JPH10272015A - テーブル - Google Patents

テーブル

Info

Publication number
JPH10272015A
JPH10272015A JP7926597A JP7926597A JPH10272015A JP H10272015 A JPH10272015 A JP H10272015A JP 7926597 A JP7926597 A JP 7926597A JP 7926597 A JP7926597 A JP 7926597A JP H10272015 A JPH10272015 A JP H10272015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
link
roller
cam
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7926597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3056114B2 (ja
Inventor
Koji Horio
尾 浩 司 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBISUYA KOGYO KK
Original Assignee
EBISUYA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBISUYA KOGYO KK filed Critical EBISUYA KOGYO KK
Priority to JP9079265A priority Critical patent/JP3056114B2/ja
Publication of JPH10272015A publication Critical patent/JPH10272015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056114B2 publication Critical patent/JP3056114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 OA機器等の載置物品を載せたまま、所望の
高さを容易かつ確実に保持できるとともに、天板の大き
な揚程を得られるテーブルを提供する。 【解決手段】 一対のリンク14,17をX字状に交差
して回動可能に連結し、該リンク14,17の上端部を
天板20の直下に連結した一方の上側軸15を天板20
の直下に回動可能に支持する。天板20の下方にアクチ
ュエータ32を備え、リンク14,17を折畳み可能に
する。上側軸15の少なくとも一方の端部にキャップカ
バー26を回動可能に嵌合し、該カバー26と前記上側
軸15との内部にキャップ24を固定し、トーションバ
ー25を掛け渡す。キャップカバー26にネジ部28を
有するトルクレバー27を突設し、ネジ部28に調整ネ
ジ29を螺合し、その螺軸端部を天板直下に当接可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA機器等の載置物
品を載せたまま、天板の上下動を安全で確実かつ容易に
行なえ、その所望の高さを容易かつ確実に保持できると
ともに、天板の大きな揚程を得られるようにしたテーブ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天板の高さを調節可能にしたテー
ブルとして、例えば特公昭55ー2287号公報には、
パンタグラフリンク機構を構成する一対の脚部枠体によ
って天板を昇降可能に支持し、該枠体をガススプリング
で起倒可能にしたものが示されている。
【0003】しかし、上記のものは脚部枠体の機構上、
天板の支持力が変動し易く、例えば天板の降下時、脚部
枠体が一定角度傾倒すると、前記枠体による天板の支持
力が低下して、天板が急速に下降する傾向があり、この
傾向は天板にOA機器等の重量物を載置した場合に顕著
になり、重量物の落下や転倒事故を招く惧れがある。こ
のため、通常は脚部枠体の傾倒角度を規制しているが、
その場合は天板の揚程が小さくなって、利用範囲が狭く
なるという問題がある。
【0004】また、OA機器等を載せたまま天板を昇降
すると、ガススプリングが過負荷状態になって、天板の
昇降速度が低下するとともに、所望の高さに設定し難い
という問題がある。このため、天板の昇降時に載置物を
一旦降ろし、昇降後に載置する作業を要して、テーブル
の高さ調整が面倒で煩わしくなる問題があった。
【0005】更に、天板を所定高さに調整後、脚部枠体
の静止状態は専らガススプリングの作用に依存している
が、前記作用には限界があり、ローラやリンク摺動部に
ガタや微動が生じて、天板による載置状態が不安定にな
る等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、OA機器等の載置物品を載せたまま、天板
の上下動を安全で確実かつ容易に行なえるとともに、天
板の所望の高さを容易かつ確実に保持でき、しかも天板
の大きな揚程を得られるようにしたテーブルを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、一対のリンクをX字状に交差して回動可能に連結
し、該リンクの上端部を天板の直下に回動可能に連結
し、該リンクの上端部を連結した一方の上側軸を天板の
直下に回動可能に支持し、天板の下方に前記リンクを駆
動可能なアクチュエータを備え、該アクチュエータを介
し前記リンクを折畳み可能にしたテーブルにおいて、前
記上側軸の少なくとも一方の端部にキャップカバーを回
動可能に嵌合し、該カバーと前記上側軸との内部にキャ
ップを固定し、これらのキャップにトーションバーを掛
け渡すとともに、前記キャップカバーにネジ部を有する
トルクレバーを突設し、前記ネジ部に調整ネジを螺合
し、その螺軸端部を天板直下に当接可能にして、トーシ
ョンバーの捩り力を天板に伝え、天板の上昇を援助す
る。したがって、天板の一様な昇降速度を得られ、従来
のように天板の下降時、一定高さから急速に下降して、
載置物が移動したり転落することがなく、天板の上下動
を安全かつ確実に行なえる。特にこの利点は、重量物を
載置した場合の天板の上下動に有利である。それゆえ、
天板を上下動する際、いちいち載置物を積み降ろす手間
がなく、これを容易に行なえるとともに、天板の大きな
揚程を得られる。
【0008】請求項2の発明は、一対のリンクをX字状
に交差して回動可能に連結し、該リンクの上端部を天板
の直下に回動可能に連結し、該リンクの上端部を連結し
た一方の上側軸にローラを回転自在に設け、該ローラを
天板と平行に移動可能にするとともに、天板の下方に前
記リンクを駆動可能なアクチュエータを備え、該アクチ
ュエータを介し前記リンクを折畳み可能にしたテーブル
において、天板の直下に配置した一対の取付枠に前記ロ
ーラを走行可能なガイドレールを上下方向に回動可能に
連結し、該レールの直上の前記取付枠に張出片を突設
し、ガイドレールの上方回動時、張出片とガイドレール
との間に前記ローラを挟持可能にして、ローラをロック
し、ローラのガタや移動を阻止して、天板使用時の安全
性を確保する。
【0009】請求項3の発明は、ガイドレールの一端部
にカムハウジングを設け、該ハウジングの内部にカムを
回動かつ係合可能に設け、該カムを駆動軸を介してレバ
ーに連係し、レバー操作によってローラのロック状態を
容易に得られる。請求項4の発明は、駆動軸を天板の直
下に回動可能に支持し、該軸の一端にレバーを取付け、
前記駆動軸に第1作動板を固定した連結管を同動可能に
装着するとともに、駆動軸に連結管を回動可能に装着
し、該管に第1作動板と係合可能な第2作動板とカムと
を固定し、レバーのロック操作時、第1作動板の回動に
連動してカムを回動可能にし、レバーに連係するローラ
のロック機構を実現する。請求項5の発明は、第1作動
板にワイヤの一端を接続し、この他端を揺動板の一端に
接続し、該板の回動域にアクチュエータのロック解除ス
イッチを配置し、アクチュエータの作動を制御可能にし
て、レバー操作によってアクチュエータの作動を容易に
制御できるようにしている。
【0010】請求項6の発明は、一対のリンクをX字状
に交差して回動可能に連結し、該リンクの上端部を天板
の直下に回動可能に連結し、該リンクの下端部にローラ
を回転自在に設け、該ローラを天板と平行に移動可能に
するとともに、天板の下方に前記リンクを駆動可能なア
クチュエータを備え、該アクチュエータを介し前記リン
クを折畳み可能にしたテーブルにおいて、前記ローラの
移動方向に支持枠を配置し、該支持枠に沿って前記ロー
ラと同軸に配置したブレーキロッドを移動可能に設け、
該ロッドの一端にナットを螺合可能に設け、前記ナット
の螺合時に該ナットを支持枠の側面に圧接し、前記ブレ
ーキロッドの移動を阻止可能にして、簡単な構成で下側
ローラのロック機構を得られ、かつ該機構のコンパクト
化を図れる。
【0011】請求項7の発明は、一対のリンクをX字状
に交差して回動可能に連結し、該リンクの上端部を天板
の直下に回動可能に連結し、該リンクの下端部にローラ
を回転自在に設け、該ローラを天板と平行に移動可能に
するとともに、天板の下方に前記リンクを駆動可能なア
クチュエータを備え、該アクチュエータを介し前記リン
クを折畳み可能にしたテーブルにおいて、前記ローラの
移動方向に支持枠を配置し、該支持枠に沿って前記ロー
ラと同軸に配置したブレーキロッドを移動可能に設け、
該ロッドの一端にブレーキカムを備えたブレーキレバー
を回動可能に連結し、前記カムを間接または直接に支持
枠側面に係合可能にし、該係合時、前記カムを介して支
持枠側面を圧接し、前記ブレーキロッドの移動を阻止可
能にし、簡単な構成で下側ローラのロック機構を得ら
れ、これを容易かつ迅速に使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図1乃至図15において1,2は左
右に離間して配置した前後一対の支柱で、それらの上下
位置に側枠3,4が接続され、前記支柱1,2の下端に
脚5,6が接続されている。脚5,6の下面に高さ調節
可能な脚座7,7が取付けられ、これらが床面8に接地
している。
【0013】下側の側枠3,4間に下側枠9が接続さ
れ、上側の側枠3,4間に一対の支持枠10が接続され
ている。支持枠10は断面コ字形部材で構成され、該枠
10の一端部にはガイドレール11が内側に突設され、
該レール11上に下側軸12と一体のローラ13,13
が回転自在に支持されていて、下側軸12を支持枠10
に沿って移動可能にしている。
【0014】下側軸12にはリンク14,14の下端部
が固定され、該リンク14,14の他端が鋼管製の上側
軸15に固定されている。支持枠10,10の他端部に
は下側軸16が回動可能に枢着され、該軸16にリンク
17,17の下端部が固定され、該リンク17,17の
上端部は上側軸18に固定されていて、これらリンク1
4,17の中央にピン19が回動可能に枢着されてい
る。
【0015】図中、20は横長矩形の天板で、その下面
にコ字形断面の取付枠21,21が平行して取付けら
れ、その長さは前記支持枠10と略同長で、その間隔は
前記側枠3,4の長さと略同幅に形成されている。
【0016】取付枠21,21の一端部には前記上側軸
15が回動可能に支持され、この他端部に前記上側軸1
8が移動可能に取付けられている。取付枠21の他端部
の内側にガイドレール22が揺動可能に設けられ、該レ
ール22上に上側軸18と一体的なローラ23,23が
回転自在に支持されている
【0017】すなわち、ガイドレール22は取付枠21
の内面に近接して配置され、その一端にローラ23の移
動域を規制するストッパ22aが屈曲形成されている。
上記ストッパ22aはピン56を介して、取付枠21に
対し上下方向へ回動可能に設けられ、該レール22の他
端に略コ字形断面のカムハウジング57が一体に成形さ
れている。
【0018】カムハウジング57の内側には後述のカム
が回動かつ係合可能に収容され、該ハウジング57の内
面に矩形の通孔58が設けられ、該孔58に上記カムを
固定した後述の連結管が挿入されている。図中、59は
取付枠21の内面に内側に突設した張出片で、前記ガイ
ドレール22の直上に位置し、その内面に前記ローラ2
3を係合可能にしており、その一端にローラ23の移動
域を規制するストッパ59aが屈曲形成されている。
【0019】前記上側軸15の一端は取付枠21の内側
に配置され、この他端は他方の取付枠21の外側に突出
していて、その両端部内に筒状のキャップ24,24が
固定されている。上記キャップ24に角穴(図示略)が
形成され、該穴にバネ鋼製の角柱状のトーションバー2
5が圧入されている。実施形態では矩形断面の素材を切
断して上記バー25を得ている。
【0020】図中、26は取付枠21の前記突出部周面
に回動自在に嵌合したキャップカバーで、その周面にト
ルクレバー27が突設され、該レバー27の先端にネジ
部28が設けられている。上記ネジ部28に調整ネジ2
9がねじ込まれ、該ネジ29の螺軸端部を天板20の下
面に取付けた金属製の当板30に当接可能にしている。
【0021】前記リンク14,14の中間部は横枠31
で連結され、該枠31にアクチュエータであるガススプ
リング32の基端部が回動可能に枢着され、そのピスト
ンロッド33の先端に略コ字形のブラケット34が取付
けられている。ブラケット34の外側には、ガススプリ
ング32のロック解除スイッチ35が出没可能に設けら
れ、該スイッチ35は常時はブラケット34の外側に突
出して、ガススプリング32のロック状態を形成可能に
されている。
【0022】前記ロック解除スイッチ35に揺動片36
が当接可能に設けられ、該片36の一端はピン37を介
して、ブラケット34に回動可能に連結されている。揺
動片36の他端には、後述のレバーに連係するワイヤが
掛け止められ、テーブルの高さ調節時、前記レバー操作
を介し揺動片36を回動して、前記スイッチ35を押し
込み、ガススプリング32のロック状態を解除可能にし
ている。
【0023】図中、36aは揺動片36の中間部に形成
した略半円状の係合溝で、後述の枢軸と係合して、揺動
片36の外側への回動角度を規制している。38は取付
枠21,21の一端部に固定した横枠で、該枠38の中
央部内側に略コ字形断面の架枠39が固定され、該枠3
9に枢軸40を介して、前記ブラケット34を回動可能
に連結している。41はピストンロッド33の先端部に
設けた掛止金具で、その先端部に前記ワイヤを挿通して
いる。
【0024】取付枠21,21の一端部間には、第1お
よび第2作動板42,43と、カム44とが回動可能に
支持され、これらの作動をレバー45の回動角度によっ
て制御している。このうち、第1作動板42は縦長矩形
に形成され、その両側に補強片42a,42aを屈曲形
成しており、この一対の第1作動板42を離間して配置
し、それらの一端を連結管46の周面に同相状態で固定
している。
【0025】これら第1作動板42のうち、一方の第1
作動板42の他端部に切欠溝47が形成され、該溝47
にワイヤ48の他端が接続されている。そして、連結管
46に駆動軸49を挿入し、駆動軸49は後述の連結管
を貫通して取付枠21,21に回動可能に支持され、該
軸49にビス50をねじ込み、第1作動板42のアセン
ブリを駆動軸49に固定している。
【0026】第2作動板43は第1作動板42よりも短
小な矩形に形成され、その両側に補強片43aを屈曲形
成しており、該板43の一端部を連結管51の一端部周
面に固定している。第2作動板43の他端部には舌片5
2が側方へ突設され、前記第1作動板42と係合可能に
配置されている。
【0027】カム44は略レモン形状の板カムで構成さ
れ、その輪郭曲線は基礎円の半円部44aと、半円部4
4aより半径外方向に突出する偏位部44bとからな
り、該偏位部44bの主要部は、半円部44aの直径と
平行な直線で形成されていて、前記カムハウジング57
の内面と係合可能にされている。
【0028】連結管51は連結管46と同径で、該管4
6よりも短小(略1/3)に形成され、該管51の他端
部にカム44を固定しており、その際第2作動板43と
偏位部44bの直線部とは、図示のように平行に位置付
けられている。
【0029】そして、前記第2作動板43とカム44と
の一対のアセンブリを、連結管46と取付枠21との間
に配置し、その連結管51,51に駆動軸49を挿入し
て、上記アセンブリを駆動軸49に回転自在に支持して
いる。したがって、上記アセンブリは駆動軸49に固定
されていない。その際、舌片52を第1作動板42の背
後に位置付け、それらを係合可能に配置している。
【0030】したがって、第1および第2作動板42,
43とカム44とは駆動軸49を中心に回動可能にさ
れ、かつ駆動軸49と第1作動板42とは同期回動し、
第2作動板43とカム44とは同期回動するが、第1作
動板42と第2作動板43とは基本的に同期回動不能に
構成されている。
【0031】そして、第1作動板42が図10上A矢視
方向へ回動する際、前記作動板42が突片52と係合し
て第2作動板43を押し動かし、第1および第2作動板
42,43を同動可能にしている。一方、第1作動板4
2が図10上B矢視方向へ回動する際、第2作動板43
は静止し、第1作動板42のみが回動可能にされてい
る。
【0032】レバー45は天板20の側部直下で、取付
枠2の外側位置で斜め下向きに配置され、これは把持部
となる矩形板の先端に中空の軸筒部45aを有し、該軸
筒部45aに駆動軸49の一端部を挿入し、これにビス
53をねじ込んで駆動軸49と一体に取付けている。
【0033】図中、54は切欠溝47を有する一方の第
1作動板42に近接配置したワイヤガイドで、前記ワイ
ヤ48の移動を規制可能に配置され、55は天板20の
下面に設けた軸受で、前記駆動軸49の他側端部を回動
自在に支持している。
【0034】このように構成したテーブルは、支柱1,
2の上端部間に架設した支持枠10と、天板20の下面
に固定した取付枠21との間に、いわゆるパンタグラク
リンク機構を構成する各一対のリンク14,17をX状
に配置し、その一方のリンク14,14と、取付枠2
1,21との間にガススプリング32を配置し、天板2
0を昇降可能にしている
【0035】また、天板20直下の一側にトルクレバー
27が上下方向に回動可能に設けられ、その先端部に調
整ネジ29が水平方向に回動可能に設けられ、他側にレ
バー45が上下方向に回動可能に設けられている。トル
クレバー27は、例えば天板20の無負荷時には使用さ
れず、調整ネジ29が弛められ、その螺軸端が当板30
から離間している。
【0036】それゆえ、トルクレバー27は図1のよう
に天板20と略平行に置かれ、その先端部は最高位置に
位置し、キャップカバー26は回動角度零の状態に置か
れている。したがって、上記カバー26に連係するトー
ションバー25の捩れ角度は零で、該バー25に捩り力
が形成されないから、天板20はトルクレバー27によ
る影響を受けない。
【0037】一方、レバー45は、例えばテーブルの不
使用時には斜め下向きに静止し、該レバー45と同動す
る第1作動板42,42は垂直状態で静止し、第2作動
板42は突片52が第1作動板42と係合して垂直状態
で静止している。
【0038】カム44は第2作動板43に作動を規制さ
れ、常時は偏位部44bを垂直にして静止しており、そ
の上部周面にカムハウジング57の内面が係合し、該ハ
ウジング57と一体のガイドレール22が水平状態を維
持し、該レール22上にローラ23,23が収容されて
いる。
【0039】この状況は図12のようで、揺動片36が
ワイヤ48の牽引力から解放されて、ロック解除スイッ
チ35の突出を許容し、かつ該スイッチ35により上方
に付勢されて、枢軸40と係合している。この結果、ロ
ック解除スイッチ35の突出状態が維持され、ガススプ
リング32のロック状態が保持される。
【0040】このような状況の下で天板20にOA機器
等の重量物を載置し、これを上昇させる場合は、先ず調
整ネジ29をねじ込み、その軸端部を当板30に当接し
て、これを更にねじ込む。このようにすると、トルクレ
バー27がキャップカバー26を中心に図1上反時計方
向、つまり下向きに押し回され、これにキャップ24,
24と、これらに圧入したトーションバー25と、上側
支軸15とが同動し、トーションバー25が他方のキャ
ップ24を基点に捩られる。
【0041】このため、トーションバー25による捩り
モーメントが、調整ネジ29の螺軸端部から当板30を
介して、天板20に上向きに作用する。この場合、調整
ネジ29のねじ込み量は、上記OA機器等の重量に応じ
て調整され、その目安としてトーションバー25の捩り
角度を利用し、該角度を計測する適宜なゲージをトルク
レバー27の先端部周辺に付設することが望ましい。
【0042】上記調整後、トルクレバー27の回動角度
は、調整ネジ29とネジ部28との螺合によって保持さ
れ、またトーションバー25の一端は、キャップ24と
キャップカバー26とトルクレバー27とによって上記
捩り角度を維持する。トーションバー25の他端はキャ
ップ24と上側支軸15、および該軸15に連結したリ
ンク14,17と、リンク14と取付枠21とを連結し
たガススプリング32とによって、上記捩り角度を維持
し、前記調整状態を維持する。
【0043】このような状況の下でレバー45に手を掛
け、これを駆動軸49を中心に図12上時計方向へ回動
する。このようにすると、レバー45と一体に駆動軸4
9が回動し、これに連結管46が同動して、第1作動板
42,42が同方向へ回動し、一方の作動板42に連結
したワイヤ48の一端を上図上左方へ引き動かす。
【0044】このため、ワイヤ48の一端が図12上左
方に引かれ、その他端に連結した揺動板36がピン37
を中心に図6上反時計方向へ回動して、ロック解除スイ
ッチ35をその弾性に抗して押し込み、ガススプリング
32のロック状態を解除するこの状況は図13のよう
で、レバー45が略水平に位置し、第1作動板42が斜
め下向きに位置している。
【0045】したがって、ガススプリング32のピスト
ンロッド33が伸長し、ローラ13,23がガイドレー
ル11,22上を上下側支軸15,16方向へ移動し、
リンク14,17が上下側支軸15,16を支点に起立
する。そして、天板20が所望の高さに移動したところ
で、レバー45を手放す。
【0046】このようにするとワイヤ48の張力が消失
し、ロック解除スイッチ35に対する揺動板36の押圧
力が消失して、上記スイッチ35が自身の弾性により突
出し、ガススプリング32のロック状態を形成する。こ
の結果、前記ピストンロッド33の伸長変位が保持さ
れ、リンク14,17の所定の起立角度が保持されて、
天板20が所定の高さを保持し、テーブルの使用が可能
になる。
【0047】この場合、カム44の半円部44aがカム
ハウジング57と係合するから、ガイドレール22の高
さは不変で、図12と同高位置の水平状態を維持する。
また、天板20は前述のようにトーションバー25の捩
りモーメントを受けて、その上昇を促されているから、
OA機器等の重量物を載置しても天板20の上昇速度が
低下したり、所望高さの設定が困難になるということが
なく、安定かつ一様な上昇速度と確実な高さ設定を得ら
れる。したがって、従来のように天板20の上昇時に載
置物を取り去り、上昇後にこれを設置する煩雑から解消
される。
【0048】ガススプリング32のロック状態形成後、
揺動板36はロック解除スイッチ35に付勢されてピン
37を中心に上向きに回動し、これにワイヤ48が追随
して、第1作動板42を図6上反時計方向へ引き回し,
これにレバー45が同動して、第1作動板42とレバー
45が図12の原位置に復帰する。
【0049】一方、本発明はテーブルの使用状態形成
後、レバー45を操作することで、テーブルの使用を一
層安全かつ快適にした。すなわち、前記テーブルの使用
状態形成後、レバー45を駆動軸49を中心に図12上
反時計方向へ回動する。
【0050】このようにすると、レバー45と一体に第
1作動板42,42が回動し、これに突片52,52が
係合して、第2作動板43が同方向に押し回され、該板
43と一体的なカム44が同動する。そして、レバー4
5が垂直に位置すると、図14のようにカム44の偏位
部44bの一端がカムハウジング57の内面に係合し、
該ハウジング57が若干押し上げられる。
【0051】更に、レバー45を同方向へ回動すると、
上記偏位部44bの全域が図15のようにカムハウジン
グ57の内面と係合し、該ハウジング57が偏位部44
bのカムリフトh分押し上げられる。このため、カムハ
ウジング57と一体のガイドレール22がピン56を中
心に図6上時計方向へ回動し、該レール22にローラ2
3が同動して張出片59の内面と当接し、張出片59と
ガイドレール22との間に挟持される。
【0052】この結果、ローラ23,23のガタや移動
が阻止され、テーブル使用時の異音の発生を防止すると
ともに、天板20の沈み込みを防止して、使用上の安全
性を確保する。
【0053】次に上記の状態から天板20の高さを下げ
る場合は、レバー45に手を掛け、これを駆動軸49を
中心に図15上時計方向に回動する。このようにする
と、レバー45の動作に連結管51と第1作動板42,
42とが同動し、該作動板42と突片52との係合が解
かれて、第2作動板43が同方向へ追随して回動する。
【0054】このため、連結管51,51がレバー45
と同方向へ回動し、これにカム44が同動して、偏位部
44bがカムハウジング57内面から後退し、該ハウジ
ング57に対するカムリフトが総体的に減少する。した
がって、カムハウジング57が図15のロック状態から
若干下方へ移動し、該ハウジング57と一体のガイドレ
ール22がピン56を中心に図6上反時計方向へ回動す
る。
【0055】この結果、ローラ23がガイドレール22
と張出片59との挟持作用から開放され、つまりローラ
23がロック状態から解放される。そして、レバー45
を更に同方向へ回動し、ワイヤ48の張力を介し揺動板
36を図6上反時計方向へ回動させて、ロック解除スイ
ッチ35を押し込み、ガススプリング32のロック状態
を解除する。この状況は図13のようである。
【0056】このような状況の下で天板20を押し下げ
ると、ローラ13,23がガイドレール11,22上を
上下側支軸15,16と反対方向へ移動し、リンク1
4,17が上下側支軸15,16を支点に傾倒し、これ
に追随してガススプリング32のピストンロッド33が
押し縮められ、天板20が下方へ移動する。
【0057】天板20が所望の高さに下降したところ
で、レバー45を手放すと、ワイヤ48の張力が消失
し、ロック解除スイッチ35に対する揺動板36の押圧
力が消失して、上記スイッチ35が自身の弾性により突
出し、ガススプリング32のロック状態を形成する。こ
の結果、前記ピストンロッド33の伸長変位が保持さ
れ、リンク14,17の所定の傾倒が保持されて、天板
20が所定の高さを保持し、テーブルの使用が可能にな
る。
【0058】この場合、天板20は前述のようにトーシ
ョンバー25の捩りモーメントを受け、その上昇能力を
補充されているから、OA機器等の重量物を載置しても
天板20が急降下したり、天板20上の載置物が動揺し
転落したりすることがなく、安全かつ安定した使用状態
を得られる。
【0059】特にこの効果は、パンタグラフリンク機構
を採用したテーブルの場合、天板20が一定以上下降す
ると急速に下降し、天板20上の載置物が動揺したり転
落したりして、天板20の最下位置が制限され、その結
果天板20が小揚程化する従来の問題を解決し、天板2
0の高揚程を得られて使用範囲が拡大する。
【0060】図16〜図18は本発明の他の実施の形態
を示し、前述の実施の形態の構成と対応する構成部分に
は、同一の符号を用いている。このうち、図16,17
は本発明の第2の実施形態を示し、この実施形態ではレ
バー45によってローラ23をロックする代わりに、支
持枠10,10間に配置した下側軸12内にブレーキロ
ッド60を貫通し、該ロッド60の一端にロックナット
61をねじ込み、この他端にゴムパッキン62を介して
ナット63,63をねじ込んでいる。図中、64は支持
枠10に形成したガイド溝で、該溝64に挿入したブレ
ーキロッド60の移動を規制している。
【0061】ナット63,63は常時はブレーキロッド
60に弛めて取付けられ、ガイド溝64に沿ってブレー
キロッド60を移動可能にする。一方、天板20の調整
高さを保持する場合は、ナット63,63を緊締し、ゴ
ムパッキン62を支持枠10,10の外面に圧接して、
ブレーキロッド60の移動を阻止することで行なう。し
たがって、前述のロック法に比べ操作が直接かつ簡単
で、故障が少なく確実にロックできる利点がある。ま
た、後述のロック法に比べロック操作に要するスペース
のコンパクトを図れる。
【0062】したがって、この実施形態では前述の第1
および第2作動板42,43、連結管46,51、カム
44、レバー45、ワイヤ48等は不要になり、その分
構成が簡潔になる。
【0063】なお、ガススプリング32は取付枠21に
固定され、そのピストンロッド33に上側軸18が連係
しており、該ロッド33の先端のロック解除スイッチ3
5に係合片65が当接可能に配置されている。係合片6
5は駆動軸49に突設され、該軸49にレバー66が突
設されていて、レバー66を回動し、係合片65を同動
させて、ロック解除スイッチ35を作動可能にしてい
る。
【0064】図18は本発明の第3の実施形態を示し、
この実施形態は前記第2実施形態の応用例に相当し、ブ
レーキロッド60の一端にナット63をねじ込む代わり
に、ブレーキロッド60の一端にブレーキレバー67を
回動可能に枢着し、該レバー67は枢着部にブレーキカ
ム68を備え、該カム68をスペーサ69のフランジ部
69aに係合可能にしている。
【0065】スペーサ69はブレーキロッド60の一端
に挿入され、そのフランジ部69aをゴムパッキン62
に係合させている。ブレーキレバー67は常時はブレー
キロッド60と同軸上に位置付けられ、その際ブレーキ
カム68は前記フランジ部69aとの係合を解除し、ブ
レーキロッド60をガイド溝64に沿って移動可能にし
ている。
【0066】そして、天板20の調整高さを保持する場
合は、ブレーキレバー67を保持し、これを枢軸を支点
に略直角に回動して、ブレーキカム68をフランジ部6
9aに係合させる。このようにすると、ブレーキカム6
8がそのカムリフト分フランジ部69aを圧接し、ゴム
パッキン62を支持枠10の外面に圧接して、ブレーキ
ロッド60の移動を阻止する。したがって、前述のロッ
ク法に比べナットのねじ込み操作を要しない分、簡易か
つ迅速にロックできる利点がある。
【0067】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明は、側軸の
少なくとも一方の端部にキャップカバーを回動可能に嵌
合し、該カバーと前記上側軸との内部にキャップを固定
し、これらのキャップにトーションバーを掛け渡すとと
もに、前記キャップカバーにネジ部を有するトルクレバ
ーを突設し、前記ネジ部に調整ネジを螺合し、その螺軸
端部を天板直下に当接可能にしたから、トーションバー
の捩り力を天板に伝え、天板の上昇を援助することがで
きる。したがって、天板の一様な昇降速度を得られ、従
来のように天板の下降時、一定高さから急速に下降し
て、載置物が移動したり転落することがなく、天板の上
下動を安全かつ確実に行なうことができる。特にこの効
果は、重量物を載置した場合の天板の上下動に有利な効
果がある。それゆえ、天板を上下動する際、いちいち載
置物を積み降ろす手間がなく、これを容易に行なえると
ともに、天板の大きな揚程を得られる効果がある。
【0068】請求項2の発明は、天板の直下に配置した
一対の取付枠に前記ローラを走行可能なガイドレールを
上下方向に回動可能に連結し、該レールの直上の前記取
付枠に張出片を突設し、ガイドレールの上方回動時、張
出片とガイドレールとの間に前記ローラを挟持可能にし
たから、上記ローラをロックして、そのガタや移動を阻
止し、天板使用時の安全性を確保することができる。
【0069】請求項3の発明は、ガイドレールの一端部
にカムハウジングを設け、該ハウジングの内部にカムを
回動かつ係合可能に設けたから、駆動軸を介してカムを
レバーに連係し、レバー操作によって上記ローラのロッ
ク状態を容易に得られる効果がある。請求項4の発明
は、駆動軸を天板の直下に回動可能に支持し、該軸の一
端にレバーを取付け、前記駆動軸に第1作動板を固定し
た連結管を同動可能に装着するとともに、駆動軸に連結
管を回動可能に装着し、該管に第1作動板と係合可能な
第2作動板とカムとを固定し、レバーのロック操作時、
第1作動板の回動に連動してカムを回動可能にしたか
ら、レバーに連係するローラのロック機構を実現するこ
とができる。請求項5の発明は、第1作動板にワイヤの
一端を接続し、この他端を揺動板の一端に接続し、該板
の回動域にアクチュエータのロック解除スイッチを配置
し、アクチュエータの作動を制御可能にしたから、レバ
ー操作によってアクチュエータの作動を容易に制御する
ことができる。
【0070】請求項6の発明は、ローラの移動方向に支
持枠を配置し、該支持枠に沿って前記ローラと同軸に配
置したブレーキロッドを移動可能に設け、該ロッドの一
端にナットを螺合可能に設け、前記ナットの螺合時に該
ナットを支持枠の側面に圧接し、前記ブレーキロッドの
移動を阻止可能にしたから、簡単な構成で下側ローラの
ロック機構を得られ、かつ該機構のコンパクト化を図る
ことができる。
【0071】請求項7の発明は、ローラの移動方向に支
持枠を配置し、該支持枠に沿って前記ローラと同軸に配
置したブレーキロッドを移動可能に設け、該ロッドの一
端にブレーキカムを備えたブレーキレバーを回動可能に
連結し、前記カムを間接または直接に支持枠側面に係合
可能にし、該係合時、前記カムを介して支持枠側面を圧
接し、前記ブレーキロッドの移動を阻止可能にしたか
ら、簡単な構成で下側ローラのロック機構を得られ、こ
れを容易かつ迅速に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す正面図で、天板の昇降
状況を示している。
【図2】図1の平面図で、天板の下方からの状況を示し
ている。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】図3の部分拡大図で、レバーと第1,2作動板
の取付け状況を示している。
【図6】図1の部分拡大図で、アクチュエータと第1,
2作動板と揺動板等の取付け状況を示している。
【図7】本発明に適用した上側ローラのロック機構を示
す斜視図である。
【図8】本発明に適用したアクチュエータの先端部の組
み立て状態を分解して示す斜視図である。
【図9】本発明の要部を示す平面図で、トーションバー
とキャップカバーとトルクレバーとの取付け状況を示し
ている。
【図10】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの組み付け状況を示す斜視図である。
【図11】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの組み付け状況を分解して示す斜視図である。
【図12】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの作動状態を示す説明図で、レバーの中立状況
(常態時)を示している。
【図13】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの作動状態を示す説明図で、レバーによるアクチ
ュエータのロック解除状況を示している。
【図14】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの作動状態を示す説明図で、レバーによる上側ロ
ーラのロック形成中途状況を示している。
【図15】本発明に適用した第1,2作動板とカムとレ
バーとの作動状態を示す説明図で、レバーによる上側ロ
ーラのロック状況を示している。
【図16】本発明の第2の実施形態を示す正面図で、天
板の昇降状況を示している。
【図17】第2の実施形態に適用した下側ローラのロッ
ク機構の要部を拡大して示す平面図である。
【図18】本発明の第3の実施形態を示す正面図で、該
実施形態に適用した下側ローラのロック機構の要部を拡
大して示す平面図である。
【符号の説明】
10 支持枠 11,22 ガイドレール 13,23 ローラ 14,17 リンク 15,18 上側軸 20 天板 21 取付枠 24 キャップ 25 トーションバー 26 キャップカバー 27 トルクレバー 28 ネジ部 29 調整ネジ 32 アクチュエータ(ガススプリング) 35 ロック解除スイッチ 36 揺動リンク 42 第1作動板 43 第2作動板 44 カム 45 レバー 46,51 連結管 48 ワイヤ 49 駆動軸 57 カムハウジング 59 張出片 60 ブレーキロッド 63 ナット 67 ブレーキレバー 68 ブレーキカム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリンクをX字状に交差して回動可
    能に連結し、該リンクの上端部を天板の直下に回動可能
    に連結し、該リンクの上端部を連結した一方の上側軸を
    天板の直下に回動可能に支持し、天板の下方に前記リン
    クを駆動可能なアクチュエータを備え、該アクチュエー
    タを介し前記リンクを折畳み可能にしたテーブルにおい
    て、前記上側軸の少なくとも一方の端部にキャップカバ
    ーを回動可能に嵌合し、該カバーと前記上側軸との内部
    にキャップを固定し、これらのキャップにトーションバ
    ーを掛け渡すとともに、前記キャップカバーにネジ部を
    有するトルクレバーを突設し、前記ネジ部に調整ネジを
    螺合し、その螺軸端部を天板直下に当接可能にしたこと
    を特徴とするテーブル。
  2. 【請求項2】 一対のリンクをX字状に交差して回動可
    能に連結し、該リンクの上端部を天板の直下に回動可能
    に連結し、該リンクの上端部を連結した一方の上側軸に
    ローラを回転自在に設け、該ローラを天板と平行に移動
    可能にするとともに、天板の下方に前記リンクを駆動可
    能なアクチュエータを備え、該アクチュエータを介し前
    記リンクを折畳み可能にしたテーブルにおいて、天板の
    直下に配置した一対の取付枠に前記ローラを走行可能な
    ガイドレールを上下方向に回動可能に連結し、該レール
    の直上の前記取付枠に張出片を突設し、ガイドレールの
    上方回動時、張出片とガイドレールとの間に前記ローラ
    を挟持可能にしたことをを特徴とするテーブル。
  3. 【請求項3】 ガイドレールの一端部にカムハウジング
    を設け、該ハウジングの内部にカムを回動かつ係合可能
    に設け、該カムを駆動軸を介してレバーに連係した請求
    項2記載のテーブル。
  4. 【請求項4】 駆動軸を天板の直下に回動可能に支持
    し、該軸の一端にレバーを取付け、前記駆動軸に第1作
    動板を固定した連結管を同動可能に装着するとともに、
    駆動軸に連結管を回動可能に装着し、該管に第1作動板
    と係合可能な第2作動板とカムとを固定し、レバーのロ
    ック操作時、第1作動板の回動に連動してカムを回動可
    能にした請求項3記載のテーブル。
  5. 【請求項5】 第1作動板にワイヤの一端を接続し、こ
    の他端を揺動板の一端に接続し、該板の回動域にアクチ
    ュエータのロック解除スイッチを配置し、アクチュエー
    タの作動を制御可能にした請求項4記載のテーブル。
  6. 【請求項6】 一対のリンクをX字状に交差して回動可
    能に連結し、該リンクの上端部を天板の直下に回動可能
    に連結し、該リンクの下端部にローラを回転自在に設
    け、該ローラを天板と平行に移動可能にするとともに、
    天板の下方に前記リンクを駆動可能なアクチュエータを
    備え、該アクチュエータを介し前記リンクを折畳み可能
    にしたテーブルにおいて、前記ローラの移動方向に支持
    枠を配置し、該支持枠に沿って前記ローラと同軸に配置
    したブレーキロッドを移動可能に設け、該ロッドの一端
    にナットを螺合可能に設け、前記ナットの螺合時に該ナ
    ットを支持枠の側面に圧接し、前記ブレーキロッドの移
    動を阻止可能にしたことを特徴とするテーブル。
  7. 【請求項7】 一対のリンクをX字状に交差して回動可
    能に連結し、該リンクの上端部を天板の直下に回動可能
    に連結し、該リンクの下端部にローラを回転自在に設
    け、該ローラを天板と平行に移動可能にするとともに、
    天板の下方に前記リンクを駆動可能なアクチュエータを
    備え、該アクチュエータを介し前記リンクを折畳み可能
    にしたテーブルにおいて、前記ローラの移動方向に支持
    枠を配置し、該支持枠に沿って前記ローラと同軸に配置
    したブレーキロッドを移動可能に設け、該ロッドの一端
    にブレーキカムを備えたブレーキレバーを回動可能に連
    結し、前記カムを間接または直接に支持枠側面に係合可
    能にし、該係合時、前記カムを介して支持枠側面を圧接
    し、前記ブレーキロッドの移動を阻止可能にしたことを
    特徴とするテーブル。
JP9079265A 1997-03-31 1997-03-31 テーブル Expired - Fee Related JP3056114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079265A JP3056114B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 テーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9079265A JP3056114B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 テーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10272015A true JPH10272015A (ja) 1998-10-13
JP3056114B2 JP3056114B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=13685039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9079265A Expired - Fee Related JP3056114B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 テーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056114B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005115A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Radoslaw Lasota A height adjustable table
JP2006289577A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 多軸ヘッド交換式工作機械及び走行体の移動ロック装置
WO2006112290A1 (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co., Ltd. 多軸ヘッド交換式工作機械
JP2016059668A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 エレクター株式会社 配膳車
JP2017006245A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 エレクター株式会社 配膳車
US10499730B2 (en) 2015-02-13 2019-12-10 Samhongsa Co., Ltd. Height-adjustable desk
KR102535281B1 (ko) * 2022-10-17 2023-05-26 이선명 드레스룸용 행거의 높이조절장치

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005115A1 (en) * 2004-07-12 2006-01-19 Radoslaw Lasota A height adjustable table
JP2006289577A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co Ltd 多軸ヘッド交換式工作機械及び走行体の移動ロック装置
WO2006112290A1 (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Honda Motor Co., Ltd. 多軸ヘッド交換式工作機械
GB2439244A (en) * 2005-04-13 2007-12-19 Honda Motor Co Ltd Multi-spindle head replacement type machine tool
GB2439244B (en) * 2005-04-13 2010-07-07 Honda Motor Co Ltd Multi-spindle head exchangeable machine tool
US8167781B2 (en) 2005-04-13 2012-05-01 Honda Motor Co., Ltd. Multi-spindle head exchangeable machine tool
JP2016059668A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 エレクター株式会社 配膳車
US10499730B2 (en) 2015-02-13 2019-12-10 Samhongsa Co., Ltd. Height-adjustable desk
JP2017006245A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 エレクター株式会社 配膳車
KR102535281B1 (ko) * 2022-10-17 2023-05-26 이선명 드레스룸용 행거의 높이조절장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP3056114B2 (ja) 2000-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5364060A (en) Adjustable mechanized seat suspension
JP5763881B2 (ja) ロッキング椅子
US20050156453A1 (en) Reclining apparatus for chair
JP4254616B2 (ja) 車両用アームレストの位置調整装置
JP3056114B2 (ja) テーブル
JP4395657B2 (ja) 補助ローラ
JPH11225847A (ja) 椅子の肘掛け装置
JP2806301B2 (ja) ドラム用フットペダル
JPH05262238A (ja) チルト・テレスコピックステアリング装置
JPS5919853B2 (ja) 座席、特に車両座席用の鋏型下部構造に組み込まれるばね装置
JPH06234336A (ja) 座席,特に自動車シート用高さ調整装置
JPH11285990A (ja) 補助ローラ台
JP4320626B2 (ja) 防水扉装置
JP2000328602A (ja) 作業機における運転席シートのアームレスト構造
KR200400121Y1 (ko) 책상 상판의 틸팅 장치
JP2000116457A (ja) ソファの昇降装置
JP2575965Y2 (ja) チルト式ステアリング装置
JPH11253264A (ja) 椅子の支持機構
JP2005231606A (ja) キャスターのロック操作装置
JP2004254871A (ja) 高さ調節式テーブル
JP2010167114A (ja) 前傾可能な車椅子
KR200208132Y1 (ko) 환자 수송용 운반기의 후방절첩다리 고정장치
JPH0366167B2 (ja)
JPH0428838Y2 (ja)
JP3035861B2 (ja) ベッド等における床部支持フレームの昇降傾斜機構

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000307

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees