JP4225520B2 - 植栽コンクリートブロック、植栽構造、及び植栽コンクリートブロックの施工方法 - Google Patents

植栽コンクリートブロック、植栽構造、及び植栽コンクリートブロックの施工方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に舗装に用いる植栽用コンクリートブロックとその植栽構造、及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポーラスコンクリートブロックの空隙部(ポーラス部)に、植物種子、保水材、及び土を含むペースト状の植生基材を充填した植栽コンクリートブロックが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、舗装用植栽コンクリートブロックのコンクリートブロックが単なる直方体のような形状であると、これが車の通る道路に敷設された場合、車の通行時にタイヤによって植物は踏みにじられる。その結果、植物の成育は阻まれ、緑化の目的が大幅に低下する。
【0004】
従って、本発明が解決しようとする課題は、車が頻繁には通行することのない駐車場、通常時は車の通行はないものの、例えば災害時や緊急の用事が起きた時には通行する特別車両通路、あるいは各種民間あるいは公的施設の敷地内の構内舗装、あるいは歩道などに敷設された際、植物の成育が大幅に妨げられて緑化の目的が達成できないと言った事がない植栽用コンクリートブロックを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題についての研究開発を鋭意押し進めて行くうちに、車が通行しても、その時、植栽コンクリートブロックの空隙部に充填され、発芽・成長した植物の根にタイヤから作用する圧力が小さければ、植物の成育が大幅に阻まれることはないとの知見を得るに至った。すなわち、タイヤからの圧力で植物の茎部が損傷を受けても、根の部分が大きな損傷を受けていないならば、時間の経過によって植物は復原・成長する。従って、緑化の目的が達成される。
【0006】
このような観点に沿っての研究が更に押し進められて行った結果、表面、つまりタイヤが接触する部分に凹凸を設けておき、タイヤが植栽コンクリートブロックに対して全面的に接地することのないようにしておけば、植栽コンクリートブロックの空隙部で発芽・成長した植物の根は損傷が少ないことを見出すに至った。
【0007】
このような知見に基づいて本発明が達成されたものであり、前記の課題は、空隙率が20〜40%のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロックであって、
前記植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表面に凹部及び/又は凸部を構成したことを特徴とする植栽用コンクリートブロックによって解決される。
【0008】
又、空隙率が20〜40%のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロックであって、
最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cmで、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部を前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成したことを特徴とする植栽用コンクリートブロックによって解決される。
【0009】
本発明の植栽用コンクリートブロックを空隙率が20〜40%のポーラスコンクリートで構成させたのは、空隙率が20%未満の小さ過ぎた場合には、植物の根の発育が不充分となる恐れが有るからであり、逆に、空隙率が40%を越えて大き過ぎた場合には、ブロックの強度が低下し、搬送あるいは施工に際して破損の恐れが有るからによる。尚、空隙率が25%以上のものが一層好ましい。又、空隙率が35%以下のものが一層好ましい。
【0010】
そして、最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cmで、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部を植栽用コンクリートブロックの表面に構成させたことによって、植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接しても、その圧接領域内において植栽用コンクリートブロック基準表面とタイヤ面との間に隙間が形成され、従ってこの部分では植物の根にタイヤから作用する圧力が小さく、植物の茎部が損傷を受けても、根の部分が大きな損傷を受けていないので、時間の経過によって植物は復原・成長し、緑化の目的が達成される。
【0011】
従って、植栽用コンクリートブロックの表面に形成する凹部及び/又は凸部の大きさは、植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間が形成されるものであれば良い。具体的な数値としては、最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cm(望ましくは、1〜2.5cm)で、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(望ましくは、10cm2 〜(1/2)S。但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさである。
【0012】
本発明において、植栽用コンクリートブロック基準表面は次のように考える。植栽用コンクリートブロックを成型手段で構成したとすると、植栽用コンクリートブロックの表面に対応する型枠面は、通常、凹凸のない平面(平坦面)である。つまり、植栽用コンクリートブロックは空隙率が20〜40%のポーラスコンクリート製のものであるから、表面にも空隙(凹凸)がある。しかし、この空隙(凹凸)は、骨材の存在によって形成されたものであり、型枠に凹凸を設けたから出来たものではない。従って、対応する平坦な凹凸のない型枠面が植栽用コンクリートブロック基準表面であると考える。この意味において、植栽用コンクリートブロック成型用の型枠の面が平坦面であるとすると、成型された植栽用コンクリートブロックの表面(基準表面)も平坦面であると見做し、この場合にはタイヤが圧接すると、タイヤと植栽用コンクリートブロックの表面との間には間隙が形成されず、密着していると見做す。この意味において、本願発明に言う植栽用コンクリートブロック表面の凹部及び/又は凸部は、骨材によって構成される空隙(凹凸)よりも凹凸程度が大きい。
【0013】
一つの植栽用コンクリートブロックの表面に形成する凹部及び/又は凸部は、一つであっても、二つ以上の複数個であっても良い。
一つしか形成しない場合には、植栽用コンクリートブロックの平面形状の大きさは7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm程度である。
しかし、凹部及び/又は凸部を複数個形成する場合には、前記の値のものよりも大きく出来る。あたかも、前記大きさ(7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm)の植栽用コンクリートブロックが複数個横に並列集合した如くの大きさであっても良い。このような場合、凹部や凸部が複数個形成されているので、分離用の溝を構成しておくのが好ましい。つまり、分離用の溝の両側に凹部及び/又は凸部が構成されてなるのが好ましい。この分離用の溝の深さは植栽用コンクリートブロックの厚さの1/2〜3/4である。すなわち、表面に凹凸を構成した植栽用コンクリートブロックが集合したかの如くに構成させれば、小さな植栽用コンクリートブロック一つ一つを取り扱う場合よりも、その作業性が良い。ここで、溝の深さを植栽用コンクリートブロックの厚さの1/2〜3/4としたのは、1/2未満の浅い場合には分割でき難いからであり、逆に、3/4を越えて深い場合には、例えば搬送中に割れてしまうことが有るからによる。
【0014】
又、緑化の課題は、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子を含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植栽コンクリートブロックによって解決される。
又、緑化の課題は、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材とを含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植栽コンクリートブロックによって解決される。
【0015】
又、緑化の課題は、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材と土とを含む植生基材が充填されてなることを特徴とする植栽コンクリートブロックによって解決される。
尚、保水材としては、例えばセピオライトやモンモリロナイト等の粘土鉱物、ゼオライト鉱物、あるいはパーライト等が用いられる。一番好ましいのはパーライトである。
【0016】
又、緑化の課題は、肥料を含有する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用コンクリートブロックとを具備することを特徴とする植栽構造によって解決される。
特に、穏効性肥料及び保肥性材を含有する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用コンクリートブロックとを具備することを特徴とする植栽構造によって解決される。
【0017】
すなわち、肥料を含有する砂層が植栽用コンクリートブロックの下地層として設けられていると、砂層がサンドクッションの役割を発揮し、植栽コンクリートブロックを綺麗に敷設できる。しかも、単に、サンドクッションの役割を発揮させるだけでなく、砂層には肥料を含ませていることから、植栽コンクリートブロックから伸びて来た根が順調に成育する。特に、穏効性肥料や保肥性材を含有させていると、根が順調に成育する。
【0018】
そして、上記植栽コンクリートブロックは所望の位置(緑化を図ろうとする目的位置)に敷設することで、緑化の課題は解決される。
しかし、単に、目的とする場所に敷設するのみでなく、次のように施工するのが一層好ましい。
すなわち、緑化の課題は、車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、
植栽コンクリートブロックの空隙部に充填された植物種子が発芽した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設することを特徴とする植栽コンクリートブロックの施工方法によって解決される。
【0019】
特に、車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、
空隙部に植物種子が充填された植栽コンクリートブロックを車が通行することのない位置に置き、前記植物種子が発芽するまでそのままにしておき、
前記植物種子が発芽した後、その植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設することを特徴とする植栽コンクリートブロックの施工方法によって解決される。
【0020】
これは、発芽の前後にあっては、植物に小さな力が作用するだけで、その損傷度合いが大きく、成育が大幅に妨げられる。しかし、発芽後、多少の時間(例えば、1日前後)が経過した後、植物に比較的大きな力が作用しても、これに耐え得るようになっており、その損傷度合いは小さく、成育が大幅に妨げられることがなかったからである。つまり、植栽コンクリートブロックの空隙部に充填された植物種子が発芽した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設するのが好ましいのである。特に、発芽、成育した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設するのが好ましい。
【0021】
尚、上記植栽コンクリートブロックの施工方法において、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設した後、圧力を作用させ、植栽コンクリートブロックに構成されている溝に沿って植栽コンクリートブロックを分割する工程を具備するのが好ましい。
又、上記植栽コンクリートブロックの施工方法において、植栽コンクリートブロックは、如何なるタイプのものであっても良いが、好ましくは上記構造のものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の植栽用コンクリートブロックは、空隙率が20〜40%(特に、25%以上。35%以下。)のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロックであって、前記植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表面に凹部及び/又は凸部を構成したものである。又、空隙率が20〜40%(特に、25%以上。35%以下。)のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロックであって、最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cm(特に、1cm以上。2.5cm以下)で、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(特に、10cm2 〜(1/2)S。但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部を前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成したものである。一つの植栽用コンクリートブロックの表面に形成する凹部及び/又は凸部は、一つの場合と、二つ以上の複数個の場合とが有る。凹部や凸部を一つしか形成しない場合には、植栽用コンクリートブロックの平面形状の大きさは7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm程度である。凹部や凸部を複数個形成する場合には、あたかも前記大きさ(7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm)の植栽用コンクリートブロックが複数個集合した如くの大きさである。このような場合、凹部や凸部が複数個形成されているので、分離用の溝を構成しておく。つまり、分離用の溝の両側に凹部や凸部があるように構成する。分離用の溝の深さは植栽用コンクリートブロックの厚さの1/2〜3/4である。
【0023】
本発明の植栽コンクリートブロックは、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子を含む植生基材が充填されたものである。特に、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材とを含む植生基材が充填されたものである。更には、上記構造の植栽用コンクリートブロックの空隙部に、植物種子と保水材と土とを含む植生基材が充填されたものである。保水材としては、例えばセピオライトやモンモリロナイト等の粘土鉱物、ゼオライト鉱物、あるいはパーライト等が用いられる。特に、パーライトが用いられる。
【0024】
尚、上記分離用の溝には、植生基材充填前に目地材として目地キープの突出長以下の寸法の粒状材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。
本発明の植栽構造は、肥料を含有する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用コンクリートブロックとを具備するものである。特に、穏効性肥料及び保肥性材を含有する砂層と、前記砂層上に設けられた上記構造の植栽用コンクリートブロックとを具備するものである。
【0025】
本発明の植栽コンクリートブロックの施工方法は、車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、植栽コンクリートブロックの空隙部に充填された植物種子が発芽(特に、発芽、成育)した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設することである。特に、車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、空隙部に植物種子が充填された植栽コンクリートブロックを車が通行することのない位置に置き、前記植物種子が発芽(特に、発芽、成育)するまでそのままにしておき、前記植物種子が発芽(特に、発芽、成育)した後、その植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設することである。尚、上記植栽コンクリートブロックの施工方法において、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設した後、圧力を作用させ、植栽コンクリートブロックに構成されている溝に沿って植栽コンクリートブロックを分割する工程を具備する。この植栽コンクリートブロックの施工方法において、植栽コンクリートブロックは、如何なるタイプのものであっても良いが、好ましくは上記構造のものである。
【0026】
以下、更に詳しく説明する。
本発明の植栽用コンクリートブロックを構成するのに用いるセメントは如何なるものでも良い。例えば、普通、早強、超早強、中庸熱、高ビーライト等の各種のポルトランドセメントを用いることが出来る。
用いる骨材も如何なるものでも良い。例えば、石、瓦、煉瓦、タイル、人工計量骨材、高炉スラグ骨材などを用いることが出来る。
【0027】
上記材料を用いて、すなわちセメント、骨材、水、その他必要な材料を混合し、型枠に充填し、バイブレータ等で締め固めることによって、空隙率が20〜40%のポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロックが成型される。
植栽用コンクリートブロックは、植栽用コンクリートブロックの表面に車のタイヤが圧接した際、該タイヤによる圧接領域内において該植栽用コンクリートブロック基準表面と該タイヤ面との間に隙間が形成されるよう該植栽用コンクリートブロック表面に凹部及び/又は凸部が構成された形状のものである。例えば、最大深さ(又は、高さ)が0.5〜3cmで、かつ、植栽用コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの凹部及び/又は凸部を前記植栽用コンクリートブロックの表面に構成している。
【0028】
具体的には、図1〜図3に示す形状である。図1〜図3中、1は植栽用コンクリートブロック、2は植栽用コンクリートブロック1の上面部に形成された上側の開口面積が大きな断面が台形状の凹部、3は植栽用コンクリートブロック1の側面部に形成された目地キープである。尚、凹部2の深さは0.5〜3cm、凹部2の開口面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)である。目地キープ3の側面からの突出長は5〜30mmであり、目地キープ3によりブロック間に形成される目地には植生基材充填前に目地キープの突出長以下の寸法の粒状材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。粒状材は植生基材の充填を容易にする為、単一粒度のものが望ましい。
【0029】
図4〜図6は、他の実施形態における形状を示すものである。図4〜図6中、5は植栽用コンクリートブロック、6は植栽用コンクリートブロック5の上面部に形成された上側の開口面積が大きな断面台形状の凹部、7は凹部の間に形成された溝であり、その幅が5〜30mmである。凹部6の形状は、その深さが0.5〜3cm、凹部6の開口面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sは植栽用コンクリートブロック基準表面の面積)である。溝7の深さは、植栽用コンクリートブロック5の厚さの1/2〜3/4である。この溝7には、植生基材充填前に目地材として溝の幅以下の寸法の粒状材、例えば砕石、砂利や砂などが充填される。粒状材は植生基材の充填を容易にする為、単一粒度のものが望ましい。
【0030】
上記は凹部が形成された場合の例である。しかし、車のタイヤが圧接した際、植栽用コンクリートブロック1,5の表面とタイヤ面との間に隙間が形成されるようにするのは、凹部ではなく、凸部を設けていても良い。つまり、植栽用コンクリートブロック1,5の表面において、凸部にタイヤが圧接しても、凸部の上端より低い部分には車のタイヤが圧接しない。従って、本発明においては、植栽用コンクリートブロック1,5の上面部に形成するのは、凹部であっても、凸部であっても良く、又、凹部と凸部の両方が形成されても良い。
【0031】
凹部や凸部は、図1の如く、一つでも良い。又、平面における面積が比較的小さなものが複数個形成されたものでも良い。
上記構成の植栽用コンクリートブロック内部の空隙部に植生基材が充填される。植生基材は、少なくとも植物種子を含む。例えば、野芝、姫高麗、バミューダグラス、ウィーピングラブグラス、バッファローグラス、クリーピングベントグラス、チューイングフェスク、トールフェスク、ペレニアルライグラス、イタリアンライグラス、白クローバ、バーズフットトレフォイル等の草植物の種子が用いられる。植生基材中には保水材が含まれる。保水材は、特にパーライトである。又、植生基材中には土も含まれる。土としては、赤土、赤玉土、黒土、鹿沼土などが用いられる。その他の成分が含まれても良い。例えば、肥料が挙げられる。又、雨水や風による基材の流出や飛散を防ぐ為、粘着機能を持たせる目的で酢酸ビニル樹脂や解繊パルプ等の土壌安定剤も挙げられる。その他にも分散剤が用いられたりする。このような各成分と水とが混合されたペーストが植栽用コンクリートブロックに流し込まれる。これによって、内部の空隙部に植生基材が充填され、植栽コンクリートブロックが得られる。
【0032】
空隙部に植生基材が充填された植栽コンクリートブロックは、一旦、車が通行することのない圃場に設置される。ここで、種子が発芽、成育するまでそのままに置かれる。発芽、成育した後、この植栽コンクリートブロックは所定の場所に敷設される。例えば、車が頻繁には通行することのない駐車場、通常時は車の通行はないものの、例えば災害時や緊急な用事が起きた時には通行する特別車両通路、あるいは各種民間あるいは公的施設の敷地内の構内舗装、あるいは歩道などの目的とする場所に敷設される。特に、たまに車が通行することが有るような場所に敷設される。敷設後、必要に応じて転圧して固める。この時、図4〜図6に示すタイプ、すなわち集合体タイプの植栽用コンクリートブロック5が用いられている場合には、溝7の位置で植栽用コンクリートブロック5は分割されるようになる。
【0033】
図7に、植栽コンクリートブロックが目的場所に敷設された状態を示す。
図7中、Aは路盤、Bは砕砂あるいは丘砂などからなる厚さが2〜3cmの砂層、Cは植栽コンクリートブロック、Dはタイヤ、Eは目地材である。この路盤A上に設けられた砂層Bは、植栽コンクリートブロックCの敷設に際してサンドクッションの役割を発揮し、綺麗に植栽コンクリートブロックCが敷設される。しかし、単に、サンドクッションの役割を発揮するだけでなく、砂層Bには肥料を含む為、植栽コンクリートブロックCから伸びて来た根が順調に成育する。特に、穏効性肥料や保肥性材を含有させていると、根が順調に成育する。
【0034】
そして、上記のように構成させていると、車が通過しても、図7に示す如く、タイヤDの面と植栽コンクリートブロックCの凹部底面との間には隙間が有る。従って、植栽コンクリートブロックCにおける凹部下側の内部にある根は大きく傷付くことがない。そして、茎の部分がタイヤDによって損傷しても、その後、時間が経てば、再び、根から茎が成長し、緑化の目的が達成される。
【0035】
以下、具体的実施例を挙げて説明する。
【0036】
【実施例1】
400kg/m3 の普通ポルトランドセメントと、2118kg/m3 の粗骨材(硬質砂岩)と、4kg/m3 の高性能減水剤(花王社製のマイティ150)と、88kg/m3 の水とを用いて、図1〜図3に示す形状の植栽用コンクリートブロック1を成型した。尚、この植栽用コンクリートブロック1の長さLは185mm、幅Wは85mm、高さHは80mmである。凹部2は、その底面が105mm×5mmの寸法の長方形で、かつ、開口面が135mm×35mmの寸法の長方形で、深さDが15mmのものであって、断面が台形をしたものである。目地キープ3は、側面からの突出長が5〜30mm、例えば13mm、側面における長さが30mm、先端部における長さが20mm、高さが60mmの寸法をしたものである。尚、本実施例における植栽用コンクリートブロック基準表面の面積Sは185mm×85mmである。又、植栽用コンクリートブロック基準表面は、面積S(185mm×85mm)を形成する面である。そして、植栽用コンクリートブロック1同士を並べた場合、隣接する植栽用コンクリートブロック1の目地キープ3同士が突き合うことがないよう、目地キープ3は植栽用コンクリートブロック1の側面に設けられている。
【0037】
上記形状に成型された植栽用コンクリートブロック1は、その空隙率が30%のポーラスコンクリートからなっていた。
尚、空隙率の測定方法は、インターロッキングブロック等の振動加圧即時脱型製品で一般的に用いられるブロックを脱型直後未硬化の段階で測定する方法とコンクリート平板等の流し込み製品で用いられるブロックが硬化し、脱型した段階で測定する方法がある。
【0038】
本実施例の場合、振動加圧成形によりポーラスコンクリートブロックを製造した為、下記の方法に準じて空隙率を測定した。
(1) 脱型直後の未硬化のポーラスコンクリートブロックの幅と長さと厚さを0.1mmまで測定する。但し、厚さは2箇所の平均値とする。
(2) このブロックの重量(W1 )を0.1gまで測定する。
(3) 測定したブロックの寸法からブロックの容積(V1 )を0.1cm3 まで算出する。
(4) 次式よりブロックの単位容積重量(G1 )を算出する。
【0039】
1 =W1 /V1 (g/cm3
(5) ブロックの配合からブロックの空隙率を0%とした時の理論上の単位容積重量(G2 )を算出する。尚、G2 は、各材料の単位量の合計となり、本実施例の場合には、以下の通りとなる。
Figure 0004225520
(6) 次式よりブロックの空隙率を算出する。
【0040】
空隙率(%)=(1−G1 /G2 )×100
又、308.5kg/m3 の黒土(含水率52%)、12.3kg/m3 のパーライト、320.7kg/m3 の水、及び適当量の植物種子を混ぜ、スラリー濃度が25%のものを用意した。
そして、このスラリーを上記ポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロック1上に流し込み、内部の空隙部に充填させ、植栽コンクリートブロックを得た。
【0041】
このようにして得た植栽コンクリートブロックを、目的とする場所に敷設する前に、圃場に設置した。目地には13〜10mmの砕石をブロック表面の高さまで充填した。そして、ここで、発芽するまでそのままに置いた。発芽、成育した後(約半年後)、この植栽コンクリートブロックを、例えば車が頻繁には通行することのない駐車場に敷設した。尚、この駐車場における敷設箇所は、図7に示した如く、路盤A上に穏効性肥料や保肥性材を含有させた砂層Bを設けている。そして、発芽・成育した植栽コンクリートブロックは、砂層B上に敷設された。
【0042】
敷設1日後に、植栽コンクリートブロック上を普通乗用車で通り、通過後の変化を観察した。通過直後は、植物の茎が傷んでいたが、根の部分が損傷していなかったことから、枯れることなく、緑化が図れた。
【0043】
【実施例2】
実施例1と同様にして行った。但し、植栽用コンクリートブロックは図4〜図6に示す形状のものとした。尚、この植栽用コンクリートブロック5の長さLは600mm、幅Wは400mm、高さHは80mmである。凹部6は、その底面が105mm×5mmの寸法の長方形で、かつ、開口面が135mm×35mmの寸法の長方形で、深さDが15mmのものであって、断面が台形をしたものである。溝7は、幅が5〜30mm、例えば15mm、深さが50mmの寸法をしたものである。そして、圃場で敷設後、13〜10mmの砕石を充填しているから、スラリーをポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロック5上に流し込むと、内部の空隙部だけでなく、溝7の部分にも植生基材が充填された。
【0044】
尚、本実施例では、砂層B上に敷設した後、転圧ローラーで転圧し、溝7に沿って植栽用コンクリートブロック5を分割した。
敷設1日後に、植栽コンクリートブロック上を普通乗用車で通り、通過後の変化を観察した。通過直後は、植物の茎が傷んでいたが、根の部分が損傷していなかったことから、枯れることなく、緑化が図れた。
【0045】
尚、本実施例の如く、集合タイプの場合には、施工が効率的であった。
【0046】
【比較例1】
400kg/m3 の普通ポルトランドセメントと、2118kg/m3 の粗骨材(硬質砂岩)と、4kg/m3 の高性能減水剤(花王社製のマイティ150)と、88kg/m3 の水とを用いて、長さLが185mm、幅Wが85mm、高さHが80mmの直方体形状(実施例1,2のような凹部は形成せず)の植栽用コンクリートブロックを成型手段により得た。この植栽用コンクリートブロックは、その空隙率が30%のポーラスコンクリートからなっていた。
【0047】
又、308.5kg/m3 の黒土(含水率52%)、12.3kg/m3 のパーライト、320.7kg/m3 の水、及び適当量の植物種子を混ぜ、スラリー濃度が25%のものを用意した。
そして、このスラリーを上記ポーラスコンクリート製の植栽用コンクリートブロック上に流し込み、内部の空隙部に充填させ、植栽コンクリートブロックを得、これを、直ちに、車が頻繁には通行することのない駐車場に敷設した。
【0048】
敷設3日後に、植栽コンクリートブロック上を普通乗用車で通り、通過後の変化を観察した。しかし、植栽コンクリートブロックから芽は出ず、緑化の目的は達成できなかった。
【0049】
【発明の効果】
たまに車が通行するようなことがあっても、植物が損傷の結果、枯れてしまうと言ったことを防止でき、緑化の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの平面図
【図2】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの断面図
【図3】第1実施形態の植栽用コンクリートブロックの断面図
【図4】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの平面図
【図5】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの断面図
【図6】第2実施形態の植栽用コンクリートブロックの断面図
【図7】植栽用コンクリートブロックの敷設具合を示す説明図
【符号の説明】
1,5 植栽用コンクリートブロック
2,6 凹部
3 目地キープ
7 溝

Claims (10)

  1. 平面形状の大きさが7.5cm×7.5cm〜20cm×30cm程度である植栽コンクリートブロックであって、
    前記コンクリートブロックは、空隙率が20〜40%のポーラスコンクリートブロックであり、
    前記コンクリートブロックの表面には、最大深さが0.5〜3cmで、かつ、コンクリートブロック基準表面における面積が4cm2 〜(2/3)S(但し、Sはコンクリートブロック基準表面の面積)の大きさの一つの凹部が構成されており、
    前記コンクリートブロックの内部のポーラスな空隙部には、植物種子を含む植生基材スラリーを充填して形成されてなる
    ことを特徴とする植栽コンクリートブロック。
  2. 請求項1に記載の植栽コンクリートブロックを複数個集合した大きさの植栽コンクリートブロックであって、分離用の溝が構成されると共に、前記分離用の溝の両側に凹部が構成されてなる植栽コンクリートブロック
  3. 分離用の溝の深さは植栽コンクリートブロックの厚さの1/2〜3/4であることを特徴とする請求項2の植栽コンクリートブロック。
  4. コンクリートブロックの内部のポーラスな空隙部には、植物種子と保水材とを含む植生基材スラリーが充填されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの植栽コンクリートブロック。
  5. コンクリートブロックの内部のポーラスな空隙部には、植物種子と保水材と土とを含む植生基材スラリーが充填されてなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかの植栽コンクリートブロック。
  6. 肥料を含有する砂層と、
    前記砂層上に設けられた請求項1〜請求項5いずれかの植栽コンクリートブロック
    とを具備することを特徴とする植栽構造。
  7. 穏効性肥料及び保肥性材を含有する砂層と、
    前記砂層上に設けられた請求項1〜請求項5いずれかの植栽コンクリートブロック
    とを具備することを特徴とする植栽構造。
  8. 車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、
    請求項1〜請求項5いずれかの植栽コンクリートブロックの内部のポーラスな空隙部に充填された植物種子が発芽した後、その植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設する
    ことを特徴とする植栽コンクリートブロックの施工方法。
  9. 車が通行する所定位置に植栽コンクリートブロックを敷設する植栽コンクリートブロックの施工方法であって、
    請求項1〜請求項5いずれかの植栽コンクリートブロックを車が通行することのない位置に置き、
    前記植栽コンクリートブロックの内部のポーラスな空隙部に充填された植物種子が発芽するまでそのままにしておき、
    前記植物種子が発芽した後、その植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設する
    ことを特徴とする植栽コンクリートブロックの施工方法。
  10. 請求項2または請求項3に記載の植栽コンクリートブロックの施工方法であって、植物種子が発芽した後、植栽コンクリートブロックを車が通行する所定位置に敷設し、その後、圧力を作用させ、植栽コンクリートブロックに構成されている溝に沿って植栽コンクリートブロックを分割する工程を具備する
    ことを特徴とする植栽コンクリートブロックの施工方法
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