JPH10271910A - 植栽用コンクリートブロック、植栽コンクリートブロック、 植栽構造、及びその施工方法 - Google Patents

植栽用コンクリートブロック、植栽コンクリートブロック、 植栽構造、及びその施工方法

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JPH10271910A
JPH10271910A JP9081028A JP8102897A JPH10271910A JP H10271910 A JPH10271910 A JP H10271910A JP 9081028 A JP9081028 A JP 9081028A JP 8102897 A JP8102897 A JP 8102897A JP H10271910 A JPH10271910 A JP H10271910A
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planting
planted
concrete
plant
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Kazuyuki Murakami
和幸 村上
Tetsuya Fujii
哲也 藤井
Shigeo Suda
重雄 須田
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Chichibu Onoda Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車が頻繁には通行することのない駐車場、通
常時は車の通行はないものの、例えば災害時や緊急の用
事が起きた時には通行する特別車両通路、あるいは各種
民間あるいは公的施設の敷地内の構内舗装、あるいは歩
道などに敷設された際、植物の成育が大幅に妨げられて
緑化の目的が達成できないと言った事がない植栽用コン
クリートブロックを提供することである。 【解決手段】 空隙率が20〜40%のポーラスコンク
リート製の植栽用コンクリートブロックであって、前記
植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接
した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コ
ンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間
が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表面に
凹部及び/又は凸部を構成した植栽用コンクリートブロ
ック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に舗装に用いる
植栽用コンクリートブロックとその植栽構造、及びその
施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポーラスコンクリートブロックの空隙部
(ポーラス部)に、植物種子、保水材、及び土を含むペ
ースト状の植生基材を充填した植栽コンクリートブロッ
クが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、舗装用植栽コ
ンクリートブロックのコンクリートブロックが単なる直
方体のような形状であると、これが車の通る道路に敷設
された場合、車の通行時にタイヤによって植物は踏みに
じられる。その結果、植物の成育は阻まれ、緑化の目的
が大幅に低下する。
【0004】従って、本発明が解決しようとする課題
は、車が頻繁には通行することのない駐車場、通常時は
車の通行はないものの、例えば災害時や緊急の用事が起
きた時には通行する特別車両通路、あるいは各種民間あ
るいは公的施設の敷地内の構内舗装、あるいは歩道など
に敷設された際、植物の成育が大幅に妨げられて緑化の
目的が達成できないと言った事がない植栽用コンクリー
トブロックを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題についての研
究開発を鋭意押し進めて行くうちに、車が通行しても、
その時、植栽コンクリートブロックの空隙部に充填さ
れ、発芽・成長した植物の根にタイヤから作用する圧力
が小さければ、植物の成育が大幅に阻まれることはない
との知見を得るに至った。すなわち、タイヤからの圧力
で植物の茎部が損傷を受けても、根の部分が大きな損傷
を受けていないならば、時間の経過によって植物は復原
・成長する。従って、緑化の目的が達成される。
【0006】このような観点に沿っての研究が更に押し
進められて行った結果、表面、つまりタイヤが接触する
部分に凹凸を設けておき、タイヤが植栽コンクリートブ
ロックに対して全面的に接地することのないようにして
おけば、植栽コンクリートブロックの空隙部で発芽・成
長した植物の根は損傷が少ないことを見出すに至った。
【0007】このような知見に基づいて本発明が達成さ
れたものであり、前記の課題は、空隙率が20〜40%
のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロッ
クであって、前記植栽用コンクリートブロックの表面に
車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる圧接領域内に
おいて該植栽用コンクリートブロック基準表面と該タイ
ヤ面との間に隙間が形成されるよう該植栽用コンクリー
トブロック表面に凹部及び/又は凸部を構成したことを
特徴とする植栽用コンクリートブロックによって解決さ
れる。
【0008】又、空隙率が20〜40%のポーラスコン
クリート製の植栽用コンクリートブロックであって、最
大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cmで、かつ、植栽
用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm
2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロ
ック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部を
前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成したこと
を特徴とする植栽用コンクリートブロックによって解決
される。
【0009】本発明の植栽用コンクリートブロックを空
隙率が20〜40%のポーラスコンクリートで構成させ
たのは、空隙率が20%未満の小さ過ぎた場合には、植
物の根の発育が不充分となる恐れが有るからであり、逆
に、空隙率が40%を越えて大き過ぎた場合には、ブロ
ックの強度が低下し、搬送あるいは施工に際して破損の
恐れが有るからによる。尚、空隙率が25%以上のもの
が一層好ましい。又、空隙率が35%以下のものが一層
好ましい。
【0010】そして、最大深さ(又は、高さ)が0.5
〜3cmで、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表
面における面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは
植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさ
の凹部及び/又は凸部を植栽用コンクリートブロックの
表面に構成させたことによって、植栽用コンクリートブ
ロックの表面に車のタイヤが圧接しても、その圧接領域
内において植栽用コンクリートブロック基準表面とタイ
ヤ面との間に隙間が形成され、従ってこの部分では植物
の根にタイヤから作用する圧力が小さく、植物の茎部が
損傷を受けても、根の部分が大きな損傷を受けていない
ので、時間の経過によって植物は復原・成長し、緑化の
目的が達成される。
【0011】従って、植栽用コンクリートブロックの表
面に形成する凹部及び/又は凸部の大きさは、植栽用コ
ンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接した際、
該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コンクリー
トブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間が形成さ
れるものであれば良い。具体的な数値としては、最大深
さ(又は、高さ)が0.5〜3cm(望ましくは、1〜
2.5cm)で、かつ、植栽用コンクリートブロック基
準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(望まし
くは、10cm2 〜(1/2)S。但し、Sは植栽用コ
ンクリートブロック基準表面の面積)の大きさである。
【0012】本発明において、植栽用コンクリートブロ
ック基準表面は次のように考える。植栽用コンクリート
ブロックを成型手段で構成したとすると、植栽用コンク
リートブロックの表面に対応する型枠面は、通常、凹凸
のない平面(平坦面)である。つまり、植栽用コンクリ
ートブロックは空隙率が20〜40%のポーラスコンク
リート製のものであるから、表面にも空隙(凹凸)があ
る。しかし、この空隙(凹凸)は、骨材の存在によって
形成されたものであり、型枠に凹凸を設けたから出来た
ものではない。従って、対応する平坦な凹凸のない型枠
面が植栽用コンクリートブロック基準表面であると考え
る。この意味において、植栽用コンクリートブロック成
型用の型枠の面が平坦面であるとすると、成型された植
栽用コンクリートブロックの表面(基準表面)も平坦面
であると見做し、この場合にはタイヤが圧接すると、タ
イヤと植栽用コンクリートブロックの表面との間には間
隙が形成されず、密着していると見做す。この意味にお
いて、本願発明に言う植栽用コンクリートブロック表面
の凹部及び/又は凸部は、骨材によって構成される空隙
(凹凸)よりも凹凸程度が大きい。
【0013】一つの植栽用コンクリートブロックの表面
に形成する凹部及び/又は凸部は、一つであっても、二
つ以上の複数個であっても良い。一つしか形成しない場
合には、植栽用コンクリートブロックの平面形状の大き
さは7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm程度
である。しかし、凹部及び/又は凸部を複数個形成する
場合には、前記の値のものよりも大きく出来る。あたか
も、前記大きさ(7.5cm×7.5cm〜20cm×
30cm)の植栽用コンクリートブロックが複数個横に
並列集合した如くの大きさであっても良い。このような
場合、凹部や凸部が複数個形成されているので、分離用
の溝を構成しておくのが好ましい。つまり、分離用の溝
の両側に凹部及び/又は凸部が構成されてなるのが好ま
しい。この分離用の溝の深さは植栽用コンクリートブロ
ックの厚さの1/2〜3/4である。すなわち、表面に
凹凸を構成した植栽用コンクリートブロックが集合した
かの如くに構成させれば、小さな植栽用コンクリートブ
ロック一つ一つを取り扱う場合よりも、その作業性が良
い。ここで、溝の深さを植栽用コンクリートブロックの
厚さの1/2〜3/4としたのは、1/2未満の浅い場
合には分割でき難いからであり、逆に、3/4を越えて
深い場合には、例えば搬送中に割れてしまうことが有る
からによる。
【0014】又、緑化の課題は、上記構造の植栽用コン
クリートブロックの空隙部に、植物種子を含む植生基材
が充填されてなることを特徴とする植栽コンクリートブ
ロックによって解決される。又、緑化の課題は、上記構
造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子
と保水材とを含む植生基材が充填されてなることを特徴
とする植栽コンクリートブロックによって解決される。
【0015】又、緑化の課題は、上記構造の植栽用コン
クリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材と土と
を含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植栽
コンクリートブロックによって解決される。尚、保水材
としては、例えばセピオライトやモンモリロナイト等の
粘土鉱物、ゼオライト鉱物、あるいはパーライト等が用
いられる。一番好ましいのはパーライトである。
【0016】又、緑化の課題は、肥料を含有する砂層
と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用コンクリ
ートブロックとを具備することを特徴とする植栽構造に
よって解決される。特に、穏効性肥料及び保肥性材を含
有する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽
用コンクリートブロックとを具備することを特徴とする
植栽構造によって解決される。
【0017】すなわち、肥料を含有する砂層が植栽用コ
ンクリートブロックの下地層として設けられていると、
砂層がサンドクッションの役割を発揮し、植栽コンクリ
ートブロックを綺麗に敷設できる。しかも、単に、サン
ドクッションの役割を発揮させるだけでなく、砂層には
肥料を含ませていることから、植栽コンクリートブロッ
クから伸びて来た根が順調に成育する。特に、穏効性肥
料や保肥性材を含有させていると、根が順調に成育す
る。
【0018】そして、上記植栽コンクリートブロックは
所望の位置(緑化を図ろうとする目的位置)に敷設する
ことで、緑化の課題は解決される。しかし、単に、目的
とする場所に敷設するのみでなく、次のように施工する
のが一層好ましい。すなわち、緑化の課題は、車が通行
する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植
栽コンクリートブロックの施工方法であって、植栽コン
クリートブロックの空隙部に充填された植物種子が発芽
した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定
位置に敷設することを特徴とする植栽コンクリートブロ
ックの施工方法によって解決される。
【0019】特に、車が通行する所定位置に植栽コンク
リートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの
施工方法であって、空隙部に植物種子が充填された植栽
コンクリートブロックを車が通行することのない位置に
置き、前記植物種子が発芽するまでそのままにしてお
き、前記植物種子が発芽した後、その植栽コンクリート
ブロックを車が通行する所定位置に敷設することを特徴
とする植栽コンクリートブロックの施工方法によって解
決される。
【0020】これは、発芽の前後にあっては、植物に小
さな力が作用するだけで、その損傷度合いが大きく、成
育が大幅に妨げられる。しかし、発芽後、多少の時間
(例えば、1日前後)が経過した後、植物に比較的大き
な力が作用しても、これに耐え得るようになっており、
その損傷度合いは小さく、成育が大幅に妨げられること
がなかったからである。つまり、植栽コンクリートブロ
ックの空隙部に充填された植物種子が発芽した後、植栽
コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設す
るのが好ましいのである。特に、発芽、成育した後、植
栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設
するのが好ましい。
【0021】尚、上記植栽コンクリートブロックの施工
方法において、植栽コンクリートブロックを車が通行す
る所定位置に敷設した後、圧力を作用させ、植栽コンク
リートブロックに構成されている溝に沿って植栽コンク
リートブロックを分割する工程を具備するのが好まし
い。又、上記植栽コンクリートブロックの施工方法にお
いて、植栽コンクリートブロックは、如何なるタイプの
ものであっても良いが、好ましくは上記構造のものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の植栽用コンクリートブロ
ックは、空隙率が20〜40%(特に、25%以上。3
5%以下。)のポーラスコンクリート製の植栽用コンク
リートブロックであって、前記植栽用コンクリートブロ
ックの表面に車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる
圧接領域内において該植栽用コンクリートブロック基準
表面と該タイヤ面との間に隙間が形成されるよう該植栽
用コンクリートブロック表面に凹部及び/又は凸部を構
成したものである。又、空隙率が20〜40%(特に、
25%以上。35%以下。)のポーラスコンクリート製
の植栽用コンクリートブロックであって、最大深さ(又
は、高さ)が0.5〜3cm(特に、1cm以上。2.
5cm以下)で、かつ、植栽用コンクリートブロック基
準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(特に、
10cm2 〜(1/2)S。但し、Sは植栽用コンクリ
ートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又
は凸部を前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成
したものである。一つの植栽用コンクリートブロックの
表面に形成する凹部及び/又は凸部は、一つの場合と、
二つ以上の複数個の場合とが有る。凹部や凸部を一つし
か形成しない場合には、植栽用コンクリートブロックの
平面形状の大きさは7.5cm×7.5cm〜20cm
×30cm程度である。凹部や凸部を複数個形成する場
合には、あたかも前記大きさ(7.5cm×7.5cm
〜20cm×30cm)の植栽用コンクリートブロック
が複数個集合した如くの大きさである。このような場
合、凹部や凸部が複数個形成されているので、分離用の
溝を構成しておく。つまり、分離用の溝の両側に凹部や
凸部があるように構成する。分離用の溝の深さは植栽用
コンクリートブロックの厚さの1/2〜3/4である。
【0023】本発明の植栽コンクリートブロックは、上
記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物
種子を含む植生基材が充填されたものである。特に、上
記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物
種子と保水材とを含む植生基材が充填されたものであ
る。更には、上記構造の植栽用コンクリートブロックの
空隙部に、植物種子と保水材と土とを含む植生基材が充
填されたものである。保水材としては、例えばセピオラ
イトやモンモリロナイト等の粘土鉱物、ゼオライト鉱
物、あるいはパーライト等が用いられる。特に、パーラ
イトが用いられる。
【0024】尚、上記分離用の溝には、植生基材充填前
に目地材として目地キープの突出長以下の寸法の粒状
材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。本発明の
植栽構造は、肥料を含有する砂層と、前記砂層上に設け
られた上記構造の植栽用コンクリートブロックとを具備
するものである。特に、穏効性肥料及び保肥性材を含有
する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用
コンクリートブロックとを具備するものである。
【0025】本発明の植栽コンクリートブロックの施工
方法は、車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロ
ックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法で
あって、植栽コンクリートブロックの空隙部に充填され
た植物種子が発芽(特に、発芽、成育)した後、植栽コ
ンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設する
ことである。特に、車が通行する所定位置に植栽コンク
リートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの
施工方法であって、空隙部に植物種子が充填された植栽
コンクリートブロックを車が通行することのない位置に
置き、前記植物種子が発芽(特に、発芽、成育)するま
でそのままにしておき、前記植物種子が発芽(特に、発
芽、成育)した後、その植栽コンクリートブロックを車
が通行する所定位置に敷設することである。尚、上記植
栽コンクリートブロックの施工方法において、植栽コン
クリートブロックを車が通行する所定位置に敷設した
後、圧力を作用させ、植栽コンクリートブロックに構成
されている溝に沿って植栽コンクリートブロックを分割
する工程を具備する。この植栽コンクリートブロックの
施工方法において、植栽コンクリートブロックは、如何
なるタイプのものであっても良いが、好ましくは上記構
造のものである。
【0026】以下、更に詳しく説明する。本発明の植栽
用コンクリートブロックを構成するのに用いるセメント
は如何なるものでも良い。例えば、普通、早強、超早
強、中庸熱、高ビーライト等の各種のポルトランドセメ
ントを用いることが出来る。用いる骨材も如何なるもの
でも良い。例えば、石、瓦、煉瓦、タイル、人工計量骨
材、高炉スラグ骨材などを用いることが出来る。
【0027】上記材料を用いて、すなわちセメント、骨
材、水、その他必要な材料を混合し、型枠に充填し、バ
イブレータ等で締め固めることによって、空隙率が20
〜40%のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリー
トブロックが成型される。植栽用コンクリートブロック
は、植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが
圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽
用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に
隙間が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表
面に凹部及び/又は凸部が構成された形状のものであ
る。例えば、最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cm
で、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面におけ
る面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コ
ンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及
び/又は凸部を前記植栽用コンクリートブロックの表面
に構成している。
【0028】具体的には、図1〜図3に示す形状であ
る。図1〜図3中、1は植栽用コンクリートブロック、
2は植栽用コンクリートブロック1の上面部に形成され
た上側の開口面積が大きな断面が台形状の凹部、3は植
栽用コンクリートブロック1の側面部に形成された目地
キープである。尚、凹部2の深さは0.5〜3cm、凹
部2の開口面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは
植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)である。
目地キープ3の側面からの突出長は5〜30mmであ
り、目地キープ3によりブロック間に形成される目地に
は植生基材充填前に目地キープの突出長以下の寸法の粒
状材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。粒状材
は植生基材の充填を容易にする為、単一粒度のものが望
ましい。
【0029】図4〜図6は、他の実施形態における形状
を示すものである。図4〜図6中、5は植栽用コンクリ
ートブロック、6は植栽用コンクリートブロック5の上
面部に形成された上側の開口面積が大きな断面台形状の
凹部、7は凹部の間に形成された溝であり、その幅が5
〜30mmである。凹部6の形状は、その深さが0.5
〜3cm、凹部6の開口面積が4cm2 〜(2/3)S
(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面
積)である。溝7の深さは、植栽用コンクリートブロッ
ク5の厚さの1/2〜3/4である。この溝7には、植
生基材充填前に目地材として溝の幅以下の寸法の粒状
材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。粒状材は
植生基材の充填を容易にする為、単一粒度のものが望ま
しい。
【0030】上記は凹部が形成された場合の例である。
しかし、車のタイヤが圧接した際、植栽用コンクリート
ブロック1,5の表面とタイヤ面との間に隙間が形成さ
れるようにするのは、凹部ではなく、凸部を設けていて
も良い。つまり、植栽用コンクリートブロック1,5の
表面において、凸部にタイヤが圧接しても、凸部の上端
より低い部分には車のタイヤが圧接しない。従って、本
発明においては、植栽用コンクリートブロック1,5の
上面部に形成するのは、凹部であっても、凸部であって
も良く、又、凹部と凸部の両方が形成されても良い。
【0031】凹部や凸部は、図1の如く、一つでも良
い。又、平面における面積が比較的小さなものが複数個
形成されたものでも良い。上記構成の植栽用コンクリー
トブロック内部の空隙部に植生基材が充填される。植生
基材は、少なくとも植物種子を含む。例えば、野芝、姫
高麗、バミューダグラス、ウィーピングラブグラス、バ
ッファローグラス、クリーピングベントグラス、チュー
イングフェスク、トールフェスク、ペレニアルライグラ
ス、イタリアンライグラス、白クローバ、バーズフット
トレフォイル等の草植物の種子が用いられる。植生基材
中には保水材が含まれる。保水材は、特にパーライトで
ある。又、植生基材中には土も含まれる。土としては、
赤土、赤玉土、黒土、鹿沼土などが用いられる。その他
の成分が含まれても良い。例えば、肥料が挙げられる。
又、雨水や風による基材の流出や飛散を防ぐ為、粘着機
能を持たせる目的で酢酸ビニル樹脂や解繊パルプ等の土
壌安定剤も挙げられる。その他にも分散剤が用いられた
りする。このような各成分と水とが混合されたペースト
が植栽用コンクリートブロックに流し込まれる。これに
よって、内部の空隙部に植生基材が充填され、植栽コン
クリートブロックが得られる。
【0032】空隙部に植生基材が充填された植栽コンク
リートブロックは、一旦、車が通行することのない圃場
に設置される。ここで、種子が発芽、成育するまでその
ままに置かれる。発芽、成育した後、この植栽コンクリ
ートブロックは所定の場所に敷設される。例えば、車が
頻繁には通行することのない駐車場、通常時は車の通行
はないものの、例えば災害時や緊急な用事が起きた時に
は通行する特別車両通路、あるいは各種民間あるいは公
的施設の敷地内の構内舗装、あるいは歩道などの目的と
する場所に敷設される。特に、たまに車が通行すること
が有るような場所に敷設される。敷設後、必要に応じて
転圧して固める。この時、図4〜図6に示すタイプ、す
なわち集合体タイプの植栽用コンクリートブロック5が
用いられている場合には、溝7の位置で植栽用コンクリ
ートブロック5は分割されるようになる。
【0033】図7に、植栽コンクリートブロックが目的
場所に敷設された状態を示す。図7中、Aは路盤、Bは
砕砂あるいは丘砂などからなる厚さが2〜3cmの砂
層、Cは植栽コンクリートブロック、Dはタイヤ、Eは
目地材である。この路盤A上に設けられた砂層Bは、植
栽コンクリートブロックCの敷設に際してサンドクッシ
ョンの役割を発揮し、綺麗に植栽コンクリートブロック
Cが敷設される。しかし、単に、サンドクッションの役
割を発揮するだけでなく、砂層Bには肥料を含む為、植
栽コンクリートブロックCから伸びて来た根が順調に成
育する。特に、穏効性肥料や保肥性材を含有させている
と、根が順調に成育する。
【0034】そして、上記のように構成させていると、
車が通過しても、図7に示す如く、タイヤDの面と植栽
コンクリートブロックCの凹部底面との間には隙間が有
る。従って、植栽コンクリートブロックCにおける凹部
下側の内部にある根は大きく傷付くことがない。そし
て、茎の部分がタイヤDによって損傷しても、その後、
時間が経てば、再び、根から茎が成長し、緑化の目的が
達成される。
【0035】以下、具体的実施例を挙げて説明する。
【0036】
【実施例1】400kg/m3 の普通ポルトランドセメ
ントと、2118kg/m3 の粗骨材(硬質砂岩)と、
4kg/m3 の高性能減水剤(花王社製のマイティ15
0)と、88kg/m3 の水とを用いて、図1〜図3に
示す形状の植栽用コンクリートブロック1を成型した。
尚、この植栽用コンクリートブロック1の長さLは18
5mm、幅Wは85mm、高さHは80mmである。凹
部2は、その底面が105mm×5mmの寸法の長方形
で、かつ、開口面が135mm×35mmの寸法の長方
形で、深さDが15mmのものであって、断面が台形を
したものである。目地キープ3は、側面からの突出長が
5〜30mm、例えば13mm、側面における長さが3
0mm、先端部における長さが20mm、高さが60m
mの寸法をしたものである。尚、本実施例における植栽
用コンクリートブロック基準表面の面積Sは185mm
×85mmである。又、植栽用コンクリートブロック基
準表面は、面積S(185mm×85mm)を形成する
面である。そして、植栽用コンクリートブロック1同士
を並べた場合、隣接する植栽用コンクリートブロック1
の目地キープ3同士が突き合うことがないよう、目地キ
ープ3は植栽用コンクリートブロック1の側面に設けら
れている。
【0037】上記形状に成型された植栽用コンクリート
ブロック1は、その空隙率が30%のポーラスコンクリ
ートからなっていた。尚、空隙率の測定方法は、インタ
ーロッキングブロック等の振動加圧即時脱型製品で一般
的に用いられるブロックを脱型直後未硬化の段階で測定
する方法とコンクリート平板等の流し込み製品で用いら
れるブロックが硬化し、脱型した段階で測定する方法が
ある。
【0038】本実施例の場合、振動加圧成形によりポー
ラスコンクリートブロックを製造した為、下記の方法に
準じて空隙率を測定した。 (1) 脱型直後の未硬化のポーラスコンクリートブロ
ックの幅と長さと厚さを0.1mmまで測定する。但
し、厚さは2箇所の平均値とする。 (2) このブロックの重量(W1 )を0.1gまで測
定する。 (3) 測定したブロックの寸法からブロックの容積
(V1 )を0.1cm3 まで算出する。 (4) 次式よりブロックの単位容積重量(G1 )を算
出する。
【0039】G1 =W1 /V1 (g/cm3 ) (5) ブロックの配合からブロックの空隙率を0%と
した時の理論上の単位容積重量(G2 )を算出する。
尚、G2 は、各材料の単位量の合計となり、本実施例の
場合には、以下の通りとなる。 G2 =(セメント400kg/m3 )+(水88kg/m3 )+(粗骨 材2118kg/m3 )+(減水剤4kg/m3 ) =2610(kg/m3 ) =2.610(g/cm3 ) (6) 次式よりブロックの空隙率を算出する。
【0040】 空隙率(%)=(1−G1 /G2 )×100 又、308.5kg/m3 の黒土(含水率52%)、1
2.3kg/m3 のパーライト、320.7kg/m3
の水、及び適当量の植物種子を混ぜ、スラリー濃度が2
5%のものを用意した。そして、このスラリーを上記ポ
ーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロック1
上に流し込み、内部の空隙部に充填させ、植栽コンクリ
ートブロックを得た。
【0041】このようにして得た植栽コンクリートブロ
ックを、目的とする場所に敷設する前に、圃場に設置し
た。目地には13〜10mmの砕石をブロック表面の高
さまで充填した。そして、ここで、発芽するまでそのま
まに置いた。発芽、成育した後(約半年後)、この植栽
コンクリートブロックを、例えば車が頻繁には通行する
ことのない駐車場に敷設した。尚、この駐車場における
敷設箇所は、図7に示した如く、路盤A上に穏効性肥料
や保肥性材を含有させた砂層Bを設けている。そして、
発芽・成育した植栽コンクリートブロックは、砂層B上
に敷設された。
【0042】敷設1日後に、植栽コンクリートブロック
上を普通乗用車で通り、通過後の変化を観察した。通過
直後は、植物の茎が傷んでいたが、根の部分が損傷して
いなかったことから、枯れることなく、緑化が図れた。
【0043】
【実施例2】実施例1と同様にして行った。但し、植栽
用コンクリートブロックは図4〜図6に示す形状のもの
とした。尚、この植栽用コンクリートブロック5の長さ
Lは600mm、幅Wは400mm、高さHは80mm
である。凹部6は、その底面が105mm×5mmの寸
法の長方形で、かつ、開口面が135mm×35mmの
寸法の長方形で、深さDが15mmのものであって、断
面が台形をしたものである。溝7は、幅が5〜30m
m、例えば15mm、深さが50mmの寸法をしたもの
である。そして、圃場で敷設後、13〜10mmの砕石
を充填しているから、スラリーをポーラスコンクリート
製の植栽用コンクリートブロック5上に流し込むと、内
部の空隙部だけでなく、溝7の部分にも植生基材が充填
された。
【0044】尚、本実施例では、砂層B上に敷設した
後、転圧ローラーで転圧し、溝7に沿って植栽用コンク
リートブロック5を分割した。敷設1日後に、植栽コン
クリートブロック上を普通乗用車で通り、通過後の変化
を観察した。通過直後は、植物の茎が傷んでいたが、根
の部分が損傷していなかったことから、枯れることな
く、緑化が図れた。
【0045】尚、本実施例の如く、集合タイプの場合に
は、施工が効率的であった。
【0046】
【比較例1】400kg/m3 の普通ポルトランドセメ
ントと、2118kg/m3 の粗骨材(硬質砂岩)と、
4kg/m3 の高性能減水剤(花王社製のマイティ15
0)と、88kg/m3 の水とを用いて、長さLが18
5mm、幅Wが85mm、高さHが80mmの直方体形
状(実施例1,2のような凹部は形成せず)の植栽用コ
ンクリートブロックを成型手段により得た。この植栽用
コンクリートブロックは、その空隙率が30%のポーラ
スコンクリートからなっていた。
【0047】又、308.5kg/m3 の黒土(含水率
52%)、12.3kg/m3 のパーライト、320.
7kg/m3 の水、及び適当量の植物種子を混ぜ、スラ
リー濃度が25%のものを用意した。そして、このスラ
リーを上記ポーラスコンクリート製の植栽用コンクリー
トブロック上に流し込み、内部の空隙部に充填させ、植
栽コンクリートブロックを得、これを、直ちに、車が頻
繁には通行することのない駐車場に敷設した。
【0048】敷設3日後に、植栽コンクリートブロック
上を普通乗用車で通り、通過後の変化を観察した。しか
し、植栽コンクリートブロックから芽は出ず、緑化の目
的は達成できなかった。
【0049】
【発明の効果】たまに車が通行するようなことがあって
も、植物が損傷の結果、枯れてしまうと言ったことを防
止でき、緑化の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの
平面図
【図2】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの
断面図
【図3】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの
断面図
【図4】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの
平面図
【図5】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの
断面図
【図6】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの
断面図
【図7】植栽用コンクリートブロックの敷設具合を示す
説明図
【符号の説明】
1,5 植栽用コンクリートブロック 2,6 凹部 3 目地キープ 7 溝

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙率が20〜40%のポーラスコンク
    リート製の植栽用コンクリートブロックであって、 前記植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが
    圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽
    用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に
    隙間が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表
    面に凹部及び/又は凸部を構成したことを特徴とする植
    栽用コンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 空隙率が20〜40%のポーラスコンク
    リート製の植栽用コンクリートブロックであって、 最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cmで、かつ、植
    栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4c
    2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブ
    ロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部
    を前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成したこ
    とを特徴とする植栽用コンクリートブロック。
  3. 【請求項3】 分離用の溝が構成されると共に、前記分
    離用の溝の両側に凹部及び/又は凸部が構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2の植栽用コンク
    リートブロック。
  4. 【請求項4】 分離用の溝の深さは植栽用コンクリート
    ブロックの厚さの1/2〜3/4であることを特徴とす
    る請求項3の植栽用コンクリートブロック。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4いずれかの植栽用コ
    ンクリートブロックの空隙部に、植物種子を含む植生基
    材が充填されてなることを特徴とする植栽コンクリート
    ブロック。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項4いずれかの植栽用コ
    ンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材とを
    含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植栽コ
    ンクリートブロック。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項4いずれかの植栽用コ
    ンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材と土
    とを含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植
    栽コンクリートブロック。
  8. 【請求項8】 肥料を含有する砂層と、前記砂層上に設
    けられた請求項1〜請求項4いずれかの植栽用コンクリ
    ートブロックとを具備することを特徴とする植栽構造。
  9. 【請求項9】 穏効性肥料及び保肥性材を含有する砂層
    と、前記砂層上に設けられた請求項1〜請求項4いずれ
    かの植栽用コンクリートブロックとを具備することを特
    徴とする植栽構造。
  10. 【請求項10】 車が通行する所定位置に植栽コンクリ
    ートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施
    工方法であって、 植栽コンクリートブロックの空隙部に充填された植物種
    子が発芽した後、その植栽コンクリートブロックを車が
    通行する所定位置に敷設することを特徴とする植栽コン
    クリートブロックの施工方法。
  11. 【請求項11】 車が通行する所定位置に植栽コンクリ
    ートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施
    工方法であって、 空隙部に植物種子が充填された植栽コンクリートブロッ
    クを車が通行することのない位置に置き、前記植物種子
    が発芽するまでそのままにしておき、 前記植物種子が発芽した後、その植栽コンクリートブロ
    ックを車が通行する所定位置に敷設することを特徴とす
    る植栽コンクリートブロックの施工方法。
  12. 【請求項12】 植栽コンクリートブロックを車が通行
    する所定位置に敷設した後、圧力を作用させ、植栽コン
    クリートブロックに構成されている溝に沿って植栽コン
    クリートブロックを分割する工程を具備することを特徴
    とする請求項10又は請求項11の植栽コンクリートブ
    ロックの施工方法。
  13. 【請求項13】 請求項5〜請求項7いずれかの植栽コ
    ンクリートブロックを用いたことを特徴とする請求項1
    0〜請求項12いずれかの植栽コンクリートブロックの
    施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007239407A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Taiheiyo Precast Concrete Industry Co Ltd 舗装用ブロック
JP2007332684A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Taiheiyo Cement Corp 保水性セメント組成物、舗装用ブロック及び舗装構造
JP2009201365A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Nihon Kogyo Co Ltd 緑化設備および緑化工法
JP2016142010A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 太平洋プレコン工業株式会社 コンクリート縁石、縁石構造体及びその構築方法
GB2575007A (en) * 2018-05-03 2020-01-01 Oliver David Landscape article

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