JP4254616B2 - 車両用アームレストの位置調整装置 - Google Patents

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Description

この発明は、車両用アームレストの位置調整装置に関し、特に、レバーの傾動操作により特定の方向に対するアームレスト本体の位置調整を可能とする車両用アームレストの位置調整装置に関する。
一般的にアームレストを備える車両は広く存在するが、例えば、フォークリフトでは、運転用シートの側方にアームレスト本体が配置され、ガイド部材と被ガイド部材の組み合わせにより前記アームレスト本体を特定の方向へスライドさせ、アームレスト本体の位置を調整することが多い。
例えば、特許文献1に記載される車両用アームレストの位置調整装置(以下、単に「位置調整装置」と呼ぶ)は、運転用シート(座席12)の傍らに立設されたガイド部(基枠部21a)に対して、昇降自在な被ガイド部(昇降部21b)が備えられ、被ガイド部の上部に水平支持機構(23)を介してアームレスト本体(肘掛部13)が備えられている。
そして、ガイド部材にはねじ式ハンドル(ハンドル20b)等からなる固定機構(ロック手段20)が設けられている。
このため、アームレスト本体の上下方向の位置は、ガイド部材に対して被ガイド部材をスライドさせることにより調整できる。
また、上下方向の位置調整後には、ねじ式ハンドルのねじ部を螺入し、被ガイドに圧接することにより、ガイド部材に対して被ガイド部材を固定し、これにより、アームレスト本体の上下方向の位置を維持するとしている。
また、この位置調整装置では、被ガイド部材の上端に備えられている水平支持機構(23)は、支持孔(一つ割り貫通孔26)を有する支持ブロック(23a)と、アームレスト本体を支えるU字状アーム(支持アーム23b)と、雄ねじ(雄ねじ部22b)を有するねじ式ハンドル(レバー22a)とを備えている。
このため、ねじ式ハンドルを緩めることにより、支持ブロックの支持孔により支持されているU字状アームの前後方向のスライドと左右方向の傾動が可能となり、アームレスト本体の前後方向の位置と左右の傾きを調整することができる。
そして、アームレスト本体の前後位置及び左右の傾き調整後には、ねじ式ハンドルのねじ部を支持ブロックのねじ孔(貫通孔28)に螺入することにより、U字状アームが支持ブロックに固定される(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2001−322462号公報(第3−5頁、図5)
しかしながら、従来の車両用アームレストの位置調整装置では、ねじ式のハンドルが用いられていることから、例えば、ガイド部材に対する被ガイド部材を固定する場合、ねじ式ハンドルのねじ部を螺入して被ガイド部材に圧接する力にばらつきが生じやい。
また、ねじ式ハンドルによる操作は、ハンドルを何回転も回転させる必要があり、アームレスト本体の位置調整を頻繁に行なう場合は面倒な作業となる。
さらに、従来の車両用アームレストの位置調整装置では、アームレスト全体のデザインに対するねじ式ハンドルの収まりが悪くなりがちである。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、アームレスト本体の位置を特定の方向へ調整する際に、ガイド部材に対して被ガイド部材を一定の力で固定することができるほか、操作性に優れる車両用アームレストの位置調整装置の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、車両の運転用シートの側方にアームレスト本体が配置され、ガイド部材と被ガイド部材との組み合わせにより前記アームレスト本体を特定の方向へスライドさせ、前記アームレスト本体の位置調整を可能とする車両用アームレストの位置調整装置であって、前記ガイド部材に対してスライド可能な前記被ガイド部材が前記アームレスト本体に備えられ、前記アームレスト本体を前記ガイド部材に対して固定する傾動レバー機構が備えられ、前記傾動レバー機構は、基端部及びレバー部を有する偏心レバーと、該基端部に幅方向に備えられる回動ピンとを含み、該回動ピンに軸着される軸部材が前記被ガイド部材に固定されることで、前記偏心レバーは、前記回動ピンを中心として回動自在に設けられ、前記基端部は前記ガイド部材と対向可能とする第1作用面と第2作用面とを備え、前記回動ピンの軸芯から前記第1作用面への距離よりも、前記回動ピンの軸芯から前記第2作用面への距離が長く設定され、前記被ガイド部材は断面略ハ字状の外壁部を有し、前記ガイド部材は前記外壁部に対応する断面略ハ字状の内壁部を有し、前記第2作用面が前記ガイド部材と対向することにより、前記軸部材を介して前記外壁部に対して前記内壁部が押接され、この押接により前記アームレスト本体が前記ガイド部材に固定されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、被ガイド部材に備えられた傾動レバー機構の傾動による操作により、ガイド部材に対して被ガイド部材が固定又は固定解除され、特定の方向へのアームレスト本体の調整位置の維持とスライドを可能する。
また、傾動レバー機構の傾動による操作のため、ガイド部材に対して被ガイド部材を一定の力で固定することができる。
また、回動ピンの軸芯から第1作用面への距離よりも、回動ピンの軸芯から第2作用面への距離が長く設定されることから、偏心レバーの操作により第1作用面又は第2作用面がガイド部材に対向することになり、ガイド部材は被ガイド部材に対してスライド可能となり又はガイド部材に対して被ガイド部材を一定の力で確実に固定することができる。
また、傾動レバー機構が操作されると、断面略ハ字状の外壁部を有する被ガイド部材が、回動ピンに軸着されている軸部材を介して断面略ハ字状の内壁部を有するガイド部材に対して押接又は押接解除される。
第2作用面が前記ガイド部材と当接することにより、被ガイド部材の外壁部がガイド部材の内壁部に押接されるとき、断面略ハ字状によるくさび効果に基づきガイド部材及び被ガイド部材において多大な摩擦力が生じ、ガイド部材に対する被ガイド部材の固定は確実となる。
請求項記載の発明は、請求項記載の車両用アームレストの位置調整装置において、前記偏心レバーの幅に略対応する凹設部が前記ガイド部材の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、ガイド部材の長手方向に沿って形成される凹設部は偏心レバーの幅に対応することから、偏心レバーの傾動による操作を行なう場合、偏心レバーが凹設部により案内され、偏心レバーの一方向への傾動が可能となる。
本発明によれば、アームレスト本体の位置を特定の方向へ調整する際に、ガイド部材に対して被ガイド部材を一定の力で固定することができるほか、操作性に優れる車両用アームレストの位置調整装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、この発明の実施形態に係る車両用アームレストの位置調整装置(以下、単に「位置調整装置」と呼ぶ)について図1〜図6を参照して説明する。
この実施形態の位置調整装置は、産業車両におけるフォークリフトに適用した例である。
図1に示される運転用シート10は、フォークリフトの車体11に取り付けられているが、この運転用シート10は主に座部10aと背もたれ部10bから構成されているほか、車体11に対して所定の範囲で前後にスライド可能となっている。
この実施形態では、運転用シート10の右側にアームレスト12が配置され、フォークリフトが備える荷役装置(図示せず)の操作をアームレスト12におけるアームレスト本体13の操作レバー14により行なえるようにしている。
そして、この実施形態のアームレスト12では、アームレスト本体13の上下位置及び前後位置を調整することを可能としている。
この実施形態のアームレスト12の構造の概要について説明すると、図1及び図2に示されるように、車体11上から斜め上方へ向けて第1のガイド部材としての傾斜ガイド部材15が突設されている。
この傾斜ガイド部材15に対してスライド可能な第1の被ガイド部材としてのスライド部材16が傾斜ガイド部材15内に収容されている。
スライド部材16の上端部には、第2のガイド部材としてのブラケット部材26が固定されている。
そして、このブラケット部材26に対して前後方向にスライド可能となるように、第2の被ガイド部材を有するアームレスト本体13が配置されている。
そして、傾斜ガイド部材15に対してスライド部材16を固定する傾動レバー機構18がスライド部材16に備えられている。
従って、この実施形態では、位置調整装置として、アームレスト本体13の上下方向の位置を調整する上下位置調整装置と、前後方向の位置を調整する前後位置調整装置とを備えることになる。
なお、アームレスト本体13には荷役装置の操作を行なうための複数の操作レバー14の他にスイッチボタン(図示せず)等が備えられている。
次に、各部について詳細に説明する。
傾斜ガイド部材15は、図3に示されるように、傾斜する一対の側壁15b、15bと、これらの側壁15bの間に形成される主壁15aとから主に構成されており、傾斜する一対の側壁15bの断面は略ハ字状となっている。
そして、主壁15aの中央付近は内側へ一段低い平坦面を有する凹設部15cが傾斜ガイド部材15の長手方向に沿って形成されている。
さらに、凹設部15cには後述する傾動レバー機構18のための長孔状のスリット15dが備えられている。
一方、スライド部材16も、傾斜ガイド部材15と同様に、傾斜する一対の側壁16b、16bと、これらの側壁16bの間に形成される主壁16aとから主に構成されている。
そして、傾斜する一対の側壁16bの断面は略ハ字状となっており、側壁16bの傾斜角度は傾斜ガイド部材15における側壁15bの傾斜角度とほぼ同じである。
この実施形態では、スライド部材16における側壁16bの外壁部が傾斜ガイド部材15における側壁15bの内壁部に対向するように、スライド部材16が傾斜ガイド部材15内に収容される。
また、この側壁16bの内側である内壁部には樹脂製のライナー17が傾斜ガイド部材15に沿って貼着され、傾斜ガイド部材15に対するスライド部材16の円滑なスライドを図るとしている。
さらに、傾斜ガイド部材15の側壁15bの外側端には、内側へ向けて屈曲された屈曲縁15eが傾斜ガイド部材15の長手方向に沿って形成され、傾斜ガイド部材15に収容されるスライド部材16の脱落を防止している。
次に、傾動レバー機構18について説明する。
傾動レバー機構18は、傾斜ガイド部材15に対してスライド自在のスライド部材16を傾斜ガイド部材15に対して固定するための機構である。
傾動レバー機構18は、図3及び図4に示されるように、スライド部材16に固定される軸部材としてのボルト19と、ボルト19端を直角方向に貫通する回動ピン20と、回動ピン20を備える偏心レバー21とから主に構成される。
スライド部材16の主壁16aの裏面にはプレート22が備えられており、このプレート22にボルト19の一端付近が螺着されており、ボルト19の他端はスライド部材16の主壁16aを貫通して、傾斜ガイド部材15のスリット15dから突出している。
そして、ボルト19の他端は直角方向に貫通する回動ピン20と軸着され、ボルト19は回動ピン20に対して回動自在となっており、この回動ピン20の両端は偏心レバー21の幅方向の両端において軸支されている。
偏心レバー21は、図4に示されるように、回動ピン20を支点として起立又は倒伏させるように傾動可能なレバーであり、回動ピン20が備えられる基端部21aと操作するためのレバー部21bとから主に構成されている。
そして、偏心レバー21の基端部21aには傾斜ガイド部材15と対向可能な第1作用面23及び第2作用面24が形成されている。
この実施形態では、第1作用面23と第2作用面24は互いに直角となる平面となっており、第1作用面23と第2作用面24の間に円弧作用面25が形成されている。
第1作用面23は偏心レバー21を起立させたときに傾斜ガイド部材15に対向する作用面であり、第2作用面24は偏心レバー21を倒伏させたとき傾斜ガイド部材15に対向する作用面となっている。
さらに、円弧作用面25は偏心レバー21を傾動させるときに第1作用面23及び第2作用面24との円滑な切り換えを図るための作用面となっている。
ここでは、回動ピン20の軸芯から第1作用面23との距離が短く、また、回動ピン20の軸芯から第2作用面24との距離が十分に長く設定されている。
このため、偏心レバー21を起立させた状態では、第1作用面23が傾斜ガイド部材15に対向するが、第1作用面23と傾斜ガイド部材15との間隔が広くなり、スライド部材16は傾斜ガイド部材15に対して上下方向にスライドできる状態となる。
一方、偏心レバー21を倒伏させた状態では、第2作用面24が傾斜ガイド部材15に対向するが、第2作用面24と傾斜ガイド部材15との間隔が狭くなり、ボルト19の端部に固定されているスライド部材16が偏心レバー21側へ引き付けられ、傾斜ガイド部材15の側壁15bの内壁部に対してスライド部材16の側壁16bの外壁部が押接される状態になる。
そして、断面略ハ字状の側壁15b、16bが互いに押接されると、くさび効果により側壁15b、16bにおいて多大な摩擦力が生じ、傾斜ガイド部材15に対してスライド部材16が固定されることになる。
この実施形態の傾斜ガイド部材15は凹設部15cが設けられ、偏心レバー21においてはこの凹設部15cの幅に略対応する幅を有する基端部21aが形成されていることから、偏心レバー21の傾動の際に、基端部21aが凹設部15cに案内され、偏心レバー21の傾動の向きを傾斜ガイド部材15の長手方向と一致させることが容易となる。
このように、この実施形態では、傾斜ガイド部材15、スライド部材16及び傾動レバー機構18により上下位置調整装置が構成され、傾動レバー機構18における偏心レバー21の傾動操作により、アームレスト本体13の上下方向の位置を調整し、調整後の位置を維持することが可能である。
次に、アームレスト本体13の前後位置調整装置について説明する。
スライド部材16の上端に第2のガイド部材としてのブラケット部材26が固定されていることを既に説明した。
図5及び図6に示されるように、ブラケット部材26は、水平な底板26aと、底板26aの両側において上方へ屈曲されて形成される側板26bと、側板26bの上端において外側へ水平に張り出されている縁板26cから構成されている。
そして、スライド部材16の上端は連結部材27を介してブラケット部材26の底板26aと連結されており、また、ブラケット部材26の側板26bには、長孔状のスリット26dが側板26bの長手方向に沿って設けられている。
そして、ブラケット部材26を上方から覆うようにアームレスト本体13が配置されるが、アームレスト本体13の下面中央部には下面へ向けて突出する突出部13aが前後方向に沿って形成されている。
この突出部13aはブラケット部材26の底板26aの上面と対向する位置に形成されている。
この突出部13aにはスリット26dの位置に対応する位置に水平方向の貫通孔28が形成されており、この貫通孔28は側板26bのスリット26dから突出されるように後述する軸部材としての水平シャフト31が挿通される。
また、アームレスト本体13の下面には、ブラケット部材26の縁板26cの上面に当接する第2の被ガイド部材としてのスライド突部13b、13cが形成されている。
このスライド突部13b、13cと縁板26cとの当接により、アームレスト本体13をブラケット部材26に支持し、ブラケット部材26に対するアームレスト本体13の前後方向のスライドを実現している。
そして、この実施形態では、ブラケット部材26に対してアームレスト本体13を固定する別の傾動レバー機構30がアームレスト本体13の突出部13aに備えられている。
傾動レバー機構30は、突出部13aの貫通孔28に挿通される水平シャフト31を備えており、この水平シャフト31の一方(図5において右側)の端部付近にはナット32が螺着され、このナット32は一方の側板26bの外側に位置するものとなっている。
さらに、側板26bに向けられる球面を有する球面ブシュ33がナット32と隣り合うように水平シャフト31に嵌挿され、この球面ブシュ33の球面と側板26bとの間に位置するようにワッシャ34が介装されている。
この球面ブシュ33とワッシャ34は水平シャフト31に対して摺動自在となっている。
水平シャフト31の他方(図5において左側)の端部は、他方の側板26bの外側において、偏心レバー35に備えられる回動ピン36に軸着されている。
偏心レバー35は前述の偏心レバー21と基本的に同じ構造であり、基端部35aとレバー部35bから主に構成され、第1作用面37と、第2作用面38と、円弧作用面39を備えている。
そして、この偏心レバー35は側板26bに沿って前後方向に一致する方向に傾動させることができるものとなっているほか、偏心レバー35の倒伏時においてはアームレスト本体13内に収容され、レバー部35bがアームレスト本体13の側面にほぼ倣う状態となる。
さらに、水平シャフト31の他方の端部付近には、側板26bに向けられる球面を有する球面ブシュ40が摺動自在に嵌挿され、この球面ブシュ40と側板26bとの間に位置するようにワッシャ41が介装されている。
従って、偏心レバー35の第1作用面37又は第2作用面38が球面ブシュ40の外側面に対向するものとなっている。
また、突出部13aにおける貫通孔28の他側に位置するように、別のワッシャ42が水平シャフト31に装着されており、球面ブシュ40の内側端面とこのワッシャ42との間に当接するコイルばね43が水平シャフト31に嵌装されている。
このコイルばね43は球面ブシュ40を押圧し、偏心レバー35の妄動を抑制するためのものである。
このように、この実施形態の傾動レバー機構30は、水平シャフト31、偏心レバー35、球面ブシュ33、40、ワッシャ34、41から主に構成されることになる。
なお、この実施形態では、球面ブシュ33、40を押接部材とするが、ここでいう押接部材とは、軸部材に備えられるともに、ガイド部材に対して押接可能な部材を指し、押接部材とガイド部材との接により被ガイド部材をガイド部材に対して固定する機能を有する。
そして、偏心レバー35を起立する状態では、第1作用面37が球面ブシュ40に対向することになるが、第1作用面37が水平シャフト31の外側寄りに位置することから、球面ブシュ33とワッシャ34、球面ブシュ40とワッシャ41、ワッシャ34と側板26b、ワッシャ41と側板26bとの間には大きな摩擦力は生じていない状態にある。
このため、アームレスト本体13のスライド突部13b、13cはブラケット部材26の縁板26cに対してスライドできる状態となり、ブラケット部材26に対するアームレスト本体13の前後位置が調整可能となる。
一方、偏心レバー35が倒伏する状態では、第2作用面38が球面ブシュ40に対向することになるが、第2作用面38が側板26bに近い位置となるため、球面ブシュ33、40が互いに接近する方向へ押圧される。
そして、球面ブシュ33、40が互いに接近することから、球面ブシュ33とワッシャ34、球面ブシュ40とワッシャ41、ワッシャ34と側板26b、ワッシャ41と側板26bとの間には大きな摩擦力が生じる。
このため、アームレスト本体13のスライド突部13b、13cはブラケット部材26の縁板26cに対してスライドできない状態となり、ブラケット部材26に対してアームレスト本体13が固定されることになる。
このように、前後位置調整装置では、起立又は倒伏といった偏心レバー35の傾動により、ブラケット部材26に対するアームレスト本体13の固定又は固定解除を切り換えるとしている。
次に、この実施形態に係る位置調整装置によるアームレスト本体の位置調整について説明する。
まず、アームレスト本体13の上下方向の位置を調整する場合は、上下位置調整装置における倒伏状態の偏心レバー21を上方へ向けて起立させ、傾斜ガイド部材15に対するスライド部材16の固定状態を解除する。
次に、アームレスト本体13の上下方向位置が所望の位置となるように、アームレスト本体13を傾斜ガイド部材15の長手方向に沿って上下にスライドさせる。
アームレスト本体13の上下方向の位置が所望の位置に調整された後、アームレスト本体13を保持しつつ、起立状態の偏心レバー21を倒伏させる。
偏心レバー21の倒伏により傾斜ガイド部材15にスライド部材16が押接される。
これにより、傾斜ガイド部材15にスライド部材16が固定され、調整後のアームレスト本体13の上下位置が保たれる。
このとき、偏心レバー21の第2作用面24を介して傾斜ガイド部材15に対してスライド部材16が押接されるが、偏心レバー21を倒伏させるとき傾斜ガイド部材15とスライド部材16との間では常に一定の力の作用を受けることになる。
また、偏心レバー21の倒伏時には、偏心レバー21の長手方向が傾斜ガイド部材15の長手方向に沿う状態となる。
さらに、傾斜ガイド部材15の凹設部15cにより、偏心レバー21の傾動の際には、偏心レバー21の傾動の向きを傾斜ガイド部材15の長手方向と一致させ易くなる。
なお、この実施形態では、傾斜ガイド部材15が傾斜状態にあることから、アームレスト本体13の上下位置を上方へ調整すると、僅かに前方へアームレスト本体13が移動し、逆に下方へ調整すると、僅かに後方へアームレスト本体13が移動するから、アームレスト本体13の上下方向の位置に応じて、一定の範囲でアームレスト本体13の前後位置が決定される。
次に、アームレスト本体13の前後位置を調整する場合について説明すると、まず、前後位置調整装置における倒伏状態の偏心レバー35を側方へ向けて起立させ、ブラケット部材26に対するアームレスト本体13の固定状態を解除する。
次に、アームレスト本体13の前後方向の位置が所望の位置となるように、アームレスト本体13をブラケット部材26の縁板26cの長手方向に沿って前後にスライドさせる。
アームレスト本体13の前後方向の位置が所望の位置に調整された後、起立状態の偏心レバー35を倒伏させる。
偏心レバー35の倒伏により水平シャフト31における球面ブシュ33、40がワッシャ34、41を押接し、調整後のアームレスト本体13の前後位置が保たれるように、アームレスト本体13がブラケット部材26に固定される。
このとき、偏心レバー35の第2作用面38を介して球面ブシュ33、40がワッシャ34、41に対して押接されるが、偏心レバー35を倒伏させるとき球面ブシュ33、40に押接されるワッシャ34、39は常に一定の力の作用を受けることになる。
また、偏心レバー35の倒伏時には、偏心レバー35の長手方向がアームレスト本体13の側面に沿う状態となる。
この実施形態に係る位置調整装置によれば以下の効果を奏する。
(1)傾動レバー機構18が被ガイド部材としてのスライド部材16に備えられ、傾動レバー機構18の偏心レバー21の切り換え操作により、傾斜ガイド部材15に対するスライド部材16の固定と固定解除を自在に切り換えることができ、アームレスト本体13の上下方向の位置の維持とスライド調整を可能する。
(2)偏心レバー21の第1作用面23と第2作用面24は回動ピン20の軸芯からの距離が互いに異なるように、即ち回動ピン20の軸芯から第1作用面23への距離よりも、回動ピン20の軸芯から第2作用面24への距離を十分に長くなるように設けたもので、偏心レバー21を倒伏させた場合、第2作用面24が傾斜ガイド部材15に当接し、傾斜ガイド部材15に対してスライド部材16を常に一定の力で確実に固定することができる。また、偏心レバーを起立させた場合には、第1作用面23と傾斜ガイド部材15との間隔が広くなり、スライド部材16は傾斜ガイド部材15に対して上下方向にスライド可能となる。
(3)傾斜ガイド部材15の長手方向に沿って形成される凹設部15cは偏心レバー21の基端部21aの幅に対応することから、偏心レバー21の起立又は倒伏による切り換え操作を行なう場合、偏心レバー21が凹設部15cにより案内され、偏心レバー21の一方向への傾動が可能となる。また、凹設部15cの形成により傾斜ガイド部材15の強度を向上させることができる。
(4)上下位置調整装置における傾動レバー機構18が操作されると、回動ピン20に軸着されている軸部材としてのボルト19を介して、スライド部材16が傾斜ガイド部材15に対して押接又は押接解除されるが、スライド部材16の外壁部が傾斜ガイド部材15の内壁部に押接されるとき、断面略ハ字状によるくさび効果が傾斜ガイド部材15及びスライド部材16に作用し、傾斜ガイド部材15に対するスライド部材16の固定は確実となる。
(5)前後位置調整装置における傾動レバー機構30が操作されると、水平シャフト31における押接部材としての球面ブシュ33、40がワッシャ34、41を介して第2のガイド部材としてのブラケット部材26に対して押接又は押接解除する。水平シャフト31における球面ブシュ33、40を介してワッシャ34、41がブラケット部材26に押接されるとき、球面ブシュ33、40、ワッシャ34、41、ブラケット部材26との間に多大な摩擦抵抗が生じ、ガイド部材としてのブラケット部材26に対するアームレスト本体13の固定は確実となる。
(6)アームレスト本体13が固定されるとき、傾動レバー機構30における偏心レバー35がアームレスト本体13の側面に沿うことから、偏心レバー35をアームレスト本体13のデザインに対して適合させやすくなる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る位置調整装置を図7〜図9に基づいて説明する。
この実施形態では、説明の便宜上、第1の実施形態で用いた符号を一部共通して用い、共通又は類似する構成についてはその説明を省略し、先の実施形態の説明を援用する。
また、この実施形態における位置調整装置は、アームレスト本体13の前後方向の位置を調整する前後位置調整装置であり、前後位置調整装置における傾動レバー機構の構成が先の実施形態の傾動レバー機構30と異なる。
この実施形態では、第1の実施形態で説明したブラケット部材26と同じブラケット部材26がスライド部材16の上端に固定されている。
そして、図7に示されるように、ブラケット部材26の縁板26c上にアームレスト本体13が載置される状態にある。
また、図8に示されるように、アームレスト本体13の突出部13aの貫通孔28には傾動レバー機構50の回動軸51が回動自在に挿通されており、回動軸51の両端は側板26bに形成されているスリット26dから夫々突出されている。
図8に示されるように、回動軸51の一方(図8において右側)の端部付近は抜け止めのためのナット52が螺着され、ナット52と側板26bの間にはワッシャ53が位置するように備えられている。
回動軸51の他方(図8において左側)の端部にはレバー本体54が固定されている。
このレバー本体54は回動軸51とともに回動自在であり、換言するとレバー本体54は傾動可能であると言える。
レバー本体54と側板26bとの間にはカム部材55が取り付けられており、このカム部材55には、レバー本体54の傾動により縁板26cの下面に対する押接又は押接解除を実現する作用面が形成されている。
具体的には、カム部材55の外周を形成する作用面は周方向の部位に応じて回動軸51の軸芯からの距離が異なるとしている。
従って、ここでいう傾動レバー機構50は、回動軸51、レバー本体54及びカム部材55から主に構成される。
この実施形態では、図9(a)に示されるように、レバー本体54がほぼ水平状態にあるとき、カム部材55の作用面がブラケット部材26の縁板26cの下面に押接され、作用面が縁板26cの下面に押接されることによりブラケット部材26に対するアームレスト本体13の固定が図られる。
一方、図9(b)に示されるように、レバー本体54がやや下方へ回動された状態では、カム部材55の作用面がブラケット部材26の縁板26cの下面との押接が解除される。
このため、傾動レバー機構50及びアームレスト本体13はブラケット部材26に対して前後にスライド可能となり、アームレスト本体13の前後方向の位置を調整することができる。
この実施形態の位置調整装置によれば、以下の効果を奏する。
(1)傾動レバー機構50の操作によりブラケット部材26とアームレスト本体13とを常に一定の力で固定することができるほか、傾動レバー機構50が比較的簡単な構造で済むことからアームレストの組立が容易となるほか、製作コストを抑制することが可能となる。
(2)傾動レバー機構50のレバー本体54を操作するとき、レバー本体54は上下方向に傾動されるから、レバー本体54がアームレスト本体13から側方へはみ出すことがなく、レバー本体54に引っ掛かる可能性が小さい。また、運転用シート10に運転者が着座してレバー本体54を操作する場合、運転者の手に無理な動き必要とせずレバー本体54を掴んで上げ下げするだけでよいから操作が極めて簡単である。
(3)レバー本体54が水平状態にあるとき、レバー本体54はアームレスト本体13に沿う状態にあることから、アームレスト本体13とレバー本体54とのデザイン上の一体化を図ることが容易となる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の第1、第2の実施形態では、フォークリフトにおけるアームレストの位置調整装置としたが、フォークリフトに限定されず、建設車両や自動車等、少なくとも、特定の方向へアームレストの位置を調整する位置調整装置を有する車両に本発明を適用することができる。特に、アームレストの位置調整を行なう頻度が高い車両において本発明による効果は大きい。
○ 上記の第1、第2の実施形態では、アームレスト本体の特定の方向への位置調整として、上下方向と前後方向としたが、例えば、左右方向の位置調整としてもよく、特定の方向は特に限定されない。
○ 上記の第1の実施形態では、傾動レバー機構の偏心レバーが、ガイド部材に沿うとき、アームレスト本体を固定して調整後の位置を維持するとしたが、偏心レバー又はレバー本体がガイド部材に沿うとき、アームレスト本体の固定を解除するようにしてもよい。この場合、第1作用面と軸部材の軸芯との距離が、第2作用面と軸部材との距離よりも大きく設定すればよい。
○ 上記の第1の実施形態では、被ガイド部材であるスライド部材に傾動レバー機構を設け、傾斜ガイド部材にスリットを設けるとしたが、例えば、傾斜ガイド部材に傾動レバー機構を設け、スライド部材にスリットを設け、傾斜ガイド部材及び傾動レバー機構に対してスライド部材をスライドさせてアームレスト本体の上下方向の位置調整を図るようにしてもよい。
第1の実施形態に係るアームレストを運転用シートの後方から見た斜視図である。 第1の実施形態に係るアームレストの上下位置調整装置を示す側面図である。 図2におけるA−A線の矢視図である。 第1の実施形態に係る傾動レバー機構を拡大して示す正面図である。 第1の実施形態に係るアームレストの前後位置調整装置をアームレスト本体の下面から見た図である。 図5におけるB−B線の矢視図であり、図6(a)は偏心レバーが固定状態を示し図6(b)は固定解除状態を示す。 第2の実施形態に係るアームレストの前後位置調整装置を示す側面図である。 第2の実施形態に係るアームレストの前後位置調整装置をアームレスト本体の下面から見た図である。 第2の実施形態に係るレバー本体の操作とカム部材の動作を示す要部の拡大側面図である。
符号の説明
10 運転用シート
12 アームレスト
13 アームレスト本体
15 傾斜ガイド部材
15c 凹設部
15d スリット
16 スライド部材
18、30、50 傾動レバー機構
19 ボルト
20、36 回動ピン
21、35 偏心レバー
23、37 第1作用面
24、38 第2作用面
26 ブラケット部材
26b 側板
26d スリット
31 水平シャフト
33、40 球面ブシュ
51 回動軸
54 レバー本体
55 カム部材

Claims (2)

  1. 車両の運転用シートの側方にアームレスト本体が配置され、ガイド部材と被ガイド部材との組み合わせにより前記アームレスト本体を特定の方向へスライドさせ、前記アームレスト本体の位置調整を可能とする車両用アームレストの位置調整装置であって、
    前記ガイド部材に対してスライド可能な前記被ガイド部材が前記アームレスト本体に備えられ、前記アームレスト本体を前記ガイド部材に対して固定する傾動レバー機構が備えられ
    前記傾動レバー機構は、基端部及びレバー部を有する偏心レバーと、該基端部に幅方向に備えられる回動ピンとを含み、
    該回動ピンに軸着される軸部材が前記被ガイド部材に固定されることで、前記偏心レバーは、前記回動ピンを中心として回動自在に設けられ、
    前記基端部は前記ガイド部材と対向可能とする第1作用面と第2作用面とを備え、
    前記回動ピンの軸芯から前記第1作用面への距離よりも、前記回動ピンの軸芯から前記第2作用面への距離が長く設定され、
    前記被ガイド部材は断面略ハ字状の外壁部を有し、
    前記ガイド部材は前記外壁部に対応する断面略ハ字状の内壁部を有し、
    前記第2作用面が前記ガイド部材と対向することにより、前記軸部材を介して前記外壁部に対して前記内壁部が押接され、
    この押接により前記アームレスト本体が前記ガイド部材に固定されることを特徴とする車両用アームレストの位置調整装置。
  2. 前記偏心レバーの幅に略対応する凹設部が前記ガイド部材の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用アームレストの位置調整装置。
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