JPH10280193A - ハンガー振れ止め及び傾斜装置 - Google Patents
ハンガー振れ止め及び傾斜装置Info
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- JPH10280193A JPH10280193A JP8662397A JP8662397A JPH10280193A JP H10280193 A JPH10280193 A JP H10280193A JP 8662397 A JP8662397 A JP 8662397A JP 8662397 A JP8662397 A JP 8662397A JP H10280193 A JPH10280193 A JP H10280193A
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- Japan
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- hanger
- carrier
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- hangers
- pressing mechanism
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Abstract
することができ、また処理液を槽外に落下させることな
く迅速に液切りを行わせることができる装置を提供す
る。 【解決手段】 処理槽の上方を走行するハンガー移送用
のキャリア2に、ハンガー9の側面を処理槽の配列方向
に押すことができる2段ストローク式の押圧機構12を
取り付ける。押圧機構12によりハンガー9の側面を軽
く押してハンガー9の振れ止めを行い、押圧機構12に
より更にハンガー9の側面を処理槽の配列方向に押して
傾斜させれば、液切りを行わせることができる。
Description
等に用いられるハンガー振れ止め装置及びハンガー傾斜
装置に関するものである。
て設けたレール上に間欠走行するハンガー移送用のキャ
リアを設け、このキャリアの昇降台車によりハンガーを
上昇させた状態でキャリアを走行させてハンガーを所7
の位置まで移送し、その位置でハンガーを下降させて処
理槽中に浸漬させる形式のハンガー移送装置が広く用い
られている。
キャリアの運転速度を上げると、ハンガーをキャリアの
昇降台車により吊り上げて走行、停止したときにハンガ
ーが処理槽の配列方向に大きく揺れて被処理物を落下さ
せてしまうおそれがあった。
理液が付着しているため、処理槽の上方でハンガーを傾
斜させて液切りを行う必要がある。この目的で用いられ
る傾斜装置としては、以前から本出願人の実公平3−4
2046号等の提案がなされているが、いずれもハンガ
ーを処理槽の配列方向とは直角の方向に傾けるようにな
っているため、ハンガーが処理槽より外に出て液切りさ
れた液が処理槽の外に落下するおそれがあった。
の問題点を解決し、タクトタイムを短縮した場合にもキ
ャリアの走行時のハンガーの振れを防止することができ
るハンガー振れ止め装置と、液切りを迅速に行うことが
でき、しかも液切りされた液が処理槽の外に落下するお
それのないハンガー傾斜装置を提供するためになされた
ものである。
めになされた本発明のハンガー振れ止め装置は、処理槽
の上方を走行するハンガー移送用のキャリアに、このキ
ャリアに支持されたハンガーの側面を処理槽の配列方向
に押すことができる押圧機構を取り付け、この押圧機構
によりハンガーの側面を軽く押してキャリア走行時のハ
ンガーの振れ止めを行うことを特徴とするものである。
また上記の課題を解決するためになされた本発明のハン
ガー傾斜装置は、処理槽の上方を走行するハンガー移送
用のキャリアに、このキャリアに支持されたハンガーの
側面を処理槽の配列方向に押すことができる押圧機構を
取り付け、この押圧機構によりハンガーの側面を押して
ハンガーを処理槽の配列方向に傾斜させることにより、
液切りを行うことを特徴とするものである。
態を示す。図1は本発明の実施形態を示す正面図、図2
はその側面図である。これらの図において、1は処理槽
の上方に処理槽に沿って架設されたレール、2はこのレ
ール1上を走行用車輪3により間欠走行するキャリアで
ある。キャリア2は垂直な昇降ガイド4を備え、この昇
降ガイド4にガイドされて昇降する昇降台車5が設けら
れている。この昇降台車5はキャリア2の上部の昇降用
モータ6によりチェーン7を介して昇降されるもので、
昇降台車5の前面のアーム8にはハンガー9の両端のフ
ック10と係合されるハンガー爪11が設けられてい
る。
は、ハンガー9の押圧機構12が設けられている。この
押圧機構12は、昇降ガイド4の両側に設けられた2本
ずつの平行リンク13、14と、それらの下端に軸支さ
れた2本の押圧アーム15を備えている。両側の平行リ
ンク13、13の上端は共通の軸16に固定されてお
り、この軸16の一端に固定された駆動アーム17をシ
リンダ18で上下方向に動かすことによって、軸16と
ともに平行リンク13、13を揺動させ、押圧アーム1
5、15をハンガー9に対して進退させることができる
ようになっている。
昇されたハンガー9の側面に押圧アーム15、15の先
端が当たる位置に設けられている。なお、シリンダ18
は中央部を軸19により揺動自在に支持されている。ま
たこのシリンダ18は途中で停止される2段ストローク
シリンダとし、押圧機構12が2段ストロークで作動で
きるようにしておく。
2のように昇降台車5のハンガー爪11によりハンガー
9を吊り上げた後、押圧機構12のシリンダ18を途中
まで作動させ、図3のようにハンガー9の側面を押圧ア
ーム15、15の先端により軽く押して被処理物の振れ
を止めることができる。従って、キャリア2をレール1
に沿って走行させる際にもハンガー9及び被処理物が振
れることがなく、被処理物の落下を防止することができ
る。
作動させ、図4に示すようにハンガー9の側面を押圧ア
ーム15、15の先端により大きく押せば、ハンガー9
とともにハンガー9の保持された被処理物も処理槽の配
列方向に傾斜されるため、処理液が槽外に落下するおそ
れもない。
の振れ止め位置までは急速に、図3の位置から図4の傾
斜位置まではゆっくりと動作させることにより、装置の
タクトタイムを短縮することができる。
れば、キャリアの走行時にハンガー及び被処理物が振れ
ることを防止することができ、またハンガーの吊り上げ
時に被処理物を処理槽の配列方向に傾斜させることによ
り、処理液を槽外に落下させることなく迅速に液切りを
行わせることができる。しかも本発明の装置において押
圧機構を2段ストローク式とすることにより、振れ止め
と液切りとを同一の押圧機構を用いて行うことができ、
それぞれ専用の機構を組み込むよりも装置を簡素化する
ことができる利点もある。
て設けたレール上に間欠走行するハンガー移送用のキャ
リアを設け、このキャリアの昇降台車によりハンガーを
上昇させた状態でキャリアを走行させてハンガーを所定
の位置まで移送し、その位置でハンガーを下降させて処
理槽中に浸漬させる形式のハンガー移送装置が広く用い
られている。
Claims (2)
- 【請求項1】 処理槽の上方を走行するハンガー移送用
のキャリアに、このキャリアに支持されたハンガーの側
面を処理槽の配列方向に押すことができる押圧機構を取
り付け、この押圧機構によりハンガーの側面を軽く押し
てハンガーの振れ止めを行うことを特徴とするハンガー
振れ止め装置。 - 【請求項2】 処理槽の上方を走行するハンガー移送用
のキャリアに、このキャリアに支持されたハンガーの側
面を処理槽の配列方向に押すことができる押圧機構を取
り付け、この押圧機構によりハンガーの側面を押してハ
ンガーを処理槽の配列方向に傾斜させることにより、液
切りを行うことを特徴とするハンガー傾斜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08662397A JP3529974B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ハンガー振れ止め及び傾斜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08662397A JP3529974B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ハンガー振れ止め及び傾斜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10280193A true JPH10280193A (ja) | 1998-10-20 |
JP3529974B2 JP3529974B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=13892161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08662397A Expired - Fee Related JP3529974B2 (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | ハンガー振れ止め及び傾斜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3529974B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012097314A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Kida Seiko Kk | 無排水による表面処理装置 |
JP2013091817A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Kyocer Slc Technologies Corp | 電解めっき装置 |
JP2015086400A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 住友金属鉱山株式会社 | 化学処理装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110004482B (zh) * | 2019-05-22 | 2020-12-08 | 天津亚泰环保设备有限公司 | 一种电镀槽用可翻转飞把装置 |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP08662397A patent/JP3529974B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2012097314A (ja) * | 2010-11-01 | 2012-05-24 | Kida Seiko Kk | 無排水による表面処理装置 |
JP2013091817A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Kyocer Slc Technologies Corp | 電解めっき装置 |
JP2015086400A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 住友金属鉱山株式会社 | 化学処理装置 |
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JP3529974B2 (ja) | 2004-05-24 |
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A977 | Report on retrieval |
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