JP6264225B2 - リモートコントロールユニット - Google Patents

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Description

本発明はリモートコントロールユニットに関する。
特許文献1に従来のリモートコントロールユニットが開示されている。このリモートコントロールユニットは、車体に対して開閉可能な開閉体に設けられている。このリモートコントロールユニットは、操作部とロック装置と施錠機構とを関連付けている。
操作部は、車体に対して開閉体を開放させる開操作により変位可能である。ロック装置は、開閉体を車体に係止するラッチ状態と、開閉体を車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能である。施錠機構は、ロック装置をアンラッチ状態に移行不能とする施錠状態と、ロック装置をアンラッチ状態に移行可能とする開錠状態とに変化可能である。
リモートコントロールユニットは、ベースプレートと第1レバーと第2レバーと伝達部材とを備えている。ベースプレートは開閉体に固定されている。第1レバーは、ベースプレートに第1軸心周りで揺動可能に設けられ、操作部に連動する。第2レバーは、ベースプレートに変位可能に設けられ、変位によってロック装置をラッチ状態からアンラッチ状態に移行させる。伝達部材は、第2レバーに相対変位可能に保持され、第1レバーの揺動を第2レバーに選択的に伝達する。
施錠機構を構成するロックレバーは、主部材と副部材と付勢手段とを有している。主部材及び副部材は、ロックレバー軸心回りで揺動可能にベースプレートに設けられている。副部材は、主部材に対して、ロックレバー軸心周りで相対回動可能とされている。付勢手段は、主部材と副部材とに係止されている。付勢手段は、副部材を初期位置に維持する付勢力を発揮する。
施錠機構が施錠状態となってロック装置をアンラッチ状態に移行不能とする場合、主部材と初期位置の副部材とが一体でロックレバー軸心周りで揺動する。これにより、伝達部材は、副部材に押されて、第1レバーの揺動を第2レバーに伝達不能な非伝達位置に変位する。
一方、施錠機構が開錠状態となってロック装置をアンラッチ状態に移行可能とする場合、主部材と初期位置の副部材とが一体でロックレバー軸心周りで逆方向に揺動する。これにより、伝達部材は、副部材に押されて、第1レバーの揺動を第2レバーに伝達可能な伝達位置に変位する。
ここで、施錠機構の開錠状態の変化と、開操作による操作部の変位とが重複する場合がある。この場合、施錠機構によって伝達部材が非伝達位置から伝達位置に変位する際に、その伝達部材が第1レバーに押されると、副部材が付勢手段の付勢力に抗して、ロックレバー軸心周りで主部材に対して相対回動し、初期位置から変位する。このため、伝達部材は、伝達位置の手前で一旦停止し、第1レバーが元の位置に復帰して伝達部材を押さなくなってから、初期位置に復帰する副部材に押されて伝達位置に変位する。このような動作、いわゆるアンチパニック動作により、施錠機構の開錠状態への変化と、開操作による操作部の変位との重複により伝達部材が伝達位置に変位できない不具合が解消される。
特許第5082415号公報
しかし、上記従来のリモートコントロールユニットでは、施錠機構が主部材と副部材と付勢手段とを有しており、施錠機構を構成する可動部品が多い。そして、長期の使用により、主部材、副部材及び伝達部材について、グリースの固化や摩耗等による摩擦抵抗やがたつきの増加が生じ得る。その結果、アンチパニック動作時に初期位置から変位した副部材がその後に初期位置に復帰して伝達部材を伝達位置に変位させる動作が不安定になって、伝達部材を伝達位置に確実に変位させることが難しくなるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、施錠機構の開錠状態への変化と、開操作による操作部の変位とが重複する場合でも、長期に亘って、伝達部材を伝達位置に確実に変位させることができるリモートコントロールユニットを提供することを解決すべき課題としている。
本発明のリモートコントロールユニットは、車体に対して開閉可能な開閉体に設けられ、操作部とロック装置と施錠機構とを関連付けるリモートコントロールユニットであって、
前記操作部は、前記車体に対して前記開閉体を開放させる開操作により変位可能であり、
前記ロック装置は、前記開閉体を前記車体に係止するラッチ状態と、前記開閉体を前記車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能であり、
前記施錠機構は、前記ロック装置を前記アンラッチ状態に移行不能とする施錠状態と、前記ロック装置を前記アンラッチ状態に移行可能とする開錠状態とに変化可能であり、
前記リモートコントロールユニットは、前記開閉体に固定されるベースプレートと、
前記ベースプレートに第1軸心周りで揺動可能に設けられ、前記操作部に連動する第1レバーと、
前記ベースプレートに変位可能に設けられ、変位によって前記ロック装置を前記ラッチ状態から前記アンラッチ状態に移行させる第2レバーと、
前記第2レバーに相対変位可能に保持され、前記第1レバーの揺動を前記第2レバーに選択的に伝達する伝達部材とを備え、
前記第1レバーは、前記第1軸心周りで揺動する主部材と、前記主部材に相対変位可能に保持される副部材と、前記主部材と前記副部材とに係止され、前記副部材を初期位置に維持する付勢力を発揮する付勢手段とを有し、
前記伝達部材は、前記施錠機構が前記施錠状態に変化すれば、前記主部材の揺動を前記第2レバーに伝達不能な非伝達位置に変位する一方、前記施錠機構が前記開錠状態に変化すれば、前記主部材の揺動を前記初期位置にある前記副部材を経由して前記第2レバーに伝達可能な伝達位置に変位し、
前記副部材と前記付勢手段と前記伝達部材とは、前記伝達部材が前記非伝達位置から前記伝達位置に変位する際に前記副部材に当接することにより、前記副部材が前記初期位置から変位するように配置されていることを特徴とする。
本発明のリモートコントロールユニットでは、施錠機構ではなく、第1レバーが主部材と副部材と付勢手段とを有している。そして、施錠機構の開錠状態への変化と、開操作による操作部の変位とが重複する場合、伝達部材が非伝達位置から伝達位置に変位する際に副部材に当接することにより、副部材が初期位置から変位する。このため、伝達部材は、副部材に当て止ることなく、伝達位置に変位する。このようなアンチパニック動作により、施錠機構の開錠状態への変化と、開操作による操作部の変位との重複により伝達部材が伝達位置に変位できない不具合が解消される。要するに、このリモートコントロールユニットでは、アンチパニック動作時に伝達部材が伝達位置の手前で一旦停止しない。このため、このリモートコントロールユニットでは、長期の使用により、主部材、副部材及び伝達部材について、グリースの固化や摩耗等による摩擦抵抗やがたつきの増加が生じるとしても、伝達部材を伝達位置に確実に変位させることができる。
したがって、本発明のリモートコントロールユニットでは、施錠機構の開錠状態への変化と、開操作による操作部の変位とが重複する場合でも、長期に亘って、伝達部材を伝達位置に確実に変位させることができる。
第2レバーは、第1軸心周りで揺動することが望ましい。副部材は、第1軸心から離間する位置で第1軸心と平行に延びる第2軸心周りで主部材に揺動可能に設けられていることが望ましい。そして、副部材には、副部材が初期位置にある状態で第1軸心の周方向、かつ第2軸心の径外方向に突出し、伝達位置にある伝達部材が主部材の揺動を第2レバーに伝達する際、初期位置で伝達部材を押圧する突出部が形成されていることが望ましい。
この構成によれば、第1レバーの主部材が揺動し、初期位置にある副部材に形成された突出部が伝達位置にある伝達部材を第1軸心の周方向に押圧すると、第2レバーも主部材と同じ第1軸心周りで揺動する。ここで、副部材が初期位置にある状態で、突出部は、第1軸心の周方向、かつ第2軸心の径外方向に突出していることから、突出部が伝達部材を押圧する際の反力は、第2軸心の径内方向、すなわち、突出部の圧縮方向に主に作用する一方、副部材を第2軸心周りで初期位置から揺動させる方向、すなわち、付勢手段の付勢力に抗する方向に作用し難くなる。このため、このリモートコントロールユニットでは、付勢力の小さい付勢手段を採用できる。そして、付勢手段の付勢力が小さくなれば、アンチパニック動作時、伝達部材が副部材に当接して副部材が第2軸心周りで初期位置から揺動する際の反力も小さくなる。その結果、このリモートコントロールユニットでは、伝達部材を変位させる施錠機構の操作力を小さくできる。
付勢手段は、第2軸心と同軸に配置された捩じりコイルバネであることが望ましい。この構成によれば、付勢手段の占有スペースを小さくできるので、リモートコントロールユニットの大型化を抑制できる。
本発明のリモートコントロールユニットによれば、施錠機構の開錠状態の変化と、開操作による操作部の変位とが重複する場合でも、長期に亘って、伝達部材を伝達位置に確実に変位させることできる。
実施例のリモートコントロールユニットに係り、車両の斜視図である。 実施例のリモートコントロールユニットに係り、車両のスライドドアの部分模式図である。 実施例のリモートコントロールユニットを車両内側から見た正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットを車両外側から見た背面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの斜視図である。 実施例のリモートコントロールユニットの分解斜視図である。 実施例のリモートコントロールユニットに係り、第1レバーの分解斜視図である。 実施例のリモートコントロールユニットに係り、第1レバー、第2レバー及び伝達部材を主に示す部分拡大正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットに係り、スイッチモジュールの内部構造を示す模式図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する部分拡大正面図である。 実施例のリモートコントロールユニットの動作を説明する部分拡大正面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
実施例のリモートコントロールユニット1は、図1〜図9に示すように、本発明のリモートコントロールユニットの具体的態様の一例であって、車両の一例である自動車に用いられている。
図1及び図2に示すように、リモートコントロールユニット1は、スライドドア2に設けられている。リモートコントロールユニット1は、自動車のスライドドア2内のロックシステム3に備えられている。スライドドア2は、車体9に対して開閉可能となっている。スライドドア2は、本発明の「開閉体」の一例である。
より詳しくは、図1に示すように、自動車の車体9の左側面には、開口9Hとスライドドア2とが設けられている。搭乗者は、開口9Hを介して車室内の後席に乗り降りする。スライドドア2は、開口9Hを閉鎖している。そして、後方にスライドすることにより開口9Hを開放する。
本実施例では、スライドドア2は電動式の自動スライドドアである。後述するように、搭乗者がスライドドア2の開閉操作を行うと、図示しない電動式スライド機構が作動してスライドドア2をスライドさせ、開口9Hを自動的に閉鎖する。
図2以降の各図に示す前後方向及び上下方向は、すべて図1に対応させて表示している。また、図5〜図7に示す内外方向は、スライドドア2の外面側を車両外側と規定し、スライドドア2の車室内に露出する内面側を車両内側と規定して表示している。本実施例では、左側のスライドドア2に設けられるロックシステム3及びリモートコントロールユニット1を例示するが、右側ドアの場合は勝手違いになるだけである。また、ロックシステム3及びリモートコントロールユニット1は、揺動式に開閉する車両用ドアやテールゲート等にも設けられ得る。
図1及び図2に示すように、ロックシステム3は、3個のロック装置5、6、7を備えている。ロック装置5は、スライドドア2内の後端側に配設されている。ロック装置6は、スライドドア2内の前端側に配設されている。ロック装置7は、スライドドア2内の下端側に配設されている。
スライドドア2が図1に示すように閉じた状態では、図2に示すように、ロック装置5が開口9Hの後縁に固定されたストライカ5Sに係合し、かつロック装置6が開口9Hの前縁に固定されたストライカ6Sに係合することにより、スライドドア2の閉じた状態が維持される。この場合、ロック装置5、6は、スライドドア2を車体9に係止するラッチ状態となっている。一方、ロック装置7は、開口9Hの下縁側かつ後縁側の角部に固定されたストライカ7Sから離間し、スライドドア2を車体9に係止しないアンラッチ状態となっている。
スライドドア2が図1に示す位置から後方にスライドして開口9Hを全開にした状態では、ロック装置7がストライカ7Sに係合することにより、スライドドア2の全開状態が維持される。この場合、ロック装置7は、スライドドア2を車体9に係止するラッチ状態となっている。一方、ロック装置5、6は、スライドドア2を車体に係止しないアンラッチ状態となっている。
ロック装置5、6、7は、後述するように、リモートコントロールユニット1が動作することにより、スライドドア2を車体に係止するラッチ状態と、スライドドア2を車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能である。
また、ロックシステム3は、図2等に示すように、外側ハンドル11と内側ハンドル12とチャイルドロック操作部13と施錠操作部14とを備えている。外側ハンドル11と内側ハンドル12とは、車体9に対してスライドドア2を開放させる開操作により変位可能である。外側ハンドル11と内側ハンドル12とは、本発明の「操作部」の一例である。
外側ハンドル11は、スライドドア2を車両外側から開閉操作して、図示しない電動式スライド機構にスライドドア2を自動開閉させるものである。外側ハンドル11は、その一部が車外に露出する状態で、スライドドア2の外面側に設けられている。外側ハンドル11は、スライドドア2に変位可能に支持されている。
内側ハンドル12とチャイルドロック操作部13と施錠操作部14とは、それぞれの一部が車室内に露出する状態で、スライドドア2の内面側に設けられている。内側ハンドル12は、図示しない電動式スライド機構にスライドドア2を自動開閉させるものである。チャイルドロック操作部13は、内側ハンドル12の開操作を無効化するものである。施錠操作部14は、外側ハンドル11及び内側ハンドル12の開操作を無効化するものである。
図2〜図6に示すように、リモートコントロールユニット1は、スライドドア2に設けられて、外側ハンドル11と内側ハンドル12とチャイルドロック操作部13と施錠操作部14とロック装置5、6、7とを関連付けている。リモートコントロールユニット1は、外側ハンドル11、内側ハンドル12、チャイルドロック操作部13及び施錠操作部14の変位に伴って動作し、ラッチ状態とアンラッチ状態との切替を選択的にロック装置5、6、7に行わせる。
図3〜図6に示すように、リモートコントロールユニット1は、ベースプレート90を備えている。ベースプレート90は、鋼板がプレス加工及び折り曲げ加工されてなる。ベースプレート90には、2本の支持軸31S、32Sが凸設されている。
支持軸31Sは、ベースプレート90の前端側かつ下端側の角部に固定され、ベースプレート90の内面90Aから車両内側に向かって円柱状に突出している。支持軸32Sは、ベースプレート90の略中央に固定され、ベースプレート90の内面90Aから車両内側に向かって円柱状に突出している。支持軸32Sの軸心を第1軸心X32とする。
また、ベースプレート90には、複数の取付穴、支持穴、リブ等が形成されている。ベースプレート90が前後方向及び上下方向に延在する状態でスライドドア2の内部に組み付けられることにより、ベースプレート90はスライドドア2に固定される。
図2に示すように、外側ハンドル11には、上下方向に延びるロッド11Rの上端が連結されている。図2〜図4に示すように、ロッド11Rの下端は、後述するリモートコントロールユニット1のレバー41に連結されている。
図3〜図6に示すように、ベースプレート90の前端側かつ上端側の角部には、内側ハンドル支持軸12Sが回動可能に支持されている。内側ハンドル支持軸12Sは、車両内外方向に延びて、ベースプレート90の内面90A側と外面90B側とに突出している。
図3及び図4に示すように、内側ハンドル12は、ベースプレート90の内面90A側に位置し、上下方向に延びている。内側ハンドル12の下端部は、内側ハンドル支持軸12Sの車両内側の端部に固定されている。これにより、内側ハンドル12は、内側ハンドル支持軸12S周りに揺動可能にベースプレート90に支持されている。内側ハンドル12の少なくとも上端部は、車室内に露出している。
図3〜図6に示すように、内側ハンドル支持軸12Sの車両外側の端部には、レバー12Lが固定されている。レバー12Lは、内側ハンドル支持軸12Sから後側と下側とに向けて突出している。図4及び図6に示すように、レバー12Lとベースプレート90との間には、捩じりコイルバネ12Tが内側ハンドル支持軸12Sに挿通された状態で配設されている。捩じりコイルバネ12Tにより、内側ハンドル12が上下方向に延びるように保持されている。
図11及び図12に示すように、内側ハンドル12は、その上端部を搭乗者が車両内側から後側に引く操作と、前側に押す操作とによって、前後方向に揺動する。それに伴ってレバー12Lも内側ハンドル12と一体で揺動する。
図3〜図6に示すように、チャイルドロック操作部13は、ベースプレート90の内面90A側に位置し、前後方向に延びている。チャイルドロック操作部13の中間部13Sは、ベースプレート90の前端側かつ内側ハンドル支持軸12Sより下側の部位に揺動可能に支持されている。チャイルドロック操作部13の前端部は、車室内に露出している。
チャイルドロック操作部13は、図3等に示す位置にある前端部を搭乗者が車両内側から図13に示す位置まで押し上げる操作と、それとは逆の操作とによって上下方向に揺動する。
施錠操作部14は、ベースプレート90の内面90A側に位置し、車両内外方向に扁平なブロック形状とされている。施錠操作部14は、ベースプレート90の上端側かつ内側ハンドル支持軸12Sより後側の部位に、上下方向にスライド可能に支持されている。
施錠操作部14は、図3等に示す位置にある状態から、搭乗者が車両内側から図14に示す位置まで押し下げる操作と、それとは逆の操作とによって上下方向に変位する。
図3〜図6に示すように、リモートコントロールユニット1は、それぞれ支持軸31Sに揺動可能に支持されるレバー41、42、43、44を有している。レバー41、42、43、44は、車両外側から車両内側に向かってこの順番で重なった状態で支持軸31Sに挿通されている。
図6に示すように、支持軸31Sには、捩じりコイルバネ31Tも挿通されている。捩じりコイルバネ31Tは、レバー44を直接、また、レバー41、42、43をレバー44を介して、図3の紙面に向かって反時計方向に揺動させるように付勢している。
図3〜図6に示すように、リモートコントロールユニット1は、それぞれ支持軸32Sに揺動可能に支持されるリフトレバー51と、コントロールレバー52と、レバー53、54とを有している。また、リモートコントロールユニット1は、レバー56、57とスライドピン58とスライドピン59とロッド61、62とを有している。
コントロールレバー52は、本発明の「第1レバー」の一例である。リフトレバー51は、本発明の「第2レバー」の一例である。スライドピン59は、本発明の「伝達部材」の一例である。
リフトレバー51、コントロールレバー52及びレバー53、54は、車両外側から車両内側に向かってこの順番で重なった状態で支持軸32Sに挿通され、ベースプレート90に第1軸心X32周りで揺動可能に設けられている。
図6及び図8に示すように、リフトレバー51には、第1軸心X32よりも後側に突出する端部に長穴51Hが形成されている。長穴51Hは、前後方向に長く延びている。長穴51Hには、スライドピン59が相対変位可能に保持されている。スライドピン59は、図8に示す軸心X59を軸心とする多段円柱軸体である。
スライドピン59は、長穴51Hの前端側から後端側まで変位可能である。ここで、図3、図8及び図10〜図13に示すように、スライドピン59がリフトレバー51の長穴51H内において後端側に変位した位置を伝達位置とする。また、図14〜図15に示すように、スライドピン59がリフトレバー51の長穴51H内において、前端側に変位した位置を非伝達位置とする。スライドピン59は、非伝達位置と伝達位置との間で変位することにより、コントロールレバー52の揺動をリフトレバー51に選択的に伝達する。
図7及び図8に示すように、コントロールレバー52は、主部材210と副部材220と捩じりコイルバネ230と支持軸225とを有している。捩じりコイルバネ230は、本発明の「付勢手段」の一例である。
図7に示すように、主部材210の中央部には、軸穴210Cが貫設されている。軸穴210Cに支持軸32Sが挿通されることにより、主部材210が第1軸心X32周りで揺動可能に支持される。主部材210には、第1軸心X32よりも前側、かつ下側に突出する端部に、長穴210Hと当接部210Pとが形成されている。長穴210Hは、前側に向って下り傾斜するように長く延びている。当接部210Pは、主部材210における長穴210Hより上側の部位から車両内側に屈曲する小片である。図8に示すように、長穴210Hには、スライドピン58が相対変位可能に保持されている。スライドピン58は、多段円柱軸体である。ライドピン58は、長穴210Hの一端側から他端側まで変位可能である。
図7及び図8に示すように、主部材210は、第1軸心X32より後側の部位が大きく切り欠かれている。主部材210には、第1軸心X32よりも下側の部位から後側に突出する端部に、被当接部210Qと軸穴210Aと係止部210Bとが形成されている。被当接部210Qは、主部材210の下端縁から車両内側に屈曲する小片である。軸穴210Aは、被当接部210Qよりも後側に貫設されている。係止部210Bは、軸穴210Aよりも後側から車両内側に屈曲する穴開き小片である。
副部材220は、略L字形状の平板部材である。副部材220は、軸穴220Aと、軸穴220Aよりも上側に突出する突出部220Bと、軸穴220Aよりも前側に突出する当接部220Cとを有している。
支持軸225は、車両外側に向かって縮径する多段円柱軸体である。支持軸225は、捩じりコイルバネ230に挿通され、次に軸穴220Aに挿通された後、その先端部が軸穴210Aにかしめ固定されている。支持軸225の軸心を第2軸心X225とする。副部材220は、第1軸心X32から離間する位置で第1軸心X32と平行に延びる第2軸心X225周りで主部材210に揺動可能に保持されている。
捩じりコイルバネ230は、主部材210と副部材220とに係止されている。より詳しくは、捩じりコイルバネ230は、そのコイル状に巻かれた部分が第2軸心X225と同軸に配置され、その一端部が主部材210の係止部210Bに係止され、その他端部が副部材220の突出部220Bに係止されている。これにより、捩じりコイルバネ230は、付勢力F1を発揮して、副部材220を図8の紙面に向かって時計周りの方向に付勢している。
ここで、副部材220が捩じりコイルバネ230に付勢されて、副部材220の当接部220Cが主部材210の被当接部210Qに当接する位置を初期位置とする。つまり、捩じりコイルバネ230は、副部材220を初期位置に維持する付勢力F1を発揮している。
図8に示すように、突出部220Bは、副部材220が初期位置にある状態において、第1軸心X32の周方向、かつ第2軸心X225の径外方向に突出している。ここで、第1軸心X32の周方向は、より具体的には、第1軸心X32を中心として、伝達位置にあるスライドピン59の軸心X59を通過する円に接して上下方向に延びる接線S1方向である。第2軸心X225の径外方向は、より具体的には、第2軸心X225から接線S1と平行に上向きに延びる直線S2方向である。
直線S2は、接線S1に対して、距離L1だけ後側にずれている。突出部220Bの上端部は、後側に向かうにつれて僅かな角度αで下り傾斜している。角度αは、例えば、0.数°〜数°程度である。本実施例では、約1°である。このような相対位置関係により、副部材220が上昇して突出部220Bの上端部が伝達位置にあるスライドピン59に当接する際の反力R1は、突出部220Bの圧縮方向に主に作用するとともに、副部材220を図8の紙面に向かって時計方向に揺動させるように作用する。換言すると、反力R1は、副部材220を第2軸心X225周りで初期位置から揺動させる方向、すなわち、捩じりコイルバネ230の付勢力F1に抗する方向に作用し難い。
図14に示すように、スライドピン59は、非伝達位置に変位する場合、初期位置にある副部材220の突出部220Bに対して前側に離間する。この状態で、図15に示すように、主部材210が第1軸心X32周りで図15の紙面に向かって時計方向に揺動すると、初期位置にある副部材220の突出部220Bは、その上端部がスライドピン59よりも上方に位置し、その上下方向に延びる前端縁220Eがスライドピン59に真後から対向する位置まで上昇する。これにより、図16に示すように、スライドピン59が非伝達位置から伝達位置に変位する際に突出部220Bの前端縁220Eに当接すると、スライドピン59が突出部220Bを後向きに押す。その結果、副部材220が捩じりコイルバネ230の付勢力F1に抗しつつ、第2軸心X225周りで初期位置から揺動する。
図3、図5及び図6に示すように、レバー53の支持軸32Sから前側に突出する端部とベースプレート90との間には、引っ張りコイルバネ32Tが設けられている。引っ張りコイルバネ32Tは、レバー53を直接、また、リフトレバー51、コントロールレバー52、レバー54をレバー53を介して、図3の紙面に向かって反時計方向に揺動させるように付勢している。
レバー56は、ベースプレート90の内面90A側に位置し、円柱状の軸部56Sがベースプレート90の後端側かつ施錠操作部14より後側の部位に揺動可能に支持されている。レバー56は、軸部56Sから前側と下側とに向けて突出している。レバー56の前側に突出する端部は、施錠操作部14の下端側に連結されている。
レバー57は、ベースプレート90の内面90A側に位置し、中央部57Sがベースプレート90におけるレバー56より下側の部位に揺動可能に支持されている。レバー57は、中央部57Sから上側と下側と後側とに向けて突出している。レバー57の上側に突出する端部は、レバー56の下側に突出する端部に連結されている。
スライドピン58は、コントロールレバー52の長穴210Hだけでなく、チャイルドロック操作部13の後端部に形成された長穴13Hにも相対変位可能に保持されている。スライドピン58は、長穴13Hの一端側から他端側まで変位可能である。
スライドピン59は、リフトレバー51の長穴51Hだけでなく、レバー57の下側に突出する端部に形成された長穴57Hにも相対変位可能に保持されている。スライドピン59は、長穴57Hの一端側から他端側まで変位可能である。
図4に示すように、ロッド61は、その上端がレバー12Lの後側に向けて突出する端部に連結され、その下端がレバー42の後側に向けて突出する端部に連結されている。
図3及び図5に示すように、ロッド62は、その下端がレバー43の前側かつ上側に向けて突出する端部に連結され、その上端がレバー54の前側かつ上側に向けて突出する端部に連結されている。
図2及び図3に示すように、リモートコントロールユニット1は、ケーブル71、72、73、74を有している。
図3に示すように、ケーブル71の一端とケーブル72の一端とは、リフトレバー51の上側に突出する端部に連結されている。図2に示すように、ケーブル71の他端は、ロック装置6に連結されている。ケーブル72の他端は、ロック装置5に連結されている。
図3に示すように、ケーブル73の一端は、レバー53の上側に突出する端部に連結されている。図2に示すように、ケーブル73の他端は、ロック装置5に連結されている。
図3に示すように、ケーブル74の一端は、レバー44の後側に突出する端部に連結されている。図2に示すように、ケーブル74の他端は、ロック装置7に連結されている。
図3及び図4に示すように、リモートコントロールユニット1は、自動施錠機構40と自動オープン機構50とを備えている。自動施錠機構40は、ベースプレート90における後端側かつレバー57より後側の部位に組み付けられている。自動施錠機構40は、本発明の「施錠機構」の一例である。自動オープン機構50は、ベースプレート90における後端側かつレバー54より後側の部位に組み付けられている。
自動施錠機構40は、図示しない電動モータを内蔵しているとともに、その電動モータに駆動されて揺動するアクチュエータ40Aを有している。アクチュエータ40Aの前側に向かって突出する端部は、レバー57の後側に向かって突出する端部に連結されている。
自動施錠機構40は、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の施錠操作を行うと、図示しない制御部に制御されてアクチュエータ40Aを図3に示す位置から図14に示す位置まで揺動させ、ロック装置5、6、7をアンラッチ状態に移行不能とする施錠状態に変化する。アクチュエータ40Aは、図14に示す位置まで揺動すると、レバー57を図14の紙面に向かって反時計方向に揺動させ、長穴57Hを介して、スライドピン59を非伝達位置に変位させる。スライドピン59は、非伝達位置にある場合には、初期位置にある副部材220の突出部220Bに対して前側に離間し、主部材210の揺動をリフトレバー51に伝達できない。その結果、自動施錠機構40は、外側ハンドル11及び内側ハンドル12の開操作を無効化する。
その一方、自動施錠機構40は、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の開錠操作を行うと、図示しない制御部に制御されてアクチュエータ40Aを図14に示す位置から図3に示す位置まで揺動させ、ロック装置5、6、7をアンラッチ状態に移行可能とする開錠状態に変化する。アクチュエータ40Aは、図3に示す位置まで揺動すると、レバー57を図3の紙面に向かって時計方向に揺動させ、長穴57Hを介して、スライドピン59を伝達位置に変位させる。スライドピン59は、伝達位置にある場合には、初期位置にある副部材220の突出部220Bの真上に位置する。このため、スライドピン59は、主部材210の揺動を初期位置にある副部材220の突出部220Bを経由してリフトレバー51に伝達できる。その結果、自動施錠機構40は、外側ハンドル11及び内側ハンドル12の開操作を有効化する。
自動オープン機構50は、図示しない電動モータを内蔵しているとともに、その電動モータに駆動されて揺動するアクチュエータ50Aを有している。また、自動オープン機構50は、アクチュエータ50Aと同軸で揺動可能に支持されたレバー50Lと、レバー50Lの前側に向かって突出する端部とレバー54の下側に向かって突出する端部とを連結するロッド50Rとを有している。
自動オープン機構50は、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の開操作を行うと、図示しない制御部に制御されてアクチュエータ50A及びレバー50Lを図3に示す位置と図10に示す位置との間で揺動させ、ロック装置5、6、7をアンラッチ状態に移行させる。
図3〜図5及び図9に示すように、リモートコントロールユニット1は、スイッチモジュール100を備えている。スイッチモジュール100は、樹脂製のハウジング190を有している。
図9に示すように、ハウジング190の内部の略中央には、第1スイッチ101と第2スイッチ102と第3スイッチ103とが収容されている。
第1スイッチ101は、可動部101Aが進退することにより断接して一位置を検出するものである。第1スイッチ101は、可動部101Aを前側に突出させている。第2スイッチ102は、可動部102Aが中立位置から一方又は他方に揺動することにより2つの内部回路が個別に断接して二位置を検出するものである。第2スイッチ102は、第1スイッチ101より前側かつ上側に位置して可動部102Aを上側かつ前側に突出させている。第3スイッチ103は、可動部103Aが進退することにより断接して一位置を検出するものである。第3スイッチ103は、第1スイッチ101より上側に位置して可動部103Aを上側に突出させている。
ハウジング190の後側かつ下側の角部には、コネクタ170が設けられている。コネクタ170は、ハウジング190内に配設されたスイッチ配線181、182A、182B、183、189のそれぞれの一端を集約している。図2に示すように、コネクタ170は、ハウジング190外で相手コネクタ179に接続される。相手コネクタ179は、図示しない制御部に接続されている。
図9に示すように、スイッチ配線181の他端は、第1スイッチ101に接続されている。スイッチ配線182A、182Bのそれぞれの他端は、第2スイッチ102に接続されている。スイッチ配線183の他端は、第3スイッチ103に接続されている。
スイッチ配線189は、その一端から延びて3本に分岐した後、第1スイッチ101、第2スイッチ102及び第3スイッチ103に接続されている。スイッチ配線189は、第1スイッチ101、第2スイッチ102及び第3スイッチ103に共用されるアース線である。
スイッチモジュール100は、第1スイッチ101に対応する第1伝達部110と、第2スイッチ102に対応する第2伝達部120と、第3スイッチ103に対応する第3伝達部130とを有している。
第1伝達部110は、一体で揺動する第1作用部111と第1動作部115とをもっている。図3に示すように、第1作用部111は、ハウジング190外に位置し、レバー41の上側に突出する端部に連結されている。図9に示すように、第1動作部115は、ハウジング190内に位置し、その後側かつ上側に突出する先端部が可動部101Aの直上に位置している。
第2伝達部120は、一体で揺動する第2作用部121と第2動作部125とをもっている。図3に示すように、第2作用部121は、ハウジング190外に位置し、レバー12Lの下側に突出する端部に連結されている。図9に示すように、第2動作部125は、ハウジング190内に位置し、その後側かつ下側に突出する先端部が可動部102Aを挟んでいる。
第3伝達部130は、一体で揺動する第3作用部131と第3動作部135とをもっている。図3に示すように、第3作用部131は、ハウジング190外に位置し、チャイルドロック操作部13の中間部13Sより下側に形成された扇状の歯部13Gと噛み合っている。図9に示すように、第3動作部135は、ハウジング190内に位置し、その後側かつ下側に突出する端部が可動部103Aを押して第3スイッチ103をONにしている。これにより、スイッチ配線183の他端とスイッチ配線189とが接続されている。
図3及び図10に示すように、搭乗者が車両外側から外側ハンドル11を引く開操作によって外側ハンドル11が変位すると、ロッド11Rが図3に示す位置から図10に示す位置まで押し下げられ、レバー41が図10の紙面に向かって時計方向に揺動する。その結果、レバー41に連結された第1作用部111も、外側ハンドル11の変位に伴って前側に揺動する。すると、図9に示す第1動作部115は、第1作用部111の揺動に連動して下側に揺動し、可動部101Aを押して第1スイッチ101をONにする。これにより、スイッチ配線181の他端とスイッチ配線189とが接続される。
搭乗者が開操作を止めると、第1動作部115が可動部101Aから離間し、第1スイッチ101をOFFに復帰させる。これにより、スイッチ配線181の他端とスイッチ配線189とが遮断される。
図3及び図11に示すように、搭乗者が車両内側から内側ハンドル12の上端部を後側に引く開操作によって、内側ハンドル12が図3に示す位置から図11に示す後側に揺動し、レバー12Lが図11の紙面に向かって反時計方向に揺動すると、レバー12Lに連結された第2作用部121も、内側ハンドル12の変位に伴って前側に揺動する。すると、図9に示す第2動作部125は、第2作用部121の揺動に連動して上側に揺動し、可動部102Aを上側に揺動させて第2スイッチ102の一方の内部回路をONにする。これにより、スイッチ配線182Aの他端とスイッチ配線189とが接続される。
一方、図12に示すように、搭乗者が車両内側から内側ハンドル12の上端部を前側に押す開操作によって、内側ハンドル12が前側に揺動し、レバー12Lが図12の紙面に向かって時計方向に揺動すると、レバー12Lに連結された第2作用部121も、内側ハンドル12の変位に伴って後側に揺動する。すると、図9に示す第2動作部125は、第2作用部121の揺動に連動して下側に揺動し、可動部102Aを下側に揺動させて第2スイッチ102の他方の内部回路をONにする。これにより、スイッチ配線182Bの他端とスイッチ配線189とが接続される。
搭乗者が開操作を止めると、第2動作部125は可動部102Aを中立位置に復帰させ、第2スイッチ102の2つの内部回路をOFFに復帰させる。これにより、スイッチ配線182A、182Bのそれぞれの他端とスイッチ配線189とが遮断される。
図3及び図13に示すように、搭乗者がチャイルドロック操作部13を図3に示す位置からの図13に示す前端部を押し上げる操作によってチャイルドロック操作部13が変位すると、歯部13Gを介して、その変位が第3作用部131に伝達される。その結果、第3作用部131は、チャイルドロック操作部13の変位に伴って前側に揺動する。すると、図9に示す第3動作部135は、第3作用部131の揺動に連動して上側かつ後側に揺動し、可動部103Aから離間して第3スイッチ103をOFFにする。これにより、スイッチ配線183の他端とスイッチ配線189とが遮断される。
搭乗者がチャイルドロック操作部13の前端部を押し下げる操作によってチャイルドロック操作部13が逆に変位すると、第3動作部135が可動部103Aを押して第3スイッチ103をONに復帰させる。これにより、スイッチ配線183の他端とスイッチ配線189とが接続される。
このような構成であるロックシステム3では、図10に示すように、搭乗者が車両外側から外側ハンドル11を引く開操作を行うと、レバー41が揺動し、スイッチモジュール100内の第1スイッチ101がONになるとともに、レバー41の当接部41Pがレバー43、44に当接し、レバー43、44が図10の紙面に向かって時計方向に揺動する。
すると、レバー43の揺動がロッド62を介してレバー54に伝達され、レバー54が図10の紙面に向かって時計方向に揺動する。そして、レバー54の揺動が主部材210の被当接部210Qを介して主部材210に伝達され、さらに、初期位置にある副部材220の突出部220B、スライドピン59及びリフトレバー51の長穴51Hに介してリフトレバー51に伝達されるとともに、主部材210の当接部210Pを介してレバー53に伝達される。このため、リフトレバー51、コントロールレバー52、レバー53も図10の紙面に向かって時計方向に揺動し、ケーブル71、72、73が引かれて、ロック装置5、6がラッチ状態からアンラッチ状態に移行する。
また、レバー44の揺動により、ケーブル74が引かれて、ロック装置7がラッチ状態からアンラッチ状態に移行する。
この際、図示しない制御部は、第1スイッチ101がONになったことにより、外側ハンドル11に開操作が行われたことを検出し、また、別のセンサにより、スライドドア2の閉鎖又は開放を検出する。そして、スライドドア2が閉鎖していれば、図示しない電動式スライド機構を作動させ、スライドドア2を自動的に開放する。その一方、スライドドア2が開放していれば、図示しない電動式スライド機構を作動させ、スライドドア2を自動的に閉鎖する。
なお、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の開操作を行うと、図示しない制御部に制御されて自動オープン機構50が作動し、アクチュエータ50Aを図10に実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで回動させる。すると、レバー50Lもアクチュエータ50Aに押されて図10の紙面に向かって反時計方向に揺動する。このため、レバー50Lの揺動がロッド50Rを介してレバー54に伝達され、レバー54も図10の紙面に向かって反時計方向に揺動する。その結果、ケーブル71、72、73が引かれて、ロック装置5、6がラッチ状態からアンラッチ状態に移行する。そして、図示しない制御部は、図示しない電動式スライド機構を作動させ、スライドドア2を自動的に開放する。
また、このロックシステム3では、図11に示すように、搭乗者が内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作を行うと、レバー12Lが図11の紙面に向かって反時計方向に揺動し、スイッチモジュール100内の第2スイッチ102の一方の内部回路がONになるとともに、レバー12Lがレバー53の被当接部53Qに当接し、レバー53が図11の紙面に向かって時計方向に揺動する。
すると、レバー53の揺動は、レバー53の伝達部53J、スライドピン58及び主部材210の長穴210Hを介して主部材210に伝達され、さらに、初期位置にある副部材220の突出部220B、スライドピン59及びリフトレバー51の長穴51Hを介してリフトレバー51に伝達される。このため、リフトレバー51、コントロールレバー52も図11の紙面に向かって時計方向に揺動し、ケーブル71、72、73が引かれて、ロック装置5、6をラッチ状態からアンラッチ状態に移行させる。
この際、図示しない制御部は、第2スイッチ102の一方の内部回路がONになったことにより、内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作が行われたことを検出し、また、別のセンサにより、スライドドア2の閉鎖又は開放を検出する。そして、スライドドア2が閉鎖していれば、図示しない電動式スライド機構を作動させ、スライドドア2を自動的に開放する。
また、このロックシステム3では、図12に示すように、搭乗者が内側ハンドル12の上端部を車両内側から前側に押す開操作を行うと、レバー12Lが図12の紙面に向かって時計方向に揺動し、スイッチモジュール100内の第2スイッチ102の他方の内部回路がONになるとともに、レバー12Lの揺動がロッド61を介してレバー42に伝達され、レバー42が図12の紙面に向かって時計方向に揺動する。すると、レバー42の揺動がレバー44の被当接部44Qを介してレバー44に伝達される。このため、レバー44も図12の紙面に向かって時計方向に揺動し、ケーブル74が引かれて、ロック装置7をラッチ状態からアンラッチ状態に移行させる。
この際、図示しない制御部は、第2スイッチ102の他方の内部回路がONになったことにより、内側ハンドル12の上端部を車両内側から前側に押す開操作が行われたことを検出し、また、別のセンサにより、スライドドア2の閉鎖又は開放を検出する。そして、スライドドア2が開放していれば、図示しない電動式スライド機構を作動させ、スライドドア2を自動的に閉鎖する。
また、このロックシステム3では、図13に示すように、搭乗者がチャイルドロック操作部13の前端部を押し上げる操作を行うと、スイッチモジュール100内の第3スイッチ103がOFFになるとともに、チャイルドロック操作部13の後端部がスライドピン58をレバー53の伝達部53Jから離間させる。このため、搭乗者が内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作を行っても、レバー53の伝達部53Jがスライドピン58に対して空振りし、レバー53の揺動がコントロールレバー52に伝達されなくなる。こうして、チャイルドロック操作部13は、搭乗者が内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作を無効化する。
この際、図示しない制御部は、第3スイッチ103がOFFになったことにより、チャイルドロック操作部13の前端部を押し上げる操作が行われたことを検出し、スライドドア2の状態把握や自動開閉等の制御に利用する。
また、このロックシステム3では、図14に示すように、搭乗者が車両内側から施錠操作部14を押し下げる操作を行うと、施錠操作部14の変位がレバー56を介してレバー57に伝達され、レバー57がスライドピン59を伝達位置から非伝達位置に変位させる。このため、搭乗者が外側ハンドル11を車両外側から引く開操作又は内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作を行うことにより、図15に示すように、主部材210が揺動しても、初期位置にある副部材220の突出部220Bがスライドピン59に対して空振りし、主部材210の揺動がリフトレバー51に伝達されなくなる。こうして、施錠操作部14は、搭乗者が外側ハンドル11を車両外側から引く開操作及び内側ハンドル12の上端部を車両内側から後側に引く開操作を無効化する。
なお、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の自動施錠操作を行うと、図示しない制御部に制御された自動施錠機構40が作動し、アクチュエータ40Aを図14の紙面に向かって時計方向に揺動させる。すると、レバー57も図14に示す位置まで揺動して、スライドピン59を伝達位置から非伝達位置に変位させるとともに、レバー56を介して、施錠操作部14を引き下げる。その結果、スライドドア2が自動的に施錠される。また、自動施錠機構40が逆の動作を行うことにより、スライドドア2が自動的に開錠される。
次に、自動施錠機構40の開錠状態への変化と、開操作による外側ハンドル11の変位とが重複する場合の動作、いわゆるアンチパニック動作について説明する。図14に示すように、自動施錠機構40が施錠状態にあり、スライドピン59が非伝達位置に変位した状態において、搭乗者がリモコンキー等によりスライドドア2の自動開錠操作を行う際、搭乗者又は同乗者による外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作が重複する場合がある。この場合、自動施錠機構40の動作と比較して、外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作に連動する主部材210の揺動の方が先行し易い。このため、図15に示すように、スライドピン59が伝達位置から非伝達位置に変位する前に、初期位置にある副部材220の突出部220Bの前端縁220Eがスライドピン59に真後から対向する位置まで上昇してしまう。
そして、図16に示すように、主部材210の揺動に遅れて、自動施錠機構40のアクチュエータ40Aが図16の紙面に向かって反時計方向に揺動すると、レバー57がスライドピン59を非伝達位置から伝達位置まで変位する途中で、スライドピン59が突出部220Bの前端縁220Eに当接する。このため、スライドピン59によって突出部220Bが後向きに押され、当接部220Cが主部材210の被当接部210Qから離間する。つまり、副部材220が捩じりコイルバネ230の付勢力F1に抗しつつ、第2軸心X225周りで初期位置から揺動するので、スライドピン59は副部材220に当て止ることなく、伝達位置に変位し、自動施錠機構40が開錠状態となる。
その後、搭乗者又は同乗者が外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作を止めると、図3に示すように、引っ張りコイルバネ32Tの付勢力により、主部材210が元の位置に復帰する。この際、副部材220も、突出部220Bの前端縁220Eをスライドピン59に摺接させながら、下方に変位する。その後、突出部220Bの前端縁220Eがスライドピン59から離間すると、副部材220は、捩じりコイルバネ230の付勢力F1によって、第2軸心X225周りで揺動し、当接部220Cが主部材210の被当接部210Qに当て止まって初期位置に維持される。このため、再度、搭乗者又は同乗者が外側ハンドル11又は内側ハンドル12を開操作すると、図10を示して説明したように、スライドドア2を開放することができる。
<作用効果>
実施例のリモートコントロールユニット1では、自動施錠機構40のアクチュエータ40Aやレバー57ではなく、コントロールレバー52が主部材210と副部材220と捩じりコイルバネ230とを有している。そして、自動施錠機構40の開錠状態への変化と、外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作とが重複する場合、図16に示すように、スライドピン59が非伝達位置から伝達位置に変位する際に突出部220Bの前端縁220Eに当接することにより、副部材220が付勢力F1に抗して初期位置から変位する。このため、スライドピン59は、副部材220に当て止ることなく、伝達位置に変位する。このようなアンチパニック動作により、自動施錠機構40の開錠状態への変化と、外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作との重複によりスライドピン59が伝達位置に変位できない不具合が解消される。つまり、このリモートコントロールユニット1では、アンチパニック動作時にスライドピン59が伝達位置の手前で一旦停止しない。このため、このリモートコントロールユニット1では、長期の使用により、主部材210、副部材220及びスライドピン59について、グリースの固化や摩耗等による摩擦抵抗やがたつきの増加が生じるとしても、スライドピン59を伝達位置に確実に変位させることができる。
したがって、実施例のリモートコントロールユニット1では、自動施錠機構40の開錠状態への変化と、外側ハンドル11又は内側ハンドル12の開操作とが重複する場合でも、長期に亘って、スライドピン59を伝達位置に確実に変位させることができる。
また、このリモートコントロールユニット1では、伝達位置にあるスライドピン59と初期位置にある副部材220の突出部220Bとの相対位置関係が図8に示すように設定されている。これにより、突出部220Bがスライドピン59を押圧する際の反力R1は、第2軸心X225の径内方向、すなわち、突出部220Bの圧縮方向に主に作用する一方、副部材220を第2軸心X225周りで初期位置から揺動させる方向、すなわち、捩じりコイルバネ230の付勢力F1に抗する方向に作用し難い。
このため、このリモートコントロールユニット1では、付勢力F1の小さい捩じりコイルバネ230を採用できる。そして、捩じりコイルバネ230の付勢力F1が小さくなれば、アンチパニック動作時、スライドピン59が副部材220に当接して副部材220が第2軸心X225周りで初期位置から揺動する際の反力も小さくなる。その結果、このリモートコントロールユニット1では、スライドピン59を変位させる自動施錠機構40の操作力を小さくできる。
さらに、このリモートコントロールユニット1では、図7等に示すように、捩じりコイルバネ230が第2軸心X225と同軸に配置されている。このため、捩じりコイルバネ230の占有スペースを小さくできるので、リモートコントロールユニット1の大型化を抑制できる。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は自動車、バス、産業車両等の車両に利用可能である。
1…リモートコントロールユニット
9…車体
2…開閉体(スライドドア)
11、12…操作部(11…外側ハンドル、12…内側ハンドル)
5、6、7…ロック装置
90…ベースプレート
52…第1レバー(コントロールレバー)
51…第2レバー(リフトレバー)
40…施錠機構(自動施錠機構)
X32…第1軸心
59…伝達部材(スライドピン)
210…主部材
220…副部材
230…付勢手段(捩じりコイルバネ)
X225…第2軸心
220B…突出部
F1…付勢力

Claims (3)

  1. 車体に対して開閉可能な開閉体に設けられ、操作部とロック装置と施錠機構とを関連付けるリモートコントロールユニットであって、
    前記操作部は、前記車体に対して前記開閉体を開放させる開操作により変位可能であり、
    前記ロック装置は、前記開閉体を前記車体に係止するラッチ状態と、前記開閉体を前記車体に係止しないアンラッチ状態とに変化可能であり、
    前記施錠機構は、前記ロック装置を前記アンラッチ状態に移行不能とする施錠状態と、前記ロック装置を前記アンラッチ状態に移行可能とする開錠状態とに変化可能であり、
    前記リモートコントロールユニットは、前記開閉体に固定されるベースプレートと、
    前記ベースプレートに第1軸心周りで揺動可能に設けられ、前記操作部に連動する第1レバーと、
    前記ベースプレートに変位可能に設けられ、変位によって前記ロック装置を前記ラッチ状態から前記アンラッチ状態に移行させる第2レバーと、
    前記第2レバーに相対変位可能に保持され、前記第1レバーの揺動を前記第2レバーに選択的に伝達する伝達部材とを備え、
    前記第1レバーは、前記第1軸心周りで揺動する主部材と、前記主部材に相対変位可能に保持される副部材と、前記主部材と前記副部材とに係止され、前記副部材を初期位置に維持する付勢力を発揮する付勢手段とを有し、
    前記伝達部材は、前記施錠機構が前記施錠状態に変化すれば、前記主部材の揺動を前記第2レバーに伝達不能な非伝達位置に変位する一方、前記施錠機構が前記開錠状態に変化すれば、前記主部材の揺動を前記初期位置にある前記副部材を経由して前記第2レバーに伝達可能な伝達位置に変位し、
    前記副部材と前記付勢手段と前記伝達部材とは、前記伝達部材が前記非伝達位置から前記伝達位置に変位する際に前記副部材に当接することにより、前記副部材が前記初期位置から変位するように配置されていることを特徴とするリモートコントロールユニット。
  2. 前記第2レバーは、前記第1軸心周りで揺動し、
    前記副部材は、前記第1軸心から離間する位置で前記第1軸心と平行に延びる第2軸心周りで前記主部材に揺動可能に設けられ、
    前記副部材には、前記副部材が前記初期位置にある状態で前記第1軸心の周方向、かつ前記第2軸心の径外方向に突出し、前記伝達位置にある前記伝達部材が前記主部材の揺動を前記第2レバーに伝達する際、前記初期位置で前記伝達部材を押圧する突出部が形成されている請求項1記載のリモートコントロールユニット。
  3. 前記付勢手段は、前記第2軸心と同軸に配置された捩じりコイルバネである請求項2記載のリモートコントロールユニット。
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