JPH05306008A - 搬送装置及び連続浸漬処理装置 - Google Patents

搬送装置及び連続浸漬処理装置

Info

Publication number
JPH05306008A
JPH05306008A JP34522491A JP34522491A JPH05306008A JP H05306008 A JPH05306008 A JP H05306008A JP 34522491 A JP34522491 A JP 34522491A JP 34522491 A JP34522491 A JP 34522491A JP H05306008 A JPH05306008 A JP H05306008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
carrier
rail
transport
hanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34522491A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Otani
圭史 大谷
Michio Takagi
道夫 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIROHATA GIKEN KK
Original Assignee
HIROHATA GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIROHATA GIKEN KK filed Critical HIROHATA GIKEN KK
Priority to JP34522491A priority Critical patent/JPH05306008A/ja
Publication of JPH05306008A publication Critical patent/JPH05306008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送装置及び連続浸漬処理装置に関し、装置
全体の設置床面積を小さくできるとともに、構成が簡単
で部品コスト及び組立てコストが安価になるようにした
搬送装置及び連続浸漬処理装置を提供することを目的と
する。 【請求項1】 搬送チェーン11にアーム153を昇降
揺動可能に支持させるとともに、切換付勢バネ155で
アーム153を中立位置から上昇揺動方向と下降揺動方
向とに切換えて付勢し、搬送方向に移動するアーム15
3を所定の位置で受け止めて上限から中立位置以下に下
降揺動させる下降駆動レール17と、搬送方向に移動す
るアーム153を所定の位置で受け止めて下限から中立
位置以上に上昇揺動させる上昇駆動レール18とを設け
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬送装置及び連続浸漬
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、機械部品や電子部品の製造工程
においては、メッキ等の表面化学処理の前に不純物を除
去するために部品を洗浄し、また、表面化学処理後には
処理剤を除去するために部品を洗浄している。これらの
部品洗浄工程としては、表面に付着している不純物や処
理剤を化学的ないし物理化学的に除去するために有機溶
剤、界面活性剤等を主成分とする洗浄液に浸漬して洗浄
を行った後、水あるいは湯に浸漬して洗浄液を洗い落と
すという複数段の洗浄を順次行う手順が採用されること
が多い。
【0003】このような複数段の浸漬処理を順次行う場
合には、処理物を各処理槽にわたって順に搬送し、各処
理槽ごとに処理物を昇降させて処理液に浸漬した後引き
上げる搬送装置が用いられる。
【0004】このような搬送装置としては、例えば図1
0に示すように、メッシュベルト101の搬送経路を各
処理槽102・103内でV字形に設定し、メッシュベ
ルト101に載せた処理物が処理槽102の一側の上方
から処理槽102・103内の処理液104・105中
に搬送され、処理槽102の他側の上方に引き上げられ
るように構成したもの(以下、従来例1という)があ
る。
【0005】また、例えば図11に示すように、搬送チ
ェーン201の経路を各処理槽202〜205の上方か
らU字形に懸垂させ、搬送チェーン201に懸垂支持さ
せたかご206内に収納した処理物を各処理槽202〜
205内の処理液207〜210に浸漬した後引き上げ
るように構成した搬送装置(以下、従来例2という)が
用いられることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例1の場合には、
処理物を処理液から引き上げる際に処理物がメッシュベ
ルト101上で下方に転落することを防止するために、
メッシュベルト101の勾配を一定以下に抑える必要が
あり、その間に進むメッシュベルト101の水平方向の
距離を一定以上に大きくする必要がある。このため、処
理槽102・103の大きさ、あるいは、処理槽102
・103の距離を大きくする必要があり、連続浸漬処理
装置全体の設置床面積が大きくなるという欠点がある。
【0007】従来例2の場合には、搬送チェーン201
がU字形に下がって上がるので、処理物の昇降時の搬送
方向への移動量をほとんど0にできるので、連続浸漬処
理装置全体の設置床面積は小さくできる。しかしなが
ら、搬送チェーン201の全長が長くなるとともに、そ
の経路設定のために多数のスプロケットを使用しなけれ
ばならず、搬送装置の部品コスト及び組立てコストが高
価になるという欠点がある上、搬送物を持ち上げる必要
があるので、搬送抵抗が大きくなり、搬送チェーン20
1を駆動するために大出力で大型の駆動装置が必要にな
るという難点もある。
【0008】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、装置全体の設置床面積を小さくできるととも
に、構成が簡単で部品コスト及び組立てコストが安価に
なるようにした搬送装置及び連続浸漬処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送装置は、例
えば図1に示すように、搬送チェーン11に適当な間隔
をおいて搬送物を支持するハンガーユニット15を懸垂
支持させ、搬送ライン上の所定の箇所で搬送物を昇降さ
せる搬送装置において、上記の目的を達成するため、次
のような手段を講じている。
【0010】すなわち、各ハンガーユニット15に、搬
送方向に平行な面上で昇降揺動可能に設けられ、腕部に
搬器158を支持するアーム153と、アーム153を
上昇揺動方向と下降揺動方向とに切換付勢する切換付勢
手段155と、アーム153の上昇揺動を所定の上限で
制限する上限ストッパ152と、アーム153の下降揺
動を所定の下限で制限する下限ストッパ152とが設け
られ、搬送ラインに沿う各所定の位置に、アーム153
の搬送方向への移動に伴ってアーム153を受け止めて
上記上限から下降方向に押し下げる下降駆動レール17
と、アーム153の搬送方向への移動に伴ってアーム1
53を受け止めて上記下限から上昇方向に押し下げる上
昇駆動レール18とが設けられる。
【0011】また、本発明の連続浸漬処理装置は、例え
ば図1に示すように、複数の処理槽22・23と、これ
の上側に配置され、各処理槽22・23ごとに搬送物を
昇降させて順次各処理槽22・23内の処理液24・2
5に搬送物を浸漬した後引き上げる搬送装置1とを備え
る連続浸漬処理装置において、上記の目的を達成するた
め、本発明の搬送装置1を備えることを特徴とする。
【0012】更に、本発明の別の連続浸漬処理装置は、
例えば図8に示すように、複数の処理槽22・23と、
これの上側に配置され、各処理槽22・23ごとに搬送
物を昇降させて順次各処理槽22・23内の処理液24
・25に搬送物を浸漬した後引き上げる搬送装置4とを
備える連続浸漬処理装置において、上記の目的を達成す
るため、搬送装置4が搬送チェーン41と、搬送チェー
ン41に適当な間隔をおいて連結された昇降案内枠42
と、昇降案内枠42に昇降可能に支持された搬器43
と、搬器43に回転自在に支持させた支重ローラ44
と、支重ローラ44を下側から受ける案内レール45と
を備え、案内レール45が下段部45aと、上段部45
bと、下段部45aから上段部45bに向かって上昇傾
斜させた上昇駆動部45cとを有することを特徴とす
る。
【0013】
【作 用】本発明においては、搬送チェーン11・41
は搬送物の上下に対して上下することはない。
【0014】すなわち、請求項1ないし5の何れかに記
載された本発明においては、下降駆動レール17にアー
ム153を受け止めさせながら搬送チェーン11を搬送
方向に進行させると、下降駆動レール17がアーム15
3を切換付勢手段155に抗して下方に押さえ込み、下
降揺動させる。アーム153が切換付勢手段155の中
立点以下に押さえ込まれると、切換付勢手段155の付
勢方向が下降揺動方向に切換られ、その場でアーム15
3が急激に下方に下降揺動し、下限で下限ストッパ15
2に受け止められて停止する。この後、アーム153は
切換付勢手段155によって下限に位置保持される。
【0015】また、上昇駆動レール18にアーム153
を受け止めさせながら搬送チェーン11を搬送方向に進
行させると、上昇駆動レール18がアーム153を切換
付勢手段155に抗して上方に押し上げ、上昇揺動させ
る。アーム153が切換付勢手段155の中立点以上に
押し上げられると、切換付勢手段155の付勢方向が上
昇揺動方向に切換えられ、アーム153はその場で急激
に上方に上昇揺動し、上限で上限ストッパ152に受け
止められて停止する。この後、アーム153は切換付勢
手段155によって上限に位置保持される。
【0016】更に、請求項6に記載された本発明におい
ては、搬器43に回転自在に支持させた支重ローラ44
が案内レール45上を転接しながら搬送方向に移動する
ことにより、支重ローラ45が上昇駆動部45cを通る
間に下段部45aから上段部45bに上昇し、搬器43
が搬送チェーン41とは関係なく上昇させられる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図6に
基づき具体的に説明する。図1は本発明の一実施例に係
る洗浄装置の構成図であり、この洗浄装置は、搬送装置
1と処理槽ユニット2とを備えている。
【0018】処理槽ユニット2には、1枚の隔壁21で
区分され、図上、左右に並ぶ2槽の処理槽22・23が
設けられ、搬送元側(図上、右側)の処理槽(洗浄剤
槽)22には有機溶剤、界面活性剤等を主成分とする洗
浄剤を含む洗浄液24が貯留され、左側の処理槽(湯洗
槽)23には、湯からなる洗浄液25が貯留される。
【0019】搬送装置1はエンドレスの搬送チェーン1
1と、この搬送チェーン11が巻き掛けられる2個のス
プロケット12a・12bと、搬送チェーン11を案内
するチェーンガイド13と、搬送チェーン11を駆動す
るパワーユニット14と、搬送チェーン11に適当な間
隔を置いて吊り下げられる多数(ここでは、19台)の
ハンガーユニット15とを備えている。
【0020】上記2個のスプロケット12a・12b
は、搬送装置1の搬送チェーン11が上記各処理槽22
・23の中心と一側との上方で循環するように、搬送方
向に適当な間隔を置いてそれぞれ垂直軸心回りに回転可
能に配置され、一方のスプロケット12aがパワーユニ
ット14によって回転駆動される。
【0021】チェーンガイド13は、例えば図2の正面
図に示すように軽量C型鋼等で構成され、搬送チェーン
11を各処理槽22・23上で水平に直進させるように
配設される。
【0022】各ハンガーユニット15は、例えば図3の
側面図に示すように、ハンガーベース151、ハンガー
ポール152、上下1対のアーム153、昇降ポール1
54、切換付勢バネ155及び搬器158を備えてい
る。
【0023】ハンガーベース151は、ほぼ長方形の鉄
板あるいは鋼板からなり、搬送チェーン11に吊持され
る。また、ハンガーポール152はこのハンガーベース
151の搬送方向側端部に溶接され、ハンガーベース1
51の下方に延設された軽量溝型鋼で構成される。
【0024】搬送チェーン11にハンガーベース151
を吊持させる構造は特に限定されず、例えば図3の側面
図及び図4の正面図に示すように構成される。すなわ
ち、ハンガーベース151の上端には左右両側にリンク
プレート151aが固定され、これらリンクプレート1
51aの前端には丸孔151bが形成され、後端には前
後方向に長い長孔151cが形成される。
【0025】搬送チェーン11の縦ローラ11aの中心
ピン11bにはハンガープレート11cが横軸心回りに
回転可能に連結され、このハンガープレート11cの下
端を2本のピン11dでハンガーベース151のリンク
プレート151aに連結することにより、搬送チェーン
11にハンガーベース151が吊持される。
【0026】図3に示すように、上記ハンガーポール1
52には上下方向に適当な間隔を置いた2箇所にそれぞ
れアーム153が昇降揺動自在に枢支され、ハンガーポ
ール152、両アーム153及び両アーム153の遊端
部に揺動可能に連結された昇降ポール154とでハンガ
ーポール152に対して昇降ポール154が円弧上の軌
跡を描きながら平行移動する4リンク機構が構成され
る。
【0027】図3及び図4に示すように、ハンガーポー
ル152の上側のアーム153との連結部にはハンガー
ポール152の搬送先側に突出するブラケット152a
が固定され、このブラケット152aと上側のアーム1
53の遊端部とにわたって切換付勢バネ154を架着す
るることにより、アーム153が、水平になる中立位置
よりも上方に揺動する時には上昇揺動方向に付勢され、
ハンガーポール152に昇降ポール154を介してアー
ム153が受け止められる上限で停止するようにしてい
る。また、アーム153が中立位置よりも下方に揺動す
る時には下降揺動方向に付勢され、ハンガーポール15
2に昇降ポール154を介してアーム153が受け止め
られる下限で停止するようにしてある。
【0028】昇降ポール154の下端には搬器158が
固定され、この搬器158は処理物を入れたかごを載せ
ることができるように、上面及び一側面が開放された受
け台158aとこれを上側から跨ぐ倒コ字形のハンガー
枠158bとを備える。
【0029】アーム153の揺動範囲は、上限、下限と
もに、昇降ポール154がハンガーポール152に受け
止められることにより制限され、アーム153が上限に
位置する時には、搬器158が処理槽ユニット2よりも
高い位置に位置するようにしてあり、この位置をより確
実に保持するとともに、切換付勢バネ155のだれが発
生することを防止するため、必要に応じてハンガーユニ
ット15に係止手段16が設けられる。
【0030】この係止手段16は、図4に示すように、
ハンガーベース151に揺動可能に懸垂支持されたフッ
ク161、上側のアーム153の遊端に固定され、上記
フック161の係合溝165に係脱される係止ピン16
2、フック161をこれと係止ピン162との係合が解
除される解除位置から係止ピン162を係止する作用位
置に向かって付勢する戻しバネ163と、フック161
の揺動範囲を作用位置から解除方向に制限するストッパ
164とを備える。
【0031】係止手段16は上側のアーム153が後述
する上限位置まで上昇揺動する時に係止ピン162がフ
ック161を戻しバネ163の力に抗して解除方向に押
した後、フック161の係合溝165の位置まで上昇し
た時にフック161が戻しバネ163の力で作用方向に
揺動し、係合溝165に係止ピン162とが嵌合するこ
とにより係合される。
【0032】また、搬送中に後述する下降駆動レール1
7の上端部から構成される解除操作部17aでフック1
61の下部に植設した解除ピン166を所定の位置に受
け止めて、フック161を解除位置に揺動させ、係止ピ
ン162をフック161の係合溝165から離脱させる
ことにより、上側のアーム153が下降揺動可能になる
ようにしている。
【0033】図1に示すように、搬送装置1には、更
に、各処理槽22・23の搬送元側の上方でアーム15
3を下方に揺動させるための下降駆動レール17と、各
処理槽22・23の搬送先側の上方でアーム153を上
方に揺動させるための上昇駆動レール18とが設けられ
る。
【0034】下降駆動レール17は、搬送先に向かって
上昇傾斜していなければよく、例えば垂直に設けること
も可能である。しかし、この実施例では、搬送抵抗をで
きるだけ小さくするため、搬送方向に進むにつれて低く
なるように傾斜させてあり、ハンガーユニット15が搬
送方向に移動することにより、上限に位置する上側のア
ーム153の先端部に設けたローラ153aを受け止
め、更にハンガーユニット15が搬送方向に移動するこ
とにより、切換付勢バネ155に抗してローラ153a
及びアーム153を下方に押し下げる。そして、アーム
153が中立位置以下に揺動すると、切換付勢バネ15
5の付勢方向がアーム153を下降揺動方向に付勢する
ように切換わり、アーム153は切換付勢バネ155の
付勢力と両アーム153から搬器158にわたるハンガ
ーユニット15の部分及び搬器158に載置された処理
物入りのかごの重量とによってほぼその場で急激に下降
揺動し、昇降ポール154がハンガーポール152に受
け止められる下限に下降する。この下限では搬器158
及びこれに載置された処理物入りのかごが処理槽22・
23内の洗浄液24・25中に浸漬される。
【0035】この後、切換付勢バネ157の付勢力とア
ーム153以下のハンガーユニット15の部分及び搬器
158に載置された処理物入りのかごの重量とによって
両アーム153及び昇降ポール154は下限に付勢され
る。
【0036】上昇駆動レール18は、搬送先に向かって
下降傾斜していなければよく、例えば垂直に設けること
も可能である。しかし、この実施例では、搬送抵抗をで
きるだけ小さくするため、搬送方向に進むにつれて高く
なるように傾斜させてあり、ハンガーユニット15が搬
送方向に移動することにより、下限に位置する上側のア
ーム153の先端部に設けたローラ153aを受け止
め、更にハンガーユニット15が搬送方向に移動するこ
とにより、切換付勢バネ155に抗してローラ153a
及びアーム153を上方に押し上げる。そして、アーム
153が中立位置以上に揺動すると、切換付勢バネ15
5の付勢方向がアーム153を上昇揺動方向に付勢する
ように切換わり、アーム153は切換付勢バネ155の
付勢力によって両アーム153から搬器158にわたる
ハンガーユニット15の部分及び搬器158に載置され
た処理物入りのかごの重量に抗してほぼその場で急激に
昇降ポール154がハンガーポール152に受け止めら
れる上限まで上昇揺動し、搬器158及びこれに載置さ
れた処理物入りのかごを処理槽22・23内の洗浄液2
4あるいは湯25から引き上げる。
【0037】ここで、上昇駆動レール18によってアー
ム153を上昇駆動する時に、切換付勢バネ155の張
力によってアーム153の上昇揺動が抑えられ、ハンガ
ーユニット15全体が上昇駆動されるおそれがある。そ
こで、この実施例では、図2ないし図4に示すように、
ハンガーベース151に浮上防止用ローラ159を係止
手段16のフック161と同軸心の水平軸心回りに回転
自在に枢支させるとともに、図1に示すように、上昇駆
動レール18が設けられる搬送区間でこのローラ159
を上側から受け止める浮上防止レール19を設けて、バ
ンガーベース151及びハンガーポール152が浮上す
ることを防止している。
【0038】図1に示すように、搬送装置1には、更に
加えて、アーム153を下限位置に保持した状態でハン
ガーユニット15が移動する区間内で、アーム153の
ローラ153aを下側から受け止めて上下に振動させる
揺動駆動レール20が設けてある。この揺動駆動レール
20は、揺動枠156の上部に支持させたローラ155
dを下側から受け止める鋸歯状の駆動面20aを備え
る。
【0039】この洗浄装置では、搬送装置1の搬送チェ
ーン11及びハンガーユニット15一定方向に回動す
る。処理槽ユニット2の搬送元側では搬器158は上限
に位置させてあり、この搬器158に処理物を入れたか
ごを載せた後、ハンガーユニット15が下降駆動レール
17の設置区間にさしかかると、係止解除操作部17a
によって係止装置16の係止作用が解除され、次いで、
下降駆動レール17によってアーム153が下降揺動駆
動され、中立位置以下では切換付勢バネ155の付勢力
とアーム153以下のハンガーユニット15の部分、処
理物及びかごの重量とによってほぼその場で急激に下限
まで下降する。これにより、搬器158に載せたかごの
中の処理物が処理槽22の洗浄液24に浸漬される。
【0040】搬器158及びこれに載せた処理物入りの
かごが処理槽22内を移動する間、揺動枠156のロー
ラ155dが揺動駆動レール20上を移動し、搬送方向
に移動しながら駆動面20aに沿って上下に揺動する。
これにより、処理物が洗浄液24内で揺動されることに
なるので、洗浄効果が高められ、例えば従来この種の処
理槽22に付設されていた超音波発振器を省略できる。
【0041】処理槽22の搬送先側に設置された上昇駆
動レール18の設置区間では、ハンガーベース151及
びハンガーポール152の浮上を浮上防止レール20で
抑えながらアーム153が上昇揺動駆動され、アーム1
53から搬器158にわたるハンガーユニット15の部
分が上限まで上昇する。これにより、搬器158に載せ
たかごの中の処理物が処理槽22の洗浄液24から引き
上げられる。
【0042】ハンガーユニット15が隔壁21上を通過
した後、再び下降駆動レール17によってアーム153
以下のハンガーユニット15の部分が下降駆動され、か
ごの中の処理物が処理槽23の洗浄液25に浸漬され
る。
【0043】この処理槽23内でも揺動枠156以下の
ハンガーユニット15の部分は搬送方向に進行しながら
揺動駆動レール20によって揺動駆動され、これによ
り、処理物の洗浄効果が高められる。
【0044】また、この処理槽23の搬送先の上昇駆動
レール18の区間では前の処理槽22の場合と同様にし
て処理物が洗浄液25から引き上げられ、更に処理槽2
3の先に搬送されて、搬器158から処理物を入れたか
ごが下ろされる。そして、かごを下ろされたハンガーユ
ニット15は処理槽23・22の一側方の上方を通って
処理槽ユニット2の搬送元側に戻される。
【0045】上記のように、昇降ポール154、搬器1
58及びこれに搭載された処理物入りのかごは下降駆動
レール17あるいは上昇駆動レール18によって昇降ス
トロークの半分を昇降駆動される間はハンガーベース1
51及びハンガーポール152よりも遅れて搬送方向に
進み、その遅れは中立位置で最大となり、アーム153
の揺動軸心とローラ153aとの距離に達する。この
後、アーム153が中立位置を超えて下降揺動あるいは
上昇揺動すると、切換付勢バネ155の付勢力によって
昇降ポール154、搬器158及びこれに搭載された処
理物入りのかごは急速に遅れを取り戻しながら下降ある
いは上昇することになる。
【0046】したがって、上限と下限との間を上昇ある
いは下降する間に搬送方向に進む距離は最小限でアーム
153の揺動軸心とローラ153aとの距離が必要であ
り、更に、下降駆動レール17あるいは上昇駆動レール
18に与えられた勾配によって上限あるいは下限から中
立位置に移動する間に進む距離が加えられる。しかしな
がら、この昇降の間に処理物がかごから落下するおそれ
はないから、昇降の間に搬送方向に移動する距離は従来
例1のようなベルト搬送式の搬送装置に比べるとはるか
に小さくできる。
【0047】しかも、搬送チェーン11は単に水平面上
で回動させればよいので、搬送チェーン11の経路をU
字形に上げ下げする構成の従来例2に比べると搬送装置
1の構成を著く簡単にでき、これにより、搬送抵抗を著
しく減少させることができるとともに、処理物を持ち上
げる必要がないので、低出力で小型のパワーユニット1
4を使用することができる。
【0048】図5は本発明の他の実施例に係るハンガー
ユニットの側面図であり、このハンガーユニット15
は、昇降ポスト154の下端部に所定の範囲内で昇降変
位可能に揺動枠156を支持させ、この揺動枠156の
下端に搬器158を支持させてある。
【0049】すなわち、図6の側面図及び図7の正面図
に示すように、昇降ポール154の下端にはL字形のブ
ラケット154aと、これに溶接されたコ字形のブラケ
ット154bと、コ字形のブラケット154bの上下に
支持させた2対のガイドブッシュ154cとが設けられ
る。
【0050】また、L字形のブラケット154aの下側
には、縦軸心回りに回転するガイドローラ154dが回
転自在に枢支してあり、このガイドローラ154dを、
昇降ポール154以下のハンガーユニット15の部分が
下限に位置する区間内で、処理槽ユニット2の全長にわ
たって設けられた溝型鋼からなるガイドレール3に転動
自在に突入させることによりハンガーユニット15が横
振れすることを防止している。
【0051】揺動枠156は角軸状の上枠156a及び
下枠156bと、上枠156aと下枠156bとを連結
する前後2本のガイドバー156cとを備え、両ガイド
バー156cを昇降ポール154のガイドブッシュ15
4cに昇降可能に挿通することにより昇降ポール154
に揺動枠156が昇降可能に支持される。
【0052】そして、昇降ポール154のコ字形のブラ
ケット154bの下部と揺動枠156の上枠156aと
にわたって揺動枠156を下降付勢する抑えバネ157
が架着される。
【0053】上記上枠156aの横側面には水平軸心回
りに回転自在にローラ156dを枢支させてあり、この
ローラ156dを昇降ポール154以下のハンガーユニ
ット15の部分が下限に位置する区間内で揺動駆動レー
ル20の駆動面20aに転接させるようにしている。
【0054】この実施例のその他の構成は上記の一実施
例と同様であり、揺動駆動レール20によって揺動枠1
56及び搬器158のみが揺動駆動されることを除けば
その作用ないし効果も上記の一実施例の作用ないし効果
と同様である。
【0055】なお、上記の各実施例において、ハンガー
ベース151及びハンガーポール152の重量が十分に
重い場合には、ハンガーベース151のローラ159及
び浮上防止レール19を省略することが可能である。
【0056】また、上記の各実施例において、搬送レー
ル11は水平面上を回動するように構成しているが、搬
送レール11が垂直面上を回動したり、傾斜面上を回動
したりするようにしてもよい。要は、互いに隣接して並
べられる複数の処理槽の上を搬送チェーン11が直線的
に進むように構成してあればよいのである。
【0057】更に、上記各実施例では、昇降ポール15
4以下のハンガーユニット15の部分の搬送方向および
その逆方向への揺動を防止するため、各ハンガーユニッ
ト15にアーム153を上下1対設けているが、1本の
アーム153で昇降ポール154を吊持するようにして
もよい。
【0058】図8は本発明のまた他の連続浸漬処理装置
の構成図であり、この装置は、複数の処理槽22・23
と、これの上側に配置され、各処理槽22・23ごとに
搬送物を昇降させて順次各処理槽22・23内の処理液
24・24に搬送物を浸漬した後引き上げる搬送装置4
とを備える。
【0059】この搬送装置4は、図8及び図9の3面図
に示すように、水平面上で回動する搬送チェーン41
と、搬送チェーン41に適当な間隔をおいて連結された
昇降案内枠42と、昇降案内枠42の移動を案内するサ
イドレール46と、昇降案内枠42に昇降可能に支持さ
れた搬器43と、搬器43に回転自在に支持させた支重
ローラ44と、支重ローラ44を下側から受ける案内レ
ール45と、搬器43を下降付勢する抑えバネ47とを
備えている。
【0060】上記昇降案内枠42は搬送チェーン41の
下面に連結される溝型のアダプタ42aと、アダプタ4
2aの下部に縦軸心回りに回転自在に枢支されるととも
にサイドレール46に転接してアダプタ42aの傾倒を
防止する案内ローラ42bと、アダプタ42aに水平軸
心回りに回転自在に枢支されるとともに、サイドレール
46に固定された溝型の昇降防止レール48に回転自在
に挿入される高さ案内ローラ42cと、アダプタ42a
に固定された溝型の本体枠42dと、本体42dに固定
された上下2対のガイドブッシュ42eとを備えてい
る。
【0061】上記搬器43は、昇降案内枠42のガイド
ブッシュ42eに昇降自在に挿通された2本のガイドバ
ー43aと、両ガイドバー43aの下端部に固定された
角皿状のフォ−ク43bとを備え、両ガイドバー43a
の上部にブラケット43cを介して支重ローラ44が水
平軸心回りに回転自在に支持される。
【0062】上記案内レール45は図8に示すように、
高さが異なる下段部45a及び上段部45bと、下段部
45aから上段部45bに向かって上昇傾斜させた上昇
駆動部45cとを有する。また、下段部45aには、必
要に応じて鋸歯状の揺動駆動レール45dが設けられ
る。
【0063】案内レール45の上昇駆動部45cの勾配
は特に限定されないが、上昇駆動部45cの勾配が緩け
ればその水平距離が大きくなり、急になれば搬送抵抗が
増大する。この実施例では、水平距離の短縮と搬送抵抗
の軽減とを調和的に達成するために、上昇駆動部45c
の勾配角度を45°程度に設定している。
【0064】この連続浸漬処理装置においては、搬器4
3に回転自在に支持させた支重ローラ44が案内レール
45上を転接しながら搬送方向に移動することにより、
支重ローラ45が上昇駆動部45cを通る間に下段部4
5aから上段部45bに上昇し、搬器43が搬送チェー
ン41とは関係なく上昇させられ、搬器43に搭載され
た処理物は処理槽22・23の上方に持ち上げられる。
【0065】搬器43が下限の位置から上限の位置まで
上昇する間に進む水平距離は、この上昇区間で処理物が
搬器43から落下するおそれがないので、従来例1に比
べて短くすることができる。
【0066】また、支重ローラ45が上段部45bを通
過すると、抑えバネ47の付勢力と、搬器43及びこれ
に搭載された処理物入りのかごの重量にとによって支重
ローラ45がその場で下段部45aまで落下し、搬器4
3もその場で所定の下限位置まで落下し、搬器43に搭
載された処理物が処理槽22・23内の洗浄液24・2
5に浸漬される。
【0067】支重ローラ45が下段部45aの揺動駆動
レール45dを通過する間、搬器43に搭載された処理
物は洗浄液24・25内を搬送されながら上下に揺動さ
れ、高能率に洗浄される。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送装置
によれば、搬送チェーンに搬送方向に平行な垂直面上で
昇降揺動可能に支持されたアームをその移動軌跡上に固
定設置された下降駆動レールによって所定の位置で受け
止めることにより、下降揺動させてアームに支持させた
搬送物をほぼその場で下限まで下降させることができ、
また、アームの移動軌跡上に固定設置された上昇駆動レ
ールによって所定の位置で受け止めることにより上昇揺
動させてアームに支持させた搬送物をほぼその場で上限
まで上昇させることができる。
【0069】したがって、搬送物をメッシュベルトに載
せて昇降させる従来例1に比べると搬送物を上昇あるい
は下降させる間に搬送物が進む水平距離を小さく抑える
ことができ、上昇あるいは下降をさせる箇所の間隔を狭
くして搬送装置の全搬送距離を短くでき、搬送装置全体
を小型にできる。
【0070】また、本発明の搬送装置によれば、搬送チ
ェーンの経路を上下させずに、下降動レールと上昇駆動
レールとによってアームを揺動させて搬送物を昇降させ
ることができる。したがって、複雑な搬送チェーンの経
路を形成するための多数スプロケットを省略することが
でき、構成が簡単で部品コスト及び組立てコストが安価
になる。また、搬送抵抗が小さくなるとともに搬送チェ
ーンに搬送物を持ち上げさせないので駆動装置の負荷が
小さくなり、小能力で小型の駆動装置を用いることがで
き、設備コストを一層安価にできるとともに、ランニン
グコストを安価にできる。
【0071】本発明の搬送装置において、特に、アーム
を上限位置に係止する係止手段と、下降駆動レールにア
ームが受け止められる直前に係止手段の係止作用を解除
する係止解除手段とを設ける場合には、上限位置にアー
ムを確実に係止させることができるとともに、上限位置
でアーム以下のハンガーユニットの部分及び搬送物の重
量を係止手段に負担させることができ、切換付勢手段に
その重量がかかって切換付勢手段の張力が減少するこ
と、すなわち、切換付勢手段のだれが発生することを防
止でき、長期間にわたって確実に作動させることができ
る。
【0072】また、本発明の搬送装置において、上昇駆
動レールの設置区間にアームの揺動中心部の上昇を抑え
る浮上防止レールを設け、アーム(153) の揺動中心部に
浮上防止レール(19)に上方から受け止められる浮上防止
用ローラ(159) を連結する場合には、アームの揺動中心
部がアームの先端部とともに上昇することを防止でき、
上昇駆動レールで確実にアームを上昇揺動させることが
でき、動作の確実性を高めることができる。
【0073】本発明の連続浸漬処理装置は、本発明の搬
送装置を用いるので、上昇あるいは下降時に処理物が搬
器から落下するおそれがないので、処理物を上昇あるい
は下降させる間に処理物が進む水平距離を小さく抑える
ことができ、処理槽の間隔及び処理槽の搬送方向への寸
法あるいはこれらの一方を小さくして装置全体の小型化
を図ることができる。
【0074】また、搬送装置の構成が簡単で部品コス
ト、組立てコスト及びランニングコストが安価になるの
で、連続浸漬処理装置全体として構成が簡単で部品コス
ト、組立てコスト及びランニングコストが安価になる。
【0075】更に、本発明の連続浸漬処理装置におい
て、特に、アームが下限に位置する状態で搬送方向に移
動する時に、アームないし搬器を下側から受け止めて上
下に振動させる揺動駆動レールを設ける場合には、処理
液中で搬器を搬送方向に進ませながら上下に揺動させる
ことができ、処理物と処理液との接触効率を高めて処理
効率を高めることができ、例えば、従来のこの種の処理
槽に付設されていた超音波発振器を省略することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例のハンガーユニットの要部の
正面図である。
【図3】本発明の一実施例のハンガーユニットの側面図
である。
【図4】本発明の一実施例のハンガーユニットの要部の
正面図である。
【図5】本発明の他の実施例のハンガーユニットの側面
図である。
【図6】本発明の他の実施例のハンガーユニットの要部
の側面図である。
【図7】本発明の他の実施例のハンガーユニットの要部
の正面図である。
【図8】本発明のまた他の実施例の構成図である。
【図9】本発明のまた他の実施例の要部の正面、側面及
び平面の3面図である。
【図10】従来例1の構成図である。
【図11】従来例2の構成図である。
【符号の説明】
1 搬送装置 4 搬送装置 11 搬送チェーン 15 ハンガーユニット 16 係止手段 17 下降駆動レール 17a 解除操作部 18 上昇駆動レール 19 浮上防止レール 20 揺動駆動レール 22 処理槽 23 処理槽 24 洗浄液 25 洗浄液 41 搬送チェーン 42 昇降案内枠 43 搬器 44 支重ローラ 45 案内レール 45a 下段部 45b 上段部 45c 上昇駆動部 45d 揺動駆動レール 152 ハンガーポール 153 アーム 155 切換付勢バネ 158 搬器 159 浮上防止用ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送チェーン(11)に適当な間隔をおいて
    搬送物を支持するハンガーユニット(15)を懸垂支持さ
    せ、搬送ライン上の所定の箇所で搬送物を昇降させる搬
    送装置において、 各ハンガーユニット(15)に、搬送方向に平行な面上で昇
    降揺動可能に設けられ、腕部に搬器(158) を支持するア
    ーム(153) と、アーム(153) を上昇揺動方向と下降揺動
    方向とに切換付勢する切換付勢手段(155) と、アーム(1
    53) の上昇揺動を所定の上限で制限する上限ストッパ(1
    52) と、アーム(153) の下降揺動を所定の下限で制限す
    る下限ストッパ(152) とが設けられ、 搬送ラインに沿う各所定の位置に、アーム(153) の搬送
    方向への移動に伴ってアーム(153) を受け止めて上記上
    限から下降方向に押し下げる下降駆動レール(17)と、ア
    ーム(153) の搬送方向への移動に伴ってアーム(153) を
    受け止めて上記下限から上昇方向に押し下げる上昇駆動
    レール(18)とが設けられることを特徴とする搬送装置。
  2. 【請求項2】 アーム(153) を上限位置に係止する係止
    手段(16)と、 下降駆動レール(17)にアーム(153) が受け止められる直
    前に係止手段(16)の係止作用を解除する係止解除手段(1
    7a) とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の搬送
    装置。
  3. 【請求項3】 上昇駆動レール(18)の設置区間にアーム
    (153) の揺動中心部の上昇を抑える浮上防止レール(19)
    を設け、アーム(153) の揺動中心部に浮上防止レール(1
    9)に上方から受け止められる浮上防止用ローラ(159) を
    連結することを特徴とする請求項1または2に記載の搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 複数の処理槽(22)・(23)と、これの上側
    に配置され、各処理槽(22)・(23)ごとに搬送物を昇降さ
    せて順次各処理槽(22)・(23)内の処理液(24)・(25)に搬
    送物を浸漬した後引き上げる搬送装置(1) とを備える連
    続浸漬処理装置において、 搬送装置(1) として請求項1、2または3に記載の搬送
    装置(1) を用いることを特徴とする連続浸漬処理装置。
  5. 【請求項5】 アーム(153) が下限に位置する状態で搬
    送方向に移動する区間内に、アーム(153) ないし搬器(1
    58) を下側から受け止めて上下に振動させる揺動駆動レ
    ール(20)を設けることを特徴とする請求項4に記載の連
    続浸漬処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の処理槽(22)・(23)と、これの上側
    に配置され、各処理槽(22)・(23)ごとに搬送物を昇降さ
    せて順次各処理槽(22)・(23)内の処理液(24)・(25)に搬
    送物を浸漬した後引き上げる搬送装置(4) とを備える連
    続浸漬処理装置において、 搬送装置(4) が搬送チェーン(41)と、搬送チェーン(41)
    に適当な間隔をおいて連結された昇降案内枠(42)と、昇
    降案内枠(42)に昇降可能に支持された搬器(43)と、搬器
    (43)に回転自在に支持させた支重ローラ(44)と、支重ロ
    ーラ(44)を下側から受ける案内レール(45)とを備え、 案内レール(45)が下段部(45a) と、上段部(45b) と、下
    段部(45a) から上段部(45b) に向かって上昇傾斜させた
    上昇駆動部(45c) とを有することを特徴とする連続浸漬
    処理装置。
JP34522491A 1991-12-26 1991-12-26 搬送装置及び連続浸漬処理装置 Pending JPH05306008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34522491A JPH05306008A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 搬送装置及び連続浸漬処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34522491A JPH05306008A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 搬送装置及び連続浸漬処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05306008A true JPH05306008A (ja) 1993-11-19

Family

ID=18375141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34522491A Pending JPH05306008A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 搬送装置及び連続浸漬処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05306008A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897441B1 (ko) * 2008-01-10 2009-05-14 주식회사남선알미늄 도장라인 전처리실의 형재 이송장치 및 이송방법
JP2013237909A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Fujita Seisakusho:Kk 被表面処理材料の取付装置
CN108423368A (zh) * 2018-03-01 2018-08-21 芜湖市海联机械设备有限公司 一种耐高温悬挂输送机
CN109159361A (zh) * 2018-11-12 2019-01-08 昆山迈致治具科技有限公司 一种上料裁切装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897441B1 (ko) * 2008-01-10 2009-05-14 주식회사남선알미늄 도장라인 전처리실의 형재 이송장치 및 이송방법
JP2013237909A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Fujita Seisakusho:Kk 被表面処理材料の取付装置
CN108423368A (zh) * 2018-03-01 2018-08-21 芜湖市海联机械设备有限公司 一种耐高温悬挂输送机
CN109159361A (zh) * 2018-11-12 2019-01-08 昆山迈致治具科技有限公司 一种上料裁切装置
CN109159361B (zh) * 2018-11-12 2023-10-20 昆山迈致治具科技有限公司 一种上料裁切装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101977792B1 (ko) 섀시 딥 처리 스테이션
US4331230A (en) Work rack for conveying apparatus
US4989722A (en) Apparatus for transporting yarn packages
JPH05306008A (ja) 搬送装置及び連続浸漬処理装置
JPH01172596A (ja) 揺動機構を備えた処理設備
JP3739052B2 (ja) ハンガー吊持式キャリア
US3507292A (en) Continuous feed apparatus for staining specimens carried on slides
JP2002356223A (ja) 搬送機構及びこれを備えた自動倉庫
JP2997019B2 (ja) ウェーハ貼付用プレートの洗浄装置
JPS627620Y2 (ja)
JPS6131695B2 (ja)
JPH08325769A (ja) 線材コイルの搬送装置
JP2006152345A (ja) 浸漬処理装置
KR960002579B1 (ko) 납땜장치
JP2679284B2 (ja) 天井走行車
JPS6218445B2 (ja)
KR950012430B1 (ko) 전착 도장방법
JP2649639B2 (ja) 電着塗装物の移載搬送装置
JP2002004090A (ja) 被表面処理物の搬送装置及びその搬送装置を用いた表面処理方法
JP2535703Y2 (ja) ホイストの自動ハンガ開閉装置
KR100277282B1 (ko) 행거 경사이동식 캐리어
JPS582124A (ja) 長尺状被処理物の表面処理における揺止装置
JPS59211563A (ja) 自動浸漬装置
JPS6243749B2 (ja)
JPH0810065Y2 (ja) 複動式ハンガーコンベヤの作業区間搬送装置