」、
「PCBIN」が交互に入力される場合Q端子からパ
ルスは出力されず、この入力「PCBIN」よりも余
分に入力された入力「PCAIN」がそのまま出力さ
れる。すなわち出力P1は周波数FAと周波数FB
の差の周波数をもち、このパルス巾が入力
「PCAIN」と等しいパルス列であり、このように
してFF回路2からFA−FBの周波数をもつ出力P1
を得ることができる。
時刻t1−t2間および時刻t3−t4間に入力
「PCBIN」が入力されているが、出力P2にはパル
スを生じない。これは入力「PCBIN」が出力
「PC2OUT」を高レベルから高インピーダンスにす
るのみで低レベルにまでし得ないためである。出
力「PC2OUT」が高インピーダンス時は出力
「PCPOUT」が高レベルとなり、NORゲート8に
よりFF回路3のJ端子が高レベルになるのを阻
止し、出力P2を禁止する。
ここで、出力「PC2OUT」が抵抗を通して例え
ば接地されており高インピーダンス状態をとり得
ず、高レベル、低レベル間を往復する2値動作の
ものではこのような作用がなく、出力P1,P2
双方に交互に出力が現れる不具合を生じる。
同様にして入力信号A,B間において周波数
FBが周波数FAよりも高い場合にFF回路3からFB
−FAの周波数をもちパルス巾が入力「PCBIN」に
等しいパルス列の出力P2を得ることができる。
この場合FF回路2のQ端子にはパルスが何ら出
力されない。これは第4図の時刻t5〜t10のように
例示される。
かかる実施例のものは、FA≧FBの場合FA−FB
のパルス列を出力P1としてFA<FBの場合FB−FA
のパルス列を出力P2として得られ、2つの入力
信号A,B間の周波数減算が行われるものであ
る。
なお入出力パルス巾が必らずしも等しくする必
要がない場合は例えば入力「PCAIN」の立上り
で、FF回路3を、入力「PCBIN」の立上りで、
FF回路2をそれぞれリセツトするなどの変形を
行えばよく、また|FA−FB|の周波数をもつパ
ルス列が必要であればFF回路2,3のQ端子を
ORゲートに接続することで簡単に実現にでき
る。このように種々の所望の周波数減算を得るに
は第1図に示す回路構成からあるいはこれを簡単
に変化することによつて容易に達成できることは
言うまでもない。
上述したように本考案によれば、フイルタなど
を使用することなく波形を忠実に再現でき、応答
が早くかつ広い周波数範囲に使用可能な周波数減
算回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は位相検出回路1の動作説明図、第3図はFF
回路2,3の真理値表、第4図は第1図に示すも
のの各部波形を示す波形図である。 2,3……フリツプフロツプ回路(FF回路)、
A,B……入力信号、FA,FB……周波数、P1
P2……出力、t1〜t10……時刻。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力信号間の差の周波数をもつパルス列出力を
    生じる周波数減算回路において、低レベル、高イ
    ンピーダンス、高レベルの出力態様を有するとと
    もに、第1の入力信号印加時低レベルから高イン
    ピーダンスへ、高インピーダンスから高レベル
    へ、高レベルで状態保持し、かつ第2の入力信号
    印加時高レベルから高インピーダンスへ、高イン
    ピーダンスから低レベルへ、低レベルで状態保持
    する機能を具備する位相検出回路と、該位相検出
    回路出力がそれぞれ入力される第1、第2のフリ
    ツプフロツプ回路とを少なくとも備え、該第1の
    フリツプフロツプ回路を前記高レベル状態時第1
    の入力信号が印加された場合出力能動に、かつ第
    2のフリツプフロツプ回路を前記低レベル状態時
    第2の入力信号が印加された場合出力能動に構成
    し、前記第1の入力信号周波数が第2の入力信号
    周波数より高い場合前記第1のフリツプフロツプ
    回路から低い場合前記第2のフリツプフロツプ回
    路からそれぞれ信号発生することを特徴とした周
    波数減算回路。
JP1979083928U 1979-06-18 1979-06-18 Expired JPS6322747Y2 (ja)

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JP1979083928U JPS6322747Y2 (ja) 1979-06-18 1979-06-18

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JPS562651U JPS562651U (ja) 1981-01-10
JPS6322747Y2 true JPS6322747Y2 (ja) 1988-06-22

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