JP2592522B2 - Pn符号の位相変調回路 - Google Patents

Pn符号の位相変調回路

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JP2592522B2
JP2592522B2 JP1096301A JP9630189A JP2592522B2 JP 2592522 B2 JP2592522 B2 JP 2592522B2 JP 1096301 A JP1096301 A JP 1096301A JP 9630189 A JP9630189 A JP 9630189A JP 2592522 B2 JP2592522 B2 JP 2592522B2
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clock signal
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phase modulation
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尚史 寺田
誠 櫻井
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Kenwood KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はタウディザ回路に適用して好適な、PN符号
の位相変調回路に関する。
(従来技術) 従来、タウディザ回路等に利用する、PN符号の位相変
調回路は、PN符号発生器の一部を構成するシフトレジス
タに、位相の異なる2種類のクロック信号を切替えてク
ロック信号として与えるように構成していた。具体的に
は、たとえば第3図に示す如く、第1クロック信号と、
第1クロック信号の位相を90°遅らせた第2クロック信
号とをデータセレクタ1に供給して、ディザクロック信
号DITCKに伴って一方のクロック信号を選択して、半加
算器3とでPN符号発生器を構成するシフトレジスタにク
ロックパルスとして供給し、第1クロックパルスが供給
されているときと第2クロックパルスが供給されている
ときで90°位相を異にしたPN符号をPN符号発生器から得
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記した如き従来のPN符号発生器では第1ク
ロック信号と第2クロック信号との切替時にスパイク状
のノイズが発生し誤動作が生ずる問題点があった。
この発明はクロック信号を切替えることなしに位相の
異なるPN符号を得ることができるPN符号の位相変調回路
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この発明のPN符号の位相変調回路は、PN符号発生器へ
供給するクロック信号と位相差を有するクロック信号に
よりPN符号発生器で生成されたPN符号をラッチするラッ
チ手段と、PN符号発生器で生成されたPN符号とラッチ手
段から出力されるPN符号とを入力し、位相変調信号にと
もなって一方のPN符号を出力させるデータセレクタとを
備えたことを特徴とする。
(作用) 上記の如く構成した本発明のPN符号の位相変調回路に
おいてはPN符号発生器に供給されるクロック信号とラッ
チ手段にストローブパルスとして供給されるクロック信
号との間に位相差を有するために、PN符号発生器から出
力されるPN符号とラッチ手段から出力されるPN符号との
間にはクロック信号間の位相差にともなった位相差を有
することになる。PN符号発生器から出力されるPN符号と
ラッチ手段から出力される位相差を有するPN符号との一
方のPN符号が位相変調信号にともなってデータセレクタ
から出力されることになる。
上記の如くデータセレクタにより選択されるのはPN符
号であり、従来の如くクロック信号の切替により生じた
スパイク状のノイズによる誤動作は生じない。
(実施例) 以下、この発明を実施例により説明する。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
本実施例においては10次m系列PN符号発生器を使用
し、タウディザ回路に適用した場合を例示している。
2はカスケード接続された10個のDフリップフロップ
D1〜D10から構成した10段のシフトレジスタであり、D
フリップフロップD2、D3、D8、D9およびD10の各出力は
半加算器3で加算し、半加算器3からの出力はDフリッ
プフロップD1に入力し、DフリップフロップD1の出力を
PN符号として取り出す。
一方、クロック信号CLKはDフリップフロップD1〜D10
にクロック信号として供給してあると共に、インバータ
6で反転し、インバータ6をを介したクロック信号を、
ラッチクロックとしてDフリップフロップ4に供給し、
Dフリップフロップ4でシフトレジスタ2から出力され
るPN符号をラッチする。Dフリップフロップ4でラッチ
されたPN符号とシフトレジスタ2から出力されるPN符号
とはデータセレクタ5に供給し、データセレクタ5にデ
ィザクロック信号DITCKを選択信号として供給し、たと
えばディザクロック信号DITCKが論理 “1"のときはシフトレジスタ2から出力されるPN符号を
選択し、ディザクロック信号DITCKが論理“0"のときは
Dフリップフロップ4でラッチされたPN符号を選択す
る。
上記の如く構成されたこの発明の一実施例において、
シフトレジスタ2および半加算器3とによりDフリップ
フロップD1の出力から生成多項式(X10+X8+X7+X2
1)の10次m系列PN符号が得られる。その一部を示せば
“100101110100……”の如くである。
いま、クロック信号CLKを第2図(a)に示すタイミ
ングの波形とすれば、インバータ6を介したクロック信
号CLKは第2図(g)に示す如くである。第2図(a)
に示すクロック信号CLKで第2図(b)に示すPN符号が
クロック信号CLKの立上りより数nsec遅れて変化する。
一方、インバータ6で反転されたクロック信号は第2
図(g)に示す如くであり、このクロック信号により第
2図(b)に示すシフトレジスタ2から出力されるPN符
号をラッチしたDフリップフロップ4のラッチ出力は第
2図(h)に示す如くであり、このラッチによる遅れも
第2図(g)に示した反転クロック信号の立上りより数
nsec遅れて変化している。したがって第2図(b)と第
2図(h)とを比較すれば明らかな如くシフトレジスタ
2から出力されるPN符号に対し、Dフリップフロップ4
から出力されるPN符号は第2図(a)にすクロック信号
CLK基準で(以下同様)180度位相が遅れている。この結
果、ディザクロック信号DITCKが論理“1"のときは0°
位相のPN符号がデータセレクタ5から出力され、ディザ
クロック信号DITCKが論理“0"のときは位相が180°遅れ
たPN符号がデータセレクタ5から出力されることにな
る。
なお、上記したこの発明の一実施例によればクロック
信号CLKと、インバータ6で反転したクロック信号とを
切替えないため、従来切替時に生じたスパイクノイズが
生ずるようなことはない。
また、この発明の一実施例においては、インバータ6
を用いた場合を例示したが、インバータ6を用いずに、
Dフリップフロップ4にストローブパルスとして加える
クロック信号の周波数を分周した信号を、シフトレジス
タ2に供給するクロック信号としてもよい。たとえば、
Dフリップフロップ4にストローブパルスとして加える
第2図(e)に示すクロック信号を4分周した第2図
(a)に示すクロック信号をシフトレジスタ2に供給す
るクロック信号とした場合は、第2図(b)と第2図
(f)とに示す如く、45°位相のずれたPN符号がディザ
クロック信号DITCKによるデータセレクタ5の切替によ
り出力されることになる。
また、第2図(e)に示すクロック信号を2分周した
第2図(c)に示したクロック信号をDフリップフロッ
プ4にストローブパルスとして加え、シフトレジスタ2
に供給するクロック信号を第2図(e)に示したクロッ
ク信号の4分周信号とした場合は、第2図(b)と第2
図(d)とに示した如く、90°位相のずれたPN符号がデ
ィザクロック信号DITCKによるデータセレクタ5の切替
により出力されることになる。
なお、ディザクロック信号DITCKに代って他の変調信
号が使用できることは勿論である。
(発明の効果) 以上説明した如くこの発明によれば、PN符号発生器で
生成したPN符号と、PN符号発生器へ供給するクロック信
号と位相差を有するクロック信号でPN符号発生器で生成
されたPN符号をラッチ手段でラッチし、ラッチ手段から
出力されるPN符号との一方のPN符号が位相変調信号にと
もなって出力するようにしたため、選択させれるのはPN
符号であって、従来の如くクロック信号の切替はなく、
クロック信号の切替により生じたスパイク状のノイズに
よる誤動作は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第2図はこの発明の一実施例の作用説明に供するタイミ
ング図。 第3図は従来例の構成を示すブロック図。 2……シフトレジスタ、3……半加算器、4……Dフリ
ップフロップ、5……データセレクタ、6……インバー
タ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PN符号発生器へ供給するクロック信号と位
    相差を有するクロック信号によりPN符号発生器で生成さ
    れたPN符号をラッチするラッチ手段と、 PN符号発生器で生成されたPN符号とラッチ手段から出力
    されるPN符号とを入力とし、位相変調信号にともなって
    一方のPN符号を出力させるデータセレクタと を備えたことを特徴とするPN符号の位相変調回路。
JP1096301A 1989-04-18 1989-04-18 Pn符号の位相変調回路 Expired - Lifetime JP2592522B2 (ja)

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JPH02276330A JPH02276330A (ja) 1990-11-13
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