JPS6243749B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6243749B2
JPS6243749B2 JP9958080A JP9958080A JPS6243749B2 JP S6243749 B2 JPS6243749 B2 JP S6243749B2 JP 9958080 A JP9958080 A JP 9958080A JP 9958080 A JP9958080 A JP 9958080A JP S6243749 B2 JPS6243749 B2 JP S6243749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
bar
stopper
surface treatment
transport frame
Prior art date
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Expired
Application number
JP9958080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5724667A (en
Inventor
Isao Shima
Shigeki Yoshioka
Kuniaki Tanaka
Hiroshi Yamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Tateyama Inc
KATSUKAWA KOGYO KK
Original Assignee
Sankyo Tateyama Inc
KATSUKAWA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Tateyama Inc, KATSUKAWA KOGYO KK filed Critical Sankyo Tateyama Inc
Priority to JP9958080A priority Critical patent/JPS5724667A/ja
Publication of JPS5724667A publication Critical patent/JPS5724667A/ja
Publication of JPS6243749B2 publication Critical patent/JPS6243749B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、表面処理設備において水または薬液
中の被処理物を上昇させたときに強制的に液切り
状態にするための装置に関する。
表面処理設備において被処理物は、所定の処理
工程のもとに種々の槽を順次浸漬されながら搬送
されていく。この被処理物の引上げの際に被処理
物は、槽内の例えば薬液を付着したまま、あるい
はその被処理物の凹部で薬液の一部を汲み上げた
状態で取り出される。このため薬液の汲み出し量
が多く、薬品の消費量が増える。また薬液が他の
槽に混入するため、廃液処理の負担が大きくな
る。このような現象は、被処理物が容器状に成形
されている場合が特に顕著である。
ここに本発明の目的は、被処理物の引上げ時に
於ける液切りを充分に促進し、かつ液の汲み出し
を少なくする点にある。
上記目的のもとに本発明は、被処理物を保持す
るための搬送枠体を水平方向に移動させるときに
強制的に傾斜させ、この傾斜によつて被処理物に
付着した液体あるいは被処理物の凹部に収容され
ている液体を強制的に排出するようにしている。
以下、本発明を図に示す一実施例にもとづいて
具体的に説明する。
まず、第1図は、本発明の表面処理用液切り装
置1が組込まれる表面処理設備の配置および処理
工程の順序を示している。複数の被処理物2は、
取付工程Aの位置で搬送枠体3に取付けられ、そ
の後それに保持された状態で各工程を移動する。
ここで搬送枠体3は、一対のチエンコンベアa1
a2に架け渡された状態で乗り、チエンコンベアa3
の位置において整列状態で待機している。つぎに
搬送枠体3は、脱脂工程Bに移され、脱脂槽b1
水洗槽b2に被処理物2を順次浸漬させる。この工
程で被処理物2は、前処理として表面の汚れを除
去される。この後、、搬送枠体3は、転換工程C
において、姿勢を変えないまま、転換溝cにそつ
て長手方向に搬送され、エツチング工程Dまたは
化学研摩工程Eの導入部に案内される。この転換
工程Cでの搬送は、後述の転換台車などによつて
行なわれる。そして導入部での転換台車上の搬送
枠体3は、図示しないクレーンで持ち上げられ
る。そしてこのクレーンは、上記工程D,Eおよ
び後述の工程F,G,Hにそつて移動し、搬送枠
体3とともに被処理物2を搬送する。エツチング
加工を施す場合、被処理物2は、エツチング槽
d1,水洗槽d2,d3,デイスマツト槽d4および水洗
槽d5へと順次浸漬される。また化学研摩を施す場
合には、被処理物2は、化学研摩槽e1,薬液回収
(水洗)槽e2,e3および水洗槽e4へと案内され
る。またアルマイト処理は、陽極酸化皮膜工程F
の処理槽f1,f2で行なわれる。これらの処理槽
f1,f2は、それぞれ例えば4台、6台の搬送枠体
3を収容するから、アルマイト処理は、複数の搬
送枠体3に関して同時に進められる。つぎに被処
理物2は、、必要に応じて電解着色工程Gの水洗
槽g1,g2,着色槽g3,g4に移され、そこで着色さ
れる。またその後に封孔処理工程Hで被処理物2
は、水洗槽h1,h2を経て封孔処理槽h3に浸漬さ
れ、封孔加工を施される。つづく転換(水洗)工
程Iにおいて、搬送枠体2は、図示しない台車に
乗せられ、転換(水洗)槽iにそつて搬送枠体3
の長手方向に搬送され、つぎの取外し工程Jに到
達する。この間に被処理物2は、その転換(水
洗)槽iを移動し、充分に水洗いされることにな
る。最後に搬送枠体3は、チエンコンベアj1
j2,j3,j4に順次乗り移る。ここで被処理物2
は、搬送枠体3から取外され、一連の処理工程を
終える。このように被処理物2は、一巡する過程
において、必要な表面処理を受け、もとの位置に
戻るのである。
上記表面処理設備では工程D,E,F,G,H
と工程A,B,Jとが並列に設置されているた
め、これらのすべての工程を一線状に連続させた
場合に比較して、設備用地が約半分程度でよく、
また付設の化学処理装置などが集中的に設置で
き、さらに各工程の部分が1つの監視場所から容
易に見渡せるという利点がある。
さて、本発明の表面処理用液切り装置1は、上
記の工程Bまたは工程Iと工程Gとの間に設置さ
れるものであるが、以下の実施例は、一例として
工程Bに組込んだ場合を示している。
その表面処理用液切り装置1は、第2図および
第4図に示すとおり、被処理物2を傾斜可能な状
態で保持する搬送枠体3、この搬送枠体3を昇降
させかつ上昇状態のまま水平方向に移送するコン
ベア4および上記搬送枠体3の水平方向への移動
時に上記搬送枠体3の下端部に当接し、その通過
を一時的に阻止し、上記被処理物2を強制的に傾
斜させるストツパー5により構成してある。
上記搬送枠体3は、水平なキヤリアバー6の下
面に例えば3個の支持腕7を取付け、この支持腕
7に水平なブスバー8を回転自在に支持し、この
ブスバー8の下部にほぼU字状の下枠9を取付け
て構成してある。複数の被処理物2は、ブスバー
8と下枠9との間に掛け渡された保持枠20の間
で適当な保持具24により支持されている。また
キヤリアバー6は、例えば脱脂槽21、水洗槽2
2の上の受台19の上に載置されている。ここで
脱脂槽21および水洗槽22は、それぞれ前記の
脱脂槽b1および水洗槽b2に対応している。
また上記コンベア4は、対向の鉛直平面上のチ
エンホイール10,11に一対のエンドレス状の
コンベアチエーン12を例えば長方形状に巻き掛
け、このコンベアチエーン12の間に水平なタク
トバー13を横架し、かつこのタクトバー13の
下端にキヤリア保持具14を取付けて構成してあ
る。チエンホイール10,11は、機枠25の内
側に回動自在に取付られており、それぞれ2組の
コンベアチエーン12を張設している。そして駆
動モータ28は、機枠25の上方に取付けられて
おり、その回転は、駆動チエン30および駆動チ
エンホイール29により駆動軸27に伝達され
る。そして駆動軸27の回転は、チエンホイール
34,35およびチエン36によりチエンホイー
ル10に達する。タクトバー13は、コンベアチ
エン12に対して4本のピン31により連結して
いる。タクトバー13のキヤリア保持具14は、
キヤリアバー6のキヤリアフツク32と対応して
いる。なお、他の一対のキヤリア保持具33は、
タクトバー13の両端部に設けられ、前述のチエ
ンコンベアa3と対応する待機用のチエンコンベア
40の上で待機中のキヤリアバー6の両端部を下
方から支持するためのものである。
さらにストツパー5は、水平な支軸15にスト
ツパーアーム16を回動自在に支持し、そのスト
ツパーアーム16の一端を駆動シリンダー17の
ロツド18に連結して構成してある。上記支軸1
5は、脱脂槽21、水洗槽22の上部に取付けら
れ、かつ駆動シリンダー17の一端は、脱脂槽2
1、水洗槽22の側面に回動自在の状態で取付け
られる。そして転換溝23は、前記の転換溝cに
対応し、転換台車37を収容している。この転換
台車37は、自走式のもので、レール38の上を
移動し、その支持枠39でタクトバー13から下
される搬送枠体3を乗せて搬送する。
次に動作を第3図ないし第5図を参照しながら
説明する。脱脂工程Bにおいて被処理物2は、脱
脂槽21から水洗槽22へと順次移動する。この
被処理物2の搬送は、コンベア4によつて行われ
る。すなわち駆動モータ28が始動すると、コン
ベア4のチエンホイール10,11は第4図で時
計方向に回動するため、それに巻き掛けられたコ
ンベアチエン12は、ともに長方形の張設状態の
まま矢印方向に走行する。したがつてタクトバー
13は、ピン31に駆動され、コンベアチエン1
2と全く同じ軌跡を描いて移動することになる。
タクトバー13が下方において水平方向に移動す
るとき、キヤリア保持具14は、キヤリアフツク
32の下方に入り込み、また他のキヤリア保持具
33は、チエンコンベア40のキヤリアバー6の
両端下方に入る。その後タクトバー13は、その
まま上方に案内されるため、一対のキヤリア保持
具14,33は、それぞれキヤリアバー6を引上
げていく。このようにして被処理物2は、チエン
コンベア40から持ち上げられ、また脱脂槽2
1、水洗槽22から引上げられて最上昇位置まで
昇る。次にタクトバー13は、最上方位置で下方
での移動方向と逆の水平方向すなわち被処理物2
を搬送する方向に移動する。このためキヤリアバ
ー6は、コンベアチエン12の走行速度で搬送方
向に移動することになるが、脱脂槽21、水洗槽
22から引き上げられたキヤリアバー6の下枠9
は、途中でストツパーアーム16に当り、それ以
上搬送方向に移動できなくなる。このため下枠9
は、第5図に示すように、キヤリアバー6に対し
てブスバー8と共に回転し、例えば15度程度傾斜
する。この状態で駆動モータ28は、一時的に停
止する。この停止位置は、例えばタクトバー13
の位置をミリツトスイツチなどで検出することに
よつて得られる。このとき被処理物2は、ブスバ
ー8および下枠9と共に同一の傾斜角で傾くた
め、その表面に付着した薬液あるいはその凹部に
汲み込まれた薬液は、傾斜角を通つて確実に流し
出され、元の脱脂槽21または水洗槽22に戻る
ことになる。もちろんこの傾斜の時間は、液切り
のために充分必要な時間であるが、この液切り機
能は、タクトバー13を停止させないで、連続し
て移動させても得られる。適当な時間が経過した
後、駆動シリンダー17は、そのロツド18を後
退させる。このためストツパーアーム16は、支
軸15を中心として時計方向にゆつくりと回転す
る。したがつて下枠9は、重力作用によりストツ
パーアーム16の動きと共に垂直方向に戻ろうと
する。この場合のストツパーアーム16の回転速
度は、下枠9が揺動しない範囲に設定するとよ
い。このようにしてからタクトバー13は再び下
降し、被処理物2を次の水洗槽22へ搬送され
る。この状態で被処理物2は、再びキヤリアバー
6に吊り下げられた状態で必要な表面処理を受け
ることになる。またチエンコンベア40から搬入
された搬送枠体31は、脱脂槽21の前段位置で
脱脂処理を受け、水洗槽22から引き上げられた
搬送枠体3は、タクトバー13の下降の途中で転
換台車37の支持枠39に乗り移る。
なお、キヤリアバー6がキヤリア保持具14に
対して傾斜可能な状態に支持されておれば、ブス
バー8は、回動自在に構成されていなくてもよ
い。またストツパー5は、単なる固定的なストツ
パー機構で構成することもできる。また上記実施
例のコンベア4は、上昇および水平方向の移動を
兼用しているが、その動きごとにコンベア部分を
構成してもよい。
本発明によれば、被処理物が引上げられて隣の
槽へ案内される搬送工程において、搬送枠体が強
制的に傾斜するため、被処理物の付着液が確実に
水切りされ、かつ容器状の被処理物によつて汲み
上げられた薬液が確実に排出されるので、水切り
工程が迅速かつ確実に行われ、したがつて表面処
理工程の時間が短縮でき、また薬液の消費が少な
く、薬液の処理槽間での混入が減少するので、廃
液処理の負担を軽減できるという特有の効果が得
られる。特に搬送方向への移動がそのまま傾斜の
ための運動として利用されているので、被処理物
の傾斜のために特別な運動が必要とされず、工程
の動きが円滑となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は表面処理設備の平面図、第2図は本発
明の表面処理用液切り装置の平面図、第3図は同
装置の正面図、第4図は第3図の−線におけ
る断面図、第5図は動作状態を示す説明図であ
る。 1……表面処理用液切り装置、2……被処理
物、3……搬送枠体、4……コンベア、5……ス
トツパー、6……キヤリアバー、7……支持腕、
8……ブスバー、9……下枠、10,11……チ
エンホイール、12……コンベアチエン、13…
…タクトバー、14……キヤリア保持具、15…
…支軸、16……ストツパーアーム、17……駆
動シリンダー、18……ロツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被処理物を傾斜可能な状態で保持する搬送枠
    体と、この搬送枠体を上昇させかつ上昇状態のま
    ま水平方向に移送するコンベアと、上記搬送枠体
    の水平方向への移動時に上記搬送枠体の一部の下
    端部に当接しその通過を一時的に阻止し上記被処
    理物を強制的に傾斜させるストツパーとを具備す
    ることを特徴とする表面処理用液切り装置。 2 搬送枠体は、水平方向のキヤリアバーの支持
    腕にブスバーを回転自在に支持し、このブスバー
    に下枠を取付けて構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の表面処理用液切り
    装置。 3 コンベアは、対向の鉛直平面上のチエンホイ
    ールに一対のエンドレス状のコンベアチエンを長
    方形状に巻き掛け、このコンベアチエン間に水平
    なタクトバーを横架し、かつこのタクトバーの下
    端にキヤリア保持具を取付けて構成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載の表面処理用液切り装置。 4 ストツパーは、水平な支軸にストツパーアー
    ムを回動自在に支持し、そのストツパーアームの
    一部を駆動シリンダーのロツドに連結して構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項または第3項記載の表面処理用液切り装置。
JP9958080A 1980-07-21 1980-07-21 Strainer for use in surface treatment Granted JPS5724667A (en)

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JPS5724667A JPS5724667A (en) 1982-02-09
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