JP2016059668A - 配膳車 - Google Patents

配膳車 Download PDF

Info

Publication number
JP2016059668A
JP2016059668A JP2014191028A JP2014191028A JP2016059668A JP 2016059668 A JP2016059668 A JP 2016059668A JP 2014191028 A JP2014191028 A JP 2014191028A JP 2014191028 A JP2014191028 A JP 2014191028A JP 2016059668 A JP2016059668 A JP 2016059668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
tray
partition member
support
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014191028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6384830B2 (ja
Inventor
明 大藪
Akira Oyabu
明 大藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Erecta Int Corp
Erecta International Corp
Original Assignee
Erecta Int Corp
Erecta International Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Erecta Int Corp, Erecta International Corp filed Critical Erecta Int Corp
Priority to JP2014191028A priority Critical patent/JP6384830B2/ja
Publication of JP2016059668A publication Critical patent/JP2016059668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6384830B2 publication Critical patent/JP6384830B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

【課題】様々な形状のトレーに対応した配膳車をより簡易な構成で提供する。
【解決手段】収容室23と、収容室23内に配置された仕切箱61と、仕切箱61の下部に取り付けられた第一仕切部材63と、仕切箱61の上部に取り付けられトレー30,40の下面と接触する第二仕切部材64と、第二仕切部材64を上下方向に移動させる昇降機構66を含み、トレーの上下に配置された仕切機構21と、を有する配膳車であって、昇降機構66は、第二仕切部材64の下方に延在し、位置が固定された状態で回転するシャフト53と、シャフト53に固定され、第二仕切部材64の上面64aが第一の高さH1となるように第二仕切部材64を支持可能な第一支持部74と、第二仕切部材64の上面64aが第一の高さH1よりも高い第二の高さH2となるように、第二仕切部材64を支持可能な第二支持部75と、を有するカム部材70と、を有する配膳車。
【選択図】図12

Description

本発明は、トレーを収容する収容室が、第一室と、第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画された配膳車に関する。
従来、配膳時において、温かい食材は温かい状態で、冷たい食材は冷たい状態で宿泊客等の食品支給者の元へ運ぶために冷蔵室と温蔵室とを有する配膳車が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、二連式トレーを配膳車の収容室に配置させる場合において、二連式トレーの一方のトレーが冷蔵室に収容され、他方のトレーが温蔵室に収容されるように、仕切機構により冷蔵室と温蔵室とを区画する配膳車が開示されている。
一方、二連式トレーは、二つのトレーの面積が固定されているため、温蔵室に挿入される部分の面積と冷蔵室に挿入される部分の面積の変更ができなかった。あるいはトレーの差し込み方向を変更することによって、トレー上の比率を入れ替えるしかなかった。
この比率を変更することができ、かつ、既存の平坦トレーを使用することができる配膳車も知られている(例えば特許文献2参照)。平坦トレーには、トレーを区分けする部分がないため、使用者は自由に左右の比率を変えることができる。
特開平7−275134号公報 特許第2967226号公報
ところで、特許文献2に記載の配膳車と平坦トレーとの組合せでは、自由に左右の比率を変更することができるものの、配膳車側の構造がやや複雑になるという問題がある。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、様々な形状のトレーに対応した配膳車をより簡易な構成で提供することを目的とする。
本発明の第一の態様によれば、配膳車は、トレーを収容する収容室と、前記収容室内に上下方向に所定の間隔をおいて配置された箱形状の仕切箱と、前記仕切箱の下部に上下動自在に取り付けられ前記トレーの上面と接触する第一仕切部材と、前記仕切箱の上部に取り付けられ前記トレーの下面と接触する第二仕切部材と、前記第二仕切部材を上下方向に移動させる昇降機構を含み、前記収容室を第一室と前記第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、前記トレーの上下に配置された仕切機構と、を有する配膳車であって、前記昇降機構は、前記第二仕切部材の下方に前記仕切箱を貫通して前記第二仕切部材の長手方向と直交する方向に延在し、位置が固定された状態で回転するシャフトと、前記シャフトに前記シャフトと共に回転するように固定され、前記第二仕切部材の上面が第一の高さとなるように前記第二仕切部材を下方から支持可能な第一支持部と、前記第二仕切部材の上面が前記第一の高さよりも高い第二の高さとなるように、前記第二仕切部材を下方から支持可能な第二支持部と、を有するカム部材と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、シャフトを回転させてシャフトに固定されているカム部材を回転させることによって、第二仕切部材の上面の高さを第一の高さと第二の高さとに変更することができる。これにより、より簡素な構造で、形状の異なるトレーに対応可能な仕切機構を構成することができる。
上記配膳車において、前記第二支持部は、前記シャフトの中心軸と平行な平面であってよい。
このような構成によれば、より安定的に第二仕切部材を支持することができる。また、別途カム部材の位置を固定する機構を設けることなくカム部材の回転位置を安定させることができる。
上記配膳車において、前記第一支持部と前記第二支持部とは、漸次前記中心軸からの距離が増大する遷移面によって接続されてよい。
このような構成によれば、シャフトを回転させてシャフトに固定されているカム部材を回転させる際に、より滑らかにシャフトを回転させることができる。
本発明によれば、シャフトを回転させてシャフトに固定されているカム部材を回転させることによって、第二仕切部材の上面の高さを第一の高さと第二の高さとに変更することができる。これにより、より簡素な構造で、形状の異なるトレーに対応可能な仕切機構を構成することができる。
本発明の実施の形態に係る配膳車の側面図である。 図1に示す配膳車の収容室に収容される二連式トレーを示す斜視図である。 図2に示す二連式トレーのA−A線方向の断面図である。 図1に示す配膳車の収容室に収容される平坦トレーを示す斜視図である。 第1及び第2の収容室内に配置された複数のトレー支持部、及び複数の仕切り機構を示す斜視図である。 仕切機構の構成要素を示す図であり、構成要素を図5に示すX方向から見た図である。 昇降機構を構成するカム部材の斜視図である。 昇降機構の構成要素を示す図であり、構成要素を図5に示すY方向から見た図である。 昇降機構の作用を説明する図であり、第二仕切部材の上面が第一の高さとされた状態を示す図である。 昇降機構の作用を説明する図であり、第二仕切部材の上面が第一の高さから第二の高さに変更される途中の様子を示す図である。 昇降機構の作用を説明する図であり、第二仕切部材の上面が第二の高さとされた状態を示す図である。 配膳車を構成する第一仕切部材及び第二仕切部材に挟まれた二連式トレー及び平坦トレーを模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の実施形態の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや厚さや寸法等は、実際の配膳車の寸法関係とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る配膳車の側面図である。図1では、説明の便宜上(第二の収容室23−2内に配置された複数のトレー支持部19、及び複数の仕切機構21を図示するため)、第二の収容室23−2と対向する位置に配置された扉(図1に示す扉17と同様な構成とされた扉)の図示を省略する。
また、図1では、第一の収容室23−1に収容された複数のトレー支持部19、及び複数の仕切機構21を図示することが困難なため、これらの図示を省略する。
図1に示すX方向は、第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2の配列方向(後述する図5に示すY方向と直交する方向)を示している。図1に示すZ方向は、仕切機構21の積層方向(言い換えれば、上下方向)を示している。
図1を参照するに、本実施の形態の配膳車10は、配膳車本体11と、複数の車輪12,13と、隔壁15と、扉17と、トレー支持部19と、仕切機構21と、を有する。
配膳車本体11は、複数のトレー(例えば、後述する図2に示す二連式トレー30または後述する図4に示す平坦トレー40)を収容する収容室23を有する。
収容室23は、隔壁15により、第一の収容室23−1と、第二の収容室23−2と、に区画されている。
第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2において、対向配置された壁面25の間隔は、トレーの長辺方向の寸法、即ち、トレーの長手方向の寸法よりも大きくなるように設定されている。また、収容室23の幅は、例えば、トレーの短辺方向の寸法、即ち、トレーの短手方向の寸法の2倍程度となるように設定されている。
第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2は、トレーの上下に配置された複数の仕切機構21により、冷蔵室26(第二室)と、冷蔵室26と異なる温度とされた温蔵室27(第一室)と、に区画される。
図2は、図1に示す配膳車10の収容室23に収容される二連式トレー30を示す斜視図である。図3は、図2に示す二連式トレー30のA−A線方向の断面図である。図3では、説明の便宜上、二連式トレー30の構成要素ではない後述する第一仕切部材63、及び第二仕切部材64を点線で図示する。
ここで、図2及び図3を参照して、二連式トレー30について説明する。
二連式トレー30は、第一のトレー部31と、第二のトレー部32と、連結部33と、を有する。第一のトレー部31は、矩形の板状部材である平板部31−1と、平板部31−1の外周縁に設けられ、平板部31−1の上面に対して傾斜した状態で平板部31−1から離間する側壁部31−2と、を有する。
第二のトレー部32は、矩形の板状部材である平板部32−1と、平板部32−1の外周縁に設けられ、平板部32−1の上面に対して傾斜した状態で平板部32−1から離間する側壁部32−2と、を有する。
連結部33は、第一のトレー部31と第二のトレー部32との間に配置されている。連結部33は、その一方の端部が第一のトレー部31と一体的に構成されており、他方の端部が第二のトレー部32と一体に構成されている。連結部33は、平坦な上面33aと、平坦な下面33bと、を有する板状部材である(図3参照)。
図4は、図1に示す配膳車10の収容室23に収容される平坦トレー40を示す斜視図である。
ここで、図4を参照して、平坦トレー40について説明する。
平坦トレー40は、矩形の板状部材である平板部40−1と、平板部40−1の外周縁に設けられ、平板部40−1の上面に対して傾斜した状態で平板部40−1から離間する側壁部40−2と、を有する。
平坦トレー40は、平坦トレー40の短手方向(平板部40−1の短辺に沿う方向)が配膳車10の幅方向(言い換えれば、図5に示すY方向)に沿うように、第一の収容室23−1、第二の収容室23−2に収容される。
図1を参照するに、車輪12は、配膳車本体11の底部の中央に少なくとも2つ配置されている。車輪13は、配膳車本体11の底部の両端に、少なくとも2つずつ配置されている。複数の車輪12,13は、配膳車本体11を移動させるための車輪である。
隔壁15は、第一の収容室23−1と第二の収容室23−2とを区画するように、収容室23内に配置されている。
扉17は、配膳車本体11に設けられており、第一の収容室23−1と対向する位置に配置されている。扉17を閉塞させることで、第一の収容室23−1を密閉することが可能となり、扉17を開放することで、第一の収容室23−1に収容されたトレーの搬入及び搬出が可能となる。
図示してはいないが、扉17は、第二の収容室23−2と対向する位置にも配置されている。
トレー支持部19は、第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2に複数配置されている。第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2に配置された複数のトレー支持部19は、上下方向に対して、所定の間隔で配置されている。
図5は、第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2内に配置された複数のトレー支持部19、及び複数の仕切機構21を示す斜視図である。図5では、1つの二連式トレー30のみ図示する。図5に示すY方向は、X方向に対して直交する方向を示している。図5において、図1及び図2に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図5を参照するに、トレー支持部19は、一対の金具51と、一対の支持棒53と、複数の連結部材54と、補強棒56と、を有する。一対の支持棒53は、後述する昇降機構66を構成する一要素であり、昇降機構66の操作部、及び駆動軸として機能するシャフトである。複数の連結部材54は、二連式トレー30の平板部、平坦トレー40の平板部を下方から支持する(図12参照)。
図1及び図5を参照するに、金具51は、Y方向に延在するL字形状の部材であり、第一の収容室23−1及び第二の収容室23−2内における一対の壁面25にそれぞれ固定されている。一対の金具51は、対向するように配置されている。
支持棒53(シャフト)は、一方の金具51から他方の金具に向かう方向(具体的には、X方向)に延在している断面円形のパイプ状部材である。支持棒53は、例えば、POM(ポリアセタール樹脂)などのエンジニアリングプラスチックにて形成することができる。
支持棒53は、位置が固定された状態で回転するように取り付けられている。具体的には、支持棒53は、一方の端部が軸受55(図12参照)などの支持部材を介して一方の金具51に固定されており、他方の端部が軸受55などの支持部材を介して他方の金具51に固定されている。支持棒53は、一対の金具51間に、離間した状態で2つ配置されている。
2つの支持棒53は、X方向及びY方向を通過する仮想平面(図示せず)に対して、平行となるように配置されている。
連結部材54は、連結部材本体54−1と、貫通孔(図示せず)と、挿入孔(図示せず)と、を有する。連結部材本体54−1の形状は、直方体とされている。貫通孔(図示せず)は、連結部材本体54−1をX方向に貫通する孔である。貫通孔は、支持棒53を貫通させるための孔である。貫通孔は、支持棒53が位置が固定された状態で回転可能な程度の大きさに形成されている。
挿入孔(図示せず)は、Y方向に延在する孔である。挿入孔は、補強棒56の一端が挿入される孔である。
上記構成とされた連結部材54は、連結部材本体54−1の上面がX方向及びY方向を通過する仮想平面(図示せず)に対して平行となるように、支持棒53の中央部に配置されている。
また、同一の収容室(具体的には、第一の収容室23−1または第二の収容室23−2)内において、同一の高さに配置された2本の支持棒53に配置された一対の連結部材54は、上記挿入孔が対向するように配置されている。
補強棒56は、Y方向に延在する円筒形状の棒である。補強棒56は、一方の端部が一方の連結部材54の挿入孔(図示せず)に挿入されており、他方の端部が他方の連結部材54の挿入孔(図示せず)に挿入されている。
補強棒56の外径は、連結部材本体54−1の上面からその上方に突出しない大きさで、かつ連結部材本体54−1の下面からその下方に突出しない大きさとされている。
上記構成とされたトレー支持部19は、Y方向に対して2つのトレー(図2に示す二連式トレー30または図4に示す平坦トレー40)を支持する。
図6は、仕切機構21の構成要素を模式的に示す図である。図6では、仕切機構21の構成要素ではない二連式トレー30も図示する。また、図6では、第二仕切部材64の上面64aが最も高い位置まで押し上げられた状態を示す。
図5及び図6を参照するに、仕切機構21は、収容室23内に上下方向に所定の間隔をおいて配置された箱形状の仕切箱61と、仕切箱61の下部に上下動自在に取り付けられトレー30,40の上面と接触する第一仕切部材63と、仕切箱61の上部に取り付けられトレー30,40の下面と接触する第二仕切部材64と、第二仕切部材64を上下方向に移動させる昇降機構66と、を有する。
仕切箱61は、Y方向に延在する箱形状をなし、複数の板材により構成されている。仕切箱61を構成する複数の板材のうち、X方向において対向配置された一対の板材には、それぞれ2つの支持棒挿入部(図示せず)が設けられている。一対の板材に設けられた2つの支持棒挿入部には、それぞれ支持棒53が中心軸回りに回転自在に挿入されている。仕切箱61は、複数の支持棒53により支持されている。
仕切箱61を構成する下板材(図示せず)には、Y方向に延在する2つの第一仕切部材63を仕切箱61内に収容したり、下板材の下方に突出させたりするための第一の開口溝61Bが設けられている。第一の開口溝は、Y方向に延在する溝である。
また、仕切箱61の上板材(図示せず)には、Y方向に延在する第二仕切部材64を仕切箱61内に収容したり、下板材の下方に突出させたりするための第二の開口溝61Aが設けられている。
第二仕切部材64は、断面矩形状をなす長尺の棒状部材である。第二仕切部材64の下面は、昇降機構66を構成するカム部材70によって支持されている。
昇降機構66は、支持棒53と、支持棒53と共に回転するように固定されたカム部材70と、一対のガイド部材71と、を有している。カム部材70の回転位置は、支持棒53を支持棒53の中心軸O回りに回転させることで変更可能である。昇降機構66は、カム部材70の角度によって第二仕切部材64の高さを変更する。
図7に示すように、カム部材70は、第二仕切部材64のX方向の幅よりも狭い、所定の厚さを有する板状の部材である。カム部材70には、支持棒53がカム部材70の板厚方向に貫通する支持棒貫通孔72が形成されている。カム部材70と支持棒53とは、カム部材70の板厚方向の中心が第二仕切部材64のX方向の中心と一致する位置に、例えば接着剤によって固定されている。このような構成によって、第二仕切部材64は、カム部材70によって支持されている。
図8に示すように、昇降機構66のガイド部材71は、第二仕切部材64の側面(X方向の側面)に固定された一対の板状部材である。ガイド部材71は、例えば、ボルト77のような締結部材によって第二仕切部材64に固定されている。ガイド部材71は、第二仕切部材64のX方向への移動を規制する部材である。
一対のガイド部材71には、上下方向(Z方向)に長い長孔76が形成されている。長孔76には、支持棒53が挿通されている。
図7に戻って、カム部材70は、外周の縁部で第二仕切部材64を支持する部材である。
カム部材70の外形は、後述する第一支持部74を含む円弧部73と、第二支持部75をなす平面と、を有している。円弧部73を構成する円弧の中心位置と支持棒貫通孔72の中心位置とは、一致しておらず、支持棒貫通孔72は、第一支持部74の近傍に形成されている。
カム部材70は、支持棒53の中心軸Oに対する第二仕切部材64の上面64aの高さが第一の高さH1(図9参照)となるように第二仕切部材64を下方から支持可能な第一支持部74と、支持棒53の中心軸Oに対する第二仕切部材64の上面64aの高さが第一の高さH1より高い第二の高さH2(図11参照)となるように第二仕切部材64を下方から支持可能な第二支持部75と、を有している。
図12に示すように、第一の高さH1は、第二仕切部材64の上面64aが平坦トレー40の平板部40−1の下面に当接するとともに、平板部40−1の下面が連結部材54の上面に当接するような高さとされている。
図9に示すように、第一支持部74は、第一支持部74の縁部から支持棒53の中心軸Oまでの距離L1と第二仕切部材64のZ方向の厚さTを加えた寸法が、第一の高さH1となるように形成されている。
第二支持部75は、法線が支持棒53の中心軸Oと直交するような平面である。
図12に示すように、第二の高さH2は、第二仕切部材64の上面64aが二連式トレー30の連結部33の下面に当接するとともに、平板部31−1,32−1の下面が連結部材54の上面に載置されるような高さとされている。
図11に示すように、第二支持部75は、第二支持部75の平面から支持棒53の中心軸Oまでの距離L2と第二仕切部材64のZ方向の厚さTを加えた寸法が、第二の高さH2となるように形成されている。
第一支持部74と第二支持部75とは、カム部材70に挿入される支持棒53の中心軸Oからの距離が異なるように形成されている。具体的には、第二支持部75を構成する平面は、第一支持部74よりも中心軸Oからの距離が長くなるように形成されている。
第一支持部74と第二支持部75とは、漸次中心軸Oからの距離が増大する遷移面78によって接続されている。遷移面78は、中心軸Oに沿う方向から見た形状が円弧状となるように形成されている。
次に、本実施形態の昇降機構66の作用について説明する。
まず、使用者は、トレー支持部19に支持させるトレーの種類を決定する。トレー支持部19に支持させるトレーが平坦トレー40である場合、使用者は、カム部材70が図9に示すような角度になるように、支持棒53を回転させる。カム部材70をこのような角度にすることによって第二仕切部材64は、カム部材70の第一支持部74によって支持され、第二仕切部材64の中心軸Oに対する高さは、第一の高さH1となる。図12に示すように、平坦トレー40は、第一の高さH1となった第二仕切部材64、及び連結部材54によって支持される。さらに、第一仕切部材63が重力によって下がり、平坦トレー40の平板部40−1の上面に当接する。これにより、冷蔵室26と温蔵室27とが仕切られる。
トレー支持部19に支持させるトレーが二連式トレー30である場合、使用者は、支持棒53を介してカム部材70を図9に示すような回転位置から回転させる。カム部材70を回転させることによって、図10に示すように、第二仕切部材64は遷移面78によって徐々に上方に移動する。
図11に示すように、第二仕切部材64が第二支持部75の平面によって支持されると、第二仕切部材64の中心軸Oに対する高さは、第二の高さH2となる。図12に示すように、二連式トレー30は、第二の高さH2となった第二仕切部材64、及び連結部材54によって支持される。さらに、第一仕切部材63が重力によって下がり、二連式トレー30の連結部33の上面に当接する。これにより、冷蔵室26と温蔵室27とが仕切られる。
上記実施形態によれば、支持棒53を回転させて支持棒53に固定されているカム部材70を回転させることによって、第二仕切部材64の上面64aの高さを第一の高さH1と第二の高さH2とに変更することができる。これにより、より簡素な構造で、形状の異なるトレーに対応可能な仕切機構21を構成することができる。
また、第二支持部75を支持棒53の中心軸Oと平行な平面としたことによって、より安定的に第二仕切部材64を支持することができる。また、別途カム部材70の位置を固定する機構を設けることなくカム部材70の回転位置を安定させることができる。
また、第一支持部74と第二支持部75とが、漸次中心軸Oからの距離が増大する遷移面78によって接続されていることによって、支持棒53を回転させて支持棒53に固定されているカム部材70を回転させる際に、より滑らかに支持棒53を回転させることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、カム部材70は円弧形状の遷移面78を有し、支持棒53の回転動作を助ける構成としたが、カム部材70に円弧部73を設けることなく、例えば、第一支持部74と第二支持部75とを第二支持部75と直交する平面で接続してもよい。即ち、カム部材70は、中心軸Oからの距離が異なる第一支持部74と第二支持部75を有していればよい。
本発明は、トレーの下面と接触する仕切部材を昇降させる昇降機構を有する配膳車に適用可能である。
10 配膳車
11 配膳車本体
15 隔壁
19 トレー支持部
21 仕切機構
23 収容室
23−1 第一の収容室
23−2 第二の収容室
26 冷蔵室(第二室)
27 温蔵室(第一室)
30 二連式トレー
31 第一のトレー部
31−1 平板部
31−2 側壁部
32 第二のトレー部
33 連結部
40 平坦トレー
40−1 平板部
40−2 側壁部
51 金具
53 支持棒(シャフト)
54 連結部材
55 軸受
61 仕切箱
63 第一仕切部材
64 第二仕切部材
64a 上面
66 昇降機構
70 カム部材
71 ガイド部材
72 支持棒貫通孔
73 円弧部
74 第一支持部
75 第二支持部
78 遷移面
O 中心軸

Claims (3)

  1. トレーを収容する収容室と、
    前記収容室内に上下方向に所定の間隔をおいて配置された箱形状の仕切箱と、前記仕切箱の下部に上下動自在に取り付けられ前記トレーの上面と接触する第一仕切部材と、前記仕切箱の上部に取り付けられ前記トレーの下面と接触する第二仕切部材と、前記第二仕切部材を上下方向に移動させる昇降機構を含み、前記収容室を第一室と前記第一室と異なる温度とされた第二室と、に区画するように、前記トレーの上下に配置された仕切機構と、を有する配膳車であって、
    前記昇降機構は、
    前記第二仕切部材の下方に前記仕切箱を貫通して前記第二仕切部材の長手方向と直交する方向に延在し、位置が固定された状態で回転するシャフトと、
    前記シャフトに前記シャフトと共に回転するように固定され、前記第二仕切部材の上面が第一の高さとなるように前記第二仕切部材を下方から支持可能な第一支持部と、前記第二仕切部材の上面が前記第一の高さよりも高い第二の高さとなるように、前記第二仕切部材を下方から支持可能な第二支持部と、を有するカム部材と、
    を有することを特徴とする配膳車。
  2. 前記第二支持部は、前記シャフトの中心軸と平行な平面であることを特徴とする請求項1に記載の配膳車。
  3. 前記第一支持部と前記第二支持部とは、漸次前記中心軸からの距離が増大する遷移面によって接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配膳車。
JP2014191028A 2014-09-19 2014-09-19 配膳車 Active JP6384830B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014191028A JP6384830B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 配膳車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014191028A JP6384830B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 配膳車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016059668A true JP2016059668A (ja) 2016-04-25
JP6384830B2 JP6384830B2 (ja) 2018-09-05

Family

ID=55796610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014191028A Active JP6384830B2 (ja) 2014-09-19 2014-09-19 配膳車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6384830B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10272015A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Ebisuya Kogyo Kk テーブル
JP2009006802A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Miura Co Ltd 親子台車
JP2014054522A (ja) * 2012-08-17 2014-03-27 Erecta International Corp 配膳車
JP5584840B1 (ja) * 2014-03-11 2014-09-03 エレクター株式会社 配膳車

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10272015A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Ebisuya Kogyo Kk テーブル
JP2009006802A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 Miura Co Ltd 親子台車
JP2014054522A (ja) * 2012-08-17 2014-03-27 Erecta International Corp 配膳車
JP5584840B1 (ja) * 2014-03-11 2014-09-03 エレクター株式会社 配膳車

Also Published As

Publication number Publication date
JP6384830B2 (ja) 2018-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8047623B2 (en) Refrigerator
JP5394592B1 (ja) 配膳車
WO2017005314A1 (en) Refrigerator provided with a flap connection mechanism
EP3315886B1 (en) Storage container and refrigerator having the same
KR101299065B1 (ko) 분할장치 및 분할장치가 구비된 장치
JP5584840B1 (ja) 配膳車
JP6384830B2 (ja) 配膳車
JP5394591B1 (ja) 配膳車
JP5402590B2 (ja) 冷蔵庫の棚装置およびその棚装置を備えた冷蔵庫
JP6384837B2 (ja) 配膳車
CN104097553B (zh) 具有旋转杯架的自适应箱
JP5607275B1 (ja) 配膳車
JP5312399B2 (ja) 冷蔵庫
JP5544451B1 (ja) 配膳車
JP2007125081A (ja) 配膳車
JP2011201580A (ja) 食品容器
JP6427834B1 (ja) 温冷配膳車
JP7012873B2 (ja) 冷蔵庫
KR20130119272A (ko) 서랍식 도어가 구비된 냉장고
JP2009160119A (ja) 配膳車
JP6427833B1 (ja) 温冷配膳車
KR101221301B1 (ko) 냉장고 서랍실
KR101645779B1 (ko) 냉장고
JP2005106327A (ja) 冷蔵庫
JP5289385B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180731

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6384830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250