JPH0920997A - バレル装置 - Google Patents

バレル装置

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Publication number
JPH0920997A
JPH0920997A JP16881795A JP16881795A JPH0920997A JP H0920997 A JPH0920997 A JP H0920997A JP 16881795 A JP16881795 A JP 16881795A JP 16881795 A JP16881795 A JP 16881795A JP H0920997 A JPH0920997 A JP H0920997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
barrel
sprocket
lifting
air
engaged
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16881795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyasu Takeda
行能 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chuo Seisakusho KK
Original Assignee
Chuo Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Chuo Seisakusho KK filed Critical Chuo Seisakusho KK
Priority to JP16881795A priority Critical patent/JPH0920997A/ja
Publication of JPH0920997A publication Critical patent/JPH0920997A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの出し入れが容易であり、気中回転用
スプロケットが腐食するおそれがなく、装置の全高も低
くできるバレル装置を提供する。 【構成】 走行台車1の下面に、バレルの昇降具3を備
えた昇降レール2と、第2昇降具18を備えた第2昇降レ
ール16とを設ける。バレルBが下降されたときにはバレ
ル端部の駆動スプロケット13を処理槽側の駆動機構14と
係合させてバレル本体11を回転させ、バレルBが上昇さ
れたときには同一の駆動スプロケット13を第2昇降具18
の気中回転駆動用ホイール17と係合させてバレル本体11
を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小物ワークの回転
バレルめっきや回転バレル洗浄等に用いられるバレル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記のようなバレル装置は、走行台車の
下面の昇降レール上に設けられた昇降具によってバレル
を昇降させつつ処理槽間で移動させるようにしたもの
で、バレルが処理槽へ下降された際にはバレルの端部に
設けられた駆動スプロケットを処理槽側のチェーン等の
駆動機構と係合させてバレルを回転させるようになって
いる。ところがバレルが上昇されると駆動スプロケット
と処理槽側のチェーン等との係合が外れるので、空中で
はバレルを回転させることができず、液切りが十分に行
えない欠点があった。
【0003】そこで本出願人は、空中でもバレルを回転
させることができるバレル装置を先に開発し、既に特公
平6-31479 号として特許取得済みである。この装置は、
図3に示したように走行台車1の下面の昇降レール2上
にバレルBの昇降具3とともに気中回転装置4を設けた
ものであり、想像線で示したようにバレルBが上昇した
ときに気中回転用スプロケット6を気中回転装置4の駆
動ホイール5と係合させて回転できるようにしたもので
ある。
【0004】ところがこの装置は、気中回転用スプロケ
ット6をバレルBの直上位置に設けたため、バレルBへ
のワークの出し入れが行いにくいこと、気中回転用スプ
ロケット6が処理液と接触して腐食するおそれがあるこ
と、気中回転用スプロケット6から油がバレルBへ滴下
するおそれがあること等の問題があった。また、昇降レ
ール2上にバレルBの昇降具3とともに気中回転装置4
を設けたため、昇降レール2の長さを十分に取る必要が
あり、装置の全高が高くなるという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決して、バレルへのワークの出し入れが容
易であり、気中回転用スプロケットが腐食するおそれが
なく、装置の全高も低くできるバレル装置を提供するた
めになされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、走行台車の下面に垂設された昇
降レール上にバレルの昇降具を設けるとともに、この昇
降レールの外側方の第2昇降レール上に気中回転駆動用
ホイールを備えた第2昇降具を設け、バレルが前記昇降
具により下降されたときにはバレル端部の駆動スプロケ
ットを処理槽側の駆動機構と係合させてバレル本体を回
転させ、バレルが空中に上昇されたときには同一の駆動
スプロケットを気中回転駆動用ホイールと係合させてバ
レル本体を回転させるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のバレル装置によれば、昇
降レールの外側方の第2昇降レール上に設けた気中回転
駆動用ホイールにバレルの駆動スプロケットを係合させ
てバレル本体を気中で回転させる。このバレルの駆動ス
プロケットは、バレルが下降されたときに処理槽側の駆
動機構と係合してバレル本体を回転させるためのもので
あるから、バレルの端部に設けられている。このため、
本発明によればバレルの中央上部に気中回転用スプロケ
ットを設ける必要がなく、バレル本体へのワークの出し
入れが容易となる。またこのバレルの駆動スプロケット
は下降されたときに処理槽の外側となる位置に設けられ
たものであるため、腐食するおそれがない。さらにバレ
ルの昇降具と第2昇降具とは別の昇降レール上に設けら
れているため、従来よりも装置の全高を低くすることも
できる。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1において、1はレール上を走行でき
る走行台車、2は走行台車1の下面に垂設された昇降レ
ール、3はこの昇降レール上に設けられたバレルBの昇
降具である。従来と同様に昇降具3はハンガー7を備
え、バレルBのフック8をこのハンガー7に引っ掛ける
ことによってバレルBを処理槽9に対して昇降させるこ
とができる。
【0009】バレルBはフレーム10の上部にフック8を
備え、またフレーム10の下部にかご状のバレル本体11を
備えている。バレル本体11の一方の端部外周にはバレル
駆動ギヤ12が取り付けられている。また、フレーム10の
端部にはバレルの駆動スプロケット13が設けられてい
る。このバレルの駆動スプロケット13は図1に示すよう
にバレルBが昇降具3によって処理槽9に向かって下降
されたとき、処理槽9の外側に設けられたチェーン等の
処理槽側の駆動機構14と係合され、ギヤ15を介してバレ
ル本体11を回転(あるいは揺動)させることができる。
【0010】走行台車1の下面には、前記した昇降レー
ル2の外側方の位置に第2昇降レール16が垂設されてい
る。そしてこの第2昇降レール16上には、気中回転駆動
用ホイール17を備えた第2昇降具18が昇降自在に設けら
れている。この気中回転駆動用ホイール17は気中回転駆
動モータ19によって回転されるものである。そして図2
に示すように、バレルBが昇降具3によって処理槽9か
ら上方に持ち上げられたときに、バレルの駆動スプロケ
ット13がこの気中回転駆動用ホイール17と係合してバレ
ル本体11を回転(あるいは揺動)させることができる。
この後バレルBが更に持ち上げられると、第2昇降具18
はバレルBに従動して持ち上げられ、空中においてバレ
ル本体11を回転させることによる液切りが行い易くな
り、バレルBの上昇の途中においてもバレル本体11を回
転させることが可能である。なお、第2昇降具18の下限
位置をバレル本体11が処理槽9の液中から脱した所でバ
レルの駆動スプロケット13と気中回転駆動用ホイール17
とが係合する高さにしておけば液切りが有効に行われ、
バレルBが所定の高さまで上昇したとき或いはバレルB
の下降時気中回転駆動モータ19を停止すればバレル本体
11を無駄に回転させることはない。
【0011】
【発明の効果】上記したように、本発明のバレル装置は
バレルが下降されたときに処理槽側の駆動機構と係合し
てバレル本体を回転させるための駆動スプロケットを気
中回転用にも使用することができるため、従来のように
バレルの上部に気中回転用スプロケットを設ける必要が
ない。このため、バレル本体へのワークの出し入れが容
易となる。またこのバレルの駆動スプロケットは下降さ
れたときに処理槽の外側となる位置に設けられたもので
あるため、腐食するおそれがなく、駆動スプロケットか
ら油がバレルに向かって滴下するおそれもない。さらに
バレルの昇降具と第2昇降具とは別の昇降レール上に設
けられているため、相互の干渉を避けるために装置の全
高を高くする必要がないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例をバレルが下降した状態で示す
正面図である。
【図2】本発明の実施例をバレルが上昇した状態で示す
正面図である。
【図3】従来のバレル装置を示す正面図である。
【符号の説明】
B バレル 1 走行台車 2 昇降レール 3 昇降具 4 気中回転装置 5 駆動ホイール 6 気中回転用スプロケット 7 ハンガー 8 バレルのフック 9 処理槽 10 フレーム 11 バレル本体 12 バレル駆動ギヤ 13 バレルの駆動スプロケット 14 処理槽側の駆動機構 15 ギヤ 16 第2昇降レール 17 気中回転駆動用ホイール 18 第2昇降具 19 気中回転駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車の下面に垂設された昇降レール
    上にバレルの昇降具を設けるとともに、この昇降レール
    の外側方の第2昇降レール上に気中回転駆動用ホイール
    を備えた第2昇降具を設け、バレルが前記昇降具により
    下降されたときにはバレル端部の駆動スプロケットを処
    理槽側の駆動機構と係合させてバレル本体を回転させ、
    バレルが空中に上昇されたときには同一の駆動スプロケ
    ットを気中回転駆動用ホイールと係合させてバレル本体
    を回転させるようにしたことを特徴とするバレル装置。
JP16881795A 1995-07-04 1995-07-04 バレル装置 Withdrawn JPH0920997A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16881795A JPH0920997A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 バレル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16881795A JPH0920997A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 バレル装置

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Publication Number Publication Date
JPH0920997A true JPH0920997A (ja) 1997-01-21

Family

ID=15875060

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JP16881795A Withdrawn JPH0920997A (ja) 1995-07-04 1995-07-04 バレル装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508082A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 アイゼンマン アンラゲンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 浸漬処理装置
CN105350058A (zh) * 2015-12-04 2016-02-24 无锡市星亿涂装环保设备有限公司 一种用于电镀行车的接油装置
CN109628985A (zh) * 2018-12-06 2019-04-16 河南平高电气股份有限公司 箱体电镀旋转工装

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011508082A (ja) * 2007-12-28 2011-03-10 アイゼンマン アンラゲンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 浸漬処理装置
CN105350058A (zh) * 2015-12-04 2016-02-24 无锡市星亿涂装环保设备有限公司 一种用于电镀行车的接油装置
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Effective date: 20021001