JPH10272407A - 塗布装置と塗布方法 - Google Patents

塗布装置と塗布方法

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JPH10272407A
JPH10272407A JP27012597A JP27012597A JPH10272407A JP H10272407 A JPH10272407 A JP H10272407A JP 27012597 A JP27012597 A JP 27012597A JP 27012597 A JP27012597 A JP 27012597A JP H10272407 A JPH10272407 A JP H10272407A
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liquid
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勝弥 奥村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト塗布装置においてはウエハ回転速度
の限界等から、特に大径ウエハに対して均一かつ所望の
厚さのレジスト膜を形成することが困難であり、またレ
ジスト液の粘度制御による対応にも限界があるという問
題があった。 【解決手段】 ウエハへのレジスト供給時に、シンナを
多量に含むレジスト/シンナ混合液をウエハに供給した
後、続いてシンナ量を抑えたレジスト濃度の高いレジス
ト/シンナ混合液を供給する。後から供給されたレジス
ト濃度の高い混合液は、その直前に供給された混合液中
の多量のシンナによって濡されたウエハ表面全体にスム
ーズに広がるので、ウエハ表面に均一でしかも所望の厚
さのレジスト膜を容易に形成することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
被処理基板にレジスト液等の液剤を塗布する塗布装置と
塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程においては、半導体ウ
エハ(以下、「ウエハ」という)の表面にレジスト膜を
形成するレジスト塗布処理と、レジスト塗布後のウエハ
に対し露光処理を挟んで現像処理が行われる。
【0003】レジスト塗布処理について注目すると、ウ
エハ表面にレジスト液を均一に塗布するための方法とし
てスピンコーティング法などが多用されている。このス
ピンコーティング法によるレジスト塗布は、ウエハをス
ピンチャックにて真空吸着した状態で回転させ、その回
転中心の真上からウエハ表面にレジスト液を滴下・供給
し、遠心力によってウエハ中心からその周囲全域にレジ
スト液を広げる、ことによって行われる。この種のレジ
スト塗布装置では、スピンチャック(ウエハ)の回転数
によりレジスト膜厚の制御を行うことができる。即ち、
回転数を上げればそれだけ薄いレジスト膜が得られる。
【0004】しかしながら、塗布装置自体が持つ性能
(スピンチャック回転数)の限界から、形成し得るレジ
スト膜厚の最小値は自ずと制限されることになる。特に
大径ウエハを処理する場合、ウエハ面上でのレジスト液
の搬送力が不足がちとなり、薄いレジスト膜を形成する
ことが非常に難しくなる。
【0005】このような事情に対処するため、ウエハ表
面での搬送に有利な高粘度のレジスト液を用いる方法が
採られている。レジスト液の粘度はこれに加えられるシ
ンナ等の溶剤との配合割合等により決定され、このよう
な粘度を特定したレジスト液をタンクごと持ち込んで実
用に供していた。これによってレジスト膜厚をより広い
範囲で可変制御することが可能となる。
【0006】しかし、レジスト液とシンナとは相溶性が
無く、自然放置したままではタンク内の上下にレジスト
液とシンナが分離してしまう。このことからタンク内の
液剤を撹拌するための比較的大掛かりな装置が必要とな
り、装置の小形化に逆行する要因のひとつとなってい
る。
【0007】また、大径ウエハに対するレジスト液の粘
度選択による対応にも限界がある。例えば、レジスト液
の搬送性を良くするために増やした溶剤の割合によって
は、ウエハ表面に形成されるレジスト膜の厚さが過度に
薄くなってしまい、ウエハが大径になればなるほど、所
望の膜厚を得るための粘度選択が非常に困難なものとな
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のレ
ジスト塗布装置においては、ウエハ回転速度の限界等か
ら、特に大径ウエハに対して均一かつ所望の厚さのレジ
スト膜を形成することが困難であり、また、レジスト液
の粘度制御による対応にも限界があるという問題があっ
た。
【0009】本発明はこのような課題を解決するための
もので、被処理基板の表面に均一かつ所望の厚さの塗膜
を容易に得ることができ、特に、大型・大径の被処理基
板に対する塗膜形成性能に優れた塗布装置と塗布方法の
提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の塗布装置は、請求項1に記載されるよう
に、被処理基板を保持する基板保持部材と、処理液と溶
剤との第1の混合液を前記基板保持部材に保持された被
処理基板に供給する第1の混合液供給手段と、前記第1
の混合液より処理液濃度の高い、前記処理液と前記溶剤
との第2の混合液を前記被処理基板に供給する第2の混
合液供給手段と、前記第1の混合液の前記被処理基板へ
の供給に続いて前記第2の混合液を供給するように制御
する手段とを具備してなるものである。
【0011】本発明では、溶剤を比較的多量に含む第1
の混合液を被処理基板に供給した後、速やかに処理液濃
度の高い第2の混合液を被処理基板に供給することによ
って、処理液濃度の高い第2の混合液は第1の混合液中
の多量の溶剤によって濡された基板表面全体にスムーズ
に広がる。したがって、被処理基板の表面に処理液によ
る均一でしかも所望の厚さの塗膜を容易に形成すること
が可能となる。
【0012】また、本発明の塗布装置は、請求項2に記
載されるように、被処理基板を保持する基板保持部材
と、処理液と溶剤との第2の混合液を前記基板保持部材
に保持された被処理基板に供給する第2の混合液供給手
段と、前記第2の混合液と前記溶剤とを混合して第1の
混合液を得る混合手段と、この混合手段により得た前記
第1の混合液を前記基板保持部材に保持された被処理基
板に供給する第1の混合液供給手段と、前記第1の混合
液の前記被処理基板への供給に続いて前記第2の混合液
を供給するように制御する手段とを具備してなるもので
ある。
【0013】本発明では、請求項1の発明と同様に、被
処理基板の表面に処理液による均一でしかも所望の厚さ
の塗膜を容易に形成することが可能となるとともに、処
理液濃度の異なる2種類の混合液を必要最低限の構成で
得ることができる。また、被処理基板への供給直前に第
2の混合液と溶剤とを混合して処理液濃度の低い第1の
混合液を製造するので、レジスト液とシンナのように処
理液と溶剤とが互いに分離しやすいものであっても、十
分かつ良好に混ざり合った混合液を被処理基板に供給す
ることができ、基板全表面における濡れの状態を均一化
でき、膜厚むらの発生を抑制できる。
【0014】さらに、本発明の塗布装置は、請求項3に
記載されるように、請求項2記載の塗布装置において、
混合手段の第2の混合液と溶剤との混合比を制御する制
御手段をさらに具備してなるものである。
【0015】第1の混合液における溶剤の割合を、第2
の混合液の粘度や被処理基板の径寸法等に応じて適宜変
更することによって、より幅広い条件下で良好な塗膜形
成を行うことが可能となる。
【0016】さらに、本発明の塗布装置は、請求項4に
記載されるように、被処理基板を保持する基板保持部材
と、処理液と溶剤との第1の混合液を基板保持部材に保
持された被処理基板に供給する第1の混合液供給手段
と、第1の混合液より処理液濃度の高い、処理液と溶剤
との第2の混合液を被処理基板に供給する第2の混合液
供給手段と、第1の混合液供給手段と第2の混合液供給
手段を時間差を置いて作動させる制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0017】本発明では、制御手段によって第1の混合
液供給手段による第1の混合液の供給後、第1の混合液
より処理液濃度の高い第2の混合液を被処理基板に供給
することができ、処理液濃度の高い第2の混合液は第1
の混合液中の多量の溶剤によって濡された基板表面全体
にスムーズに広がるので、被処理基板の表面に処理液に
よる均一でしかも所望の厚さの塗膜を容易に形成するこ
とが可能となる。
【0018】さらに、本発明の塗布方法は、請求項5に
記載されるように、被処理基板の一主面に、処理液と溶
剤との第1の混合液を供給後、前記第1の混合液より処
理液濃度の高い、前記処理液と前記溶剤との第2の混合
液を供給して、前記被処理基板の一主面に前記処理液に
よる塗膜を形成することを特徴とするものである。
【0019】本発明では、溶剤を比較的多量に含む第1
の混合液を被処理基板の一主面に供給後、速やかに処理
液濃度の高い第2の混合液を被処理基板に供給すること
によって、処理液濃度の高い第2の混合液は第1の混合
液中の多量の溶剤によって濡された基板表面全体にスム
ーズに広がる。よって、被処理基板の一主面に処理液に
よる均一でしかも所望の厚さの塗膜を容易に形成するこ
とが可能となる。
【0020】さらに、本発明の塗布方法は、請求項6に
記載されるように、被処理基板の一主面に処理液と溶剤
との第2の混合液を供給して処理液による塗膜を形成す
るにあたり、第2の混合液を供給する前に、この第2の
混合液にさらに溶剤を加えて処理液濃度の低い第1の混
合液を生成し、この第1の混合液を被処理基板の一主面
に供給することを特徴とする。
【0021】本発明では、被処理基板の表面に処理液に
よる均一でしかも所望の厚さの塗膜を容易に形成するこ
とが可能となるとともに、処理液濃度の異なる2種類の
混合液を最低限の構成で得ることができる。また、被処
理基板への供給直前に第2の混合液と溶剤とを混合して
処理液濃度の低い第1の混合液を製造するので、レジス
ト液とシンナのように処理液と溶剤とが互いに分離しや
すいものであっても、十分かつ良好に混ざり合った混合
液を被処理基板に供給することができ、基板全表面にお
ける濡れの状態を均一化でき、膜厚むらの発生を抑制で
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。
【0023】図1〜図3は本発明の実施形態であるレジ
スト塗布装置が採用された半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」という)の塗布現像処理システム1の全体構成の図
であって、図1は平面、図2は正面、図3は背面を夫々
示している。
【0024】この塗布現像処理システム1は、被処理基
板としてウエハWをウエハカセットCRで複数枚、例え
ば25枚単位で外部からシステムに搬入したり、あるい
はシステムから搬出したり、ウエハカセットCRに対し
てウエハWを搬入・搬出したりするためのカセットステ
ーション10と、塗布現像工程の中で1枚ずつウエハW
に所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位
置に多段配置してなる処理ステーション11と、この処
理ステーション11に隣接して設けられる露光装置(図
示せず)との間でウエハWを受け渡しするためのインタ
ーフェース部12とを一体に接続した構成を有してい
る。
【0025】前記カセットステーション10では、図1
に示すように、カセット載置台20上の位置決め突起2
0aの位置に、複数個例えば4個までのウエハカセット
CRが、夫々のウエハ出入口を処理ステーション11側
に向けてX方向(図1中の上下方向)一列に載置され、
このカセット配列方向(X方向)およびウエハカセッ卜
CR内に収納されたウエハのウエハ配列方向(Z方向;
垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体21が各ウエハカ
セットCRに選択的にアクセスするようになっている。
【0026】さらにこのウエハ搬送体21は、θ方向に
回転自在に構成されており、後述するように処理ステー
ション11側の第3の処理ユニット群G3 の多段ユニッ
ト部に属するアライメントユニット(ALIM)および
イクステンションユニット(EXT)にもアクセスでき
るようになっている。
【0027】前記処理ステーション11には、図1に示
すように、ウエハ搬送装置を備えた垂直搬送型の主ウエ
ハ搬送機構22が設けられ、その周りに全ての処理ユニ
ットが1組または複数の組に亙って多段に配置されてい
る。
【0028】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49はモータ(図示せず)の回転軸に接続されてお
り、このモータの回転駆動力によって、前記回転軸を中
心としてウエハ搬送装置46と一体に回転し、それによ
りこのウエハ搬送装置46は、θ方向に回転自在となっ
ている。なお筒状支持体49は前記モータによって回転
される別の回転軸(図示せず)に接続するように構成し
てもよい。
【0029】ウエハ搬送装置46は、搬送基台47の前
後方向に移動自在な複数本の保持部材48を備え、これ
らの保持部材48によって各処理ユニット間でのウエハ
Wの受け渡しを実現している。
【0030】また、この例では、5つの処理ユニット群
1 、G2 、G3 、G4 、G5 が配置可能な構成であ
り、第1および第2の処理ユニット群G1 、G2 の多段
ユニットは、システム正面(図1において手前)側に配
置され、第3の処理ユニット群G3 の多段ユニットはカ
セットステーション10に隣接して配置され、第4の処
理ユニット群G4 の多段ユニットはインターフェース部
12に隣接して配置され、第5の処理ユニット群G5
多段ユニットは背面側に配置されることが可能である。
【0031】図2に示すように、第1の処理ユニット群
1 では、カップCP内でウエハWをスピンチャックに
載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト塗布ユニット(COT)および現像
ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられてい
る。第2の処理ユニット群G2 でも、2台のスピンナ型
処理ユニット、例えばレジスト塗布ユニット(COT)
および現像ユニット(DEV)が下から順に2段に重ね
られている。これらレジスト塗布ユニット(COT)
は、レジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの上で
も面倒であることから、このように下段に配置するのが
好ましい。しかし、必要に応じて適宜上段に配置するこ
とももちろん可能である。
【0032】図3に示すように、第3の処理ユニット群
3 では、ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を
行うオーブン型の処理ユニット、例えば冷却処理を行う
クーリングユニット(COL)、レジストの定着性を高
めるためのいわゆる疏水化処理を行うアドヒージョンユ
ニット(AD)、位置合わせを行うアライメントユニッ
ト(ALIM)、イクステンションユニット(EX
T)、露光処理前の加熱処理を行うプリベーキングユニ
ット(PREBAKE)および露光処理後の加熱処理を
行うポストベーキングユニット(POBAKE)が、下
から順に例えば8段に重ねられている。第4の処理ユニ
ット群G4 でも、オーブン型の処理ユニット、例えばク
ーリングユニット(COL)、イクステンション・クー
リングユニット(EXTCOL)、イクステンションユ
ニット(EXT)、クーリングユニッ卜(COL)、プ
リベーキングユニット(PREBAKE)およびポスト
ベーキングユニット(POBAKE)が下から順に、例
えば8段に重ねられている。
【0033】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)、イクステンション・クーリングユニッ
ト(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いベ
ーキングユニット(PREBAKE)、ポストベーキン
グユニット(POBAKE)およびアドヒージョンユニ
ット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の熱
的な相互干渉を少なくすることができる。もちろん、ラ
ンダムな多段配置としてもよい。
【0034】前記インターフェース部12は、奥行方向
(X方向)については、前記処理ステーション11と同
じ寸法を有するが、幅方向についてはより小さなサイズ
に設定されている。そしてこのインターフェース部12
の正面部には、可搬性のピックアップカセットCRと、
定置型のバッファカセットBRが2段に配置され、他方
背面部には周辺露光装置23が配設され、さらにまた中
央部にはウエハ搬送体24が設けられている。このウエ
ハ搬送体24は、X方向、Z方向に移動して両カセット
CR、BRおよび周辺露光装置23にアクセスするよう
になつている。前記ウエハ搬送体24は、θ方向にも回
転自在となるように構成されており、前記処理ステーシ
ョン11側の第4の処理ユニット群G4 の多段ユニット
に属するイクステンションユニット(EXT)や、さら
には隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示せず)
にもアクセスできるようになっている。
【0035】また前記塗布現像処理システム1では、既
述の如く主ウエハ搬送機構22の背面側にも破線で示し
た第5の処理ユニット群G5 の多段ユニットが配置でき
るようになっているが、この第5の処理ユニット群G5
の多段ユニットは、案内レール25に沿って主ウエハ搬
送機構22からみて、側方へシフトできるように構成さ
れている。従って、この第5の処理ユニット群G5 の多
段ユニットを図示の如く設けた場合でも、前記案内レー
ル25に沿ってスライドすることにより、空間部が確保
されるので、主ウエハ搬送機構22に対して背後からメ
ンテナンス作業が容易に行えるようになっている。なお
第5の処理ユニット群G5 の多段ユニッ卜は、そのよう
に案内レール25に沿った直線状のスライドシフトに限
らず、図1中の一点鎖線の往復回動矢印で示したよう
に、システム外方へと回動シフトさせるように構成して
も、主ウエハ搬送機構22に対するメンテナンス作業の
スペース確保が容易である。
【0036】次に、本実施形態におけるレジスト塗布ユ
ニット(COT)について説明する。図4および図5
は、レジスト塗布ユニット(COT)の全体構成を示す
略断面図および略平面図である。
【0037】このレジスト塗布ユニット(COT)の中
央部には環状のカップCΡが配設され、カップCΡの内
側にはスピンチャック52が配置されている。スピンチ
ャック52は真空吸着によって半導体ウエハWを固定保
持した状態で駆動モータ54によって回転駆動される。
駆動モータ54は、ユニット底板50に設けられた開口
50aに昇降移動可能に配置され、たとえばアルミニウ
ムからなるキャップ状のフランジ部材58を介してたと
えばエアシリンダからなる昇降駆動手段60および昇降
ガイド手段62と結合されている。
【0038】半導体ウエハWの表面にレジスト液を供給
するためのレジストノズル86は、レジストノズルスキ
ャンアーム92の先端部にノズル保持体100を介して
着脱可能に取り付けられている。このレジストノズルス
キャンアーム92は、ユニット底板50の上に一方向
(Y方向)に敷設されたガイドレール94上で水平移動
可能な垂直支持部材96の上端部に取り付けられてお
り、図示しないY方向駆動機構によって垂直支持部材9
6と一体にY方向に移動するようになっている。
【0039】また、レジストノズルスキャンアーム92
は、レジストノズル待機部90でレジストノズル86を
選択的に取り付けるためにY方向と直角なΧ方向にも移
動可能であり、図示しないΧ方向駆動機構によってΧ方
向にも移動するようになっている。さらに、レジストノ
ズル待機部90でレジストノズル86の吐出口が溶媒雰
囲気室の口90aに挿入され、中で溶媒の雰囲気に晒さ
れることで、ノズル先端のレジスト液が固化または劣化
しないようになっている。また、複数本のレジストノズ
ル86,86,…が設けられ、レジスト液の種類・粘度
に応じてそれらのノズルが使い分けられるようになって
いる。
【0040】さらに、レジストノズルスキャンアーム9
2の先端部(ノズル保持体100)には、ウエハ表面へ
のレジスト液の供給に先立ってウエハ表面にレジスト液
の溶剤例えばシンナを供給するシンナノズル101が取
り付けられている。
【0041】さらに、ガイドレール94上には、レジス
トノズルスキャンアーム92を支持する垂直支持部材8
6だけでなく、リンスノズルスキャンアーム120を支
持しY方向に移動可能な垂直支持部材122も設けられ
ている。このリンスノズルスキャンアーム120の先端
部にはサイドリンス用のリンスノズル124が取り付け
られている。Y方向駆動機構(図示せず)によってリン
スノズルスキャンアーム120およびリンスノズル12
4はカップCPの側方に設定されたリンスノズル待機位
置(実線の位置)とスピンチャック52に設置されてい
る半導体ウエハWの周辺部の真上に設定されたリンス液
吐出位置(点線の位置)との間で並進または直線移動す
るようになっている。
【0042】レジストノズル86は、レジスト供給管8
8を介してレジスト塗布ユニット(COT)の下方室内
に配設されたレジスト/シンナ混合装置70に接続され
ている。
【0043】ここでレジスト/シンナ混合装置の詳細に
ついて説明する。
【0044】図6に示すように、レジスト/シンナ混合
装置70は、レジスト液を貯溜したレジストタンク71
と、溶剤として例えばシンナを貯溜した2つのシンナタ
ンク72a、72bと、レジストタンク71内のレジス
ト液を吸上げ前段の合流バルブ75aに導入するレジス
ト用ベローズポンプ73と、シンナタンク72a内のシ
ンナを吸上げ前段の合流バルブ75aに導入する第1の
溶剤用ベローズポンプ74aと、第2のシンナタンク7
2b内のシンナを吸上げ後段の合流バルブ75bに導入
する第2の溶剤用ベローズポンプ74bと、レジスト液
及びシンナの各流路を同時に開閉して両者を合流させる
前段合流バルブ75aと、前段合流バルブ75aで合流
したレジスト液とシンナとを撹拌混合する前段スタティ
ックミキサ76aと、レジスト/シンナ混合液とシンナ
の各流路を開閉して一定時間両者を合流させる後段合流
バルブ75bと、後段合流バルブ75bで合流させたレ
ジスト/シンナ混合液とシンナを撹拌混合する後段スタ
ティックミキサ76bと、後段スタティックミキサ76
bとレジストノズル86とを接続するレジスト供給管8
8に介挿されたバルブ77とを備えている。以上の各部
は耐腐食性に優れた例えばテフロンチューブ等の配管を
通じて互いに接続されている。
【0045】レジストタンク71及びシンナタンク72
a、72bは本塗布現像処理システム1の外部に設置さ
れ、システム内外に通じる配管78a、78bを介して
レジスト用ベローズポンプ73及び各溶剤用ベローズポ
ンプ74a、74bに接続されている。
【0046】図7にベローズポンプの詳細を示す。ベロ
ーズポンプ73、74a、74bは、じゃばら形をした
伸縮自在のたわみ管102の伸縮運動によってタンク7
1、72a、72bからレジスト液、シンナを吸上げ、
吐出する。即ち、図7(a)に示すように、たわみ管1
02の伸張工程においては、ポンプの吸上げ口103を
開閉する球体104が吸上げ口103を開く方向に引き
寄せられ、同時にポンプの吐出口105を開閉する球体
106が吐出口105を閉じる方向に引き寄せられるこ
とで、ポンプ内にたわみ管102の伸縮ストロークに応
じた量のレジスト液、シンナが吸上げられる。また、た
わみ管102の圧縮工程においては、図7(b)に示す
ように、逆に球体104が吸上げ口103を閉じる方向
に引き寄せられ、同時に球体106が吐出口105を開
く方向に引き寄せられることで、ポンプ内のレジスト
液、シンナが吐出される。
【0047】たわみ管102はエアシリンダ107によ
って進退駆動され、シリンダ内のビストンの可動範囲を
リミッタ部材を用いて機械的に制限することによってレ
ジスト液、シンナの供給量を個々に調整することが可能
である。また、ベローズポンプ73、74aの近傍に
は、たわみ管102が圧縮工程(吐出工程)の終了点に
到達したことを検出して、その検出信号をコントローラ
に出力するための発光素子108及び受光素子109か
らなる光透過形センサが各々定位置に配置されている。
【0048】前段合流バルブ75a及び後段合流バルブ
75bは、図8に示すように、エアシリンダ111、1
12による弁体113、114の進退動作によって流路
115(前段合流バルブ75aの場合はレジスト液の流
路、前段合流バルブ75bの場合はレジスト/シンナ混
合液の流路)及びシンナの流路116を開閉するように
構成される。
【0049】前段合流バルブ75aの各流路115、1
16はレジスト用ベローズポンプ73及び第1の溶剤用
ベローズポンプ74aのオン(吐出)/オフ(吸上げ)
と同時に開閉するように制御される。より詳細には、図
9に示すように、上記各ベローズポンプ73、74aの
オン(吐出開始)から微小時間例えば20ms遅れて前
段合流バルブ75aの各流路115、116が開となる
よう制御される。これは、前段合流バルブ75aを開く
タイミングが上記各ベローズポンプ73、74aがオン
(吐出開始)するタイミングより早いと、前サイクルの
残留液がポンプに向けて逆流する場合があるからで、こ
のような事態を防止するために、前段合流バルブ75a
は上記各ベローズポンプ73、74aがオンしてから微
小時間遅らせて開状態にすることが好ましい。また、前
段合流バルブ75aの各流路115、116の開閉は同
時に行われる。
【0050】また、後段合流バルブ75bのレジスト/
シンナ混合液の流路115は前段合流バルブ75aにほ
ぼ同期して開閉し、シンナの流路116は第2の溶剤用
ベローズポンプ74bのオン(吐出)/オフ(吸上げ)
と同期して開閉するように制御される。ここで、第2の
シンナ用ベローズポンプ74bは、ウエハWへのレジス
ト供給期間における最初の数秒間(例えばレジスト供給
全期間を5秒とすると最初の2秒間)だけオン(吐出)
状態になり、その期間だけ後段合流バルブ75bのシン
ナ流路116が開となって、シンナとレジスト/シンナ
混合液との合流を得るようにしている。
【0051】即ち、前段合流バルブ75aは図8の
(a)と(b)の状態を交互に繰り返し、後段合流バル
ブ75bは図8の(a)(b)(c)の順番で状態が切
り替わるように動作するものとなっている。
【0052】スタティックミキサ76a、76bは、図
10に示すように、例えばSUSからなる円筒管76a
内に複数例えば74枚のじゃま板117を多段に配置し
て構成される。個々のじゃま板117は、図11に示す
ように、正方形の板の一辺を右か左のいずれかの方向へ
90度捩って形成されたものである。図11(a)は左
に捩ったじゃま板、(b)は右に捩ったじゃま板であ
り、スタティックミキサ76a、76bの配管176内
にはこのような左捩りと右捩りのじゃま板117が交互
に配設されている。このようなじゃま板117の配列に
よって、スタティックミキサ76a、76b内に導入さ
れた各液剤は左と右に回転方向を変えながら流れ、効率
的に撹拌混合されてレジスト/シンナ混合液となって流
出する。
【0053】スタティックミキサ76a、76bの円筒
管176の内径は接続用のチューブ配管と同等の例えば
2mm〜8mmの範囲が好ましく、その内径が上記範囲
より小さいと管内の詰りが生じる危険が高くなり、逆に
大きすぎるとレジスト液の粘度、種類変更の際に廃棄す
べき液量が増大し、レジスト液及びシンナの利用効率が
低下してしまう。
【0054】なお、このスタティックミキサ76a、7
6bにおいて、レジスト/シンナ混合液と接触する管内
表面とじゃま板117の表面には、例えばテフロンコー
ティング、ニムフロンメッキ、TiC被膜、タフラム処
理、白アルマイト等による耐腐食性被膜が施されてい
る。
【0055】このスタティックミキサ76a、76b
は、図4に示したように、上流側より下流側が高くなる
ように斜めに設置されている。スタティックミキサ76
a、76bにおいては、その中に配設されている多数の
じゃま板117がエアの抜けを妨害し、エア溜りを発生
させる要因となり得る。このようなエア溜りはレジスト
液とシンナとの撹拌能力を低下させる要因となる。そこ
で本実施形態ではスタティックミキサ76a、76bを
下流側が高くなるように斜めに或いは垂直に立てて配置
することで、スタティックミキサ76a、76b内に侵
入したエアがその自らの浮力によって下流側に移動しレ
ジストノズル86から排出され易くなり、この結果、エ
ア溜りの発生を防止して一定の撹拌能力を維持すること
が可能となる。なお、そのスタティックミキサの傾斜角
度は20°以上ならばエア溜りが生じないことを確認で
きた。
【0056】吐出バルブ77は、合流バルブ75a、7
5bと同様、エアシリンダによる弁体の進退動作によっ
てレジスト/シンナ混合液の流路を開閉するように構成
される。
【0057】次に、このレジスト/シンナ混合装置の制
御系の構成について説明する。図12はかかる制御系の
構成を示すブロック図である。
【0058】同図に示すように、コントローラ131
は、エア供給源に接続されたメインエアバルブ132
と、このメインエアバルブ132から後段合流バルブ7
5bのシンナ流路開閉用のエアシリンダ112及び第2
の溶剤用ベローズポンプ74bのエアシリンダ107へ
のエア供給路のオン/オフを切り換えるエアバルブ23
1を制御する機能を有している。
【0059】後段合流バルブ75bのシンナ流路開閉用
のエアシリンダ112及び第2の溶剤用ベローズポンプ
74bのエアシリンダ107は、メインエアバルブ13
2とエアバルブ231の開閉によってオン/オフが制御
され、以てその他のエアシリンダ群に対して独立したタ
イミンクでのオン/オフ制御を可能としている。
【0060】また、メインエアバルブ132と各ベロー
ズポンプ73、74a、74bのエアシリンダ107と
の間には各々空気流量制御機構133、134a、13
4bが設けられている。空気流量制御機構133、13
4a、134bは、操作者による設定に応じた制御量信
号をコントローラ131から入力し、その制御量信号に
基づいて各ベローズポンプ73、74a、74bのエア
シリンダ107へのエア流量を制御する。
【0061】各ベローズポンプ73、74a、74bの
単位時間あたりの吐出量は、エアシリンダ107におけ
るロッドのストローク速度によって決まるので、エア供
給源からエアシリンダ107に供給するエア流量を空気
流量制御機構133、134a、134bで増減調整す
ることによって単位時間あたりの吐出量を制御すること
ができる。このように本実施形態では、レジスト用ベロ
ーズポンプ73及び第1の溶剤用ベローズポンプ74a
の単位時間あたりの吐出量を制御することによって、レ
ジスト液とシンナとの混合割合つまりレジスト液の粘度
を選ぶことができ、また、第2の溶剤用ベローズポンプ
74bの単位時間あたりの吐出量を制御することによっ
て、後段合流バルブ75bにてレジスト/シンナ混合液
に加えるシンナの量も制御することができる。
【0062】さらに、コントローラ131は、各ベロー
ズポンプ73、74aの吐出工程の終了点を検出する2
つの光センサ135、136からの出力のうち最初に入
力した検出信号に基づき、メインエアバルブ132を閉
じ、上記各エアシリンダ107、111、112、11
8を全てオフ状態に切り換えるように制御を行ってい
る。
【0063】ところで、上記各エアシリンダ107、1
11、112、118のオン/オフのタイミングには微
小なギャップが設けられている。これらの時間のギャッ
プは、メインエアバルブ132と個々のエアシリンダ1
07、111、112、118とを接続するエア供給管
の長さを選ぶことによって得られる。
【0064】図9は各エアシリンダのタイミング図であ
る。前述したように、前段合流バルブ75aを開くタイ
ミングが各ベローズポンプ73、74aの圧縮工程に入
るタイミングよりも早いと前サイクルの残留液がポンプ
に逆流する危険があるので、各ベローズポンプ73、7
4aの圧縮開始から微小時間例えば20ms遅れて前段
合流バルブ75aを開くようにしている。後段合流バル
ブ75bも同様に各ベローズポンプの圧縮開始から微小
時間遅らせて開くようにしている。また、各ベローズポ
ンプ73、74aが伸縮工程に入った際には、レジスト
ノズル86からのレジスト液のぼた落ちを防止するため
に下流側のバルブから順に閉じることが好ましい。
【0065】次に、以上のレジスト/シンナ混合装置の
動作を説明する。
【0066】予め操作者は、ウエハWに供給するレジス
ト液の粘度を設定するためのデータをコントローラ13
1に与える。この粘度設定は、例えば、レジスト液の粘
度と各ベローズポンプ73、74aのストローク速度
(単位時間あたりの吐出量)との対応テーブルをコント
ローラ131内に設けておけば、操作者が希望する粘度
を表す数値データを直接入力することによって行うこと
が可能である。また、サイクル毎のレジスト/シンナ混
合液の供給量は、各ベローズポンプ73、74aを駆動
するエアシリンダ107内のビストンの可動範囲をリミ
ッタ部材によって調整することによって人為的、或いは
コントローラ制御によって自動的に設定することができ
る。
【0067】コントローラ131は、このレジスト液の
粘度設定データを入手すると、例えば、上記対応テーブ
ルから該当する各ベローズポンプ73、74aのストロ
ーク速度のデータを読み出し、各ベローズポンプ73、
74aのエアシリンダ107の駆動を制御する2つの空
気流量制御機構133、134aに対して目的のストロ
ーク速度に応じた制御量信号を与える。これにより、目
的のレジスト液粘度を得るため各ベローズポンプ73、
74のストローク速度つまり単位時間あたりの吐出量が
設定される。
【0068】また、操作者は、ウエハWへのレジスト供
給期間の初期に、上記粘度設定されたレジスト/シンナ
混合液に加えるべきシンナ量(混合液に対する添加シン
ナ量の割合)を設定するためのデータをコントローラ1
31に与える。
【0069】コントローラ131は、この添加シンナ量
のデータを入手すると、例えば、予め用意されている添
加シンナ量とストローク速度との対応テーブルから、指
定添加シンナ量に対応するストローク速度のデータを読
み出し、第2の溶剤用ベローズポンプ74bのエアシリ
ンダ107の動作を制御する空気流量制御機構134b
に対して目的のストローク速度に応じた制御量信号を与
える。これにより、第2の溶剤用ベローズポンプ74b
の単位時間あたりのシンナ吐出量が設定される。 以上
の設定完了後、コントローラ131は、メインエアバル
ブ132及びエアバルブ231を各々開く。メインエア
バルブ132及びエアバルブ231を開くことによっ
て、エア供給源からエアが前段合流バルブ75a、後段
合流バルブ75b、吐出バルブ77及び各ベローズポン
プ73、74a、74bの各エアシリンダ107、11
1、112、118に供給され、各ベローズポンプ7
3、74a、74bの圧縮(吐出)が開始されると同時
に前段合流バルブ75a、後段合流バルブ75b及び吐
出バルブ77が各々開く。
【0070】これにより、レジストタンク71とシンナ
タンク72aから各ベローズポンプ73、74a内に吸
上げられていたレジスト液及びシンナは前段合流バルブ
75aにて合流して前段スタティックミキサ76a内に
導入され、この前段スタティックミキサ76aにて撹拌
混合され、後段合流バルブ75bに導入される。
【0071】後段合流バルブ75bでは、前段スタティ
ックミキサ76aからのレジスト/シンナ混合液と第2
の溶剤用ベローズポンプ74bより吐出されたシンナが
合流し、後段スタティックミキサ76bに導入されて再
び撹拌混合され、吐出バルブ77、レジスト供給管88
を通じてレジストノズル86からウエハWの表面に吐出
される。
【0072】この動作はメインエアバルブ132及びエ
アバルブ231を開いてから例えば2秒間行われ、その
後、コントローラ131はメインエアバルブ132を開
状態にしたままエアバルブ231を閉じる。これによ
り、後段合流バルブ75bのシンナ流路開閉用のエアシ
リンダ112及び第2の溶剤用ベローズポンプ74bの
エアシリンダ107へのエア供給路が封鎖され、後段合
流バルブ75bへのシンナの供給が停止される。後段合
流バルブ75bのレジスト/シンナ混合液流路は開放し
たままなので、この後段合流バルブ75bからは、前段
スタティックミキサ76aで混合されたレジスト/シン
ナ混合液がそのまま吐出して後段スタティックミキサ7
6bに導入され、吐出バルブ77、レジスト供給管88
を通じてレジストノズル86からウエハWの表面に吐出
される。
【0073】そして各ベローズポンプ73、74aのい
ずれかが吐出工程の終了点に達成したことが光透過形セ
ンサ135、136によって検出されると、コントロー
ラ131はメインエアバルブ132を閉じるように電磁
バルブを動作させる。メインエアバルブ132を閉じる
ことによって、各ベローズポンプ73、74aの圧縮
(吐出)動作が終了し、たわみ管102の弾性復元力に
よる伸張(吸上げ)工程に移り、これとほぼ同時に前段
合流バルブ75a、後段合流バルブ75b及び吐出バル
ブ77が各々閉じる。これによりウエハWへのレジスト
供給が完了する。このように本実施形態においては、ウ
エハWへのレジスト塗布において、まずシンナを比較的
多量に含むレジスト/シンナ混合液をウエハWに供給
し、続いてレジスト濃度の高いレジスト/シンナ混合液
をウエハWに供給するようにしている。これにより、後
から供給されたレジスト濃度が高く粘度の低いレジスト
/シンナ混合液は、シンナを多量に含むレジスト/シン
ナ混合液で十分濡されたウエハ表面全体に亘ってスムー
ズに広がり、よって、ウエハ表面に均一でしかも所望の
厚さのレジスト膜を形成することができる。
【0074】また、本実施形態によれば、例えばウエハ
Wの径寸法等に応じてレジスト/シンナ混合液に加える
シンナ量を制御してウエハ表面の濡れの状態を制御する
ことができるので、より幅広い条件下においてレジスト
塗布を良好に行うことが可能となる。
【0075】さらに、本実施形態によれば、ウエハWへ
の供給直前にレジスト/シンナ混合液とシンナとを混合
するので、十分かつ良好に混ざり合った低レジスト濃度
の混合液をウエハWに供給することができ、ウエハ全面
における濡れの状態を均一化でき、膜厚むらの発生を抑
制できる。
【0076】なお、上記実施形態では、本発明を半導体
ウエハにレジスト液を塗布する装置に適用したものにつ
いて説明したが、半導体ウエハ以外の基板、例えばLC
D基板にレジスト液を塗布する装置にも本発明は適用で
きる。
【0077】また、本発明は、処理液としてレジスト液
を被処理基板に塗布する装置に限らず、その他の処理液
を被処理基板に塗布し、かつ該処理液の塗布前に被処理
基板のぬれ性を高めるために溶剤を供給する塗布装置で
あれば、どのような溶剤および処理液を用いた塗布装置
にも適用できる。
【0078】さらに、以上の実施形態は、半導体ウエハ
を回転しつつその表面に処理液を塗布する構成の塗布装
置について説明したが、本発明は、半導体ウエハを回転
させずにその表面に処理液を塗布する構成の塗布装置に
も同様に適用することが可能である。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,5の発
明によれば、溶剤を比較的多量に含む第1の混合液を被
処理基板に供給後、速やかに処理液濃度の高い第2の混
合液を被処理基板に供給することによって、処理液濃度
の高い第2の混合液が第1の混合液中の多量の溶剤によ
って濡された基板表面全体にスムーズに広がり、よっ
て、被処理基板の表面に処理液による均一でしかも所望
の厚さの塗膜を容易に形成することが可能となる。
【0080】また、請求項2,6の発明によれば、被処
理基板の表面に処理液による均一でしかも所望の厚さの
塗膜を容易に形成することが可能となるとともに、処理
液濃度の異なる2種類の混合液を最低限の構成で得るこ
とができる。また、被処理基板への供給直前に第2の混
合液と溶剤とを混合して処理液濃度の低い第1の混合液
を製造するので、レジスト液とシンナのように処理液と
溶剤とが互いに分離しやすいものであっても、十分かつ
良好に混ざり合った混合液を被処理基板に供給すること
ができ、基板全表面における濡れの状態を均一化でき、
膜厚むらの発生を抑制できる。
【0081】さらに、請求項3の発明によれば、第1の
混合液における溶剤の割合を、第2の混合液の粘度や被
処理基板の径寸法等に応じて適宜変更することによっ
て、より幅広い条件下で良好な塗膜形成を行うことが可
能となる。
【0082】さらに、請求項4の発明によれば、制御手
段によって第1の混合液供給手段による第1の混合液の
供給後に、第1の混合液より処理液濃度の高い第2の混
合液を被処理基板に供給することができ、処理液濃度の
高い第2の混合液は第1の混合液中の多量の溶剤によっ
て濡された基板表面全体にスムーズに広がるので、被処
理基板の表面に処理液による均一でしかも所望の厚さの
塗膜を容易に形成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である半導体ウエハの塗布
現像処理システムの全体構成を示す平面図
【図2】図1の塗布現像処理システムの構成を示す正面
【図3】図1の塗布現像処理システムの構成を示す背面
【図4】図1の塗布現像処理システムにおけるレジスト
塗布ユニットの全体構成を示す断面図
【図5】図4のレジスト塗布ユニットの全体構成を示す
平面図
【図6】図4のレジスト塗布ユニットにおけるレジスト
/シンナ混合装置の構成を示す図
【図7】図6のベローズポンプの詳細を示す断面図
【図8】図6の合流バルブの詳細を示す断面図
【図9】図6のベローズポンプ及び各バルブの動作タイ
ミングを示す図
【図10】図6のスタティックミキサの構成を示す断面
【図11】図10のスタティックミキサ内のじゃま板を
示す正面図
【図12】上記レジスト/シンナ混合装置の制御系の構
成を示すブロック図
【符号の説明】
W……半導体ウエハ 52……スピンチャック 70……レジスト/シンナ混合装置 71……レジストタンク 72a、72b……シンナタンク 73……レジスト用ベローズポンプ 74a……第1の溶剤用ベローズポンプ 74b……第2の溶剤用ベローズポンプ 75a……前段合流バルブ 75b……後段合流バルブ 76a……前段スタティックミキサ 76b……後段スタティックミキサ 77……バルブ 107……ベローズポンプ用エアシリンダ 111、112……合流バルブ用エアシリンダ 133、134a、134b……空気流量制御機構
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 信一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を保持する基板保持部材と、 処理液と溶剤との第1の混合液を前記基板保持部材に保
    持された被処理基板に供給する第1の混合液供給手段
    と、 前記第1の混合液より処理液濃度の高い、前記処理液と
    前記溶剤との第2の混合液を前記被処理基板に供給する
    第2の混合液供給手段と、 前記第1の混合液の前記被処理基板への供給に続いて前
    記第2の混合液を供給するように制御する手段とを具備
    することを特徴とする塗布装置。
  2. 【請求項2】 被処理基板を保持する基板保持部材と、 処理液と溶剤との第2の混合液を前記基板保持部材に保
    持された被処理基板に供給する第2の混合液供給手段
    と、 前記第2の混合液と前記溶剤とを混合して第1の混合液
    を得る混合手段と、 この混合手段により得た前記第1の混合液を前記基板保
    持部材に保持された被処理基板に供給する第1の混合液
    供給手段と、 前記第1の混合液の前記被処理基板への供給に続いて前
    記第2の混合液を供給するように制御する手段とを具備
    することを特徴とする塗布装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の塗布装置において、 前記混合手段の前記第2の混合液と前記溶剤との混合比
    を制御する手段をさらに具備することを特徴とする塗布
    装置。
  4. 【請求項4】 被処理基板を保持する基板保持部材と、 処理液と溶剤との第1の混合液を前記基板保持部材に保
    持された被処理基板に供給するための第1の混合液供給
    手段と、 前記第1の混合液より処理液濃度の高い、前記処理液と
    前記溶剤との第2の混合液を前記被処理基板に供給する
    ための第2の混合液供給手段と、 前記第1の混合液供給手段と前記第2の混合液供給手段
    を時間差を置いて作動させる制御手段とを具備すること
    を特徴とする塗布装置。
  5. 【請求項5】 被処理基板の一主面に、処理液と溶剤と
    の第1の混合液を供給後、前記第1の混合液より処理液
    濃度の高い、前記処理液と前記溶剤との第2の混合液を
    供給して、前記被処理基板の一主面に前記処理液による
    塗膜を形成することを特徴とする塗布方法。
  6. 【請求項6】 被処理基板の一主面に処理液と溶剤との
    第2の混合液を供給して前記処理液による塗膜を形成す
    るにあたり、 前記第2の混合液を供給する前に、この第2の混合液に
    さらに溶剤を加えて第1の混合液を生成し、この第1の
    混合液を前記被処理基板の一主面に供給することを特徴
    とする塗布方法。
JP27012597A 1997-01-31 1997-10-02 塗布装置 Expired - Fee Related JP3410342B2 (ja)

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