JPH10272950A - ケーブル調整装置付きシフト装置 - Google Patents

ケーブル調整装置付きシフト装置

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JPH10272950A
JPH10272950A JP10055725A JP5572598A JPH10272950A JP H10272950 A JPH10272950 A JP H10272950A JP 10055725 A JP10055725 A JP 10055725A JP 5572598 A JP5572598 A JP 5572598A JP H10272950 A JPH10272950 A JP H10272950A
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JP
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shift lever
shift
cable
pawl
lever
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JP10055725A
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Charles Osborn
オズボーン チャールズ
Robert M Medema
エム メデマ ロバート
Andrew K Ruiter
ケイ ルイター アンドリュウ
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Original Assignee
Grand Haven Stamped Products Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トランスミッション・シフト・ケ−ブルを介
したトランスミッションシフト装置アセンブリを提供す
る。 【解決手段】 シフト・レバ−11′と、ケ−ブル作動
用ア−ム、及びケ−ブル作動用ア−ムを位置を調節して
固定するカップラを有し、カップラは、トランスミッシ
ョン・ケ−ブルの長さを吸収し得る据付けポジション
と、ケ−ブル作動用ア−ムがシフト・レバ−に固定され
た連動ポジションとの間を移行することができる。シフ
ト・レバ−上にあり、手動にて操作されるアクチュエ−
タは、トランスミッション・ケ−ブルが望ましい位置に
ある時にカップラを据付けポジションから連動ポジショ
ンへ移行させるためにカップラとかみ合うようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケ−ブル操作トラ
ンスミッション用車両シフト装置に関し、特にケ−ブル
長さ等組立てに起因する様々な差異を吸収するための調
節装置を搭載した車両シフト装置に関する。本発明は更
に、シフト・レバ−、ケ−ブル及びトランスミッション
を有する車両シフト用システムの効果的な操作長さを設
定する調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の自動車の多くは、オ−トマチック
・トランスミッションおよびそれに入れ子式トランスミ
ッション・シフト・ケ−ブルを介して接続し操作される
シフト装置を有し、車両室内からトランスミッション操
作を制御することが可能である。運転者は、シフト装置
を用いて「パ−キング」、「リバ−ス」、「ニュ−トラ
ル」、「ドライブ」等ギア・チェンジを行うことができ
る。トランスミッション・シフト・ケ−ブルの作動長さ
を適切に調節することは、シフタト装置を動かすことに
よって車両トランスミッションを希望の作動ポジション
にシフトさせるために重要である。調節が数ミリでもず
れると、トランスミッションの作動位置に対するシフト
装置の位置決めを著しく損なうことになり、顧客の不満
や保障金額の増大を招く結果となる。一方、今日市場に
出回るケ−ブル・アセンブリやシフト装置を用いてネッ
ト・ビルド・システムによりケ−ブル作動シフト用シス
テムを設計することは、トランスミッション・ケ−ブル
長さの製造時に発生が避けられない差異、車両部品の許
容誤差の違い、および車両組立て時に蓄積する差異があ
るため、不可能である。
【0003】シフト用システムを調節する方法の1つと
して、組立て時に有効ケ−ブル長さを設定することが挙
げられる。しかし現在の組立て方法では留め具、ネジ、
締め金具等を手動で取り付けるため、労働の手間と時間
がかさむ。また、今日の取り付けおよび調節装置の構造
は、制作者にその精度を負っている。トランスミッショ
ン・シフト・ケ−ブルの中には、スリ−ブ内にスナップ
形式の留め具が付いていてケ−ブル長さを調節できる製
品があり、調節を行う者はトランスミッション・シフト
・ケ−ブル・アセンブリをシフト装置およびトランスミ
ッションに接続した後、このスリ−ブの有効長さを固定
して、正確なケ−ブル有効長さを得ることができる。し
かし、正確な長さを固定するステップは、車両の組立て
を大部分終了した後に行う別個の組立てステップであ
り、当該留め具へのアクセスは困難なものとなる。この
留め具を組立ての初期にセットするとしても、このステ
ップは車両組立てのための貴重な時間と労力を割いてし
まうことになる。また、この固定ステップでは、留め具
を長さ調節用具に十分密着させなかった場合、もしくは
この調節用具を固定した時にシフト・ケ−ブルの両端が
正確に接続されていなかった場合等に誤差を生じさせて
しまう。
【0004】米国特許第5,207,124号は、アセ
ンブリをケ−ブルが調節されたポジションにクランプ式
に保持する締め具付きのシフト装置について開示してい
る。また、ケ−ブルの有効作動長さを設定するために、
ケ−ブル・アセンブリ自体の相応する部分がかみ合うよ
うなスリップ・フィット形式の歯を有するケ−ブル長さ
調節用具を備えたケ−ブル・アセンブリについても記載
している。しかし、これらの方式はどちらも、締付/固
定のため別個の手動ステップを連結工に課すことにな
り、またそれらに要する組立て時間も長い。更に、どち
らの方式においても調節の不備や許容できない誤差が発
生する場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上述
の諸問題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の1実施例は、ト
ランスミッション・シフト・ケ−ブルを介して車両のト
ランスミッションを変換するシフト装置アセンブリを含
むものである。シフト装置アセンブリは、シフト・レバ
−、このシフト・レバ−をピボット形式で支える支持、
シフト・レバ−にピボット形式で取り付き、トランスミ
ッション・シフト・ケ−ブルに接続して作動するよう調
節されたケ−ブル作動用ア−ム、並びにこのケ−ブル作
動用ア−ムを前記シフト・レバ−上に位置を調節してに
固定するためのカップラから成るものである。このカッ
プラは、ケ−ブル作動用ア−ムの位置をを調節可能な据
付けポジションと当該ア−ムがシフト・レバ−に固定さ
れた連動ポジションとの間を移行することができる。前
記支持あるいはシフト・レバ−のいずれかは、ケ−ブル
作動用ア−ムがシフト・レバ−に対して望ましい位置に
来た時にカップラを据付けポジションから連動ポジショ
ンに移行させるようカップラとかみ合う構造を持つアク
チュエ−タを有する。1形式においては、アクチュエ−
タは歯止めがシフト・レバ−上を移動することによって
駆動される。
【0007】本発明のもう1つの実施例では、トランス
ミッション・シフト・ケ−ブルを介して車両のトランス
ミッションを変換するシフト・レバ−・サブアセンブリ
はシフト・レバ−を有するが、このシフト・レバ−には
当該レバ−を動かすことが不能な固定ポジションと、動
かすことが可能な解放ポジションとの間を移行する歯止
めが付く。ケ−ブル作動用ア−ムがピボット形式でシフ
ト・レバ−に取り付き、それはまたトランスミッション
・シフト・ケ−ブルに接続して作動するよう調節されて
いる。歯止めが固定ポジションから解放ポジションに移
行する時にケ−ブル作動用ア−ムをシフト・レバ−に固
定するための連結装置が提供されている。
【0008】本発明の更にもう1つの実施例では、パ−
キング・ポジションと他の様々なギア・ポジションとの
間を移動する、ピボット形式に支持されたシフト・レバ
−を有するシフト・レバ−・アセンブリが提供される。
このシフト・レバ−は歯止めを有するものである。車両
が一定の条件を満たすまで、シフト・レバ−をパ−キン
グ・ポジションに保持する連結装置が提供されている。
この連結装置は、歯止めが固定された第一ポジションと
解放された第二ポジションとの間を移行するピンを有す
るものである。抑止用部材がピンとかみ合い、そのピン
を歯止めが解放されたポジションに保持するが、当該部
材はいつでもピンを解放する操作が可能な状態にあり、
解放後は連結装置が作動可能となる。
【0009】本発明のもう1つの実施例は、歯止め及び
自動調節装置を有するシフト・レバ−を提供し、このシ
フト・レバ−上の調節装置に取り付く入れ子式ケ−ブル
を提供するというステップから成る方法である。この方
法では更に、歯止めのポジションを換えて調節装置が入
れ子式ケ−ブルをシフト・レバ−に対して調節済みの位
置に保持するようにすることにより、シフト・レバ−に
おいてケ−ブルの作動長さを設定する。
【0010】本発明のもう1つの実施例では、トランス
ミッション・シフト・ケ−ブルを介して車両のトランス
ミッションを変換するシフト・レバ−・サブアセンブリ
は、シフト・レバ−を動かすことのできない固定ポジシ
ョンと動かすことのできる解放ポジションとの間を移行
可能な歯止めの付いたシフト・レバ−を有する。このシ
フト・レバ−は、トランスミッション・シフト・ケ−ブ
ルへの接続に適した接続部位のあるケ−ブル作動用ア−
ムを有する。パ−キング固定装置がシフト・レバ−に取
り付けられ、それは車両が一定の条件を満たすまで歯止
めを固定ポジションに保持してその動きを防ぐために当
該歯止めとかみ合う構造となっている。
【0011】本発明のもう1つの実施例では、トランス
ミッション・シフト・ケ−ブルを介して車両のトランス
ミッションを変換するシフト装置アセンブリは、支持部
にピボット形式で搭載される構造のシフト・レバ−、こ
のシフト・レバ−に可動な状態で取り付けられトランス
ミッション・シフト・ケ−ブルと接続されて作動するケ
−ブル作動用ア−ム、そしてこのケ−ブル作動用ア−ム
をシフト・レバ−上に位置を調節して固定するためのカ
ップラを有する。このカップラは、トランスミッション
・シフト・ケ−ブルを収容することが可能な調節可能ポ
ジションと、ケ−ブル作動用ア−ムがシフト・レバ−に
固定された連動ポジションとの間を移行することができ
る。ケ−ブル作動用ア−ムとカップラは、カップラが連
動ポジションに移行した時に、トランスミッション・シ
フト・ケ−ブルをシフト・レバ−に対して望ましい位置
に保持するため相互にかみ合う構造の歯を有する。
【0012】本発明のもう1つの実施例では、ある装置
は車両に取り付けて作動する構造のトランスミッション
・シフト・レバ−、車両トランスミッションに取り付け
る構造のトランスミッション・シフト制御装置、及び上
記トランスミッション・シフト・レバ−とトランスミッ
ション・シフト制御装置を接続して作動させる細長い部
材を有する。この細長い部材は、一定長さのものであ
る。上記トランスミッション・シフト・レバ−、トラン
スミッション・シフト制御装置、あるいは細長い部材の
うちいずれかには調節用具が取り付く。この調節用具
は、上記トランスミッション・シフト・レバ−あるいは
トランスミッション・シフト制御装置のいずれかに、細
長い部材を固定/調節不能ポジションにて固定するため
のカップラと、そして更にこのカップラを調節可能ポジ
ションから固定/調節不能ポジションへと移行させるア
クチュエ−タを有する。この構造により、細長い部材が
トランスミッション・シフト・レバ−に取り付けられ、
更にトランスミッション・シフト制御装置にも取り付け
られた後にアクチュエ−タを操作すると、当該装置を適
切な位置に設置することが可能となる。
【0013】本発明のもう1つの実施例では、あるシフ
ト用システムはシフト・レバ−、車両のトランスミッシ
ョンに取り付けられるトランスミッション制御装置、上
記トランスミッション・シフト・レバ−とトランスミッ
ション制御装置を接続して作動させる細長い部材、及び
上記シフト・レバ−、トランスミッション制御装置、あ
るいは細長い部材に取り付けられる調節用具を有する。
この調節用具は、シフト・レバ−を細長い部材の一端に
取り付け、そしてトランスミッション制御装置をもう一
方の端に取り付けた後、当該細長い部材の作動長さを設
定する構造である。この調節用具は、当該用具を調節可
能ポジションから連動/調節不能ポジションへ、離れた
位置から移行させるためのアクチュエ−タを有する。
【0014】本発明のもう1つの実施例では、ある方法
においてシフト・レバ−、トランスミッション制御装
置、並びにこれらシフト・レバ−とトランスミッション
制御装置に接続して作動する細長い部材が提供される。
この方法では更に、上記シフト・レバ−、トランスミッ
ション制御装置、あるいは細長い部材のいずれかに、調
節用具が取り付けられ、そしてシフト・レバ−をこの細
長い部材の一端に取り付け、トランスミッション制御装
置をもう一方の端に取り付けた後、当該部材の作動長さ
を設定するよう、この調節用具を離れた位置から駆動す
る。
【0015】本発明の上記及びその他の特徴と利点は、
本発明についての以下の明細、特許請求の範囲及び添付
図面を参照することにより、一層明らかとなる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態であるシフ
ト装置10(図1)は、基盤8上のコンソ−ル9内に取
り付けられたシフト・レバ−・サブアセンブリ11を有
する。シフト・レバ−・サブアセンブリ11(図2)
は、円筒形シャフト12及びそのシャフト12下端に取
り付く成型体13のあるシフト・レバ−11’(図10
〜13)を有する。成型体13は、ピボットピン16’
(図1)を受ける端部15及び16のあるピボット形成
部14(図11)と、ブレ−キ・イグニッション・トラ
ンスミッション・シフト装置連結(BITSI)装置あ
るいはパ−キング固定電磁気装置18(図3)を受けて
搭載するフランジ部のある付帯構造17を有する。自動
調節装置20(図5A及び5B)は、シフト・レバ−1
1に搭載して作動し、ケ−ブル作動用ア−ム21(図1
6及び21)と連結レバ−22(図17〜20)を有す
る。ここでのケ−ブル作動用ア−ム21は、入れ子方式
で伸長可能なケ−ブル21’(図3)を作動させる構成
となっている。入れ子方式で伸長可能なケ−ブル21’
及びケ−ブル・アセンブリ21”の特徴については、1
997年9月2日発行の、米国特許第5,662,00
4号と一般的に称される、「車両シフト・ケ−ブルの接
続」という題名の文書にて開示されており、また、以下
においても本発明の理解を助けるために詳述される。連
結レバ−22(図18)は、カップラ支持リング25’
上の突起25(図14)と対面する位置において相互に
かみ合いつつ回転するためのノッチ24を内部に擁する
下端部23を有する。カップラ支持リング25’は成型
端部16(図5)上に回転するよう取り付けられ、よっ
て連結レバ−22の二重回転ピボットを形成する。連結
レバ−22の上端部26(図18)は、一連の歯27
(図6)及びカム作動面28(図18)を有する。
【0017】ア−ム21(図16)は、シフト・レバ−
11をピボット形式で支持するピボット・ピンを取り付
けるための穴を開けた下端部29を有する。ア−ム21
の上端部30は、一連の歯27とかみ合う位置に一連の
歯31と、そして汎用ケ−ブル・コネクタ32を有す
る。連結レバ−22は、バネによって「A」の方向に片
寄らせてある(図21)。歯止め33’と歯止めに接続
するスリップ・リングあるいは本体33は、歯止め3
3’がパ−キング固定ポジション(即ち、歯止め33’
はコンソ−ル9の引留めプレ−トを模した面上のパ−キ
ング・ノッチの底部に据えられている)からパ−キング
解放ポジション(即ち、歯止め33’はパ−キング・ノ
ッチから外れているが、シフト・レバ−11’は未だパ
−キング・ポジションにある)に移行する時にカム作動
面28(図1を参照)とかみ合うよう構成された斜面3
4を有する。
【0018】シフト装置10が設置される時、連結レバ
−22は解放ポジションにあり(図4〜6を参照)、ケ
−ブル作動用ア−ム21はシフト・レバ−11’に対し
て自由に回転できる。レバ−21は、項目20’として
概念的に示す(図4)バネにより、レバ−11に対して
反時計回りの方向「C」に片寄らせてある。ここでは、
バネ21’はねじりワイヤ・バネと類似のピボット・ピ
ン16’等により、シフト装置10上に様々な方法で取
り付けることを意図している。上記の片寄りバネ20’
は、接続ロッド49(図1に矢印「D」により示す)を
ケ−ブル21の内芯に接続するために必要な力をもたら
す。留め合わせ式のケ−ブル接続がなされた場合、レバ
−21は時計回りの方向に約1、2mm押されるが、これ
はケ−ブル・アセンブリ21’の内芯アセンブリがトラ
ンスミッション・ケ−ブル付属アセンブリの底部に達し
たことが原因である。ここでは、レバ−21及び22の
歯27及び31の有角面27’及び31’(図23)が
ケ−ブル21”を引っ張り、そして図13のカム作動面
60が同ケ−ブルを更に1、2mm引っ張るので、ケ−ブ
ルが上記のように底部に達することはなくなる。故に、
ケ−ブルはシフト装置が可能とする範囲いっぱいに動く
ことが可能となる。
【0019】それ故、トランスミッション・シフト・ケ
−ブルが汎用コネクタ32に接続すると、ケ−ブル作動
用ア−ム21はシフト・ケ−ブルが及ぼす力により、自
動的に適切な位置へと調節される。その後は、設置者が
シフト・レバ−・ボタンを押して歯止め33’をパ−キ
ング・ノッチから外すと、歯止め33’は連結レバ−2
2を「B」の方向に(図21)旋回させてかみ合わせポ
ジション(図7〜9)に至らせ、ここで一連の歯27と
31がかみ合う。これによりア−ム21はシフト・レバ
−11’に対して固定され、これらは一体となって回転
する。連結レバ−22は、歯止め33’がパ−キング・
ノッチを外れたポジションに移行する前にシフト・レバ
−11’と完全に連動する状態となり、当該連結レバ−
22が連結ア−ム21をシフト・レバ−11’、特にそ
の成型体13に固定する場合以外はシフト・レバ−11
がパ−キングから動かないようになる。ツメ(図示せ
ず)が一連の歯27と31を連動ポジションに保持し、
連結レバ−22がかみ合わせから外れないようにする。
ここで特記すべき点は、連結レバ−22が回転してケ−
ブル作動用ア−ムと連動状態になるようかみ合う時、ト
ランスミッション・シフト・ケ−ブルの作動長さを1mm
程度調節するために連結レバ−22がケ−ブル作動用ア
−ム21をシフト・レバ−11’に対して若干後方へ回
転させるように、一連の歯27及び31には角度が付け
られていることである。
【0020】ポリマ−若しくは金属製の頑丈な引張糸/
ワイヤ/コ−ド35(図3)は成型体13を貫通し、当
該成型体が電磁気的に駆動されるリンクあるいはベルク
ランク(具体的には図示せず)とかみ合って格納ポジシ
ョンに保持されるようにする。これにより、シフト装置
10がトランスミッション・ケ−ブル長さに対して調節
されるまで、BITSI(ブレ−キ・イグニッション・
トランスミッション・シフト連動)装置18の伸長可能
ピン36(図6)は格納ポジションに保持されることに
なる。それ故、BITSIシステムを作動させたい時、
引張糸35は外され、BITSIの伸長可能ピン36を
伸長させて歯止め33’と連動するようかみ合う。これ
により、歯止め33’がパ−キング・ポジションから動
いてしまうという不慮の事態を、ピン36が防ぐことが
可能となる。BITSI装置18が作動可能となると、
ブレ−キが押されて当該BITSI装置18が通電する
まで、シフト・レバ−11’を動かすことはできない。
現場の修理工等により、手動で当該連動装置18を解除
する場合のため、手動解除36’(図4)が取り付く。
【0021】コンソ−ル9(図1)は、シフト・レバ−
・シャフト12を受けるための開口部41のある上部壁
40と、この上部壁40から下方に伸びる側壁42を有
する。側壁42には、ネジ44により基盤8を取り付け
るために必要な、ボス43等の仕組みが取り付けられ
る。ネジ44は、基盤8(図2)の開口部フランジ45
を通ってボス43に達する。ここで特記すべき事項は、
別個の基盤を不要とするため、基盤8をコンソ−ル9の
構造と一体化することが意図されている点である。基盤
8(図2)は、シフト・レバ−・アセンブリ11を支持
する主部46と、ケ−ブル・シ−ス48等の構造を支持
する延長部47を有する。ケ−ブル・シ−ス48は、汎
用ケ−ブル・コネクタ32をかみ合うよう構成された接
続ロッド49の遠い方の端部を支持する。基盤8は、シ
フト・レバ−11’のピボット形成部14をかみ合うよ
うに受けるため、対面する位置に間隔を置いて配置され
たフランジ50を有する。フランジ50は、シフト・レ
バ−・ピボット・ピン16’をピボット形式で受けるた
めの穴を有する。補強リブ51が、対面するフランジ5
0から基盤8の辺に沿って開口部フランジ45に達し、
基盤8を補強する。コンソ−ル9は、ピボット・ピン1
6の位置を正確に決め、またそれを支持するために、側
壁42の対面する位置にスロットを有している。パ−キ
ング「P」、リバ−ス「R」、ニュ−トラル「N」、ド
ライブ「D」、セコンド・ギア・ドライブ「D2」及び
ロ−「L」を指定するためのノッチ53を有する引留め
部52(図22)がコンソ−ル9内、若しくはコンソ−
ル9あるいは基盤8に取付あるいは一体化されるプレ−
ト状その他の構造部位内に形成される。
【0022】入れ子式ケ−ブル・アセンブリ21’は、
基盤の延長部47と接続するためのシ−ス48を有し、
更に接続ロッド49への取付のための入れ子式伸長ケ−
ブル21”を有する。これらの接続の詳細は本発明の理
解にとって重要ではないが、前記の米国特許第5,66
2,004号に記載されていることを付記する。
【0023】シフト・レバ−11’(図1)は、円筒状
シャフト12内に取り付けられるストロ−状部位54を
有し、この部位54はシャフト12上に搭載されるハン
ドルの押しボタンを操作することによって駆動される。
ストロ−状部位54は、歯止め33’に接続し、シャフ
ト12内の下方に取り付くスプリングにより上方へ片寄
らせてある。歯止め本体33は、シャフト12の外部を
歯止め33’と共にスライドする。歯止め本体33は、
ピボット・ピン16’の長さと平行な方向でシフト・レ
バ−11’の側面に対面する斜面43(図8)を有す
る。
【0024】シフト・レバ−11’上の成型体13は、
成型体13を補強し、端部15及び16を垂直に保つリ
ブ56を有する。リブ56はまた、成型体13の筒状主
部支持部から横方向に伸長するカップラ・ガイド/ドラ
イバ−57を支持する。カップラ・ガイド/ドライバ−
57は、連結レバ−22の開口部59とかみ合う端部5
8を有する。端部58は、連結レバ−22が回転してケ
−ブル作動用ア−ム21とかみ合って連動する連結レバ
−22の回転を制御する、成型された側面60を有す
る。特に、側面60は連結レバ−22がケ−ブル作動用
ア−ムとかみ合った後、かつ連結レバ−22とケ−ブル
作動用ア−ム21が連動する状態になる前に、連結レバ
−22を後方へ1mm程度動かし、入れ子式ケ−ブル2
1’の決定済み長さを収納できるようにする。弾力性の
引留め用指状部材61を、連結レバ−22とケ−ブル作
動用ア−ム21がかみ合った状態に保持するために使用
することができる。
【0025】感触位置決めプレ−ト62(図4)が、シ
フト・レバ−11’の一面に取り付けられる。感触位置
決めされたプレ−ト62は、コンソ−ル9の底面に取り
付けて作動する、バネにより片寄らされた感触位置決め
ア−ム64(図1)を受けるためのくぼみ63のある上
面を有する。
【0026】ケ−ブル作動用ア−ム21(図16)は、
シフト・レバ−成型体13の端部15に隣接してピボッ
ト・ピン16’とピボット形式でかみ合う構成の、開口
付きピボット・ピン受け下端部29を有する。細長い中
央部66は、下端部29からオフセットされた上端部3
0まで伸び、ケ−ブル・コネクタ32を支持する。
【0027】カップラ支持リング25’(図14及び1
5)は、シフト・レバ−の成型体13の端部16外面
の、径が細くなった部分16’(図11)と回転しなが
らかみ合うための内径を有する。一対の側面が平坦なピ
ボット形成用突起25がリング本体25’から外に向か
って延び、後述するように連結レバ−22を支持しなが
ら作動するピボットを形成する。
【0028】連結レバ−22(図17〜20)は、カッ
プラ支持リング25’上のピボット形成用突起25に滑
りつつフィットする構成の開口部24のある下端部23
を有する。特記すべき点は、一般的に水平に向けられた
時に連結レバ−22が滑りつつフィットするような平坦
な側面を、突起25が有していることである。突起25
に滑りつつフィットした後、連結レバ−22は回転して
リング25’と連動した、縦置き状態になり、リング2
5’から外れることはなくなる。連結レバ−22は更
に、一般的に断面がH型の中央部68と、ガイド/ドラ
イバ−57を受ける開口59を有する。上端部69は、
シフト・レバ−のシャフト12に向かって延びる丸い突
起70を有し、それはカム作動用曲面28に沿って斜面
34によってかみ合わせて作動され、連結レバ−22を
ケ−ブル作動用ア−ム21とかみ合って連動するように
動かす。連結レバ−22の上面27は、ケ−ブル作動用
ア−ムの下向きの一連の歯31と相互にかみ合う一連の
歯27を有する。一連の歯27及び31は、角度を付け
た上面27’及び31’(図23)が先端27”及び3
1”を形成している。先端27”及び31”は、一連の
歯27及び31の先端辺が完全なかみ合わせを妨げるよ
うな状態で接することを防止する。一連の歯27及び3
1は更に、上部と下部に角のない突端部73及び74
(図24)を有し、一連の歯27及び31が各歯の一番
強い面で完全にかみ合い、突端部73及び74に許容量
以上の応力がかかることを防ぐ。これらの歯は高さを比
較的低くして比較的密集した配置とし、連結レバ−22
をケ−ブル作動用ア−ム21に取り付ける時により多く
の独立した調節位置を設けることが意図されている。特
記すべき点は、接続を確実にするための他の方法、例え
ば無段階調節が可能な方法や境界面をきめの荒い面とす
ること等も意図されていることである。特に、連結レバ
−の上面71は、連結レバ−22がかみ合いの解けたポ
ジション(図5A)からかみ合って連動するポジション
(図8)に移行する時にア−チ状に、少々上方へと動く
が、これはケ−ブル作動用ア−ム21の一連の歯31の
下にある支持リングの突起66”の相対的な位置が原因
である。特記すべき点は、バネ77が連結ア−ム22を
内側の位置でかみ合いの解けたポジションへ片寄らせる
ことである。また、ガイド/ドライバ−57上の固定用
指状部材78は、連結レバ−の歯31とア−ムの歯27
が完全にかみ合い、連結レバ−22がケ−ブル作動用ア
−ム21上に完全に据えられ連動するポジションに至る
と、連結レバ−22をかみ合って連動するポジションに
保持する。
【0029】本発明のもう1つの実施形態においては、
シフト装置100(図25及び26)は、引留めプレ−
ト102付き、のより一般的な基盤101を有する。基
盤101は、一般的な入れ子式ケ−ブル・アセンブリの
ケ−ブル・シ−スを受ける開口104のある端部103
を有する。基盤101は更に、ピボット・ピン107を
受ける開口部側面フランジ106を有する。シフト・レ
バ−・サブアセンブリ11は、側面フランジ106と引
留めプレ−ト下の間の位置に搭載して作動することがで
きる。ケ−ブル・アセンブリの入れ子式ケ−ブルは、シ
フト・レバ−11’上のケ−ブル・コネクタ32と接続
することができる。シフト装置100のシフト・レバ−
・サブアセンブリ11の操作については、前記の説明に
より自明の事柄であるので、ここでは繰り返さない。
【0030】改造シフト装置10A(図27〜35)
は、シフト・レバ−・サブアセンブリ11と類似のシフ
ト・レバ−・サブアセンブリ11Aを有する。冗長な説
明を避けるため、シフト装置10Aの部品や特徴のう
ち、シフト装置10と同一あるいは類似のものは、同一
の番号に「A」を付して示す。
【0031】シフト装置10Aは、引込み部151と開
口部152を規定する本体150を有する基盤8Aに搭
載される。取付けフランジ153が外側に向けて延び、
基盤8Aをコンソ−ルあるいは車両の床受け板に固定す
るネジを受ける穴154を有する。補強リブ155が反
対側の引込み部151の端部を囲うように延びる。リブ
155は、シフト・レバ−・サブアセンブリ11Aをピ
ボット形式で取り付けるためのピボット・ピンを受ける
穴156を有する。穴157が引張ワイヤ35Aの端を
固定するネジ158を受けるためにある(図27)。感
触位置決め装置159(図29)は、基盤8Aのスタン
ド160に取り付けられる。感触位置決め装置159
は、ネジ161によりスタンド160に固定される板バ
ネを有する。ロ−ラ−162は、成型部品162’によ
って板バネの自由端に回転可能な状態で取り付けられ
る。ロ−ラ−162は、シフト・レバ−・サブアセンブ
リ11Aのくぼみ163(図28A)と回転しながらか
み合い、車両運転者がギア・チェンジを行う時に望まし
い感触を得られるようにする。
【0032】シフト・レバ−・サブアセンブリ11Aの
成型体13A(図31)は、連結レバ−22Aをピボッ
ト形式で取り付けるための、一対の対面する、側面が平
坦な、一体で成型された突起25Aを有する。(シフト
装置10Aではシフト装置10のリング25’は省略さ
れていることを注記する。)成型体13Aには突起16
5が形成される。バネ20’は、突起165に取り付く
コイル部166、ピボット形成部14Aに押し付けられ
る下脚167、及び上脚168を有する。上脚168は
ケ−ブル作動用ア−ム21Aのスロット169(図28
B)を通り、ア−ム21Aをケ−ブル接続ロッド49A
(図27)の方向へ片寄らせる。
【0033】ケ−ブル作動用ア−ム21Aには窓170
(図28B及び33B)が形成され、この窓の下部/外
側には鋭い縁171が作られる。連結レバ−22A(図
33A)は、縁171を弾いてかみ合う形の端部173
のある曲がった指状部材172を有する。指状部材17
2の本体は、歯止め本体33Aの下方への動きにより連
結レバ−22Aがカム作動/回転して、指状部材172
が縁171を弾いて取り付くことを可能とするよう、弾
力性を持つ。
【0034】BITSI装置18Aの詳しい記述は本発
明の理解に必要なものではなく、また、本発明の引張ワ
イヤは多様なパ−キング固定システムでも作動するもの
であることを注記する。概説すると、装置18Aは覆い
180、伸長可能歯止め/ストロ−状部材かみ合いピン
181、ピン181に接続して作動するトグル繋ぎ18
2、繋ぎ182に接続する可動コア182’、及びコア
182’に極性を与えてピン181を垂直に延びた状態
にし、歯止め/ストロ−状部材183がかみ合い動かな
いようにするための電磁気コイル183を有する(図3
4)。コイル183は帯電すると、コア182’は繋ぎ
182と磁気的に反発してピン181を引込み、歯止め
/ストロ−状部材183を動かせるようにする(例え
ば、シフト・レバ−をパ−キングのポジションから動か
す)。引張ワイヤ35Aは、覆い180の穴188とピ
ン181を通り、ピン181(または繋ぎ182)を引
込まれたポジションに留める(図35)。特記すべき点
は、この引張ワイヤの構成は本発明にて説明したBIT
SI装置18A以外の多様なBITSI装置で使用する
ことが意図されて点である。シフト装置レバ−・サブア
センブリ11Aの組み立て時、歯止めとかみ合うピン1
81は引込められ、引張ワイヤ35Aは穴188を通っ
て延び、ピン181をバネ183の片寄りに対して引込
みポジションに留める。これにより、BITSI装置は
一時的に操作不能となる。よって、車両組立はBITS
Iシステムに干渉されず進められることになる。
【0035】引張ワイヤ35Aのもう一方の端は、ネジ
158により基盤8A(図27)に固定される。引張ワ
イヤ35Aの長さは、シフト・レバ−・サブアセンブリ
がピボットしてパ−キング・ポジション「P」を外れた
時に自動的に穴188を抜け、BITSI装置18Aを
作動させる長さである。このことは、修理工が路上で車
両を修理する時にも援用できる点が特記される。
【0036】前記の引張ワイヤの概念は多様なシフト装
置やパ−キング連動装置に使用することを意図してお
り、その操作はここに記載の実施形態におけるものに限
定されることはない。例えば、引張ワイヤは覆い内の整
列した穴と伸長可能ピン、あるいはベルクランク内の整
列した穴と隣接部分を通すこともできる。引張りワイヤ
の「尾」部は、取付けネジ以外の部材、例えば特別に調
整された部品や部材と接続したり、コンソ−ルの側面か
ら引き出し、組立て工が適当な時点でそれを引くことに
よってBITSI装置を作動させるようにもできる。ま
た、抑止用部材の概念は引張ワイヤに限定されるもので
はなく、ラッチその他の解除手法や機構も考えれる。
【0037】歯止めにより駆動される自動調節装置は、
シフト装置の代わりにトランスミッションに搭載されて
もよい。例えば、図36において、調節及びシフト装置
制御装置200はトランスミッション201に搭載さ
れ、入れ子式トランスミッション・ケ−ブルあるいは細
長いロッド202がシフト装置203から前記の装置2
00に達している。ここでは、装置200(図37及び
38)はケ−ブル接続ア−ム204及び連結装置205
を有し、ケ−ブル接続ア−ムを連動/調節不能ポジショ
ンに固定する。基盤若しくは支持208は、回転可能な
トランスミッション制御シャフト209に隣接してトラ
ンスミッションの覆いに取り付ける構成となっている。
ア−ム204はシャフト209に固定され、ケ−ブル2
02がシフト装置203により操作されるとシャフト2
09を回転させて作動させる。部品208、205及び
204は、部品13(図11)、27(図17)及び2
1(図5B)に似ていなくもないことを注記する。連結
ア−ムを駆動する方法はいくつかあり、例えば第二の引
張ワイヤ206あるいは他の離れた位置からの駆動機構
が挙げられる。詳細には、引張ワイヤ206が引かれる
と、連結装置が調節可能ポジション(図37)から固定
/調節不能ポジションへと移行される。他の駆動機構、
例えばカム作動装置も使用することができる。(歯止め
本体33Aに取り付く斜面34を参照。)ここでは特
に、離れた位置からの駆動装置や引張ワイヤは、シフト
装置、ケ−ブル若しくはトランスミッション制御装置の
いずれかに組み込まれる調節装置に接続して作動させる
ことを意図している。これにより、シフト・レバ−、延
長ケ−ブル及びトランスミッション・シフト制御装置か
ら成るシステムのケ−ブル作動長さを設定するため、放
れた位置から駆動可能な調節装置が提供され、とても望
ましい特徴をなすことになる。
【0038】本発明によるシフト・レバ−・サブアセン
ブリ11及び11Aの重要な特徴の1つは、自己完結的
な、ユニット化された構成を有することで、主要な部品
はシフト・レバ−自体に取り付けられている点である。
これは従来の技術の考え方と対照的な点で、これまで主
要部品、特に電気系統の部品は基盤上に組み立てられ、
シフト・レバ−はこの基盤にピボット形式で取り付いて
いた。具体的には、本発明によるシフト・レバ−・アセ
ンブリでは、そのアセンブリを別途の部品、例えば車両
の床受け板上のコンソ−ルやブラケットに搭載されるピ
ボット形式の装置等に取り付けることを可能とするよう
な方法で、シフト・レバ−に部品が取り付けられてい
る。これは、基盤及びピボット形式で搭載されたシフト
・レバ−を有するアセンブリとはまったく異なる構成で
ある。その理由の一つは、シフト・レバ−製造者がシフ
ト・レバ−を基盤に取り付けず、代わりに車両製造者あ
るいはコンソ−ル製造者にシフト・レバ−をピボット形
式で支持する工程を任せるならば、ピボット接続及び他
の関連する許容誤差の管理方法は大きく変化し、困難と
なることである。従来、シフト装置は精密な装置である
ことと顧客満足度に大きく関わるものであることから、
許容誤差は厳しく管理されてきた。顧客は外観だけでな
く、シフト装置の「感触」に対してもとても敏感であ
る。不具合や雑音はどれも許容されず、保障費用の出費
をもたらす結果となる。シフト装置11及び11Aにお
いて、ソレノイド付きのパ−キング固定装置や曲面を有
する形状の感触位置決め装置はシフト・レバ−の一部を
成すものである。更に、シフト・レバ−11及び11A
は手早く取り付けることが可能であるものの、ケ−ブル
製造時に発生する長さの差異、蓄積誤差及び組立による
差異を吸収する調節機構が付いてる。
【0039】ア−ム204及びカップラ205(図37
及び38)は、実質的にはシフト装置11(及び11
A)のア−ム21(及び21A)とカップラ22(及び
22A)と類似している。シフト装置11(及び11
A)では、シフト装置11及び11Aにおいて示した歯
止めにより駆動されるシステムの代わりに、引張ワイヤ
206のようなワイヤをシフト装置11(及び11A)
に用いてカップラ22(あるいは22A)を離れた位置
からかみ合ったポジションに移行させることを意図して
いる。また、トランスミッション201では、歯止め本
体33A及び33B(斜面34を参照)と類似したカム
作動機構を装置200に用いることも意図している。更
に、引張ワイヤ、カム作動機構あるいは歯止めにより駆
動される構造のいずれかを、ケ−ブル202の途中に位
置するカップラと一体化することも意図している。
【0040】以上で、入れ子式トランスミッション・シ
フト・ケ−ブルを介して車両のトランスミッションを変
換するシフト装置アセンブリについて述べた。このシフ
ト装置アセンブリは基盤、この基盤にピボット形式で取
り付くシフト・レバ−、このシフト・レバ−にピボット
形式で取り付き、トランスミッション・シフト・ケ−ブ
ルと接続して作動するケ−ブル作動用ア−ム、及びケ−
ブル作動用ア−ムをシフト・レバ−上に位置を調節して
固定するカップラを有する。カップラは、トランスミッ
ション・ケ−ブルの長さを吸収し得る据付けポジション
と、ケ−ブル作動用ア−ムがシフト・レバ−に固定され
た連動ポジションとの間を移行することができる。基盤
若しくはシフト・レバ−のいずれかに取り付くアクチュ
エ−タは、トランスミッション・ケ−ブルの望ましい位
置が得られた時カップラを据付けポジションから連動ポ
ジションに移行させるためにカップラとかみ合うよう調
節されており、適切なケ−ブル作動長さを得ることがで
きる。もう1つの実施形態では、トランスミッションの
構造自体に自動ケ−ブル調節装置が組み込まれる。
【0041】上記の説明において、この技術分野に精通
した者であれば、ここに開示された理念から隔たること
なく本発明の改造が可能であることが容易に理解される
であろう。そのような改造については、別途明示する場
合を除き、前記の特許請求の範囲に含まれるものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従い構成されるシフト装置及びコンソ
−ル・アセンブリの側面からの断面図である。
【図2】図1に示すシフト装置アセンブリの平面図であ
る。
【図3】図2に示すシフト装置アセンブリの側面図であ
る。
【図4】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリの
側面図であり、調節装置は車両内に設置された状態で、
調節可能なポジションにある。
【図5A】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリ
の背面図であり、調節装置は車両内に設置された状態
で、調節可能なポジションにある。
【図5B】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリ
の部分背面図であり、調節装置は車両内に設置された状
態で、調節可能なポジションにある。
【図6】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリの
上面図であり、調節装置は車両内に設置された状態で、
調節可能なポジションにある。
【図7】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリの
側面図であり、調節装置は連動/調節済みポジションに
ある。
【図8】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリの
背面図であり、調節装置は連動/調節済みポジションに
ある。
【図9】図2に示すシフト・レバ−・サブアセンブリの
透視図であり、調節装置は連動/調節済みポジションに
ある。
【図10】ピボット形成用基盤と歯止めの付いた状態で
のシフト・レバ−の側面図である。
【図11】ピボット形成用基盤と歯止めの付いた状態で
のシフト・レバ−の背面図であり、図10に示す線XI−
XIを通る断面図である。
【図12】ピボット形成用基盤と歯止めの付いた状態で
のシフト・レバ−の上面図である。
【図13】図11において示す線XIII−XIIIを通る断面
図である。
【図14】図5に示すカップラ支持リングの上面図であ
る。
【図15】図5に示すカップラ支持リングの側面図であ
る。
【図16】図5に示す作動用ア−ムの背面図である。
【図17】図5に示すカップラの側面図である。
【図18】図5に示すカップラの背面図である。
【図19】図5に示すカップラの上面図である。
【図20】図17に示す線XX−XXを通る断面図である。
【図21】シフト・レバ−・サブアセンブリの部分背面
図であり、カップラ支持リング、作動用ア−ム、歯止め
と歯止めかみ合い部、及びシフト・レバ−上にあるカッ
プラのガイド/ドライバ−の関係を示す。
【図22】コンソ−ル下面の引留めプレ−トを模した部
材のシフト表示引留めノッチを示す、概念側面図であ
る。
【図23】図21に示す線XXIII−XXIII及び線XXIV−XX
IVを通る概念断面図であり、カップラと作動用ア−ムの
かみ合った歯を示し、かつ歯がかみ合う直前の状態での
歯の上面を示す図である。
【図24】図21に示す線XXIII−XXIII及び線XXIV−XX
IVを通る概念断面図であり、カップラと作動用ア−ムの
かみ合った歯を示し、かつ歯がかみ合った状態での側面
を示す図である。
【図25】シフト装置のもう1つの実施例で、本発明に
よるシフト・レバ−及びケ−ブル収容調節装置を組み込
んだものの側面図である。
【図26】シフト装置のもう1つの実施例で、本発明に
よるシフト・レバ−及びケ−ブル収容調節装置を組み込
んだものの上面図である。
【図27】シフト装置のもう1つの実施例で、本発明に
よるシフト・レバ−及び調節装置を組み込んだものの、
左側面図である。
【図28A】シフト装置のもう1つの実施例で、本発明
によるシフト・レバ−及び調節装置を組み込んだもの
の、右側面図である。
【図28B】図28Aに示すケ−ブル作動用ア−ムの側
面図である。
【図29】図27及び28Aに示す基盤の側面図であ
る。
【図30】図27及び28Aに示す基盤の上面図であ
る。
【図31】図27及び28Aに示すシフト装置の端部の
図で、連結レバ−とケ−ブル作動用ア−ムがかみ合った
状態を示す図である。
【図32】図31と同様の端部の図であるが、連結レバ
−とケ−ブル作動用ア−ムがかみ合いを外れた状態を示
す図である。
【図33A】図28Aに示す線XXXIII−XXXIIIを通る部
分断面図である。
【図33B】図33Aに示すケ−ブル作動用ア−ムの断
面図である。
【図34】シフト・レバ−の歯止めの動きを防止するB
ITSI装置伸長可能ピンの概念側面図で、部分的に切
り離して示したものであり、シフト・レバ−・ピンは伸
長されたポジションにあり、歯止めはパ−キング・ポジ
ションにあってシフト・レバ−はパ−キング・ポジショ
ンに保持されている。
【図35】図34と同様の図であるが、ピンは引張ワイ
ヤから成るピン抑止部材により格納ポジションに保持さ
れている。
【図36】調節装置をシフト装置から分離し、トランス
ミッション・ケ−ブルの反対側の端にあるトランスミッ
ションに隣接して示した概念図である。
【図37】車両トランスミッションのトランスミッショ
ン・シフト装置に取り付ける構造の改造調節装置の側面
図であり、調節可能ポジションにあるカップラを示す図
である。
【図38】連動/調節不能ポジションにあるカップラを
示す図である。
【符号の説明】
8 基盤 9 コンソール 10 シフト装置 11 シフト・レバー・アセンブリ 11’ シフト・レバー 12 円筒形シャフト 13 成型体 16’ ピボットピン 21” ケーブル 33 歯止め本体 33’ 歯止め 43 ボス 44 ネジ 45 フランジ 52 引留め部 53 ノッチ 54 ストロー状部位 64 感触位置決めアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エム メデマ アメリカ合衆国 ミシガン州 49445 マ スケゴン イースト ウェッジウッド 865 (72)発明者 アンドリュウ ケイ ルイター アメリカ合衆国 ミシガン州 49456 ス プリング レイク ナバホ ドライヴ 17600

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッション・シフト・ケ−ブル
    を介した車両トランスミッション用シフト装置アセンブ
    リにおいて:シフト・レバ−と;前記シフト・レバ−を
    ピボット形式で支える支持と;前記シフト・レバ−に可
    動な状態で取り付けられ、トランスミッション・シフト
    ・ケ−ブルと接続して操作可能なケ−ブル作動用ア−ム
    と;前記ケ−ブル作動用ア−ムの位置を調節して前記シ
    フト・レバ−に固定するためのカップラにおいて、前記
    ケ−ブル作動用ア−ムの位置を調節可能なポジション
    と、前記ケ−ブル作動用ア−ムが前記シフト・レバ−に
    固定された連動ポジションとの間を移行可能なカップラ
    と;前記支持若しくは前記シフト・レバ−いずれかの上
    にあり、前記ケ−ブル作動用ア−ムが前記シフト・レバ
    −に対して望ましい位置に来たときに、前記カップラを
    調節可能ポジションから連動ポジションに移行させるた
    めに前記カップラとかみ合うアクチュエ−タとから成る
    ことを特徴とするシフト装置アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエ−タが、前記シフト・レ
    バ−に可動な状態で取り付けられたことを特徴とする請
    求項1に記載のシフト装置アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエ−タが前記シフト・レバ
    −上をスライド可能となるよう取り付けられた歯止めお
    よび歯止め主要部を有し、また前記歯止め主要部は前記
    歯止めが前記シフト・レバ−上をスライドすると同時に
    前記カップラを連動状態に移行させるよう、斜めに前記
    カップラとかみ合うための斜面を有することを特徴とす
    る請求項2に記載のシフト装置アセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記カップラおよび前記ケ−ブル作動用
    ア−ムが、前記カップラが調節可能ポジションから連動
    ポジションに移行すると同時にかみ合う歯を有すること
    を特徴とする請求項3に記載のシフト装置アセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記カップラが調節可能ポジションから
    連動ポジションに移行する時に、シフト・レバ−に対す
    るケ−ブルの位置を一定の範囲で調節するために、前記
    のかみ合う歯が傾斜を有することを特徴とする請求項4
    に記載のシフト装置アセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記シフト・レバ−が成型ピボット部材
    を有し、前記カップラがこのピボット部材に対してピボ
    ット形式に取り付けられたことを特徴とする請求項1に
    記載のシフト装置アセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記ピボット部材が側面の平坦な突起を
    有し、また前記カップラが前記の突起に滑りつつ取り付
    くよう形成された端部を有することを特徴とする請求項
    6に記載のシフト装置アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記カップラおよび前記ケ−ブル作動用
    ア−ムが、前記カップラが調節可能ポジションから連動
    ポジションに移行する時に相互にかみ合う歯を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシフト装置アセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】 前記支持若しくは前記シフト・レバ−の
    いずれかに、ブレ−キ・イグニッション・トランスミッ
    ション・シフト連結(BITSI)装置を取り付けて作
    動可能としたことを特徴とする請求項1に記載のシフト
    装置アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記BITSI装置が、当該装置が作
    動可能となる時まで当該装置を一時的に作動不能な状態
    に留め置く解除用部材を有することを特徴とする請求項
    9に記載のシフト装置アセンブリ。
  11. 【請求項11】 トランスミッション・シフト・ケ−ブ
    ルを介した車両トランスミッション用シフト・レバ−・
    サブアセンブリにおいて:シフト・レバ−であって、当
    該レバ−を動かすことのできない固定ポジションと動か
    すことが可能な解放ポジションとの間を移行可能な歯止
    めを有するものと;前記シフト・レバ−に可動な状態で
    取り付けられ、トランスミッション・シフト・ケ−ブル
    と接続して操作可能なケ−ブル作動用ア−ムと;前記歯
    止めが固定ポジションから解放ポジションに移行する際
    に、前記ケ−ブル作動用ア−ムを前記シフト・レバ−に
    しっかりと固定するよう構築された連結装置とから成る
    シフト・レバ−・サブアセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記歯止めが斜面付きの歯止め主要部
    を有し、また前記連結装置が前記歯止めが解放ポジショ
    ンに移行する時に前記斜面によってかみ合わされるカム
    状に作動する表面を有することを特徴とする請求項11に
    記載のシフト・レバ−・サブアセンブリ。
  13. 【請求項13】 車両が一定の条件を満たすまで、前記
    シフト・レバ−をパ−キング・ポジションに保つパ−キ
    ング固定装置を前記シフト・レバ−に取り付けたことを
    特徴とする請求項12に記載のシフト・レバ−・サブアセ
    ンブリ。
  14. 【請求項14】 前記パ−キング固定装置が、作動可能
    なように前記シフト・レバ−に取り付けられたBITS
    I装置を有し、当該BITSI装置が前記歯止めの動き
    を防止する閉塞ポジションと可能とする格納ポジション
    との間を移行するための伸長可能ピンを有することを特
    徴とする請求項13に記載のシフト・レバ−・サブアセン
    ブリ。
  15. 【請求項15】 前記BITSI装置を貫通し、前記伸
    長可能ピンを格納ポジションに保持し当該装置を作動不
    能とするために当該ピンをかみ合わせる引張ワイヤを有
    し、当該ワイヤが前記BITSI装置を作動させる時に
    は前記伸長可能ピンを解放するよう構成されていること
    を特徴とする請求項14に記載のシフト・レバ−・サブア
    センブリ。
  16. 【請求項16】 シフト・レバ−・アセンブリにおい
    て:パ−キング・ポジションと多彩なギア・ポジション
    の間を移行するようピボット形式で支持され、歯止めを
    有するシフト・レバ−と;前記シフト・レバ−を車両が
    一定の条件を満たすまでパ−キング・ポジションに保持
    し、前記歯止めが固定された第一ポジションと解放され
    た第二ポジションの間を移行する稼動ピンを有する連結
    装置と;抑止用部材であって、前記ピンを第二ポジショ
    ンに保持するため、当該抑止用部材が前記ピンを解放
    し、前記連結装置を作動可能とするよう移行するまでは
    当該ピンと解放可能な状態でかみ合うものとから成るシ
    フト・レバ−・アセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記抑止用部材が、引張ワイヤから成
    ることを特徴とする請求項16に記載のシフト・レバ−・
    アセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記引張ワイヤが、前記シフト・レバ
    −をパ−キング・ポジションから多彩なギア・ポジショ
    ンに移行した際、当該ワイヤが前記連結装置から外れ、
    当該装置を作動可能とするようにその一方の端が固定さ
    れていることを特徴とする請求項17に記載のシフト・レ
    バ−・アセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記連結装置は第一の穴のある覆い
    を有し、前記ピンは当該ピンが歯止めを解放した第二ポ
    ジションにあるときに前記第一穴に近接する位置に停止
    面を有し、また前記引張ワイヤが前記ピンを歯止めを解
    除した第二ポジションに保持するため前記第一穴を貫通
    してから隣接するように停止面とかみ合うことを特徴と
    する請求項18に記載のシフト・レバ−・アセンブリ。
  20. 【請求項20】 前記連結装置が作動可能な時、前記ピ
    ンが、前記歯止めがパ−キング・ポジションに相応する
    ノッチに当該歯止めを保持することにより前記シフト・
    レバ−をパ−キング・ポジションに保持することを特徴
    とする請求項19に記載のシフト・レバ−・アセンブリ。
  21. 【請求項21】 ある方法において:歯止め及び自動調
    節装置を有するシフト・レバ−を提供し;前記調節装置
    に取り付けられる入れ子式のケ−ブルを提供し;前記歯
    止めの位置を動かして、前記調節装置が前記入れ子式ケ
    −ブルを前記シフト・レバ−に対して調節済みの位置に
    保持させることにより、前記シフト・レバ−に対して効
    果的な前記入れ子式ケ−ブル作業長を設定することの各
    ステップを有することを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 トランスミッション・シフト・ケ−ブ
    ルを介した車両トランスミッション用シフト・レバ−・
    サブアセンブリにおいて:シフト・レバ−であって、当
    該レバ−を動かすことのできない固定ポジションと動か
    すことが可能な解放ポジションとの間を移行可能な歯止
    めを有し、トランスミッション・シフト・ケ−ブルに接
    続するために適したコネクタ付きのケ−ブル作動用ア−
    ムを有するものと;前記シフト・レバ−に取り付けら
    れ、車両が一定の条件を満たすまでは前記歯止めが解放
    ポジションに移行することを防ぎ当該歯止めを固定ポジ
    ションに保持するよう当該歯止めとかみ合う構成を有す
    るパ−キング固定装置とから成るシフト・レバ−・サブ
    アセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記シフト・レバ−上に電磁気装置を
    搭載したパ−キング固定装置を有することを特徴とする
    請求項22に記載のシフト・レバ−・サブアセンブリ。
  24. 【請求項24】 前記パ−キング固定装置が前記電磁気
    装置と関連して作動する伸長可能ピンを有し、当該ピン
    が前記歯止めの動きを防止する閉塞ポジションと自由に
    する格納ポジションとの間を移行可能であることを特徴
    とする請求項23に記載のシフト・レバ−・サブアセンブ
    リ。
  25. 【請求項25】 トランスミッション・シフト・ケ−ブ
    ルを介した車両トランスミッション用シフト装置アセン
    ブリにおいて:支持部材にピボット形式で搭載される構
    造のシフト・レバ−と;前記シフト・レバ−に可動な状
    態で取り付けられ、トランスミッション・シフト・ケ−
    ブルと接続して操作可能なケ−ブル作動用ア−ムと;前
    記ケ−ブル作動用ア−ムの位置を調節して前記シフト・
    レバ−に固定するためのカップラにおいて、前記ケ−ブ
    ル作動用ア−ムの位置を調節可能なポジションと、前記
    ケ−ブル作動用ア−ムが前記シフト・レバ−に固定され
    た連動ポジションとの間を移行可能なカップラとから成
    り;前記ケ−ブル作動用ア−ムと前記カップラが、当該
    カップラが連動ポジションに移行した時にトランスミッ
    ション・シフト・ケ−ブルを前記シフト・レバ−に対し
    て望ましい位置に保持するよう、相互にかみ合う構造の
    歯を有するシフト装置アセンブリ。
  26. 【請求項26】 前記の相互にかみ合う歯が、トランス
    ミッション・シフト・ケ−ブルの長さ方向を横断する方
    向に並ぶことを特徴とする請求項25に記載のシフト装置
    アセンブリ。
  27. 【請求項27】 前記の相互にかみ合う歯が、前記シフ
    ト・レバ−のピボット軸に対して概ね平行であるが微量
    の角度を有する方向に並ぶことを特徴とする請求項26に
    記載のシフト装置アセンブリ。
  28. 【請求項28】 前記の相互にかみ合う歯の端辺が、当
    該歯が前記カップラに接触してそれが連動ポジションに
    移行することを妨げない方向を向いていることを特徴と
    する請求項27に記載のシフト装置アセンブリ。
  29. 【請求項29】 ある装置において:車両に取り付けて
    操作する構造のトランスミッション・シフト・レバ−
    と;車両に取り付ける構造のトランスミッション制御装
    置と;トランスミッション・シフト・レバ−とトランス
    ミッション制御装置を操作のために接続する細長い部材
    で、一定の長さを有するものと;前記トランスミッショ
    ン・シフト・レバ−、前記トランスミッション制御装
    置、あるいは前記細長い部材のうちの1つに搭載される
    調節装置とから成り;当該調節装置は前記細長い部材を
    前記トランスミッション・シフト・レバ−あるいは前記
    トランスミッション制御装置のうちの1つに固定するた
    めのカップラを有し、更にこのカップラを調節可能ポジ
    ションから固定/調節不能ポジションに移行させるため
    のアクチュエ−タを有するため、前記細長い部材をトラ
    ンスミッション・シフト・レバ−に取り付け、更にトラ
    ンスミッション制御装置にも取り付けた後にはアクチュ
    エ−タを操作することにより適切なポジションに設置す
    ることが可能な装置。
  30. 【請求項30】 前記細長い部材が、入れ子式のケ−ブ
    ルから成ることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記アクチュエ−タが、前記カップラ
    をカム状動作により固定/調節不能ポジションに移行さ
    せるためのカム作動面を有することを特徴とする請求項
    30記載の装置。
  32. 【請求項32】 前記カップラおよび前記アクチュエ−
    タが、前記シフト装置に搭載されることを特徴とする請
    求項31に記載の装置。
  33. 【請求項33】 シフト用システムにおいて:シフト・
    レバ−と;車両に取り付けられるトランスミッション制
    御装置と;トランスミッション・シフト・レバ−とトラ
    ンスミッション制御装置を操作のために接続する細長い
    部材と;前記トランスミッション・シフト・レバ−、前
    記トランスミッション制御装置、あるいは前記細長い部
    材のうちの1つに搭載される調節装置とから成り;当該
    調節装置は前記シフト・レバ−を前記細長い部材の一端
    に取り付け、更に前記トランスミッション制御装置をも
    う一方の端に取り付けた後、当該細長い部材の作動長さ
    を設定する構造であり、また当該調整装置は調節可能ポ
    ジションと固定/調節不能ポシションの間を移行させる
    ための操作を離れた位置から行うためのアクチュエ−タ
    を有するものであるシステム。
  34. 【請求項34】 前記細長い部材が、トランスミッショ
    ン・シフト・ケ−ブルを有するものであることを特徴と
    する請求項33に記載のシフト用システム。
  35. 【請求項35】 前記アクチュエ−タが、引張コ−ドを
    有するものであることを特徴とする請求項33に記載のシ
    フト用システム。
  36. 【請求項36】 前記アクチュエ−タが、カム機構およ
    びそれを操作するための手段を含むものであることを特
    徴とする請求項33に記載のシフト用システム。
  37. 【請求項37】 前記シフト・レバ−が歯止めを有し、
    アクチュエ−タは当該歯止めが移動する時に駆動のため
    当該歯止めに接続して操作することを特徴とする請求項
    33に記載のシフト用システム。
  38. 【請求項38】 前記調節装置が、前記シフト・レバ−
    あるいは前記トランスミッションのうちいずれかに搭載
    して操作する連結用ア−ムを有することを特徴とする請
    求項33に記載のシフト用システム。
  39. 【請求項39】 ある方法において:シフト・レバ−、
    トランスミッション制御装置及び当該シフト・レバ−、
    トランスミッション制御装置に接続される細長い部材を
    提供し;前記シフト・レバ−、前記トランスミッション
    制御装置、あるいは前記細長い部材のうち1つに搭載す
    る調節装置を提供し;更に前記細長い部材の一方の端に
    前記シフト・レバ−を、そしてもう一方の端に前記トラ
    ンスミッション制御装置を取り付けた後に当該細長い部
    材の作動長さを設定するため、前記調節装置を離れた場
    所から駆動することから成る方法。
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